JPH04370791A - 時計機能付電子機器および表示制御方法 - Google Patents

時計機能付電子機器および表示制御方法

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JPH04370791A
JPH04370791A JP3147670A JP14767091A JPH04370791A JP H04370791 A JPH04370791 A JP H04370791A JP 3147670 A JP3147670 A JP 3147670A JP 14767091 A JP14767091 A JP 14767091A JP H04370791 A JPH04370791 A JP H04370791A
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JP
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time
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receiving
calculating
city
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JP3147670A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kinoshita
聡 木下
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計や時計機能付の
小型電子機器等の時計機能付電子機器に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、世界の複数の都市の
時差を記憶しておき、都市名を指定することで世界の任
意の都市の時刻を表示できる世界時計が実現されている
。また、月齢、日の出、日の入り時刻等を表示できる電
子時計も考えられている。
【0003】今日では、交通手段が高速化したことによ
り時差の異なる複数の地域を短時間で移動することがあ
り、この場合それぞれの地点における時刻を知りたいと
きには、その都度スイッチを操作して都市名を選択し、
その都市の時刻を表示させる必要があり、操作が煩雑で
あるという問題点があった。
【0004】ところで、人工衛星を利用して地球上の任
意地点の緯度、経度、高度を測定するGPS(Grob
al Positioning System) が実
用化されつつある。GPSとは、衛星から送信された信
号が受信機に到達するまでにかかった時間から衛星から
受信地点までの距離を算出し、複数の衛星からの距離の
交点となる位置を現在位置として求めるものである。
【0005】衛星からの信号の遅延時間を算出する為に
は、受信機内部に衛星の時計と同じ精度で、かつ同期し
た時計が必要となる。受信機内部に衛星と同じセシウム
、ルビジウム等の原子時計が設けられている場合には、
3個の衛星からの信号で受信地点の位置を算出すること
ができる。一方、受信器を小型化、低価格化する為には
、衛星と同じ精度を持つ原子時計を内蔵することができ
ないので、この場合には時間測定の誤差を打ち消す為に
4個の衛星からの距離を算出することで受信位置を算出
することができる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、ユーザが地域の指定を
行わなくとも、現在居る地点の時刻を表示できるように
することである。
【0007】
【発明の要点】本発明の要点は、衛星から送信される信
号の遅延時間から衛星から受信地点までの距離を算出し
て受信地点の位置情報を求め、その位置情報から受信地
点の時刻情報を得るようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例の腕時計の外観図であ
る。この腕時計は、GPS(Grobal Posit
ioning System)用衛星からの無線信号を
受信し、複数の衛星からの距離を算出して受信地点の位
置情報(緯度、経度など)を表示する機能と、世界の任
意の都市の現在時刻を表示する世界時計機能を持ってい
る。
【0009】図1において、時計本体1中央には、世界
の任意の都市の時刻及び受信地点の緯度、経度からなる
位置情報を表示するドットマトリックス表示部2が設け
られており、その下部には、衛星からの信号の受信を指
示するK1キーと、日の出、日の入り時刻を表示させる
とき操作するK2キーとが設けられている。
【0010】また、時計本体1の右側面には、月齢、月
相を表示させるとき操作するK3キーと、時刻修正等の
とき操作するK4キーとが設けられている。時計本体1
の左側には、衛星からの無線信号を受信する為のマイク
