JPH0438333A - 水圏の裂水装置 - Google Patents

水圏の裂水装置

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JPH0438333A
JPH0438333A JP14413690A JP14413690A JPH0438333A JP H0438333 A JPH0438333 A JP H0438333A JP 14413690 A JP14413690 A JP 14413690A JP 14413690 A JP14413690 A JP 14413690A JP H0438333 A JPH0438333 A JP H0438333A
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water
hydrosphere
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Akira Kodama
児玉 皓
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、貯水池や湖などの広大な水圏の水域を分断し
たり分断された水域に水を満たしたりすることのできる
製水装置に関する。
[従来の技術1 従来より、遊園地に設けられた水圏としての貯水池は、
遊覧船やボートを浮かべるなどの用途に用いることが多
々行われているが、従来のそれらは一般にきわめて静的
で動的要素に乏しく、単なる鑑賞用としての域を出ない
ものであった。
[発明が解決しようとする課題] このように動的要素に乏しい点を補う意味で、噴水を設
置するなど、種々の工夫がなされているけれども、迫力
に乏しく鑑賞用としての域を脱するものではない、した
がって従来の水圏は遊園地などの出し物としては活用度
が低く、ショー的要素に乏しくて話題性に欠け、注目度
が低いといった問題を有していた。
本発明は以上の事情に鑑み、水圏の水域を引き裂いて分
断したり分断された水域を水で満たしたりするといった
きわめて斬新な発想の下でなされたもので、水圏の活用
度を高めて水圏を単なる鑑貰対象物から脱皮させると共
に、きわめてグイナミンクなショーシステムを確立でき
、話題性や注目度を飛躍的に向上させることのできる水
圏の製水装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る水圏の製水装置は、頂部が水圏の水面下に
没入するように設けられ水圏中に特定領域を形成する隔
壁と、特定領域の貯水容積よりも大きな貯水容積を有す
る貯水領域と、特定領域の底部と貯水領域とを連通させ
かつ特定領域の底部よりも低位に配設された通水路と、
通水路に介在された開閉手段と、特定領域の底部よりも
低位で上記水圏中に開口し、がっ特定領域の底部に連通
された充水路と、充水路に介在された開閉手段と、を具
備しているものである。
[作 用1 この構成によれば、通水路の開閉手段や充水路の開閉手
段を選択的に開閉制御することによって、特定領域の水
位の下降や上昇、ならびに水位の変動速度の制御のみな
らず、特定領域で水域を引き裂いて分断したり分断され
た水域を再び水で満たすといった演出を大規模に行わせ
ることができる。
すなわち、通水路の開閉手段や充水路の開閉手段を閉じ
ておけば、特定領域から貯水領域に排水されなくなるた
め、隔壁の頂部からの越流水で特定領域が満たされ、特
定領域の水位とその外部の水圏の水位が同位になって静
的な一つの水圏が形成される。
通水路の開閉手段だけを開け、充水路の開閉手段を閉じ
ておけば、特定領域と貯水領域との間の水の落差により
特定領域の水が通水路を通って貯水領域に排出され、そ
れに伴って特定領域の水位が下降する。この場合、特定
領域の外部の水圏の水位を一定に保っておけば、特定領
域の水位下降中や水位が最低位に達したときにも、隔壁
の頂部から特定領域への越流が続行されるため、水位下
降中は水圏があたかも特定領域で引き裂かれて分断され
ていくかのように見え、水位が最低位に達した後は水圏
の分断された状態が持続される。
特定領域の水位がその外部の水圏の水位よりも低い場合
において、充水路の開閉手段を開ければ、特定領域とそ
の外部の水圏との水の落差により、充水路を通って水圏
