JPH04372528A - ハイブリッド発電装置及びその制御方法 - Google Patents

ハイブリッド発電装置及びその制御方法

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JPH04372528A
JPH04372528A JP3173466A JP17346691A JPH04372528A JP H04372528 A JPH04372528 A JP H04372528A JP 3173466 A JP3173466 A JP 3173466A JP 17346691 A JP17346691 A JP 17346691A JP H04372528 A JPH04372528 A JP H04372528A
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JP
Japan
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power
power generation
generation device
generator
load
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JP3173466A
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English (en)
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Yoshiharu Uchimura
内村 義治
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,太陽電池,風力発電等
の自然エネルギーを利用した発電装置と,原動機により
駆動される発電機を利用した他の発電装置とを連携した
ハイブリッド発電装置及びその制御方法に係り,特に,
自然エネルギーを最大限に活用して,動力用のエネルギ
ー消費を節減することができ,また,負荷電力消費量が
少ない時にも当該発電装置の作動が不安定になる恐れや
原動機の性能劣化を来す恐れのない実用度の高い,ハイ
ブリッド発電装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時,クリーンエネルギーを活用し,又
,石油系エネルギーの消費節約のために,太陽光発電や
風力発電等が注目をあびて来ている。上述した太陽光発
電は,太陽の輻射エネルギーを半導体を活かした太陽電
池によって電気エネルギーに変換し,風力発電は風力に
よって風車を回転させ,この回転によって発電機を回転
させて電気エネルギーを得ている。その他自然エネルギ
ー利用としては,地熱エネルギー,潮汐エネルギーによ
る発電装置等もあるが,設置地域が限定されるので,上
記太陽発電や風力発電がより一般的に使用されている。 上記太陽光発電や風力発電は,夜間や雲が多くて発電量
が減少した場合,風速が落ちて発電量が減少した場合等
のために,上記発電量が大なる間に蓄電池等に貯蔵する
手段も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述したよ
うな太陽光発電や風力発電は,排気ガス等がないので,
クリーンなエネルギーであり,しかも,利用場所は,条
件としては限定されるものの,一応地球上どこででも得
ることができることは有利である。しかしながら,従来
の方式の太陽光発電の発電量は,時刻,天候,気候等に
影響され,風力発電は特に風速に影響され,常時,安定
な電力源として期待するのは困難であった。また,蓄電
池等を併用して貯蔵する手段も経済性や保守性からみて
一般化するのが困難である。従って,太陽光発電や風力
発電の利用は,望まれていながら,実用化が困難であっ
た。本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決す
るようにしたハイブリッド発電装置及びその制御方法を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明に基づくハイブリッド発電装置においては,
太陽電池,風力発電等の自然エネルギーを利用した第1
の発電装置と,この第1の発電装置と連携され,原動機
により駆動される発電機を利用した第2の発電装置と,
この第2の発電装置を制御することにより上記第1の発
電装置と第2の発電装置の負荷に対する電力の供給比率
