JPH04367438A - 蓋巻締缶 - Google Patents

蓋巻締缶

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Publication number
JPH04367438A
JPH04367438A JP14353691A JP14353691A JPH04367438A JP H04367438 A JPH04367438 A JP H04367438A JP 14353691 A JP14353691 A JP 14353691A JP 14353691 A JP14353691 A JP 14353691A JP H04367438 A JPH04367438 A JP H04367438A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
resin
reinforcing layer
chuck wall
wall radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP14353691A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Washisaki
俊朗 鷲崎
Takashi Shimizu
孝志 清水
Kazuo Taira
和雄 平
Seishichi Kobayashi
小林 誠七
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋巻締缶に関するもの
で、より詳細には、落下強度、耐圧強度、耐腐食性等に
優れた補強蓋巻締缶に関する。本発明は特に、蓋が比較
的薄い金属素材から形成されていながら上記特徴を有す
る巻締缶に関する。
【0002】
【従来の技術】缶詰用缶の分野では、缶胴の少なくとも
一方のフランジと缶蓋とを巻締めした所謂ツーピース缶
やスリーピース缶が広く使用されている。缶蓋としては
、周辺に卷締用溝、中央にパネル部及び卷締用溝とパネ
ル部との間に形成されたカウンターシンク部を備えたも
のが一般的であり、このカウンターシンク部は、缶胴フ
ランジ部との間で二重巻締めを確実なものとすると共に
、内圧によるバックリング変形を防止する作用を行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】近年、缶詰製品のコ
ストを低減させるため、缶の強度等を実質上低下させる
ことなく、金属素材のコストを低減させる努力が払われ
ている。金属素材コストを低減させるには、厚みが小さ
く、しかも強度の比較的大きい素材を用いることが有効
であるが、厚みが或る限界値を下回ると、蓋形状のデザ
インを如何に工夫しても、カウンターシンク部のチャッ
クウオールラジアス部乃至その近傍に内圧による膨らみ
変形を生じるようになり、耐圧性が著しく低下すること
がわかった。また、チャックウオールラジアス部乃至そ
の近傍にこの様な変形が生じる場合には、缶蓋の耐食性
も著しく低下することがわかった。
【0004】従って本発明の目的は、金属素材が薄肉化
されている場合にもチャックウオールラジアス部乃至そ
の近傍の膨らみ変形が防止され、落下強度、耐圧強度及
び耐腐食性の組合せに優れた補強巻締缶を提供するにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、簡単な手段でチャッ
クウオールラジアス部乃至その近傍の膨らみ変形を防止
することができ、これにより耐圧強度等を低下させるこ
となしに金属素材の厚みを減少させて、素材コストを低
減させ且つ容器重量を軽減させることが可能な補強巻締
缶を提供するにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、少な
くとも一方の端部に卷締用フランジを備えた缶胴と、周
辺に卷締用溝、中央にパネル部及び卷締用溝とパネル部
との間に形成されたカウンターシンク部を備えた缶蓋と
、缶胴と缶蓋との間に形成された卷締部とから成る蓋卷
締缶において、前記缶蓋カウンターシンク部のチャック
ウオールラジアス部乃至その近傍に、厚みが50μm以
上の部分厚盛り樹脂補強層を設けて成ることを特徴とす
る補強蓋卷締缶が提供される。
【0007】
【作用】本発明の蓋卷締缶は、少なくとも一方の端部に
卷締用フランジを備えた缶胴と、周辺に卷締用溝、中央
にパネル部及び卷締用溝とパネル部との間に形成された
