JPH04371989A - 音楽情報処理装置及び音楽情報処理方法 - Google Patents

音楽情報処理装置及び音楽情報処理方法

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JPH04371989A
JPH04371989A JP14911991A JP14911991A JPH04371989A JP H04371989 A JPH04371989 A JP H04371989A JP 14911991 A JP14911991 A JP 14911991A JP 14911991 A JP14911991 A JP 14911991A JP H04371989 A JPH04371989 A JP H04371989A
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Masaaki Oka
岡 雅章
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽情報表示方式に関
し、特に表示された音楽情報に応じた演奏を行うものに
関する。
【0002】
【従来技術】従来、このような音楽情報を表示するもの
としては、表示画面の端縁に各種音楽記号のグラフィッ
クパターンをアイコン内に表示しておき、このグラフィ
ックパターンと同じ音楽記号をセレクトして楽譜を作成
していくものがある。この音楽記号のグラフィックパタ
ーンには、五線、音符記号、休符記号、調号、臨時記号
、拍子記号、強弱記号、速度記号等がある。
【0003】上記セレクトにあたっては、例えばマウス
の動きに対応したカーソルを表示画面に表示させ、マウ
スを動かすことにより、表示したいグラフィックパター
ンのアイコンのところへカーソルを動かし、マウスのク
リックボタンをオンする。これにより、表示したい音楽
記号のグラフィックパターンが選択される。次いで、カ
ーソルを表示画面の表示したい位置に動かし、再びマウ
スのクリックボタンをオンする。これにより、表示した
い位置に音楽記号のグラフィックパターンが表示される
。この場合、上記マウスのカーソルは最初のクリックボ
タンのオンにより、セレクトした音楽記号のグラフィッ
クパターンに変化する。このような操作を繰り返すこと
により、楽譜を表示画面に作成して表示させることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな楽譜の表示装置は、単に楽譜を表示するだけであり
、作成した楽譜が実際にどのような曲になるのかを楽音
として確認することはできなかった。特に、音楽教習具
において、作成した楽譜を実際に楽音として確かめるこ
とは、音楽教育上非常に有効である。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、表示した楽譜に応じた演奏を自動
的に行い、表示した楽譜を実際に耳で確かめることので
きる音楽情報表示方式を提供することを目的としている
【0006】また、上述のような従来の音楽情報表示方
式では、五線の長さは固定されたものであり、、表示位
置も固定されたものであって、任意の長さ及び任意の表
示位置を選択することはできなかった。音部記号につい
ても、五線の表示とともに表示されており、任意の楽譜
を作成することができなかった。本発明は、このような
問題も解決するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示されている音楽記号情報を順次サー
チし、これを楽譜の先頭から順番に整理して、演奏情報
を作成するようにしたものである。また、表示手段の表
示パートごとに各種音楽記号情報をエントリーし、この
音楽記号情報に対応したグラフィックパターンを複数の
表示パートにまたがって表示するようにしたものである
【0008】
【作用】これにより、楽譜を表示するだけでなく、表示
した楽譜に応じた演奏を耳で聞くことができ、作曲上ま
たは音楽教育上非常に有効である。また、各音楽記号を
任意のエントリーポイントにおいて入力して表示させる
ことができるし、五線等の音楽記号については、その長
さを任意に指定することができ、音部記号についても、
五線とは別に入力および表示させることができ、任意の
楽譜を作成することができる。
【0009】
【実施例】
1.表示画面20 図1はCRT(ブラウン管)5の表示画面20を示すも
のである。この表示画面20の左側には、音符(休符)
、五線等の音楽記号の記号アイコン22が表示される。 この記号アイコン22の所望の音楽記号に応じた所で、
マウス1のカーソル25を重ねてマウス1の左クリック
ボタン1aを押すことにより、所望の音楽記号の選択が
できる。この選択後、さらにマウス1のカーソル25を
ビューポート21内に移動させて、マウス1の左クリッ
クボタン1aを押すことにより、所望のエントリーポイ
ントに音楽記号のグラフィックパターン26を表示させ
ることができる。なお、上記CRT5は液晶表示装置、
プラズマディスプレイ等で代用してもよい。
【0010】上記表示画面20の上側には、演奏、サウ
ンド、ファイル等のコマンドのコマンドアイコン23が
表示される。このコマンドアイコン23の所望のコマン
ドに応じた所で、マウス1のカーソル25を重ねてマウ
ス1の左クリックボタン1aを押すことにより、所望の
コマンド処理の選択ができる。上記表示画面20の多く
はビューポート21となっており、このビューポート2
1には、作成された楽譜のグラフィックパターン26が
表示される。
【0011】図2は、このビューポート21に表示され
た楽譜のグラフィックパターン26の例を示している。 このビューポート21は、縦3ビット×横5ビットの表
示パート27…で分けられており、この表示パート27
…の単位ごとに、音楽記号のグラフィックパターン26
のエントリーが行われる。
【0012】しかし、各音楽記号のグラフィックパター
ン26は、図2に示すように複数の表示パート27…に
またがって表示される。そこで、各音楽記号のグラフィ
ックパターン26については、そのエントリーポイント
を示す表示エントリーポイント24がつくられており、
この表示エントリーポイント24の属する表示パート2
7…が音楽記号のグラフィックパターン26のエントリ
ーポイントとされる。
【0013】上記記号アイコン22には、上から順に、
音符(休符)記号、五線記号、音部記号、合奏連結記号
、調号、縦線、臨時記号、反復記号、拍子記号、タイ(
スラー)/クレッシェンド(デクレッシェンド)/かっ
こ記号、強弱記号、アーティキュレーション記号、奏法
記号、速度記号、連鉤(符桁)記号、歌詞文字、連符記
号、自由グラフィック等のグラフィックパターン26が
表示されている。上記マウス1のカーソル25を音楽記
号に変え、ビューポート21内に移動させて、マウス1
の右クリックボタン1bを押すごとに、音楽記号が循環
変化する。
【0014】例えば、音符(休符)であれば、上向き4
分音符→下向き4分音符→4分休符→上向き4分音符→
…または全音符→2分音符→4分音符→8分音符→16
分音符→32分音符→全分音符→…と循環変化する。こ
