JPH04371116A - 加熱容器及びその製造方法 - Google Patents
加熱容器及びその製造方法Info
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- JPH04371116A JPH04371116A JP14707791A JP14707791A JPH04371116A JP H04371116 A JPH04371116 A JP H04371116A JP 14707791 A JP14707791 A JP 14707791A JP 14707791 A JP14707791 A JP 14707791A JP H04371116 A JPH04371116 A JP H04371116A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水等の有極性分子を含
む液体を加熱する加熱容器に関し、特に、容器の内面に
弗素樹脂からなる被膜が形成され、被膜の表面が高周波
放電処理又は高周波コロナ放電処理されている加熱容器
及びその製造方法に関する。
む液体を加熱する加熱容器に関し、特に、容器の内面に
弗素樹脂からなる被膜が形成され、被膜の表面が高周波
放電処理又は高周波コロナ放電処理されている加熱容器
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水等の液体を入れる容器と、容器
の外面を加熱する発熱源とを有し、容器内面の少なくと
も発熱源と対向する部分には、容器を構成する物質より
も接着エネルギーの小さい物質、例えば弗素樹脂等から
なる被膜を形成することにより、液体の沸騰音を小さく
する試みが提案されている(特公昭52−12665号
公報)。
の外面を加熱する発熱源とを有し、容器内面の少なくと
も発熱源と対向する部分には、容器を構成する物質より
も接着エネルギーの小さい物質、例えば弗素樹脂等から
なる被膜を形成することにより、液体の沸騰音を小さく
する試みが提案されている(特公昭52−12665号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器の
内面に、容器を構成する物質よりも接着エネルギーの小
さい物質からなる被膜を単に形成するだけでは、液体の
沸騰音がそれほど小さくならないということが、本発明
者らによる実験や研究から判明している。例えば、耐候
性や非粘着性に優れた弗素樹脂等は、その表面が疎水性
の性質を有し、有極性分子である水との接着エネルギー
は比較的小さい物質として知られている。ここで、接着
エネルギーとは、固体表面に接触する液体を固体から引
き離すのに要する仕事量を意味する。
内面に、容器を構成する物質よりも接着エネルギーの小
さい物質からなる被膜を単に形成するだけでは、液体の
沸騰音がそれほど小さくならないということが、本発明
者らによる実験や研究から判明している。例えば、耐候
性や非粘着性に優れた弗素樹脂等は、その表面が疎水性
の性質を有し、有極性分子である水との接着エネルギー
は比較的小さい物質として知られている。ここで、接着
エネルギーとは、固体表面に接触する液体を固体から引
き離すのに要する仕事量を意味する。
【0004】そこで、弗素樹脂からなる被膜を有する容
器に水を入れて沸騰点まで加熱する場合に、容器内の微
小な部分に注目して沸騰現象を説明する。加熱された容
器の一部が温度上昇して周囲の水に熱を伝え、その水分
子の一部が沸騰点に達すると水蒸気になって液体から気
体へ相転移する。図2aに示すように、水蒸気になると
体積が膨脹して気泡6が発生し、気泡6の浮力が弗素樹
脂3と気泡6との接着エネルギーより大きくなるまで、
弗素樹脂3に付着した状態が持続する。このとき、弗素
樹脂3の疎水性、即ち弗素樹脂3と水5との接着エネル
ギーが小さいために、気泡6の周囲に存する水5は気泡
6と弗素樹脂3のすき間に入らない傾向となり、気泡6
と弗素樹脂3の接着性が増加することにより、気泡6の
体積がかなり大きくなるまで容器の内面に付着すること
になる。大きい気泡は、その発生、容器からの離脱、液
面での破裂等の過程において、より大きな沸騰音を発生
する。従って、容器の内面に弗素樹脂からなる被膜を単
に形成するだけでは、沸騰音の音量低下が困難であると
いう課題があった。
器に水を入れて沸騰点まで加熱する場合に、容器内の微
小な部分に注目して沸騰現象を説明する。加熱された容
器の一部が温度上昇して周囲の水に熱を伝え、その水分
子の一部が沸騰点に達すると水蒸気になって液体から気
体へ相転移する。図2aに示すように、水蒸気になると
体積が膨脹して気泡6が発生し、気泡6の浮力が弗素樹
脂3と気泡6との接着エネルギーより大きくなるまで、
弗素樹脂3に付着した状態が持続する。このとき、弗素
樹脂3の疎水性、即ち弗素樹脂3と水5との接着エネル
ギーが小さいために、気泡6の周囲に存する水5は気泡
6と弗素樹脂3のすき間に入らない傾向となり、気泡6
と弗素樹脂3の接着性が増加することにより、気泡6の
体積がかなり大きくなるまで容器の内面に付着すること
になる。大きい気泡は、その発生、容器からの離脱、液
面での破裂等の過程において、より大きな沸騰音を発生