を制御する制御装置とを備えて構成している。また,こ
の場合,上記制御装置により制御される発電電力消費用
負荷装置を備えるようにすることが望ましい。さらに,
第1の発電装置の出力を最大限に利用するように上記制
御装置により制御することが望ましい。
【0005】
【作用】本発明におけるハイブリッド発電装置では,太
陽電池,風力発電等の自然エネルギーを利用した第1の
発電装置のほかに,この第1の発電装置と連携され,原
動機により駆動される発電機を利用した第2の発電装置
と,この第2の発電装置を制御することにより上記第1
の発電機と第2の発電機の負荷に対する電力の供給比率
を制御する制御装置とを備えるようにしたので,上記第
1の発電装置の発電量が大なる場合は第2の発電装置の
発電量を減少させ,逆に,上記第1の発電装置の発電量
が小なる場合は第2の発電装置の発電量を増大させるこ
とによって,自然現象の変化に影響されることなく常に
負荷に対して安定に適量の電力供給が実行できる。また
,上記制御装置により制御される発電電力消費用負荷装
置を備えるようにすることによって,負荷電力の消費量
が適正な発電能力に比して小なる場合は,この発電装置
の余剰電力を当該負荷装置に供給することによって,上
記第2の発電装置が低負荷のために運転が不安定になっ
たり,性能が劣化する恐れを無くすことができる。さら
に,ハイブリッド発電装置の制御方法においては,第1
の発電装置の出力を最大限に利用するように制御するこ
とによって,上記第1の発電装置の発電量の大小に関係
なく,この第1の発電装置からの不足電力のみを第2の
発電装置の発電量から得るようにすることが出来る。 従って,自然エネルギーを有効に活用できる。
【0006】
【実施例】次に,この発明に基づく実施例の詳細を図1
を参照して詳細に説明する。図1には,本発明に基づく
ハイブリッド発電装置及びハイブリッド発電装置の制御
方法を説明する,自然エネルギーを利用した第1の発電
装置と,動力により駆動される発電機を利用した第2の
発電装置とを複合したハイブリッド発電装置の回路例の
ブロック回路図を示している。図1は,本発明に基づく
主要な装置のみを記していてこのハイブリッド発電装置
が備える各制御装置の電源回路や詳細な信号線及び部品
類の記入は省略している。上記自然エネルギーを利用し
た第1の発電装置は,太陽光によって発電する太陽電池
と風力を利用した発電装置とによって構成された例を示
している。動力を利用した第2の発電装置としてはディ
ーゼルエンジンを動力源として利用した発電装置を例と
して示している。同図において,10は自然エネルギー
を利用した第1の発電装置10で,これは風力発電装置
1と太陽光発電装置2により構成されている。3は動力
としてディーゼルエンジンによって駆動される第2の発
電装置である。4はこの第2の発電装置3の制御装置と
このハイブリッド発電装置全体の制御を兼ねて実行する
制御装置であって,この発明に基づく自然エネルギー条
件や負荷の条件に対応して第2の発電装置3とその他こ
のハイブリッド発電装置全体の制御をおこなっている。 また,5は発電電力消費用負荷装置であって,電力調整
コントローラ51と抵抗器52によって構成されている
【0007】風力発電装置1において,11は風力によ
って回転する風車,12はこの風車11によって駆動さ
れる第1の同期発電機であって,13はこの風力発電装
置と負荷回路との間を接続する第1の配電用回路遮断器
である。又,16は,第1の計器用変流器14によって
得られる送電電流値と,第1の計器用変圧器15によっ
て得られる回路電圧値から,この風力発電装置1から出
力される発電状況及び送電電力値を計測する第1の電力
トランスジューサである。17は第1の同期発電機の発
電周波数やその位相を制御する制御装置である。第1の
配電用回路遮断器13とこの第1の同期発電機の制御装
置17は詳細を後述するエンジンコントローラ41から
の制御信号によって制御操作される。なお,第1の配電
用回路遮断器13に接続される操作信号の入力回路は図
示を省略している。
【0008】太陽光発電装置2において,21は太陽光
を電力に変換する太陽電池,22は太陽電池が得た直流
電力を所定の周波数の交流電力に変換するためのインバ
ータである。23はこの太陽光発電装置と負荷回路との
間を接続する第2の配電用回路遮断器である。又,26
は,第2の計器用変流器24によって得られる送電電流
値と,第2の計器用変圧器25によって得られる回路電
