JPH0438359Y2 - - Google Patents

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JPH0438359Y2
JPH0438359Y2 JP1986184919U JP18491986U JPH0438359Y2 JP H0438359 Y2 JPH0438359 Y2 JP H0438359Y2 JP 1986184919 U JP1986184919 U JP 1986184919U JP 18491986 U JP18491986 U JP 18491986U JP H0438359 Y2 JPH0438359 Y2 JP H0438359Y2
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rotating
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JP1986184919U
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば静電写真複写機に装備される
コロナ放電器に関するものである。
〔従来の技術〕
上記のコロナ放電器は、複写機の感光体に対す
る帯電用や、感光体表面に形成されたトナー像の
複写紙に対する転写用、ならびに、転写後の複写
紙を感光体表面から分離させるための複写紙分離
用に用いられる。
かかるコロナ放電器の放電線と感光体表面との
距離を一定に保つことは、例えば画像上の濃度の
傾きやムラを生じさせないようにする上で極めて
重要であつて、前記感光体表面に対して放電線を
平行に張接する種々の技術が提案されている。
その一つに、特開昭58−204486号公報で開示さ
れたものがある。これは、第5図に示すように、
シールドケース1の端部に、感光体4の半径方向
に向かうガイド5,5を設ける一方、放電線9の
係止溝dが形成されたコマ12を前記ガイド5,
5に沿わせて摺動自在に設け、かつ、感光体表面
Sに当接して被動回転されるコロ13を前記コマ
12に軸支させたものである。
このような構成では、放電線9と感光体表面S
との距離を一定に保つ上で、前記コマ12におけ
るコロ13の軸支部の製作精度が高く要求される
と共に、前記コマ12が形成的に複雑であつてコ
スト高となるのみならず、更に、軸支によつてコ
ロ13を一体化させたコマ12が前記ガイド5,
5から抜け出さないように保持しつつ、所定位置
にコロナ放電器をセツトしなければならず、その
作業が容易でなく組付性にも難点があつた。
本考案は、このような実情に鑑みてなされ、放
電線と感光体表面との距離を常に一定に保つこと
ができ、かつ組付性がよくて簡単な構成で安価な
コロナ放電器を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本考案によるコ
ロナ放電器は、以下のように構成している。
すなわち、回転駆動される円筒状の感光体の周
面に対接して被動回転される円形状に形成された
一対の回転部材が、シールドケース内に間隔を置
いて設けた一対の案内手段によつてその感光体と
の接点を通る半径方向に移動自在に案内されると
ともに、その両回転部材の回転中心に孔をそれぞ
れ穿設形成し、その両孔に挿通させた放電線に弾
発部材を継合させてその両端を、前記シールドケ
ース内における前記両回転部材よりも外側部位に
係着させ、その両回転部材を前記感光体側に付勢
させていることを特徴としている。
〔作用〕
このような構成によれば、弾発部材を継合させ
た放電線によつて回転部材が感光体周面に対接付
勢されるとともに案内手段によつてその感光体と
の接点を通る半径方向に移動自在に案内されるの
で、回転部材が被動回転されても前記放電線と感
光体周面との距離が常に一定に保持される。その
回転部材は孔に挿通された放電線によつて付勢保
持されかつ案内手段で案内されるので、支軸や軸
受等を必要とせず構成が簡単で安価に得ることが
できる。組み付けに際しては、例えば、予め、弾
発部材を継合させた放電線を案内手段にセツトし
た回転部材の孔に挿通させてその両端をシールド
ケース内に係着させ、これにより回転部材を放電
線で保持させることができ、容易に組み付けを完
了することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図はコロナ放電器全体の断面を示し、
第2図及び第3図は要部の断面を示す。
図において、1はステンレススチール等の金属
製のシールドケースで、断面凹形に形成されてい
る。
2,3は前記シールドケース1の両側に付設さ
れた合成樹脂などの絶縁材製の支持部材で、その
内側に夫々回転部材8,8を案内するための案内
手段であるガイド5,5が形成され、かつ、一方
の支持部材2には挿抜操作用の把手6が、また他
方の支持部材3には複写機(画像形成装置)の本
体側に差込まれる受電端子7が設けられている。
前記ガイド5は、感光体4の半径方向に向かう
一対のリブ状ガイド体5a,5aを、前記支持部
材2,3に対してシールドケース1の巾方向両側
の内面に突設して、当該リブ状ガイド体5a,5
aによつて前記感光体4の半径方向に向かう凹溝
ガイド部5b,5bを形成して成る。
回転部材8,8は合成樹脂などの絶縁材で同寸
同形に一体成型された円板状に形成され、その厚
さが前記凹溝ガイド部5bの溝巾よりも若干薄
く、かつ、中心部に小径の中心孔bが形成された
ボス部分a,aを突設して成り、前記リブ状ガイ
ド体5a,5aによつてシールドケース1の長手
方向に移動不能の状態で、前記各支持部材2,3
の凹溝ガイド部5b,5bに対して回転自在かつ
その回転部材8,8と感光体4との接点を通る半
径方向に摺動自在に嵌合されている。
9は前記回転部材8,8の中心孔b,bに挿通