する。従って、容器の内面に弗素樹脂からなる被膜を単
に形成するだけでは、沸騰音の音量低下が困難であると
いう課題があった。
【0005】また、容器の底部に温度センサーを設けて
、水の沸騰点を検知してヒータ等の加熱源の制御を行う
場合に、上述のように容器の内底部に大きい気泡が付着
すると、気泡の断熱効果により、水と温度センサーとの
間の熱抵抗が増加して、実際の水の温度は沸点よりもか
なり低いにもかかわらず、温度センサーが気泡の温度を
検出してしまい、水の正確な温度検出が困難になるとい
う課題があった。例えば、円筒状容器の底部に面状に形
成されたカートリッジヒータ、及び底部中央に温度セン
サーを配置して、温度センサーが水の沸騰点に相当する
信号を出力したときに、カートリッジヒータの通電を停
止するように温度検知を行ったところ、容器内の水の実
際の温度は約80℃であるにもかかわらず、温度センサ
ーの出力は約100℃に相当する信号として検知してし
まい、通電が切れてしまうので、それ以上の温度に加熱
できないという好ましくない状態となる。
、水の沸騰点を検知してヒータ等の加熱源の制御を行う
場合に、上述のように容器の内底部に大きい気泡が付着
すると、気泡の断熱効果により、水と温度センサーとの
間の熱抵抗が増加して、実際の水の温度は沸点よりもか
なり低いにもかかわらず、温度センサーが気泡の温度を
検出してしまい、水の正確な温度検出が困難になるとい
う課題があった。例えば、円筒状容器の底部に面状に形
成されたカートリッジヒータ、及び底部中央に温度セン
サーを配置して、温度センサーが水の沸騰点に相当する
信号を出力したときに、カートリッジヒータの通電を停
止するように温度検知を行ったところ、容器内の水の実
際の温度は約80℃であるにもかかわらず、温度センサ
ーの出力は約100℃に相当する信号として検知してし
まい、通電が切れてしまうので、それ以上の温度に加熱
できないという好ましくない状態となる。
【0006】本発明は、これらの課題を解決するため、
容器の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成されて、前記
被膜の表面に親水性の性質を付与することにより、沸騰
音の音量低下等を実現する加熱容器及びその製造方法を
提供することを目的とする。
容器の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成されて、前記
被膜の表面に親水性の性質を付与することにより、沸騰
音の音量低下等を実現する加熱容器及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明の加熱容器は、容器の内面に弗素樹脂からなる
被膜が形成された加熱容器であって、前記被膜の少なく
とも加熱部表面がクラックを有し且つ親水性の性質を有
することを特徴とする。
、本発明の加熱容器は、容器の内面に弗素樹脂からなる
被膜が形成された加熱容器であって、前記被膜の少なく
とも加熱部表面がクラックを有し且つ親水性の性質を有
することを特徴とする。
【0008】また、本発明の加熱容器の製造方法は、容
器の内面に、弗素樹脂を焼き付け塗装して被膜を形成し
、次に、前記被膜の表面を高周波放電処理又は高周波コ
ロナ放電処理することを特徴とする。
器の内面に、弗素樹脂を焼き付け塗装して被膜を形成し
、次に、前記被膜の表面を高周波放電処理又は高周波コ
ロナ放電処理することを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成によれば、本発明の加熱容器は、容器
の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成され、被膜の表面
が高周波放電処理又は高周波コロナ放電処理を施される
ことにより、疎水性であった弗素樹脂の表面が、分子の
鎖の切開又は表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合、オ
ゾン化等により、表面張力が大きくなり、親水性の性質
が付与され又は増強されると共に、微小なクラックが形
成される。そのため、図2bに示すように有極性分子で
ある水5との接着エネルギーが大きくなり、容器の内面
で気泡6が発生すると、気泡6の周囲に存する水5が即
座に気泡6と弗素樹脂3のすき間に侵入して、気泡6の
体積が小さいうちに容器から離脱することになる。従っ
て、気泡の成長が抑制されて、気泡の発生、容器からの
離脱、液面での破裂等の過程における沸騰音の音量が小
さくなる。
の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成され、被膜の表面
が高周波放電処理又は高周波コロナ放電処理を施される
ことにより、疎水性であった弗素樹脂の表面が、分子の
鎖の切開又は表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合、オ
ゾン化等により、表面張力が大きくなり、親水性の性質
が付与され又は増強されると共に、微小なクラックが形
成される。そのため、図2bに示すように有極性分子で
ある水5との接着エネルギーが大きくなり、容器の内面
