JPH0437726Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437726Y2 JPH0437726Y2 JP16593686U JP16593686U JPH0437726Y2 JP H0437726 Y2 JPH0437726 Y2 JP H0437726Y2 JP 16593686 U JP16593686 U JP 16593686U JP 16593686 U JP16593686 U JP 16593686U JP H0437726 Y2 JPH0437726 Y2 JP H0437726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- tightening
- impact wrench
- signal
- signal tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000013065 commercial product Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は締付作業終了の信号を早期に解除で
きるインパクトレンチにおける信号チユーブのク
イツクエキゾーストに関する。
きるインパクトレンチにおける信号チユーブのク
イツクエキゾーストに関する。
［従来技術］
自動車のエンジンや変速機、足回り部品の組立
工程において、ボルト締め箇所の締付トルクの管
理は車両の安全上重要であり、厳しく管理されて
いる。これらのボルト締めにはトルクが一定に制
御できるインパクトレンチが一般に用いられる。
このインパクトレンチは、発生トルクと締付ハン
マリングの反力とが比例することを利用したもの
であり、締付ハンマリングの反力をツール内臓の
カム機構にてエネルギーを吸収し、規定締付トル
クに達するとメカバルブを作動させ、エアモータ
駆動用の空気を信号チユーブ側に送出し締付を終
了させるものである。
工程において、ボルト締め箇所の締付トルクの管
理は車両の安全上重要であり、厳しく管理されて
いる。これらのボルト締めにはトルクが一定に制
御できるインパクトレンチが一般に用いられる。
このインパクトレンチは、発生トルクと締付ハン
マリングの反力とが比例することを利用したもの
であり、締付ハンマリングの反力をツール内臓の
カム機構にてエネルギーを吸収し、規定締付トル
クに達するとメカバルブを作動させ、エアモータ
駆動用の空気を信号チユーブ側に送出し締付を終
了させるものである。
このようなインパクトレンチにおいては、締付
トルクが規定トルクに達しインパクトレンチ内の
メカバルブが切替えられ、信号チユーブに空気が
送出されると空電変換器から締付作業終了の信号
が出力され、作業者はインパクトレンチ内のエア
モータが停止することにより規定トルクに達した
ことを知る。そして、インパクトレンチのスイツ
チを緩めることにより、メカバルブが元の状態に
復帰して再び締付作業が可能になる。しかしなが
ら、インパクトレンチから信号チユーブに送出さ
れた空気圧が空電変換器から排出されるのが遅
く、締付作業終了信号の解除に時間がかかり、次
の締付部位での作業待ちを起生するという問題点
があつた。
トルクが規定トルクに達しインパクトレンチ内の
メカバルブが切替えられ、信号チユーブに空気が
送出されると空電変換器から締付作業終了の信号
が出力され、作業者はインパクトレンチ内のエア
モータが停止することにより規定トルクに達した
ことを知る。そして、インパクトレンチのスイツ
チを緩めることにより、メカバルブが元の状態に
復帰して再び締付作業が可能になる。しかしなが
ら、インパクトレンチから信号チユーブに送出さ
れた空気圧が空電変換器から排出されるのが遅
く、締付作業終了信号の解除に時間がかかり、次
の締付部位での作業待ちを起生するという問題点
があつた。
［考案が解決しようとする問題点］
この考案は前記問題点に鑑み、信号チユーブ内
の空気圧を早期に大気圧と一定となし、締付作業
終了の信号を早期解除するクイツクエキゾースト
を提供することを課題とする。
の空気圧を早期に大気圧と一定となし、締付作業
終了の信号を早期解除するクイツクエキゾースト
を提供することを課題とする。
［問題点を解決するための手段］
この考案の信号チユーブのクイツクエキゾース
トは、規定の締付けトルクに達したときに信号チ
ユーブに空気を送出するようにしたインパクトレ
ンチにおいて、インパクトレンチの信号チユーブ
に送出される空気圧を検出し締付作業終了の信号
を出力する空電変換器の手前近くの信号チユーブ
の途中に空気排出孔を設けたジヨイントを接続し
てなるものである。
トは、規定の締付けトルクに達したときに信号チ
ユーブに空気を送出するようにしたインパクトレ
ンチにおいて、インパクトレンチの信号チユーブ
に送出される空気圧を検出し締付作業終了の信号
を出力する空電変換器の手前近くの信号チユーブ