ロストリップアンテナなどを収納したアンテナ収納部3
が設けられている。
【0011】次に図2は、上記腕時計の回路構成図であ
る。同図において、衛星から送信される約1.5 GH
zの信号は、アンテナ17を介して中間周波増幅部4に
入力し、中間周波増幅部4において所定の中間周波数信
号に変換、増幅された後、信号処理部5に出力される。
【0012】信号処理部5は、この中間周波数信号に受
信機内部で発生したPRNコードを同期させ、スペクト
ラム拡散された衛星からの受信信号を逆拡散し、逆拡散
により得られる信号から衛星と受信地点との間の疑似距
離データを求める。なお、このとき、信号処理部5は、
4個の衛星からの疑似距離データを求めることで、時間
成分の誤差を補正している。信号処理部5は、これらの
疑似距離データと、受信信号の中のメッセージ(衛星時
計の補正情報、軌道情報、衛星の暦情報など)を高速制
御部6に出力する。なお、高周波増幅部4及び信号処理
部5は、高速制御部6からの動作指令信号aに従って動
作を開始する。
【0013】高速制御部6は、16ビットのマイクロプ
ロセッサなどからなり、高精度の発振器(例えば、セシ
ウム等の高精度の発振源)7から出力される高速のクロ
ック信号により駆動される。高速制御部6は、衛星デー
タメモリ8に記憶されているGPS用の24個の衛星の
軌道情報等から、その時刻に受信可能な衛星を判断し、
その衛星のPRNコードの発生を信号処理部5に指示す
る。 また、高速制御部6は、信号処理部5から出力される複
数の衛星の疑似距離データから受信地点の位置情報を求
め、その位置情報を後述するメイン制御部9に出力する
。なお、高速制御部6及び発振器7は、メイン制御部9
からの起動信号bがオンとなったとき動作を開始し、起
動信号bがオフとなると動作を停止している。
【0014】発振器11は、時刻計時の基準となる例え
ば32.768KHzのクロック信号を生成する回路で
あり、この発振器11で生成されたクロック信号は分周
回路12で分周されタイミング信号生成回路13に出力
される。 タイミング信号生成回路13は、上記分周回路12で分
周された信号から、時刻計時の基準となる16Hzの計
時信号を作成してメイン制御部(CPU)9に出力する
【0015】キー入力部16は、前述したK1〜K4キ
ーからなり、それぞれのキーの操作信号をメイン制御部
9に出力する。メイン制御部9は、回路全体の動作を制
御する制御部であり、ROM10に格納されている制御
プログラムに従って後述する計時処理、受信処理等を実
行し、これらの処理結果をRAM14に格納すると共に
、RAM14の時刻データ、位置情報等をデコーダドラ
イバ15に出力してドットマトリックス表示部2に表示
させる。
【0016】図3は、上記RAM14のレジスタの構成
を示す図である。RAM14には、地域、例えば都市に
対応した数値を記憶する都市名カウンタNと、その都市
名カウンタNで指定される都市の現在時刻を記憶する計
時レジスタTと、高速制御部6で算出される受信地点の
位置情報(緯度、経度等)を記憶する位置情報記憶レジ
スタPと、後述する月齢、月相演算で求められる月の月
齢及び時角を記憶する月齢レジスタMA及び時角レジス
タMBと、後述する日の出、日の入り時刻演算で求めら
れる日の出時刻及び日の入り時刻を記憶する日の出時刻
レジスタSA及び日の入り時刻レジスタSBとが設けら
れている。
【0017】また、RAM14には、ドットマトリック
ス表示部2に表示するデータを一時記憶する表示レジス
タDPが設けられている。更に、ROM10には世界の
複数の都市の時差と、緯度、経度データが固定的に記憶
されており、これを示したものが図4である。
【0018】即ち、ROM10には、世界の多数の都市
の世界標準時刻に対する時差と、経度、緯度データとが
記憶されており、例えばBANGKOK の位置には、
時差、+7時間と、その位置、東経114 °、北緯1
4°とが記憶されている。都市名カウンタNは、このR
OM10のデータの格納位置を指定するものであり、都
市名カウンタNの数値と都市名とが1対1で対応するよ
うになっている。
【0019】次に、図5及び図6のフローチャートを参
照して動作を説明する。図5は、世界時計の全体の動作
を示すフローチャートである。メイン制御部9は、通常
、図5のステップS1のホルト状態にあり、16Hzの
計時信号が入力したときには、ステップS2の計時処理
を実行し、キーの操作信号が入力したときには、ステッ
プS8以降のキー処理を実行する。
【0020】ステップS2の計時処理では、計時信号に
より秒キャリー、分キャリー、時キャリー等が発生した
か否かを判断し、キャリー信号が発生したときにはRA
M14の計時レジスタTの時刻データを更新する。
【0021】次に、ステップS3で1時間キャリーが発
生したか否かを判断し、時キャリーが発生した場合には
