JPH0437259B2 - - Google Patents

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JPH0437259B2
JPH0437259B2 JP59101183A JP10118384A JPH0437259B2 JP H0437259 B2 JPH0437259 B2 JP H0437259B2 JP 59101183 A JP59101183 A JP 59101183A JP 10118384 A JP10118384 A JP 10118384A JP H0437259 B2 JPH0437259 B2 JP H0437259B2
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JP
Japan
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intake
engine
valve
idle
state
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JP59101183A
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Yoshiro Danno
Akira Takahashi
Kazumasa Iida
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH0437259B2 publication Critical patent/JPH0437259B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複合吸気式エンジンのアイドル運転
状態を制御するための装置に関する。
〔従来の技術〕
エンジンの燃焼室に吸気を導く吸気系が互いに
並列な1次吸気通路と2次吸気通路とを含んで構
成され、2次吸気通路には運転状態に応じて同通
路から燃焼室への吸気の導通を停止せしめる吸気
停止手段が設けられるいわゆる複合吸気式エンジ
ンにおいては、一般に、1次吸気通路のみから燃
焼室に吸気が導かれる状態(以下、この状態を
「P」で表わす。)は、燃焼がよく、始動性、アイ
ドル安定性がよいかわりに、高出力時(特に高回
転時)に出力が低下する特性をもち、他方、1次
吸気通路と2次吸気通路の双方から燃焼室に吸気
が導かれる状態(以下、この状態を「P+S」で
表わす。)は、低速、低負荷での燃焼が悪く、始
動性、アイドルの安定性が悪いが、反面高出力時
(特に高回転時)の性能が優れているという特性
をもつ。
したがつて、この種の複合吸気式エンジンにお
いては、始動は「P」で行ない、高出力時(特に
高回転時)には出力を確保するため「P+S」で
運転することが好ましく、一般には実開昭57−
196220号公報や特開昭54−84128号公報等にも示
されるように、始動時が含まれる低回転時(また
は低出力時)は、「P」での運転が行なわれ、高
回転時(または高出力時)は「P+S」で運転さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、弁作動停止機構等で代表される吸気
停止手段においては、2次吸気通路からの吸気の
導通を許容する第1の態様と同通路からの吸気の
導通を停止する第2の態様とが得られるように、
通常、吸気の導通と停止とを切り換える切換部材
を油圧アクチユエータや電磁アクチユエータで駆
動することが行なわれる。ここで、油圧アクチユ
エータを使う場合を例にとると、エンジンの冷態
時(油温が低い時)には、油の粘度が高いため、
油圧アクチユエータの動きが遅くなり、切換メカ
ニズムの作動に時間がかかり、所望の制御態様と
なるのに多大な時間遅れを生じたり(すなわち
「P」状態での運転中にエンジンが高出力状態に
移行してもなかなか「P+S」状態とならず、加
速性能等にも悪影響がある。)、特に吸気停止手段
が実開昭57−196220号公報に示される弁作動停止
機構で構成されている場合(この場合には弁作
動・非作動の切換が弁リフト非発生中に完了する
ように通常タイミング制御がなされている。)に
は、切換不完全な状態で弁のリフトが開始され、
切換メカニズムの構成部品が不完全な嵌合状態で
大きな応力を受けて異常挙動による異音を発生し
たり、このことが繰り返された場合には、破損に
つながつたりするおそれもある。なお、このよう
なエンジンの低温時における問題は、アクチユエ
ータが油圧駆動のものでなくとも、可動部分に潤
滑油が供給されている限り、発生するおそれがあ
る。
したがつて、アクチユエータが油圧駆動の場合
は特に、アクチユエータが油圧駆動でなくとも可
動部分に潤滑油が供給されている限りは、エンジ
ンの低温時に運転状態に応じて吸気停止手段の切
換を頻繁に行なうことは必ずしも得策ではなく、
むしろ始動時は始動性を確保するために「P」状
態で運転を行ない、アイドル運転を含む低出力運
転(低回転運転)が継続している間は「P」状態
を維持し、その後高出力運転(高回転運転)にな
