JPH04368023A - 小型通信機のアンテナ - Google Patents

小型通信機のアンテナ

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JPH04368023A
JPH04368023A JP3170765A JP17076591A JPH04368023A JP H04368023 A JPH04368023 A JP H04368023A JP 3170765 A JP3170765 A JP 3170765A JP 17076591 A JP17076591 A JP 17076591A JP H04368023 A JPH04368023 A JP H04368023A
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JP
Japan
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antenna
lid
radio
cover
communication equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP3170765A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
寛 高橋
Takao Ono
尾野 隆夫
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ANTEN KK
Original Assignee
ANTEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線機等の小型通
信機器のアンテナに関し、より詳細には、携帯性及びア
ンテナ特性を向上したアンテナの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機等に用いられるアンテ
ナとして例えば図7(a) ,(b) に示すものは、
アンテナ101が縦長の無線機本体201とは別体とな
っており、無線機の使用時に無線機本体201の上部に
設けられた同軸コネクタ203にねじ結合可能すること
により取付けられ(図7(a)参照)、非使用時に取外
すことにより無線機本体201の小型化を図り携帯性を
向上するよう構成されている(図7(b) 参照)。
【0003】このような無線機は、アンテナ101の取
付け作業及び取外し作業が煩わしいばかりか、非使用時
におけるアンテナ101の管理が煩わしいという問題が
ある。
【0004】これに対し、図8(a) ,(b) に示
した無線機は、無線機本体201の側部に上下方向に沿
って配設されたアンテナ収容部205を有し、このアン
テナ収容部205内には伸縮不能なアンテナ103が引
出し可能にして且つ抜け落ちを防止できるよう収容され
ている。 そして、非使用時にアンテナ103をアンテナ収容部2
05内に収容し(図8(a) 参照)、使用時にアンテ
ナ103を収容部205から引き出すものである(図8
(b) 参照)。この無線機によれば、上記問題を解消
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の情報
の多様化に伴い、有線電話のデジタル化が進んでいるた
め、無線電話においてもデジタル化が要請されている。 無線電話において、従来の周波数にデジタルの周波数が
追加されると、例えば900MHz帯で約150MHz
の周波数帯域が必要である。しかしながら、従来のよう
にアンテナが棒状であると、例えば900MHz帯では
約80MHzの周波数帯域しか有しておらず、デジタル
化された無線電話の周波数帯域が不足するという問題が
ある。
【0006】また、従来から、人体の近傍で使用される
無線機ではアンテナから発射された電波の一部が人体の
頭部付近で吸収されてアンテナの実性能が劣化するとい
う問題がある。特に電波環境の悪い場所では、回線が接
続されない恐れが生じる。しかも、従来の無線機では、
無線機本体に対するアンテナの傾斜方向が固定されてい
るため、アンテナの実性能が劣化するという問題がある
。加えて、図7(a) ,(b) に示した従来例では
、アンテナが無線機匡体に直接固定されているため、ア
ンテナの給電部から電波の一部が匡体に漏れてアンテナ
の実性能が劣化するという問題もある。
【0007】さらに、任意の時刻における受信を可能と
するため、無線機を常時受信可能(待ち受け)状態にす
る場合には、図7(a) ,(b) に示した無線機の
ように携帯時にアンテナを取り外すものでは、携帯時に
待ち受け受信をすることができない。また、図8(a)
 ,(b) に示した無線機のように携帯時にアンテナ
が匡体内に収納されたものでは、待ち受け受信時におけ
るアンテナの実性能が劣化し、特に無線機が車内等にお
