JPH0438282Y2 - - Google Patents
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- JPH0438282Y2 JPH0438282Y2 JP2977287U JP2977287U JPH0438282Y2 JP H0438282 Y2 JPH0438282 Y2 JP H0438282Y2 JP 2977287 U JP2977287 U JP 2977287U JP 2977287 U JP2977287 U JP 2977287U JP H0438282 Y2 JPH0438282 Y2 JP H0438282Y2
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- axis
- light
- flow cell
- optical
- adjustment device
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- NGZUCVGMNQGGNA-UHFFFAOYSA-N 7-[5-(2-acetamidoethyl)-2-hydroxyphenyl]-3,5,6,8-tetrahydroxy-9,10-dioxoanthracene-1,2-dicarboxylic acid 7-[5-(2-amino-2-carboxyethyl)-2-hydroxyphenyl]-3,5,6,8-tetrahydroxy-9,10-dioxoanthracene-1,2-dicarboxylic acid 3,5,6,8-tetrahydroxy-7-[2-hydroxy-5-(2-hydroxyethyl)phenyl]-9,10-dioxoanthracene-1,2-dicarboxylic acid 3,6,8-trihydroxy-1-methyl-9,10-dioxoanthracene-2-carboxylic acid Chemical compound Cc1c(C(O)=O)c(O)cc2C(=O)c3cc(O)cc(O)c3C(=O)c12.OCCc1ccc(O)c(c1)-c1c(O)c(O)c2C(=O)c3cc(O)c(C(O)=O)c(C(O)=O)c3C(=O)c2c1O.CC(=O)NCCc1ccc(O)c(c1)-c1c(O)c(O)c2C(=O)c3cc(O)c(C(O)=O)c(C(O)=O)c3C(=O)c2c1O.NC(Cc1ccc(O)c(c1)-c1c(O)c(O)c2C(=O)c3cc(O)c(C(O)=O)c(C(O)=O)c3C(=O)c2c1O)C(O)=O NGZUCVGMNQGGNA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、光学式の微粒子検出装置の光学系
の調整装置に関するものである。
の調整装置に関するものである。
一般に、光学式の微粒子検出装置においては、
流体中に微小な粒子を間隔をおいて一列に並べて
流してそこへ光を照射し、粒子から発せられる散
乱光を検出することにより、粒子の個数や大きさ
を測定している。この場合には、光線照射手段
と、粒子が照射されるフローセルと、受光装置と
は所定の光軸上に配置する必要がある。また、フ
ローセル中心部分における光のビーム径は、粒子
の測定が実質的に可能となる程度まで充分に小さ
く絞られねばならない。というのは、ビーム径が
充分に絞られていないと、発する散乱光の強度が
弱かつたり、ビームスポツトの中に同時に複数の
粒子が存在してしまい、粒子の個数や大きさを正
しく測定できないからである。
流体中に微小な粒子を間隔をおいて一列に並べて
流してそこへ光を照射し、粒子から発せられる散
乱光を検出することにより、粒子の個数や大きさ
を測定している。この場合には、光線照射手段
と、粒子が照射されるフローセルと、受光装置と
は所定の光軸上に配置する必要がある。また、フ
ローセル中心部分における光のビーム径は、粒子
の測定が実質的に可能となる程度まで充分に小さ
く絞られねばならない。というのは、ビーム径が
充分に絞られていないと、発する散乱光の強度が
弱かつたり、ビームスポツトの中に同時に複数の
粒子が存在してしまい、粒子の個数や大きさを正
しく測定できないからである。
これら光軸の設定やビームの絞りは、対象とす
る粒子が微小となればなるほど高い精度が要求さ
れる。このため光学系の設計や組立てにおいて
は、高度の機構設計の技術と生産技術が要求され
ている。
る粒子が微小となればなるほど高い精度が要求さ
れる。このため光学系の設計や組立てにおいて
は、高度の機構設計の技術と生産技術が要求され
ている。
しかし、測定粒子が、たとえば1um以下の大き
さであると、光学系の機構精度だけで光軸の設定
やビームの絞りを所望の精度範囲内におさえるこ
とは不可能となる。
さであると、光学系の機構精度だけで光軸の設定
やビームの絞りを所望の精度範囲内におさえるこ
とは不可能となる。
そこで、光学系を一応組立てた後、光軸の設定
やビームの絞りを所定の範囲に調整する必要があ
る。
やビームの絞りを所定の範囲に調整する必要があ
る。
この考案の目的は、これら光学系の調整を容易
に、短時間で行える微粒子検出装置の光学系の調
整装置を提供することである。
に、短時間で行える微粒子検出装置の光学系の調
整装置を提供することである。
この考案の微粒子検出装置の光学系の調整装置
は、第1軸上に光軸を揃えて配置した光線照射手
段を内装したコンデンサユニツトと、 このコンデンサユニツトを光線照射方向上手側
で保持し光学台上に配置された発光系調整装置
と、 前記コンデンサユニツトの光線照射方向下手側
に配置され前記第1軸と直交する第2軸上に粒子
列を形成した状態に流体を流すフローセルと、 このフローセルを保持しこのフローセルを前記
第1軸および第2軸を含む平面と交わる第3軸方
向に移動調整可能でかつ前記発光系調整装置に対
し前記第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可
能に前記光学台上に配置されたフローセル調整装
置と、 前記フローセルの光線照射方向下手側に配置さ
れ前記光線が前記粒子列に当たつて反射した散乱
光を集める集光装置と、 この集光装置を保持しこの集光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第4軸およ
び第5軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された集光
系調整装置と、 前記集光装置の光線照射方向下手側に配置され
前記集光装置からの前記散乱光を検出する受光装
置と、 この受光装置を保持しこの受光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第6軸およ
び第7軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された受光