の水が特定領域に流入し、それに伴って特定領域の水位
が上昇する。特定領域には、隔壁の頂部を越流した水も
流入しているため、越流だけがなされている場合に比べ
ると、充水路の開閉手段を開けることによって水位の上
昇速度が速くなる。なお、水位上昇の最高位は特定領域
の外部の水圏の水位と同位である。
[実施例] この実施例は第1図のように水圏1として広大な自然の
貯水池を利用したもので、その水圏1に特定領域Sを形
成しである。特定領域Sは、所定の間隔−を隔てた隔壁
2,2とそれらの隔壁2.2の端部相互間の遮蔽壁3,
3とで仕切ることによって水圏1を横断する形に作られ
ており、隔壁頂部2Aが遮蔽壁頂部3Aよりもや一低位
に設定されている。
そして、水圏lの水面−りが隔壁頂部2Aよりも高く、
かつ遮蔽壁頂部3Aよりも低い位置に定められ、水面孔
の下に隔壁頂部2Aが没入(没入量=1)するようにな
っている、隔壁2.2の下端は底部4によって連続して
いる。この特定領域Sは輻−×長さL×深さDに相当す
る貯水容積(v詠する。)を有する。
特定領域Sの底部4には第1通水口5と第2通水口6の
他、第1通水口5を挾む両側に配置されたノズル7・・
・が設けられている。第2通水口6は第1通水口5より
も開口面積が十分に大きい。この第2通水口6は特定領
域Sの貯水容積V、の大きさに応して単一または底部4
の長さ方向に所定の間隔を有して複数設けられるのであ
り、複数設ける場合には、個々の開口面積をすべて第1
通水口5の開口面積より大きくしておいても、個々の開
口面積の総和を第1通水口5の開口面積より大きくして
おいてもよい、また、複数の第1通水口5を底部4に配
列しておいてもよい、ノズル7.7は第4図に示したよ
うに隔壁2.2の近くに設けられ、第1通水口5の各側
のノズル7.7からは水流が反対向きに噴出され、しか
も第1通水口50両側のノズル7.7から噴出される水
流が第1通水口5の接戦方向に向くようになされている
8は貯水領域で、この貯水領域8の貯水容積(VZとす
る。)は特定領域Sの貯水容積v1よりも大きく、たと
えばν2≧2vlに設定されている。そして、第1開閉
手段V、の介在された第1通水路りにより第1通水口5
を介して特定領域Sの底部と貯水領域8とが連通され、
第2開閉手段v2の介在された第2通水路L2により第
2通水口6を介して特定領域Sの底部と貯水領域8とが
連通されている。第1通水路L1や第2通水路L2はそ
れぞれ第1通水口5や第2通水口6の開口面積に見合う
通路断面積を有していると共に、それぞれ第1通水口5
や第2通水口6すなわち特定領域Sの底部よりも低位に
配設されている。回倒では第2通水路L2を分岐させて
貯水領域8の内部空間に連通させ、しかもそれぞれの分
岐通路に第2開閉手段VZ+ν2を介在させであるが、
必ずしも分岐させる必要はない。第2通水口6と第2開
閉手段v2との間の第2通水路L2に充水路L3が連通
され、第2通水路L2が充水路り、の一部に兼用されて
いる。この充水路り、は特定領域Sの底部よりも低位に
おいて特定領域Sの外部の水圏(以下、外部領域という
、)IA中に開口し、かつ第3開閉手段V、が介在され
ている。なお、充水路L3は必ずしも第2通水路L2や
第2通水口6を介して特定領域Sの底部に連通させる必
要はなく、場合によっては特定領域Sの底部に別に通水
口を設け、その通水口を介して直接特定領域Sの底部に
連通させてもよい。
貯水領域8にはポンプPが設置され、このポンプPの吐
出口から延びる揚水路L1が開閉手段v4の介在された
循環水路L4に連通され、その循環水路L4が外部頭載
IA中に開口している。これらのポンプP、揚水路L7
、循環水路L4および開閉手段v4は貯水領域8の水を
外部領域IAに戻す循環手段9を構成している。また、
開閉手段v4よりも上流側の循環水路L4と上記ノズル
7とが開閉手段V、の介在された補助水路り、によって
連通され、さらに、開閉手段v4よりも上流側の循環水
路L4と第2通水路L2とが開閉手段V、の介在された
連通路り、によって連通されている。IOは貯水領域8
に連通された空気抜き通路、vlは揚水路L7に介在さ
れた逆流防止機能を有する開閉弁である。
なお、上述した第1〜第3の各開閉手段Vl+ Vz。
v3やその他の開閉手段V4+ VS+ Vbは開閉弁
などの公知の通路開閉手段によって構成される。