で気泡6が発生すると、気泡6の周囲に存する水5が即
座に気泡6と弗素樹脂3のすき間に侵入して、気泡6の
体積が小さいうちに容器から離脱することになる。従っ
て、気泡の成長が抑制されて、気泡の発生、容器からの
離脱、液面での破裂等の過程における沸騰音の音量が小
さくなる。
【0010】また、弗素樹脂の表面が親水性の性質を有
するため、気泡が容器に付着し難くなって、水と温度セ
ンサーとの間の熱抵抗の増加を防ぐことができる。また
、水との濡れ性が良好になるため、容器の底部に設けら
れた温度センサーは水の温度を精度良く検知することが
可能になる。
するため、気泡が容器に付着し難くなって、水と温度セ
ンサーとの間の熱抵抗の増加を防ぐことができる。また
、水との濡れ性が良好になるため、容器の底部に設けら
れた温度センサーは水の温度を精度良く検知することが
可能になる。
【0011】加えて、例えば金属製の容器の表面に弗素
樹脂からなる被膜を形成しているため、容器の耐薬品性
、非粘着性、疎水性、耐候性、防汚性が良好になり、そ
の寿命も長くなる。
樹脂からなる被膜を形成しているため、容器の耐薬品性
、非粘着性、疎水性、耐候性、防汚性が良好になり、そ
の寿命も長くなる。
【0012】また、本発明の加熱容器の製造方法は、容
器の内面に、弗素樹脂を焼き付け塗装して被膜を形成し
た後、前記被膜の表面を高周波放電処理又は高周波コロ
ナ放電処理することにより、弗素樹脂の表面に親水性、
濡れ性を付与して表面エネルギーを向上させることが容
易に実現できる。
器の内面に、弗素樹脂を焼き付け塗装して被膜を形成し
た後、前記被膜の表面を高周波放電処理又は高周波コロ
ナ放電処理することにより、弗素樹脂の表面に親水性、
濡れ性を付与して表面エネルギーを向上させることが容
易に実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の加熱容器の一実施例について
、図面を用いて説明する。図1は、本発明の加熱容器の
断面図である。
、図面を用いて説明する。図1は、本発明の加熱容器の
断面図である。
【0014】ステンレスやアルミニウム等の金属で加工
された容器本体2の内面に、弗素樹脂からなる被膜3が
形成されている。なお、理解容易のために樹脂断面の厚
さを強調して図示しており、現実には容器本体2の厚さ
が約1mm程度であり、被膜3の厚さは5μm〜100
μmの範囲が好ましく、特に10μm〜15μmの範囲
が好ましい。
された容器本体2の内面に、弗素樹脂からなる被膜3が
形成されている。なお、理解容易のために樹脂断面の厚
さを強調して図示しており、現実には容器本体2の厚さ
が約1mm程度であり、被膜3の厚さは5μm〜100
μmの範囲が好ましく、特に10μm〜15μmの範囲
が好ましい。
【0015】本発明に用いられる弗素樹脂は、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTEF)、テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(PFEP)
、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(PET
FE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体(PFA)、エチレン−クロ
ロトリフルオロエチレン共重合体(PECTFE)、ポ
リクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリビ
ニリデンフルオライド(PVdF)等があり、特にPT
EF、耐熱樹脂にPTEFを分散させた変性PTEF又
はPFAが好ましい。
ラフルオロエチレン(PTEF)、テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(PFEP)
、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(PET
FE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体(PFA)、エチレン−クロ
ロトリフルオロエチレン共重合体(PECTFE)、ポ
リクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリビ
ニリデンフルオライド(PVdF)等があり、特にPT
EF、耐熱樹脂にPTEFを分散させた変性PTEF又
はPFAが好ましい。
【0016】被膜3の表面は、高周波放電処理又は高周
波コロナ放電処理が施されており、親水性や濡れ性等の
性質が付与されている。ここで、走査電子顕微鏡(SE
M)を用いて、被膜の表面状態を観察した結果を説明す
る。図3は高周波放電処理前の被膜表面のSEM写真の
模写図であり、図4は、高周波放電処理後の被膜表面の
SEM写真の模写図である。
波コロナ放電処理が施されており、親水性や濡れ性等の
性質が付与されている。ここで、走査電子顕微鏡(SE
M)を用いて、被膜の表面状態を観察した結果を説明す
る。図3は高周波放電処理前の被膜表面のSEM写真の
模写図であり、図4は、高周波放電処理後の被膜表面の
SEM写真の模写図である。
