JPH0438609B2 - - Google Patents

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JPH0438609B2
JPH0438609B2 JP59268046A JP26804684A JPH0438609B2 JP H0438609 B2 JPH0438609 B2 JP H0438609B2 JP 59268046 A JP59268046 A JP 59268046A JP 26804684 A JP26804684 A JP 26804684A JP H0438609 B2 JPH0438609 B2 JP H0438609B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学式の雨滴センサを用いた間欠動
作周期可変型のワイパ駆動装置に関し、特にセン
サ異常時でも一定周期で間欠動作させようとする
ものである。
〔従来の技術〕
自動車のワイパを間欠動作させる際に、その動
作周期を雨量に応じて自動的に変化させるため
に、光学式の雨滴センサを用いることがある。第
3図はこの雨滴センサの原理図で、10は発光素
子(例えば発光ダイオード)、20は受光素子
(例えばフオトダイオード)、30は両者の間に形
成される10cm程度の光路、40は該光路を横断
(落下)する雨滴である。発光素子10から常に
一定の光量が出力されているとすれば、受光素子
20への入射光量は雨滴40が通過する毎に低下
する。従つて、単位時間当りの入射光量低下の積
算値から雨量を算定できる。
第4図はこの種の雨滴センサを用いたワイパ駆
動装置の一例である。発光素子10からの光は外
囲光との識別性をつけるために発振器11の出力
でパルス変調される。受光素子20の出力は変調
波だけを通過させるバンドパスフイルタ(BPF)
21に入力し、更に増幅器22で増幅された後、
検波器23で包絡線検波される。この検波器23
の出力は雨滴に相当する部分41がレベル低下を
示す。24は検波出力からパルス変調によるリプ
ル成分を除去するBPFで、例えばアクテイブフ
イルタを用いてレベル反転した出力を得るように
する。従つて、雨滴に相当する部分42がパルス
状にレベル上昇した波形となる。積分器25はこ
の雨滴検出出力42を積分し、その出力をワイ
パ駆動装置50のコンパレータ(CMP)51に
与える。
このコンパレータ51は積分出力を基準レベ
ルL1と比較し、>L1となればワイパ駆動スイ
ツチS1をbからaに切換える。この結果、ワイパ
モータ部52のモータMに+B−a−S1−M−ア
ースの経路で電流が流れる。モータMが回転を開
始すると、図示せぬワイパが1往復の動作を開始
し、同時にカムスイツチS2がdからcに切換わ
る。この結果、+B−c−S2−bの経路でリセツ
ト回路53に電源が供給されて該回路53は積分
器25をリセツトする。積分器25がリセツトさ
れると積分出力は0になるのでコンパレータ5
1の出力はLになり、スイツチS1はaからbに復
帰する。しかし、+B−c−S2−b−S1−M−ア
ースという経路が形成されているのでモータMは
回転を続け、1往復の最後にカムスイツチS2がc
からdに復帰するとモータMは停止する。
積分器25は上述したリセツトの直後から積分
を再開しているので、コンパレータ51の出力が
Hになる毎に上述した動作が繰り返される。従つ
て、積分出力Iが基準レベルL1に達する時間に
比例して(降雨量に反比例して)ワイパの間欠動
作周期は変化する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したワイパ駆動装置では雨滴セ
ンサの感度が低下すると積分出力Iの上昇率が低
下し、ワイパの間欠動作周期はセンサ感度正常時
より長くなる。センサ感度の低下要因には、発光
素子10または受光素子20の表面の汚れ、また
は雨滴の付着等があり、最悪ケースではワイパが
全く動作しなくなつて危険である。本発明はこの
点を改善しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、雨滴を光学的に検出してその検出出
力を積分器で積分する雨滴センサを備え、該積分
器の出力が一定値になる毎にワイパを1往復動作
させると共に該積分器をリセツトするワイパ駆動
装置において、該検出出力を平均化する回路と、
該平均化回路の出力を感度低下検出用の基準値と
比較するコンパレータとを設け、更に前記積分器
に、スイツチにより選択される独立した電圧源か
らの充電経路を設け、そして該コンパレータの出
力が感度低下を示すレベルになつたときは、該充
電経路のスイツチをオンにして該積分器を該充電
経路で動作させるようにしてなることを特徴とす
るものである。
〔作用〕
ワイパの間欠動作周期を定める積分器に2系統
の充電経路を設け、1つは雨滴の検出出力で動作
するが、他の1つはスイツチで選択した別の電圧
源で動作するようにししておく。このようにすれ
ばセンサの感度低下で検出出力が得られなくなつ
ても、そのとき該スイツチをオンにすれば所定の
時定数で積分出力を生じさせることができる。該
スイツチを制御するのは検出出力を平均化する回
路と、その出力を感度低下検出用の基準値と比較
するコンパレータとからなる感度低下を検出系で
ある。以下、図示の実施例を参照しながらこれを
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す構成図で、第
3図との相違点は検波器23の出力を平均化する
回路としてのローパスフイルタ(LPF)61と、
その出力を感度低下検出用基準値L2と比較する
コンパレータ62からなる感度低下検出系60を
設けた点、および積分器25′の構成を改良し、
BPF24の出力を積分器25に、定電圧源Vccか
らも充電できる充電経路Vc.c.−S3−Rを付加して
これをスイツチS3で選択できるようにした点であ
