JPH04380Y2 - - Google Patents

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JPH04380Y2
JPH04380Y2 JP284086U JP284086U JPH04380Y2 JP H04380 Y2 JPH04380 Y2 JP H04380Y2 JP 284086 U JP284086 U JP 284086U JP 284086 U JP284086 U JP 284086U JP H04380 Y2 JPH04380 Y2 JP H04380Y2
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JP284086U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電力量計器等の内部の開放を阻止する
べく開閉蓋の閉鎖個所を螺締固定する締付ビスを
封印して、不正行為を防止させる封印具に関する
ものである。
[従来の技術] 従来からこの種の封印具は種々知られている
が、従来のものは一般に、開閉蓋の上面に突出し
た締付ビスの頭部に冠着させる閉頭筒体に横孔を
貫通させ、この横孔に連通するように締付ビスの
頭部に横孔を貫通させ、これらの横孔に係止ピン
を串通させて封印するようにしている。しかしな
がらこのような封印具では封印具と共に締付ビス
が回動して不安定なため、開閉蓋を開放する不正
行為を防止するべく、閉頭筒体の外側に張出片部
を突設して、この張出片部が開閉蓋の側壁や開閉
蓋上面に設けられた封印紐通し部に衝止されるこ
とで回動を阻止させるようにしたり、或いは張出
片部の先端にさらに垂下片を延設してこの垂下片
を開閉蓋の端面に当接させることで回動を阻止さ
せるといつた工夫がなされている。また、従来の
封印具は前述のように封印具に設けた横孔と締付
ビスの頭部に設けた横孔とに一本の係止ピンを串
通するものであり、二本の係止ピンを用いる構成
のものはない。
[考案の目的] 本考案は、開閉蓋の上面に突出した締付ビスの
頭部と、封印紐通し部に別々に係止ピンを通すよ
うにして、二本の係止ピンで封印することで確実
に固定されて、不正行為に対して回動することの
ない封印具を提供することを目的とするものであ
る。
[考案の構成] 開閉蓋18の上面に突出する頭部に横孔23を
貫通させた締付ビス22と封印紐通し部21とを
覆う面積を有する横長状の本体1と該本体1上に
取付けられるキヤツプ16との二部材から成り、
本体1は所要高さの周側壁2の上面に天板部3を
設け、内部に締付ビス22の頭部に冠着させる閉
頭筒体6と、封印紐通し部21を収容させる凹窪
所7を形成すると共に該閉頭筒体6と凹窪所7の
夫々中心を通る横孔8,9を本体の短手方向に一
端は一方側壁2に開口し他端は閉頭筒体6を貫通
して、該横孔8,9の終端が本体1内で終わるよ
うに盲孔状に穿設し、さらに天板部3の膨出部
3′には切抜長孔12を設けると共に該天板部3
の上面の膨出部3′の周辺に突出部13により嵌
合溝13′を周設して硬質樹脂により着色形成し、
一方、キヤツプ16は本体と反対色に着色し、か
つ衝撃に弱い合成樹脂により形成してその下部を
前記嵌合溝13′に嵌合させて本体1に取付け固
定させる構成より成る。
[実施例] 図において1は所要高さの周側壁2の上端に天
板部3を設けて内部を空洞とし、平面長方形状に
形成した本体であり、該本体1の内部には後述す
る計器箱17の開閉蓋18上面に突出する締付ビ
ス22の頭部と封印紐通し部21の間隔に合わせ
て中実部4,5を本体1の短手方向に設け、さら
にこれらの中実部4,5の夫々中央に位置させて
締付ビス22の頭部を嵌合する閉頭筒体6を直立
させ、さらに閉頭筒体に隣接して封印紐通し部2
1を嵌合する凹窪所7を設けている。そしてこれ
らの中実部4,5には一端が周側壁2で開口し
て、夫々閉頭筒体6並びに凹窪所7の中心を通
り、終端は中実部4,5内で閉塞した横孔8,9
を穿設し、さらにこの横孔8,9の奥端位置に垂
直ピン10,11を埋設している。また、本体の
天板部3の膨出部3′には切抜長孔12を設け、
さらに該膨出部3′を囲撓するように突出部13
を周設することにより楕円形状の嵌合溝13′を
設けている。この本体1はABS樹脂のような硬
質樹脂により着色して形成される。
14,15は前記横孔8,9に挿通させる係止
ピンである。16はその下部を本体1の天板部3
に設けた嵌合溝13′に嵌合させて本体1に取付
け固定させるキヤツプであり、アクリル樹脂のよ
うに衝撃に対して弱い合成樹脂材により、本体1
と反対色に着色して形成されている。そして、こ
のキヤツプ16の下部を前記嵌合溝13′に嵌合
させて本体1と一体化させ、封印具Aを構成す
る。
次にこのように構成された本考案の封印具Aの
使用を説明する。第9図及び第10図において1
7は計器箱、18は計器箱17の開閉蓋であり、
計器箱17に螺締受止具19を固設し、開閉蓋1
8に螺締受止具19のねじ孔19aに対向させて
ビス挿通孔20を開設し、さらに該ビス挿通孔2
0の傍に開閉蓋18の一部を切断して引起こし、
封印紐通し部21を形成している。22は前記ビ
ス挿通孔20から挿通して螺締受止具19に締止
させる締付ビスであり、頭部には前記横孔8に挿
通する横孔23を貫通させている。
そして、第10図に示すように締止させた締付
ビス22の頭部に閉頭筒体6、封印紐通し部21
に凹窪所7が位置するように封印具Aを開閉蓋1
8の表面に設置した状態で本体1の周側壁2に設
けた横孔8に嵌着された係止ピン14を締付ビス
22の横孔23を貫通するように打込み締付ビス
22を封印し、また横孔9に嵌着された係止ピン
15を打込んで封印紐通し部21を封印させる。
このようにして取付けられた封印具Aは第9図
に示すように締付ビス22の頭部及び封印紐通し
部21を夫々完全に隠蔽して、しかも係止ピン1