圧値から,この太陽光発電装置2から出力される発電状
況及び送電電力値を計測する第2の電力トランスジュー
サである。上記第2の配電用回路遮断器23と,インバ
ータ22は詳細を後述するエンジンコントローラ41か
らの制御信号によって制御操作される。この第2の配電
用回路遮断器23に接続される操作信号の入力回路も図
示を省略している。
【0009】動力で駆動される第2の発電装置3におい
て,31は動力源である。この動力源31には,例えば
ガスエンジン(以下エンジンと称す)が使用される。エ
ンジン31には,このエンジン31の回転を制御する,
詳細を後述するガバナ31aが設けられている。32は
上記エンジンによって駆動される所定の周波数の交流電
力を発電する第2の同期発電機である。32aはこの第
2の同期発電機32の励磁用交流発電機であって,この
交流発電機32aの出力は,整流回路32bによって直
流に変換されてこの第2の同期発電機32の励磁巻線3
2cに供給されている。第3の計器用変圧器35によっ
て上記第2の同期発電機の出力電圧を検知し,この検知
信号と電圧設定器37aによって設定された設定値とを
自動電圧調整器37で比較し,その偏差値によって上記
励磁用交流発電機32aの発電出力を制御している。上
記自動電圧調整器37は,変圧器38によってこの第2
の同期発電機32の発電電圧を所定の電圧に変換し,さ
らにこの自動電圧調整器37内部に備えた図示しない整
流回路によって直流電圧に変換して作動用電源に使用し
ている。第2の発電装置3において,33はこの発電装
置と負荷回路との間を接続する第3の配電用回路遮断器
である。また,36は,第3の計器用変流器34によっ
て得られる送電電流値と,上記第3の計器用変圧器35
によって得られる回路電圧値から,この第2の発電装置
3から出力される発電状況及び送電電力値を計測する第
3の電力トランスジューサである。第2の発電装置3と
このハイブリッド発電装置全体の制御を兼ねておこなっ
ている制御装置4において,41はこの制御装置4の主
たる制御機能を実行する装置であるエンジンコントロー
ラ,43は上述した第1及び第2の発電装置を総合した
発電出力を負荷回路に接続する第4の配電用回路遮断器
である。また,46は,第4の計器用変流器44によっ
て得られる送電電流値と,第4の計器用変圧器45によ
って得られる回路電圧値から,このハイブリッド発電装
置から送電する全電力値を計測する第4の電力トランス
ジューサである。上述した第1乃至第4の4個の電力ト
ランスジューサ16,26,36,46の各出力は上記
エンジンコントローラ41に入力している。エンジンコ
ントローラ41は上記4個のトランスジューサ16,2
6,36,46からの入力値を処理し,予めこのハイブ
リッド発電装置の条件に対応し設定されたデータ処理手
段によって,第2の発電装置が備えたエンジン31のガ
バナ31a及び詳細を後述する電力調整コントローラ5
1の制御信号を出力している。エンジンコントローラ4
1はまた,予め設定された操作条件及び各発電装置の発
電状態を検知し,図に示さない操作盤から入力される運
転者の操作入力に従って,このハイブリッド発電装置の
備えた各部装置に対する所定の制御操作信号を出力する
【0010】発電電力消費用負荷装置5に設けられた電
力調整コントローラ51は上記第3の電力トランスジュ
ーサ36及びエンジンコントローラ41から供給される
信号によって,予めこのハイブリッド発電装置の条件に
対応して設定されたデータ処理手段により,抵抗器52
に供給する電力値を調整している。この電力調整コント
ローラ51の前段には,この発電電力消費用負荷装置5
が必要な場合に投入される第5の配電用回路遮断器53
が設けられている。
【0011】次に,上述の回路構成における本発明に基
づくハイブリッド発電装置の制御方法と作用を詳細に説
明する。風力発電装置1においては,第1の同期発電機
12は風力によって回転する風車11によって駆動され
ている。第1の同期発電機12は,エンジンコントロー
ラ41から伝送される制御信号に従い,この第1の同期
発電機の制御装置17によってその発電される交流電圧
及びその周波数と位相が第2の同期発電機32の出力に
合わせ風力に対応して最大出力を発電するように制御さ
れている。太陽光発電装置2においては,太陽光のエネ
ルギーを太陽電池が直流電力に変換し,この全直流電力
を第2の同期発電機32の出力に合わて制御されるイン