【0017】処理前の図3aを観察すると、斜線で示し
た部分が影となった大きな周期の凹凸の中に、あばた状
の窪みが一様に分布している様子が判る。図3bは、図
3aの約7倍に拡大したSEM写真の模写図であり、あ
ばた状の窪みに対応した影が斜線部分に見られると共に
、細く且つ小規模のひび割れ状のクラックが新たな微細
構造として観察される。
た部分が影となった大きな周期の凹凸の中に、あばた状
の窪みが一様に分布している様子が判る。図3bは、図
3aの約7倍に拡大したSEM写真の模写図であり、あ
ばた状の窪みに対応した影が斜線部分に見られると共に
、細く且つ小規模のひび割れ状のクラックが新たな微細
構造として観察される。
【0018】次に、処理後の図4aを観察すると、図3
aと同様に、大きな周期の凹凸の中にあばた状の窪みが
一様に分布している。しかし、約7倍に拡大された図4
bを見ると、太く且つ大規模のクラックが高周波放電処
理によって多数形成されている様子が判る。このような
大規模のクラックは、樹脂の表面に分子の鎖の切開又は
表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合、オゾン化等の存
在を間接的に示している。
aと同様に、大きな周期の凹凸の中にあばた状の窪みが
一様に分布している。しかし、約7倍に拡大された図4
bを見ると、太く且つ大規模のクラックが高周波放電処
理によって多数形成されている様子が判る。このような
大規模のクラックは、樹脂の表面に分子の鎖の切開又は
表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合、オゾン化等の存
在を間接的に示している。
【0019】このような加熱容器の底部に温度センサー
とヒータを設けて、水を加熱する様子を図5に示す。温
度センサー11は、加熱容器の底部の窪みに固定され容
器内の水の温度を検出する。温度センサー11の出力は
、温度制御回路14に入力される。カートリッジヒータ
12は加熱容器の底部全体が加熱されるように設けられ
、そのリード線はリレー等のスイッチング装置15を介
して、商用電源等の電力供給源へ接続される。通電を開
始して容器内の水が沸騰点に到達すると、温度センサー
11の出力が基準値発生器13の出力より大きくなり、
温度制御回路14がスイッチング装置15に指令して通
電を停止する。容器内の水が自然放熱等により温度が別
の基準値以下に下がると、温度制御回路14がスイッチ
ング装置15に指令して通電を開始する。このようにし
て容器内の水の温度が沸騰点近傍に設定される。
とヒータを設けて、水を加熱する様子を図5に示す。温
度センサー11は、加熱容器の底部の窪みに固定され容
器内の水の温度を検出する。温度センサー11の出力は
、温度制御回路14に入力される。カートリッジヒータ
12は加熱容器の底部全体が加熱されるように設けられ
、そのリード線はリレー等のスイッチング装置15を介
して、商用電源等の電力供給源へ接続される。通電を開
始して容器内の水が沸騰点に到達すると、温度センサー
11の出力が基準値発生器13の出力より大きくなり、
温度制御回路14がスイッチング装置15に指令して通
電を停止する。容器内の水が自然放熱等により温度が別
の基準値以下に下がると、温度制御回路14がスイッチ
ング装置15に指令して通電を開始する。このようにし
て容器内の水の温度が沸騰点近傍に設定される。
【0020】ここで、水が盛んに沸騰している状態を説
明すると、弗素樹脂等の弗素樹脂からなる表面が高周波
放電処理を施されることにより、表面張力が大きくなり
、親水性の性質が付与され又は増強されるため、図2b
に示すように樹脂3と水5との接着エネルギーが大きく
なり、容器の内面で気泡5が発生すると体積が小さいう
ちに容器から離脱する。そのため、気泡の発生、容器か
らの離脱、液面での破裂等の過程における沸騰音の音量
が極めて小さくなった。
明すると、弗素樹脂等の弗素樹脂からなる表面が高周波
放電処理を施されることにより、表面張力が大きくなり
、親水性の性質が付与され又は増強されるため、図2b
に示すように樹脂3と水5との接着エネルギーが大きく
なり、容器の内面で気泡5が発生すると体積が小さいう
ちに容器から離脱する。そのため、気泡の発生、容器か
らの離脱、液面での破裂等の過程における沸騰音の音量
が極めて小さくなった。
【0021】また、樹脂の表面と水との濡れ性が良好に
なるため、容器の底部に設けられた温度センサーは、気
泡の断熱性が減少して、水の温度を精度良く検知するこ
とでき、安定した温度制御が実現できた。
なるため、容器の底部に設けられた温度センサーは、気
泡の断熱性が減少して、水の温度を精度良く検知するこ
とでき、安定した温度制御が実現できた。
【0022】次に、本発明の加熱容器の製造方法の一実
施例について、図面を用いて説明する。弗素樹脂である
ポリエーテルサルホン中にポリテトラフルオロエチレン
を5重量%〜70重量%を混合して、金属からなる容器
の内表面に所定の厚さになるように塗布して、乾燥させ
た後、焼き付けることにより被膜を形成した。
施例について、図面を用いて説明する。弗素樹脂である
ポリエーテルサルホン中にポリテトラフルオロエチレン