次に作用を説明する。
水圏lの水面孔の位置は特定領域Sの隔壁頂部2八より
も高いため、特定領域Sの水位が外部領域IAの水位よ
りも低いときには隔壁頂部2Aを越流した水が絶えず流
入する。そのため、第1開閉手段v1、第2開閉手段v
2および第3開閉手段v3がすべて閉していると、特定
領域Sの水が貯水領域8に排出されることはなく、特定
領域Sは満水になってその水位が外部領域IAの水位と
同一になり、水圏1の全体が一つの静的な水域になる。
したがって、それは静的な鑑貫対象物となる。
貯水領域8に水が溜まっているときには循環手段90作
用でその水を外部領域IAに戻すことが可能である。
今、特定領域Sが満水になっており、しかも貯水領域8
に水が溜まっている状態を運転開始状態とする。
運転開始状態から、補助水路し、の開閉手段V、と循環
手段9の開閉弁シフを開け、循環手段9の開閉手段v4
と、連通路し、の開閉手段V、と、第1〜第3開閉手段
VI+シ2.v3とを閉じると、ポンプPの作動により
貯水領域8から揚水路し。、開閉弁V1、循環水路し4
、補助水路L5および開閉手段V、を経てノズル7に加
圧した水が送給され、ノズル7から水が勢いよく噴出さ
れる。これにより、今まで静的な水域を形成していた水
圏lの特定領域Sの水面が波立ち、やがて何かが起こる
であろう前兆を見る者に怒じさせることになる。特定領
域Sの水面で生しる波の大きさはノズル7の数や水の噴
出量や噴出力に関係し、それらを調節すればさざ波を次
第に大きな波に変化させたり、脈動的な波を作り出した
り、渦流とわかる程度の弱い波を作り出すことが可能で
ある。
特定領域Sが満水になっている場合において、第1開閉
手段V、が開けられ、第2・第3開閉手段Vz、Vsが
閉しられていると、特定領域Sと貯水領域8との水の落
差によって特定領域Sの水が第1通水路り、および第1
開閉手段V、を経て貯水領域8に流入する。そのような
排水の当初では特定領域Sに弱い渦流が生じ、排水が続
くに従ってその渦流が次第に大きくなって迫力を増す、
したがって、上述のようにノズル7からの噴流水で水面
にさざ波を作り、続いて排水を行って渦流を生じさせる
と、見る者にはきわめて動的な印象が与えられる。
ノズル7からの噴流と第1通水路り、による排水とを併
行させると一層迫力のある渦流が生じる。
ここで、ノズル7からの噴流水や隔壁2の頂部2Aを越
流する水量よりも排水量が少ないと、特定領域Sでの水
位低下は生じないが、その逆の場合には特定領域Sの水
位が次第に低下する。このような水位低下を防いだり、
水位低下の途中で特定領域Sの水位を上昇させるには、
第3開閉手段v3を開ければよい、すなわち、第3開閉
手段V、が開けられると、特定領域Sと外部領域IAと
の水の落差により、外部領域IAの水が充水路し3とそ
の開閉手段V、と第2通水路L2とを経て特定領域Sに
充水され、それによって水位低下が防止されたり、水位
が上昇したりする。したがって、このような操作を行え
ば、渦流を持続させたり、渦流の強さを変動させたり、
さざ波だけを起こさせたり、元の静的な水圏を形成させ
たりすることが可能である。
特定領域Sが満水になっている場合において、第2開閉
手段ν2が開けられ、第1・第3開閉手段V、、V、が
閉じられていると、特定領域Sと貯水領域8との水の落
差により、大きな開口面積を有する第2通水口6から第
2通水路L2と第2開閉手段v2を経て特定領域Sの水
が貯水領域8に排出され、そのために特定領域Sの水位
が低下する。この場合、単位時間当たりの排水量が大き
いため、急激な水位低下が起こる。そして、水位が低下
している間や水位が最低位に達した後においても、隔壁
頂部2Aから越流した水は滝のようになって特定領域S
に絶えず流入して隔壁2を覆い隠しているので、見る者
にとっては、その水位低下があたかも引潮で水圏1の水
域が引き裂されて分断していくかのように見え、きわめ
てダイナミックな印象を持つようになる。越流水は第2
通水口6から同様に排水されるので、水位が最低位に達
したときに特定領域Sの底面が露出するようにしておけ
ば、その裂水された箇所を人が遊歩したり、その裂水さ
れた箇所を他の催しに用いることも可能である。
特定領域Sの水位が最低位に達した後、特定領域Sを再
び満水にするには、第3開閉手段V、を開け、特定領域