系調整装置とを備えたものである。
は、第1軸上に光軸を揃えて配置した光線照射手
段を内装したコンデンサユニツトと、 このコンデンサユニツトを光線照射方向上手側
で保持し光学台上に配置された発光系調整装置
と、 前記コンデンサユニツトの光線照射方向下手側
に配置され前記第1軸と直交する第2軸上に粒子
列を形成した状態に流体を流すフローセルと、 このフローセルを保持しこのフローセルを前記
第1軸および第2軸を含む平面と交わる第3軸方
向に移動調整可能でかつ前記発光系調整装置に対
し前記第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可
能に前記光学台上に配置されたフローセル調整装
置と、 前記フローセルの光線照射方向下手側に配置さ
れ前記光線が前記粒子列に当たつて反射した散乱
光を集める集光装置と、 この集光装置を保持しこの集光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第4軸およ
び第5軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された集光
系調整装置と、 前記集光装置の光線照射方向下手側に配置され
前記集光装置からの前記散乱光を検出する受光装
置と、 この受光装置を保持しこの受光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第6軸およ
び第7軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された受光
系調整装置とを備えたものである。
この考案の構成によれば、フローセルは、フロ
ーセル調整装置により第1軸(光線照射方向)お
よび第2軸(粒子列方向)を含む平面と交わる第
3軸方向へ移動調整可能なので、光軸を粒子列上
に一致させることができる。また、発光系調整装
置とフローセル調整装置とは第1軸方向に互いの
距離を相対的に伸縮可能なので、光ビームの最も
幅の細い部分を粒子列に照射することができる。
ーセル調整装置により第1軸(光線照射方向)お
よび第2軸(粒子列方向)を含む平面と交わる第
3軸方向へ移動調整可能なので、光軸を粒子列上
に一致させることができる。また、発光系調整装
置とフローセル調整装置とは第1軸方向に互いの
距離を相対的に伸縮可能なので、光ビームの最も
幅の細い部分を粒子列に照射することができる。
集光装置は、第1軸と直交して第1軸上で相交
わる第4軸および第5軸の方向へ移動調整可能で
あり、受光装置は、第1軸と直交して第1軸上で
相交わる第6軸および第7軸の方向へ移動調整可
能なので、集光装置および受光装置を光軸上に一
致させることができる。さらに、集光系調整装置
および受光系調整装置は、各々発光系調整装置に
対し第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可能
なので、受光装置の中心位置にフローセル通過光
の焦点を一致させることができる。
わる第4軸および第5軸の方向へ移動調整可能で
あり、受光装置は、第1軸と直交して第1軸上で
相交わる第6軸および第7軸の方向へ移動調整可
能なので、集光装置および受光装置を光軸上に一
致させることができる。さらに、集光系調整装置
および受光系調整装置は、各々発光系調整装置に
対し第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可能
なので、受光装置の中心位置にフローセル通過光
の焦点を一致させることができる。
このように、光軸の設定やビームの絞り等を一
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
この考案の一実施例を第1図ないし第15図に
基づいて説明する。この微粒子検出装置の光学系
の調整装置は、第1軸A上に光軸を揃えて配置し
た光線照射手段1を内装したコンデンサユニツト
2と、 このコンデンサユニツト2を光線照射方向上手
側で保持し光学台3上に配置された発光系調整装
置4と、 コンデンサユニツト2の光線照射方向下手側に
配置され第1軸Aと直交する第2軸B上に粒子列
を形成した状態に流体を流すフローセル5と、 このフローセル5を保持しこのフローセル5を
第1軸Aおよび第2軸Bを含む平面と交わる第3
軸C方向に移動調整可能でかつ発光系調整装置4
に対し第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸縮
可能に光学台3上に配置されたフローセル調整装
置7と、 フローセル5の光線照射方向下手側に配置され
前記光線が前記粒子列に当たつて反射した散乱光
を集める集光装置8と、 この集光装置8を保持しこの集光装置8を第1
軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第4軸Dお
よび第5軸Eの方向へ移動調整可能でかつ発光系
調整装置4に対し第1軸A方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に光学台3上に配置された集光系
調整装置9と、 集光装置8の光線照射方向下手側に配置され集
光装置8からの前記散乱光を検出する受光装置1
0と、 この受光装置10を保持しこの受光装置10を
第1軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第6軸
Fおよび第7軸Gの方向へ移動調整可能でかつ発
光系調整装置4に対し第1軸A方向に互いの距離
を相対的に伸縮可能に光学台3上に配置された受
光系調整装置11とを備えたものである。
基づいて説明する。この微粒子検出装置の光学系
の調整装置は、第1軸A上に光軸を揃えて配置し
た光線照射手段1を内装したコンデンサユニツト
2と、 このコンデンサユニツト2を光線照射方向上手
側で保持し光学台3上に配置された発光系調整装
置4と、 コンデンサユニツト2の光線照射方向下手側に
配置され第1軸Aと直交する第2軸B上に粒子列
を形成した状態に流体を流すフローセル5と、 このフローセル5を保持しこのフローセル5を
第1軸Aおよび第2軸Bを含む平面と交わる第3
軸C方向に移動調整可能でかつ発光系調整装置4
に対し第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸縮
可能に光学台3上に配置されたフローセル調整装
置7と、 フローセル5の光線照射方向下手側に配置され
前記光線が前記粒子列に当たつて反射した散乱光
を集める集光装置8と、 この集光装置8を保持しこの集光装置8を第1
軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第4軸Dお
よび第5軸Eの方向へ移動調整可能でかつ発光系
調整装置4に対し第1軸A方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に光学台3上に配置された集光系