つた時に出力を確保するために「P+S」状態に
切り換え、その後は温度が上昇するまでは、運転
状態がアイドル運転を含む低出力運転(低回転運
転)になろうとも「P+S」状態で運転すること
が望ましく、このようにすることで、始動性の確
保と高出力運転(高回転運転)下でのエンジン出
力の確保が可能となる。このため、アクチユエー
タが油圧駆動の場合や可動部分に潤滑油が供給さ
れているような場合には、低温アイドル運転時
に、アイドル運転に本来適した「P」状態による
運転と、本来はアイドル運転には必ずしも適さな
い「P+S」状態による運転とが行なわれること
になる。
また、アクチユエータとして電磁式のものを用
いた場合には、エンジンの運転中にバツテリが過
放電ぎみとなり、バツテリ電圧が低下したような
際に、アクチユエータの作動の信頼性が低下した
応答遅れ等が発生して加速中の「P+S」への移
行がスムーズに行なわれず、ドライバビリテイの
悪化を生じる場合があるので、このような状況下
では、加速性能等を確保しようとすると、やはり
「P」から「P+S」へ切り換えたのちは、「P+
S」の状態を維持しておくことが賢明である。こ
のため、「P」状態での始動後エンジンが加速さ
れ高出力運転(高回転運転)となり「P+S」に
切り換えられたのち、バツテリ電圧の低下状態が
検出されたときには、その後運転状態がアイドル
状態となつた場合であつても、「P+S」状態で
の運転の継続が要求されることがある。したがつ
て、電磁式アクチユエータを用いた場合であつて
も、アイドル運転時に「P」状態と「P+S」状
態が発生することが想定される。
すなわち、複合吸気式エンジンにおいては、
種々の事情からアイドル運転時に本来は好ましか
らざる「P+S」状態での運転も行なう場合があ
り、このような状況下での燃焼の悪化に伴うエン
ジンの出力低下がアイドル回転数の不安定化を引
き起こすという問題がある。
本発明は、上述の問題点を解決しようとするも
ので、エンジンのアイドル状態を適切に制御する
ことができるようにした、複合吸気式エンジンの
アイドル回転数制御装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明の複合吸気式エンジンのアイ
ドル回転数制御装置は、エンジンの燃焼室に吸気
を導く吸気系が互いに並列な1次吸気通路と2次
吸気通路とを含んで構成され、上記2次吸気通路
には運転状態に応じて同通路から上記燃焼室への
吸気の導通を停止せしめる吸気停止手段が設けら
れるとともに、上記エンジンのアイドル運転が上
記吸気停止手段が作動する第一アイドル運転状態
と上記吸気停止手段が非作動となる第二アイドル
運転状態とで構成される複合吸気式エンジンにお
いて、上記燃焼室に供給される混合気量を調整す
べく上記吸気停止手段とは別に上記吸気系に設け
られた吸気制御弁と、上記第一アイドル運転状態
より上記第二アイドル運転状態の方が上記エンジ
ンの燃焼室に供給される混合気量が多くなるよう
に、上記第二アイドル運転状態における上記供給
制御弁開度を上記第一アイドル運転状態における
上記吸気制御弁開度より大きく設定する弁開度制
御手段とをそなえたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の構成により、1次吸気弁のみの作動時
(2次吸気弁の停止時)から1次吸気弁および2
次吸気弁の作動時の運転域が移行したときには、
エンジンの燃焼室へ供給される混合気量が1次吸
気弁のみの作動時の混合気量よりも増量される。
また、1次吸気弁のみの作動時から1次吸気弁
および2次吸気弁の作動時へ運転域が移行したと
きには、スロツトル弁の開度が1次吸気弁のみの
作動時の開度よりも大きくなる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、図は本発明の一実施例としての複合吸気
式エンジンのアイドル回転数制御装置を示すもの
で、第1図はその全体構成図、第2図はそのエン
ジン動弁系の弁作動停止装置を示す構成図、第3
図はそのロツクプレートの部分平面図、第4図は
その要部構成図、第5図はそのエンジンの要部縦
断面図、第6図はそのエンジンの要部を模式的に
示す平面図、第7〜13図はいずれもその作用を
説明するためのグラフ、第14〜18図はいずれ
もその作用を説明するたのフローチヤートであ
る。
第1〜6図に示すごとく、本実施例にかかる自
動車搭載用の直列4気筒式ガソリンエンジンのご
とき内燃機関E(以下単に「エンジンE」という)
は、ターボチヤージ3をそなえている。このター
ボチヤージ3は、エンジンEの排気通路2に介装
されるタービン4をそなえるとともに、エンジン
Eの吸気通路1に介装されタービン4によつて回
転駆動されるコンプレツサ5をそなえている。
なお、排気通路2のタービン配設部分を迂回す
るバイパス通路が排気通路2に接続されており、
このバイパス通路を開閉するウエストゲートバル
ブ6が設けられている。このウエストゲートバル
ブ6は2枚ダイアフラム式圧力応動装置7によつ
て開閉駆動されるようになつているが、電磁式切