の場合、キーボード3の「1」の数値キーを操作すると
、付点が1つ付加され、「2」のの数値キーを操作する
と、付点が2つ付加される。五線記号であれば、五本線
タイプ→1本線タイプ→…と循環変化する。音部記号で
あれば、ト音記号→ヘ音記号→ハ音記号→ト音記号→…
と循環変化する。拍子記号であれば、拍子の分母の数値
と分子の数値がそれぞれ循環変化する。この場合、分子
の数値の循環変化は、左クリックボタン1aの操作で分
母の数値を確定したのちに、右クリックボタン1bを押
すことで実行される。この分子の情報は、拍子記号の付
加情報として記憶される。
【0015】臨時記号では、例えばシャープ→フラット
→ナチュラル→シャープ→…と循環変化する。調号もほ
ぼ同様である。強弱記号では、例えばフォルッテシモf
f→フォルテf→…→ピアニッシモpp→フォルッテシ
モff→…と循環変化する。なお、他のフォルティッス
ィモアッサイfff以上、ピアニッスィモアッサイpp
p以下、ディミヌエンドdim.等を含めてもよい。速
度記号はキーボード3の数値キーによって入力される。 これらの音楽記号のエントリーは、他に各音楽記号をウ
インドウ内に表示して選択したり、キーボード3より入
力する等、どうのような方法によってもよい。
【0016】ここで、五線、五線を連結する合奏連結記
号、タイ(スラー)/クレッシェンド(デクレッシェン
ド)/かっこ記号、連鉤(符桁)記号、連符記号のよう
に、先頭と末尾を指定する必要のあるものは、先頭位置
でマウス1の左クリックボタン1aを操作し、次いで末
尾位置でマウス1の左クリックボタン1aを操作するこ
とで、音楽記号の長さが確定される。この場合、これら
の音楽記号の表示エントリーポイント24は、末尾位置
にはなく先頭位置にあり、この音楽記号の長さデータ等
が先頭位置に記憶される。
【0017】また、五線については、先頭及び長さを指
定した後、カーソル25を下方に動かすと、その移動間
隔に応じて、複数の五線が順次表示される。この複数の
五線は、後述する五線エリア29の各縦寸法d+e+f
ごとに表示される。この各五線の長さは、上記先にすで
に指定された長さに統一される。この場合、カーソル2
5を下方に動かしている時に、マウス1の右クリックボ
タン1bをオンすると、順次表示される五線の種類が変
更される。なお、この複数の五線の指定は、先頭を指定
した後、カーソル25を右下に移動して、一度に五線の
長さと五線の数を指定してもよい。このようにして同時
に作成された複数の五線については同時に並行して演奏
される。
【0018】五線については、図2に示すように、五線
の1つの線が表示パート27…の1つの行に対応して作
成され表示される。そして五線の各線の1つの間(スペ
ース)及び加線(レジャーライン)並びに加間(レジャ
ースペース)も表示パート27…の1つの行に対応して
作成され表示される。これは、表示パート27…の各行
と五線内の音符記号の音高とを1対1に対応させるため
である。
【0019】なお、ビューポート21に表示されている
音楽記号のグラフィックパターン26に対し、同じ音楽
記号のカーソル25を重ね、マウス1の左クリックボタ
ン1aをオンすると、上記表示されている音楽記号のグ
ラフィックパターン26は消去される。また、音符記号
のカーソル25を五線の中から五線の第1線より下また
は第5線より上にスライドさせると、そのスライド間隔
に応じた加線が自動的に付加され表示される。この加線
は音符記号のカーソル25が図2に示す五線エリア29
より外にでるまで付加され表示される。さらに、合奏形
式の五線に小節の区切りを示す縦線をエントリーすると
、他の五線の同じ位置にも自動的に縦線がエントリーさ
れる。
【0020】上記コマンドアイコン23には、左から順
に削除、範囲指定、ヘルプ、新規、ファイル、消去、拡
大、演奏、印刷、環境、サウンド、終了のコマンドのグ
ラフィックパターン26が表示されている。削除は、表
示した音楽記号のグラフィックパターン26の個々を指
定して削除することである。範囲指定は、ビューポート
21内に領域を指定して、領域内のデータを消去したり
、移動したり、拡大したりすることである。
【0021】ファイルは、ビューポート21に作成され
た楽譜の表示データや演奏データをフロッピーディスク
7にセーブしたり、逆にフロッピーディスク7からロー
ドしたりすることである。消去は、表示した音楽記号の
グラフィックパターン26を範囲を指定して消去するこ
とである。拡大は、ビューポート21に作成された楽譜
等のグラフィックパターン26を拡大表示することであ
る。演奏は、ビューポート21に作成されて表示された
楽譜のグラフィックパターン26について自動演奏を行
うことである。
【0022】印刷は、ビューポート21に作成された楽
譜等のグラフィックパターン26をプリント出力するこ
とである。環境は、上記自動演奏のテンポ、音量、表示
のスケール等を設定することである。サウンドは、ビュ
ーポート21に作成された楽譜の音色を指定することで
あり、複数の楽譜が合奏形式で描かれているときは、そ
れぞれの演奏パートごとに音色が指定される。この演奏
パートは、メロディ、コード、リズム、MIDI(ミュ
ージカルインスツルメントデジタルインタフェース)の
外部入力等の演奏を指す。
【0023】2.全体回路 図3は音楽情報表示装置の全体回路を示している。マウ
ス1の移動及び左、右、中のクリックボタン1a、1b
、1cのオン/オフはマウススキャン回路2でスキャン
される。このスキャンにより、マウス1の左、右、中の
クリックボタン1a、1b、1cのオン/オフを示すデ
ータが検出され、CPU11によってRAM13に書き
込まれる。そして、それまでRAM13に記憶されてい
た、クリックボタン1a、1b、1cのオン/オフを示
すデータと比較され、クリックボタン1a、1b、1c
のオンイベント、オフイベントの判別がCPU11によ
って行われる。
【0024】またマウス1の横(x軸)方向及び縦(y
軸)方向の移動量を示すデータも、RAM13のカーソ
ルポイントレジスタ137のカーソル座標データKCに
加算され、マウス1のカーソル25の移動が行われる。 また、キーボード3の各キーはキースキャン回路4によ
ってスキャンされる。このスキャンにより、各キーのオ
ン/オフを示すデータが検出され、CPU11によって
RAM13に書き込まれる。そして、それまでRAM1
3に記憶されていた、各キーのオン/オフを示すデータ
と比較され、各キーのオンイベント、オフイベントの判
別がCPU11によって行われる。
【0025】図4は、RAM13を示している。RAM
13には、上述したデータのほか、各種処理データが記
憶される。そして、RAM13には、表示コードメモリ
131、五線メモリ132、演奏メモリ133、音階テ
ーブル134、カーソルポイトレジスタ137、サーチ
ポイントレジスタ138、カーソル記号レジスタ139
、五線ナンバレジスタ140、音色レジスタ141、テ
ンポバッファ142等が設けられている。
【0026】表示コードメモリ131には、CRT5に
表示される音楽記号、文字等のコードデータKDが、表
示座標データPCに対応して記憶される。この表示座標
データPCは、上述したビューポート21を、縦3ビッ