調整装置9と、 集光装置8の光線照射方向下手側に配置され集
光装置8からの前記散乱光を検出する受光装置1
0と、 この受光装置10を保持しこの受光装置10を
第1軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第6軸
Fおよび第7軸Gの方向へ移動調整可能でかつ発
光系調整装置4に対し第1軸A方向に互いの距離
を相対的に伸縮可能に光学台3上に配置された受
光系調整装置11とを備えたものである。
第1図において、コンデンサユニツト2は、円
柱状をしており、光線照射手段1、コリメータレ
ンズおよびコンデンサレンズから成る。光線照射
手段1は、レーザダイオード等から成り、水平な
第1軸A上に光軸を有する。光線照射手段1より
発せられた発散光は、コリメータレンズにより平
行光に変えられ、コンデンサレンズにより微小な
ビームスポツトに絞り込まれる。このコンデンサ
ユニツト2は、すでに調整済のものを使用する。
柱状をしており、光線照射手段1、コリメータレ
ンズおよびコンデンサレンズから成る。光線照射
手段1は、レーザダイオード等から成り、水平な
第1軸A上に光軸を有する。光線照射手段1より
発せられた発散光は、コリメータレンズにより平
行光に変えられ、コンデンサレンズにより微小な
ビームスポツトに絞り込まれる。このコンデンサ
ユニツト2は、すでに調整済のものを使用する。
光学台3は、長手方向が第1軸A方向である長
尺状の平板であり、上面に光学台3の長手方向に
延びるレール部3aを有している。
尺状の平板であり、上面に光学台3の長手方向に
延びるレール部3aを有している。
発光系調整装置4は、コンデンサユニツト保持
部12、コンデンサ微動ステージ13、スプリン
グ支持部14およびコンデンサ微動ねじ15とか
ら成る。コンデンサユニツト2は、コンデンサユ
ニツト保持部12の円柱孔に一対のコンデンサユ
ニツト取付ねじ16により固定される。コンデン
サユニツト保持部12は、コンデンサ微動ステー
ジ13の上面に一対のコンデンサ保持部取付ねじ
17により固定される。コンデンサ微動ステージ
13は、下面のスライド部(図示せず)を光学台
3上面のレール部3aに嵌合させて、光学台3上
の長手方向に移動可能である。スプリング支持部
14は、レール部3aの一端部において光学台3
上面に固定されている。コンデンサ微動ねじ15
は、ねじ込まれるとスプリング18に抗してコン
デンサ微動ステージ13を押して移動させる。
部12、コンデンサ微動ステージ13、スプリン
グ支持部14およびコンデンサ微動ねじ15とか
ら成る。コンデンサユニツト2は、コンデンサユ
ニツト保持部12の円柱孔に一対のコンデンサユ
ニツト取付ねじ16により固定される。コンデン
サユニツト保持部12は、コンデンサ微動ステー
ジ13の上面に一対のコンデンサ保持部取付ねじ
17により固定される。コンデンサ微動ステージ
13は、下面のスライド部(図示せず)を光学台
3上面のレール部3aに嵌合させて、光学台3上
の長手方向に移動可能である。スプリング支持部
14は、レール部3aの一端部において光学台3
上面に固定されている。コンデンサ微動ねじ15
は、ねじ込まれるとスプリング18に抗してコン
デンサ微動ステージ13を押して移動させる。
フローセル5は、角パイプ状をしており、粒子
を含む懸濁液を中心にして周囲に高速流体を通し
ており、中心流に鉛直な第2軸Bに沿う粒子列が
形成されている。フローセル保持部取付具19
は、下縁部19a、立上がり部19bおよび上縁
部19cとから成るコ字形断面の部材である。フ
ローセル保持部20は、フローセル上部保持部2
1とフローセル下部保持部22とから成る。フロ
ーセル上部保持部21は、フローセル5の上部を
保持し、フローセル保持部取付ねじ23によりフ
ローセル保持部取付具19の上縁部19cに取付
けられる。フローセル下部保持部22は、フロー
セル5の下部を保持しフローセル保持部取付具1
9の下縁部19aに取付けられる。フローセル保
持部取付具19の立上がり部19bは、フローセ
ル5よりもコンデンサユニツト2側に配置され、
光線を通す円孔部19dを有している。
を含む懸濁液を中心にして周囲に高速流体を通し
ており、中心流に鉛直な第2軸Bに沿う粒子列が
形成されている。フローセル保持部取付具19
は、下縁部19a、立上がり部19bおよび上縁
部19cとから成るコ字形断面の部材である。フ
ローセル保持部20は、フローセル上部保持部2
1とフローセル下部保持部22とから成る。フロ
ーセル上部保持部21は、フローセル5の上部を
保持し、フローセル保持部取付ねじ23によりフ
ローセル保持部取付具19の上縁部19cに取付
けられる。フローセル下部保持部22は、フロー
セル5の下部を保持しフローセル保持部取付具1
9の下縁部19aに取付けられる。フローセル保
持部取付具19の立上がり部19bは、フローセ
ル5よりもコンデンサユニツト2側に配置され、
光線を通す円孔部19dを有している。
フローセル調整装置7は、第1軸A方向の調整
を行うフローセル長手方向調整装置24と第1軸
Aと直交する水平な第3軸C方向の調整を行うフ
ローセル幅方向調整装置25とから成る。以下、
特に記載ない限り、長手方向と幅方向は、各々、
光学台3の長手方向と幅方向を示すものとする。
フローセル長手方向調整装置24は、フローセル
長手方向微動ステージ26、スプリング保持部2
7、フローセル長手方向微動ねじ28および一対
のスプリング29とから成る。スプリング保持部
27は、光学台3上面に固定されている。フロー
セル長手方向微動ステージ26は、下面のスライ
ド部(図示せず)を光学台3上面のレール部3a
と嵌合させて長手方向に移動可能である。フロー
セル長手方向微動ねじ28は、スプリング保持部
27を貫通してねじ込まれ、先端部がフローセル
長手方向微動ステージ26の一端面を押してい
る。スプリング29は、スプリング保持部27と
フローセル長手方向微動ステージ26との間に設
けられ、両者を引つ張る付勢をする引つ張りコイ
ルばねである。フローセル長手方向微動ねじ28
をねじ込めば、フローセル長手方向微動ステージ
26をコンデンサユニツト2側に移動させること
ができ、ねじ戻せばスプリング29の引張力によ
りスプリング保持部27側に移動させることがで
きる。
を行うフローセル長手方向調整装置24と第1軸
Aと直交する水平な第3軸C方向の調整を行うフ
ローセル幅方向調整装置25とから成る。以下、
特に記載ない限り、長手方向と幅方向は、各々、
光学台3の長手方向と幅方向を示すものとする。
フローセル長手方向調整装置24は、フローセル
長手方向微動ステージ26、スプリング保持部2
7、フローセル長手方向微動ねじ28および一対
のスプリング29とから成る。スプリング保持部
27は、光学台3上面に固定されている。フロー
セル長手方向微動ステージ26は、下面のスライ
ド部(図示せず)を光学台3上面のレール部3a
と嵌合させて長手方向に移動可能である。フロー
セル長手方向微動ねじ28は、スプリング保持部
27を貫通してねじ込まれ、先端部がフローセル