替弁34(この弁34は弁体用の図示しない戻し
ばねをもつ)によつて、圧力応動装置7の一圧力
室へ大気圧および過給圧を選択的に供給すること
で、ウエストゲートバルブ6の開時期等を調整
し、少なくとも2種の過給圧特性を実現できるよ
うになつている。
また、エンジンEの吸気通路1には、その上流
側(エアクリーナ側)から順に、エアフローセン
サ16、ターボチヤージ3のコンプレツサ5、イ
ンタクーラ8、電磁式燃料噴射弁9,10(これ
らの弁9,10は噴射容量が異なる)およびスロ
ツトル弁11が設けられ、エンジンEの排気通路
2には、その上流側(エンジン燃焼室側)から順
に、ターボチヤージ3のタービン4、触媒コンバ
ータ31および図示しないマフラーが設けられて
いる。
第4図に示すごとく、エンジンEの吸気通路1
に配設されるスロツトル弁11の軸11aは吸気
通路1の外部でスロツトルレバー11cに連結さ
れている。
また、スロツトルレバー11cの端部11dに
は、アクセルペダル(図示せず)を踏み込むと、
スロツトルレバー11cを介してスロツトル弁1
1を第4図中時計まわりの方向(開方向)へ回動
させるワイヤ(図示せず)が連結されており、さ
らにスロツトル弁11には、これを閉方向へ付勢
する戻しばね(図示せず)が装着されていて、こ
れにより上記ワイヤの引張力を弱めると、スロツ
トル弁11は閉じてゆくようになつている。
ところで、エンジンアイドル運転時にスロツト
ル弁11の開度を制御するアクチユエータ12が
設けられており、このアクチユエータ12は、回
転軸にウオーム14aを有する直流モータ(以下
単に「モータ」という。)13をそなえていた、
このモータ13付きのウオーム14aは環状のウ
オームホイール14bに噛合している。
このウオームホイール14bには雌ねじ部14
dを有するパイプ軸14cが一体に設けられてお
り、このパイプ軸14cの雌ねじ部14dに螺合
する雄ねじ部15aを有するロツド(ストツパ部
材)15が、ウオームホイール14bおよびパイ
プ軸14cを貫通して取り付けられている。
そして、ロツド15の先端部は、アイドルセン
サとしてのアイドルスイツチ25を介して、スロ
ツトルレバー11cの端部11dに、スロツトル
弁11が全閉状態にあるときに当接するようにな
つている。すなわち、ロツド15でスロツトル弁
11の全閉ストツプ位置を規制するようになつて
いる。
ここで、アイドルスイツチ25は、スロツトル
弁11が全閉ストツプ位置にあるとき(エンジン
アイドル運転状態時)にオン(閉)、それ以外で
オフ(開)となるスイツチである。
なお、ロツド15には長穴15bが形成されて
おり、この長穴15bにはアクチユエータ本体側
のピン(図示せず)が案内されるようになつてお
り、これによりロツド15の回転防止がはかられ
ている。
このように、ロツド15の先端部は、エンジン
Eがアイドル運転状態にあるときに当接している
ので、モータ13をある方向に回転させることに
より、ウオームギヤを介しパイプ軸14cを回転
させ、ロツド15をアクチユエータ12から突出
させる(前進させる)と、スロツトル弁11を開
き、モータ13を逆方向に回転させて、ロツド1
5をアクチユエータ12内へ引つ込ませる(後退
させる)と、スロツトル弁11を戻しばねの作用
によつて閉じるように制御することができる。
すなわち、ロツド15を駆動することにより、
スロツトル弁11の全閉ストツプ位置を変更し
て、スロツトル弁11のアイドル開度を制御でき
るのである。
本実施例では、各気筒S1〜S4へ通ずる1次吸気
系と2次吸気系とそなえたCISエンジンとして構
成されており、このエンジンEは、1次吸気系1
Pに、エンジン全回転域に亘つて作動する1次吸
気弁40をそなえるとともに、2次吸気系1S
に、エンジン低回転域では作動を停止しエンジン
高回転域になると作動を開始する2次吸気弁41
をそなえている。
そして、本実施例のエンジン動弁系では、1次
吸気弁40、2次吸気弁41および排気弁42が
それぞれロツカアームを介してカムによつて開閉
駆動されるようになつているが、第2図に示すご
とく、2次吸気弁119をカム101によつて開
閉駆動するロツカアーム102には、弁作動停止
機構Mが設けられている。すなわち、ロツカアー
ム102には、シリンダ112が装着されてお
り、このシリンダ112に、有底円筒形のプラン
ジヤ113が摺動可能に内嵌されている。プラン
ジヤ113は、その内部に装着されたスプリング
114によつて第2図中下方へ押圧されるととも
に、その下端の底面部が2次吸気弁119の弁軸
端に当接している。
またシリンダ112の円筒壁には、プランジヤ
113がシリンダ112に対して最下方位置(図
示の位置)となつたときに、プランジヤ113上
端部の直上となる位置に、2つの長孔112aが
対向して設けられており、これらの長孔112a
には,係止機構ENを構成するロツクプレート1
06が挿入されるようになつている。
そして、このロツクプレート106の先端部に
は2股フオーク部分が形成されており、この2股
フオーク部分は、第3図に示すごとく、その先端
寄り部分がプランジヤ113の内径に略等しい狭
