JPH04367931A - 全加算回路 - Google Patents

全加算回路

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JPH04367931A
JPH04367931A JP14437691A JP14437691A JPH04367931A JP H04367931 A JPH04367931 A JP H04367931A JP 14437691 A JP14437691 A JP 14437691A JP 14437691 A JP14437691 A JP 14437691A JP H04367931 A JPH04367931 A JP H04367931A
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JP
Japan
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bit
circuit
digit
carry
signal
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Application number
JP14437691A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Mine
峰 一雅
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH04367931A publication Critical patent/JPH04367931A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全加算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子計算機等によく使用される全
加算回路としては、図6および図7に示す回路が「CM
OS  VLSI設計の原理、システムの視点から」ネ
ィルH.E.ウェスト,カムラン  エシュラジャン(
Neil  H.E  Weste  &Kamran
  Eshraghian)富沢孝,松山泰男監訳,丸
善株式会社,247頁,285頁)に記載されている。 これらの二つの回路では、1桁の2進数An及びBn及
び下位桁からの桁上げC(n−1)を加算し、和Sn及
び上位桁への桁上げCnを生成する全加算回路である。
【0003】ここにおいて、右小文字は第n(nは正の
整数)ビットを意味する。通常、2進数での最下位の桁
を第0ビット、下位より2桁目を第1ビット、以下同様
に下位から(n−1)桁目を第nビットと称する。図6
及び図7に示した回路の動作を示す真理値を図8に示す
。これら二つの回路は共にCMOS半導体集積回路とす
る。
【0004】まず、図6の回路について、その構成と図
8の真理値図と図9のタイミング図を用いて回路の動作
を説明する。図6の回路は、負論理(否定論理とも称す
る)の桁上げ信号線(510)を有する。即ち、第(n
−1)ビットから第nビットへの桁上げ信号の否定RC
(n−1)を入力し、第nビットから第(n+1)ビッ
トへの桁上げ信号RCnを出力する。また、桁上げ信号
線510はダイナミック保持回路となっている。即ち、
クロックCKが低電位の期間中に、P型FET507に
より桁上げ信号線510が帯電される。
【0005】この信号RCnが正(即ち“1”)である
場合には、N型FET506及びトランスファ・ゲート
504が非導通状態となり、クロックCKが高電位の期
間中は桁上げ信号線(510)上に電荷が保持され、前
記RCnは高電位となる。信号RCnが偽(即ち“0”
)の場合にはN型FET506またはトランスファ・ゲ
ート504のどちらか一方を導通させる。N型FET5
06が導通する場合には、クロックCKが高電位になる
と同時に桁上げ信号線510に帯電していた電荷が2つ
のN型FET506及び511を通して放電され、信号
RCnが低電位となる。
【0006】トランスファ・ゲート504が導通する場
合には信号RC(n−1)が高電位であれば、桁上げ信
号線510上に帯電していた電荷は保持され信号RCn
は高電位となり、信号RC(n−1)が低電位であれば
、桁上げ信号線510上に帯電していた電荷は、トラン
スファ・ゲート504を通して放電され、RCnは低電
位となる。
【0007】以上説明したことから分かる通り、図6の
回路はクロックCKが高電位の期間中に被演算数An及
びBnを変化させると誤動作し、正しい桁上げ信号の値
を得られない。また、下位ビットから上記ビットへの桁
上げ信号の伝播に、1ビット当たりトランスファ・ゲー
ト1段の信号伝達時間を要する。
【0008】次に、図7について、その構成と図10の
タイミング図を用いて回路動作を説明する。被演算数A
n及びBn及び第(n−1)ビットからの桁上げ信号C
(n−1)をFETのゲートに接続したトランジスタを
組み合わせることにより、第nビットから第(n+1)
ビットへの桁上げ信号Cnの否定信号RCnを生成し、
信号RCnをインバータに入力することにより、Cnを
生成する。また、前述と同様のトランジスタ及び信号R
CnをFETのゲートに接続したトランジスタを組み合
わせることにより、和Snの否定信号RSnを生成して
、インバータ605に入力することによりSnを生成す
る。
【0009】図7の回路はスタティック回路、即ち全て
の信号が常にトランジスタを通して電源または接地に接
続されているので、演算のタイミングをクロックに同期