長手方向微動ステージ26の一端面を押してい
る。スプリング29は、スプリング保持部27と
フローセル長手方向微動ステージ26との間に設
けられ、両者を引つ張る付勢をする引つ張りコイ
ルばねである。フローセル長手方向微動ねじ28
をねじ込めば、フローセル長手方向微動ステージ
26をコンデンサユニツト2側に移動させること
ができ、ねじ戻せばスプリング29の引張力によ
りスプリング保持部27側に移動させることがで
きる。
フローセル幅方向調整装置25は、フローセル
幅方向微動ステージ30、スプリング保持部3
1、フローセル幅方向微動ねじ32および一対の
スプリング(図示せず)とから成る。スプリング
保持部31は、フローセル長手方向微動ステージ
26の上面の幅方向端部に固定されている。フロ
ーセル幅方向微動ステージ30は、フローセル長
手方向微動ステージ26上面の幅方向に立設され
たレール部(図示せず)に下面のスライド部(図
示せず)を嵌合させており、幅方向に移動可能で
ある。フローセル幅方向微動ねじ32は、スプリ
ング保持部31に貫通してねじ込まれ、先端部が
フローセル幅方向微動ステージ30の一端面を押
している。前記スプリングは、スプリング保持部
31とフローセル幅方向微動ステージ30との間
に設けられ、両者を引つ張る付勢をする引つ張り
コイルばねである。フローセル幅方向微動ねじ3
2のねじ込み、ねじ戻しによりフローセル幅方向
微動ステージ30を幅方向に移動させることがで
きる。
幅方向微動ステージ30、スプリング保持部3
1、フローセル幅方向微動ねじ32および一対の
スプリング(図示せず)とから成る。スプリング
保持部31は、フローセル長手方向微動ステージ
26の上面の幅方向端部に固定されている。フロ
ーセル幅方向微動ステージ30は、フローセル長
手方向微動ステージ26上面の幅方向に立設され
たレール部(図示せず)に下面のスライド部(図
示せず)を嵌合させており、幅方向に移動可能で
ある。フローセル幅方向微動ねじ32は、スプリ
ング保持部31に貫通してねじ込まれ、先端部が
フローセル幅方向微動ステージ30の一端面を押
している。前記スプリングは、スプリング保持部
31とフローセル幅方向微動ステージ30との間
に設けられ、両者を引つ張る付勢をする引つ張り
コイルばねである。フローセル幅方向微動ねじ3
2のねじ込み、ねじ戻しによりフローセル幅方向
微動ステージ30を幅方向に移動させることがで
きる。
集光装置8は、ビームストツパ33、ビームス
トツパホルダ34およびコレクタレンズ筒35か
ら成る。ビームストツパ33は、光線照射手段1
からの直進光すなわち粒子列に当たらなかつた光
線を遮断する働きをする。第7図に示すように、
ビームストツパ33は、水平に配置された平板状
で一側端部に長方形形状の開口部33aを有し、
この開口部33aの中央に遮断板33bが上下に
設けられている。ビームストツパ33は、中央部
に水平方向の長穴33cを有しこの長穴33cを
貫通するビームストツパ取付ねじ36によりビー
ムストツパホルダ34の先端部に固定される。ビ
ームストツパ33は、ビームストツパ取付ねじ3
6に対し長穴33cをずらすことにより、水平方
向に移動可能である。ビームストツパホルダ34
は円筒形をしておりコレクタレンズ筒35に外嵌
されてビームストツパホルダ取付ねじ37により
コレクタレンズ筒35に固定される。コレクタレ
ンズ筒35は、コレクタレンズを内装した円筒形
状をしており前記スプリング保持部27に設けら
れた第1軸A上に中心のある円柱孔のコレクタレ
ンズ筒保持部38に遊嵌されている。フランジ部
35aは、コレクタレンズ筒35の中央部に外嵌
され、スプリング保持部27のフローセル5側の
側面と接している。
トツパホルダ34およびコレクタレンズ筒35か
ら成る。ビームストツパ33は、光線照射手段1
からの直進光すなわち粒子列に当たらなかつた光
線を遮断する働きをする。第7図に示すように、
ビームストツパ33は、水平に配置された平板状
で一側端部に長方形形状の開口部33aを有し、
この開口部33aの中央に遮断板33bが上下に
設けられている。ビームストツパ33は、中央部
に水平方向の長穴33cを有しこの長穴33cを
貫通するビームストツパ取付ねじ36によりビー
ムストツパホルダ34の先端部に固定される。ビ
ームストツパ33は、ビームストツパ取付ねじ3
6に対し長穴33cをずらすことにより、水平方
向に移動可能である。ビームストツパホルダ34
は円筒形をしておりコレクタレンズ筒35に外嵌
されてビームストツパホルダ取付ねじ37により
コレクタレンズ筒35に固定される。コレクタレ
ンズ筒35は、コレクタレンズを内装した円筒形
状をしており前記スプリング保持部27に設けら
れた第1軸A上に中心のある円柱孔のコレクタレ
ンズ筒保持部38に遊嵌されている。フランジ部
35aは、コレクタレンズ筒35の中央部に外嵌
され、スプリング保持部27のフローセル5側の
側面と接している。
集光系調整装置9は、コレクタレンズ筒35が
取り付けられるコレクタフランジ39と、このコ
レクタフランジ39が取付けられるスプリング保
持部27とから成る。コレクタフランジ39は、
フランジ取付ねじ40によりスプリング保持部2
7に固定される。このフランジ取付ねじ40がコ
レクタフランジ39を貫通する部分の内径はねじ
外径よりもやや大きくなつている。そのため、フ
ランジ取付ねじ40を少し緩めるとコレクタフラ
ンジ39がスプリング保持部27の側面に沿つて
一定範囲で全方向に移動可能となり、コレクタレ
ンズ筒35の位置調整ができる。
取り付けられるコレクタフランジ39と、このコ
レクタフランジ39が取付けられるスプリング保
持部27とから成る。コレクタフランジ39は、
フランジ取付ねじ40によりスプリング保持部2
7に固定される。このフランジ取付ねじ40がコ
レクタフランジ39を貫通する部分の内径はねじ
外径よりもやや大きくなつている。そのため、フ
ランジ取付ねじ40を少し緩めるとコレクタフラ
ンジ39がスプリング保持部27の側面に沿つて
一定範囲で全方向に移動可能となり、コレクタレ
ンズ筒35の位置調整ができる。
受光装置10は、ピンホール筒41と受光器4
2とから成る。ピンホール筒41は、円筒形の一
端面にピンホール板43を有し、他端面に受光器
42を取付けている。ピンホール板43は中央部
に散乱光を通過させるピンホール47を有してい
る。ピンホール筒41と受光器42とは予め軸合
わせされて一体化している。
2とから成る。ピンホール筒41は、円筒形の一
端面にピンホール板43を有し、他端面に受光器
42を取付けている。ピンホール板43は中央部
に散乱光を通過させるピンホール47を有してい
る。ピンホール筒41と受光器42とは予め軸合
わせされて一体化している。
受光系調整装置11は、受光装置保持部44、
受光系上下微動ねじ45および受光系幅方向微動
ねじ46から成る。受光装置保持部44は、光学
台3上面に立設された平板で第1軸A上にピンホ
ール筒挿通孔44aを有している。受光系上下微