バータ22によって,エンジンコントローラ41から伝
送される制御信号に従い,所定の交流電圧及び所定の周
波数と位相をもった交流電力に変換して出力している。 第2の発電装置3においては,エンジン31によって駆
動される第2の同期発電機32が,自動電圧調整器37
によって出力が制御される励磁用交流発電機32aから
励磁巻線32cに供給される励磁電流と,前記エンジン
コントローラ41から伝送される制御信号によって制御
されるエンジン31の回転速度に従った交流電圧とその
周波数で発電し出力している。即ち,エンジン31の回
転速度はガバナ31aによって制御され,エンジンコン
トローラ41からの出力信号によってガバナ31aの設
定位置が定められている。従って,エンジン31の回転
速度はエンジンコントローラ41によって制御され,第
2の同期発電機はエンジン31の回転によって発電する
。上記エンジンコントローラ41は,第1ないし第4の
電力トランスジューサ,16,26,36,46からの
計測値と,予めこのエンジンコントローラ41に設定さ
れている演算条件に従って,自然エネルギーを電力源と
する第1の発電装置10出力を最大限に利用するように
上記自動電圧調整器37への出力信号を算出している。 また, エンジンコントローラ41は,前記第1の同期
発電機12の制御装置17に制御信号を出力し,この第
2の発電装置3の発電する交流波形に合わせて,第1の
同期発電機12の発電周波数その他所定条件の制御をす
る。また,エンジンコントローラ41は,前記インバー
タ22に制御信号を出力し,この第2の発電装置3の発
電する交流波形に合わせて,太陽光発電装置2の発電周
波数その他所定条件の制御をする。エンジンコントロー
ラ41は,また,このハイブリッド発電装置を構成する
上記各発電装置の発電状況や,負荷状況に対応し,図示
しない操作盤からの操作内容によって,各配電用回路遮
断器13,23,33,43,53の投入遮断の操作を
行う。
【0012】上述した風力発電装置1と太陽光発電装置
2によって構成される自然エネルギーを活用した第1の
発電装置10と,動力を活用した第2の発電装置3とが
,それぞれその設計条件によって定まる適切な総合発電
能力によって出力を分担して対応する負荷に電力を供給
している状態において,風力が変動して瞬間的に風力発
電装置1の発電電力が低下すると,太陽光発電装置2の
発電能力はその瞬間における太陽光の光量で定まってい
るので,負荷に供給すべき電力が減少するが,この減少
電力分はエンジンコントローラ41の働きによって第2
の発電装置3から追加供給して必要電力を補償する。 即ち,第1の発電装置10の出力低下に対応して第2の
発電装置3から供給される電力が増大しようとすると,
エンジン31の負荷が増大するので,このエンジン31
の特性に従ってその回転速度が低下しようとする。エン
ジンコントローラ41は,各トランスジューサ16,2
6,36,46からの信号に従って,エンジン31の出
力を増大するようにガバナ31aに対する操作信号を出
力する。ガバナ31aが操作されると,低下しようとし
たエンジン31の回転速度が復帰し,この第2の発電装
置3は第1の発電装置10が低下した発電電力分の発電
量を補う。風力が増大すると上述とは逆動作によって第
2の発電装置3が負担する電力量を減少させる。雲が出
て太陽光発電装置の発電量が低下すると,前述と同様の
動作によって第2の発電装置3は第1の発電装置10が
低下した電力分だけの発電量を補う。雲が減少し,また
は快晴になって,太陽光発電装置の発電量が増大すると
上述とは逆動作によって第2の発電装置が負担する電力
量を減少させる。
【0013】例えば,ある瞬間に,第1の発電装置10
から得られる電力が急に大になり,しかも上記ガバナ3
1aによる第2の発電装置3の制御手段ではこの第2の
発電装置3の発電電力を適切な値まで急には落とし切れ
ないような状態になると,前記エンジンコントローラ4
1からの操作信号によって第5の配電用回路遮断器53
が投入される。また,エンジンコントローラ41は予め
設定された条件に従って電力調整コントローラ51に制
御信号を出力して抵抗器52に供給する電力を制御する
。この抵抗器52で消費される電力は前記第1ないし第
3の電力トランスジューサ16,26,36による検出
値の和と第4の電力トランスジューサ46の検出値との
差によって検出できる。負荷が変動して,当初の値から
低下し,第1の発電装置10の発電能力以下になった場
