JPH0438414A - 被搬送物質の厚さ計測装置 - Google Patents

被搬送物質の厚さ計測装置

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JPH0438414A
JPH0438414A JP14598090A JP14598090A JPH0438414A JP H0438414 A JPH0438414 A JP H0438414A JP 14598090 A JP14598090 A JP 14598090A JP 14598090 A JP14598090 A JP 14598090A JP H0438414 A JPH0438414 A JP H0438414A
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JP
Japan
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received
thickness
propagation time
receiving antenna
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP14598090A
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English (en)
Inventor
Shoichi Sakanishi
坂西 昇一
Tomoyuki Abe
阿部 友行
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トンネル掘進機等、搬送管内を土砂等の被
搬送物質を搬送させる機械において、搬送管を通過する
被搬送物質の厚さ(高さ)を計測する被搬送物質の厚さ
計測装置に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
トンネル掘進機等の分野においては、搬送管を通過する
土砂の厚みを計測し、搬送土砂量を計測したいという要
望がある。この場合、土砂は搬送管全体に充満されて搬
送されるのでなく、搬送管内には上部空隙が存在してい
る。
このような土砂の厚みを計測する従来技術としては、以
下のようなものがある。
(1)搬送管内に発光素子および受光素子を間隔を置い
て複数組あるいは上下移動自在に設け、受光素子に到達
する受光素子の光を土砂が遮断したときの受光素子の位
置に基ずき土砂の厚みを計測する方法。
(2)搬送管下部外壁に超音波送信装置と受信装置を取
り付け、送信装置=土と空気との境界面一受信装置へと
至る超音波の伝播時間を計測し、土砂の厚みを計測する
方法。
しかし、方法(1)の場合には、発光素子および受光素
子が土砂にて汚れてしまい計測不能となる問題点がある
また、方法(2)の場合には、土砂内に空隙のある場合
、超音波の減衰が大きくなるので計測不能となるととも
に、土砂の厚さ計測のためには土中の音波速度を計測す
る必要があるという問題がある。
そこで、最近では、電磁波を媒体として土砂の厚みを計
測する技術がいくつか提案されている。
第4図はその一例を示すもので、搬送管1の下部に送信
アンテナ2と受信アンテナ3を配設している。この場合
、送信アンテナ2から発射された電波は土砂4の表面(
土砂4と空気5との境界面)で反射し、受信アンテナ3
により受信される。
すなわち、この従来技術では、電波の送信アンテナ2か
ら受信アンテナ3までの伝播時間t1を測定し、土砂の
厚さgを下式(1)に従って算出する。
1 +m(,6t、 /2zτ了    −(1)C1
:土中での電波の速度 εr:土の比誘電率 上式(1)において、土の比誘電率ε「は、土の種類や
含水量の状態に応じて大きく変動するため、この比誘電
率ε「は掘削機の進行に伴い時々刻々と変化してしまう
このような土の比誘電率ε「をリアルタイムに正確に測
定する技術として実用に耐えるものは存在しないため、
従来技術では比誘電率ε「に土の状態から考えられる適
当な値を設定するようにしていた。しかし、比誘電率ε
rの設定誤差は計測値gの誤差に跳ね返り、例えば比誘
電率の誤差が10%あるときは計測値gの誤差は(Jゴ
て一]−1)X100%となる。このように、この従来
技術では、土の比誘電率ETの計測が大きなネックとな
っていた。
第5図はさらに他の従来技術を示すものであり、この場
合は搬送管1の上部に送信アンテナ2と受信アンテナ3
とを配設している。送信アンテナ2から発射された電波
は空気中を伝播した後、土の表面6で反射し、受信アン
テナ3で受信される。
この場合も、電波の送信アンテナ2から受信アンテナ3
までの伝播時間t2を測定し、下式(2)に従って土砂
の厚さgを算出する。
(L−g)”C2t2       −(2)C2:空
気中での電波の速度 L:管径 しかしながら、この従来技術では電波を空気中を伝播さ
せて計測を行うため、上記電波の伝播時間t2は10月
0秒程度と非常に短くなる(第6図(a)参照)。この
ため、土の表面で反射して受信アンテナ3に至る測定対
象の電波が、土の表面で反射することなく送信アンテナ
