JPH0437555Y2 - - Google Patents

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JPH0437555Y2
JPH0437555Y2 JP1986160579U JP16057986U JPH0437555Y2 JP H0437555 Y2 JPH0437555 Y2 JP H0437555Y2 JP 1986160579 U JP1986160579 U JP 1986160579U JP 16057986 U JP16057986 U JP 16057986U JP H0437555 Y2 JPH0437555 Y2 JP H0437555Y2
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JP
Japan
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filling container
brush tip
ejection head
container
liquid
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JP1986160579U
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JPS6364309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用筆穂付容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、液状化粧料等を塗布する方式のものとし
ては、例えば実開昭61−31871号公報に開示され
た塗布具がある。即ち、第2図に示すように内蔵
された液体がフエルトペン方式の筆穂1に設けら
れた液体分散部材2に送られ、液体を筆穂1に惨
入させるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この従来のフエルトペン方式の
塗布具においては、液体が特に化粧用のマニキユ
ア液のようにパール材を含有するものでは、筆穂
1において目詰まりが発生し易く、筆穂1の経時
硬化によつて塗布し難くなるという問題点があ
る。
そこで、本考案は前記事項に鑑みなされたもの
であり、内容物を液状化粧料をポンプ動作で強制
的に筆穂に送り込むことで、筆穂における目詰ま
りの発生を防止し、化粧を好適に行なうようにし
た化粧用筆穂付容器の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決して目的を達成するために、
本考案による化粧用筆穂付容器は、両端部開口
の直管状外装筒10と、前記外装筒10の一方
開口端に装着された筆穂部11と、液状化粧料
15が充填されるとともに前記外装筒10内に摺
動自在な状態で内装された有底筒状の充填容器1
4と、前記充填容器14の開口部に装着される
とともに噴出ヘツド25を有しこの噴出ヘツド2
5の押圧で作動して前記充填容器14内の液状化
粧料15を噴出ヘツド25から筆穂部11へと吐
出せしめるポンプ機構18とを備えた構造として
ある。そして、前記噴出ヘツド25を外装筒10
の一方開口端に固定しておくとともに、ポンプ機
構18に充填容器14を外装筒10の他方開口端
側へと付勢するスプリング21を設け、このスプ
リング21の付勢力に抗して充填容器14の底部
を押せば、噴出ヘツド25が押されたのと同様と
なるようにし、充填容器14の底部を押しやすく
するため外装筒10の他方開口端から突出せしめ
た。
〔作用〕
使用に際して外装筒10を把持し、充填容器1
4の底部を押すと噴出ヘツド25が押され、これ
によりポンプ機構18が動作して充填容器14内
の液状化粧料15を噴出ヘツド25から筆穂部1
1へと強制的に送り込む。
〔実施例〕
以下、本考案による化粧用筆穂付容器の一実施
例について図面を参照しつつ説明する。 第1図
において、両端部が開口された直管状の外装筒1
0の一方端には、筆穂12を有する筆穂部11が
取り付けられ、非使用時の筆穂12を保護するた
めに外装筒10にキヤツプ13が簡便に着脱され
る。
また、外装筒10内にはその長手軸方向に摺動
自在に充填容器14が嵌装され、この充填容器1
4はマニキユア液等の液状化粧料15を収容する
有底状に形成されている。充填容器14の口部に
は噴出ヘツド25の押圧により作動するポンプ機
構18が口部を閉塞する形で取付られている。噴
出ヘツド25はポンプ機構18の一部を形成する
とともに、充填容器14側の雄ネジ14aとの螺
合対である雌ネジ17aを有する支持筒17によ
り充填容器14の口部に螺着されている。
ここで、ポンプ機構18の構成を説明する。ポ
ンプ機構18は充填容器14の口部部分から底部
へと向かつて突出したハウジング19を有し、こ
のハウジング19は先端を閉塞した筒状であり、
充填容器14の口部寄り側面に穿孔された吸入孔
P1を通してその内部が充填容器14内に連通し
ている。また、ハウジング19内には筒状の第1
プランジヤ20がその長手軸方向、即ち図の上下
方向に移動可能に内装され、この第1プランジヤ
20は図示の常態位置でスプリング21に付勢さ
れ、その先端が噴出ヘツド25の液体流出口16
を塞ぎ、端部がハウジング19の吸入孔P1を塞
ぐ形で摺接している。そして、第1プランジヤ2
0の内側とハウジング19との間には第1蓄圧室
26が画成され、第1プランジヤ20の移動で第
1蓄圧室26内に充填棒23が押し入り容積を縮
小するようになつている。
また、第1プランジヤ20を内包するように筒
状の第2プランジヤ22がハウジング19及び支
持筒17内に摺動自在に設けられ、この第2プラ
ンジヤ22の先端はハウジング19の内壁に液密
的に当接し、基端にはフランジ弁22aが噴出ヘ
ツド25の内壁面に摺接するよう設けられてい
る。
一方、上記支持筒17と第2プランジヤ22の
フランジ弁22aとの間では筒状の前記噴出ヘツ
ド25が移動可能に介装され、噴出ヘツド25と
第2プランジヤ22のフランジ弁22aと第1プ
ランジヤ20とで囲まれた第2蓄圧室27が形成
され、また、第1プランジヤ20と第2プランジ
ヤ22との摺接部には第2蓄圧室27へと続く液
通間隙部24が設けられ、第1蓄圧室26内に吐
出孔P2を介して連通している。
なお、第1蓄圧室26の横断面積Aより第2蓄