合においても,上述と同様の作動によって抵抗器52に
余剰の発電電力を消費させることにより,エンジン31
が極度に軽負荷になって回転速度が上昇し,そのために
出力の周波数が上昇するようなこと等がないので,この
ハイブリッド発電装置全体を安定に運転することができ
る。また,上述の作動によって,エンジン31は負荷が
極度に低下したままで運転が継続されることがないので
,燃料の不完全燃焼のためにエンジン内部にカーボンが
蓄積してその性能が低下する恐れを防止できる。発電電
力消費用負荷装置5の作動が不要になった場合は,第5
の配電用回路遮断器53を遮断することによって,この
ハイブリッド発電装置の主回路とこの発電電力消費用負
荷装置5とを切り離すことができる。
【0014】上述の説明は本発明についての実施例にお
ける基本回路構成と基本作動状況について説明したもの
であって,その他応用改変することが可能である。例え
ば,自然エネルギーを活用した第1の発電装置10には
風力発電装置1と太陽光発電装置2によって構成されて
いるように説明したが,このハイブリッド発電装置の設
置場所と,必要電力等に対応して,上記いずれかの発電
装置のみであっても良く,その他の自然エネルギーを活
用した発電装置であっても,それぞれの発電装置との構
成に対応して,制御手段や各回路を設定すればよい。ま
た,各回路遮断器はエンジンコントローラ41によって
操作するように説明したが,その他の操作制御機能を設
けるようにしてもよい。また,風力発電装置1,及び太
陽光発電装置2の制御信号をエンジンコントローラ41
から得るように説明したが,この制御装置に上記エンジ
ンコントローラとは別にハイブリッド発電装置全体の制
御装置を設ける等その他の制御手段によって制御するよ
うにしてもよい。また,風力発電装置1,及び太陽光発
電装置2の発電波形等を第2の発電装置を基準にして制
御するように説明したが,風力発電装置1,または,太
陽光発電装置2,あるいは,その他の適切な基準に対し
て第2の発電装置も含めて制御するようにしてもよい。 また,第2の発電装置3をガスエンジンによって駆動す
る例について説明し,この第2の発電装置の制御をエン
ジンガバナによって行うように説明したが,どのような
エネルギーによって駆動される原動機であっても,それ
ぞれの原動機に対応した制御手段を用いることによって
本発明を適用することが可能である。即ち,第2の発電
装置にも自然エネルギーによる発電装置を用いても良い
。発電電力消費用負荷装置5を抵抗器52に流す電流を
電力調整コントローラ51によって制御するように説明
したが,この発電電力消費用負荷装置5に使用する部品
とその構成に対応して電力調整コントローラの制御手段
を適切に設定することができる。例えば抵抗器52に可
変抵抗器を用い,この抵抗値を自動的に操作するように
しても良いし,複数の抵抗器を設けて切り換える等の手
段によっても良い。また,スイッチング素子等によって
固定の抵抗器に流す電流値を変化させるようにしても良
い。このハイブリッド発電装置の設置場所や装置の構成
や負荷条件に対応して,発電電力消費用負荷装置5の装
着は必ずしも実施しなくてもよく,その場合は,負荷に
供給する全電力は第1ないし第3の電力トランスジュー
サ16,26,36の計測値の和から得られるので第4
の電力トランスジューサ46は除くようにしても良い。 また,第4の電力トランスジューサ46を出力回路に設
けないで,発電電力消費用負荷装置5を装着した回路に
設けて直接発電電力消費用負荷装置5によって消費され
る電力を直接計測するようにし,このハイブリッド発電
装置の全消費電力は上記第1乃至第4の電力トランスジ
ューサから算出するようにしても良い。また,それぞれ
の機械的な発電機を同期発電機として説明したが,それ
ぞれの周波数その他の制御手段を用いることによって,
その他任意の発電手段及び/又は変換手段を用いても良
い。また,本実施例は交流発電機を例にして説明したが
,直流発電装置であっても同様に実施することができる
【0015】
【発明の効果】上述したように,本発明におけるハイブ
リッド発電装置は,太陽電池,風力発電等の自然エネル
ギーを利用した第1の発電装置のほかに,この第1の発
電装置と系統連携され,原動機により駆動される発電機
を利用した第2の発電装置と,上記第1の発電装置と第
2の発電装置の負荷に対する電力の供給比率を制御する
制御装置とを備えるようにしたので,次のように優れた
効果を有する。■自然エネルギ−に依存する第1の発電