Sと外部領域14との水の落差により、外部領域IAの
水を充水路し、と第3開閉手段V、と充水路に兼用され
ている第2通水路L2とを経て特定領域Sに充水すれば
よい、この場合、単位時間当たりの充水量が大きいため
、急激な水位上昇が起こり、上述した運転開始状態を迅
速につくり出すことができる。
水圏1の水位は、水位センサー(不図示)の検出信号で
給水ポンプや開閉弁などを含む給水手段(不図示)を制
御することにより別の給水源から給水して隔壁2の頂部
2Aより上位に保つことも可能であるが、循環手段9を
運転して貯水領域8の水を外部領域IAに戻すことによ
ってそのようにことも可能である。また、連通路り、の
開閉手段vbと第2開閉手段v2を開けて貯水領域8に
水を循環させることも可能である。
以上説明した操作を順番に一連の操作として行うことも
、順不同で一連の操作として行うことも可能である。
以上説明した実施例では水圏1として自然の貯水池を利
用したものを説明したが、本発明では人工池、湖、河川
などを水圏として利用することも同様に可能である。ま
た、特定領域を円形などの各種形状に形成することも可
能である。
[発明の効果1 以上のように本発明は、従来に無かったきわめて斬新な
発想の下でなされたものであり、通水路や充水路の各開
閉手段を制御することによって、広大な水圏を特定領域
で引き裂いていき、あたかもその水圏が分断されたかの
ような演出や、分断された水圏を再び水で満たして一つ
の水圏を迅速に形成するといった演出を大規模に行わせ
ることができるため、水圏を単なる鑑賞対象物から脱皮
させてその活用度を高め、きわめてダイナミックなショ
ーシステムを確立することが可能になり、話題性や注目
度を飛躍的に向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略平面図、第2図は第1図
の■−■線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図、
第4図はノズルの配列例を示す説明図である。 1・・・水圏、2・・・隔壁、2A・・・隔壁の頂部、
4・・・特定領域の底部、8・・・貯水領域、ML・・
・水圏の水面、S・・・特定領域、L2・・・第2通水
路(通水路)、v2・・・第2開閉手段(通水路の開閉
手段)、L3・・・充水路、V、・・・第3開閉手段(
充水路の開閉手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、頂部が水圏の水面下に没入するように設けられ水圏
    中に特定領域を形成する隔壁と、特定領域の貯水容積よ
    りも大きな貯水容積を有する貯水領域と、 特定領域の底部と貯水領域とを連通させかつ特定領域の
    底部よりも低位に配設された通水路と、通水路に介在さ
    れた開閉手段と、 特定領域の底部よりも低位で上記水圏中に開口し、かつ
    特定領域の底部に連通された充水路と、充水路に介在さ
    れた開閉手段と、 を具備していることを特徴とする水圏の裂水装置。
JP14413690A 1990-05-31 1990-05-31 水圏の裂水装置 Expired - Fee Related JPH0685824B2 (ja)

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JPH0685824B2 JPH0685824B2 (ja) 1994-11-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022507290A (ja) * 2018-11-15 2022-01-18 ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 娯楽システムのためのシステム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022507290A (ja) * 2018-11-15 2022-01-18 ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 娯楽システムのためのシステム及び方法

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