JPH0439082A - タイプリボン用カセット、カセットフィード機構及びカセットを用いるためのタイプライタ - Google Patents
タイプリボン用カセット、カセットフィード機構及びカセットを用いるためのタイプライタInfo
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- JPH0439082A JPH0439082A JP2405111A JP40511190A JPH0439082A JP H0439082 A JPH0439082 A JP H0439082A JP 2405111 A JP2405111 A JP 2405111A JP 40511190 A JP40511190 A JP 40511190A JP H0439082 A JPH0439082 A JP H0439082A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/22—Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons
- B41J35/23—Mechanisms permitting the selective use of a plurality of ink ribbons with two or more ribbon guides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J32/00—Ink-ribbon cartridges
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、例えばタイプライタ等のタイプ機械用のタイ
プリボンのためのカセットに関する。このカセットはタ
イプリボンを収容可能な容器を備えており、該容器はタ
イプリボンの外側部分を機械のプラテンローラの前に定
置するための2つの突出テームを有している。またこの
カセットはその下側にコレクション装置を接続しタイプ
及びコレクションの一体化されたカセットを形成するた
めの接続手段を有している。コレクション装置はコレク
ションリボンと、供給スプールとテークアツプスプール
とを備えており、上記供給スプールにはコレクションリ
ボンが巻かれまた上記テークアツプスプールには使用後
のコレクションリボンが巻き取られる。 [0002]
プリボンのためのカセットに関する。このカセットはタ
イプリボンを収容可能な容器を備えており、該容器はタ
イプリボンの外側部分を機械のプラテンローラの前に定
置するための2つの突出テームを有している。またこの
カセットはその下側にコレクション装置を接続しタイプ
及びコレクションの一体化されたカセットを形成するた
めの接続手段を有している。コレクション装置はコレク
ションリボンと、供給スプールとテークアツプスプール
とを備えており、上記供給スプールにはコレクションリ
ボンが巻かれまた上記テークアツプスプールには使用後
のコレクションリボンが巻き取られる。 [0002]
ヨーロッパ特許出願No、0 014 763は上述の
タイプのタイプカセットを開示しており、このカセット
には一体のタイプ及びコレクションカセットを形成する
ようにコレクションリボン用の容器が接続可能であって
、このカセットは機械に対して取り外し可能に装着する
ことができる。このカセットは信頼性があり標準的なタ
イプのタイプライタに装着するためには機能的であるが
、コストおよび寸法の両方の意味において極力低減しな
ければならないポータプル型のタイプライタに装着する
には過度に高価でありかつ嵩高である。 [0003]
タイプのタイプカセットを開示しており、このカセット
には一体のタイプ及びコレクションカセットを形成する
ようにコレクションリボン用の容器が接続可能であって
、このカセットは機械に対して取り外し可能に装着する
ことができる。このカセットは信頼性があり標準的なタ
イプのタイプライタに装着するためには機能的であるが
、コストおよび寸法の両方の意味において極力低減しな
ければならないポータプル型のタイプライタに装着する
には過度に高価でありかつ嵩高である。 [0003]
以下に詳細に説明する本発明の好ましい実施例において
は、タイプリボン用のカセットには供給スプールおよび
テークアツプスプールをそれぞれ回転可能に支持するた
めの2つの支持要素と、容器の2つのテームの端部から
下方に延びてタイプリボンの外側の下方でコレクション
リボンの一部を案内する2つのガイド要素とが設けられ
ている。 [0004] 好ましいカセットは更に容器から下方に延びる突出部を
備えており、これら突出部は2つの枢動装着要素および
2つの相互作用要素を画定する。2つの突出部は機械の
2つの溝と2つの停止部材との間に介挿可能であり、枢
動装着要素は上記溝の中に枢動可能に設けられて容器が
プラテンローラに平行な揺動軸線の周囲で揺動すること
を許容する。また容器はテームの一方に隣接して側方お
よび外方に延びる連結要素を備えており、この連結要素
は機械の移動手段の連結レバーのシートに係合可能であ
る。最後に、カセットの相互作用要素は機械の停止部材
により作用されて連結レバーにより決定される容器の揺
動移動運動の積極的な制御を行うことができる。 [0005] 好ましい実施例は、構造が簡単で、信頼性があり使用が
容易であり、とりわけコスト及び寸法が非常に適度なタ
イプリボン用のカセットを提供する。 [0006]
は、タイプリボン用のカセットには供給スプールおよび
テークアツプスプールをそれぞれ回転可能に支持するた
めの2つの支持要素と、容器の2つのテームの端部から
下方に延びてタイプリボンの外側の下方でコレクション
リボンの一部を案内する2つのガイド要素とが設けられ
ている。 [0004] 好ましいカセットは更に容器から下方に延びる突出部を
備えており、これら突出部は2つの枢動装着要素および
2つの相互作用要素を画定する。2つの突出部は機械の
2つの溝と2つの停止部材との間に介挿可能であり、枢
動装着要素は上記溝の中に枢動可能に設けられて容器が
プラテンローラに平行な揺動軸線の周囲で揺動すること
を許容する。また容器はテームの一方に隣接して側方お
よび外方に延びる連結要素を備えており、この連結要素
は機械の移動手段の連結レバーのシートに係合可能であ
る。最後に、カセットの相互作用要素は機械の停止部材
により作用されて連結レバーにより決定される容器の揺
動移動運動の積極的な制御を行うことができる。 [0005] 好ましい実施例は、構造が簡単で、信頼性があり使用が
容易であり、とりわけコスト及び寸法が非常に適度なタ
イプリボン用のカセットを提供する。 [0006]
第1図、第2図及び第3図を参照すると、符号11によ
り概略水されたタイフリボン用のカセットがタイプライ
タのサポート12に取り外し可能に設げられて固定され
ている。このタイプライタはタイプポイント14を画定
する通常のプラテンローラ13と、キャリッジ6と、文
字支持ディスク7と、打撃ハンマ8とを備えている。キ
ャリッジ6は2つのガイド9.10に沿ってプラテンロ
ーラ13と平行に前後方向に可動かつ摺動可能であると
共に周知の態様でサポート12を支持することができる
。キャリッジ6、ディスク7及び打撃ハンマ8は周知で
あって図面には単に概略的に示しており、説明および図
面を複雑にしないためにその詳細は記載しない。 [0007] カセット11はタイプリボン17を収容可能な容器16
を有しており、この容器はタイプリボン17の外側部分
をタイプポイント14の前に定置するための2つの突出
テーム18.19を備えている。容器16は底部21を
有しており、この底部から概略符号22で示された接続
手段と2つのガイド要素23.24が下方かつ外方に延
びている。 [0008] 接続手段(第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及
