JP2002312160A - 2進キャリー演算回路並びにこれを用いた半加算回路及びインクリメンタ、2進ボロー演算回路並びにこれを用いた半減算回路及びデクリメンタ - Google Patents

2進キャリー演算回路並びにこれを用いた半加算回路及びインクリメンタ、2進ボロー演算回路並びにこれを用いた半減算回路及びデクリメンタ

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JP2002312160A JP2001116174A JP2001116174A JP2002312160A JP 2002312160 A JP2002312160 A JP 2002312160A JP 2001116174 A JP2001116174 A JP 2001116174A JP 2001116174 A JP2001116174 A JP 2001116174A JP 2002312160 A JP2002312160 A JP 2002312160A
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Shuji Yoshida
周二 吉田
Daisuke Miura
大祐 三浦
Toshio Arakawa
利夫 荒川
Mitsuaki Nagasaka
光明 長坂
Kenji Yoshida
賢司 吉田
Hiroyuki Honda
裕之 本田
Kenji Kobayashi
健二 小林
Masayuki Okamoto
雅之 岡本
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模が小さいリップルキャリー型の利点を
維持しつつ、より高速化を達成する。 【解決手段】インクリメンタの最下位桁以外の各半加算
回路の2進キャリー演算回路20は、入力ビットA2が
活性の時オンにされ、下位桁からのキャリー*C2がデ
ータ入力端に供給される転送ゲート212と、入力ビッ
トA2が不活性の時オンにされ、論理値がキャリー*C
2の不活性電位のそれに等しい電源電位VDDと転送ゲ
ート212のデータ出力端との間に接続されたトランジ
スタ23とを有し、該データ出力端の信号が上行桁への
キャリー*C3である。最下位桁以外の2進キャリー演
算回路の転送ゲート212〜214が直列に接続され、
各転送ゲートは入力ビットにより同時にオン/オフ制御
されるので、最下位桁からのキャリーは転送ゲート列を
高速に伝播することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2進キャリー演算
回路、2進ボロー演算回路、2進キャリー演算回路及び
2進ボロー演算回路をそれぞれ用いた半加算回路及び半
減算回路、半加算回路及び半減算回路をそれぞれ用いた
インクリメンタ及びデクリメンタに関し、同期型カウン
タ、加減算器又はALUなどに用いられる。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のリップルキャリー型イ
ンクリメンタを示す。
【0003】このインクリメンタは、非同期で4ビット
入力A1〜A4にビットC1=‘1’を加算して5ビッ
ト出力D1〜D4及びC5を得る。各桁の回路は半加算
回路であり、互いに同一構成である。最下位桁の半加算
回路10は、入力ビットA1とC1の一方が‘1’で他
方が‘0’のとき出力ビットD1を‘1’にするイクス
クルーシブオアゲート11と、入力ビットA1及びC1
が共に‘1’のとき上位桁へのキャリーC2を‘1’に
するアンドゲート12とからなる。
【0004】リップルキャリー型は構成が簡単であり、
回路規模を小さくすることができるが、各桁において下
位桁からのキャリーがアンドゲートで論理演算されるの
で、キャリーC5の確定が遅くなり、低速である。例え
ばC1=‘1’の状態で入力ビットA4〜A1=‘11
11’が供給されると、キャリーC2〜C5が順次
‘1’に変化するので、出力値の確定が遅くなる。
【0005】図12は、特開平5−61645に開示さ
れている全加算器に用いられた2進キャリー演算回路1
2Aを示す。
【0006】この回路12Aは、転送ゲート13〜15
とインバータ16〜18とからなる。A1=‘0’のと
き、転送ゲート13及び14がそれぞれオン及びオフに
なり、D1=C1となる。A1=‘1’のとき、転送ゲ
ート13及び14がそれぞれオフ及びオンになり、D1
=*C1となる。ここに*は反転演算子である。これら
の関係から、転送ゲート13及び14並びにインバータ
16及び17により、イクスクルーシブオアゲート11
Aが構成されている。
【0007】出力ビットD1が‘0’のとき、すなわ
ち、入力ビットA1及び下位桁からのキャリーC1が共
