JPH0438687Y2 - - Google Patents

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JPH0438687Y2
JPH0438687Y2 JP4644888U JP4644888U JPH0438687Y2 JP H0438687 Y2 JPH0438687 Y2 JP H0438687Y2 JP 4644888 U JP4644888 U JP 4644888U JP 4644888 U JP4644888 U JP 4644888U JP H0438687 Y2 JPH0438687 Y2 JP H0438687Y2
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machine casing
flowers
tulip
machine
storage bag
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、圃場に栽培しているチユーリツプ等
の花を摘採して収容袋に収容し、その収容袋を畝
間に沿つて移動させるようにしたチユーリツプ等
の花摘取り機における摘採物回収装置に関するも
のである。
【従来の技術】
球根を肥大化させて収穫するためのチユーリツ
プ等の摘花作業を行う花摘み機について、本出願
人は実願昭62−179391号で提案している。この花
摘み機は、摘採物を収容した収容袋を、花を摘み
取つたチユーリツプ列上を移動させるか、また
は、収容袋を取外した状態で摘採物を畝間に放出
する構造のものであつた。
【考案が解決しようとする課題】
上述のように収容袋をチユーリツプ等の列上を
移動させると、摘採物の量が少いときは問題が少
いが、その量が多くなつて重量が重くなると、チ
ユーリツプ等の茎や葉を損傷する問題点があつ
た。また、摘み取られた花を畝間に放出すると、
その回収手間が省けて作業能率が向上し、また、
摘採物をチユーリツプ等の列中に放出する場合に
比べ弊害が少い利点があるが、しかし、畝間に放
出された花の花弁が風等により飛散し、既に花を
摘み取つたチユーリツプ等の株元、茎葉等に付着
して、腐蝕、病気等の発生、花の色の異る品種へ
の影響がある等の問題点があつた。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされた
もので、前後を開口し左右方向に長く延びる薄型
機筐の底板前端部にバリカン刈刃を沿設し、この
刈刃の前方斜め上方に機筐の左右方向に沿つて送
風管を横架して、該送風管の一端を機筐の一側方
に設けた原動機により駆動される送風機に連通さ
せると共に、送風管には先端が機筐内方向に指向
する多数の吹出し小管を設けたチユーリツプ等の
花摘取り機において、 上記機筐の後部に、その左右両側に設けた開口
部に向けてV字状に延びる誘導背板により通路を
形成し、正記開口部に摘採物を収容する収容袋を
着脱自在に装着し、この収容袋を畝間に沿つて移
動させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【作用】
上記の構成によつて本考案の摘採物回収装置
は、摘採物を収容袋により確実に回収し、しかも
収容袋の移動により花を摘み取つた後のチユーリ
ツプ等の茎や葉を傷めるようなことがない。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。 図において、符号Aは摘採部であり、その後方
には、回収装置Bが設けられている。Cはチユー
リツプ栽培列の畝間である。 摘採部Aは、左右方向に長く長方形状に延びる
フレーム1の一側端部に原動機6を搭載し、原動
機6の内側端部に側板2を、フレーム1の他側端
部に側板3をそれぞれ立設し、両側板2,3の下
部間を底板4により連結すると共に、両側板2,
3の上部間を透明上板13で覆つて前後を開放し
た薄型の機筐を形成している。この機筐の底板4
前端部にバリカン刈刃11を沿設し、その刈刃1
1の前方斜め上方には、機筐の左右方向に沿つて
送風管9を横架し、該送風管9の一端を原動機6
と一体的にフレーム1上に搭載され駆動される送
風機5に連通させている。送風管9の下部には、
その先端が機筐内方向に指向した多数の吹出し小
管10を設けている。なお、図示しないが原動機
6により送風機5内のフアンを介してプーリー、
ベルト等により伝動部7、クランク室8より動力
を受け、バリカン刈刃11は機筐の左右方向に往
復動するもので、伝動部7、クランク室8内には
減速歯車、クランクロツド等が内装され、刈刃1
1を往復駆動するようになつている。また、送風
機5内のフアンにより起風された風は、送風管9
から吹出し小管10を経て機筐内全巾にわたつて
圧力風として吐出する。 上記フレーム1の刈刃11より後方の左右両側
部には、畝間Cを走行する左右一対の車輪22,
25が、調整用握り金具19,19、高さ調節穴
24,24……を有する高さ調整杆23,26を
介して高さ調節可能に支持されており、さらに、
一方の車輪22は高さと共に調整用握り金具1
9、車巾調整杆21により植物の栽培畝巾に適合
させるようにしてある。また、フレーム1の原動
機6搭載側端部には、操作ハンドル20が締結具
18、調整用握り金具19により高さ調節可能に
取付けられている。このハンドル20のフレーム
1への取付け位置には、下方に向けスタンド27
が取付けられ、このスタンド27にはスタンド高
さ調整杆28が伸縮可能に設けられ、スタンド2
7の取付け基部はスタンドが直立位置と後方に向
け回動してフレーム1側に跳上げた状態とに変位
可能となつている。そして、作業者はハンドル2
0を持つて機体を矢印方向に移動させ、作業者は