び第6図)は底部21に固定されていると共に2つの支
持要素26.27を備えており、これら支持要素の第1
のものはコレクションリボン29が巻かれる供給スプー
ル28を回転可能に支持することができ、また第2のも
のは使用後のコレクションリボン29が巻かれるテーク
アツプスプール31を回転可能に支持することができる
。2つの支持要素26.27の各々は円筒状の本体を備
えており、この本体は互いに関して120°の角度で配
置される3つの弾性部分に分割されていてそれぞれのス
プール28.31の円筒状のシート38.39と協働す
る。要素26.27の3つの弾性部分は半径方向に可撓
性を有していて、各々の自由端には、それぞれのスプー
ル28.31の中央コア53.56の装着を助げるベベ
ル部分32と、肩部33とが設けられており、この肩部
はベベル部分に隣接しているが半径方向に突出してそれ
ぞれのスプール28.31が要素26.27の3つの弾
性部分から偶発的に外れないようになっている。 [0009] 2つのガイド要素23.24は底部21に固定されてお
り、各々の要素は適宜な形状の中央プレート部分34を
備えており、この中央プレート部分はその両端にコレク
ションリボン29の垂直方向の移動を防止する2つの肩
部を有している。2つのガイド要素23.24は2つの
支持要素26.27に対して平行であると共に容器16
のテーム18.19の端部に設けられていてタイプリボ
ン17の外側部の下方でプラテンローラ13と平行な関
係でコレクションリボン29の一部を案内する。特に、
コレクションリボン29は供給スプール28から巻き出
されてタイプリボン17の下方のガイド要素23に係合
してその周囲で案内される。ここからコレクションリボ
ンはガイド要素24と係合してこれの周囲で案内され再
びテークアツプスプール31に巻き取られる。 [0010] カセット11は概略符号41で示されるコレクションリ
ボン用の緊張装置を備えており、この緊張装置は供給ス
プール28に作用してコレクションリボン29を常に緊
張状態に保持する。緊張装置41 (第3図、第6図及
び第7図)は供給スプール28に固定された菌付きのホ
イール42と、バネ要素43とを備えており、このバネ
要素は容器16の内部に設けられた固定部分と、端部4
4を有する可撓性部分とを有しており、該端部は底部2
1の開口46を通って容器16の外方へ延びて歯付きの
ホイール42の歯と係合すると共に供給スプール28を
コレクションリボン29の巻きだし方向とは反対方向に
押圧してリボン自体を緊張させる。実際、端部44は、
コレクションリボン29のフィード運動の間に歯付きの
ホイール42の歯から断続的に離脱することができるこ
とに加えて、供給スプール28に緊張効果が付与される
任意の作動移動運動に対して歯の1つと常に係合して維
持される。この様子は例として第7図に実線及び破線で
示しである。 [0011] バネ要素43はピアノ線部分から成り、このピアノ線部
分の固定部分はワイヤの端部を有し、この端部は底部2
1の穴48の中に収容されるL字型部分47として形成
されており、またワイヤの中間部分は容器16の2つの
肩部49.51の間に位置している。L字型部分47と
2つの肩部49.51との間のピアノ線部分の一部の上
で突出している容器の脚部52は最終的にその垂直方向
の移動を防止する。バネ要素43の可撓性の部分43は
ピアノ線部分の端部44を有しており、この端部は7字
型の部分として形成されていて、端部44が底部21の
開口46から呂て容器16の外側に延びかつ供給スプー
ル28の歯付きのホイール42の歯と係合できるように
なされている。最後に、バネ要素の可撓性の部分はピア
ノ線の中間部分を有しており、この中間部分は容器16
の中にあると共に、休止状態において、肩部49.51
及び穴48により生ずるワイヤの予応力により容器の1
6の中の肩部56による相互作用を受けるようになされ
ている。 [0012] バネ要素43はその端部44により歯付きのホイール4
2の歯と係合可能であり、一方バネ要素の可撓性の部分
の中間部分は容器16の肩部56に当たって支持されて
いる。端部44は歯付きのホイール42のはの外面との
み接触している。コレクションリボン29の単方向性の
フィード運動が開始すると、バネ要素43は肩部56か
ら離れて運動し、端部44は供給スプール28と係合す
ると共にこの供給スプールをコレクションリボン29の
フィード運動の方向とは反対方向に押圧し、これにより
ガイド要素23.24により案内されるリボンの部分を
緊張状態に保持する。 [0013] 供給スプール28は円筒状のシート38および下部フラ
ンジ54を有する中央コア53を備えており、該下部フ
ランジは中央コア53の端部に固定され、一方歯付きの
ホイール42は中央コア53の他端に固定されると共に
供給スプール28がカセット11に装着されると容器の
底部21に隣接して位置する。 [0014] カセット11は符号61により略示されたコレクション
リボン用の逆転防止装置を備えており、この逆転防止装
置はテークアツプスプール31と協働してテークアツプ
スプール31の逆転を防止する。逆転防止装置61(第
3図及び第4図参照)はテークアツプスプール31に固
定された細かい歯付きのリング62と、この細かい歯付
きのリング62と協働する底部21のバネ要素64の停
止歯63を備えている。バネ要素64は底部21に固定
されたプレート部分により形成されており、このプレー
ト部分はその自由端に停止歯63を有しており、この停
止歯は細かい歯62に常に接して保持されてテークアツ
プスプール31の逆転運動を防止する。 [0015] テークアツプスプール31は、円筒状のシート39及び
上部フランジ67および下部フランジ68を有する中央
コア66を備えており、上部フランジおよび下部フラン
ジはそれぞれ中央コア66の両端部に固定されている。 細かい歯付きのリング62は上部フランジ67に固定さ
れると共に、テークアツプスプール311がカセット1
1に装着されると底部21に隣接して位置する。 [0016] カセット11(第1図、第2図、第3図、第4図、第5
図及び第8図参照)は容器16の突出部71およびサポ
ート12の支持要素72によって機械の中に装着され、
プラテンローラ13に平行な揺動軸線70の周囲で揺動
運動を行うことができる。カセット11はまた連結要素
75により機械の垂直移動装置73に連結することがで
き、この垂直移動装置は各コレクションサイクルにおい
て容器16を軸線70に対して異なった角度位置で第1
の位置から第2の位置へ動かし、第1の位置においては
タイプリボン17がタイプポイント14の前に位置し、
また第2の位置においてはコレクションリボン29がタ
イプポイント14の前に位置する。また、カセット11
はコレクションリボンのフィード運動を生ずるための機
構74と協働可能であり、以下に説明するようにこの機
構は各コレクションサイクルにおいてコレクションリボ
ン29の単方向性のフィード運動を生ずる。 供給機構74は、テークアツプスプール31に固定され
た歯付きのリング76と、ラチェットアセンブリ77と
を備えており、ラチェットアセンブリはキャリッジ6に
固定されたサポートに対して軸線70とローラ13の間
に位置しかつローラ13に平行な軸線の周囲で枢動可能
に取り付けられている。歯付きのリング76はテークア
ツプスプール31の下部フランジ68に固定されている
と共に上部フランジ67に対して固定された細かい歯付
きのリング62に対向している。 ラチェットアセンブリ77は、サポート780シート8
1の半円筒形の端部79によって、枢動可能に取り付け
られていると共に2つのテーム82.83(第9図)を
備えており、これらテームは互いに隔置されると共にフ
ック部分84.86を有しており、これらフック部分は
歯付きのリング76の直径方向において互いに対向して
配置された歯と協働することができる。バネにより形成
された弾性要素87は、使用においてフック部分84.