に‘0’又は‘1’のとき、転送ゲート15がオンにな
り、C2=A1となる。
【0008】このような2進キャリー演算回路12Aに
よれば、入力ビットA1が転送ゲート15を通って上位
桁へのキャリーC2となるので、動作が高速であるよう
に見える。しかし、例えばキャリーC1がインバータ1
6、転送ゲート14及びインバータ18を介して転送ゲ
ート15のNMOSトランジスタをオンにするので、動
作の高速化が妨げられる。
【0009】図13は、従来のリップルキャリー型デク
リメンタを示す。
【0010】最下位桁の半減算回路10Xは、入力ビッ
トA1とアンドゲート12の一方の入力端の間にインバ
ータ19が接続されている他は、図11の半加算回路1
0と同一構成である。アンドゲート12の出力であるボ
ローB2は、A1=‘0’かつB1=‘1’のとき
‘1’となる。
【0011】このデクリメンタも、図11のインクリメ
ンタと同様に構成が簡単であり、回路規模を小さくする
ことができるが、各桁において下位桁からのボローがア
ンドゲートで論理演算されるので、ボローB5の確定が
遅くなり、低速である。
【0012】キャリールックアヘッド型のインクリメン
タ及びデクリメンタは、リップルキャリー型よりも動作
が高速であるが、回路規模が大きくなる。
【0013】このように、インクリメンタ及びデクリメ
ンタでは、高速化と回路規模の縮小化とがトレードオフ
の関係になっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、回路規模が小さいリップルキャリ
ー型の利点を維持しつつ、より高速化を達成することが
可能なインクリメンタ及びデクリメンタ、並びに、これ
らの特徴的な構成要素として用いることができる2進キ
ャリー演算回路、半加算回路、2進ボロー演算回路及び
半減算回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
によるインクリメンタの一態様では、入力ビットと下位
桁からのキャリーとを加算して出力ビットと上行桁への
キャリーとを生成する半加算回路を複数有し、該複数の
半加算回路がキャリーに関し縦続接続されている。最下
位桁以外の各半加算回路の2進キャリー演算回路は、該
入力ビットが活性の時オンにされ、該下位桁からのキャ
リーがデータ入力端に供給される転送ゲートと、該入力
ビットが不活性の時オンにされ、論理値が該キャリーの
不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲートのデ
ータ出力端との間に接続されたトランジスタとを有し、
該データ出力端の信号が該上行桁へのキャリーである。
【0016】この構成によれば、最下位桁以外の各半加
算回路の2進キャリー演算回路の転送ゲートが直列に接
続される。各転送ゲートは入力ビットにより同時にオン
/オフ制御されるので、最下位桁からのキャリーは、転
送ゲート列を高速に伝播することができる。
【0017】本発明によるデクリメンタの一態様では、
下位桁からのボローを入力ビットから減算して出力ビッ
トと上行桁へのボローとを生成する半減算回路を複数有
し、該複数の半減算回路がボローに関し縦続接続されて
いる。最下位桁以外の各半加減回路の2進ボロー演算回
路は、該入力ビットが不活性の時オンにされ、該下位桁
からのボローがデータ入力端に供給される転送ゲート
と、該入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該ボ
ローの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲー
トのデータ出力端との間に接続されたトランジスタとを
有し、該データ出力端の信号が該上行桁へのボローであ
る。
【0018】この構成によれば、最下位桁以外の各半減
算回路の2進ボロー演算回路の転送ゲートが直列に接続
される。各転送ゲートは入力ビットにより同時にオン/
オフ制御されるので、最下位桁からのボローは、転送ゲ
ート列を高速に伝播することができる。
【0019】本発明の他の目的、構成及び効果は以下の
説明から明らかになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0021】[第1実施形態]図1は、インクリメンタ
や加算器などに用いられる本発明の第1実施形態の半加
算回路を示す。
【0022】2進キャリー演算回路20は、転送ゲート
21と、インバータ22と、PMOSトランジスタ23
とからなり、図12の2進キャリー演算回路12Aより
も簡単な構成である。
【0023】転送ゲート21は、NMOSトランジスタ
とPMOSトランジスタの並列接続であり、該NMOS
トランジスタのゲートに入力ビットA1が供給され、該
PMOSトランジスタのゲートに、入力ビットA1をイ