ト×横5ビットの表示パート27…で分け、この表示パ
ート27…の各単位及び各行ごとの座標位置を示してい
る。したがって、表示コードメモリ131のアドレスは
、マトリクス状の表示パート27…に対応して、行アド
レスと列アドレスとで構成される。なお表示パート27
…は縦1ビット×横1ビット以上のどのような単位でも
よい。
【0027】五線メモリ132には、ビューポート21
に表示された各五線エリア29の五線につき、五線の種
類、位置、大きさ、連結順番の各データが記憶される。 この五線についての1組のデータは、この五線メモリ1
32の1つの番地に記憶されるため、各番地は各五線の
順番しいては各五線の演奏順を示すことになる。上記五
線の種類は五本線タイプ、1本線タイプ等を示している
。上記五線の位置は五線の表示エントリーポイント24
の表示座標データPCを示し、図1の第1番目の五線で
あれば(x,y)=(g+a,h+c)を示している。
【0028】上記五線の大きさは五線エリア29の大き
さを示し、図1の第1番目の五線であればa+b+cと
d+e+fとを示している。1本線タイプの五線であれ
ば上記eは“0”となる。上記五線の連結順番は、連結
五線内の先頭からの順番を示している。この連結順番デ
ータが記憶されている五線群については、同時に並行し
て演奏される。同時に作成された連結五線がない場合は
、この連結順番データが“0”となる。
【0029】演奏メモリ133には、五線エリア29内
の各音楽記号のコードデータKDを演奏順に並べてデー
タ形式を変換した演奏データMPが記憶される。音階テ
ーブル134には、五線エリア29のy軸方向の各表示
パート27…の表示座標データPCに対応して決められ
るノートナンバデータNTが記憶される。この各ノート
ナンバデータNTは、音部記号に応じて変化する。
【0030】カーソルポイトレジスタ137には、カー
ソル座標データKCが記憶され、このカーソル座標デー
タKCはカーソル25の表示画面20上のポインタ(x
,y)座標を示している。サーチポイントレジスタ13
8には、サーチ座標データSCが記憶され、このサーチ
座標データSCは上記表示コードメモリ131または五
線メモリ132のデータサーチのポインタ(x,y)座
標を示している。カーソル記号レジスタ139には、カ
ーソル25として表示されている音楽記号のコードデー
タKDが記憶され、このデータKDに応じた音楽記号の
形のカーソル25が上記カーソル座標データKCのポイ
ンタ(x,y)に表示される。このデータKDがセット
されていないときは、矢印形のカーソル25が表示され
る。
【0031】五線ナンバレジスタ140には、五線ナン
バデータSNが記憶され、この五線ナンバデータSNは
ビューポート21内に表示された複数の五線の順番を示
している。音色レジスタ141には、上記サウンドのコ
マンドアイコン23で設定した、各演奏パートごとの音
色データが記憶される。テンポバッファ142にはテン
ポデータが記憶され、このテンポデータは上記環境のコ
マンドアイコン23で設定したテンポ、またはビューポ
ート21の楽譜上に表示されたテンポデータが使用され
る。
【0032】また、RAM13には上記音楽記号のコー
ドデータKDに応じたグラフィックデータGF及び文字
コードに応じたキャラクタデータ等も記憶されており、
上記音楽記号のコードデータKDがこのようなグラフィ
ックデータ等に変換され、グラフィックメモリ6に書き
込まれて、CRT5に音楽記号、文字等のグラフィック
パターン26が表示される。さらに、RAM13には後
述するフローチャートに示す各種処理を行うための、C
PU11が実行するプログラム等が記憶されている。
【0033】また上述した記号アイコン22及びコマン
ドアイコン23のグラフックデータも、グラフィックメ
モリ6に書き込まれてCRT5に表示される。上述した
RAM13に記憶されるプログラム、データは、もとも
とフロッピーディスク7に記憶され、フロッピーディス
クドライバ8を通じて読み出され、RAM13に転送さ
れたり、逆にRAM13より読み出されて、フロッピー
ディスク7に記憶されたりする。このフロッピーディス
ク7は、光メモリ、メモリカード等の他の記憶手段で代
用してもよい。ROM12には、場合によって後述する
フローチャートに示す各種処理及びその他の処理を行う
ための、CPU11が実行するプログラム等が記憶され
ている。なお、上記グラフィックメモリ6の記憶内容は
、CPU11によって読み出され、プリントドライバ1
0を通じてプリンタ9で印刷される。
【0034】図3のトーンジェネレータ14では、上記
演奏メモリ133の演奏データMPに応じた、音高、音
色、音長、ベロシティ等に応じた楽音信号が生成され、
サウンドシステム15へ送られて発音される。このトー
ンジェネレータ14は、複数チャンネル分、例えば16
チャンネル分の楽音生成系が時分割処理により形成され
ており、楽音をポリフォニックに発音させることができ
る。この各チャンネルに割り当てられる楽音に関するデ
ータは、アサインメントメモリ(図示せず)に記憶され
る。なお、トーンジェネレータ14及びサウンドシステ
ム15は、MIDIインタフェース(図示せず)を介し
て設けたものでもよいし、上記発音は別のMIDIイン
タフェースを介して入力される、演奏データについても
行ってもよい。
【0035】3.データフォーマット 図5は表示コードメモリ131に記憶される音楽記号の
コードデータKDを示し、図6はこの音楽記号のコード
データKDを変換して演奏メモリ133に記憶される演
奏データMPを示している。音楽記号のコードデータK
Dは、各音楽記号の内容データと付加コード等よりなっ
ている。内容データは、音楽記号の内容を示し、例えば
ブランク、音部記号のト音記号、ヘ音記号、ハ音記号…
、上向き4分音符、下向き4分音符、4分休符…、五線
の種類、臨時記号のシャープ、フラット、ナチュラル…
、拍子記号の分母の値、強弱記号のフォルッテシモff
、フォルテf…、ピアニッシモpp…、合奏連結記号の
それぞれ、縦線のそれぞれ、反復記号のそれぞれ、タイ
、クレッシェンド、デクレッシェンド、かっこ、アーテ
ィキュレーション記号のそれぞれ、奏法記号のそれぞれ
、速度記号の値…等を示している。
【0036】付加コードは、上記内容データだけでは、
音楽記号の内容を表わせないとき、付加フラグビットが
立てられるものである。例えば、音符であれば、他の音
楽記号との重複の有無、加線の有無、和音を構成するか
否かの有無、連鉤(符桁)の有無、連符の有無等である
。このほか、拍子記号であれば拍子記号の分子の有無、
五線、タイ、クレッシェンド、デクレッシェンド等の長
さデータの有無、各五線の作成順番、連結五線の有無、
連結五線の先頭か否か等である。この付加コードに基づ
いて、次述する付加データが表示コードメモリ131に
記憶される。
【0037】付加データは、拍子記号の分子の値、五線
、タイ、クレッシェンド、デクレッシェンド等の長さデ
ータ等が記憶される。このほか、上記連鉤(符桁)であ
れば、連鉤の種類データと連鉤の位置データとが付加デ
ータとして記憶される。連鉤の種類データは図9のA、