隙間部106aとして形成されるとともに、その
基端寄り部分がプランジヤ113の外径よりやや
広い広隙間部106bとして形成されている。
また、ロツカアーム102には、シリンダ10
4と、このシリンダ104内を摺動するピストン
105と、このピストン105とばね受け108
との間に介装されてピストン105を第2図中右
方へ押圧する戻しスプリング107とからなる油
圧式のアクチユエータ103が設けられている。
そして、ピストン105とロツクプレート10
6とは連結されるが、この連結部分133は次の
ようになつている。
すなわちピストン105の外端部には、ピスト
ン105の摺動方向に関し直角となる断面が四角
形を呈する筒状の連結部材が固着され、ロツクプ
レート106のピストン105側に設けられ略C
字状を呈する鉤型部がピストン105の摺動方向
に沿つて間隙を存して上記連結部材を囲まれるよ
うにして設けられており、これによつてロツクプ
レート106とピストン105とが間隙を存して
連結されている。
さらに、ロツカシヤフト124には、タイミン
グカム125が設けられており、このタイミング
カム125は、ロツカアーム102の揺動が最大
あるいはその近傍(カムリフトが最大あるいはそ
の近傍)となつたときに、略円柱形を呈するタイ
ミングカムフオロア126をロツカシヤフト12
4の半径方向外方へ大きく摺動させるように構成
されている。
また、タイミングプレート109は、ロツカア
ーム102の本体に取り付けられた軸に回転可能
に枢支されるとともに、シリンダ104外部上方
に設けられた溝104a内を摺動してピストン1
05の図中左端部と中間部上方に設けられた切込
み105aとに係合可能となるように構成されて
いる。
さらに、タイミングプレート109はスプリン
グによりピストン係合方向に付勢されており、タ
イミングカムフオロア126がタイミングカム1
25によつて第2図中上方に押し上げられると、
タイミングカムフオロア126によつて、回動さ
れたピストン105との係合がはずれるようにな
つている。なお、アクチユエータ103における
シリンダ104の油室110はロツカアーム10
2の揺動に関係なく、油路111によつて供給油
路122を介し常時ロツカシヤフト124内の油
路123に連通されている。
ロツクプレート106およびこれを駆動するア
クチユエータ103は、上述のごとく構成されて
いるので、アクチユエータ103へ圧油を供給す
ると、所要のタイミングでロツクプレート106
が突出せしめられて、ロツクプレート106の広
隙間部106bがプランジヤ113の上方へ位置
し、これによりプランジヤ113はロツカアーム
102の揺動に伴いシリンダ112内を摺動し
て、弁停止状態を実現することができる。
また、アクチユエータ103から油を排出する
と、戻しスプリング107の作用によつて、所要
のタイミングで、ロツクプレート106が引つ込
められて、ロツクプレート106の狭隙間部10
6aがプランジヤ113の上方へ位置し、これに
よりプランジヤ113はロツクプレート106に
係止されて、弁作動状態を実現することができ
る。
また、油路123に高油圧を供給する油圧供給
系が設けられており、ポンプ51によりオイルタ
ンク52からの作動油を油路53を通じて、油路
123へ供給するようになつている。
そして、油路53には、オイルコントロールバ
ルブ(OCV)50が介装されており、そのソレ
ノイド50aにOCV制御手段M1、混合気増量制
御手段M2およびアクチユエータ制御手段M3を構
成するコントローラ29からの制御信号を受けた
ときには、OCV50はオン(ON)となつて油路
53を連通状態とするとともに、そのソレノイド
50aにコントローラ29からの制御信号を受け
ないときには、OCV50はオフ(OFF)となつ
て、油路123内の圧油を油路54へ排出する。
なお、第2図中の符号121はバルブスプリン
グ120のためのばね受けを示している。
また、スロツトル弁11の開度(スロツトル開
度)を検出するスロツトルセンサ20が設けられ
ており、このスロツトルセンサ20としては、ス
ロツトル開度に比例した電圧を発生するポテンシ
ョメータ等が用いられる。
さらに、第1図に示すごとく、エンジンEの暖
機温度としての冷却水温を検出する水温センサ2
1が設けられるとともに、エンジン回転数を例え
ばイグニツシヨンコイル32の1次側マイナス端
子から得られる点火パルス情報で検出する回転数
センサ17が設けられている。
さらにまた、車速をこれに比例した周波数を有
するパルス信号で検出する車速センサ24が設け
られており、この車速センサ24としては、公知
のリードスイツチが用いられている。
また、エンジンクランキング状態を検出するク
ランキグセンサとしてのクランキグスイツチ26
が設けられており、このクランキグスイツチ26
は、セルモータがオンされたときにオン(閉)、
それ以外でオフ(開)となるスイツチである。
ところで、エアフローセンサ16は、吸気通路
1内に配設された柱状体によつて発生するカルマ
ン渦の個数を超音波変調手段によつて検出した