ンバータ22で反転した信号*A1が供給される(*は
反転演算子であり、*付符号で示される信号はアクティ
ブロウである。以下同様。)。転送ゲート21のデータ
入力端には、下位桁からのキャリー*C1が供給され
る。転送ゲート21のデータ出力端と電源電位VDDと
の間にはPMOSトランジスタ23が接続され、PMO
Sトランジスタ23のゲートに入力ビットA1が供給さ
れる。上位桁へのキャリー*C2は、転送ゲート21の
データ出力端の信号である。
【0024】上記構成において、A1=‘1’のとき、
転送ゲート21及びPMOSトランジスタ23がそれぞ
れオン及びオフであり、*C2=*C1となる。A1=
‘0’のとき、転送ゲート21及びPMOSトランジス
タ23がそれぞれオフ及びオンであり、キャリー*C1
の値によらず*C2=‘1’となる。したがって、A1
=‘1’かつ*C1=‘0’のときのみ*C2=‘0’
であり、その他の場合には*C2=‘1’である。すな
わち、次の論理式が成立する。
【0025】C2=A1・C1 ・・・(1) 2進キャリー演算回路20の構成上の特徴は、転送ゲー
ト21とPMOSトランジスタ23のオン/オフが逆で
あることと、PMOSトランジスタ23のソース電位V
DDの論理値が、キャリー*C1が不活性の時の論理値
に等しい点である。
【0026】論理回路30では、キャリー*C1と信号
*A1とがアンドゲート31に供給され、上位桁へのキ
ャリー*C2がインバータ32に供給され、アンドゲー
ト31及びインバータ32の出力がノアゲート33に供
給され、ノアゲート33から出力ビットD1が取り出さ
れる。論理回路30の動作は、次の論理式で表される。
【0027】 D1=*(*C1・*A1+C2) =*(*C1・*A1)・*C2 =(C1+A1)・*C2 この式は、上式(1)を用いると次のようになる。
【0028】 したがって、出力ビットD1は、入力ビットA1とキャ
リーC1の一方が‘1’で他方が‘0’のとき‘1’で
あり、その他の場合には‘0’である。
【0029】このような動作により、図1の回路は半加
算回路として機能する。
【0030】図2は、図1の半加算回路が適用された4
ビットインクリメンタを示す回路図である。
【0031】上位3桁の各半加算回路は、図1と同一構
成である。上位3桁の2進キャリー演算回路20の転送
ゲート212〜214は直列に接続されている。キャリ
ー伝播が最も遅くなるのは、入力ビットA1〜A4がい
ずれも‘1’のときである。このとき、転送ゲート21
2〜214が同時にオンになるので、最下位桁からのキ
ャリー*C2は、転送ゲート212〜214を高速に伝
播することができる。この伝播をより高速化するには、
キャリー*C2の立ち下がりの傾斜を急にすればよい。
【0032】そこで、最下位桁の半加算回路40では、
ナンドゲート41を用いて入力ビットA1と固定ビット
C1=‘1’とからキャリー*C2を生成している。ま
た、このナンドゲート41の出力を有効利用してイクス
クルーシブオアゲートを構成するために、C1及びA1
がオアゲート42に供給され、ナンドゲート41及びオ
アゲート42の出力がナンドゲート43に供給され、ナ
ンドゲート43の出力がインバータ44を介し出力ビッ
トD1として取り出される。半加算回路40の動作は、
次の論理式で表される。
【0033】 D1=(C1+A1)・*(C1・A1) =(C1+A1)・(*C1+*A1) =C1・*A1+*C1・A1 したがって、半加算回路40はイクスクルーシブオアゲ
ートとしても機能する。
【0034】キャリー*C2が転送ゲート212〜21
4を通ることによりエッジが鈍るが、最上位桁のインバ
ータ324で波形整形されてシャープエッジのキャリー
C5が得られる。
【0035】次に、図2と図11の回路の具体的な比較
結果を説明する。
【0036】図11のインクリメンタを通常の回路で構
成した場合には50ゲート必要であったのに対し、図2
のそれでは36ゲートであった。また、0.35μmテ
クノロジーで仮想配線容量を用いてシミュレーションを
行なった結果、入力ビットA4〜A1=‘1111’の
最悪条件下でキャリー伝播時間が、図11の場合3.8
nsであったのに対し、図2のそれは2.6nsであっ
た。
【0037】図3は、このシミュレーションで用いた図
2の回路のレイアウト図である。図3では、配線をその
中心線で示し、メタル配線は網掛けでその幅を示し、ポ
リシリコンゲートは斜線でその幅を示している。Nウエ
ル内の各PMOSトランジスタは、ポリシリコンゲート
とその両側のP型拡散領域を有している。Pウエル内の
各NMOSトランジスタは、ポリシリコンゲートとその
両側のN型拡散領域を有している。層間コンタクトは正
方形で示されている。