B、C、Dに示すように連鉤の数と形を示している。連
鉤の位置データは連鉤の中での当該音符の位置が先頭、
間、末尾のいずれであるかを示している。この先頭は図
9のAに該当し、間は図9のB、Cに該当し、末尾は図
9のDに該当する。
【0038】また、五線についての付加データは、上記
長さデータのほか、作成順番データ、幅データ等も含ま
れる。この作成順番データは各五線の作成された順番を
示すデータであり、同時に作成された連結五線について
は、共通の作成順番データが記憶される。この共通の作
成順番データは、同時に作成された連結五線の先頭の五
線の作成順番データが用いられる。この共通の作成順番
データが記憶されている五線群については、同時に並行
して演奏される。上記幅データは、連結五線全体の幅を
示すデータである。
【0039】さらに、上記加線の有無であれば、当該音
符の属する五線についてのデータが付加データとして記
憶される。音符記号のカーソル25を五線の中から五線
の第1線より下にスライドさせると、上の五線に属する
ことを示すデータが付加データとして記憶され、また音
符記号のカーソル25を五線の中から五線の第5線より
上にスライドさせると、下の五線に属することを示すデ
ータが付加データとして記憶される。
【0040】演奏データMPは、上記表示用の音楽記号
のコードデータKDを演奏用のデータに変換したもので
ある。この変換は図13及び図14に示すとうりである
。演奏データMPは、ステップタイムデータST、ゲー
トタイムデータGT、サウンドオン/サウンドオフのコ
マンドデータKM、ノートナンバデータNT、ベロシテ
ィデータBR等からなっている。
【0041】ステップタイムデータSTは、曲の先頭ま
たは小節の先頭からサウンドオンまでの時間長を示すデ
ータである。ゲートタイムデータGTは、サウンドオン
からサウンドオフまでの時間長を示すデータである。コ
マンドデータKMは、サウンドオン/サウンドオフのコ
マンドを示すデータである。ノートナンバデータNTは
、音高を示すデータである。ベロシティデータBRは発
音操作または消音操作の速さまたは強さを示すデータで
ある。音楽記号のコードデータKDから演奏データMP
への変換は、必要に応じて中間データを作成し、この中
間データから演奏データMPへ変換される。
【0042】4.全体処理 図7及び図8は、全体処理のフローチャートを示してい
る。この処理は電源投入、または電源投入後のキー操作
でモード選択が行われたときに開始される。まずCPU
11によって、RAM13内の表示コードメモリ131
、五線メモリ132、演奏メモリ133、音階テーブル
134,カーソルポイントレジスタ137、サーチポイ
ントレジスタ138、カーソル記号レジスタ139のク
リア等のイニシャライズ処理が行なわれる(ステップ0
1)。次いで、ROM12に記憶されたプログラムに基
づいて、図1に示すような、記号アイコン22…、コマ
ンドアイコン23…、ビューポート21等のグラフィッ
クデータGFがグラフィックメモリ6に書き込まれてC
RT5に表示される(ステップ02)。
【0043】次いで、マウススキャン回路2からのデー
タに基づいて、マウス1の移動があれば、このマウス1
の移動量に応じたデータが、RAM13のカーソルポイ
ントレジスタ137のカーソル座標データに加算または
減算される(ステップ03、04)。そして、同じくマ
ウススキャン回路2からのデータに基づいて、マウス1
の左クリックボタン1aのオンがあれば(ステップ05
)、上記カーソル座標データがCRT5のビューポート
21上にあるか(ステップ06)、記号アイコン22上
にあるか(ステップ07)、「演奏」、「サウンド」ま
たは「ファイル」のコマンドアイコン23上にあるか(
ステップ08、09、10)、その他のコマンドアイコ
ン23上にあるかが判別される(ステップ11)。
【0044】記号アイコン22上にあれば(ステップ0
7)、グラフィックメモリ6の番地に書き込まれていた
矢印形のカーソル25のグラフィックデータGFが消去
され、RAM13のカーソル記号レジスタ139に、こ
の記号アイコン22に応じた音楽記号のコードデータK
Dが書き込まれ、記号アイコン22の音楽記号と同じグ
ラフィックデータGFがグラフィックメモリ6に書き込
まれる(ステップ12、13)。これにより、マウス1
の移動位置を示すカーソル25が矢印から音楽記号に切
り換えられる。そして、上記ステップ03、04で、こ
の音楽記号がマウス1の移動に応じてCRT5の表示画
面20上をカーソル25として移動することになる。
【0045】また、左クリックボタン1aのオンがビュ
ーポート21上で行われれば(ステップ06)、マウス
1のカーソル25が音楽記号に変わっているとき、すな
わちカーソル記号レジスタ139にコードデータKDが
記憶されているとき(ステップ14)、表示コードメモ
リ131のカーソル座標データKCに応じた番地に、上
記カーソル記号レジスタ139の音楽記号のコードデー
タKDの書き込み処理を行い(ステップ15)、この音
楽記号のグラフィックデータGFをグラフィックメモリ
6に書き込んでCRT5に表示させる(ステップ16)
【0046】さらに、左クリックボタン1aのオンが「
演奏」のコマンドアイコン23上で行われれば(ステッ
プ08)、後述するサーチ・演奏処理を行う(ステップ
17)。また、左クリックボタン1aのオンが「サウン
ド」のコマンドアイコン23上で行われれば(ステップ
09)、演奏パートの音色設定の処理を行う(ステップ
18)。この場合、合奏形式の楽譜については、合奏の
演奏パートごとに「パート1=…」「パート2=…」…
「リズム1=…」…「MIDI1=…」…というように
ウインドウ表示され、それぞれについて数値で表わされ
る音色ナンバデータがキーボード3より入力され、音色
データがRAM13の音色レジスタ141にセットされ
る。
【0047】さらに、左クリックボタン1aのオンが「
ファイル」のコマンドアイコン23上で行われれば(ス
テップ10)、フロッピーディスク7への記録処理また
はフロッピーディスク7からの再生処理を行う(ステッ
プ19)。この記録されるデータは、RAM13の演奏
メモリ133の演奏データMP、表示コードメモリ13
1の音楽記号のコードデータKD等である。また、左ク
リックボタン1aのオンがその他のコマンドアイコン2
3上で行われれば(ステップ11)、これに応じた処理
を行う(ステップ20)。
【0048】そして、マウス1の右クリックボタン1b
のオンがあれば(ステップ21)、マウス1のカーソル
25が音楽記号に変わっているとき、すなわちカーソル
記号レジスタ139にコードデータKDが記憶されてい
るとき(ステップ22)、このカーソル25の音楽記号
が連鉤(符桁)であるか否か判別される(ステップ23
)。連鉤(符桁)であれば、この連鉤の符鉤(はた)の
向きを変更するように、この連鉤のコードデータKDの
中の符鉤(はた)の向きを示す付加データを変更する(
ステップ24)。
【0049】これにより、図9に示すように、例えば8
分音符、16分音符、8分音符、16分音符の4つの音
符の符鉤を連結させて連鉤としたとき、第2番目の16
分音符の連鉤の向きが、マウス1の右クリックボタン1