の途中に空気排出孔を設けたジヨイントを接続し
てなるものである。
［実施例］
この考案の実施例について、図面に従つて説明
する。第２図はこの考案を適用したインパクトレ
ンチ使用条件管理装置の概要説明図で、工作物１
が搬送される作業ライン２は作業ライン制御装置
３により駆動制御される。作業ライン２には工作
物１が所定工程の作業開始位置に到着したことを
検出する開始位置検出スイツチ４と、検査位置に
到着したことを検出する検査位置検出スイツチ５
と、リセツト位置に到着したことを検出するリセ
ツト位置検出スイツチ６が設けられている。各検
出スイツチ４，５，６からの信号は使用条件管理
装置７に送られる。
する。第２図はこの考案を適用したインパクトレ
ンチ使用条件管理装置の概要説明図で、工作物１
が搬送される作業ライン２は作業ライン制御装置
３により駆動制御される。作業ライン２には工作
物１が所定工程の作業開始位置に到着したことを
検出する開始位置検出スイツチ４と、検査位置に
到着したことを検出する検査位置検出スイツチ５
と、リセツト位置に到着したことを検出するリセ
ツト位置検出スイツチ６が設けられている。各検
出スイツチ４，５，６からの信号は使用条件管理
装置７に送られる。
使用条件管理装置７では、圧縮空気源８から１
次空気の供給を受け、フイルタ９を通過した後レ
ギユレータ１０で所定圧力に調圧し、インパクト
レンチ１１に供給する。レギユレータ１０から出
口コネクタ１２までの間にオイルポンプ１３が挿
入され、潤滑油タンク１４からの潤滑油を圧縮空
気中に強制的に吐出する。オイルポンプ１３と出
口コネクタ１２との間の空気圧が空電変換器１５
に導かれ、出口コネクタ１２での空気圧の低下を
検出して、インパクトレンチ１１のガンスイツチ
が押され締付作業が開始された信号を出力する。
インパクトレンチ１１からの信号チユーブ１６が
後述のジヨイント１７を介して空電変換器１８に
接続され、締付作業の終了を検出する。なお、本
考案に直接関係のない構成については説明を省略
した。（以下、同じ） ジヨイント１７は、第１図に示すように、いわ
ゆる一般市販品であるワンタツチジヨイントを用
いて、そのジヨイント本体１９の空気流路２０に
空気排出孔２１を開設したものである。前記空気
排出孔２１の孔径の大きさは、空電変換器１８の
作動に影響の無い程度の大きさに設定される。信
号チユーブ１６はジヨイント１７の両端末部に接
続され、それぞれインパクトレンチ１１と空電変
換器１８とに接続されて信号チユーブのクイツク
エキゾーストを構成する。
次空気の供給を受け、フイルタ９を通過した後レ
ギユレータ１０で所定圧力に調圧し、インパクト
レンチ１１に供給する。レギユレータ１０から出
口コネクタ１２までの間にオイルポンプ１３が挿
入され、潤滑油タンク１４からの潤滑油を圧縮空
気中に強制的に吐出する。オイルポンプ１３と出
口コネクタ１２との間の空気圧が空電変換器１５
に導かれ、出口コネクタ１２での空気圧の低下を
検出して、インパクトレンチ１１のガンスイツチ
が押され締付作業が開始された信号を出力する。
インパクトレンチ１１からの信号チユーブ１６が
後述のジヨイント１７を介して空電変換器１８に
接続され、締付作業の終了を検出する。なお、本
考案に直接関係のない構成については説明を省略
した。（以下、同じ） ジヨイント１７は、第１図に示すように、いわ
ゆる一般市販品であるワンタツチジヨイントを用
いて、そのジヨイント本体１９の空気流路２０に
空気排出孔２１を開設したものである。前記空気
排出孔２１の孔径の大きさは、空電変換器１８の
作動に影響の無い程度の大きさに設定される。信
号チユーブ１６はジヨイント１７の両端末部に接
続され、それぞれインパクトレンチ１１と空電変
換器１８とに接続されて信号チユーブのクイツク
エキゾーストを構成する。
上記構成において、空電変換器１５からの信号
を待ちインパクトレンチ１１のガンスイツチが押
されると締付作業が開始される。そして、締付ト
ルクが規定トルクに達し、インパクトレンチ１１
内のメカバルブが切替えられ信号チユーブ１６に
空気が送出されるとジヨイント１７に開設された
空気排出孔２１から空気の一部が大気中に放出さ
れながら空電変換器１８から締付作業終了信号が
出力され、作業者はインパクトレンチ１１内のエ
アモータが停止することによつて規定トルクに達
したことを知る。そして、インパクトレンチ１１
のスイツチを緩めることにより、メカバルブが原
位置に復帰するとともに、信号チユーブ１６内の
空気圧が大気圧と一定になると、空電変換器１８
により出力された締付作業終了信号が解除され、
再び次の締付作業が可能になる。締付作業終了信
号の解除は前記ジヨイント１７を空電変換器１８
の手前近くの信号チユーブ１６の途中に接続した
ことにより、ジヨイント１７の空気流路２０に開
設した、空気排出孔２１から空気の一部を早期に
放出することにより、規定トルク到達後いち早く