【0038】本第1実施形態のインクリメンタによれ
ば、従来よりも回路規模を縮小することができると共
に、動作を高速化することができる。
【0039】図4は、図2の4ビットインクリメンタが
4個縦続接続されて構成された16ビットインクリメン
タを示す。
【0040】ビットC1は電源電位VDDに固定されて
おり、16ビット入力A1〜A16が供給されると、こ
れにC1=‘1’を加算した17ビット出力D1〜D1
6及びC17が非同期で得られる。各4ビットインクリ
メンタの最上位桁から出力されるキャリーC5、C8、
C12及びC17はいずれもインバータで駆動能力が増
幅されているので、信号の鈍りによる動作の低下が防止
される。
【0041】[第2実施形態]図5は、本発明の第2実
施形態の半加算回路を示す。
【0042】この回路では、ビット*C1と*A1とが
イクスクルーシブオアゲート11に供給されて出力ビッ
トD1が生成され、出力ビットD1の生成にキャリー*
C2が用いられていない。他の点は図1の回路と同一で
ある。
【0043】図6は、図5においてイクスクルーシブオ
アゲート11が図12中の回路11Aと同一構成である
場合を示す。
【0044】図7は、図6の半加算回路が適用された4
ビットインクリメンタを示す回路図である。最下位桁の
半加算回路40は、図2のそれと同一である。
【0045】この回路の動作は、以上の説明から明らか
であるので省略する。
【0046】[第3実施形態]図8は、本発明の第3実
施形態のインクリメンタを示す。
【0047】図7と同様に、上位3桁の2進キャリー演
算回路20Aの転送ゲート212〜214が直列に接続
されているので、キャリー伝搬の高速化が達成される。
この回路の特徴は、各桁の上位側へのキャリーが非反転
信号である。
【0048】最下位桁の半加算回路40Aでは、図2の
ナンドゲート41の替わりにアンドゲート41Aが用い
られている。
【0049】このアンドゲート41Aの出力を有効利用
してイクスクルーシブオアゲート11を構成するため
に、固定ビットC1=‘1’及び入力ビットA1がノア
ゲート42Aに供給され、アンドゲート41A及びノア
ゲート42Aの出力がノアゲート45に供給され、ノア
ゲート45から出力ビットD1が取り出される。半加算
回路40Aの動作は、次の論理式で表される。
【0050】 D1=*(*(C1+A1)+C1・A1) =(C1+A1)・(*C1+*A1) =C1・*A1+*C1・A1 したがって、半加算回路40Aはイクスクルーシブオア
ゲートとしても機能する。
【0051】他の桁の2進キャリー演算回路20Aで
は、転送ゲート21のデータ出力端とグランドとの間に
NMOSトランジスタ23Aが接続され、NMOSトラ
ンジスタ23Aのゲートにインバータ22の出力が供給
されている点で、図1の回路20と異なる。
【0052】A2=‘1’のとき、転送ゲート212及
びNMOSトランジスタ23Aがそれぞれオン及びオフ
であり、C3=C2となる。A2=‘0’のとき、転送
ゲート212及びNMOSトランジスタ23Aがそれぞ
れオフ及びオンであり、下位桁からのキャリーC2の値
によらずC3=‘0’となる。したがって、A2=
‘1’かつC2=‘1’のときのみC3=‘1’であ
り、その他の場合にはC3=‘0’である。すなわち、
2進キャリー演算回路20Aはアンドゲートとして機能
する。
【0053】2進キャリー演算回路20Aの構成上の特
徴は、転送ゲート212とNMOSトランジスタ23A
のオン/オフが逆であることと、NMOSトランジスタ
23Aのソース電位0Vの論理値が、キャリーC2が不
活性の時の論理値に等しい点であり、この点は上述した
図1の回路のそれと同一である。
【0054】イクスクルーシブオアゲート11Aには、
キャリーC2及び入力ビットA2が供給される。
【0055】また、最上位桁の転送ゲート214のデー
タ出力端の信号は、インバータ324及び325を介
し、波形整形されたキャリーC5となる。
【0056】この回路の動作は、以上の説明から明らか
であるので省略する。
【0057】[第4実施形態]図9は、本発明の第4実
施形態のデクリメンタを示す。
【0058】この回路も、上位3桁の2進ボロー演算回
路20Xの転送ゲート212〜214が直列に接続され
ているので、ボロー伝搬の高速化が達成される。
【0059】最下位桁の半減算回路40Xでは、ナンド
ゲート41及びインバータ46を用いて入力ビットA1
と固定ビットB1=‘1’とからボロー*B2を生成し
ており、A1=‘0’かつB1=‘1’のときのみ*B
2=0となる。
【0060】また、インバータ46及びナンドゲート4
1の出力を有効利用してイクスクルーシブオアゲートを
構成するために、B1及びインバータ46の出力*A1
がオアゲート42に供給され、ナンドゲート41及びオ