bのオンによって切り替わる。この場合、マウス1の右
クリックボタン1bのオンによって、連鉤のコードデー
タKD自体が切り替わるようにしてもよい。
【0050】また、上記ステップ21〜23で、連鉤以
外の音楽記号のコードデータKDについて、マウス1の
右クリックボタン1bを押すごとに、カーソル25の音
楽記号の形が循環変化する処理も実行される(ステップ
25)。この場合、カーソル記号レジスタ139内の音
楽記号のコードデータKDが、例えば、音符(休符)で
あれば、上向き4分音符→下向き4分音符→4分休符→
上向き4分音符→…というように順次循環変化する。こ
の循環変化は、上記コードデータKDの中の内容データ
の値のカウントに基づく。
【0051】なお、4分音符、下向き4分音符、4分休
符の各コードデータKDの最下位ビット等の特定ビット
のみを相違させ、他は同じビット構成にすれば、この特
定ビットのみを+1または−1すればよい。この音符を
エントリーする場合、キーボード3の「1」の数値キー
を操作すると、付点が1つ付加され、「2」の数値キー
を操作すると、付点が2つ付加されるように、音楽記号
のコードデータKDが変更される。
【0052】次いで、マウス1の中クリックボタン1c
のオンがあれば(ステップ26)、しかも上記オンがビ
ューポート21上で行われたとき(ステップ27)、カ
ーソルポイントレジスタ137のカーソル座標データK
C(x,y)につき、xの値はそのままでyの値を変化
させたすべての座標ポイントにつき、グラフィックメモ
リ6にグラフィックデータGFを書き込む(ステップ2
8)。
【0053】これにより、カーソル25の音楽記号から
、図2に示す補助線28がCRT5の表示画面20上に
描かれる。したがって楽譜を描くにあたって各記号の上
下の位置をそろえることができる。この補助線28の色
は、音楽記号の色と同じでもよいし、異っていてもよく
、横方向に延びるもの、L字形、T字形、十字形、四角
形などでもよい。この場合、yの値はそのままでxの値
を変化させたすべての座標ポイントにつき、グラフィッ
クメモリ6にグラフィックデータGFを書き込む処理も
行われる。
【0054】なお、上記ステップ21における、この補
助線28を表示させる操作は、マウス1の中クリックボ
タン1cのオン以外に、キーボード3の任意のキーのオ
ン等、どのような操作によってもよい。また、補助線2
8を表示する対象は、上述の音楽記号のグラフィックパ
ターン26以外のものについても行われる。
【0055】また、上記ステップ12において、音符記
号のカーソル25を五線の中から五線の第1線より下ま
たは第5線より上にスライドさせると、加線の付加デー
タが当該音符記号のコードデータKDに書き込まれる。 これにより、五線の第1線より下または第5線より上の
音符のグラフィックパターン26に加線のグラフィック
パターン26が付加される。
【0056】この場合、加線の付加される範囲は五線エ
リア29の中に限られる。複数の五線エリア29が重な
る所では、音符記号のカーソル25が動いてきた五線に
対して加線が付加される。これは当該音符の属する五線
についてのデータも上記付加データ内に記憶されるから
であり、このデータに基づいて加線の付加される方向が
決定される。また、表示される加線の数は五線の第1線
または第5線からの間隔に応じて表示パート27の1つ
おきに表示される。この加線の数は、属する五線からの
スライド間隔に応じてカウントして、これを上記付加デ
ータ内に記憶してもよい。
【0057】5.音楽記号書き込み処理図10は上記ス
テップ15の音楽記号書き込み処理のフローチャートを
示している。この処理では、上記ステップ14で判別し
たカーソル25の音楽記号が、五線、五線を連結する合
奏連結記号、タイ(スラー)/クレッシェンド(デクレ
ッシェンド)/かっこ記号、連鉤(符桁)記号、連符記
号のように、先頭と末尾を指定する必要のあるものか否
かを判別する(ステップ101)。
【0058】YESであれば、先頭がまだ指定されてい
ないとき(ステップ102)、上記ステップ05で左ク
リックボタン1aがオンされたときのカーソル25のカ
ーソル座標データKCが、一時RAM13に記憶され、
先頭の指定が行われる(ステップ104)。また、上記
ステップ102で、すでに先頭が指定されていれば、カ
ーソル記号レジスタ139のコードデータKDが五線で
ないとき(ステップ103)、上記各音楽記号の種類、
表示座標データPC、音楽記号の長さ等が一時RAM1
3に記憶され、末尾の指定が行われる(ステップ105
)。この表示座標データPCはカーソル座標データKC
がそのまま用いられる。
【0059】上記ステップ103で、カーソル記号レジ
スタ139のコードデータKDが五線であり、この五線
の先頭も末尾も指定済みであれば(ステップ103)、
各五線の種類、長さ、順番等のデータが一時RAM13
に記憶され、これら複数の五線の下縁が指定される(ス
テップ106)。これにより、複数の五線が同時に作成
される。なお、これら、先頭、末尾、下縁の指定の有無
については、フラグデータとしてRAM13に記憶され
る。
【0060】そして、上記ステップ14で判別したカー
ソル25の音楽記号が、連鉤(符桁)記号であれば(ス
テップ107)、上記先頭及び末尾の指定が済んでいる
とき(ステップ108)、次のステップ109〜111
の音楽記号のコードデータKDの書き込み/消去処理を
行う。この連鉤(符桁)記号の向きの変更は、上記ステ
ップ24で行われ、所望の向きになったときに、上記左
クリックボタン1aのオンにより、この向きが確定する
【0061】次いで、上記表示座標データPCに応じた
表示コードメモリ131の番地に、上記音楽記号のコー
ドデータKDを書き込むとき、この番地にすでに同じ音
楽記号のコードデータKDが書き込まれているときは(
ステップ109)、このコードデータKDが消去される
(ステップ110)。
【0062】同じ音楽記号のコードデータKDが書き込
まれていないときは(ステップ109)、上記RAM1
3に一時記憶された各コードデータKDまたはカーソル
記号レジスタ139に記憶されたコードデータKDが書
き込まれる(ステップ111)。この場合、すでに書き
込まれている音楽記号のコードデータKDと新たに書き
込む音楽記号のコードデータKDが異なる時は、表示コ
ードメモリ31の予備エリアに書き込まれたり、上記予
備データとして書き込まれる。
【0063】なお、合奏形式の五線に小節の区切りを示
す縦線のコードデータKDを表示コードメモリ131に
書き込むと、他の五線の同じ位置にも自動的に縦線のコ
ードデータKDが書き込まれる。この書き込み座標の番
地は、上記縦線の書き込み番地の座標(x,y)に対し
、座標(x,y+d+e+f)(x,y+2d+2e+
2f)(x,y+3d+3e+3f)…に応じた番地で
ある。この場合、各五線エリア29が重なっているとき
は、各五線の表示エントリーポイント24のy座標デー
タが使用される。この書き込みは、キーボード3の任意
のキーがオンされているとき等、所定の操作が行われて
いるとき、他の五線に対する書き込みは行われない。
【0064】以上のように、各音楽記号を任意のエント