4,15によりしつかりと固定して、不正行為の
実行が困難なことを認識させることができる。
この認識を越えてなお不正行為が行なわれてキ
ヤツプ16をこじたりすると該キヤツプ16は衝
撃に対して弱いことでひび割れを起こしたり、破
壊され、本体1がキヤツプ16と反対色のための
不正のあつたことが容易に判別できる。また、係
止ピン14,15を千枚通し様のもので叩き込ん
で抜こうとしても係止ピン14,15は垂直ピン
10,11に阻止されて不正を成功させることは
ない。
また、本体1の周側壁2や天板部3の肉厚を薄
く形成したり、キヤツプ16の上面周辺に切込溝
24を周設することで、先の薄い工具等でこじよ
うとするような行為に対して破壊が起こり易く
て、不正が行なわれたことが一層識別し易くな
る。
このようにして本考案の封印具Aは不正行為を
阻止するのみならず、例えば電力量計器の満検交
換や、居住者が転出して契約破棄したものを、次
の入居者が使用する場合の更新検診等に際して
は、キヤツプ16の上面をドライバー等で破壊
し、本体1の天板部3の膨出部3′に設けた切抜
長孔12にドライバーを挿込みこじれば容易に破
壊され、係止ピン14,15を露出させることが
できて、係止ピン14を抜取れば、締付ビス22
が螺脱でき封印具を簡単に取り外すことが出来
る。
さらに、本体1の周側壁2の側面や下端に切欠
き凹部25を設け、これらの切欠き凹部25にド
ライバーを挿込みこじれば破壊を一層たやすく行
なうことができて、これは計器の満検交換時等に
限らず、不正行為に対しても容易に破壊の状態が
知り得て、結局、不正防止に有効に寄与すること
ができる。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の封印具Aは開閉蓋
18の上面に突出する締付ビス22の頭部並びに
封印紐通し部21の双方を完全に隠蔽して、しか
もこれらを二本の係止ピンで確実に封印して不正
行為をためらわせ、よしんば不正行為が行なわれ
ても容易に破損して、外観形状から不正のあつた
ことを早く認識できる。しかも、係止ピンを抜取
り不正を成功させようとしても、係止ピンが二本
使われて抜取りが面倒で、手間が掛かり不正行為
を発見し易くすることができる。また、満検交換
等に際しては容易に破壊して取外すことができる
と共に係止ピンをあらかじめ本体に嵌着しておけ
ば封印具の取付けに簡便であるといつたように多
くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は斜
視図、第2図は分解斜視図、第3図は正面図、第
4図は縦断面図、第5図は第3図のA−A線断面
図、第6図は第3図のB−B線断面図、第7図は
第3図のC−C線断面図、第8図は底面図、第9
図は使用状態を要す斜視図、第10図は同上縦断
面図である。 1……本体、2……周側壁、3……天板部、
3′……膨出部、6……閉頭筒体、7……凹窪所、
8,9……横孔、10,11……垂直ピン、12
……切抜長孔、13……突出部、13′……嵌合
溝、14,15……係止ピン、16……キヤツ
プ、18……開閉蓋、21……封印紐通し部、2
2……締付ビス、23……締付ビス頭部の横孔、
25……切欠き凹部、24……切込溝、A……封
印具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉蓋18の上面に突出する頭部に横孔23
    を貫通させた締付ビス22と封印紐通し部21
    とを覆う面積を有する横長状の本体1と該本体
    1上に取付けられるキヤツプ16との二部材か
    ら成り、本体1は所要高さの周側壁2の上面に
    天板部3を設け、内部に締付ビス22の頭部に
    冠着させる閉頭筒体6と、封印紐通し部21を
    収容させる凹窪所7とを形成すると共に該閉頭
    筒体6と凹窪所7の夫々中心を通る横孔8,9
    を本体1の短手方向に一端は一方側壁2に開口
    し他端は閉頭筒体6を貫通して該横孔8,9の
    終端が本体1内で終わるように盲孔状に穿設
    し、さらに天板部3の膨出部3′には切抜長孔
    12を設けると共に該天板部3の上面の膨出部
    3′の周辺に突出部13により嵌合溝13′を周
    設して硬質樹脂により着色形成し、一方、キヤ
    ツプ16は本体1と反対色に着色し、かつ衝撃
    に弱い合成樹脂により形成してその下部を前記
    嵌合溝13′に嵌合させて本体1に取付け固定
    させる構成より成る封印具。 2 本体1の周側壁2に設けた横孔8,9にあら
    かじめ係止ピン14,15の一端を嵌着したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の封印具。 3 本体1の閉頭筒体6と凹窪所7に設けた横孔
    8,9の終端位置に垂直ピン10,11を埋設
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の封印具。 4 本体1は周側壁2の一部を肉薄に形成すると
    共に周側壁2の適宜個所に切欠き凹部25を設
    け、さらに閉頭筒体6の頂部内周面に切込溝2
    4を設けたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の封印具。
JP284086U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH04380Y2 (ja)

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JP284086U JPH04380Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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