動ねじ45は、受光装置保持部44の上面に設け
られ先端部がピンホール筒挿通孔44a内に達し
ピンホール筒41と接触している。この受光系上
下微動ねじ45と同軸上で、ピンホール筒41の
下面とピンホール筒挿通孔44aとの間にスプリ
ング(図示せず)が設けられ、このスプリングが
ピンホール筒41を上方へ押している。受光系幅
方向微動ねじ46は、受光装置保持部44の幅方
向の一側面に設けられ、先端部がピンホール筒挿
通孔44a内に達し、ピンホール筒41と接触し
ている。この受光系幅方向微動ねじ46と同軸上
でピンホール筒41を受光系幅方向微動ねじ46
の反対側から押すスプリングが設けられている。
受光系上下微動ねじ45および受光系幅方向微動
ねじ46から成る。受光装置保持部44は、光学
台3上面に立設された平板で第1軸A上にピンホ
ール筒挿通孔44aを有している。受光系上下微
動ねじ45は、受光装置保持部44の上面に設け
られ先端部がピンホール筒挿通孔44a内に達し
ピンホール筒41と接触している。この受光系上
下微動ねじ45と同軸上で、ピンホール筒41の
下面とピンホール筒挿通孔44aとの間にスプリ
ング(図示せず)が設けられ、このスプリングが
ピンホール筒41を上方へ押している。受光系幅
方向微動ねじ46は、受光装置保持部44の幅方
向の一側面に設けられ、先端部がピンホール筒挿
通孔44a内に達し、ピンホール筒41と接触し
ている。この受光系幅方向微動ねじ46と同軸上
でピンホール筒41を受光系幅方向微動ねじ46
の反対側から押すスプリングが設けられている。
次に、この調整装置を用いた調整の手順につい
て説明する。
て説明する。
(a) コンデンサユニツト2を保持した発光系調整
装置4と受光装置10を保持した受光系調整装
置11とを光学台3上に組立てる。
装置4と受光装置10を保持した受光系調整装
置11とを光学台3上に組立てる。
(b) 受光装置10のピンホール47を光軸上に一
致させる。
致させる。
第2図に示すように、中心孔48を有しピン
ホール筒挿通孔44aと同径の厚肉の位置合わ
せ円盤49をピンホール筒挿通孔44aに挿入
し、第3図に示すように、受光系上下微動ねじ
45および受光系幅方向微動ねじ46を操作し
て位置合わせ円盤49の中心孔48とピンホー
ル47とを一致させる。これによりピンホール
47はピンホール筒挿通孔44aの中心位置に
移動し、光軸上に一致する。この操作が終わる
と、位置合わせ円盤49は取りはずす。
ホール筒挿通孔44aと同径の厚肉の位置合わ
せ円盤49をピンホール筒挿通孔44aに挿入
し、第3図に示すように、受光系上下微動ねじ
45および受光系幅方向微動ねじ46を操作し
て位置合わせ円盤49の中心孔48とピンホー
ル47とを一致させる。これによりピンホール
47はピンホール筒挿通孔44aの中心位置に
移動し、光軸上に一致する。この操作が終わる
と、位置合わせ円盤49は取りはずす。
(c) 光線の楕円ビームの長径を上下方向に一致さ
せる。
せる。
第4図に示すように、位置決め蛍光板50
(図において肉厚を示さず)を受光装置保持部
44に取り付ける。位置決め蛍光板50には上
下、左右方向に十字線51が表示されており、
十字線の中心52は、位置決め蛍光板50の取
り付け状態でピンホール挿通孔44aの中心と
一致するよう設定されている。光線照射手段1
に光線を照射させると位置決め蛍光板50上に
は、たとえば、第5図に示すような縦長の楕円
形ビームの照射スポツト53が見える。ここ
で、コンデンサ保持部取付ねじ17を2箇所共
緩めると、コンデンサ保持部12がコンデンサ
微動ステージ13上でわずかに移動可能とな
る。コンデンサ保持部12の位置、向きを調整
することにより、位置決め蛍光板50上の楕円
形ビームの照射スポツト53の短径、長径が、
第6図に示すように、位置決め蛍光板50上の
十字線51に一致する状態にし、この状態でコ
ンデンサ保持部取付ねじ17を締め付ける。な
お、位置決め蛍光板50上の2本の補助線54
は、この間にビームの照射スポツト53の短径
がおさまつていることを確認するためのもので
ある。以上の操作の後、位置決め蛍光板50を
とりはずす。コレクタレンズ筒35をコレクタ
フランジ39に取付け、コレクタフランジ39
をスプリング保持部27に取付ける。
(図において肉厚を示さず)を受光装置保持部
44に取り付ける。位置決め蛍光板50には上
下、左右方向に十字線51が表示されており、
十字線の中心52は、位置決め蛍光板50の取
り付け状態でピンホール挿通孔44aの中心と
一致するよう設定されている。光線照射手段1
に光線を照射させると位置決め蛍光板50上に
は、たとえば、第5図に示すような縦長の楕円
形ビームの照射スポツト53が見える。ここ
で、コンデンサ保持部取付ねじ17を2箇所共
緩めると、コンデンサ保持部12がコンデンサ
微動ステージ13上でわずかに移動可能とな
る。コンデンサ保持部12の位置、向きを調整
することにより、位置決め蛍光板50上の楕円
形ビームの照射スポツト53の短径、長径が、
第6図に示すように、位置決め蛍光板50上の
十字線51に一致する状態にし、この状態でコ
ンデンサ保持部取付ねじ17を締め付ける。な
お、位置決め蛍光板50上の2本の補助線54
は、この間にビームの照射スポツト53の短径
がおさまつていることを確認するためのもので
ある。以上の操作の後、位置決め蛍光板50を
とりはずす。コレクタレンズ筒35をコレクタ
フランジ39に取付け、コレクタフランジ39
をスプリング保持部27に取付ける。
(e) コンデンサユニツト2と受光装置10との一
応のピント合わせを行う。
応のピント合わせを行う。
これは、以後の調整を行い易くするために行
う。コンデンサ微動ねじ15を操作し、ピンホ
ール47付近のビームの照射スポツト53が、
第8図に示すように横長の小さなスポツトにな
るように調節する。
う。コンデンサ微動ねじ15を操作し、ピンホ
ール47付近のビームの照射スポツト53が、
第8図に示すように横長の小さなスポツトにな
るように調節する。
(f) 集光装置8の中心軸を光軸上に一致させる。
フランジ取付ねじ40を緩め、コレクタフラン
ジ39がスプリング保持具27に対してわずか
にスライドするようにする。コレクタフランジ
39を動かすことにより、ピンホール47付近
の楕円の照射スポツト53の中心がピンホール
47に一致するように調整した(第9図)後、
フランジ取付ねじ40を締め付ける。
フランジ取付ねじ40を緩め、コレクタフラン
ジ39がスプリング保持具27に対してわずか
にスライドするようにする。コレクタフランジ
39を動かすことにより、ピンホール47付近
の楕円の照射スポツト53の中心がピンホール
47に一致するように調整した(第9図)後、
フランジ取付ねじ40を締め付ける。
コレクタレンズの入射開口付近でのビーム形
状がたとえば鉛直方向に長い楕円形になるよう
設計されている場合には、ビームストツパ33
の方向が鉛直方向に向くようにビームストツパ
ホルダ34を回転させて調整したのち、ビーム
ストツパホルダ取付ねじ37を締めつける。
