JPH0437276A - 文字放送の多色データ生成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文字放送データの生成に係り、多色データの生
成方法に関する。

［従来の技術］ テレビ放送信号の垂直帰線期間を利用して情報の伝送を
行う現在の文字放送（基本機能のもの、レベルＡと呼称
される）では、文字等の表示エリアは縦２０４画素、横
２４８画素で、この表示エリア内の全ての画素により文
字情報等を表示している。

この文字放送の信号は、例えば、第３図に示すように、
文字情報等のパターンデータ２１を１６ビツトで構成し
、色データを構成する８ビツトデータを２分割し、前景
色データ２２に４ビツト、背景色データ２３に４ビツト
をそれぞれ割当て、これにより、前景色２２および背景
色２３を、それぞれ最大８色×２階調の１６色で表現す
るようにしたものである。

現在のこの文字放送の基準を遵守しながら表示色０１６
色を、より多色に拡大することができるならば、文字情
報の表現をより豊かにすることができるものであり、改
善が望まれていた。

［発明が解決しようとする課題］ 表示色を多色化するためには、色データを構成するビッ
ト数を増加すればよい。本発明はこの点に鑑みてなされ
たもので、前景色と背景色とを分離して別々のページの
データとして扱うことにより、前景色および背景色にそ
れぞれ１ペ一ジ分の色データのビット数を割当て、これ
により、色データの多色化を行うようにした文字放送の
多色データ生成方法を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上述の課題を解決するため、文字放送データを
、前景色データと背景色データおよび文字情報のパター
ンデータとに分割して送出する文字放送データ送出部と
、文字放送データ送出部よりのデータを記憶するメモリ
部と、メモリ部に記憶された前景色データおよび背景色
データを読ろ出しそれぞれ記憶する色データメモリ部と
、メモリ部に記憶された文字等のパターンデータを読み
出し記憶するパターンデータメモリ部と、色データメモ
リ部よりのデータおよびパターンデータメモリ部よりの
データにて文字データを合成する文字データ生成部と、
文字データ合成のための基準信号を発生する基準信号発
生部と、前記メモリ吸色データメモリ部、パターンデー
タメモリ部および文字データ生成部を制御する制御部と
でなり、前記文字データ生成部は前景色のデータ、背景
色のデータおよびパターンデータを合成し文字データに
生成するように構成した文字放送の多色データ生成方法
を提供するものである。

［作用コ 以上のように構成したので、本発明による文字放送の多
色データ生成方法によれば、前景の色データと背景の色
データとはそれぞれ別ページのデータとして住成し送出
される。従って、前景色および背景色はそれぞれ８ビツ
トのデータで構成されるので、それぞれで最大２５６色
までの色表示ができる。これらのデータを受信機側で１
ページに合成することにより、多色化された文字情報の
表示が可能となる。

［実施例コ 以下、図面に基づいて本発明による文字放送の多色デー
タ生成方法の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明による文字放送の多色データ生成方法に
よる文字データの概念図である。図において、（Ａ）は
この文字データを構成する第１のデータ（第１ページと
する）で、ｌは前景色データで、８ビツトのデータで構
成される。２は空白としたパターンデータで、このパタ
ーンデータの部分が空白であることを識別するため、こ
のデータ領域の一部に識別データ３を設ける。また、（
Ｂ）は前記文字データを構成する第２のデータ（第２ペ
ージとする）で、４は背景色データで、８ビツトのデー
タで構成される。５は文字等のパターンデータで、１６
ビツトのデータで構成される。このように、１ページの
文字情報を（Ａ）および（Ｂ）の２ページに分割構成し
、これらのデータをテレビ信号の垂直帰線期間の所定位
置に重畳し送出する。

第２図は本発明により生成された文字放送の多色データ
を画面に表示するための一実施例の要部ブロック図であ
る。図において、１１は文字データ取り込み部で、映像
信号の垂直帰線期間に重畳された文字信号を所定のレベ
ルでスライスし、誤り訂正等を行い、２値データに変換
して取り込む。