86が容器16の種々の位置においてテークアツプスプ
ール31の歯付きのリング76の歯と常に係合するよう
に反時計方向に回転されるラチェットアセンブリ77を
保持する。2つのフック部分84.86は相互に反対方
向に配置され、コレクションリボン29のフィード運動
を生ずる第1の状態においては、第1のフック部分84
が第1の歯と引っ張り、一方第2のフック部分86が第
2の歯を回避するようになされている。第2の状態にお
いては、第1のフック部分84が第1の歯に隣接する他
の歯を回避し、一方第2のフック部分86が第2の歯に
隣接する更に別の歯を押してテークアツプスプール31
を常に同じ方向に回転させ、これによりコレクションリ
ボン290単方向性のフィード運動を生ずる。 [0017] コレクションリボン29のフィード運動を生ずる上記2
つの状態は、垂直移動装置73が容器16を第1の位置
から第2の位置へあるいはその反対に動かしてこれによ
り容器を揺動軸線70の周囲で揺動させる時に実行され
る。実際、第1の位置から第2の位置への移動の間に、
バネ87がラチェットアセンブリ77を持ち上げてこれ
を反時計方向に回転させる。しかしながら、これと同時
に、容器16およびラチェットアセンブリ77の揺動軸
線が異なるためフック部分84.86と田付きのリング
76との間に相対運動が生じ、これによりコレクション
リボン29のフィード運動における第1の状態を作動す
る。第2の位置から第1の位置への移動の間には、容器
16はテークアツプスプール31によりラチェットアセ
ンブリ77をバネ87の力に抗して下方へ動かしてラチ
ェットアセンブリを反対方向に回転させ、これによりコ
レクションリボン29のフィード運動における第2の状
態を提供する。 [0018] 突出部71 (第1図、第2図、第3図、第5図及び第
8図参照)は容器16の底部から下方に突出すると共に
機械の支持要素72と協働して容器16をその第1の位
置から第2の位置へのあるいはその反対の方向への運動
において支持しかつ案内する。この目的のために、突出
部71ば2つの枢動装着要素及び2つの相互作用要素を
備えている。特に、突出部71は底部21に固定された
2つのプレート部分89.91を備えており、これらプ
レート部分は互いに平行に隔置されると共に各々の一端
部には円筒形のピン92.93を有しており、これらピ
ンは枢動装着要素を構成し、また各々の他端には突出部
71の相互作用要素を構成する肩部94.96を有して
いる。 [0019] 機械の支持要素72はキャリッジ6に固定されたサポー
ト12に固定されていると共にこれら各々の支持要素は
プレート97.98を備えており、これらプレートはそ
の一端部に半円筒状の溝99.101を画成するように
曲げられた壁部を有しており、またその他端には壁部1
02.103を有している。半円筒状の溝99.101
の軸線は互いに略同−平面上にあると共に容器16の揺
動運動の軸線70を画成している。各々の溝99.10
1はプレート部分89.91のそれぞれのピン92.9
3を収容しかつ案内して軸線70の周囲で揺動さぜる。 各々の溝99.101は壁部142.143により側方
及び外方が閉止されておりこれら壁部はピン92.93
の内側と協働して容器16のキャリッジ6に対する横方
向の位置を正確に画定している。 [00201 各々のプレート97.98の端部において、壁部102
.103はその軸線が揺動軸線70と一致する円筒の扇
形部分の形態をなしていて相互作用要素94.96に対
する停止部材を構成しており、第1および第2の作動位
置の間での容器16の運動の間にこの容器の長手方向の
移動を防止する。特に、この運動は容器16の略水平状
態から軸線70の周囲で約10’の揺動運動に対応する
。 [0021] カセット11の連結要素75は、容器の突出テームの一
方の側で容器16から側方に突出するピン107を有し
ている。 [0022] 機械の垂直移動機構73は垂直方向に配置された細長い
形状の連結レバー104を備えており、このレバーはそ
の下方の端部の周囲で回転運動してカセット11の連結
要素75と連結するすることができる。レバー104は
また垂直方向に移動してカセット11を移動させること
ができる。レバー104はサポート12の2つの壁部1
17.118により案内されてローラ13および軸線7
0に直交する平坦な軌道で運動すると共に軸線70とロ
ーラ13との間の中間位置でキャリッジに設けられてい
る。 [0023] レバー104は半円筒状のシート106を備えており、
このシートは、カセット11が支持要素上に適正に装着
されると、カセットのピン107と協働することができ
る。この目的のために、バネ108がレバー104を反
時計方向(第1図及び第2図)に押圧してシート106
をピン107に係合させる。レバー104はその下方の
端部によりボールジヨイント111上のシート109を
介して制御レバー112に枢動可能に設けられており、
該制御レバーは機械の垂直移動装置73の出力部材を構
成する。装置73はキャリッジ6上で両方向性の揺動運
動をすることのできる駆動軸114に固定されるスロッ
ト型のカム113を備えている。 [0024] 制御レバー112はキャリッジ6に固定された軸115
に枢動可能に取り付けられており、その一端にはカム1
13と係合するカム従動ピン116を支持しまたその他
端にはボールジヨイント111を支持している。カム1
13はレバー112を介してピン111に略垂直方向の
交互の運動を与えることができ、この運動は以下に説明
するように連結レバー104に伝達されて容器16を第
1および第2の位置の間で上下させる。カセット11が
サポート12に設けられていないときには、連結レバー
104はバネ108の力によりキャリッジ6の固定肩部
119に接した状態でピン107に係合される位置に対
する追加の移動運動を含む位置に保持される。 [0025] 駆動軸114(第1図、第2図および第10図参照)は
入出力装置123およびキーボード124を介して中央
処理装置122によって制御される電動モータ121に
より駆動される。モータ121は軸114を休止位置か
ら作動位置へ向けて反時計方向に回転して積極的にレバ
ー104を持ち上げることができる。結局、支持要素7
2に装着されかつレバー104によって係合されたカセ
ット11はその略水平位置から軸線70の周囲で正方向
に回転される。次にモータが作動して軸114を時計方
向に回転させレバー104およびこのレバーに接続され
たカセットを正方向に下げる。 [0026] 容器16の中に収容されたタイプリボン17は各タイプ
サイクルにおいて周知の形式のフィード装置により前進
し、機械上ではキャリッジ6のサポート132により案
内されると共にカセット11の駆動ローラ134と係合
可能なブレード133を有する回転可能な軸131を有
しており、上記ブレードは容器16の中に収容されてピ
ンチローラ135と協働しタイプリボン17の単方向性
の運動を生ずる。ブレード133の長さは、第1図及び
第2図に示すように、第1の作動状態及び第2の作動状
態のいずれにおいても駆動ローラ134と常に係合する
ように決められている。 [0027] 第1図乃至第10図を参照すると、カセット11の種々
の部分を機械に装着する作用およびこれら部分の作動の
態様は非常に簡単かつ信頼性がある。 [0028] 供給スプール28およびテークアツプスプール31を容
器16に装着するために、次の操作が行われる。2つの
スプール28.31を円筒状のシート38.39がそれ
ぞれの弾性部分26.27に対応するように定置し、そ
の後にコレクションリボン29の位置部をガイド要素2
3.24の周囲に設ける。スプール2831が底部21
に平行に保持されると、シート38.39を弾性要素2
6.27に対応する位置に置き、手でスプール28.3
1に若干の圧力を加えてこれらを底部2に向けて押圧す
る。ベベル部分32がシート38.39の内側縁部との
係合を助けると共に、シート38.39の内面と係合す
る肩部33が弾性部分26.27を半径方向にたわませ
、これによりシート38.39を弾性部分26.27に
容易に装着させる。 [0029] 組立て作業は供給スプール28の歯付きのホイール42
及び上方フランジ67が底部21に隣接したときに終了
する。この状態において、肩部33はもはやシート38
.39の内面と係合しておらず、弾性部分26.27は
その元の位置にバネ力により戻り、スプール28.31
は容器に装着されて肩部33により適所に回転可能に保
持される。この状態において、もし歯付きのホイール4
2の歯がバネ43の端部と整合すると、部分26はその
休止状態に復帰することはできない。しかしながら、必
要なことは供給スプール28を2つの方向の一方に少し
回転させてバネ43の端部44を歯付きのホイール42
の隣接する2つの歯の間に位置させて部分26をラッチ
係合させることだけである。次にテークアツプロール1
3を手で回転してコレクションリボンを緊張させる。 [00301 スプール28.31を容器16から取り除くために、上
述と反対の順序の作業を行う。スプール28.31に手
で若干の圧力を加えてこれらを底部21から離すと、弾