リーポイントにおいて入力して表示させることができる
。また、五線、五線を連結する合奏連結記号、タイ(ス
ラー)/クレッシェンド(デクレッシェンド)/かっこ
記号、連鉤(符桁)記号、連符記号のような音楽記号に
ついては、その長さを任意に指定することができる。さ
らに、音部記号についても、五線とは別に入力および表
示させることができ、任意の楽譜を作成することができ
る。
【0065】6.サーチ・演奏処理 図11は、上記ステップ17のサーチ・演奏処理のフロ
ーチャートの中の五線サーチ処理のフローチャートを示
している。この処理では、CPU11によって、RAM
13のサーチポイントレジスタ138のサーチ座標デー
タSCがクリアされて、サーチ座標データSC(x,y
)=(0,0)とされるとともに、五線ナンバレジスタ
140の五線ナンバデータSNもクリアされ(ステップ
31)、表示コードメモリ131の(x,y)=(0,
0)の座標に応じた番地のデータが読み出される(ステ
ップ32)。
【0066】この読み出されたデータが五線のコードデ
ータKDでなければ(ステップ33)、xのサーチ座標
データSCを+1して(ステップ34)、xのサーチ座
標データSCが表示画面20の右端に達するまで(ステ
ップ35)、上記ステップ32、33の五線のコードデ
ータKDのサーチ処理を行う。そして、y=0の1行分
のサーチが終了すると(ステップ35)、xのサーチ座
標データSCを“0”とし、yのサーチ座標データSC
を+1して(ステップ36)、同様のサーチ処理を行い
(ステップ32、33)、サーチ座標データSC(x,
y)が表示画面20の末尾に達するまで行う(ステップ
37)。
【0067】このサーチにより、五線のコードデータK
Dが読み出されれば(ステップ33)、この五線のコー
ドデータKDの中の付加コードの連結五線の有無ビット
を判別し、同時作成されて同時演奏する五線が連結され
ているか否か判別する(ステップ38)。他の五線が連
結されていなければ、表示コードメモリ131のサーチ
した番地に記憶されている、五線の種類、長さのデータ
を読み出して、大きさデータ、位置データを作成し、五
線メモリ132の上記五線ナンバデータSNに応じた番
地に書き込み(ステップ39)、五線ナンバデータSN
を+1する(ステップ40)。
【0068】五線の種類は5本線タイプ、1本線タイプ
等の区別である。五線の位置は上記サーチ座標データS
C(x,y)、すなわち五線の表示エントリーポイント
24の表示座標データPCである。五線の大きさは五線
エリア29の大きさa+b+cとd+e+fである。五
線ナンバデータSNは五線ナンバレジスタ140に記憶
されたデータであり、各五線の各データの書き込み番地
及び各五線の演奏順を示す。上記a、c、d、e、fは
五線の種類に応じて予め決定され、bは五線の長さを示
すデータがそのまま使われる。a、c、d、e、fの値
は“0”以上の任意の値が選択される。この場合、d、
fの値の設定の仕方によっては、五線エリア29が互い
に重なることもある。
【0069】上記ステップ38で、サーチした五線が連
結されていれば、この五線のコードデータKDの付加コ
ードの中の連結五線の先頭か否かを示すビットを判別す
る(ステップ41)。連結五線の先頭五線であれば、上
記ステップ39と同じく、表示コードメモリ131のサ
ーチした番地に記憶されている、五線の種類、長さのデ
ータを読み出して、大きさデータ、位置データを作成し
、五線メモリ132の上記五線ナンバデータSNに応じ
た番地に書き込み(ステップ42)、さらに「1」の連
結順番データを書き込んで(ステップ43)、五線ナン
バデータSNを+1する(ステップ44)。
【0070】そして、サーチ座標データSC(x,y)
のy座標データに、上記五線の大きさデータのd+e+
fを加算した座標に応じた、表示コードメモリ131の
番地のデータを読み出し、連結五線があれば(ステップ
45)、上記ステップ42〜44と同じく、サーチした
番地に記憶されている、五線の種類、位置、大きさのデ
ータを読み出して、五線メモリ132の次の番地に書き
込み、「2」の連結順番データを書き込む(ステップ4
2〜44)。
【0071】この後、読み出される五線の大きさデータ
のd+e+fごとの座標に応じた、表示コードメモリ1
31の番地のデータを読み出し(ステップ45)、同様
に五線の種類、位置、大きさのデータを五線メモリ13
2に書き込み、「3」「4」「5」…の連結順番データ
を書き込む(ステップ42〜44)。
【0072】この処理は、連結五線の幅データ分まで行
われ(ステップ45)、終了するとサーチ座標データS
C(x,y)は、上記連結五線の先頭五線の表示エント
リーポイント24の表示座標データPCに戻される(ス
テップ46)。この後のサーチで再度、連結五線がサー
チされても、データが重ねて五線メモリ132に書き込
まれることはない(ステップ41)。
【0073】なお、連結五線のサーチは、連結の有無に
関係なくすべての五線をサーチした後、連結部分のサー
チを行い、各連結五線についてそれぞれ結び付けフラグ
を立てて、このフラグのあるものについては、後述する
ステップ77でのステップタイムデータSTの調整を行
うようにしてもよい。
【0074】これらのサーチ処理は、表示コードメモリ
131に記憶された、すべての五線のコードデータKD
について行われる。そして、表示コードメモリ131の
全番地についてサーチが終わると(ステップ37)、五
線メモリ132に転送した音楽記号のコードデータKD
についての音楽記号サーチ処理が行われる(ステップ4
7)。
【0075】上記サーチの方向はx軸方向で、これが繰
り返されるので、複数の五線が表示されているときは、
より上にあるものが先にサーチされ、同じ行にある時は
、左にあるものが先にサーチされて、このサーチ順に自
動演奏が行われる。なお、このサーチのスタートポイン
トとエンドポイントとは、ビューポート21の(0,0
)から(END,END)だけでなく、(0,END)
から(END,0)、(END,END)から(0,0
)等でもよく、サーチ方向も次述する音楽記号のサーチ
処理と同じく、y軸方向であってもよいし、x軸、y軸
を反対方向にサーチしてもよい。
【0076】なお、上記サーチ・演奏処理でサーチする
ビューポート21は、範囲指定のコマンドアイコン23
を使って指定した範囲の楽譜についてのみ行ってもよい
。この場合、ステップ31でセットされるサーチ座標デ
ータSC(x,y)は(0,0)でなく、上記指定した
範囲の左上の座標データとなり、ステップ35、37で
判別される座標データは、上記指定した範囲の右端のx
座標データ、右下の座標データとなり、ステップ36で
セットされるx座標データは、上記指定した範囲の左端
のx座標データとなる。
【0077】7.音楽記号サーチ処理 図12は上記ステップ47の音楽記号サーチ処理のフロ
ーチャートを示している。この処理では、CPU11に
よって、上記ステップ39、42で書き込んだ、五線メ
モリ133の五線ナンバデータSN=0の第1番目の五
線の位置データ、すなわち表示エントリーポイント24
の表示座標データPCが読み出され、これがデータサー