させる必要がない。この回路においては、下位ビットか
ら上位ビットへの桁上がり信号の伝播に、1ビット当た
り論理ゲート2段の信号伝達時間を要する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の全加算
回路を用いて構成した3ビット以上のnビット加算器に
おいては、最下位ビットに入力される桁上げ信号が最上
位ビットから出力される桁上げ信号へ伝播する場合に最
低n段の論理ゲートを通過する。従って桁上げの伝播に
長時間を要するという欠点があった。
【0011】本発明の目的は桁上げ伝播時間の短い全加
算回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の全加算回路は、
第n(nは正の整数)桁目の2つの2進数An及びBn
及び第(n+1)桁目の2つの2進数A(n+1)及び
B(n+1)及び第(n−1)桁目から代n桁目への桁
上げC(n−1)を加算し、第n桁目の和Sn及び第(
n+1)桁目の和S(n+1)及び第(n+1)桁目か
ら第(n+2)桁目への桁上げC(n+1)を生成する
2桁分の回路を構成単位とし、前記2進数An及びBn
の排他的論理和En及び前記2進数A(n+1)及びB
(n+1)の排他的論理和E(n+1)を生成する回路
を有し、2桁毎に1個の開閉器によって開閉器が導通状
態の場合にのみ第(n−1)桁目からの桁上げを第(n
+2)桁目への桁上げとして伝播する回路を有し、前記
En及びE(n+1)の論理積が真の場合に、前記開閉
器を導通状態にし、偽の場合に前記開閉器を非導通状態
にする回路を有し、前記開閉器が非導通状態の場合に、
前記An及びBn及びA(n+1)及びB(n+1)の
条件を判断し、第(n+1)桁目より第(n+2)桁目
への桁上げC(n+1)を生成する回路を有し、前記E
n及びC(n−1)の排他的論理和を生成し、これを前
記第n桁目の和Snとする回路を有し、前記An及びB
n及びC(n−1)より、第n桁目から第(n+1)桁
目への桁上げ信号Cnを生成する回路を有し、前記E(
n+1)及びCnの排他的論理和を生成し、これを前記
第(n+1)桁目の和S(n+1)とする回路を有して
構成されている。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1は本発明の第1の実施例の回路図である。
【0014】本回路は第nビットと第(n+1)ビット
の2ビット構成の全加算回路である。三つの排他的否定
論理和回路1〜3は各々1個のOR−NANDゲートと
1個のNANDゲートで構成される。また排他的論理和
回路4は、各々1個のAND−NORゲートと1個のN
ORゲートで構成される。また、負論理の桁上げ信号線
9はトランスファ・ゲート5に接続されている。
【0015】第nビットの被演算数An及びBn及び第
(n−1)ビットから第nビットへの桁上げ信号の否定
信号RC(n−1)及び第(n+1)ビットの被演算数
A(n+1)及びB(n+1)を加算し、第nビットの
和Sn及び第(n+1)ビットの和S(n+1)及び第
(n+1)ビットから第(n+2)ビットへの桁上げ信
号の否定信号RC(n+1)を生成する。
【0016】図2及び図3は図1の回路の動作を説明す
るために示す真理値図およびタイミング図である。図7
に示した従来の回路はダイナミック回路であり、クロッ
クに同期して動作するのに対して、本実施例の回路はス
タティック回路であり、クロックに同期させる必要はな
い。トランスファ・ゲート5を導通させることにより、
第(n−1)ビットからの桁上げ信号線RC(n−1)
を第(n+2)ビットへ伝播する。また、トランスファ
・ゲート5が導通していない時には、桁上げ生成回路6
により第(n+1)ビットから第(n+2)ビットへの
桁上げ信号RC(n+1)が生成される。
【0017】トランスファ・ゲート5を導通させるかさ
せないかの制御は、桁上げ生成回路6によって行なう。 第nビットの被演算数An及びBnの排他的論理和をE
n、第(n+1)ビットの被演算数A(n+1)及びE
(n+1)の排他的論理和をE(n+1)とすると、E
n及びE(n+1)の論理積が真の時に、トランスファ
・ゲート5を導通させ、偽の時にトランスファ・ゲート
5を導通させない。Enの否定をREn,E(n+1)
の否定をRE(n+1)とすると、En・E(n+1)
は(REn+RE(n+1))の論理否定であるから、
トランスファ・ゲート制御回路7はNORゲートにより
実現できる。
【0018】また、本回路はCMOS構成であるので、
トランスファ・ゲート5は、n型FETとP型FETを
並列に接続したものを用いる。P型FETのゲートには
n型FETに入力する信号の否定論理信号を入力する。
【0019】トランスファ・ゲート5が導通していない
時には桁上げ生成回路6により第(n+1)ビットから
第(n+2)ビットへの桁上げ信号を生成する。桁上げ
生成回路6には、FETのゲートにAn,Bn,A(n
+1)およびB(n+1)を接続したトランジスタを組
み合わせることにより構成する。この回路6はn型FE
TとP型FETを対称に配置して構成することが可能で
ある。
【0020】また、第nビットから第(n+1)ビット
への桁上げ信号Cnは、An・Bn+Bn・C(n−1
)+C(n−1)・Anの論理式で表わせる。生成回路
はAn及びBn及び第(n−1)ビットからの負論理の
桁上げ信号RC(n−1)にインバータを通過させた信
号の三つをFETのゲートに接続したトランジスタを組
み合わせることにより構成する。
