JPH0436987A - ロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば紙、フィルムなどを加熱するための
ロール装置に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は、例えば特開平１−１４０５８７号公報に記載
されたような従来のロール装置を示し、筒体（２）に外
輪回転形軸受（６）を締め代をつけて挿入し、次に固定
軸（４）を左方向から軸受（６）に挿入し、スナップリ
ング（８）で抜は止めをしたものである。

以上の構成により、筒体（２）と軸受（６）の外輪は締
め代をつけて挿入されており、一体て回転する。軸受（
６）の内輪と固定軸（４）はスキマを持って挿入されて
おり、固定軸（４）の熱伸びの逃げに役立っている。ス
ナップリング（８）は固定軸（４）の抜は止めとして機
能する。

［発明が解決しようとする課題］ 以上のような従来のロール装置は、図示の軸受部構造で
は、軸受（６）を交換するときに、固定軸り４）を引き
抜き、筒体り２）単体にしてから軸受（６）を引き抜か
ねばならない。また、締め代をつけス：軸受（６）を引
き抜くとき筒体く２）の内面を損傷するおそれがある。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、組立状態のままで容易に軸受交換ができ、筒体内面
の保護ができるロール装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るロール装置は、外輪回転形軸受の外輪側
に軸受交換用リングが設けられている。

［作　用１ この発明においては、軸受交換用リングを取外して軸受
を容易に交換することができる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図、第２図において説
明する。図において、ローラ（１）を支える筒体（２）
の両側の軸受機構（５）により、ローラ装置を回転させ
る。ローラ（１）の内部に加熱用の電磁コイル（３）を
取付ける固定軸（４）を挿入してその一端を固定し、他
端を外輪回転形軸受＜６）で支承するとともに、固定軸
（４）の熱伸びを逃げる構造としている。（７）は外輪
回転軸受（６）を締め代をつけて挿入された軸受交換用
リングであり、（９）は軸受交換用リング（７）を固定
する固定金具である。スナップリング（８）は固定軸（
４）の抜けを防１１−する。

以−Ｆの構成により、外輪回転形軸受（６）を交換する
には、固定軸（４）が落ちないよう支えておき、固定金
具（９）とスナップリンク（８）を取外す。軸受交換用
リング（ア）の内側のネジを利用することにより、リン
グ（７）と軸受（６）を一体で筒体（２）より引抜き、
外部でリング（ア）から軸受（６）を引抜いて新品の軸
受（６）をリング（７）に挿入する。

次に上記分解と逆のｊ頃て組み立てる。

リング（７）から軸受（６）を引抜くとき、リング内径
に傷が付いた場合にはリング共新製することがてきる。

なお、」−２実施例では固定軸の片側が固定、片側が軸
受て支えられているが、両側とも軸受て支える構造のも
のに対しても、同様に両側に軸受交換用リングを取イ］
けれはよい。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、組立状ｇで、傷付（
つることなく、安全て、かつ、容易に軸受交換を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の明断面図、第２図は第１
図の一部拡大側断面図、第３図は従来のロール装置の要
部縦断面図である。 （１）・・ローラ、（２）・・筒体、（３）　　　・電
磁コイル、（４）・・固定軸、（５）・・軸受機構、（
６）　　　外輪回転形軸受、（７）・　軸受交換用リン
グ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中空のローラの両端部にそれぞれ一体的に中空の筒体を
   連設し、上記ローラの内部に電磁コイルを巻装した固定
   軸を配置し、上記固定軸の一方側軸端部が上記筒体内を
   挿通して外部に延在し、上記筒体の外周側に上記ローラ
   を回転自在に支承する軸受機構を備えたロール装置にお
   いて、上記固定軸の一方側軸端部を支持するとともに、
   熱伸びを逃げるために設置された外輪回転形軸受の外側
   に軸受交換用リング設けたことを特徴とするロール装置
   。