かれたときは受信が困難となる恐れがある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記課題に着目してなされた
もので、使用周波数の広域化を図ることができ、携帯性
が良好でありながら待ち受け受信が可能であって、さら
に人体の影響を除去することができる小型通信機のアン
テナの提供を目的とする。
【0009】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、小型通信機の筐体に対して折畳み可能に支
持された絶縁体より成る蓋体を備え、この蓋体は、前記
筐体の前面を覆う折畳み姿勢と筐体の延長線を越える展
張姿勢との間を回動自在であり、且つ任意の角度をもっ
てロック可能に支持するとともに、該蓋体には所定パタ
−ンを有する平面状のアンテナを形成したことを特徴と
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0011】図1(a) ,(b) は本発明に係る小
型通信機として携帯無線機に適用されたアンテナを示し
、小型通信機としての携帯無線機1は、その筐体3に対
し回転軸5を介して折畳み可能に支持された絶縁体より
成る蓋体7を備えている。蓋体7は、筐体3の前面3a
を覆う折畳み姿勢(図1(a)中で一点鎖線図示したA
姿勢、同図(b) )から筐体3の延長線に沿って延び
る直立姿勢(同図中で実線図示したB姿勢)を通り、さ
らに直立姿勢を越えた展張姿勢(同図中で二点鎖線図示
)までの間を回動自在であり、且つ任意の角度をもって
ロック可能に支持されている。
【0012】ここで、筐体3の寸法は、例えば長さが約
160mm、幅が約50mm、厚さが約25mmとなっ
ており、従って蓋体7の寸法は長さが約60mm、幅が
約50mmとなっている。
【0013】蓋体7の内側には、スリ−ブアンテナをパ
タ−ン化した平面状のアンテナ9が形成されている。ア
ンテナ9は、蓋体7の遊端側に配置されてほぼ正方形を
成している。ここで、従来例で示した棒状アンテナ9と
平面状アンテナ9とのvswr特性を図2に示すと、棒
状アンテナはvswrが2.0以下で約80MHzの周
波数帯域であるが、平面状アンテナ9はvswrが2.
0以下で約2倍の約160MHzの周波数帯域を有して
いることが分かる。従って、本実施例に係る平面状アン
テナ9は、棒状アンテナに比して広帯域を有している。
【0014】尚、蓋体7の基端側には、中央部に配置さ
れた不平衡型のストリップライン(z0 =50Ω)1
1と、ストリップライン11の両側に配置され且つ長さ
がλ/4である地線13,13とが設けられている。
【0015】蓋体7の遊端部には、折畳姿勢の蓋体7を
筐体3にロックするためその縁部内側にロック爪15が
形成されている。筐体3の前面下縁部にはロック爪15
が係止される係止溝19が形成されている。ロック爪1
7による蓋体7のロックは、人手により容易に外せるよ
う構成されている。
【0016】勿論、筐体3の前面3aには、通話用の送
話器21及び受話器23や、回線接続用のプッシュボタ
ン25等が設けられている。
【0017】次に作用を説明する。
【0018】上記構成において、蓋体7が図1(b) 
に示すように折畳み状態となっていると、無線機1の全
長を小型化することができ携帯性が良好であり、しかも
折畳み状態においてもアンテナ9が筐体3の外側に位置
しているため携帯時にアンテナ9の実性能が劣化するこ
とを抑えることができ、蓋体7を折畳んだ状態で待ち受
け受信が可能である。
【0019】そして、通話時には、蓋体7を筐体3に対
して回動して直立姿勢とすることにより送話口21及び
受話口23が露出するとともにプッシュボタン25が操
作可能となる(図1(a) 参照)。ところで、アンテ
ナ9の角度はアンテナ特性に重要な影響を与える。特に
、人体の近傍では、アンテナ特性が劣化する恐れがある
ことは従来例で示した通りである(図3(a) 参照)
。これに対し、本実施例では、アンテナ9が形成された
蓋体7を直立姿勢(図3(b) 参照)からさらに展張
姿勢(図3(a) 参照)まで回動することができ、展
張姿勢ではアンテナ9が人体の頭部から離れるため電波
が人体に吸収されることを抑えて性能劣化を抑えること
ができる。この結果、回線のサ−ビスエリアを拡大する
ことができる。
【0020】ここで、アンテナ単体と、本実施例に適用
されたアンテナ9の通話時における直立姿勢B及び展張
姿勢Cとの水平面内の平均利得を図4に示す。直立姿勢
位置では平均利得が−7.5dBd(半波長ダイポ−ル
比)であるが、展張姿勢Cでは2dB回復して−5.5
dBdとすることができる。
【0021】また、無線機1は、一般に直方体であり、
図5(a) ,(b) に示すように机の上等に載置す
る場合は横に寝かせることが多い。この場合、従来のア
ンテナは無線機1の筐体3に固定されているため(図5