状がたとえば鉛直方向に長い楕円形になるよう
設計されている場合には、ビームストツパ33
の方向が鉛直方向に向くようにビームストツパ
ホルダ34を回転させて調整したのち、ビーム
ストツパホルダ取付ねじ37を締めつける。
(g) フローセル5およびフローセル調整装置7を
光学台3上に組立てる。
光学台3上に組立てる。
このとき、フローセル5が光路中に入るとピ
ントが若干ずれる。また、ビームの照射スポツ
ト53の位置も若干ずれる。
ントが若干ずれる。また、ビームの照射スポツ
ト53の位置も若干ずれる。
(h) ピントおよび照射スポツト53の位置の再調
整を行う。
整を行う。
前記の(g)のようにずれが生ずるので、以下の
再調整を行う。
再調整を行う。
コンデンサ微動ねじ15を操作してピンホー
ル47付近のビームの照射スポツト53が横長
の楕円スポツトになるようにしてピント合わせ
する。また、フローセル上部保持部21を回転
させることによりフローセル5の向きを調整
し、ピンホール47付近の照射スポツトが(第
9図に示すように)ピンホール47に一致する
ようにした後、フローセル保持部取付ねじ23
を締め付ける。このことによつて、ビームの主
光線がフローセル5の面に垂直に入射するよう
に調整される。
ル47付近のビームの照射スポツト53が横長
の楕円スポツトになるようにしてピント合わせ
する。また、フローセル上部保持部21を回転
させることによりフローセル5の向きを調整
し、ピンホール47付近の照射スポツトが(第
9図に示すように)ピンホール47に一致する
ようにした後、フローセル保持部取付ねじ23
を締め付ける。このことによつて、ビームの主
光線がフローセル5の面に垂直に入射するよう
に調整される。
(i) 以後の調整を行い易くする為に、受光装置1
0のピントを故意にはずす。
0のピントを故意にはずす。
コンデンサ微動ねじ15を動かしてピントを
わざとはずし、ピンホール47上の照射スポツ
ト53が、第10図に示すような横幅5mm程度
の縦長の楕円形になるように調整する。フロー
セル5の断面をコンデンサユニツト2側から見
ると第11図のようになり、フローセル5の横
幅は約300um、フローセル5の中心を流れる試
料流55の幅は約10umであり、そのまわりを
シース液56が流れる。フローセル5付近での
ビーム照射スポツト57は最終的には図で示さ
れるような横長の楕円に絞られなければならな
い。このビーム照射スポツト57の短径は約
8um、長径は約160umである。しかし、第10
図のようにピンホール47上の照射スポツト5
3が広がつた状態になるときは、フローセル5
付近でのビームの照射スポツト57はフローセ
ル5の横幅以上に広がつている。すなわち、第
10図のピンホール47付近の照射スポツト5
3は光がフローセル5の壁5aに当たつて散乱
した結果を反映している。
わざとはずし、ピンホール47上の照射スポツ
ト53が、第10図に示すような横幅5mm程度
の縦長の楕円形になるように調整する。フロー
セル5の断面をコンデンサユニツト2側から見
ると第11図のようになり、フローセル5の横
幅は約300um、フローセル5の中心を流れる試
料流55の幅は約10umであり、そのまわりを
シース液56が流れる。フローセル5付近での
ビーム照射スポツト57は最終的には図で示さ
れるような横長の楕円に絞られなければならな
い。このビーム照射スポツト57の短径は約
8um、長径は約160umである。しかし、第10
図のようにピンホール47上の照射スポツト5
3が広がつた状態になるときは、フローセル5
付近でのビームの照射スポツト57はフローセ
ル5の横幅以上に広がつている。すなわち、第
10図のピンホール47付近の照射スポツト5
3は光がフローセル5の壁5aに当たつて散乱
した結果を反映している。
(j) 以後の調整を行い易くする為に、集光装置8
のピントを故意にはずす。
のピントを故意にはずす。
フローセル長手方向微動ねじ28を操作し、
コレクタレンズのピントをはずす。
コレクタレンズのピントをはずす。
(k) ピンホール板43での照射スポツト53上に
暗線58(フローセルの壁の影)が見える状態
にする。
暗線58(フローセルの壁の影)が見える状態
にする。
フローセル幅方向微動ねじ32をゆつくり回
していくと、ピンホール47付近の照射スポツ
ト53中に幅1mm程度の暗線58が数mmの間隔
で2本続けて現れる。このうちの1本がスポツ
ト上に現れている状態にする(第12図)。コ
レクタレンズのピントをはずしたのは、この暗
線58を見つけ易くするためである。
していくと、ピンホール47付近の照射スポツ
ト53中に幅1mm程度の暗線58が数mmの間隔
で2本続けて現れる。このうちの1本がスポツ
ト上に現れている状態にする(第12図)。コ
レクタレンズのピントをはずしたのは、この暗
線58を見つけ易くするためである。
(l) コレクタレンズのピント合わせる。
受光装置保持部44に位置決め蛍光板50を
第4図に示すように再度取付ける。そして、暗
線58が、第13図に示すように、最も細く、
かつ明瞭に見えるように、フローセル長手方向
微動ねじ28を調整する。これで、コレクタレ
ンズのピントが合つたことになる。
第4図に示すように再度取付ける。そして、暗
線58が、第13図に示すように、最も細く、
かつ明瞭に見えるように、フローセル長手方向
微動ねじ28を調整する。これで、コレクタレ
ンズのピントが合つたことになる。
(m) フローセル5中心付近から出る光をピンホー
ル47へ入射させる。
ル47へ入射させる。
フローセル幅方向微動ねじ32を操作し、2
本の暗線58が、第14図に示すように十字線
51の縦線に関して左右対称に現れるように調
整する。これは、フローセル5の壁面5aを目
安として、フローセル5中心付近から出る光が
ピンホール47へ入射するように調整している
ものである。
本の暗線58が、第14図に示すように十字線
51の縦線に関して左右対称に現れるように調
整する。これは、フローセル5の壁面5aを目
安として、フローセル5中心付近から出る光が
ピンホール47へ入射するように調整している
ものである。
調整が終われば位置決め蛍光板50を取りは
ずす。
ずす。
(n) コレクタレンズの焦点位置をフローセル5の
中心に一致させる。
中心に一致させる。
コンデンサ微動ねじ15を操作し、ピンホー
ル板43上の照射スポツト53の縦幅が、第9
図のように最も狭くなるように調整する。これ
は、フローセル5の中心にビームウエスト(ビ
ームの一番細いところ)が一致するようにコン
デンサレンズの焦点位置を動かしているもので
ある。
ル板43上の照射スポツト53の縦幅が、第9
図のように最も狭くなるように調整する。これ
は、フローセル5の中心にビームウエスト(ビ
ームの一番細いところ)が一致するようにコン
デンサレンズの焦点位置を動かしているもので
ある。
(o) コンデンサユニツト2からの直接光を完全に
遮断する。
遮断する。
ビームストツパ取付ねじ36を緩めて、ビー
ムストツパ33を光軸に近づく方へ送り出して