、ステップS4の受信処理を起動させメイン制御部9か
ら信号bを出力して衛星からの無線信号の受信を開始さ
せる。
【0022】ここでステップS4の受信処理の内容を、
図6のフローチャートを参照して説明する。図6のステ
ップS21の起動処理では、メイン制御部9は、起動信
号bをオンにして、発振器7及び高速制御部6の動作を
開始させる。
【0023】次のステップS22の受信処理では、高速
制御部6は、動作指令信号aをオンにして、高周波増幅
部4及び信号処理部5を動作させ、衛星からの信号の受
信を開始させる。
【0024】ステップS23の時間差測定処理では、処
理部5は、衛星からの信号の遅延時間を求め、その遅延
時間から衛星と受信地点との間の距離を算出する。さら
に、ステップS24で4個の衛星からの距離が全て測定
出来たか否かを判別する。
【0025】4個の衛星からの信号が正常に受信でき、
衛星からの距離が全て測定出来た場合には、ステップS
25において、高速制御部6は、それらの距離データか
ら受信地点の緯度、経度からなる位置情報を算出し、そ
の位置情報をメイン制御部9に出力する。
【0026】これにより受信地点の位置情報が得られた
ので、ステップS26において、高速制御部6は、動作
指令信号aをオフし、高周波増幅部4及び信号処理部5
の動作を停止させ、さらにメイン制御部9に対し処理が
完了したことを通知する。メイン制御部9は、この停止
通知を受け、起動信号bをオフし発振器7及び高速制御
部6の動作を停止させ受信処理を終了する。
【0027】また、ステップS24の判別で、4個の衛
星からの信号を受信できなかった場合には、ステップS
27で、高速制御部6はメイン制御部9に対しエラーの
発生を通知する。このエラー発生通知を受け、メイン制
御部9は、ドットマトリックス表示部2に受信エラーが
発生したことを表示させ、次のステップS26で高速制
御部6等の動作を停止させる。
【0028】衛星からの信号の受信が終了したなら、次
に図5のステップS5に進み、メイン制御部9は、高速
制御部6で算出された受信地点の位置情報と、ROM1
0に格納されている各都市の経度、緯度データとを比較
し、受信地点に対応する都市、例えば受信地点に最も近
い都市を探す。このときRAM14の都市名カウンタN
には、前回受信時の受信地点に最も近い都市を示す数値
(以下、単に都市名と呼ぶ)が設定されているので、こ
の都市名カウンタNに記憶されている都市名と今回の位
置情報から求めた都市名とが一致するか否かを判別する
【0029】都市名が一致する場合には、ステップS6
に進み、計時レジスタTに記憶されている時刻データを
、そのとき都市名カウンタNで指定される都市名と共に
ドットマトリックス表示部2に表示させる。
【0030】図7(a) は、このときの表示の一例を
示す図であり、受信地点の位置情報から、受信地点に最
も近い都市として、例えば「東京」と、その都市の現在
時刻「 6月12日12時56分56秒」とが表示され
る。
【0031】なお、ROM10の各都市の緯度、経度デ
ータを、例えば「HONGKONG E108 °〜E
127°」というように一定の幅を持たせて記憶させ、
受信地点の位置情報がどの都市の緯度、経度データの範
囲内にあるかを調べることにより、受信地点に最も近い
都市を決めるようにしてもよい。
【0032】一方、ステップS5の判別で都市名が一致
しないときは、この時計を携帯しているユーザが移動し
た結果、今回の受信地点に最も近い都市と、前回の受信
地点に最も近い都市とが異なってしまった場合である。 この場合には、ステップS7に進み、今回の受信地点に
最も近い都市名を都市名カウンタNに設定した後、新た
に都市名カウンタNに設定した都市との時差データに基
づいて計時レジスタTの時刻データを訂正して受信地点
の時刻に変更し、その時刻を都市名と共にドットマトリ
ックス表示部2に表示させる。
【0033】これにより、例えば図7(a) 、(b)
 に示すように東京から香港に移動した場合には、移動
先の都市、即ち香港の時刻が自動的に表示される。一方
、メイン制御部9がホルト状態にあるときに(図5、ス
テップS1)、キーの操作信号を検出したときには、ス
テップS8に進み、先ず操作されたのがK1キーか否を
判別する。
【0034】K1キーが操作された場合には、ステップ
S9に進み上述したステップS4と同様な受信処理を実
行し衛星からの距離を算出し、受信地点の位置情報を求
める。
【0035】さらに、次のステップS10で受信地点の
位置情報をドットマトリックス表示部2に表示する。図
7(e) は、このときの表示の一例を示す図であり、
ドットマトリックス表示部2には、受信地点に最も近い
都市「東京」と、受信地点の経度「北緯38°」と緯度
「東経142 °」が表示される。
【0036】すなわち、ユーザは、K1キーを操作する