性部分26.27は肩部33が内面38.39と係合す
ると半径方向にたわみ、スプール28.31が容器16
から離脱して取り外されることを許容する。 [0031] カセット11が機械から取り除かれると、レバー104
はバネ108の力により固定停止部119に抗して反時
計方向に回転し、フィード機構74のラチニットアセン
ブリ77は持ち上がった位置となりキャリッジ6の固定
停止部136に当接する。 [0032] カセット11をキャリッジ6のサポート12に装着する
ための作業は以下の通りである。カセット11を水平面
に対して15°よりも大きな角度で傾斜させてピン92
.93を半円筒状の溝99.101の中に位置させ、次
にカセットを下方に従ってキャリッジ6およびローラ1
3に向けて回転させる。この回転運動の間に、肩部94
.96は壁部102.103と係合し、ピン107がレ
バー104の傾斜面137に係合され、したがってレバ
ー104をバネ108の力に抗してピン111の周囲で
時計方向に回転する。同時に、歯付きのリング76がラ
チェットアセンブリ77のフック部分84.86と係合
し、ラチェットアセンブリをバネ87の力に抗して時計
方向に回転させる。ピン107がシート106に対応す
る位置にあると、バネ108の張力がレバー104を急
激に回転させ、シート106をピン107に係合させて
保持する。その後、ピン92.93はそれぞれの半円筒
形の溝99.101と係合し、カセット11はキャリッ
ジ6のサポート12上に装着されレバー104により揺
動可能となる。また、要素72により鉤束を受げると、
レバー104およびカム113は外的要因によりカセッ
トが垂直移動機構73により与えられた位置から移動す
ることを防止する。カセット11の休止位置においては
、タイプリボン17はタイプポイント14の前方の第1
の位置に位置している。 [0033] タイプサイクルを実行すると、容器16は第1の作動位
置にあり、タイプリボン17は図示はしていないが周知
の態様で軸1131およびブレード133の回転運動に
よってローラ134.135を介してフィード運動を行
う。 [0034] コレクションサイクルが実行されると、中央処理装置1
22はモータ121を作動する信号を発生する。モータ
は駆動軸114を約270°にわたって反時計方向に回
転させ、カム113は第1図に示す状態から第2図に示
す状態となる。 軸115上で回転する制御レバー112は連結レバー1
04を持ち上げて容器16を第1の位置から第2の位置
へ動かし、コレクションリボン29をタイプポイント1
4の前に運ぶ。容器16のこの上方への運動の間に、バ
ネ87がラチェットアセンブリ77を反時計方向に回転
させてこれを持ち上げ、コレクションリボン29の第1
のフィード運動を作動し、このフィード運動においては
フック部分84が歯付きのリング76のそれぞれの歯を
引っ張り、一方フツク部分86はそれぞれの歯を回避し
て各文字に割り当てられた量の前半に等しいコレクショ
ンリボンのフィード運動を生じ、次に打撃ノz>78お
よび文字支持ディスク7によって解消作用が行われる。 [0035] その後、中央処理装置122はモータ121を作動する
ための次の信号を出力してカムにより駆動軸114を時
計方向に約270°回転させる。制御レバー112は時
計方向に回転して連結レバー104を下方に動かし、容
器16を第1の位置から第2の位置へ動かし、これによ
りタイプリボン17をタイプポイント14の前の位置に
戻す。容器16のこの下方への運動の間、テークアツプ
スプール31によってラチェットアセンブリ77は時計
方向に回転しバネ87の力に抗して下方へ運動する。従
ってコレクションリボン29のフィード運動における第
2の状態が作動され、フック部分84はそれぞれの歯を
回避すると共にフック部分86はそれぞれの歯を押しテ
ークアツプボビン31を第1の状態における回転運動と
同じ方向に回転させ、これによりコレクションリボン2
9の単方向性のフィード運動を生ずる。 [0036] カセット11をサポート12から動かすために、次の作
動が行われる。 [0037] レバー104は、傾斜した面137に隣接する曲がった
面138に係合することにより、ピン107がシート1
06から離れるまでバネ108の力に抗して手で回転さ
れる。容器16は次に15°よりも大きな角度で反時計
方向に回転され位置決め肩部94.96がそれぞれの壁
102.103から離れるまで、プラテンローラ13及
びキャリッジ6に対してテーム18.19を持ち上げる
。次にピン92.93が、カセット11をプラテンロー
ラ13の方へ移動させることによって、それそ゛れのシ
ート99.101から取り出される。カセット11はこ
のようにキャリッジ6のサポート12から取り除かれる
。今自由となってし)る連結レバー104はサポート1
2の肩部119により停止されるまでノくネ108によ
り回転され、一方容器16が回転運動している間は、バ
ネ87はラチェ・ノドアセンブリ77をこのラチェット
アセンブリが固定低支部136に当接するまで反時計方
向に回転する。 [0038] 本発明の範囲を逸脱しないで、接続手段22、ガイド要
素23.24、供給スプール28およびテークアツプス
プール31、緊張装置41および反転装置61突出部7
1および連結要素75を有するカセット11をその形態
および構成において変更することができることは理解さ
れよう。
り概略水されたタイフリボン用のカセットがタイプライ
タのサポート12に取り外し可能に設げられて固定され
ている。このタイプライタはタイプポイント14を画定
する通常のプラテンローラ13と、キャリッジ6と、文
字支持ディスク7と、打撃ハンマ8とを備えている。キ
ャリッジ6は2つのガイド9.10に沿ってプラテンロ
ーラ13と平行に前後方向に可動かつ摺動可能であると
共に周知の態様でサポート12を支持することができる
。キャリッジ6、ディスク7及び打撃ハンマ8は周知で
あって図面には単に概略的に示しており、説明および図
面を複雑にしないためにその詳細は記載しない。 [0007] カセット11はタイプリボン17を収容可能な容器16
を有しており、この容器はタイプリボン17の外側部分
をタイプポイント14の前に定置するための2つの突出
テーム18.19を備えている。容器16は底部21を
有しており、この底部から概略符号22で示された接続
手段と2つのガイド要素23.24が下方かつ外方に延
びている。 [0008] 接続手段(第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及
び第6図)は底部21に固定されていると共に2つの支
持要素26.27を備えており、これら支持要素の第1
のものはコレクションリボン29が巻かれる供給スプー
ル28を回転可能に支持することができ、また第2のも
のは使用後のコレクションリボン29が巻かれるテーク
アツプスプール31を回転可能に支持することができる
。2つの支持要素26.27の各々は円筒状の本体を備
えており、この本体は互いに関して120°の角度で配
置される3つの弾性部分に分割されていてそれぞれのス
プール28.31の円筒状のシート38.39と協働す
る。要素26.27の3つの弾性部分は半径方向に可撓
性を有していて、各々の自由端には、それぞれのスプー
ル28.31の中央コア53.56の装着を助げるベベ
ル部分32と、肩部33とが設けられており、この肩部
はベベル部分に隣接しているが半径方向に突出してそれ
ぞれのスプール28.31が要素26.27の3つの弾
性部分から偶発的に外れないようになっている。 [0009] 2つのガイド要素23.24は底部21に固定されてお
り、各々の要素は適宜な形状の中央プレート部分34を
備えており、この中央プレート部分はその両端にコレク
ションリボン29の垂直方向の移動を防止する2つの肩
部を有している。2つのガイド要素23.24は2つの
支持要素26.27に対して平行であると共に容器16
のテーム18.19の端部に設けられていてタイプリボ
ン17の外側部の下方でプラテンローラ13と平行な関
係でコレクションリボン29の一部を案内する。特に、
コレクションリボン29は供給スプール28から巻き出
されてタイプリボン17の下方のガイド要素23に係合
してその周囲で案内される。ここからコレクションリボ
ンはガイド要素24と係合してこれの周囲で案内され再
びテークアツプスプール31に巻き取られる。 [0010] カセット11は概略符号41で示されるコレクションリ
ボン用の緊張装置を備えており、この緊張装置は供給ス
プール28に作用してコレクションリボン29を常に緊
張状態に保持する。緊張装置41 (第3図、第6図及
び第7図)は供給スプール28に固定された菌付きのホ
イール42と、バネ要素43とを備えており、このバネ
要素は容器16の内部に設けられた固定部分と、端部4
4を有する可撓性部分とを有しており、該端部は底部2
1の開口46を通って容器16の外方へ延びて歯付きの
ホイール42の歯と係合すると共に供給スプール28を
コレクションリボン29の巻きだし方向とは反対方向に