装置の発電量の増減に対応して,第2の発電装置の発電
量による補償量が自動的に制御されるため,自然現象の
変化に影響されることなく常に負荷に対して適量の電力
供給を安定して実行できる。■また,上記制御装置によ
り制御される発電電力消費用負荷装置を備えるようにす
ることによって,負荷電力の消費量が適性な発電能力に
比して小なる場合は,この発電装置の余剰電力を当該負
荷装置に供給することによって,上記第2の発電装置が
低負荷のために運転が不安定になったり,性能が劣化す
る恐れを無くすことができる。したがって,第2の発電
装置が運転中に自然エネルギーによる発電量が負荷の必
要とする電力が上回った場合にもこのハイブリッド発電
装置出力の交流周波数が過渡的に上昇したりして,その
発電品質を低下させることはない。■さらに,このハイ
ブリッド発電装置の制御方法においては,上記のハイブ
リッド発電装置において,第1の発電装置の出力を最大
限に利用するように上記制御装置により制御することに
よって,上記第1の発電装置の発電量の大小に関係なく
,この第1の発電装置からの不足電力のみを第2の発電
装置から得るようにすることができる。したがって,こ
のように制御することによって自然エネルギーが有効最
大に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド発電装置の動作説明
のための回路例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1:風力発電装置 2:太陽光発電装置 3:第2の発電装置 4:制御装置 5:発電電力消費用負荷装置 10:第1の発電装置 11:風車 12,32:同期発電機 21:太陽電池 22:インバータ 31:原動機(エンジン) 41:エンジンコントローラ 51:電力調整コントローラ 52:抵抗器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  太陽電池,風力発電等の自然エネルギ
    ーを利用した第1の発電装置と,この第1の発電装置と
    連携され,原動機により駆動される発電機を利用した第
    2の発電装置と,この第2の発電装置を制御することに
    より上記第1の発電装置と第2の発電装置の負荷に対す
    る電力の供給比率を制御する制御装置とを備えたことを
    特徴とするハイブリッド発電装置。
  2. 【請求項2】  上記制御装置により制御される発電電
    力消費用負荷装置を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のハイブリッド発電装置。
  3. 【請求項3】  第1の発電装置の出力を最大限に利用
    するように上記制御装置により制御することを特徴とし
    た請求項1又は2記載のハイブリッド発電装置の制御方
    法。
JP3173466A 1991-06-19 1991-06-19 ハイブリッド発電装置及びその制御方法 Pending JPH04372528A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008274882A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Tokyo Denki Univ ハイブリッド風力発電システム
US8242630B2 (en) 2009-03-16 2012-08-14 Tdk Corporation Multiple power supply integration apparatus, multiple power supply integration system, and multiple power supply integration program
WO2013146773A1 (ja) * 2012-03-27 2013-10-03 シャープ株式会社 電源システム
US11876380B2 (en) 2018-10-09 2024-01-16 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Hybrid power generation system and control method of hybrid power generation system

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