ことで受信地点に最も近い都市名と、受信地点の位置情
報とを表示させることができる。図5のステップS8の
判別で操作されたキーがK1キーでなければ、ステップ
S11に進みK2キーの操作か否かを判別する。
【0037】操作されたキーがK2キーであった場合に
は、次のステップS12で、受信地点の位置情報と計時
レジスタTで計時されている時刻データのうちの日付デ
ータとからその日付の受信地点での日の出、日の入り時
刻を算出し、算出した時刻データをRAM14の日の出
、日の入り時刻レジスタSA、SBに格納する。さらに
、次のステップS13で、それらの日の出、日の入り時
刻をドットマトリックス表示部2に表示する。尚、位置
情報と日付情報とから日の出、日の入り時刻を算出する
技術は、例えば特開平2−311785号公報に記載さ
れている。
【0038】図7(c) は、このときの表示の一例を
示す図であり、ドットマトリックス表示部2には、受信
地点に最も近い都市は「東京」であり、受信地点におけ
る当日 6月12日の日の出時刻は「午前 5時25分
」であり、日の入り時刻は「午後 7時35分」である
ことが表示される。
【0039】すなわち、ユーザはK2キーを操作するこ
とで、受信地点に最も近い都市と、受信地点の日の出、
日の入り時刻を知ることができる。なお、このとき最も
近い都市、即ち、東京の日の出、日の入り時刻を算出し
て表示させてもよい。
【0040】図5のステップS11の判別で操作された
キーがK2キーでなければ、ステップS14に進みK3
キーの操作か否かを判別する。操作されたキーがK3キ
ーであった場合には、次のステップS15で、受信地点
の位置データとレジスタTの時刻データとから受信地点
における月齢、月相を例えば上記特開平2−31178
5号公報に示されているような方法で演算により求め、
その月齢、月の時角データをRAM14の月齢、時角レ
ジスタMA、MBに格納する。さらに、次のステップS
16で、それらの月齢、月の時角データをドットマトリ
ックス表示部2に表示する。
【0041】図7(d) は、このときの表示の一例を
示す図であり、ドットマトリックス表示部2には、受信
地点に最も近い都市「東京」と、受信地点における月齢
「22.5」と、月の離角「265 °」とが表示され
る。
【0042】すなわち、ユーザはK3キーを操作するこ
とで、受信地点に最も近い都市と、受信地点の月齢、月
の時角データとを知ることができる。また、図5のステ
ップS14の判別で操作されたキーがK3キーでなけれ
ば、K4キーが操作された場合であり、この場合には、
ステップS17に進み時刻修正処理等を実行する。
【0043】なお、位置情報、日の出、日の入り時刻、
あるいは月齢、月相データを表示した状態で一定時間経
過すると、ステップS6の時刻情報表示処理が実行され
、その地点における現在時刻の表示に切り替わる。
【0044】以上のように上記実施例によれば、GPS
衛星からの信号を受信して受信地点の位置情報を求め、
その位置情報に基づいて受信地点に対応する都市の時刻
を表示するようにしたので、ユーザがキー等を操作して
都市を指定しなくとも、常にユーザが居る地点の現在時
刻、日の出、日の入り時刻及び月齢、月相を表示させる
ことができる。
【0045】なお、上記実施例では、図5のステップS
7で、時計内部のレジスタTで計時される現在時刻を該
当する都市の時差分だけ補正して、その都市の時刻を算
出しているが、GPS衛星からは世界標準時の時刻デー
タが送信されているので、その時刻データと該当する都
市との時差を加算し、さらにこれらの処理に要する時間
を補正してその都市の現在時刻を求めることもできる。 この場合、衛星からの信号を受信する毎に、計時される
時刻を、衛星内部のセシウム等の原子時計で計時される
高精度の時刻データで補正することができるので、正確
な時刻を計時することができ、秒単位の時刻の修正も不
要となる。
【0046】また、上記レジスタNの都市名及びレジス
タTの時刻は固定的に予め設定された都市の現在時刻を
計時するようにしておき、受信地点での位置情報、都市
情報、時刻情報を計時するもう1つのレジスタを設けて
もよい。
【0047】更に、上記実施例では、1時間毎に衛星か
らの信号を受信して位置情報を算出するようにしている
が、1時間より長い又は短い時間間隔で信号を受信する
ようにしてもよい。あるいは、一定時間間隔ではなく、
特定のキーが操作されたとき受信を行うようにしてもよ
い。
【0048】なお、上記実施例では、受信地点の位置情
報を算出する為のマイクロコンピュータ(高速制御部6
)と、計時その他の制御の為のマイクロコンピュータ(
メイン制御部9)との2個のマイクロコンピュータを使
用しているが、1個のマイクロコンピュータで両者を兼
用させることもできる。
【0049】また、本発明は、実施例に述べた腕時計に