された放電線で、一端側にテンシヨンスプリング
10を継合させて、該スプリング10を前記受電
端子7に連通接続させた接続片11に係着させる
一方、その他端側を前記支持部材2にビス止めc
してある。
上述のように構成されたコロナ放電器の組み付
けに際しては、前記感光体4の周面に相対応させ
て所定位置にセツトする前に、予め回転部材8,
8の中心孔b,bに放電線9を挿通させて、その
両回転部材8,8をシールドケース1内のガイド
溝5b,5b内に嵌め、その放電線9の一端を支
持部材2にビス止めcした後、その他端を支持部
材3の接続片11に係着させたスプリング10に
継合させておき、しかる後に、当該コロナ放電器
を複写機本体の所定位置にセツトすることで、回
転部材8,8を感光体周面Sに対接付勢させ、前
記感光体周面Sと放電線9との距離を回転部材8
の径に応じた一定の値に設定することができる。
つまり、その両回転部材8,8は放電線9によつ
て保持されているのでガイド溝5b,5bから脱
落することがなく組付性がきわめて良好となる。
このように組付けられた回転部材8,8は感光体
4の回転に伴つて被動回転されても、その感光体
周面Sと放電線9との距離は常に一定に保たれる
こととなる。
尚、前記回転部材8の両側のボス部分a,aを
省略して実施するも良い。
第4図に、支持部材2側における別実施例の回
転部材8の嵌合部構造を示す。これは、支持部材
2に対して回転部材8の両端面に相対応する部位
に一対の支持ガイド体5c,5cを立設すると共
に、当該支持ガイド体5c,5cの夫々に、回転
部材8の両側に連設のボス部a,aを嵌合するガ
イド溝5dを、感光体4の半径方向に向けて形成
したもので、前記支持ガイド体5c,5cによつ
てシールドケース1の長手方向への移動を不能に
する状態で、前記回転部材8を前記ガイド溝5
d,5dに対して回転自在かつ感光体4の半径方
向に摺動自在に嵌合させるように構成されてい
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のコロナ放電器によ
れば、感光体の周面に対接して被動回転される一
対の回転部材が、シールドケース内に間隔を置い
て設けた一対の案内手段によつてその感光体との
接点を通る半径方向に移動自在に案内されるとと
もに、その両回転部材の回転中心に孔をそれぞれ
穿設形成し、その両孔に挿通させた放電線に弾発
部材を継合させてその両端を、前記シールドケー
ス内における前記両回転部材よりも外側部位に係
着させ、その両回転部材を前記感光体側に付勢さ
せているので、回転部材が感光体によつて被動回
転されても、放電線と感光体周面との距離が常に
一定となる。
そして、その距離は回転部材の径に応じて容易
に設定でき、かつその距離を保つための部品が回
転部材のみであり、従来に比べて部品点数を大幅
に削減でき、コストダウンを達成できるのであ
る。
しかも、案内手段によつて案内される回転部材
を放電線によつて保持させているのでその回転部
材が脱落することがなく、コロナ放電器の取り扱
い操作がきわめて容易となりその組付性が格段と
良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコロナ放電器の縦断面図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図は第2図の−
線視図である。そして第4図は回転部材の支持部
構造を示す別実施例の部分斜視図であり、第5図
は従来構造のコロナ放電器の断面図である。 1……シールドケース、4……感光体、8……
回転部材、9……放電線、S……感光体表面、b
……中心孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転駆動される円筒状の感光体の周面に対接し
    て被動回転される円形状に形成された一対の回転
    部材が、シールドケース内に間隔を置いて設けた
    一対の案内手段によつてその感光体との接点を通
    る半径方向に移動自在に案内されるとともに、そ
    の両回転部材の回転中心に孔をそれぞれ穿設形成
    し、その両孔に挿通させた放電線に弾発部材を継
    合させてその両端を、前記シールドケース内にお
    ける前記両回転部材よりも外側部位に係着させ、
    その両回転部材を前記感光体側に付勢させている
    ことを特徴とするコロナ放電器。
JP1986184919U 1986-11-30 1986-11-30 Expired JPH0438359Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986184919U JPH0438359Y2 (ja) 1986-11-30 1986-11-30

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JP1986184919U JPH0438359Y2 (ja) 1986-11-30 1986-11-30

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JPS6390253U JPS6390253U (ja) 1988-06-11
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JP1986184919U Expired JPH0438359Y2 (ja) 1986-11-30 1986-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142571A (ja) * 1983-02-03 1984-08-15 Canon Inc 画像形成装置

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