押圧してリボン自体を緊張させる。実際、端部44は、
コレクションリボン29のフィード運動の間に歯付きの
ホイール42の歯から断続的に離脱することができるこ
とに加えて、供給スプール28に緊張効果が付与される
任意の作動移動運動に対して歯の1つと常に係合して維
持される。この様子は例として第7図に実線及び破線で
示しである。 [0011] バネ要素43はピアノ線部分から成り、このピアノ線部
分の固定部分はワイヤの端部を有し、この端部は底部2
1の穴48の中に収容されるL字型部分47として形成
されており、またワイヤの中間部分は容器16の2つの
肩部49.51の間に位置している。L字型部分47と
2つの肩部49.51との間のピアノ線部分の一部の上
で突出している容器の脚部52は最終的にその垂直方向
の移動を防止する。バネ要素43の可撓性の部分43は
ピアノ線部分の端部44を有しており、この端部は7字
型の部分として形成されていて、端部44が底部21の
開口46から呂て容器16の外側に延びかつ供給スプー
ル28の歯付きのホイール42の歯と係合できるように
なされている。最後に、バネ要素の可撓性の部分はピア
ノ線の中間部分を有しており、この中間部分は容器16
の中にあると共に、休止状態において、肩部49.51
及び穴48により生ずるワイヤの予応力により容器の1
6の中の肩部56による相互作用を受けるようになされ
ている。 [0012] バネ要素43はその端部44により歯付きのホイール4
2の歯と係合可能であり、一方バネ要素の可撓性の部分
の中間部分は容器16の肩部56に当たって支持されて
いる。端部44は歯付きのホイール42のはの外面との
み接触している。コレクションリボン29の単方向性の
フィード運動が開始すると、バネ要素43は肩部56か
ら離れて運動し、端部44は供給スプール28と係合す
ると共にこの供給スプールをコレクションリボン29の
フィード運動の方向とは反対方向に押圧し、これにより
ガイド要素23.24により案内されるリボンの部分を
緊張状態に保持する。 [0013] 供給スプール28は円筒状のシート38および下部フラ
ンジ54を有する中央コア53を備えており、該下部フ
ランジは中央コア53の端部に固定され、一方歯付きの
ホイール42は中央コア53の他端に固定されると共に
供給スプール28がカセット11に装着されると容器の
底部21に隣接して位置する。 [0014] カセット11は符号61により略示されたコレクション
リボン用の逆転防止装置を備えており、この逆転防止装
置はテークアツプスプール31と協働してテークアツプ
スプール31の逆転を防止する。逆転防止装置61(第
3図及び第4図参照)はテークアツプスプール31に固
定された細かい歯付きのリング62と、この細かい歯付
きのリング62と協働する底部21のバネ要素64の停
止歯63を備えている。バネ要素64は底部21に固定
されたプレート部分により形成されており、このプレー
ト部分はその自由端に停止歯63を有しており、この停
止歯は細かい歯62に常に接して保持されてテークアツ
プスプール31の逆転運動を防止する。 [0015] テークアツプスプール31は、円筒状のシート39及び
上部フランジ67および下部フランジ68を有する中央
コア66を備えており、上部フランジおよび下部フラン
ジはそれぞれ中央コア66の両端部に固定されている。 細かい歯付きのリング62は上部フランジ67に固定さ
れると共に、テークアツプスプール311がカセット1
1に装着されると底部21に隣接して位置する。 [0016] カセット11(第1図、第2図、第3図、第4図、第5
図及び第8図参照)は容器16の突出部71およびサポ
ート12の支持要素72によって機械の中に装着され、
プラテンローラ13に平行な揺動軸線70の周囲で揺動
運動を行うことができる。カセット11はまた連結要素
75により機械の垂直移動装置73に連結することがで
き、この垂直移動装置は各コレクションサイクルにおい
て容器16を軸線70に対して異なった角度位置で第1
の位置から第2の位置へ動かし、第1の位置においては
タイプリボン17がタイプポイント14の前に位置し、
また第2の位置においてはコレクションリボン29がタ
イプポイント14の前に位置する。また、カセット11
はコレクションリボンのフィード運動を生ずるための機
構74と協働可能であり、以下に説明するようにこの機
構は各コレクションサイクルにおいてコレクションリボ
ン29の単方向性のフィード運動を生ずる。 供給機構74は、テークアツプスプール31に固定され
た歯付きのリング76と、ラチェットアセンブリ77と
を備えており、ラチェットアセンブリはキャリッジ6に
固定されたサポートに対して軸線70とローラ13の間
に位置しかつローラ13に平行な軸線の周囲で枢動可能
に取り付けられている。歯付きのリング76はテークア
ツプスプール31の下部フランジ68に固定されている
と共に上部フランジ67に対して固定された細かい歯付
きのリング62に対向している。 ラチェットアセンブリ77は、サポート780シート8
1の半円筒形の端部79によって、枢動可能に取り付け
られていると共に2つのテーム82.83(第9図)を
備えており、これらテームは互いに隔置されると共にフ
ック部分84.86を有しており、これらフック部分は
歯付きのリング76の直径方向において互いに対向して
配置された歯と協働することができる。バネにより形成
された弾性要素87は、使用においてフック部分84.
86が容器16の種々の位置においてテークアツプスプ
ール31の歯付きのリング76の歯と常に係合するよう
に反時計方向に回転されるラチェットアセンブリ77を
保持する。2つのフック部分84.86は相互に反対方
向に配置され、コレクションリボン29のフィード運動
を生ずる第1の状態においては、第1のフック部分84
が第1の歯と引っ張り、一方第2のフック部分86が第
2の歯を回避するようになされている。第2の状態にお
いては、第1のフック部分84が第1の歯に隣接する他
の歯を回避し、一方第2のフック部分86が第2の歯に
隣接する更に別の歯を押してテークアツプスプール31
を常に同じ方向に回転させ、これによりコレクションリ
ボン290単方向性のフィード運動を生ずる。 [0017] コレクションリボン29のフィード運動を生ずる上記2
つの状態は、垂直移動装置73が容器16を第1の位置
から第2の位置へあるいはその反対に動かしてこれによ
り容器を揺動軸線70の周囲で揺動させる時に実行され
る。実際、第1の位置から第2の位置への移動の間に、
バネ87がラチェットアセンブリ77を持ち上げてこれ
を反時計方向に回転させる。しかしながら、これと同時
に、容器16およびラチェットアセンブリ77の揺動軸
線が異なるためフック部分84.86と田付きのリング
76との間に相対運動が生じ、これによりコレクション
リボン29のフィード運動における第1の状態を作動す
る。第2の位置から第1の位置への移動の間には、容器
16はテークアツプスプール31によりラチェットアセ
ンブリ77をバネ87の力に抗して下方へ動かしてラチ
ェットアセンブリを反対方向に回転させ、これによりコ
レクションリボン29のフィード運動における第2の状
態を提供する。 [0018] 突出部71 (第1図、第2図、第3図、第5図及び第
8図参照)は容器16の底部から下方に突出すると共に
機械の支持要素72と協働して容器16をその第1の位
置から第2の位置へのあるいはその反対の方向への運動
において支持しかつ案内する。この目的のために、突出
部71ば2つの枢動装着要素及び2つの相互作用要素を
備えている。特に、突出部71は底部21に固定された
2つのプレート部分89.91を備えており、これらプ
レート部分は互いに平行に隔置されると共に各々の一端
部には円筒形のピン92.93を有しており、これらピ
ンは枢動装着要素を構成し、また各々の他端には突出部
71の相互作用要素を構成する肩部94.96を有して
いる。 [0019] 機械の支持要素72はキャリッジ6に固定されたサポー
ト12に固定されていると共にこれら各々の支持要素は
プレート97.98を備えており、これらプレートはそ
の一端部に半円筒状の溝99.101を画成するように
曲げられた壁部を有しており、またその他端には壁部1
02.103を有している。半円筒状の溝99.101
の軸線は互いに略同−平面上にあると共に容器16の揺
動運動の軸線70を画成している。各々の溝99.10
1はプレート部分89.91のそれぞれのピン92.9
3を収容しかつ案内して軸線70の周囲で揺動さぜる。 各々の溝99.101は壁部142.143により側方
及び外方が閉止されておりこれら壁部はピン92.93
の内側と協働して容器16のキャリッジ6に対する横方
向の位置を正確に画定している。 [00201 各々のプレート97.98の端部において、壁部102
.103はその軸線が揺動軸線70と一致する円筒の扇
形部分の形態をなしていて相互作用要素94.96に対
する停止部材を構成しており、第1および第2の作動位
置の間での容器16の運動の間にこの容器の長手方向の
移動を防止する。特に、この運動は容器16の略水平状