を5重量%〜70重量%を混合して、金属からなる容器
の内表面に所定の厚さになるように塗布して、乾燥させ
た後、焼き付けることにより被膜を形成した。
【0023】そして、図6に示すような高周波放電処理
装置を用いて、被膜の表面に親水性を付与する。ここで
、高周波放電処理の概要を説明する。発振機21は、1
8kHz〜25kHzの周波数で約175Vの電圧を出
力し、昇圧トランス23の1次側に接続される。昇圧ト
ランス23の2次側は2つのコイルを直列接続すること
により約50kVの電圧を出力する。一方の出力は放電
電極24に接続され、他方の出力は対向電極25に接続
される。
装置を用いて、被膜の表面に親水性を付与する。ここで
、高周波放電処理の概要を説明する。発振機21は、1
8kHz〜25kHzの周波数で約175Vの電圧を出
力し、昇圧トランス23の1次側に接続される。昇圧ト
ランス23の2次側は2つのコイルを直列接続すること
により約50kVの電圧を出力する。一方の出力は放電
電極24に接続され、他方の出力は対向電極25に接続
される。
【0024】2つの電極の間に容器等のワークを挿入し
て、スイッチ22を入れる。すると、放電電極24の周
囲が高電圧電界となり、空気中の自由電子が加速して空
気中の気体分子に衝突してイオンを生成し電子を放出し
、次々と電子の数が増加して加速される「なだれ現象」
が発生する。放電の中で活性化された電子は、ワークの
表面に形成された被膜の表面に衝突して、被膜表面の分
子の鎖の切開又は表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合
、オゾン化等を生じさせる。このため、親水性の性質が
付与され又は増強され、被膜表面の表面張力が大きくな
る。このように、加熱容器の樹脂被膜に対して高周波放
電処理を施す方法を使用することにより、被膜表面に親
水性を備えることが容易に行うことができる。
て、スイッチ22を入れる。すると、放電電極24の周
囲が高電圧電界となり、空気中の自由電子が加速して空
気中の気体分子に衝突してイオンを生成し電子を放出し
、次々と電子の数が増加して加速される「なだれ現象」
が発生する。放電の中で活性化された電子は、ワークの
表面に形成された被膜の表面に衝突して、被膜表面の分
子の鎖の切開又は表面漸崩、交差結合、酸化、水素結合
、オゾン化等を生じさせる。このため、親水性の性質が
付与され又は増強され、被膜表面の表面張力が大きくな
る。このように、加熱容器の樹脂被膜に対して高周波放
電処理を施す方法を使用することにより、被膜表面に親
水性を備えることが容易に行うことができる。
【0025】また、前述の高周波放電処理の代わりに、
高周波コロナ放電処理を施すことによっても、被膜表面
に親水性を容易に付与することができる。図7は、本発
明の加熱容器の製造方法に使用される高周波コロナ放電
処理装置の一例の概略図である。図6に示す高周波放電
処理装置と比較して、放電電極24の表面全体にガラス
やセラミックス等からなる絶縁被膜26が形成されてい
る点が相違する。なお、図7の放電電極24は、円盤状
導電板の中心部から導線が接続された形状をなしている
が、容器の形状に応じた電極形状を使用することが好ま
しい。特に、被処理部材が平面形状の場合は、図8に示
すように、コ字状導線の表面に絶縁被膜26を形成した
放電電極24を使用することができる。
高周波コロナ放電処理を施すことによっても、被膜表面
に親水性を容易に付与することができる。図7は、本発
明の加熱容器の製造方法に使用される高周波コロナ放電
処理装置の一例の概略図である。図6に示す高周波放電
処理装置と比較して、放電電極24の表面全体にガラス
やセラミックス等からなる絶縁被膜26が形成されてい
る点が相違する。なお、図7の放電電極24は、円盤状
導電板の中心部から導線が接続された形状をなしている
が、容器の形状に応じた電極形状を使用することが好ま
しい。特に、被処理部材が平面形状の場合は、図8に示
すように、コ字状導線の表面に絶縁被膜26を形成した
放電電極24を使用することができる。
【0026】コロナ放電は絶縁被膜26と容器1との間
で発生し、高周波放電処理と同様に、放電の中の活性化
電子が被膜表面に衝突して、分子の鎖の切開又は表面漸
崩、交差結合、酸化、水素結合、オゾン化等を生じさせ
、被膜表面に親水性の性質が付与される。
で発生し、高周波放電処理と同様に、放電の中の活性化
電子が被膜表面に衝突して、分子の鎖の切開又は表面漸
崩、交差結合、酸化、水素結合、オゾン化等を生じさせ
、被膜表面に親水性の性質が付与される。
【0027】次に、本発明の加熱容器の製造方法の具体
的な実施例を詳説する。アルミニウムからなる容器の表
面を脱脂し、サンドブラストにより表面を粗面化した後
、透明の弗素樹脂塗料(ダイキン工業株式会社製TC−
7808GY)を厚さ約15μmになるように塗布して
、約100℃で乾燥後、約380℃で焼き付けた。
的な実施例を詳説する。アルミニウムからなる容器の表
面を脱脂し、サンドブラストにより表面を粗面化した後
、透明の弗素樹脂塗料(ダイキン工業株式会社製TC−
7808GY)を厚さ約15μmになるように塗布して
、約100℃で乾燥後、約380℃で焼き付けた。