１２はメモリ部で、文字データ取り込み部１１よりのデ
ータをＲＡＭ　（ランダムアクセスメモリ）等に記憶す
る。１３は色データメモリで、メモリ部１２に記憶され
た前景色および背景色の各色データを読み出しそれぞれ
記憶する。１４はパターンデータメモリで、メモリ部１
２に記憶された文字信号等のパターンデータを読み出し
記憶する。１５は文字データ生成部で、色データメモリ
１３およびパターンデータメモリ１４よりのデータをマ
トリックス回路等を介して合成し、文字データを生成す
る。１６は基準信号発生部で、映像信号の同期信号等を
基準としてクロック信号等を発生し、文字データ生成部
Ｉ５でのデータ合成時のタイミング合わせの基準とする
。１７はＤ／Ａ変換部で、文字データ生成部１５で合成
したデジタルデータをアナログ信号に変換する。１８は
記憶部で、装置のプログラム等を記憶する。１９は制御
部で、装置の各部を制御する。

次に、本発明による文字放送の多色データ生成方法の動
作を説明する。この文字データを構成する、前景色デー
タ１および空白としたパターンデータ２でなる第１ペー
ジのデータ（Ａ）、そして、背景色データ４および文字
等のパターンデータ５でなる第２ページのデータ（Ｂ）
は、テレビ信号の垂直帰線期間の所定位置に重畳され、
文字放送信号として送出される。この文字信号を重畳し
たテレビ信号を文字放送受信用のテレビ受像機により受
信する。そして、テレビ受像機において、文字信号を、
文字データ取り込み部１１にて映像信号より分離し、信
号の上下を適宜のレベルでスライスし、誤り訂正等を行
い、２値のデータに変換し、メモリ部１２のＲＡＭ等に
一旦書き込む。そして、基準信号発生部１Ｇのクロック
信号等を基準とする制御部１９の指令により、メモリ部
１２より前景色データ１と背景色データ４とを読み出し
色データメモリ１３に書き込み、またパターンデータ５
を読み出しパターンデータメモリ１４に書き込む０次い
で、これら色データメモリ１３およびパターンデータメ
モリ１４に書き込まれた各データを読み出し、文字デー
タ生成部１５に入力し、マトリックス回路等により、前
景色データ１、背景色データ４およびパターンデータ５
を文字データに合成する。この文字データをＤ／Ａ変換
部１７にてアナログ変換し、例えば、赤、緑および青の
各アナログ信号として出力する。これらの信号は、テレ
ビ受像機等の映像増幅回路等を介して陰極線管等に加え
られ、画面に表示される。

［発明の効果］ 以上に説明したように、本発明による文字放送の多色デ
ータ生成方法によれば、文字パターンの色データは前景
色と背景色とに分割され、それぞれが８ビツトのデータ
で構成されるので、前景色と背景色とをそれぞれ最大２
５６色で表示できる。

この色表示が多色化することにより文字情報等の表現が
向上するものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による文字放送の多色データ生成方法に
よる文字データの概念図、第２図は本発明により生成さ
れた文字放送の多色データを画面に表示するための一実
施例の要部ブロック図、第３図は従来の文字放送のデー
タ生成方法の概念図である。 図中、（Ａ）は第１ページの文字データで、■は前景色
データ、２は空白部分、３は空白識別データ、（Ｂ）は
第２ページの文字データで、４は背景色データ、５はパ
ターンデータ、また、１１は文字データ取り込み部、１
２はメモリ部、１３は色データメモリ、１４はパターン
データメモリ、１５は文字データ生成部、１６は基準信
号発生部、１７はＤ／Ａ変換部、１８は記憶部、１９は
制御部である。 第１図 第３図 特許出願人　株式会社富士通ゼネラル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字放送データを、前景色データと背景色データおよび
   文字情報のパターンデータとに分割して送出する文字放
   送データ送出部と、文字放送デーータ送出部よりのデー
   タを記憶するメモリ部と、メモリ部に記憶された前景色
   データおよび背景色データを読み出しそれぞれ記憶する
   色データメモリ部と、メモリ部に記憶された文字等のパ
   ターンデータを読み出し記憶するパターンデータメモリ
   部と、色データメモリ部よりのデータおよびパターンデ
   ータメモリ部よりのデータにて文字データを合成する文
   字データ生成部と、文字データ合成のための基準信号を
   発生する基準信号発生部と、前記メモリ部、色データメ
   モリ部、パターンデータメモリ部および文字データ生成
   部を制御する制御部とでなり、前記文字データ生成部は
   前景色のデータ、背景色のデータおよびパターンデータ
   を合成し文字データに生成するように構成したことを特
   徴とする文字放送の多色データ生成方法。