【0021】本実施例により3ビット以上のnビット加
算器を作成した場合は、最下位ビットの桁上り入力から
最上位ビットの桁上がり出力までの信号伝播に要する通
過トランジスタ段数は、従来の2分の1となる。
【0022】図4は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。本回路は排他的否定論理和回路1a〜3a及び排他
的論理和生成回路4aの論理構成が図1の回路と異なる
他は全て同様の構成であり、従って回路の動作も同様で
ある。
【0023】本回路はn型FETのP型FETがほぼ対
称に構成されるので、チップ上の素子設計レイアウト(
またはアートワーク)が容易であるという利点を有する
【0024】図5は本発明の第3の実施例のブロック図
である。本回路は、図1または図2の2ビット構成の全
加算回路を、8個並列に連結して16ビット全加算回路
を構成したものである。ここで、(A15〜A0)及び
(B15〜B0)は各々16ビットの被演算数である。 (S15〜S0)は16ビットの和である。また、Ci
nは第0ビットへの桁上がり入力信号、Coutは第1
5ビットからの桁上がり出力信号である。これらの入力
信号及び出力信号は全て正論理である。
【0025】本回路は桁上がり線の信号伝播速度の低下
を防止するために図1または図2の2ビット構成の全加
算回路を4個連結する毎に、桁上げ信号線の入力と出力
に緩衝器としてインバータI7,I8を有する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、全加算回
路において2ビットを基本構成単位とすることにより、
3ビット以上の複数ビットの加算を従来より高速に行な
える効果がある。
【0027】また、スタティック回路構成なので、クロ
ックに同期させる必要がないという効果を有する。さら
に、被演算数An及びBn及びA(n−1)及びB(n
−1)を直接FETのゲートに接続したトランジスタを
組み合わせることによって桁上がり信号を生成している
ので、少数のトランジスタで回路を構成できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための真理値図で
ある。
【図3】図1の回路の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図6】従来の全加算回路の一例の回路図である。
【図7】従来の全加算回路の他の例の回路図である。
【図8】図6,図7の回路の動作を説明するための真理
値図である。
【図9】図6の回路の動作を説明するための信号タイミ
ング図である。
【図10】図7の回路の動作を説明するための信号タイ
ミング図である。
【符号の説明】
1〜3,1a〜3a    否定排他的論理和回路4,
4a    排他的論理和回路 5    トランスファ・ゲート 6,8    桁上げ生成回路 7    トランスファ・ゲート制御回路9    桁
上げ信号線 10    NANDゲート 11    OR−NAND複合ゲート12    N
ORゲート 13    AND−NOR複合ゲートAn    第
nビットの被演算数1 Bn    第nビットの被演算数2 RCn    桁上げ信号 Sn    第nビットの和

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第n(nは正の整数)桁目の2つの2
    進数An及びBn及び第(n+1)桁目の2つの2進数
    A(n+1)及びB(n+1)及び第(n−1)桁目か
    ら第n桁目への桁上げC(n−1)を加算し、第n桁目
    の和Sn及び第(n+1)桁目の和S(n+1)及び第
    (n+1)桁目から第(n+2)桁目への桁上げC(n
    +1)を生成する2桁分の回路を構成単位とし、前記2
    進数An及びBnの排他的論理和En及び前記2進数A
    (n+1)及びB(n+1)の排他的論理和E(n+1
    )を生成する回路を有し、2桁毎に1個の開閉器によっ
    て開閉器が導通状態の場合にのみ第(n−1)桁目から
    の桁上げを第(n+2)桁目への桁上げとして伝播する
    回路を有し、前記En及びE(n+1)の論理積が真の
    場合に、前記開閉器を導通状態にし、偽の場合に前記開
    閉器を非導通状態にする回路を有し、前記開閉器が非導
    通状態の場合に、前記An及びBn及びA(n+1)及
    びB(n+1)の条件を判断し、第(n+1)桁目より
    第(n+2)桁目への桁上げC(n+1)を生成する回
    路を有し、前記En及びC(n−1)の排他的論理和を
    生成し、これを前記第n桁目の和Snとする回路を有し
    、前記An及びBn及びC(n−1)より、第n桁目か
    ら第(n+1)桁目への桁上げ信号Cnを生成する回路
    を有し、前記E(n+1)及びCnの排他的論理和を生
    成し、これを前記第(n+1)桁目の和S(n+1)と
    する回路を有することを特徴とする全加算回路。
  2. 【請求項2】  m(mは2以上の正の整数)個連結し
    、m×2桁の2進数を加算可能であり、複数個毎に桁上
    げ線上に駆動能力向上用の緩衝器を配置することを特徴
    とする請求項1記載の全加算回路。
JP14437691A 1991-06-17 1991-06-17 全加算回路 Pending JPH04367931A (ja)

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