態から軸線70の周囲で約10’の揺動運動に対応する
。 [0021] カセット11の連結要素75は、容器の突出テームの一
方の側で容器16から側方に突出するピン107を有し
ている。 [0022] 機械の垂直移動機構73は垂直方向に配置された細長い
形状の連結レバー104を備えており、このレバーはそ
の下方の端部の周囲で回転運動してカセット11の連結
要素75と連結するすることができる。レバー104は
また垂直方向に移動してカセット11を移動させること
ができる。レバー104はサポート12の2つの壁部1
17.118により案内されてローラ13および軸線7
0に直交する平坦な軌道で運動すると共に軸線70とロ
ーラ13との間の中間位置でキャリッジに設けられてい
る。 [0023] レバー104は半円筒状のシート106を備えており、
このシートは、カセット11が支持要素上に適正に装着
されると、カセットのピン107と協働することができ
る。この目的のために、バネ108がレバー104を反
時計方向(第1図及び第2図)に押圧してシート106
をピン107に係合させる。レバー104はその下方の
端部によりボールジヨイント111上のシート109を
介して制御レバー112に枢動可能に設けられており、
該制御レバーは機械の垂直移動装置73の出力部材を構
成する。装置73はキャリッジ6上で両方向性の揺動運
動をすることのできる駆動軸114に固定されるスロッ
ト型のカム113を備えている。 [0024] 制御レバー112はキャリッジ6に固定された軸115
に枢動可能に取り付けられており、その一端にはカム1
13と係合するカム従動ピン116を支持しまたその他
端にはボールジヨイント111を支持している。カム1
13はレバー112を介してピン111に略垂直方向の
交互の運動を与えることができ、この運動は以下に説明
するように連結レバー104に伝達されて容器16を第
1および第2の位置の間で上下させる。カセット11が
サポート12に設けられていないときには、連結レバー
104はバネ108の力によりキャリッジ6の固定肩部
119に接した状態でピン107に係合される位置に対
する追加の移動運動を含む位置に保持される。 [0025] 駆動軸114(第1図、第2図および第10図参照)は
入出力装置123およびキーボード124を介して中央
処理装置122によって制御される電動モータ121に
より駆動される。モータ121は軸114を休止位置か
ら作動位置へ向けて反時計方向に回転して積極的にレバ
ー104を持ち上げることができる。結局、支持要素7
2に装着されかつレバー104によって係合されたカセ
ット11はその略水平位置から軸線70の周囲で正方向
に回転される。次にモータが作動して軸114を時計方
向に回転させレバー104およびこのレバーに接続され
たカセットを正方向に下げる。 [0026] 容器16の中に収容されたタイプリボン17は各タイプ
サイクルにおいて周知の形式のフィード装置により前進
し、機械上ではキャリッジ6のサポート132により案
内されると共にカセット11の駆動ローラ134と係合
可能なブレード133を有する回転可能な軸131を有
しており、上記ブレードは容器16の中に収容されてピ
ンチローラ135と協働しタイプリボン17の単方向性
の運動を生ずる。ブレード133の長さは、第1図及び
第2図に示すように、第1の作動状態及び第2の作動状
態のいずれにおいても駆動ローラ134と常に係合する
ように決められている。 [0027] 第1図乃至第10図を参照すると、カセット11の種々
の部分を機械に装着する作用およびこれら部分の作動の
態様は非常に簡単かつ信頼性がある。 [0028] 供給スプール28およびテークアツプスプール31を容
器16に装着するために、次の操作が行われる。2つの
スプール28.31を円筒状のシート38.39がそれ
ぞれの弾性部分26.27に対応するように定置し、そ
の後にコレクションリボン29の位置部をガイド要素2
3.24の周囲に設ける。スプール2831が底部21
に平行に保持されると、シート38.39を弾性要素2
6.27に対応する位置に置き、手でスプール28.3
1に若干の圧力を加えてこれらを底部2に向けて押圧す
る。ベベル部分32がシート38.39の内側縁部との
係合を助けると共に、シート38.39の内面と係合す
る肩部33が弾性部分26.27を半径方向にたわませ
、これによりシート38.39を弾性部分26.27に
容易に装着させる。 [0029] 組立て作業は供給スプール28の歯付きのホイール42
及び上方フランジ67が底部21に隣接したときに終了
する。この状態において、肩部33はもはやシート38
.39の内面と係合しておらず、弾性部分26.27は
その元の位置にバネ力により戻り、スプール28.31
は容器に装着されて肩部33により適所に回転可能に保
持される。この状態において、もし歯付きのホイール4
2の歯がバネ43の端部と整合すると、部分26はその
休止状態に復帰することはできない。しかしながら、必
要なことは供給スプール28を2つの方向の一方に少し
回転させてバネ43の端部44を歯付きのホイール42
の隣接する2つの歯の間に位置させて部分26をラッチ
係合させることだけである。次にテークアツプロール1
3を手で回転してコレクションリボンを緊張させる。 [00301 スプール28.31を容器16から取り除くために、上
述と反対の順序の作業を行う。スプール28.31に手
で若干の圧力を加えてこれらを底部21から離すと、弾
性部分26.27は肩部33が内面38.39と係合す
ると半径方向にたわみ、スプール28.31が容器16
から離脱して取り外されることを許容する。 [0031] カセット11が機械から取り除かれると、レバー104
はバネ108の力により固定停止部119に抗して反時
計方向に回転し、フィード機構74のラチニットアセン
ブリ77は持ち上がった位置となりキャリッジ6の固定
停止部136に当接する。 [0032] カセット11をキャリッジ6のサポート12に装着する
ための作業は以下の通りである。カセット11を水平面
に対して15°よりも大きな角度で傾斜させてピン92
.93を半円筒状の溝99.101の中に位置させ、次
にカセットを下方に従ってキャリッジ6およびローラ1
3に向けて回転させる。この回転運動の間に、肩部94
.96は壁部102.103と係合し、ピン107がレ
バー104の傾斜面137に係合され、したがってレバ
ー104をバネ108の力に抗してピン111の周囲で
時計方向に回転する。同時に、歯付きのリング76がラ
チェットアセンブリ77のフック部分84.86と係合
し、ラチェットアセンブリをバネ87の力に抗して時計
方向に回転させる。ピン107がシート106に対応す
る位置にあると、バネ108の張力がレバー104を急
激に回転させ、シート106をピン107に係合させて
保持する。その後、ピン92.93はそれぞれの半円筒
形の溝99.101と係合し、カセット11はキャリッ
ジ6のサポート12上に装着されレバー104により揺
動可能となる。また、要素72により鉤束を受げると、
レバー104およびカム113は外的要因によりカセッ
トが垂直移動機構73により与えられた位置から移動す
ることを防止する。カセット11の休止位置においては
、タイプリボン17はタイプポイント14の前方の第1
の位置に位置している。 [0033] タイプサイクルを実行すると、容器16は第1の作動位
置にあり、タイプリボン17は図示はしていないが周知
の態様で軸1131およびブレード133の回転運動に
よってローラ134.135を介してフィード運動を行
う。 [0034] コレクションサイクルが実行されると、中央処理装置1
22はモータ121を作動する信号を発生する。モータ
は駆動軸114を約270°にわたって反時計方向に回
転させ、カム113は第1図に示す状態から第2図に示
す状態となる。 軸115上で回転する制御レバー112は連結レバー1
04を持ち上げて容器16を第1の位置から第2の位置
へ動かし、コレクションリボン29をタイプポイント1
4の前に運ぶ。容器16のこの上方への運動の間に、バ
ネ87がラチェットアセンブリ77を反時計方向に回転
させてこれを持ち上げ、コレクションリボン29の第1
のフィード運動を作動し、このフィード運動においては
フック部分84が歯付きのリング76のそれぞれの歯を
引っ張り、一方フツク部分86はそれぞれの歯を回避し
て各文字に割り当てられた量の前半に等しいコレクショ
ンリボンのフィード運動を生じ、次に打撃ノz>78お
よび文字支持ディスク7によって解消作用が行われる。 [0035] その後、中央処理装置122はモータ121を作動する
ための次の信号を出力してカムにより駆動軸114を時
計方向に約270°回転させる。制御レバー112は時
計方向に回転して連結レバー104を下方に動かし、容
器16を第1の位置から第2の位置へ動かし、これによ
りタイプリボン17をタイプポイント14の前の位置に
戻す。容器16のこの下方への運動の間、テークアツプ
スプール31によってラチェットアセンブリ77は時計
方向に回転しバネ87の力に抗して下方へ運動する。従