【0028】次に、図6に示すような放電処理装置を用
いて、加熱容器と放電電極の距離を約4cmに設定して
、約40kVの高周波電圧を5秒間から10秒間程度印
加した。このようにして、本発明の加熱容器を容易に得
ることができた。
いて、加熱容器と放電電極の距離を約4cmに設定して
、約40kVの高周波電圧を5秒間から10秒間程度印
加した。このようにして、本発明の加熱容器を容易に得
ることができた。
【0029】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明の加熱容器
は、容器の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成され、被
膜の表面が高周波放電処理されていることにより、水と
の接着エネルギーが大きくなって親水性の性質が付与又
は増強され、沸騰する際の気泡の体積が小さくなる。従
って、沸騰音の音量を小さくすることができる。
は、容器の内面に弗素樹脂からなる被膜が形成され、被
膜の表面が高周波放電処理されていることにより、水と
の接着エネルギーが大きくなって親水性の性質が付与又
は増強され、沸騰する際の気泡の体積が小さくなる。従
って、沸騰音の音量を小さくすることができる。
【0030】また、被膜の表面が親水性の性質を有する
ため、容器の底部に設けられた温度センサーは水の温度
を精度良く検知することが可能になり、温度制御の動作
が安定化する。
ため、容器の底部に設けられた温度センサーは水の温度
を精度良く検知することが可能になり、温度制御の動作
が安定化する。
【0031】また、本発明の加熱容器の製造方法は、弗
素樹脂の表面に親水性、濡れ性を付与して表面エネルギ
ーを向上させるのが容易に実現できるため、本発明の加
熱容器の製品価格を下げることができる。
素樹脂の表面に親水性、濡れ性を付与して表面エネルギ
ーを向上させるのが容易に実現できるため、本発明の加
熱容器の製品価格を下げることができる。
【図1】本発明の加熱容器の断面図である。
【図2】沸騰時の気泡発生の様子の断面図であり、図2
aは樹脂被膜が未処理の場合で、図2bは樹脂被膜が高
周波放電処理された場合である。
aは樹脂被膜が未処理の場合で、図2bは樹脂被膜が高
周波放電処理された場合である。
【図3】高周波放電処理前の被膜表面のSEM写真の模
写図である。
写図である。
【図4】高周波放電処理後の被膜表面のSEM写真の模
写図である。
写図である。
【図5】加熱容器の底部に温度センサーとヒータを設け
て水を加熱する様子の一例である。
て水を加熱する様子の一例である。
【図6】本発明の加熱容器の製造方法に使用される高周
波放電処理装置の一例の概略図である。
波放電処理装置の一例の概略図である。
【図7】本発明の加熱容器の製造方法に使用される高周
波コロナ放電処理装置の一例の概略図である。
波コロナ放電処理装置の一例の概略図である。
【図8】高周波コロナ放電処理装置の放電電極の一例で
ある。
ある。
1 加熱容器
2 容器本体
3 樹脂製被膜
5 水
6 気泡
11 温度センサー
12 カートリッジヒータ
13 基準値発生器
14 温度制御回路
15 スイッチング装置
21 発振機
22 スイッチ
23 昇圧トランス
24 放電電極
25 対向電極
26 絶縁被膜
Claims (2)
- 【請求項1】 容器の内面に弗素樹脂からなる被膜が
形成された加熱容器であって、前記被膜の少なくとも加
熱部表面がクラックを有し且つ親水性の性質を有するこ
とを特徴とする加熱容器。 - 【請求項2】 容器の内面に、弗素樹脂を焼き付け塗
装して被膜を形成し、次に、前記被膜の表面を高周波放
電処理又は高周波コロナ放電処理することを特徴とする
加熱容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3147077A JPH07114753B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 加熱容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3147077A JPH07114753B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 加熱容器及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371116A true JPH04371116A (ja) | 1992-12-24 |
JPH07114753B2 JPH07114753B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=15421953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3147077A Expired - Lifetime JPH07114753B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 加熱容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114753B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0847669A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐候性、耐汚れ性に優れた樹脂被覆金属材 |