アゲート42の出力がナンドゲート43に供給され、ナ
ンドゲート43から出力ビットD1が取り出される。半
減算回路40Xの動作は、次の論理式で表される。
【0061】 D1=*((B1+*A1)・*(B1・*A1)) =*(B1+*A1)+(B1・*A1) =*B1・A1+B1・*A1 したがって、半加算回路40Aはイクスクルーシブオア
ゲートとしても機能する。
【0062】2進ボロー演算回路20Xは、入力ビット
A2に対するオン/オフ動作が図2の2進キャリー演算
回路20のそれと逆になるように接続されている。
【0063】A2=‘0’のとき、転送ゲート212及
びPMOSトランジスタ23がそれぞれオン及びオフで
あり、*B3=*B2となる。A2=‘1’のとき、転
送ゲート212及びPMOSトランジスタ23がそれぞ
れオフ及びオンであり、ボロー*B2の値によらず*B
3=‘1’となる。したがって、A2=‘0’かつ*B
2=‘0’のときのみ*B3=‘0’であり、その他の
場合には*B3=‘1’である。すなわち、次の論理式
が成立する。
【0064】B3=*A2・B2 ・・・(3) 2進ボロー演算回路20Xの構成上の特徴は、転送ゲー
ト212とPMOSトランジスタ23のオン/オフが逆
であることと、PMOSトランジスタ23のソース電位
VDDの論理値が、ボロー*B2が不活性の時の論理値
に等しい点であり、この点は上述した図1の回路のそれ
と同一である。
【0065】論理回路30Aでは、ボロー*B2をイン
バータ37で反転したB2と、インバータ22の出力*
A2とがオアゲート38に供給され、オアゲート38の
出力とボロー*B3とがナンドゲート39に供給され、
ナンドゲート39から出力ビットD2が取り出される。
論理回路30Aの動作は、次の論理式で表される。
【0066】 D1=*((B2+*A2)・*B3) =*B2・A2+B3 この式は、上式(3)を用いると次のようになる。
【0067】 D1=A2・*B2+*A2・B2 ・・・(4) このような動作により、各桁の回路は半減算回路として
機能する。
【0068】図9のデクリメンタの動作は、以上の説明
から明らかであるので省略する。
【0069】この第4実施形態のデクリメンタによって
も、上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
【0070】[第5実施形態]図10は、本発明の第5
実施形態のデクリメンタを示す。
【0071】この回路も、上位3桁の2進ボロー演算回
路20Yの転送ゲート212〜214が直列に接続され
ているので、ボロー伝搬の高速化が達成される。この回
路の特徴は、各桁の上位側へのボローが非反転信号であ
る。
【0072】最下位桁の半減算回路40Yでは、図9の
ナンドゲート41の替わりにアンドゲート41Aが用い
られている。
【0073】このアンドゲート41Aの出力を有効利用
してイクスクルーシブオアゲートを構成するために、固
定ビットB1=‘1’と、入力ビットA1をインバータ
46で反転した信号*A1とがノアゲート42Aに供給
され、アンドゲート41A及びノアゲート42Aの出力
がオアゲート45Aに供給され、オアゲート45Aから
出力ビットD1が取り出される。半減算回路40Yの動
作は、次の論理式で表される。
【0074】 D1=*(B1+*A1)+B1・*A1 =*B1・A1+B1・*A1 したがって、半減算回路40Yはイクスクルーシブオア
ゲートとしても機能する。
【0075】他の桁の2進ボロー演算回路20Yでは、
転送ゲート212のデータ出力端とグランドとの間にN
MOSトランジスタ23Aが接続され、NMOSトラン
ジスタ23Aのゲートに入力ビットA2が供給される点
で、図9の2進ボロー演算回路20Xと異なる。
【0076】A2=‘0’のとき、転送ゲート212及
びNMOSトランジスタ23Aがそれぞれオン及びオフ
であり、B3=B2となる。A2=‘1’のとき、転送
ゲート212及びNMOSトランジスタ23Aがそれぞ
れオフ及びオンであり、ボローB2の値によらずB3=
‘0’となる。したがって、A2=‘0’かつB2=
‘1’のときのみB3=‘1’であり、その他の場合に
はB3=‘0’である。すなわち、2進ボロー演算回路
20Yの動作は、次の論理式で表される。
【0077】B3=*A2・B2 ・・・(5) 2進ボロー演算回路20Yの構成上の特徴は、転送ゲー
ト212とNMOSトランジスタ23Aのオン/オフが
逆であることと、NMOSトランジスタ23Aのソース
電位0Vの論理値が、ボローB2が不活性の時の論理値
に等しい点であり、この点は上述した図1の回路のそれ
と同一である。
【0078】イクスクルーシブオアゲート11Aには、
ボローB2及び入力ビットA2が供給される。