限らず、他の電子機器に組み込むことができる。例えば
、船舶、車等に搭載されるナビゲーション装置は、GP
Sによる位置検出を行っているので、これらの装置に組
み込むこともできる。さらに、緯度、経度と共に高度を
算出して表示させてもよい。
【0050】また、上記実施例では計時レジスタTの時
刻を受信した位置での時刻に訂正するようにしたが、例
えば計時手段としてステップモータで駆動される指針機
構を用い、時差分だけ指針を早送り回転させて受信した
位置の時刻を表示させるようにしてもよいものである。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが地域を指定し
なくとも、GPS衛星からの信号を受信して現在地点の
位置情報を算出し、その位置情報に基づいて常に現在地
点の正確な時刻を表示させることができる。また、衛星
から送られる世界標準時刻データを基に計時中の時刻を
補正することで、高精度の時刻データを得ることができ
る。さらに、位置情報を入力することなく、任意地点の
月データ及び日の出、日の入り時刻を知ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観正面図である。
【図2】実施例の回路構成図である。
【図3】RAMのレジスタ構成図である。
【図4】ROMの構成図である。
【図5】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】受信処理のフローチャートである。
【図7】表示状態を示す図である。
【符号の説明】 K1〜K4    キー 6          高速制御部 9          メイン制御部 7、11      発振器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻情報を計時する計時手段と、この計時
    手段で計時されている時刻情報を現在時刻とする地域の
    地域情報を記憶する地域情報記憶手段と、衛星から送信
    される信号を受信する受信手段と、この受信手段で受信
    された信号に基づいて受信地点の位置情報を算出する位
    置算出手段と、この位置算出手段で算出された位置情報
    と前記地域情報記憶手段に記憶されている地域情報と前
    記計時手段で計時されている時刻情報とから前記受信地
    点の時刻を算出する時刻算出手段とを備えることを特徴
    とする時計機能付電子機器。
  2. 【請求項2】時刻を計時する時刻計時手段と、この時刻
    計時手段で計時されている時刻を現在時刻とする地域の
    地域情報を記憶する地域情報記憶手段と、衛星から送信
    される信号を受信する受信手段と、この受信手段による
    受信情報に基づいて受信地点の位置情報を算出する位置
    算出手段と、この位置算出手段で算出された位置情報と
    前記地域情報記憶手段に記憶されている地域情報とから
    、前記時刻計時手段で計時される時刻を前記受信地点の
    時刻に変更する時刻変更手段とを備えることを特徴とす
    る時計機能付電子機器。
  3. 【請求項3】時刻情報を計時する計時手段と、衛星から
    送信される信号を受信する受信手段と、この受信手段で
    受信された信号に基づいて受信地点の位置情報を算出す
    る位置算出手段と、この位置算出手段で算出された位置
    情報と前記計時手段で計時される時刻情報とから受信地
    点の時刻情報を算出する時刻算出手段と、この時刻算出
    手段で算出された受信地点の時刻情報から月データを算
    出する月データ算出手段と、この月データ算出手段で算
    出された月データを表示する表示手段とを備えることを
    特徴とする時計機能付電子機器。
  4. 【請求項4】日付情報を計時する計時手段と、衛星から
    送信される信号を受信する受信手段と、この受信手段で
    受信された信号に基づいて受信地点の位置情報を算出す
    る位置算出手段と、この位置算出手段で算出された位置
    情報と前記計時手段で計時される日付情報とから受信地
    点の日付情報を算出する時刻算出手段と、この時刻算出
    手段で算出された受信地点の日付情報から日の出、日の
    入り時刻を算出する日の出、日の入算出手段と、この日
    の出、日の入算出手段で算出された日の出、日の入り時
    刻を表示する表示手段とを備えることを特徴とする時計
    機能付電子機器。
JP3147670A 1991-06-19 1991-06-19 時計機能付電子機器および表示制御方法 Pending JPH04370791A (ja)

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