る。このスイツチS3はセンサ感度が正常のときは
オフしている。つまり、センサ感度が正常であれ
ば検波器23の出力の平均値、従つてLPF61
の出力は高いので、(各時点の値は雨滴により一
時的に低下することがあるが)、コンパレータ6
2の出力はLであり、このレベルでスイツチS3
オフする。これに対し、汚れ、雨滴付着等により
センサ感度が低下するとLPF61の出力が低下
してコンパレータ62の出力はHとなり、スイツ
チS3をオンにする。この結果、積分器25′は充
電抵抗Rを含む電源Vccからの経路で雨量とは関
係なく充電動作をする。
このようにして積分器25′から積分出力Iが
生じると、ワイパ駆動装置50は第3図と同様に
動作し、リセツト回路53は積分器25′をリセ
ツトする。但し、充電電圧Vc.c.は一定であるた
め、動作周期は変化しない。従つて、この動作周
期を例えば中間的な雨量に適した値に設定してお
く。また、コンパレータ62の基準値L2はセン
サ正常時の最大降雨時にLPF61の出力がとり
得る値より低く設定しておく。
第2図は積分器25′の具体例で、抵抗R4とコ
ンデンサC2は従来の積分器25の充電時定数を
定める。BPF24の出力(検出出力)でこのコ
ンデンサC2を充電するときはコンデンサC1で検
出出力(パルス)を微分し、その出力を逆流防止
用のダイオードD2を経由させる。これに対し、
Vc.c.からR4にかけて接続された電界効果トラン
ジスタTr1と抵抗R3は第1図のS3とRに相当し、
コンパレータ(CMP)62の出力がL(感度正
常)の場合にはVc.c.−抵抗R2−ダイオードD1
抵抗R1の経路で電流が流れてトランジスタTr1
オンできない。しかし、CMP62出力がH(感度
低下)になるとトランジスタTr1がオンになるの
で、コンデンサC2はVc.c.−Tr1−R3−R4−C2
アースの経路で充電される。尚、この積分器のリ
セツトは、例えばコンデンサC2と並列に接続し
たトランジスタをリセツト回路53の出力でオン
することにより行われる。またTr1を電界効果型
としたのは感度正常時の漏れ電流を低減するため
である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、雨滴センサ
を用いてワイパの間欠動作周期を変化させるワイ
パ駆動装置において、受、発光部の汚れ、雨滴付
着等によつてセンサ感度が低下しても、一定周期
の間欠動作は保証されるので、雨天の運転視界が
ワイパ不動作によつて妨げられることは回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその要部回路図、第3図は光学式雨滴セ
ンサの原理説明図、第4図は雨滴センサを用いた
従来のワイパ駆動装置のブロツク図である。 図中、10は発光素子、20は受光素子、23
は検波器、25′は積分器、51は積分出力コン
パレータ、52はワイパモータ部、53はリセツ
ト回路、60は感度低下検出部、61はローパス
フイルタ(平均化回路)、62は平均化出力コン
パレータ、S3,Tr1はスイツチ、R,R3は電源V
c.c.からの充電抵抗、C2はコンデンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雨滴を光学的に検出してその検出出力を積分
    手段で積分する雨滴センサを備え、該積分手段の
    出力が一定値になる毎にワイパを1往復動作させ
    ると共に該積分手段をリセツトするワイパ駆動装
    置において、該検出出力を平均化する平均手段
    と、該平均手段の出力を感度低下検出用の基準値
    と比較する比較手段と、該検出出力とは独立して
    該積分手段に、被積分信号を供給する供給手段と
    を設け、該比較手段の出力が感度低下を示すレベ
    ルになつたときは、供給手段を作動させ、該積分
    手段を該被積分信号で動作させるようにしてなる
    ことを特徴とするワイパ駆動装置。
JP59268046A 1984-12-19 1984-12-19 ワイパ駆動装置 Granted JPS61146657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59268046A JPS61146657A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 ワイパ駆動装置

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JP59268046A JPS61146657A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 ワイパ駆動装置

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JPS61146657A JPS61146657A (ja) 1986-07-04
JPH0438609B2 true JPH0438609B2 (ja) 1992-06-25

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JPH0729588B2 (ja) * 1986-12-20 1995-04-05 富士通テン株式会社 自動ワイパ装置
DE19519471C2 (de) * 1995-05-27 1999-01-07 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zum Betreiben eines Scheibenwischers
EP2508740B1 (en) 2009-11-30 2017-05-31 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Piston ring

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