締付作業終了信号を解除することができる。
を待ちインパクトレンチ１１のガンスイツチが押
されると締付作業が開始される。そして、締付ト
ルクが規定トルクに達し、インパクトレンチ１１
内のメカバルブが切替えられ信号チユーブ１６に
空気が送出されるとジヨイント１７に開設された
空気排出孔２１から空気の一部が大気中に放出さ
れながら空電変換器１８から締付作業終了信号が
出力され、作業者はインパクトレンチ１１内のエ
アモータが停止することによつて規定トルクに達
したことを知る。そして、インパクトレンチ１１
のスイツチを緩めることにより、メカバルブが原
位置に復帰するとともに、信号チユーブ１６内の
空気圧が大気圧と一定になると、空電変換器１８
により出力された締付作業終了信号が解除され、
再び次の締付作業が可能になる。締付作業終了信
号の解除は前記ジヨイント１７を空電変換器１８
の手前近くの信号チユーブ１６の途中に接続した
ことにより、ジヨイント１７の空気流路２０に開
設した、空気排出孔２１から空気の一部を早期に
放出することにより、規定トルク到達後いち早く
締付作業終了信号を解除することができる。
［考案の効果］
この考案の信号チユーブのクイツクエキゾース
トは、規定の締付けトルクに達したときに信号チ
ユーブに空気を送出するようにしたインパクトレ
ンチにおいて、インパクトレンチの信号チユーブ
に送出される空気圧を検出し締付作業終了の信号
を出力する空電変換器の手前近くの信号チユーブ
の途中に空気排出孔を設けたジヨイントを接続し
たという簡単な構造で、信号チユーブ内の空気圧
を早期に大気圧と一定となし、締付作業終了の信
号を早期に解除することができる。その結果、次
の締付部位での作業待ち時間を無くすることがで
きるという優れた効果がある。
トは、規定の締付けトルクに達したときに信号チ
ユーブに空気を送出するようにしたインパクトレ
ンチにおいて、インパクトレンチの信号チユーブ
に送出される空気圧を検出し締付作業終了の信号
を出力する空電変換器の手前近くの信号チユーブ
の途中に空気排出孔を設けたジヨイントを接続し
たという簡単な構造で、信号チユーブ内の空気圧
を早期に大気圧と一定となし、締付作業終了の信
号を早期に解除することができる。その結果、次
の締付部位での作業待ち時間を無くすることがで
きるという優れた効果がある。
第１図はこの考案の実施例を示すクイツクエキ
ゾーストの斜視図、第２図はこの考案の実施例に
おけるインパクトレンチ使用条件管理装置の概要
説明図である。 １１……インパクトレンチ、１６……信号チユ
ーブ、１７……ジヨイント、１８……空電変換
器、１９……ジヨイント本体、２０……空気流
路、２１……排気孔。
ゾーストの斜視図、第２図はこの考案の実施例に
おけるインパクトレンチ使用条件管理装置の概要
説明図である。 １１……インパクトレンチ、１６……信号チユ
ーブ、１７……ジヨイント、１８……空電変換
器、１９……ジヨイント本体、２０……空気流
路、２１……排気孔。
Claims (1)
- 規定の締付けトルクに達したときに信号チユー
ブに空気を送出するようにしたインパクトレンチ
において、インパクトレンチの信号チユーブに送
出される空気圧を検出し締付作業終了の信号を出
力する空電変換器の手前近くの信号チユーブの途
中に空気排出孔を設けたジヨイントを接続してな
る信号チユーブのクイツクエキゾースト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16593686U JPH0437726Y2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16593686U JPH0437726Y2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6370884U JPS6370884U (ja) | 1988-05-12 |
| JPH0437726Y2 true JPH0437726Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31096435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16593686U Expired JPH0437726Y2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437726Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP16593686U patent/JPH0437726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6370884U (ja) | 1988-05-12 |
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