ってコレクションリボン29のフィード運動における第
2の状態が作動され、フック部分84はそれぞれの歯を
回避すると共にフック部分86はそれぞれの歯を押しテ
ークアツプボビン31を第1の状態における回転運動と
同じ方向に回転させ、これによりコレクションリボン2
9の単方向性のフィード運動を生ずる。 [0036] カセット11をサポート12から動かすために、次の作
動が行われる。 [0037] レバー104は、傾斜した面137に隣接する曲がった
面138に係合することにより、ピン107がシート1
06から離れるまでバネ108の力に抗して手で回転さ
れる。容器16は次に15°よりも大きな角度で反時計
方向に回転され位置決め肩部94.96がそれぞれの壁
102.103から離れるまで、プラテンローラ13及
びキャリッジ6に対してテーム18.19を持ち上げる
。次にピン92.93が、カセット11をプラテンロー
ラ13の方へ移動させることによって、それそ゛れのシ
ート99.101から取り出される。カセット11はこ
のようにキャリッジ6のサポート12から取り除かれる
。今自由となってし)る連結レバー104はサポート1
2の肩部119により停止されるまでノくネ108によ
り回転され、一方容器16が回転運動している間は、バ
ネ87はラチェ・ノドアセンブリ77をこのラチェット
アセンブリが固定低支部136に当接するまで反時計方
向に回転する。 [0038] 本発明の範囲を逸脱しないで、接続手段22、ガイド要
素23.24、供給スプール28およびテークアツプス
プール31、緊張装置41および反転装置61突出部7
1および連結要素75を有するカセット11をその形態
および構成において変更することができることは理解さ
れよう。
【図1】
本発明を具体化したカセットが取り付けられるタイプラ
イタの一部の長手方向の部分断面図である。
イタの一部の長手方向の部分断面図である。
【図2】
作動位置にある第1図のカセットの一部を示す長手方向
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図3】
第1図のカセットの一部を異なったスケールで示す平面
図である。
図である。
【図4】
第3図の特定の部分を異なったスケールで示す部分断面
図である。
図である。
【図5】
第3図のカセットの一部を示す長手方向の側面図である
。
。
【図6】
第3図の特定の部分を異なったスケールで示す部分断面
図である。
図である。
【図7】
第6図の特定の部分を異なったスケールで示す平面図で
ある。
ある。
【図8】
第1図の特定の部分を詳細に示す部分正面図である。
【図9】
第1図の特定の部分を下方から見て詳細に示す底面図で
ある。
ある。
【図101
第1図の機械の制御装置の論理ブロックダイアダラムで
ある。 【符号の説明】 13 プラテンローラ 18゜ 23゜ 26゜ 49゜ 容器 タイプリボン 19 突出テーム、 接続手段 24 ガイド要素 27 支持要素 供給スツール コレクションリボン テークアツプスプール ベベル部分 舌状部 プレート部分 緊張装置 歯付きのホイール バネ要素 開口 51 固定肩部 脚部 中央コア リング
ある。 【符号の説明】 13 プラテンローラ 18゜ 23゜ 26゜ 49゜ 容器 タイプリボン 19 突出テーム、 接続手段 24 ガイド要素 27 支持要素 供給スツール コレクションリボン テークアツプスプール ベベル部分 舌状部 プレート部分 緊張装置 歯付きのホイール バネ要素 開口 51 固定肩部 脚部 中央コア リング
図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
Claims (26)
- 【請求項1】タイプリボン(17)を収容可能であると
共に使用においてタイプリボンの外側部分を機械のプラ
テンローラ(13)の前に定置するための2つの突出テ
ーム(18、19)を有する容器(16)と、コレクシ
ョン装置を下側(21)に接続して一体のタイプおよび
コレクションカセットを形成するための接続手段(22
)とを備えて成り、前記コレクション装置が、コレクシ
ョンリボン(29)と、コレクションリボンが巻かれる
供給スプール(28)と、使用図身のコレクションリボ
ンが巻き取られるテークアップスプール(31)とを備
える、タイプ機械用のタイプリボンのためのカセットで
あって、前記接続手段が供給スプール(28)およびテ
ークアップスプール(31)をそれぞれ回転可能に支持
するための2つの支持要素(26、27)を備えており
、更に容器の2つのテーム(18、19)の端部から下
方に延びてコレクションリボンの一部をタイプリボンの
外側部分の下方に案内するための2つのガイド要素(2
3、24)が設けられていることを特徴とするカセット
。 - 【請求項2】請求項1のカセットにおいて、2つの支持
要素(26、27)の各々は、容器の底部から突出して
供給スプールおよびテークアップスプールのそれぞれの
コアを回転可能に支持する本体部を有しており、該本体
部は前記コアの1つを該本体部に取り付けることを許容
する半径方向の可撓性の舌状部(33)を有しており、
該舌状部は、本体部に関して半径方向に突出して、前記
コアが前記本体部に装着された後に、それぞれのスプー
ルのコアが本体部から偶発的に離脱することを防止する
ようになされたことを特徴とするカセット。 - 【請求項3】請求項2のカセットにおいて、前記本体部
は軸方向のスリットにより分離された可撓性の円筒状の
部分に分割された円筒状のスリーブを備え、前記舌状部
(33)は前記円筒状の部分の端部に設けられ、各々の
舌状部はその自由端にそれぞれのスプールの取り付けを
助けるベベル部(32)と、このベベル部に隣接して前
記本体部に装着されたコアを保持するための肩部とを有
することを特徴とするカセット。 - 【請求項4】請求項1、2又は3のカセットにおいて、
前記2つのガイド要素(23、24)の各々は適宜な形
状の中央プレート部分(34)を有しており、該プレー
ト部分はその両端部にコレクションリボンの垂直方向の
移動を防止することのできる2つの肩部(36、37)
を有していることを特徴とするカセット。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかのカセットにお
いて、前記供給スプール(28)と協働してコレクショ
ンリボンを常に緊張した状態に保持する緊張装置(41
)を備えていることを特徴とするカセット。 - 【請求項6】請求項5のカセットにおいて、前記緊張装
置が、供給スプール(28)に固定された歯付きのホイ
ール(42)と、前記容器に取り付けられた固定部分及
び可撓性の部分を有するバネ要素(43)とを備えてお
り、前記可撓性の部分は、前記歯付きのホイールの歯と
係合可能であると共に供給スプールをコレクションリボ
ンの巻きだし方向とは反対の方向に押圧して該リボンを
緊張させる端部(44)を有しており、該端部はコレク
ションリボンのフィード運動の間に前記歯から間欠的に
離合することが可能であると共に歯の1つと係合して前
記供給スプールに緊張効果が付与された任意の作動移動
運動を行うようになされたことを特徴とするカセット。 - 【請求項7】請求項6のカセットにおいて、前記バネ要
素(43)は、固定部分および中間の部分が前記容器の
内側に収容されるピアノ線を備えており、前記可撓性の
部分が前記用この底部に形成された開口(46)を通っ
て容器の外方へ延びていることを特徴とするカセット。 - 【請求項8】請求項7のカセットにおいて、前記固定部
分は前記底部(21)の穴(48)の中に収容されるL
字形状の部分(47)を有するワイヤ部分の端部を有し
ており、前記可撓性の部分は前記容器の2つの固定肩部
(49、51)の間に位置するワイヤ部分の他の端部を
有しており、前記容器の脚部(52)は前記固定部分を
越えて延びて前記L字形状の部分と2つの肩部との間の
中間位置に位置して前記固定部分の垂直方向の移動を防
止していることを特徴とするカセット。 - 【請求項9】請求項7又は8のカセットにおいて、前記
ワイヤ部分の可撓性の部分はZ字形状の部分(44)を
有しており、このZ字形状の部分は前記開口(46)を
通過して前記容器に至って前記供給スプールの歯付きの
ホイールの歯と係合することを特徴とするカセット。 - 【請求項10】請求項6乃至9のいずれかのカセットに
おいて、前記供給スプール(28)は中央コア(53)
と下方フランジ(54)とを備えており、該下方フラン
ジは前記中央コアの端部に固定され、また前記歯付きの
ホイール(42)は前記中央コアの他端部に固定される
ことを特徴とするカセット。 - 【請求項11】請求項1乃至10のいずれかのカセット
において、前記テークアップスプールと協働して前記テ
ークアップスプールの逆転運動を防止する逆転防止装置
(61)を備えることを特徴とするカセット。 - 【請求項12】請求項11のカセットにおいて、前記逆
転防止装置が、前記容器の底部に部分的に固定されたバ
ネ要素(64)と、前記テークアップスプールに固定さ
れると共に前記バネ要素の停止歯(63)と協働する細
かい歯付きのリング(62)とを備えることを特徴とす
