JPH043766Y2 - - Google Patents

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JPH043766Y2
JPH043766Y2 JP1985042823U JP4282385U JPH043766Y2 JP H043766 Y2 JPH043766 Y2 JP H043766Y2 JP 1985042823 U JP1985042823 U JP 1985042823U JP 4282385 U JP4282385 U JP 4282385U JP H043766 Y2 JPH043766 Y2 JP H043766Y2
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JP
Japan
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plunger
pot
holder
plunger head
head
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JP1985042823U
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JPS61158414U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はトランスフアー成型用プランジヤに係
わり、特に、ポツトの軸心に対する自動調心機能
を有するプランジヤに関する。
「従来の技術」 第3図はトランスフアー成型機に用いられる従
来のプランジヤの例を示すもので、該プランジヤ
11は、熱硬化性樹脂が投入されるポツト3の上
方に対向配設されるとともに、先端に、ポツト3
内に緊密に圧入されるプランジヤヘツド12が一
体に設けられており、ポツト3内で加熱軟化され
た熱硬化性樹脂をプランジヤヘツド12が押圧す
ることにより、該ポツト3に連通する金型13の
キヤビテイ13a内に樹脂を押し込んで、該キヤ
ビテイ13a内で硬化させるようになつている。
この場合、一回の成型毎にポツト3内に樹脂を投
入する必要があるために、成型終了後にプランジ
ヤ11を上昇させてポツト3の上方を開放状態と
することが行なわれる。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような構造のプランジヤ1
1であると、トランスフアー成型機等の寸法誤差
等によりプランジヤ11とポツト3との軸心にず
れが生じている場合に、ポツト3内にプランジヤ
ヘツド12がわずかに挿入されたときに該プラン
ジヤヘツド12に軸心のずれ方向の外力が作用し
て、プランジヤヘツド12とポツト3との摺動が
妨げられ、これらの間にいわゆる焼付き現象が発
生し易い。このため、プランジヤ11およびポツ
ト3等の製作時に細かい寸法管理が必要になると
ともに、プランジヤヘツド12の外周面にテフロ
ンリングを配設するなどにより摺動面の摩擦抵抗
を小さくするための加工等が必要であり、また、
成型機に取り付けるときに、プランジヤ11とポ
ツト3との軸心の位置や傾き等を微調整する作業
も必要になるなどの問題点がある。
本考案は前記問題点を有効に解決するもので、
プランジヤヘツドをポツトの軸心に確実に案内し
て、焼付き現象の発生等を防止するとともに、製
作時あるいは成型機への取り付け時等におけるポ
ツトとの位置合わせ作業等を簡略化することを目
的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、トランスフアー成型機の一部にポツ
トと対向状態に配設されるプランジヤ本体と、該
プランジヤ本体により背部を支持されてポツト内
に圧入されるプランジヤヘツドとからなるプラン
ジヤにおいて、前記プランジヤ本体の先端に、そ
の軸線と直交する方向に沿つて移動可能に取り付
けられたホルダと、前記ホルダと前記プランジヤ
ヘツドとの間に設けられ、このプランジヤヘツド
を前記ホルダに対して揺動可能に連結するジヨイ
ント部材と、前記ホルダとプランジヤヘツドとの
間に介装されて、両者の間隔を弾性的に規制する
パツキンとを備えたことを特徴とするものであ
る。
「作用」 このような構造を有するプランジヤは、ポツト
との間に軸心のずれが生じている場合に、プラン
ジヤヘツドの先端がポツト内にわずかに挿入され
たときに該プランジヤヘツドに軸心のずれ方向に
外力が作用するが、その外力の作用方向へのプラ
ンジヤヘツドの移動をホルダ移動とプランジヤヘ
ツドの揺動により許容して、該プランジヤヘツド
をポツトの軸心に案内するものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
図中符号1はトランスフアー成型機に組み込ま
れて上下方向に往復移動させられるプランジヤ本
体、符号2はプランジヤ本体1により押圧されて
ポツト3内に緊密に圧入させられるプランジヤヘ
ツドである。そして、これらプランジヤ本体1と
プランジヤヘツド2との間には、プランジヤヘツ
ド2をポツト3に対して心合わせするための特殊
な連結部材4が連設されている。
この連結部材4について説明すると、プランジ
ヤ本体1の先端には突起1aが一体に設けられ、
該突起1aに、環状のホルダ5が嵌合した状態で
ボルト6により締結されるとともに、該ホルダ5
には、ボルト6およびプランジヤ本体1の突起1
aの外径より大きな孔5aが形成されて、該孔5
aによりボルト6および突起1aの周囲に水平方
向のクリアランスが形成され、該クリアランスの
分ホルダ5がプランジヤ本体1に対して水平移動
自在とされている。また、ホルダ5の内周部に
は、上向きの球面座5bが形成されるとともに、
該球面座5bにボール7がその一部をホルダ5の
下方に突出させた状態で回転自在に嵌合する。な
お、球面座5bとボール7は本考案のジヨイント
部材を構成する。また、該ボール7に、前記ホル
ダ5との間にシリコンゴム等の弾性材からなる環
状パツキン8を介在させた状態で前記プランジヤ
ヘツド2が固定されている。すなわち、これらホ
ルダ5、ボール7およびパツキン8等により前記
連結部材4が構成されるものである。
なお、前記パツキン8は、プランジヤヘツド2
の外径よりも大きく形成されて、プランジヤヘツ
ド2の外周面から突出させられており、また、プ
ランジヤヘツド2下端の外周縁部およびポツト3
上端の内周縁部は、面取り加工等により丸みが付
けられている。
このような構造を有することにより、プランジ
ヤ本体1とポツト3との間に軸心のずれが生じて
いる場合は、プランジヤヘツド2の下端がポツト
3内にわずかに挿入されたときに、軸心のずれ方
向にプランジヤヘツド2に外力が作用するが、該
外力の作用方向へのプランジヤヘツド2の移動が