り、抵抗値の変化によつて検出したりすることに
より、吸気通路1の吸入空気量を検出するもの
で、エアフローセンサ16からのデイジタル出力
はコントローラ29へ入力されるようになつてい
る。なお、エアフローセンサ16からのデイジタ
ル出力はコントローラ29内で例えば1/2分周器
にかけられてから各種の処理に供される。
また一般にエアフローセンサ16はエンジンE
の低速高負荷状態において吸気脈動等により誤動
作するといわれているが、本実施例では、エアフ
ローセンサ16の下流側びインタクーラ8を設け
エアクリーナ部分の寸法等を適宜調整することに
より、上記のような吸気脈動はほとんど起きなく
なつたので、エアフローセンサ16による計測信
頼性あるいは精度は十分に高いものと考えられ
る。
さらに、上記のセンサやスイツチのほか、吸気
温度を検出する吸気温センサ18、大気圧を検出
する大気圧センサ19、排気中の酸素濃度を検出
するO2センサ22、エンジンノツク状態を検出
するノツクセンサ23、デイストリビユータ33
付き光電変換手段によつてクランク角度を検出す
るクランク角度センサ27を、スロツトル弁11
の基準開度(この開度は例えばエンジン回転数
600rpm前後に対応する小さい開度として設定さ
れている。)に対応するアクチユエータ12付き
のロツド15の位置(基準位置)を検出するポジ
シヨンセンサとしてのモータポジシヨンスイツチ
28などが設けられており、これらのセンサやス
イツチからの信号はコントローラ29へ入力され
るようになつている。
なお、モータポジシヨンスイツチ28は、第4
図に示すごとく、ロツド15の後端面より後方に
設けられており、ロツド15が最も後退した状態
の近傍でオン(閉)、それ以外でオフ(開)とな
るように構成されている。
また、吸気温センサ18、大気圧センサ19、
水温センサ21、スロツトルセンサ20、O2
ンサ22、ノツクセンサ23などは、その検出信
号がアナログ信号であるので、A/Dコンバータ
を介してコントローラ29へ入力される。
なお、大気圧センサ19はコントローラ29内
に組み込んでもよい。
また、イグニツシヨンコイル32が設けられて
おり、このイグニツシヨンコイル32はスイツチ
ングトランジスタとしてのパワートランジスタ3
0によつて1次側電流を断続されるようになつて
いる。
さらに、車室内には、表示計35が設けられて
いる。
この表示計35としては、針式表示部35aを
もつものや、発光ダイオード(LED)を列状に
配設して、これらのLEDが適宜点滅するセグメ
ント式表示部35bをもつものなどが考えられ
る。
ところで、コントローラ29は、CPUやメモ
リー(マツプを含む)、適宜の入出力インタフエ
ースをそなえて構成されているが、このコントロ
ーラ29は、アイドルスイツチ25によるアイド
ル運転状態検出時(アイドルスイツチがオンの状
態でエンジン回転数が所定値よりも小さい時)の
設定された条件の下において、回転数センサ1
7からの信号によりエンジン回転数のフイードバ
ツク制御(回転数フイードバツク制御)を行なう
一方、上記アイドル状態検出時の他の設定された
条件の下において、スロツトルセンサ20から
の信号によりスロツトル弁11のポジシヨンフイ
ードバツク制御を行なうために、アイドルスイツ
チ25、回転数センサ17、スロツトルセンサ2
0、車速センサ24からの検出信号を受け、これ
らの検出信号に基づくアイドル制御信号をアクチ
ユエータ12のモータ13へ出力するアイドル制
御手段の機能を有している。
また、回転数フイードバツク制御を行なうに際
しては、冷却水温に応じて目標エンジン回転数を
第7図のように変更し、ポジシヨンフイードバツ
ク制御を行なうに際しては、冷却水温に応じて目
標スロツトル開度を第8図のように変更すること
が行なわれる。
さらに、アクチユエータ12のモータ13の駆
動時間ΔDと、偏差ΔNまたはΔPとの関係は、そ
れぞれ第9,10図に示すようになつている。こ
こで、偏差ΔNとは、実エンジン回転数と目標エ
ンジン回転数との差を意味し、偏差ΔPとは、実
スロツトル開度と目標スロツトル開度との差を意
味する。
この条件とは少なくとも次の事項が満足され
た場合をいい、エンジンが比較的安定している条
件をいう。
(1) アイドルスイツチ25がオフからオンへ変化
したのち、所定時間が経過していること。
(2) 車速が極く低速(例えば2.5Km/h以下)で
あること。
(3) 実際のエンジン回転数(実回転数)の目標回
転数からのずれが、所定範囲内であること。
(4) クーラを有する車両等においては、クーラ負
荷に応じてクーラリレー等が切り替つたのち、
所定時間が経過していること。
また、上記条件とは、上記条件を満足せ
ず、エンジンが比較的安定しておらず、迅速にフ
イードバツク制御したい場合の条件をいう。
本発明の複合吸気式エンジンのアイドル回転数
制御装置は上述のごとく構成されているので、こ
のOCV制御手段M1による処理の流れを示すと、
第14図のようになつて、この処理フローは、点
火パルス毎の割込みにより生じる。すなわち、ま
ずスタートでメモリR,Sがリセツト(=0)さ