2から受信アンテナ3に直接はいる電波のパルス(第6
図(a)参照、パルス幅約10−9秒程度)の中に埋も
れてしまい、実際には第6図(c)に示すようになる。
このように合成された受信波を第6図(a)および(b
)に示す2つの受信波に分離することは、非常に困難で
あり、実際上無理である。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、搬
送管内の被搬送物質の厚みを土の比誘電率の計測を行う
ことなくリアルタイムに正確に測定する被搬送物質の厚
さ計測装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、搬送管内を搬送される被搬送物質の厚さを
計測する被搬送物質の厚さ計測装置において、前記搬送
管の下部に送信アンテナおよび第1の受信アンテナを設
け、前記搬送管の上部に第2の受信アンテナを設けると
ともに、前記第1の受信アンテナの受信出力に基ずき送
信アンテナを発射してからこの第1の受信アンテナで受
信されるまでの電波の伝播時間を計測する第1の計測手
段と、前記第2の受信アンテナの受信出力に基ずき送信
アンテナを発射してからこの第2の受信アンテナで受信
されるまでの電波の伝播時間を計測する第2の計測手段
と、これら第1および第2の計測手段の計測値により、
前記被搬送物質の厚さを計算する計算手段と、を具える
ようにする。
〔作用〕
送信アンテナを発射された電波の一部は被搬送物質と空
気との境界面で反射され第1の受信アンテナで受信され
第1の計測手段によってその伝播時間t1が計測される
一方、送信アンテナを発射された電波は1/2・t1後
に前記境界面に到達し、その一部は反射されることなく
透過して空気中を伝播し第2の受信アンテナ4で受信さ
れる。この空気中の伝播時間をt3とすると、この伝播
時間t4は(Ll)−C2・t4 (ただし L:搬送
管径、C2:空気中での電波速度、p:被搬送物質の厚
さ)と表せる。
従って、第2の受信アンテナで受信される電波の伝播時
間t4は ta = (t+ /2) +Lx −(t
+ /2) +(L  、c)/c  となり、この−
式を変形すると、被搬送物質の厚さgは D −L−((t+ /2)−t4)l xc・・・(
A)とな、る。
すなわち、第1および第2の受信アンテナにより伝播時
間tl+  t4をそれぞれ測定し、これらを上式(A
)に代入することで被搬送物質の厚さgを求めることが
できる。
〔実施例〕
以下、この発明を添付図面を示す実施例にしたがって詳
細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、鋼製の土砂
搬送管1の中を土砂4が搬送される。この場合、土砂4
はスクリューコンベア7によって土砂搬送管1の中へ次
々押し出されることで移動していく。
前述したように電磁波は、土中を透過し、比誘電率の異
なる物質の境界で反射する。空気、土。
鋼板の比誘電率はそれぞれ異なるので、それぞれの境界
で電波は反射する。
本装置においては、搬送管1の下部に送信アンテナ2お
よび受信アンテナ3を設けるとともに、搬送管1の上部
に受信アンテナ8を設け、2つの受信アンテナ3.8で
送信アンテナ2からの電波を受信する。
すなわち、アンテナ2から発射された電波の一部は、土
砂4の表面で反射し、アンテナ3で受信される。この際
の電波の伝播時間をt、とすると、この伝播時間t1は
受信アンテナ3て測定できる。
また、送信アンテナ2から発射された電波の一部はt1
/2秒後土の表面6に到着し、その一部は反射すること
なく透過して空気中5を伝播し、受信アンテナ8で受信
される。
この空気中5の電波の伝播時間をt、とすると、この伝
播時間t3は下式(3)のように表わされる。
(L   1)  )  −C2’  t3     
  −  (3)L:搬送管1の外径 C2:空気中での電波の速度 従って、受信アンテナ8で受信される電波の伝播時間t
4は ta −(t+ /2)+ ti ’= (t+ /2)+ (L  D )/C2・・ 
(4)となり、この(4)式を変形すると、土砂の厚さ
pは下式(5)のようになる。
fl =L   f (t+ /2  t4) l  
XC2・・・(5)従って、受信アンテナ3て伝播時間
t を測定し、受信アンテナ8て伝播時間t4を測定し
、これらを上記(5)式に代入することて、土砂の厚さ
gを土の比誘電率εrを測定することなく求めることが
できる。
第2図は送受信回路の構成を示すもので、トリガ回路1
0は所定周期のトリガ信号Trを出力する。
パルス発生回路20はトリガ回路10のトリガ信号Tr
によるタイミングで高周波パルス信号を発生し、これを
送信アンテナ2に出力する。これにより、送信アンテナ
2からは、第3図(a)に示すようなパルス電波が発射
される。
この送信パルス波のうち土中4を伝播し、土と空気との
境界面6で反射した電波は受信アンテナ3で受信される
。この受信波はサンプリング回路30てトリガ信号Tr
のタイミングでサンプリングされ、サンプリング回路3
0で低周波信号に変換され、さらにアベレージヤ40に
よる平均化処理により非同期ノイズが低減されて信号処