【0079】また、最上位桁の転送ゲート214のデー
タ出力端の信号は、インバータ324及び325を介し
波形整形されたボローB5となる。
【0080】図10のデクリメンタの動作は、以上の説
明から明らかであるので省略する。
【0081】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、上記各実施形態では入力ビット及び出
力ビットがいずれも正論理である場合を説明したが、入
力ビット及び出力ビットの一方又は両方が負論理である
場合の回路構成も本発明に含まれる。また、インクリメ
ンタ及びデクリメンタの最下位桁回路は、上位桁回路と
同一であってもよい。
【0082】本発明には以下の付記が含まれる。
【0083】(付記1) 入力ビットが活性の時オンに
され、下位桁からのキャリーがデータ入力端に供給され
る転送ゲートと、該入力ビットが不活性の時オンにさ
れ、論理値が該キャリーの不活性電位のそれに等しい電
源電位と該転送ゲートのデータ出力端との間に接続され
たトランジスタと、を有し、該データ出力端から上位桁
へのキャリーが取り出されることを特徴とする2進キャ
リー演算回路。(1) (付記2) 第1入力ビットが活性の時オンにされ、第
2ビットがデータ入力端に供給される転送ゲートと、該
第1入力ビットが不活性の時オンにされ、論理値が該第
2ビットの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送
ゲートのデータ出力端との間に接続されたトランジスタ
と、該第1入力ビットと該第2ビットの一方が活性で他
方が不活性である時に出力ビットを活性にする論理回路
と、を有し、該データ出力端の信号が上行桁へのキャリ
ーであることを特徴とする半加算回路。(2) (付記3) 上記第2ビットはアクティブロウの信号で
あり、上記電源電位は高電位であることを特徴とする付
記2記載の半加算回路。
【0084】(付記4) 上記第2ビットはアクティブ
ハイの信号であり、上記電源電位は低電位であることを
特徴とする付記2記載の半加算回路。
【0085】(付記5) 入力ビットと下位桁からのキ
ャリーとを加算して出力ビットと上行桁へのキャリーと
を生成する半加算回路を複数有し、該複数の半加算回路
がキャリーに関し縦続接続されたインクリメンタであっ
て、最下位桁以外の各半加算回路は、該入力ビットが活
性の時オンにされ、該下位桁からのキャリーがデータ入
力端に供給される転送ゲートと、該入力ビットが不活性
の時オンにされ、論理値が該キャリーの不活性電位のそ
れに等しい電源電位と該転送ゲートのデータ出力端との
間に接続されたトランジスタと、該入力ビットと該下位
桁からのキャリーの一方が活性で他方が不活性である時
に該出力ビットを活性にする論理回路と、を有し、該デ
ータ出力端の信号が該上行桁へのキャリーであることを
特徴とするインクリメンタ。(3) (付記6) 上記複数の半加算回路のうち最下位桁のそ
れは、上位桁へのキャリーを生成するナンドゲート又は
アンドゲートを有することを特徴とする付記5記載のイ
ンクリメンタ。(4) (付記7) 上記複数の半加算回路のうち最上位桁のそ
れは、上記転送ゲートのデータ出力端に接続されキャリ
ー信号を波形整形するインバータを有することを特徴と
する付記5又は6記載のインクリメンタ。(5) (付記8) 入力ビットが不活性の時オンにされ、下位
桁からのボローがデータ入力端に供給される転送ゲート
と、該入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該ボ
ローの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲー
トのデータ出力端との間に接続されたトランジスタと、
を有し、該データ出力端から上位桁へのボローが取り出
されることを特徴とする2進ボロー演算回路。(6) (付記9) 第1入力ビットが不活性の時オンにされ、
第2ビットがデータ入力端に供給される転送ゲートと、
該第1入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該第
2ビットの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送
ゲートのデータ出力端との間に接続されたトランジスタ
と、該第1入力ビットと該第2ビットの一方が活性で他
方が不活性である時に出力ビットを活性にする論理回路
と、を有し、該データ出力端の信号が上行桁へのボロー
であることを特徴とする半減算回路。(7) (付記10) 上記第2ビットはアクティブロウの信号
であり、上記電源電位は高電位であることを特徴とする
付記9記載の半減算回路。
【0086】(付記11) 上記第2ビットはアクティ
ブハイの信号であり、上記電源電位は低電位であること