圧室27の横断面積Bの方が大きく設定されてい
る。そして、この噴出ヘツド25に外装筒10の
筆穂部11を構成する支持台11aが係合し、こ
の外装筒10の一方開口端に嵌合した支持筒17
により、この支持台11aが外装筒10に固定さ
れたことにより、噴出ヘツド25が外装筒10の
一方開口端に固定されたことになる。
なお、図中11dは筆穂部11を構成する筆穂
支持部材を示している。
次に、前記実施例の動作態様を説明する。
化粧時にあたつては保護キヤツプ13が取り外
されて図示のように倒立させた状態で使用され
る。即ち、外装筒10を把持して充填容器14の
有底部14aをスプリング21の弾性力に抗して
下方に押し下げる。この押し下げ動作によつて、
外装筒10に固定されている噴出ヘツド25は筆
穂部11の支持台11aによつて当接圧力を受
け、相対的に上方へ押し上げられる。この時の噴
出ヘツド25の移動ストロークは図中で表され
ている。噴出ヘツド25の押し上げに伴つてこれ
と一体に第1プランジヤ20もまた上方にスプリ
ング21を圧縮しつつ押し上げられる。
次いで、充填容器14の押し下げ動作を解除す
ると、充填容器14はスプリング21の弾性力で
定常位置に復帰する。これにより第1プランジヤ
20および噴出ヘツド25の下方向への移動が相
対的に行なわれる。即ち、充填容器14の復帰動
作によつてハウジング19内の第1蓄圧室26に
負圧が生じ、この負圧で充填容器14内の液状化
粧料15が吸入孔P1を介して第1蓄圧室26内
に吸入される。
これにより、再び充填容器14を押し下げる
と、第1蓄圧室26内の液圧が高まり、第1プラ
ンジヤ20内から吐出孔P2を通つて液通間隙部
24に至り、第2蓄圧室27内へと流入し、この
時液圧をP、スプリング21の付勢力をFとした
場合、第1蓄圧室26の受圧面積A・P+Fより
も第2蓄圧室27の受圧面積B・Pの方が大きく
なつた時、第1プランジヤ20がスプリング21
に抗して噴出ヘツド25の液体流出口16から離
れてここを開くので、第2蓄圧室27内の液状化
粧料15が穂筆12に強制的に供給される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による化粧用筆穂
付容器は、倒立使用によつて、特にマニキユア液
等の液状化粧料を充填容器内から筆穂部へとポン
プ機構で強制的に供給するので、パール材の含有
等に起因する筆穂の目詰まりが解消され、常に好
適に化粧を施すことが可能となるなど実用性に優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による化粧用筆穂付容器の一実
施例の縦断面図、第2図は従来の塗布具の縦断面
図である。 10……外装筒、11……筆穂部、12……筆
穂、14……充填容器、15……液状化粧料、1
8……ポンプ機構、21……スプリング、25…
…噴出ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部開口の直管状外装筒10と、この外装筒
    10の一方開口端に装着された筆穂部11と、液
    状化粧料15が充填されるとともに前記外装筒1
    0内に摺動自在な状態で内装された有底筒状の充
    填容器14と、前記充填容器14の開口部に装着
    されるとともに噴出ヘツド25を有しこの噴出ヘ
    ツド25の押圧で作動して前記充填容器14内の
    液状化粧料15を噴出ヘツド25から筆穂部11
    へと吐出せしめるポンプ機構18とを備え、前記
    噴出ヘツド25は外装筒10の一方開口端に固定
    されるとともに、前記ポンプ機構は前記充填容器
    を前記外装筒10の他方開口端側へと付勢するス
    プリング21を有し、さらに、前記充填容器14
    はこのスプリング21の付勢により底部を外装筒
    10の他方開口端から突出せしめたことを特徴と
    する化粧用筆穂付容器。
JP1986160579U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH0437555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986160579U JPH0437555Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986160579U JPH0437555Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6364309U JPS6364309U (ja) 1988-04-27
JPH0437555Y2 true JPH0437555Y2 (ja) 1992-09-03

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ID=31086089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986160579U Expired JPH0437555Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

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JP (1) JPH0437555Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53143877A (en) * 1977-05-21 1978-12-14 Mitsubishi Electric Corp Automatic positioning device of pattern

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53143877A (en) * 1977-05-21 1978-12-14 Mitsubishi Electric Corp Automatic positioning device of pattern

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Publication number Publication date
JPS6364309U (ja) 1988-04-27

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