れ、ステツプA1で、各種のデータ(エンジン回
転数NR、スロツトル弁開度PR、冷却水温TW
等)が入力されたのち、通常運転時での応答遅れ
(燃料供給遅れ等)を考慮したブロツクAAへ至
る。
このブロツクAAでは、遅れ時間に対応する点
火パルス数R1を予め設定しておき、メモリRの
値と比較し(ステツプA2)、PとP+Sとの切替
え(第11図参照)が生じたかどうかが判定され
(ステツプA3,A4)、この判定時には、メモリR
の内容が「1」となつて(ステツプA5)、OCV
50のオンオフ状態は現状を維持される。
そして、次の点火パルスにより、ステツプA2
でR≠1(すなわち、R<R1のとき)、ステツプ
A3からNOルートを経て、ステツプA7において、
メモリRの内容がアツプ(+1)されるととも
に、OCV50の作動状態は現状を維持される
(ステツプA6)。
そして、このような状態が、ステツプA2にお
いて、R=R1となるまで繰り返される。
R=R1のときには、メモリRの内容がリセツ
トされて(ステツプA8)、運転領域がP領域であ
るかどうかが判定されて(ステツプA9)、エンジ
ン始動時においては、P領域であるので、YES
ルートを経てステツプA10へ至り、その他のP+
S領域においては、NOルートを経て、ステツプ
A13へ至る。
ステツプA13では、冷却水温TWが設定値
TWSより低いかどうかが判定されて、低い場合
には、メモリ(フラグ)Sをセツト(=1)し
(ステツプA14)、高い場合にはメモリSをリセツ
ト(=0)し(ステツプA15)、いずれの場合に
も、次にOCV50をオフ状態とする(ステツプ
A16)。
運転領域がP領域であるときには、ステツプ
A9からYESルートを経て、ステツプA10におい
て、冷却水温TWが設定値TWSより低いかどう
かが判定され、低い場合には、ステツプA11で、
低温度(TW<TWS)においてP+S領域に入
つたことがあるかどうか、メモリSによつてその
履歴を判定する。
一度も、P+S領域に入つたことがなければS
=0であるので、OCV50がオンとなり(ステ
ツプA12)、P+S領域に入つたことがあればS
=1であるので、OCV50がオフとなる(ステ
ツプA16)。
すなわち、冷却水温TWが設定値TWS以下の
場合には、一旦一定回転速度以上になつて2次吸
気弁41の作動が停止した後は、2次吸気弁41
の停止を禁止して、1次吸気弁40および2次吸
気弁41の両作動を、全域(P+S)に亘つて実
行するのである。
なお、遅れ時間を考慮しなくてもよい場合に
は、ブロツクAの処理を省くことができ、この場
合ステツプA1から直接ステツプA9へ処理が進
む。この状態は、R1=0と設定しても、得るこ
とができる。
このように、第14図に示す処理フローでは、
OCV50として、切替え指示とともに瞬時に作
動するものや、アイドル回転数指示の応答速度よ
り速い応答速度のものを用いることができる。
すなわち、燃料増量ないし減量を行なう際に、
吸気系の遅れ、アクチユエータ12での作動の遅
れや燃料増量分が燃料供給装置から燃焼室へ至る
までの遅れ時間に対応することができる。
また、混合気増量制御手段M2およびアクチユ
エータ制御手段M3による処理の流れを示すと、
第15図に示すようになつて、この処理フロー
は、点火パルス毎の割込みにより生じる。
すなわち、まず、ステツプB1で、運転状態
(実スロツトル開度PR、実エンジン回転数NR、
アイドルスイツチ情報ISW、冷却水温TW)が入
力されたのち、ブロツクBBで、目標回転数NS
および目標開度PSを設定する。
すなわち、ブロツクBBのステツプB2で、P運
転を指示されたかどうか判定して、P運転指示の
ときには、第12,13図に示すような1次吸気
弁40のみの作動時(2次吸気弁41の停止時)
用のマツプ(以下;「Pマツプ」という。)から、
P用目標回転数NPとP用目標開度PPとをそれぞ
れ目標回転数NSと目標開度PSとに設定する(ス
テツプB3,B4。) また、P+S運転指示のときには、第12,1
3図に示すような1次吸気弁40および2次吸気
弁41の各作動時用のマツプ(以下;「P+Sマ
ツプ」という。)から、P+S用目標回転数NPS
とP+S用目標開度PPSとをそれぞれ目標回転数
NSと目標開度PSとに設定する(ステツプB5,
B6)。
次に、アイドル回転数設定の実行ブロツク
BB′が実行される。
そして、アイドルスイツチISWがオンであれ
ば、ステツプB7において、ポジシヨンフイード
バツクPFBによるダツシユポツト制御ないし回
転数フイードバツクによる制御に応じてロツド1
5を駆動する。
すなわち、目標回転数NSと実回転数NRとの
差ΔN(=NS−NR)を演算して(ステツプB8)、
この差ΔNの絶対値―ΔN―が所定値δ以上のと
きには(ステツプB9)、PFBが選択されて、ステ
ツプB10へ至る。
そして、目標開度PSと実開度PRとの差ΔP(=
PS−PR)を演算して(ステツプB10)、差ΔPか
らモータ13の駆動時間ΔDの算出が行なわれ
る。(ステツプB11) また、絶対値―ΔN―が所定値δより小さい場
合において、ステツプB15において、差ΔNから