(a)参照)、アンテナ9の偏波面が水平になってアン
テナ感度が大きく劣化することがある。本実施例では、
蓋体7を回動してアンテナ9の角度を変えることができ
るため(図5(b) 参照)、偏波面を垂直に保持する
ことができ、容易にアンテナ感度を維持することができ
る。
【0022】図6(a) ,(b) は他の実施例を示
し、無線機1の筐体3を二つ折可能な筐体半体3a及び
3bにより構成して該筐体3の全長を小さくしたもので
ある。具体的には、たばこサイズとすることができる。 この場合、アンテナ9の寸法は、長さが約100mm、
幅が約50mmであるため、地線13の先端にトップロ
−ディング27が設けられている点が特徴点である。本
実施例においても、前述の実施例と同様な効果を得るこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果を得ることができる。
【0024】(1) アンテナを筐体に対し回動自在な
蓋体に形成したため、蓋体を折曲げれば全長を小型化す
ることができて携帯性を良好にすることができる。
【0025】(2) アンテナが形成された蓋体は筐体
と別体であるため、蓋体を折曲げてもアンテナ特性が劣
化することが抑えられ待ち受け受信が可能である。
【0026】(3) アンテナを平面状にパタ−ン化し
たため、使用周波数の広域化を図ることができる。
【0027】(4) アンテナを筐体の延長線を越えて
展張できるため、使用時にアンテナを人体の頭部から離
間することができてアンテナ感度の劣化を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明に係る小型通信機のアンテナ
の通話時における一実施例を示す斜視図、(b) は図
1(a) の折畳時における斜視図。
【図2】棒状アンテナと平面状アンテナとのvswr特
性図。
【図3】(a) は従来のアンテナが適用された無線機
の通話時における作用説明図、(b)は本実施例の無線
機の通話時において蓋体を直立姿勢としたときの作用説
明図、(c) は蓋体を展張姿勢としたときの作用説明
図。
【図4】アンテナ単体と、本実施例に適用されたアンテ
ナの通話時における直立姿勢及び展張姿勢との水平面内
の平均利得を示す図。
【図5】(a) は机の上に従来の無線機を載置したと
きアンテナの角度が固定されていることを示す斜視図、
(b) は本実施例の無線機においてアンテナの角度を
変えることができることを示す斜視図。
【図6】(a) は通話時における他の実施例を示す斜
視図、(b) は図6(a) の折畳み時における斜視
図。
【図7】(a) は従来の無線機の使用時における斜視
図、(b) は図7(a) の非使用時における斜視図
【図8】(a) は他の従来の無線機の使用時における
斜視図、(b) は図8(a) の非使用時における斜
視図である。
【符号の説明】
1・・・無線機(小型通信機)、3・・・筐体、7・・
・蓋体、9・・・アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  筐体に対して折畳み可能に基端を枢支
    された絶縁体より成る蓋体を備えた小型通信機において
    、この蓋体は、前記筐体の前面を覆う折畳み姿勢と筐体
    の延長線を越える展張姿勢との間を回動自在であり、且
    つ任意の角度をもってロック可能に支持されるとともに
    、該蓋体には所定パタ−ンを有する平面状のアンテナを
    形成したことを特徴とする小型通信機のアンテナ。
JP3170765A 1991-06-14 1991-06-14 小型通信機のアンテナ Pending JPH04368023A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3170765A JPH04368023A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 小型通信機のアンテナ

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JP3170765A JPH04368023A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 小型通信機のアンテナ

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ID=15910967

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JP3170765A Pending JPH04368023A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 小型通信機のアンテナ

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