るカセット。 - 【請求項13】請求項12のカセットにおいて、前記バ
ネ要素(64)は、前記底部に固定されると共に自由端
において前記停止歯を画成する部分を有するプレートを
備えることを特徴とするカセット。 - 【請求項14】請求項13のカセットにおいて、前記テ
ークアップスプールは中央コア(66)と、上部フラン
ジ(67)および下部フランジ(68)とを備えており
、該上部及び下部フランジは前記中央コアの両端部に固
定されており、前記細かい歯付きのリング(62)は前
記上部フランジに固定されると共に前記容器の底部に隣
接していることを特徴とするカセット。 - 【請求項15】請求項1乃至14のいずれかのカセット
において、前記テークアップスプール(31)はこのテ
ークアップスプールに固定された歯付きのリング(76
)を有しており、該歯付きのリングは機械のフィード機
構(74)と協働して使用における各コレクションサイ
クルにおいてコレクションリボンの単方向性のフィード
運動を生ずることを特徴とするカセット。 - 【請求項16】請求項15のカセットを用いるフィード
機構であって、固定サポート(78)に枢動可能に取り
付けられたラチエットアセンブリ(77)を備え、該ラ
チェットアセンブリは各々がフック部分(84、86)
で終端となる2つのテーム(82、83)を有し、弾性
要素(87)が前記ラチェットアセンブリを歯付きのリ
ング(76)に押圧してそれぞれのフック部分を前記歯
付きのリングの歯と常に係合させ、前記2つのテームは
互いに隔置されてそれぞれのフック部分を歯付きのリン
グの直径方向において互いに対向する2つの歯と係合さ
せるようになされたことを特徴とするフィード機構。 - 【請求項17】請求項16のフィード機構において、前
記2つのフック部分(84、86)は互いに反対方向に
配置され、コレクションリボン(29)のフィード運動
を生ずる第1の状態の間には、第1のフック部分が第1
の歯を引っ張ると共に第2のフック部分が第2の歯を回
避し、またコレクションリボンのフィード運動を生ずる
第2の状態の間には、第1のフック部分が第1の歯に隣
接する他の歯を回避することができると共に第2のフッ
ク部分が前記第2の歯に隣接する更に別の歯を押してテ
ークアップスプールを常に同一方向に回転させることを
特徴とするフィード機構。 - 【請求項18】請求項17のフィード機構において、前
記カセットは使用において機械のフレーム構造(12)
に設けられると共に、機械の持ち上げ機構により、ロー
ラ(13)に平行な軸線(70)の周囲で、タイプリボ
ン(17)がプラテンローラの前に位置する第1の位置
からコレクションリボン(29)が前記ローラの前に位
置する第2の位置へ揺動可能になされ、前記フック部分
(84、86)は、容器が第1及び第2の位置の間で移
動することにより、歯付きのリングの歯に対して往復運
動可能になされ、該容器の移動は、第1の位置から第2
の位置への移動の間は、前記ラチェットアセンブリを持
ち上げる前記弾性要素がコレクションリボンのフィード
運動の第1の状態を作動し、また、前記第2の位置から
前記第1の位置への移動の間には、前記ラチェットアセ
ンブリを前記弾性要素の作用に抗して下方に動かす前記
容器がコレクションリボンのフィード運動における第2
の状態を作動することを特徴とするフィード機構。 - 【請求項19】請求項14又は16のタイプリボン用の
カセットにおいて、前記歯付きのリング(76)が前記
テークアップスプールの下部フランジに固定されかつ前
記細かい歯付きのリング(62)の反対側にあることを
特徴とするカセット。 - 【請求項20】タイプリボン(17)を収容することが
できると共に該リボンの外側部を案内するための2つの
突出テーム(18、19)を有する容器を備えたタイプ
機械用のタイプリボンのためのカセットであって、前記
タイプライタは、プラテンローラ(13)と、容器のた
めのサポート(12)と、リボンの外側部をプラテンロ
ーラに対して垂直方向に移動させる垂直移動手段(75
)とを備えており、 前記容器はタイプ機械に取り外し可能に設けることがで
き、該タイプ機械の前記サポートは、互いに隔置される
と共に前記プラテンローラに平行な揺動軸線(70)を
画成する2つの溝(99、101)と、前記溝と前記ロ
ーラの間でかつ前記溝の前に設けられた2つの停止部材
(102、103)とを備えており、前記移動手段は、
略垂直方向の交互の運動をする出力部材(112)と、
前記揺動軸線とプラテンローラとの間に設けられると共
に前記出力部材に枢動可能に連結された第1の下側部分
及び適宜なシートが設けられた第2の下側部分を有する
連結レバー(104)とを備えており、前記連結レバー
に作用して前記シートを前記揺動軸線に向けて押圧する
バネ手段(108)が設けられ、前記カセットは、更に
、 前記容器から下方に延びると共に、2つの枢動取り付け
要素(92、93)と2つの相互作用要素(94、96
)とを備える2つの突出部(89、91)であって、前
記溝(99、101)と前記停止部材(102、103
)との間に挿入されて前記枢動取り付け要素を前記溝の
中で枢動可能に設けて前記軸線の周囲で揺動させること
のできる前記2つの突出部と、前記容器(16)から前
記テームの一方に隣接しかつこれの外方まで側方に突出
すると共に前記連結レバー(104)のシート(106
)によって係合されることのできる連結要素(107)
とを備え、前記相互作用要素(94、96)は機械の停
止部材(102、103)によって対向され、前記連結
レバー(104)により決定される任意の容器の揺動移
動運動を積極的に制御することが可能になされたことを
特徴とするカセット。 - 【請求項21】請求項20のタイ
プリボン用のカセットであって、前記連結要素(107
)は、前記バネ手段(108)の力に対抗する連結レバ
ー(104)の手動運動に応答して、前記シート(10
6)から解放され、前記相互作用要素(94、96)は
、前記連結要素が解放されかつ前記容器(16)の傾斜
が前記揺動移動運動よりも大きな距離となった後に、そ
れぞれの停止部材(102、103)から解放されるこ
とを特徴とするカセット。 - 【請求項22】請求項20又は21のタイプリボン用の
カセットにおいて、前記容器の下側(21)に連結され
たコレクション装置を備え、該コレクション装置は、コ
レクションリボン(29)と、該コレクションリボンの
巻かれる供給スプール(28)と、前記コレクションリ
ボンがその使用後に巻かれるテークアップスプール(3
1)とを備え、前記連結要素(107)はレバー(10
4)によって係合され、該レバーは前記容器をタイプリ
ボン(17)がプラテンローラ(13)の前に位置する
第1の作動位置からコレクションリボン(29)がプラ
テンローラの前に位置する第2の作動位置へ動かすこと
を特徴とするカセット。 - 【請求項23】請求項22のタイプリボン用のカセット
において、前記突出部は容器の底部から突出すると共に
互いに平行に隔置された2つのプレート(89、91)
を備え、各々の枢動取り付け要素はプレートの一端部に
円筒形のピン(92、93)を有し、各々の相互作用要
素は前記プレートを定置するための肩部(94、96)
を有し、前記サポート(12)は機械のキャリッジに設
けられると共に2つのプレートを備え、これら2つのプ
レートの各々はその一端部にL字形状の曲がり部分を有
し、これら曲がり部分が半円筒形の内側部分である前記
溝(99、101)を画成し、前記溝は前記円筒形のピ
ンを収容しかつこれを案内するようになされ、前記プレ
ートの各々はその他端に湾曲した壁部(102、103
)を画成し、該壁部の曲率中心は前記揺動軸線(70)
と一致すると共に前記壁部は前記停止部材を画成し、ま
た前記湾曲した壁部は前記定置肩部と協働して、前記容
器が前記第1の作動位置から前記第2の作動位置へある
いはその反対に動く間に、該容器の長手方向の移動を防
止するようになされたことを特徴とするカセット。 - 【請求項24】請求項20乃至23のいずれかのカセッ
トにおいて、各々の枢動取り付け要素(92、93)は
肩部により画成され、該肩部はそれぞれの溝の横断壁(
142、143)により作用を受けてプラテンローラの
タイプポイントに対する容器の横方向の位置を画成する
ようになされていることを特徴とするカセット。 - 【請求項25】請求項20乃至24のいずれかのカセッ
トにおいて、前記突出部(89、91)はプラスチック
材料製でかつ前記容器の底部(21)と一体になされて
いることを特徴とするカセット。 - 【請求項26】請求項20乃至25のいずれかのタイプ
リボン用のカセットを用いるためのタイプライタであっ
て、前記連結レバー(104)は、半円筒形のシート(
106)と、前記容器に固定されると共に前記半円筒形
のシートの中に収容可能なピン(107)と、前記半円
筒形のシートを有する前記連結レバーを前記ピンと係合
させて保持することのできるバネ(108)とを備える
ことを特徴とするタイプライタ。
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