チ座標データSC(x,y)とされ(ステップ51)、
表示コードメモリ131の(x,y)の座標に応じた番
地の音楽記号のコードデータKDが読み出される(ステ
ップ52)。
【0078】この読み出されたデータが音楽記号のコー
ドデータKDでなければ(ステップ53)、yのサーチ
座標データSCを+1して(ステップ54)、yのサー
チ座標データSCが上記d+e+fすなわち五線エリア
29の下端に達するまで(ステップ55)、上記ステッ
プ52、53の音楽記号のサーチ処理を行う。そして、
x=0の1列分のサーチが終了すると(ステップ55)
、yのサーチ座標データSCを“0”とし、xのサーチ
座標データSCを+1して(ステップ56)、同様のサ
ーチ処理を行い(ステップ52、53)、(x,y)=
(a+b+c,d+e+f)すなわち五線エリア29の
末尾に達するまで行う(ステップ57)。
【0079】このサーチにより、音楽記号のコードデー
タKDが読み出されれば(ステップ53)、演奏データ
MPへの変換処理を行う(ステップ58)。また上記ス
テップ57で、サーチが五線エリア29の末尾に達すれ
ば、さらに別の五線についてのコードデータKDがある
か否か判別し(ステップ59)、あれば上述のステップ
51〜58のサーチ処理を繰り返す。なければ、上記演
奏メモリ133に書き込んだ演奏データMPに応じた自
動演奏処理を行う(ステップ60)。
【0080】この自動演奏処理では、次述する演奏デー
タMPを演奏メモリ133より読み出し、RAM13内
のテンポバッファのテンポデータに応じた速度で、ステ
ップタイムデータST経過ごとにサウンドオンを行い、
ゲートタイムデータGT経過ごとにサウンドオフを行う
。この場合、楽音の音色はRAM13内の音色レジスタ
に各演奏パートごとに記憶された音色データに基づき、
音高は演奏データMPのノートナンバデータNTに基づ
き、音量などのベロシティは同じく演奏データMPのベ
ロシティデータBRに基づく。この場合、音色データは
、上述の「サウンド」のコマンドアイコン23で指定し
た後、RAM13の音色レジスタに記憶した後、次述す
るステップ79、80で演奏データMPの1つとして、
演奏メモリ133に書き込んでもよい。
【0081】8.演奏データ作成処理 図13及び図14は上記ステップ58の演奏データ作成
処理のフローチャートを示している。この処理では、C
PU11によって、上記ステップ53でサーチされた音
楽記号のコードデータKDから演奏データMPを作成す
る処理が行われる。まず、サーチされた音楽記号が音部
記号であれば(ステップ61)、五線エリア29のy軸
方向のそれぞれの表示パート27…の表示座標データP
Cに対応させてノートナンバデータNTを作成し、RA
M13の音階テーブル134に書き込む(ステップ62
)。この表示座標データPCは、例えば音部記号がト音
記号であれば、五線の第1線の表示座標データPCにつ
いては音高E4のノートナンバデータNTが対応し、第
1間の表示座標データPCについては音高F4のノート
ナンバデータNTが対応し、第2線の表示座標データP
Cについては音高G4のノートナンバデータNTが対応
する。
【0082】上記サーチされた音楽記号が、調号または
臨時記号であれば(ステップ63)、この記号の表示座
標データPCに応じた音階テーブル134のノートナン
バデータNTを半音アップまたは半音ダウンして変更す
る(ステップ64)。サーチされた音楽記号が、小節の
区切りを示す縦線であれば(ステップ65)、上記ステ
ップ64で変更した音階テーブル134を元に戻す(ス
テップ66)。この場合、調号については元に戻さない
。そして、合奏形式の楽譜については、この縦線までの
ステップタイムデータSTとゲートタイムデータGTと
の合計タイムデータをいちばん長いものにそろえるため
、各楽譜の次のステップタイムデータSTの値を増やす
(ステップ67)。
【0083】上記サーチされた音楽記号が、テンポ記号
であれば(ステップ68)、このテンポ記号のテンポデ
ータTPをRAM13内のテンポバッファ142へセッ
トする(ステップ69)。これにより、上記ステップ5
0の自動演奏のスピードが決定される。なお、このテン
ポデータTPは、演奏メモリ133の演奏データMPの
先頭エリアに書き込んでもよい。
【0084】上記サーチされた音楽記号が、強弱記号で
あれば(ステップ70)、この強弱記号の値に応じたベ
ロシティデータBRを作成する(ステップ71)。この
強弱記号はピアニッシモ(pp)からフォルテッシモ(
ff)までの複数段階に応じたものである。この場合、
クレッシェンド/デクレッシェンドの音楽記号のコード
データKDがサーチされれば(ステップ72)、このク
レッシェンド/デクレッシェンドの先頭の強弱記号の値
から末尾の強弱記号の値までを各音符で比例換算してベ
ロシティデータBRを作成する(ステップ73)。 強弱記号がないときは、予め設定されたデータがベロシ
ティデータBRとされる(ステップ74)。上記比例換
算はRAM13等に記憶した演算式に基づいて、比例換
算以外の演算を行ってもよい。
【0085】上記サーチされた音楽記号が、音符記号で
あれば(ステップ75)、この音符記号の表示座標デー
タPCを上記ステップ62、64、66で作成または変
更した音階テーブル134で変換してノートナンバデー
タNTとする(ステップ76)。次いでステップタイム
データSTは予め決められた一定値とし(ステップ77
)、ゲートタイムデータGTは音符の種類に応じた音符
長に対しスタッカート、テヌートなどのアーティキュレ
ーション記号に応じた演算が行われたものとされる(ス
テップ78)。
【0086】そして、サウンドオンのコマンドとともに
、上記ステップタイムデータST、上記ノートナンバデ
ータNT、上記ベロシティデータBRを演奏メモリ13
3に書き込み(ステップ79)、さらにサウンドオフの
コマンドとともに、上記ゲートタイムデータGT、上記
ノートナンバデータNTを演奏メモリ133に書き込む
(ステップ80)。サウンドオフのコマンドのベロシテ
ィデータBRは“0”とされるが、任意の値をセットし
てもよい。
【0087】上記ステップ43、44で連結五線につい
て書き込んだ連結順番データがあるものについては、上
記ステップ77で決められるステップタイムデータST
は統一される。連結順番データがないものについては、
先の五線の最後の音符の発音終了後に発音開始となるよ
うにステップタイムデータSTが決定される。なお、ビ
ューポート21内の各五線については、演奏データMP
内に曲番を記憶して、この曲番順に各曲をステップ60
で演奏してもよい。この場合、連結五線については同じ
曲番が設定される。
【0088】上記サーチされた音楽記号のコードデータ
KDが休符記号であれば(ステップ81)、次の演奏デ
ータMPのステップタイムデータSTにこの休符の種類
に応じた休符長のタイムデータを加算する(ステップ8
2)。
【0089】上記サーチされた音楽記号のコードデータ
KDがタイであれば(ステップ83)、このタイの先頭
のサウンドオンのコマンドのゲートタイムデータGTに
対し、タイの終わりまでの各音符の音符長のタイムデー
タを累算する(ステップ84)。