連結部材4により許容されて、第2図に示すよう
にプランジヤヘツド2がポツト3の軸心に案内さ
れるものである。すなわち、水平方向の軸心のず
れに対しては、ホルダ5がその孔5aとボルト6
等とのクリアランスの範囲内でプランジヤ本体1
に対して水平移動させられ、また、軸心が交差状
態となつているずれに対しては、ボール7がホル
ダ5の球面座5bに沿つて回転させられるととも
にパツキン8の一部が圧縮されることにより、プ
ランジヤヘツド2がプランジヤ本体1に対して傾
けられてポツト3の軸心に案内されるものであ
る。したがつて、これらプランジヤ本体1とポツ
ト3とをトランスフアー成型機に取り付ける際に
は、プランジヤ本体1とポツト3とを概略的に位
置合わせしておくことにより、これらの間のわず
かな軸心のずれを連結部材4により自動的に調整
することができるものである。
また、前記パツキン8は、プランジヤヘツド2
により押圧される軟化状態の熱硬化性樹脂がプラ
ンジヤヘツド2とポツト3との小間隙を通つて上
方に噴出する現象を阻止することができる。
なお、前記連結部材4は、一実施例では、ホル
ダ5、ボール7およびパツキン8等により構成し
たが、該一実施例の構成に限定されるものではな
く、要は、プランジヤ本体1とプランジヤヘツド
2とをプランジヤ本体1の軸方向に対する相対移
動を規制し、かつ、軸方向に対して直交する方向
の相対移動を許容するとともに該軸上の一点を中
心とした相対揺動を許容した状態でこれらを連結
するものであればよい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案のトランスフアー
成型用プランジヤによれば、次のような効果を奏
することができる。
() プランジヤ本体とプランジヤヘツドとの
間に、プランジヤ本体の先端に、その軸線と直
交する方向に沿つて移動可能に取り付けられた
ホルダと、前記ホルダと前記プランジヤヘツド
との間に設けられ、このプランジヤヘツドを前
記ホルダに対して揺動可能に連結するジヨイン
ト部材と、前記ホルダとプランジヤヘツドとの
間に介装されて、両者の間隔を弾性的に規制す
るパツキンとを備えたことにより、プランジヤ
とポツトとの間の軸心に、プランジヤ本体の軸
方向に対して直交する方向のずれ、あるいは、
プランジヤ本体の軸方向に対して交差するずれ
が生じている場合に、プランジヤヘツドがポツ
ト内にわずかに挿入されたときに作用する外力
によつて連結部材がプランジヤヘツドを外力の
作用方向に移動させ得るので、該プランジヤヘ
ツドをポツトの軸心に対して確実に案内し得
て、焼付き現象等の発生を防止することができ
る。
() プランジヤヘツドとポツトとの間のわず
かな軸心のずれを連結部材により自動的に調整
して、これらの寸法誤差や取り付け誤差を吸収
し得るので、製作時等におけるプランジヤとポ
ツトとの位置合わせ作業等を簡略化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図のプランジヤをポツトに圧入する際
の調心作用を説明する要部の縦断面図、第3図は
トランスフアー成型機に用いられるプランジヤの
従来例を示す縦断面図である。 1……プランジヤ本体、1a……突起、2……
プランジヤヘツド、3……ポツト、4……連結部
材、5……ホルダ、5a……孔、5b……球面
座、6……ボルト、7……ボール、8……パツキ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスフアー成型機の一部にポツトと対向状
    態に配設されるプランジヤ本体と、該プランジヤ
    本体により背部を支持されてポツト内に圧入され
    るプランジヤヘツドとからなるプランジヤにおい
    て、前記プランジヤ本体の先端に、その軸線と直
    交する方向に沿つて移動可能に取り付けられたホ
    ルダと、前記ホルダと前記プランジヤヘツドとの
    間に設けられ、このプランジヤヘツドを前記ホル
    ダに対して揺動可能に連結するジヨイント部材
    と、前記ホルダとプランジヤヘツドとの間に介装
    されて、両者の間隔を弾性的に規制するパツキン
    とを備えたことを特徴とするトランスフアー成型
    用プランジヤ。
JP1985042823U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH043766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985042823U JPH043766Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985042823U JPH043766Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61158414U JPS61158414U (ja) 1986-10-01
JPH043766Y2 true JPH043766Y2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=30553926

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JP1985042823U Expired JPH043766Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015119A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Apic Yamada Corp 樹脂モールド装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109743A (en) * 1980-02-06 1981-08-31 Hitachi Ltd Plunger and method of using thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147724U (ja) * 1982-03-30 1983-10-04 富士通株式会社 フリ−プランジヤ

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JPS56109743A (en) * 1980-02-06 1981-08-31 Hitachi Ltd Plunger and method of using thereof

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JPS61158414U (ja) 1986-10-01

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