モータ13の駆動時間ΔDの算出が行なわれる
(ステツプB16) すなわち、それぞれΔPあるいはΔNからモー
タ13の駆動時間ΔDの算出が行なわれる。
ここで、ΔP−ΔD特性およびΔN−ΔD特性の
例を示すと、第9図および第10図のようにな
る。
さらに、それぞれΔDのセツトが可能かどかが
判定される。(ステツプB12,B16) ここで、ポジシヨンフイードバツク制御の場合
(ステツプB12)には、例えば100ms経過してい
ると可能(YES)、そうでなければ不可能(NO)
と判定され、エンジン回転数フイードバツク制御
の場合(ステツプB16)には、上記の場合よりも
長い時間、例えば700ms経過していると可能、そ
うでなければ不可能と判定される。
すなわちポジシヨンフイードバツク制御では、
100ms間隔ごとの制御が可能で、エンジン回転数
フイードバツク制御では、700ms間隔ごとの制御
が可能ということになる。
その後、ステツプB13において、ΔDをモータ
駆動用タイマにセツトし、ステツプB14におい
て、タイマが0になるまでモータ13を駆動する
ことが行なわれる。
なお、ΔDが正である場合には、スロツトル弁
11は開側に駆動され、ΔDが負である場合に
は、スロツトル弁11は閉側に駆動される。
これにより、エンジン回転数フイードバツク制
御およびポジシヨンフイードバツク制御のいずれ
かの場合にも、エンジンが目標とする状態で制御
されるようになる。すなわち、エンジンアイドル
回転数を最適な状態に制御できるのである。
なお、ステツプB12,B16のいずれかにおい
て、NOと判定されれば、モータ駆動制御は行な
われずにリターンされる。
上述の処理の流れ、ステツプB10〜B14を、以
下「PFB制御処理フロー」と呼ぶ。
また、弁作動停止機構MのOCV50の作動遅
れがある場合には、第16図に示すように、Pマ
ツプとP+Sマツプとの切替えを弁作動停止機構
Mの遅れ時間を考慮して行なう。
この処理フローでは、弁作動停止機構Mの遅れ
時間と吸気系の遅れ時間との差M1の間、Pマツ
プとP+Sマツプとの切替えが行なわれず、エン
ジンEに対する効果としては、弁停止作動と燃料
増量減量とが適宜マツチングして行なわれるよう
になるのである。
ついで、第15図に示したアイドル回転数設定
の実行ブロツクBB′と同様の処理が行なわれる。
なお、第16図に示すステツプC6の内容を
「前回使用した運転指示状態を維持」に変更して、
ステツプC12の内容を「P運転を指示」に変更し
て、ステツプC16の内容を「P+S運転を指示」
に変更し、第15図の処理フローのうちブロツク
BBを第17図に示すブロツクDDに変更するこ
とによつて、この2つの処理フローにより、上述
の弁作動停止機構Mの作動遅れを考慮した処理を
行なうことができる。
また、第18図に示すブロツクEEを、第14
図のブロツクAAないし第16図のブロツクCCと
入れ換えることによつて、経過時間による作動遅
れ等の考慮を行なうものとすることができ、ここ
で、タイマはダウンカウンタを用いて、ゼロとな
るとその値を保持するものが用いられる。
このようにして、1次吸気弁のみの作動時から
1次吸気弁および2次吸気弁の作動時へ運転域が
移行したときには、スロツトル弁の開度が1次吸
気弁のみの作動時のアイドリング開度より大きく
なる。
なお、第11図に示すP領域とP+S領域との
切替えは、2つのマツプにより指示されるように
構成されているので、PマツプとP+Sマツプと
のオーバラツプ部分を予め設定することにより、
P→P+Sの切替えと、P+S→Pの切替えとの
エンジン回転数−出力の条件を変えて設定するこ
ともできる。
すなわち、このオーバラツプ部分は、ヒステリ
シスゾーンとして機能して、一例として、同一出
力では、P→P+S切替を時のエンジン回転数の
方が、P+S→P切替え時のエンジン回転数より
高くなるように設定されるのである。
このヒステリシスゾーンを設定するのは、冷却
水温TWが設定水温TWS以上のときに限つても
よく、さらに、急加速時の回転変動等によるハン
チング防止を考慮して、ゾーン判定に確認時間
(t2秒;t2<1)を採用してもよい。
また、P→P+S切替え後、一定時間再切替を
禁止して、弁作動停止機構Mの作動状態の安定化
をはかるようにしてもよい。
なお、キースイツチオフ時には、t1秒間オイル
ポンプ51の電流をオンとして、さらに、OCV
50をオン状態として、2次吸気弁41の作動を
停止することにより、次回の始動を2次吸気弁4
1を停止するP状態として、始動性を確保するよ
うにしてもよい。
なお、燃料供給手段として、インジエクタ型式
のものを用いることにより、スロツトル弁の開度
の制御によらずに、混合気量の制御を行なうこと
もできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の複合吸気式エン
ジンのアイドル回転数制御装置によれば、エンジ
ンのアイドル運転時に、2系統吸気と1系統吸気
とが行なわれる吸気系をもつエンジンにおいて、
内部EGRの増大や吹き抜け量の増大に伴つてア