【0090】上記サーチされた音楽記号のコードデータ
KDが連符であれば(ステップ85)、連符の数分だけ
サウンドオン、サウンドオフのコマンドを演奏メモリ1
33に書き込むとともに、連符で分割する音符長のゲー
トタイムデータGTを連符の数分だけ等分した各ゲート
タイムデータGTを、上記サウンドオン、サウンドオフ
のコマンドに対応させて演奏メモリ133に書き込み、
ステップタイムデータST、ベロシティデータBRを予
め決められた一定値とする(ステップ86)。
【0091】上記サーチされた音楽記号のコードデータ
KDがその他の音楽記号のコードデータKDであれば(
ステップ87)、この音楽記号に応じたデータを演奏メ
モリ133に書き込む(ステップ88)。そして、これ
らの変換処理を五線メモリ132内のすべての音楽記号
のコードデータKDについて行ったら(ステップ89)
、リターンする。こうして、音楽記号のコードデータK
Dを演奏データMPに変換することができ、上記ステッ
プ60で、この演奏データMPに基づいて自動演奏が行
われる。
【0092】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば
、上記ステップ33で五線記号のコードデータKDを発
見したら、直接ステップ51〜57の音楽記号サーチ処
理を行い、この後ステップ34に戻るようにしてもよい
。また、連結五線の大きさデータは、連結された全ての
五線エリア29…全体の大きさとして処理してもよい。 音楽記号のサーチにあたっては、音楽記号のコードデー
タKDをサーチするのではなく、音楽記号のグラフィッ
クデータGFをサーチし、音楽記号のグラフィックデー
タGFを発見したらRAM13内の各グラフィックデー
タと照合し、対応する音楽記号のコードデータKDを判
別してもよい。さらに上記ステップ05、21、26の
マウス1の各クリックボタン1a、1b、1cの操作の
代わりに、キーボード3のカーソルキーとエンターキー
をオンするなど、どのような操作に基づいてもよい。表
示パート27…は、表示された五線の各ラインと各スペ
ースに1対1に対応するのではなく、1つのラインまた
は1つのスペースに複数の表示パート27…が対応して
もよい。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、表示さ
れている音楽記号情報を順次サーチし、これを楽譜の先
頭から順番に整理して、演奏情報を作成するようにした
。これにより、楽譜を表示するだけでなく、表示した楽
譜に応じた演奏を耳で聞くことができ、作曲上または音
楽教育上非常に有効である。また、表示パートごとに各
種音楽記号情報をエントリーし、この音楽記号情報に対
応したグラフィックパターンを複数の表示パートにまた
がって表示するようにした。これにより、各音楽記号を
任意のエントリーポイントにおいて入力して表示させる
ことができるし、五線等の音楽記号については、その長
さを任意に指定することができ、音部記号についても、
五線とは別に入力および表示させることができ、任意の
楽譜を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CRT5の表示画面20上に表示される記号ア
イコン22、コマンドアイコン23、ビューポート21
等を示す図である。
【図2】楽譜のグラフィックパターン26の拡大図であ
る。
【図3】音楽情報表示装置の全体回路図である。
【図4】RAM13を示す図である。
【図5】音楽記号のコードデータKDのデータフォーマ
ットを示す図である。
【図6】コードデータKDを変換した演奏データMPの
データフォーマットを示す図である。
【図7】CPU11の全体処理のフローチャート図であ
る。
【図8】CPU11の全体処理のフローチャート図であ
る。
【図9】連鉤(符桁)記号のグラフィックパターン26
の連鉤の向きを変える状態を示す図である。
【図10】音楽記号書き込み処理(ステップ15)のフ
ローチャート図である。
【図11】サーチ・演奏処理(ステップ17)の中の五
線サーチ処理のフローチャート図である。
【図12】音楽記号サーチ処理(ステップ47)のフロ
ーチャート図である。
【図13】演奏データ作成処理(ステップ58)のフロ
ーチャート図である。
【図14】演奏データ作成処理(ステップ58)のフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】 1…マウス、5…CRT、6…グラフィックメモリ、1
1…CPU、12…ROM、13…RAM、21…ビュ
ーポート、22…記号アイコン、23…コマンドアイコ
ン、24…表示エントリポイント、25…カーソル、2
6…グラフィックパターン、27…表示パート、28…
補助線、29…五線エリア、131…表示コードメモリ
、132…五線メモリ、133…演奏メモリ、134…
音階テーブル、137…カーソルポイントレジスタ、1
38…サーチポイントレジスタ、139…カーソル記号
レジスタ、140…五線ナンバレジスタ、141…音色
レジスタ、142…テンポバッファ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽譜の各種音楽記号のグラフィックパター
    ンを表示する表示手段と、この表示手段の表示画面の表
    示座標に対応させて、上記各種音楽記号のグラフィック
    パターンを示す音楽記号情報を記憶する記憶手段と、こ
    の記憶手段に記憶されている音楽記号情報を、順次サー
    チするサーチ手段と、このサーチ手段でサーチされた音
    楽記号情報を楽譜の先頭から順番に整理し、演奏情報を
    作成する演奏情報作成手段とを備えたことを特徴とする
    音楽情報表示方式。
  2. 【請求項2】上記表示手段は複数の表示パートよりなり
    、この表示パートごとに上記各種音楽記号情報がエント
    リーされ、この音楽記号情報に対応したグラフィックパ
    ターンは複数の表示パートにまたがって表示されること
    を特徴とする請求項1記載の音楽情報表示方式。
  3. 【請求項3】上記表示パートは、表示された楽譜の五線
    の各ラインと各スペースに対応しており、音符はエント
    リーされた表示パートに基づいて音高を判別することを
    特徴とする請求項2記載の音楽情報表示方式。
  4. 【請求項4】上記サーチ手段は、まず五線について音楽
    記号情報をサーチし、次いでこの五線内の音楽記号情報
    をサーチする手段であることを特徴とする請求項1記載
    の音楽情報表示方式。
  5. 【請求項5】上記演奏情報作成手段は、合奏連結されて
    いる五線については、並行して演奏が行われる順番に整
    理する手段であることを特徴とする請求項1記載の音楽
    情報表示方式。
  6. 【請求項6】上記演奏情報作成手段は、作成した演奏情
    報に応じた演奏を行う演奏手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1記載の音楽情報表示方式。
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