いき、ピンホール板43上の照射スポツト53
が完全に消える位置でビームストツパ取付ねじ
36を締めつける。このとき、ビームストツパ
33の遮断板33b部分には、第15図に示す
ように、縦長の楕円照射スポツト59が映つて
いる。このようにして、直接の照射光はビーム
ストツパ33で完全にカツトされ、検出粒子に
よつて散乱された光のみがピンホール47に入
射するようになる。
ムストツパ33を光軸に近づく方へ送り出して
いき、ピンホール板43上の照射スポツト53
が完全に消える位置でビームストツパ取付ねじ
36を締めつける。このとき、ビームストツパ
33の遮断板33b部分には、第15図に示す
ように、縦長の楕円照射スポツト59が映つて
いる。このようにして、直接の照射光はビーム
ストツパ33で完全にカツトされ、検出粒子に
よつて散乱された光のみがピンホール47に入
射するようになる。
以上のように(a)〜(o)の手順により、コンデン
サユニツト2からの光線はフローセル5中心の
粒子列に照射され、粒子に当たつて反射した散
乱光のみが受光装置10の中心に入射する状態
に調整が行われる。
サユニツト2からの光線はフローセル5中心の
粒子列に照射され、粒子に当たつて反射した散
乱光のみが受光装置10の中心に入射する状態
に調整が行われる。
このように、この実施例の構成によれば、フロ
ーセル5は、フローセル調整装置7により第1軸
A(光線照射方向)および第2軸B(粒子列方向)
を含む平面と交わる第3軸C方向へ移動調整可能
なので、光軸を粒子列上に一致させることができ
る。また、発光系調整装置4とフローセル調整装
置7とは第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸
縮可能なので、光ビームの最も幅の細い部分を粒
子列に照射することができる。
ーセル5は、フローセル調整装置7により第1軸
A(光線照射方向)および第2軸B(粒子列方向)
を含む平面と交わる第3軸C方向へ移動調整可能
なので、光軸を粒子列上に一致させることができ
る。また、発光系調整装置4とフローセル調整装
置7とは第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸
縮可能なので、光ビームの最も幅の細い部分を粒
子列に照射することができる。
集光装置8は、第1軸Aと直交する平面内で全
方向に移動調整可能であり、受光装置10は、第
1軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第6軸F
および第7軸Gの方向へ移動調整可能なので、集
光装置8および受光装置10を光軸上に一致させ
ることができる。さらに、集光系調整装置9およ
び受光系調整装置11は、各々発光系調整装置4
に対し第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸縮
可能なので、受光装置10の中心位置にフローセ
ル5通過光の焦点を一致させることができる。
方向に移動調整可能であり、受光装置10は、第
1軸Aと直交して第1軸A上で相交わる第6軸F
および第7軸Gの方向へ移動調整可能なので、集
光装置8および受光装置10を光軸上に一致させ
ることができる。さらに、集光系調整装置9およ
び受光系調整装置11は、各々発光系調整装置4
に対し第1軸A方向に互いの距離を相対的に伸縮
可能なので、受光装置10の中心位置にフローセ
ル5通過光の焦点を一致させることができる。
また、本調整装置は、位置決め蛍光板50等の
治具を使用することが容易であり、光学系の調整
の能率を高めている。
治具を使用することが容易であり、光学系の調整
の能率を高めている。
このように、光軸の設定やビームの絞り等を一
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
そのため、光学系に過度な機械精度を要しな
い。
い。
発光系調整装置4は光学台3上に固定し、集光
系調整装置9および受光系調整装置11が第1軸
A方向へ移動調整可能としても良い。
系調整装置9および受光系調整装置11が第1軸
A方向へ移動調整可能としても良い。
フローセル調整装置7は光学台3上に固定し、
集光系調整装置9および受光系調整装置11が第
1軸A方向へ移動調整可能としても良い。
集光系調整装置9および受光系調整装置11が第
1軸A方向へ移動調整可能としても良い。
円形ビームの光線を発するコンデンサユニツト
2を用いる場合は、コンデンサユニツト2は、コ
ンデンサユニツト保持部12に対し回転可能でな
くても良い。
2を用いる場合は、コンデンサユニツト2は、コ
ンデンサユニツト保持部12に対し回転可能でな
くても良い。
第1軸Aは水平軸でなくても良い。
フローセル5の粒子列の方向(第2軸B方向)
は、鉛直軸方向でなくとも良い。
は、鉛直軸方向でなくとも良い。
第3軸Cは、第1軸A、第2軸Bと直交しなく
ても良い。
ても良い。
第4軸Dと第5軸Eは第1軸Aと直交して第1
軸A上で相交わる2軸であれば良い。
軸A上で相交わる2軸であれば良い。
第6軸Fと第7軸Gとは直交しなくても良い。
この考案の微粒子検出装置の光学系の調整装置
によれば、フローセルは、フローセル調整装置に
より第1軸(光線照射方向)および第2軸(粒子
列方向)を含む平面と交わる第3軸方向へ移動調
整可能なので、光軸を粒子列上に一致させること
ができる。また、発光系調整装置とフローセル調
整装置とは第1軸方向に互いの距離を相対的に伸
縮可能なので、光ビームの最も幅の細い部分を粒
子列に照射することができる。
によれば、フローセルは、フローセル調整装置に
より第1軸(光線照射方向)および第2軸(粒子
列方向)を含む平面と交わる第3軸方向へ移動調
整可能なので、光軸を粒子列上に一致させること
ができる。また、発光系調整装置とフローセル調
整装置とは第1軸方向に互いの距離を相対的に伸
縮可能なので、光ビームの最も幅の細い部分を粒
子列に照射することができる。
集光装置は、第1軸と直交して第1軸上で相交
わる第4軸および第5軸の方向へ移動調整可能で
あり、受光装置は、第1軸と直交して第1軸上で
相交わる第6軸および第7軸の方向へ移動調整可
能なので、集光装置および受光装置を光軸上に一
致させることができる。さらに、集光系調整装置
および受光系調整装置は、各々発光系調整装置に
対し第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可能
なので、受光装置の中心位置にフローセル通過光
の焦点を一致させることができる。
わる第4軸および第5軸の方向へ移動調整可能で
あり、受光装置は、第1軸と直交して第1軸上で
相交わる第6軸および第7軸の方向へ移動調整可
能なので、集光装置および受光装置を光軸上に一
致させることができる。さらに、集光系調整装置
および受光系調整装置は、各々発光系調整装置に
対し第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可能