後ろ向きになつて機体を牽引しながら作業し、ハ
ンドル20を上下動して機体を車輪22,25を
中心に回動させて刈刃11による刈高さを調節す
るようにしてある。 上記底板4から刈刃11の前方に所定の間隔で
突出する多数の刈取り案内杆12,12……が設
けられている。この刈取り案内杆12は、圧力風
により被摘採物が左右に倒れるのを防止すると共
に、刈取り高さ(摘採高さ)を確認する働きをす
る。 上記回収装置Bは、機筐後部と連通して後方に
V字状に伸びる通路14を形成し、この通路14
の上方を上記透明上板13で覆つている。また、
通路14の後端部には山形をなす誘導背板17が
設けられ、この誘導背板17の終端部位置に左右
一対の放出筒(開口部)15,16が開口してい
る。放出筒15,16には、それぞれ網袋からな
る収容袋29,30が着脱自在に設けられてい
る。なお、上記放出筒15,16を省略して開口
部に直接収容袋29,30を着脱するようにして
もよいものである。 このような構成のチユーリツプ等の花摘み機を
用いて、例えばチユーリツプの花を摘採するとき
に、まず放出筒15,16または開口部にそれぞ
れ収容袋29,30を取付け、作業者は車輪2
2,25の高さをチユーリツプの花の高さに応じ
て調節し、スタンド27を跳上げて機体を矢印方
向に前進させる。チユーリツプの花は刈取り案内
杆12に案内されて刈刃12により刈取られ、刈
取られた花は吹出し小管10から吐出される圧力
風で後方に吹飛ばされて機筐、通路14を通つて
誘導背板17により左右に振分けられ、放出筒1
5,16または開口部を介して収容袋29,30
に収容される。収容袋29,30に収容された花
がほぼ所定量に達したならば、他の空の袋と付換
えて作業を継続する。このようにして摘採された
花は全て収容袋29,30により回収されるの
で、花弁が風によつて吹飛ばされてチユーリツプ
の茎葉に付着することがない。また、収容袋2
9,30は、畝間Cに沿つて移動するので、チユ
ーリツプを倒して損傷を与えるようなことはな
い。なお、チユーリツプの花の高さに変動がある
ときは、ハンドル20を上下動して機体を車輪2
2,25を中心に回動して刈取り高さを変更し、
適切な摘花作業が行える。 また、上記実施例では本考案はチユーリツプの
花を摘採する場合について説明したが、本考案は
チユーリツプに限らず水仙等の花の摘採、三島柴
胡、白ねぎ等の徒長芽の摘採にも同様にして使用
することができるものである。
【考案の効果】
以上説明したように本考案のチユーリツプ等の
花摘み機における摘採物回収装置は、摘採物の全
量を収容袋に収容して回収するので、花弁が風等
で飛散して作物の茎葉に付着して腐蝕させたり、
病気を発生させたりするのを確実に防止できる。 また、収容袋は作物の畝間に沿つて移動するの
で作物を倒して損傷を与えることがなく、さら
に、収容袋の着脱操作も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は収容袋
を装着した状態の植物摘採装置全体の平面図、第
2図は回収装置を装着した状態の全体の正面図、
第3図は収容袋を装着した状態の部分側断面であ
る。 A……摘採部、B……回収装置、C……畝間、
1……フレーム、2,3……側板、4……底板、
5……送風機、6……原動機、7……伝動部、8
……クランク室、9……送風管、10……吹出し
小管、11……バリカン刈刃、12……刈取り案
内杆、13……透明上板、14……通路、15,
16……放出筒、17……誘導背板、18……締
結板、19……調整用握り金具、20……操作ハ
ンドル、21……車巾調整杆、22,25……車
輪、23,26……高さ調整杆、24……高さ調
整穴、27……スタンド、28……スタンド高さ
調整杆、29,30……収容袋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前後を開口し左右方向に長く延びる薄型機筐の
    底板前端部にバリカン刈刃を沿設し、この刈刃の
    前方斜め上方に機筐の左右方向に沿つて送風管を
    横架して、該送風管の一端を機筐の一側方に設け
    た原動機により駆動される送風機に連通させると
    共に、送風管には先端が機筐内方向に指向する多
    数の吹出し小管を設けたチユーリツプ等の花摘取
    り機において、 上記機筐の後部に、その左右両側に設けた開口
    部に向けてV字状に延びる誘導背板により通路を
    形成し、正記開口部に摘採物を収容する収容袋を
    着脱自在に装着し、この収容袋を畝間に沿つて移
    動させるようにしたことを特徴とするチユーリツ
    プ等の花摘取り機における摘採物回収装置。
JP4644888U 1988-04-05 1988-04-05 Expired JPH0438687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4644888U JPH0438687Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JP4644888U JPH0438687Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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Publication Number Publication Date
JPH01149932U JPH01149932U (ja) 1989-10-17
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