JPH0437557Y2 - - Google Patents

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JPH0437557Y2
JPH0437557Y2 JP15653187U JP15653187U JPH0437557Y2 JP H0437557 Y2 JPH0437557 Y2 JP H0437557Y2 JP 15653187 U JP15653187 U JP 15653187U JP 15653187 U JP15653187 U JP 15653187U JP H0437557 Y2 JPH0437557 Y2 JP H0437557Y2
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fitted
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ring
groove
inner stopper
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JP15653187U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は化粧料等を収容するようにした容器に
おけるバージン中栓用の容器口部に関するもので
ある。
<従来の技術> 従来化粧液を収容する容器の容器口部は、第3
図に示すように端面にバージンシール7を貼着し
た中栓4を口部1に嵌入し、該中栓4の肩部外周
に形成した環状被嵌部6の端縁内向突部6′を口
部外周に形成した凹溝2′に嵌合することにより
中栓を安定保持するようにしたものである。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記従来例のように、バージンシール
で封止した中栓を使用する容器では、商品の流通
中にバージンシールを剥がしたり又は針孔をあけ
て不正を図つたとしても、その痕跡が残り、容易
に見付けられるので、バージンシールの部分では
不正が不可能であるが、上記例では構造上、中栓
を容器口部から容易に離脱させることができ、完
全な不正防止は不可能である。
即ち、図例では被嵌部6の下向端と口部1の凹
溝2′の水平部との間に薄肉の器物を挿入して抉
じ上げることにより容易に中栓を口部から脱出さ
せることができて安全性を損ねる危険がある。
本考案は、拘る上記従来例の欠点に対処し、流
通過程で重大な不正を企てることができない安全
性の高い中栓用の口部を提供しようとするもので
ある。
<問題点を解決するための手段> 容器口部の端部寄り外側円周上に凹溝を設ける
と共に、内側上部に切欠段部を有するリングを該
凹溝内へ嵌入し、中栓の肩部外周に形成した被嵌
部の内側下方に厚肉部を形成すると共に被嵌部を
前記口部に被嵌し、その下端外周を前記リングの
切欠段部に嵌合せしめてなる。
<作用> 被嵌部の下端外周をリングの切欠段部に係合す
ることによつて被嵌部の拡開を抑制して抉じ上げ
を阻止する。
<実施例> 以下、本考案について図面に示す実施例により
詳細に説明すると、第1図に示すように液状、半
液状又はクリーム状の化粧料を収容する容器口部
1において、該口部1の端部寄り外周に凹溝2′
を形成し、且つ該凹溝2′から口部1の端部2に
向かつて口部1が厚肉となるように漸傾せしめる
と共に、凹溝2′内には前記口部1の端面外周を
通過できる内径をもち且つ上部内側に切欠段部
3′を形成した伸縮の少ない材料からなるリング
3を嵌入する。
そして口部1には上部外端に薄肉のバージンシ
ール7を不可分に融着した弾力性に富む中栓4の
嵌合部5を嵌入すると共に、該中栓4の外周肩部
に形成した環状被嵌部6を口部1の端部2を掩つ
て被嵌する。
この時、上記被嵌部6の内側下端に形成した厚
肉部6′は口部1の端部2の外周を弾力的に乗り
越えて凹溝2′に嵌合し、しかも下端部を前記リ
ング3の切欠段部3′内に嵌入せしめて、凹溝
2′と被嵌部6の下端面との間隙をリング3にて
隠蔽する。
又、上記凹溝2′や中栓4の代わりに第2図に
示すような矩形状の凹溝2′と、容器口部への嵌
合部をもたない中蓋4′とすることもできる。
本考案は上述のように構成されているからリン
グ3と凹溝2′との対接部に薄肉の器物を挿入し
てリング3を介して被嵌部6を抉じ上げようとす
ると厚肉部6′が口部1の外面漸傾部と迫り合つ
て上方への移動が阻止され、その際厚肉部6′の
下端外面が外方へ押し開かれようとするが、リン
グ3の切欠段部3′に接して規制され、その結果
中栓4は口部1からの離脱が不可能である。
又、リング3と被嵌部6との間に薄肉の器物を
介入しようとしてもリング3の切欠段部3′によ
つて隠蔽されているので挿入が不可能である。
尚、該口部1の下位寄り外周に螺子8を設けて
螺蓋(図示せず)を嵌着することにより該中栓4
の上部を掩うようにしている。
<考案の効果> 本考案は以上のように構成されているために、
バージンシールを貼付した中栓を口部から離脱し
ようとしてもリングによつて、中栓の被嵌部下端
の拡開が阻止されるので中栓の被嵌部を抉じ上げ
ようとしても開栓が不可能である。
又、中栓を抜くためにバージンシールに手を加
えたり、あるいは中栓に小細工をした場合、その
周辺に器物を使用した痕跡が付き、不正を企てた
ことが容易に発覚できるなど、化粧料を安全に流
通させることができる実用価値の高い考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案容器口部の要部切欠拡大縦断
面図、第2図は、同上他の実施例を示す要部切欠
縦断面図、第3図は、従来例の一部切欠縦断面図
である。 1……容器口部、2……端面、2′……凹溝、
3……リング、3′……切欠段部、4……中栓、
6……被嵌部、6′……厚肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器口部の端部寄り外側円周上に凹溝を形成す
    ると共に、上部内側に環状の切欠段部を有するリ
    ングを該凹溝内に嵌入し、該凹溝と切欠段部との
    間に、前記口部に嵌入した中栓の被嵌部下端を嵌
    入保持するようにしたことを特徴とするバージン
    中栓用の容器口部。
JP15653187U 1987-10-12 1987-10-12 Expired JPH0437557Y2 (ja)

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JP15653187U JPH0437557Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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JP15653187U JPH0437557Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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JPH0159518U JPH0159518U (ja) 1989-04-14
JPH0437557Y2 true JPH0437557Y2 (ja) 1992-09-03

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JP15653187U Expired JPH0437557Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068258A (ja) * 2000-08-23 2002-03-08 Yoshida Industry Co Ltd 不正防止用中栓取付構造
JP5593135B2 (ja) * 2010-06-17 2014-09-17 紀伊産業株式会社 中栓付き容器

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Publication number Publication date
JPH0159518U (ja) 1989-04-14

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