を特徴とする付記9記載の半減算回路。
【0087】(付記12) 下位桁からのボローを入力
ビットから減算して出力ビットと上行桁へのボローとを
生成する半減算回路を複数有し、該複数の半減算回路が
ボローに関し縦続接続されたデクリメンタであって、最
下位桁以外の各半加減回路は、該入力ビットが不活性の
時オンにされ、該下位桁からのボローがデータ入力端に
供給される転送ゲートと、該入力ビットが活性の時オン
にされ、論理値が該ボローの不活性電位のそれに等しい
電源電位と該転送ゲートのデータ出力端との間に接続さ
れたトランジスタと、該入力ビットと該下位桁からのボ
ローの一方が活性で他方が不活性である時に該出力ビッ
トを活性にする論理回路と、を有し、該データ出力端の
信号が該上行桁へのボローであることを特徴とするデク
リメンタ。(8) (付記13) 上記複数の半減算回路のうち最下位桁の
それは、上位桁へのボローを生成するナンドゲート又は
アンドゲートと、入力ビットを反転させて該ナンドゲー
ト又はアンドゲートの入力端へ供給するインバータとを
有することを特徴とする付記12記載のデクリメンタ。
【0088】(付記14) 上記複数の半減算回路のう
ち最上位桁のそれは、上記転送ゲートのデータ出力端に
接続されボロー信号を波形整形するインバータを有する
ことを特徴とする付記12又は13記載のデクリメン
タ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の半加算回路を示す図で
ある。
【図2】図1の半加算回路が適用された4ビットインク
リメンタを示す回路図である。
【図3】図2の回路のレイアウト図である。
【図4】図2の4ビットインクリメンタが4個縦続接続
されて構成された16ビットインクリメンタを示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の第2実施形態の半加算回路を示す図で
ある。
【図6】図5において転送ゲートを用いてイクスクルー
シブオアゲートを構成した場合を示す回路図である。
【図7】図6の半加算回路が適用された4ビットインク
リメンタを示す回路図である。
【図8】本発明の第3実施形態のインクリメンタを示す
回路図である。
【図9】本発明の第4実施形態のデクリメンタを示す回
路図である。
【図10】本発明の第5実施形態のデクリメンタを示す
回路図である。
【図11】従来のリップルキャリー型インクリメンタを
示す論理回路図である。
【図12】転送ゲートを用いた従来の2進キャリー演算
回路を示す図である。
【図13】従来のリップルキャリー型デクリメンタを示
す論理回路図である。
【符号の説明】
10、40、40A 半加算回路 10X、40X、40Y 半減算回路 11、11A イクスクルーシブオアゲート 12、31、41A アンドゲート 13〜15、21、212〜214 転送ゲート 16〜18、22、32、322〜325、37、4
4、46 インバータ 20、20A 2進キャリー演算回路 20X、20Y 2進ボロー演算回路 38、42、45A オアゲート 33、42A、45 ノアゲート 39、41、43 ナンドゲート 30、30A 論理回路 23 PMOSトランジスタ 23A NMOSトランジスタ A1〜A4 入力ビット C2〜C5、*C2〜*C4、C8、C12、C17
キャリー B2〜B5、*B2〜*B4 ボロー C1、B1 ‘1’固定ビット D1〜D4 出力ビット VDD 電源電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 利夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 長坂 光明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉田 賢司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 本田 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 小林 健二 愛知県名古屋市西区康生通2丁目20番1号 株式会社メイテック内 (72)発明者 岡本 雅之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B016 AA01 BA02 CA01 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビットが活性の時オンにされ、下位
    桁からのキャリーがデータ入力端に供給される転送ゲー
    トと、 該入力ビットが不活性の時オンにされ、論理値が該キャ