理器50に入力される。
信号処理器50では、入力信号を第3図(b)に示すよ
うなパルス波形に変換し、さらに、この変換パルス波と
送信波に基すき送信波が発射されてから受信アンテナ3
で受信されるまでの伝播時間t1を求め、受信パルス波
および求めた伝播時間t1を計゛算機90に入力する。
一方、土中4を伝播し、前記境界面6を透過した電波は
受信アンテナ8で受信される。この受信波は前記同様サ
ンプリング回路60、アベレージヤ70を経て信号処理
器80に入力され、信号処理器80で第3図(C)に示
すようなパルス波形に変換される。さらに、信号処理器
80では、送信波が発射されてから受信アンテナ8で受
信されえるまでの伝播時間t4を求め、この伝播時間t
4を変換パルス波と共に計算機90に入力する。
計算機90では、信号処理器50.80から入力された
受信パルス波を送信波とともにCR7表示装置100に
表示するとともに、入力された伝播時間tl+  t4
を先の第(5)式に入力することにより土砂の厚さpを
演算する。計算機9oは、このようにして演算した厚さ
pから管内を通過する土砂量等を求める。
なお、この場合には、信号処理器50.80で伝播時間
tI+  t4を計測するようにしたが、CR7表示装
置100に表示された送信波および両受倍波から計算機
90が時間tl+i4を求めるようにしてもよい。
ところで、本装置においては土砂の厚さgを計測するこ
とができるので、先の(1)式に測定したpおよび時間
t、を代入することで比誘電率εrを算出することがで
き、比誘電率の自動算出システムとして用いても有効で
ある。
また、本技術は土砂の搬送以外の任意物質の搬送にも適
用可能であり、例えば、管内水位の検出にも適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明によれば、電波アンテ
ナの配置を工夫することで被搬送物質の比誘電率を測定
することなく被搬送物質の厚さを正確かつ非接触で測定
することができる。
80・・・信号処理器、90・・・計算機、100・・
・CR
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略図、第2図は計測系の
ブロック図、第3図は本実施例のパルス波形図、第4図
および第5図は電磁波を用いた従来技術を示す図、第6
図は第5図の各信号を示すパルス波形図である。 1・・・搬送管、2・・・送信アンテナ、3.8・・・
受信アンテナ、4・・・土砂、5・・・空気、6・・・
土と空気の境界面、7・・・スクリューコンベア、1o
・・・トリガ回路、20・・・パルス発生回路、30.
60・・・サンプリング回路、40.70・・・アベレ
ージヤ、50゜第 図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  搬送管内を搬送される被搬送物質の厚さを計測する被
    搬送物質の厚さ計測装置において、 前記搬送管の下部に送信アンテナおよび第1の受信アン
    テナを設け、前記搬送管の上部に第2の受信アンテナを
    設けるとともに、 前記第1の受信アンテナの受信出力に基ずき送信アンテ
    ナを発射してからこの第1の受信アンテナで受信される
    までの電波の伝播時間を計測する第1の計測手段と、 前記第2の受信アンテナの受信出力に基ずき送信アンテ
    ナを発射してからこの第2の受信アンテナで受信される
    までの電波の伝播時間を計測する第2の計測手段と、 これら第1および第2の計測手段の計測値により、前記
    被搬送物質の厚さを計算する計算手段と、を具えるよう
    にした被搬送物質の厚さ計測装置。
JP14598090A 1990-06-04 1990-06-04 被搬送物質の厚さ計測装置 Pending JPH0438414A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020076434A1 (en) * 2018-10-08 2020-04-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Soil measurement system using wireless signals

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020076434A1 (en) * 2018-10-08 2020-04-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Soil measurement system using wireless signals
US10761206B2 (en) 2018-10-08 2020-09-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Soil measurement system using wireless signals

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