イドル時の燃焼は不安定となり、エンジン出力の
低下が見込まれる2系統吸気時のアイドル回転時
に、スロツトル弁等で代表される吸気制御弁の開
度を、1系統吸気アイドル時より2系統吸気アイ
ドル時の方が大となるように制御し、燃焼室に供
給される混合気量を増大して、2系統吸気アイド
ル時のエンジン出力を確保することにより、2系
統吸気状態でのアイドル運転の改善をはかること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例としての複合吸気式エン
ジンのアイドル回転数制御装置を示すもので、第
1図はその全体構成図、第2図はそのエンジン動
弁系の弁作動停止装置を示す構成図、第3図はそ
のロツクプレートの部分平面図、第4図はその要
部構成図、第5図はそのエンジンの要部縦断面
図、第6図はそのエンジンの要部を模式的に示す
平面図、第7〜13図はいずれもその作用を説明
するためのグラフ、第14〜18図はいずれもそ
の作用を説明するためのフローチヤートである。 1……吸気通路、1P……1次吸気系、1S…
…2次吸気系、2……排気通路、3……ターボチ
ヤージヤ、4……タービン、5……コンプレツ
サ、6……ウエストゲートバルブ、7……圧力応
動装置、8……インタクーラ、9,10……電磁
式燃料噴射弁、11……スロツトル弁、11a…
…軸、11c……スロツトルレバー、11d……
スロツトルレバー端部、12……アクチユエー
タ、13……モータ、14a……ウオーム、14
b……ウオームホイール、14c……パイプ軸、
14d……雌ねじ部、15……ロツド、15a…
…雄ねじ部、15b……長穴、16……エアフロ
ーセンサ、17……回転数センサ、18……吸気
温センサ、19……大気圧センサ、20……スロ
ツトルセンサ、21……水温センサ、22……
O2センサ、23……ノツクセンサ、24……車
速センサ、25……アイドルセンサとしてのアイ
ドルスイツチ、26……クランキングスイツチ、
27……クランク角度センサ、28……モータポ
ジシヨンスイツチ、29……コントローラ、30
……パワートランジスタ、31……触媒コンバー
タ、32……イグニツシヨンコイル、33……デ
イストリビユータ、34……電磁式切替弁、35
……表示器、35a……針式表示部、35b……
セグメント式表示部、36……イグニツシヨンキ
ースイツチ、37……バツテリ、40……1次吸
気弁、41……2次吸気弁、4に……排気弁、5
0……オイルコントロールバルブ(OCV)、50
a……ソレノイド、51……ポンプ、52……オ
イルタンク、53,54……油路、101……カ
ム、102……ロツカアーム、103……アクチ
ユエータ、104……シリンダ、104a……
溝、105……ピストン、105a……切込み、
106……ロツクプレート、106a……狭隙間
部、106b……広隙間部、107……戻しスプ
リング、108……ばね受け、109……タイミ
ングプレート、110……油室、111……油
路、112……シリンダ、112a……長孔、1
13……プランジヤ、114……スプリング、1
19……2次吸気弁、119a……2次吸気弁用
ステム、120……バルブスプリング、121…
…ばね受け、122,123……油路、124…
…ロツカシヤフト、125……タイミングカム、
126……タイミングカムフオロア、133……
ロツクプレートとピストンとの連結部分、E……
エンジン、EM……係止機構、M……弁作動停止
機構、M1……OCV制御手段、M2……混合気
増量制御手段、M3……アクチユエータ制御手
段、S1〜S4……気筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの燃焼室に吸気を導く吸気系が互い
    に並列な1次吸気通路と2次吸気通路とを含んで
    構成され、上記2次吸気通路には運転状態に応じ
    て同通路から上記燃焼室への吸気の導通を停止せ
    しめる吸気停止手段が設けられるとともに、上記
    エンジンのアイドル運転が上記吸気停止手段が作
    動する第一アイドル運転状態と上記吸気停止手段
    が非作動となる第二アイドル運転状態とで構成さ
    れる複合吸気式エンジンにおいて、上記燃焼室に
    供給される混合気量を調整すべく上記吸気停止手
    段とは別に上記吸気系に設けられた吸気制御弁
    と、上記第一アイドル運転状態より上記第二アイ
    ドル運転状態の方が上記エンジンの燃焼室に供給
    される混合気量が多くなるように、上記第二アイ
    ドル運転状態における上記吸気制御弁開度を上記
    第一アイドル運転状態における上記吸気制御弁開
    度より大きく設定する弁開度制御手段とをそなえ
    たことを特徴とする、複合吸気式エンジンのアイ
    ドル回転数制御装置。
JP10118384A 1984-05-19 1984-05-19 複合吸気式エンジンのアイドル回転数制御装置 Granted JPS60247026A (ja)

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