    リーの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲー
    トのデータ出力端との間に接続されたトランジスタと、 を有し、該データ出力端から上位桁へのキャリーが取り
    出されることを特徴とする2進キャリー演算回路。
  2. 【請求項2】 第1入力ビットが活性の時オンにされ、
    第2ビットがデータ入力端に供給される転送ゲートと、 該第1入力ビットが不活性の時オンにされ、論理値が該
    第2ビットの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転
    送ゲートのデータ出力端との間に接続されたトランジス
    タと、 該第1入力ビットと該第2ビットの一方が活性で他方が
    不活性である時に出力ビットを活性にする論理回路と、 を有し、該データ出力端の信号が上行桁へのキャリーで
    あることを特徴とする半加算回路。
  3. 【請求項3】 入力ビットと下位桁からのキャリーとを
    加算して出力ビットと上行桁へのキャリーとを生成する
    半加算回路を複数有し、該複数の半加算回路がキャリー
    に関し縦続接続されたインクリメンタであって、最下位
    桁以外の各半加算回路は、 該入力ビットが活性の時オンにされ、該下位桁からのキ
    ャリーがデータ入力端に供給される転送ゲートと、 該入力ビットが不活性の時オンにされ、論理値が該キャ
    リーの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲー
    トのデータ出力端との間に接続されたトランジスタと、 該入力ビットと該下位桁からのキャリーの一方が活性で
    他方が不活性である時に該出力ビットを活性にする論理
    回路と、 を有し、該データ出力端の信号が該上行桁へのキャリー
    であることを特徴とするインクリメンタ。
  4. 【請求項4】 上記複数の半加算回路のうち最下位桁の
    それは、上位桁へのキャリーを生成するナンドゲート又
    はアンドゲートを有することを特徴とする請求項5記載
    のインクリメンタ。
  5. 【請求項5】 上記複数の半加算回路のうち最上位桁の
    それは、上記転送ゲートのデータ出力端に接続されキャ
    リー信号を波形整形するインバータを有することを特徴
    とする請求項5又は6記載のインクリメンタ。
  6. 【請求項6】 入力ビットが不活性の時オンにされ、下
    位桁からのボローがデータ入力端に供給される転送ゲー
    トと、 該入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該ボロー
    の不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲートの
    データ出力端との間に接続されたトランジスタと、 を有し、該データ出力端から上位桁へのボローが取り出
    されることを特徴とする2進ボロー演算回路。
  7. 【請求項7】 第1入力ビットが不活性の時オンにさ
    れ、第2ビットがデータ入力端に供給される転送ゲート
    と、 該第1入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該第
    2ビットの不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送
    ゲートのデータ出力端との間に接続されたトランジスタ
    と、 該第1入力ビットと該第2ビットの一方が活性で他方が
    不活性である時に出力ビットを活性にする論理回路と、 を有し、該データ出力端の信号が上行桁へのボローであ
    ることを特徴とする半減算回路。
  8. 【請求項8】 下位桁からのボローを入力ビットから減
    算して出力ビットと上行桁へのボローとを生成する半減
    算回路を複数有し、該複数の半減算回路がボローに関し
    縦続接続されたデクリメンタであって、最下位桁以外の
    各半加減回路は、 該入力ビットが不活性の時オンにされ、該下位桁からの
    ボローがデータ入力端に供給される転送ゲートと、 該入力ビットが活性の時オンにされ、論理値が該ボロー
    の不活性電位のそれに等しい電源電位と該転送ゲートの
    データ出力端との間に接続されたトランジスタと、 該入力ビットと該下位桁からのボローの一方が活性で他
    方が不活性である時に該出力ビットを活性にする論理回
    路と、 を有し、該データ出力端の信号が該上行桁へのボローで
    あることを特徴とするデクリメンタ。
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