なので、受光装置の中心位置にフローセル通過光
の焦点を一致させることができる。
このように、光軸の設定やビームの絞り等を一
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
定範囲内に収める光学系の調整を容易に短時間で
行うことができる。
第1図はこの考案の一実施例の全体斜視図、第
2図および第3図は位置決め円盤の使用説明図、
第4図ないし第6図は位置決め蛍光板の使用説明
図、第7図はビームストツパ部分の斜視図、第8
図は受光装置のピント合わせの説明図、第9図は
集光装置のピント合わせの説明図、第10図は受
光装置のピントぼかしの説明図、第11図はフロ
ーセルの光線照射部分の断面図、第12図はピン
ホール板上の暗線の説明図、第13図は集光装置
のピント合わせ説明図、第14図はピンホールへ
の光軸合わせの説明図、第15図はビームストツ
パの調整説明図である。 1……光線照射手段、2……コンデンサユニツ
ト、3……光学台、4……発光系調整装置、5…
…フローセル、7……フローセル調整装置、8…
…集光装置、9……集光系調整装置、10……受
光装置、11……受光系調整装置、A……第1
軸、B……第2軸、C……第3軸、D……第4
軸、E……第5軸、F……第6軸、G……第7
軸。
2図および第3図は位置決め円盤の使用説明図、
第4図ないし第6図は位置決め蛍光板の使用説明
図、第7図はビームストツパ部分の斜視図、第8
図は受光装置のピント合わせの説明図、第9図は
集光装置のピント合わせの説明図、第10図は受
光装置のピントぼかしの説明図、第11図はフロ
ーセルの光線照射部分の断面図、第12図はピン
ホール板上の暗線の説明図、第13図は集光装置
のピント合わせ説明図、第14図はピンホールへ
の光軸合わせの説明図、第15図はビームストツ
パの調整説明図である。 1……光線照射手段、2……コンデンサユニツ
ト、3……光学台、4……発光系調整装置、5…
…フローセル、7……フローセル調整装置、8…
…集光装置、9……集光系調整装置、10……受
光装置、11……受光系調整装置、A……第1
軸、B……第2軸、C……第3軸、D……第4
軸、E……第5軸、F……第6軸、G……第7
軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 第1軸上に光軸を揃えて配置した光線照射手段
を内装したコンデンサユニツトと、 このコンデンサユニツトを光線照射方向上手側
で保持し光学台上に配置された発光系調整装置
と、 前記コンデンサユニツトの光線照射方向下手側
に配置され前記第1軸と直交する第2軸上に粒子
列を形成した状態に流体を流すフローセルと、 このフローセルを保持しこのフローセルを前記
第1軸および第2軸を含む平面と交わる第3軸方
向に移動調整可能でかつ前記発光系調整装置に対
し前記第1軸方向に互いの距離を相対的に伸縮可
能に前記光学台上に配置されたフローセル調整装
置と、 前記フローセルの光線照射方向下手側に配置さ
れ前記光線が前記粒子列に当たつて反射した散乱
光を集める集光装置と、 この集光装置を保持しこの集光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第4軸およ
び第5軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された集光
系調整装置と、 前記集光装置の光線照射方向下手側に配置され
前記集光装置からの前記散乱光を検出する受光装
置と、 この受光装置を保持しこの受光装置を前記第1
軸と直交して前記第1軸上で相交わる第6軸およ
び第7軸の方向へ移動調整可能でかつ前記発光系
調整装置に対し前記第1軸方向に互いの距離を相
対的に伸縮可能に前記光学台上に配置された受光
系調整装置とを備えた微粒子検出装置の光学系の
調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2977287U JPH0438282Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2977287U JPH0438282Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137855U JPS63137855U (ja) | 1988-09-12 |
JPH0438282Y2 true JPH0438282Y2 (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=30833963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2977287U Expired JPH0438282Y2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438282Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4659252B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2011-03-30 | シスメックス株式会社 | フローサイトメータ |
FR3022998B1 (fr) * | 2014-06-30 | 2016-07-15 | Alain Rousseau Techniques & Innovations Arteion | Systeme et ensemble de cytometrie en flux, dispositif d’analyse comprenant un tel ensemble de cytometrie et ensemble comprenant un tel systeme de cytometrie |
WO2016144562A1 (en) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | Becton, Dickinson And Company | Light collection systems and methods for making and using thereof |
DE102015105978B3 (de) | 2015-04-20 | 2016-09-15 | Carl Mahr Holding Gmbh | Haltevorrichtung für eine optische Messeinrichtung |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP2977287U patent/JPH0438282Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63137855U (ja) | 1988-09-12 |
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