JP2013513463A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | クッキング剥離シート材料および剥離面 |
CN109330351A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-02-15 | 广东天际电器股份有限公司 | 一种降低炖煮噪音的方法 |
US11230648B2 (en) | 2016-10-24 | 2022-01-25 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Polymer compositions, materials, and methods of making |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5000752B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2012-08-15 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置用反応セルの製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112274A (ja) * | 1974-07-17 | 1976-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Yuwakashiki |
JPS57140215U (ja) * | 1981-02-26 | 1982-09-02 | ||
JPS59141920U (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-21 | 三洋電機株式会社 | 酒かん器等の加熱タンク |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3147077A patent/JPH07114753B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5112274A (ja) * | 1974-07-17 | 1976-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Yuwakashiki |
JPS57140215U (ja) * | 1981-02-26 | 1982-09-02 | ||
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0847669A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 耐候性、耐汚れ性に優れた樹脂被覆金属材 |
JP2013513463A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | クッキング剥離シート材料および剥離面 |
US8673449B2 (en) | 2009-12-18 | 2014-03-18 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Cooking release sheet materials and release surfaces |
JP2015013211A (ja) * | 2009-12-18 | 2015-01-22 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 肉製品の調理方法 |
US9314132B2 (en) | 2009-12-18 | 2016-04-19 | Saint-Gobain Per.Plastics Corporation | Cooking release sheet materials and release surfaces |
US11230648B2 (en) | 2016-10-24 | 2022-01-25 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Polymer compositions, materials, and methods of making |
CN109330351A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-02-15 | 广东天际电器股份有限公司 | 一种降低炖煮噪音的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07114753B2 (ja) | 1995-12-13 |
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