カウンターシンク部を備えた缶蓋と、缶胴と缶蓋との間
に形成された卷締部とから成るが、前記缶蓋カウンター
シンク部のチャックウオールラジアス部乃至その近傍に
、厚みが50μm以上の部分厚盛り樹脂補強層を設けた
ことが顕著な特徴である。
【0008】金属素材を薄肉にした場合、内圧による缶
蓋の変形は先ず、カウンターシンク部のチャックウオー
ルラジアス部の缶軸方向への膨出変形として現れる。か
くして、チャックウオールラジアス部におけるこの変形
を防止すれば、缶蓋の耐圧強度を向上させ得ることが期
待される。本発明に従い、チャックウオールラジアス部
乃至その近傍に樹脂をコートしたものでは、未処理のも
のに比して一定の内圧に対する膨出変形量が小さい値に
抑制されており、樹脂のコートがチャックウオールラジ
アス部の膨出変形を抑制するのに有効であるという予想
外の作用がある。また、実際の耐圧強度を測定すると、
後述する例に示すとおり、未処理のものでは5.7kg
/cm2 のオーダーであるのに対して、コート処理を
行ったものでは6.5kg/cm2 のオーダーであっ
て、耐圧強度の著しい向上がもたらされていることが了
解される。
【0009】本発明の蓋巻締缶において、チャックウオ
ールラジアス部乃至その近傍という極めて限定された部
分にのみ、厚みが50μm以上の部分厚盛り樹脂補強層
を設けるのみで、上記部分の膨出変形の抑制と缶蓋の耐
圧強度の向上とが可能となるという理由は、未だ十分に
明らかではないが、缶蓋のチャックウオールラジアス部
では絞り成形によって金属素材の厚みが薄肉化されてい
ることからみて、樹脂層による強度の増大作用があると
同時に、金属素材にかかる応力を分散して局部的な膨出
変形を防止するように作用するためと信じられる。
【0010】本発明では、チャックウオールラジアス部
乃至その近傍に施された部分厚盛り樹脂補強層は、缶の
落下強度をも向上させる。これは、上記部分厚盛り樹脂
補強層が落下による衝撃等を分散吸収して、チャックウ
オールラジアス部の過大な変形を防止するためと信じら
れる。また、この部分厚盛り樹脂補強層は、コーラ等を
収容する内圧缶として使用したとき、缶の耐食性、特に
缶底部のチャックウオールラジアス部乃至その近傍にお
けるアンダーフィルム・コロージョンや孔食に対する耐
食性を顕著に向上させることがわかった。これは、樹脂
補強層が上記部分の金属素材の局部的な変形を防止して
、内面塗膜におけるクラックや剥離の発生を防止するか
らと思われる。
【0011】
【発明の好適態様】
缶蓋の構造 本発明に用いる缶蓋は、周辺に卷締用溝、中央にパネル
部及び卷締用溝とパネル部との間に形成されたカウンタ
ーシンク部を備えている限り、任意の缶蓋であってよく
、易開口性(イージイオープン)缶蓋であっても、通常
の缶蓋であってもよい。また、前者の易開口性(イージ
イオープン)缶蓋は、パネル全面が取り外されるフルオ
ープンタイプのものでも、パネルの一部が取り外される
リキッドポアタイプのものであってもよい。また、開い
たスコア線を用いる開口片非脱着型のものでも、閉じた
スコア線を用いる開口片脱着型のものでもよい。
【0012】易開口性(イージイオープン)缶蓋は、一
般に蓋パネル部に設けられたスコア線で区画される開口
部と、開口部に取付支点を介して設けられた開封用タブ
とからなる。開封用タブは、公知の易開口性蓋の開封用
タブと同様に、一端部に蓋への取付支点、他端部に指に
よる把持部を設けたものである。取付支点は、いわゆる
リベットによる支点でも接着による支点でもよい。この
タイプの缶蓋の開口は、何れも開封用タブの把持部を持
ち上げることにより行われるが、フルオープンタイプの
場合には開封用タブの先端に押し裂き用先端が設けられ
ていて、スコアをまず押し裂いてから開封を行うものが
一般的であり、リキッドポアタイプの場合には、開封用
タブの取付支点近傍で引張りによるスコア切断を行うも
のが一般的である。
【0013】本発明の缶蓋の一例(通常の缶蓋)の構造
を示す図1において、Aは上面図及びBは側面断面図で
ある。この缶蓋1は、缶胴側面内面に嵌合されるべきカ
ウンターシンク(環状リム部)2を介して、その内周側
にチャックウオールラジアス部3、その内側のパネル部
4を有しており、その外周側に密封用溝5を備えている
。密封用溝5には、密封用ゴム組成物(シーラント)7
がライニングされていて、缶胴フランジ(図示せず)と
の間に密封が行なわれるようになっている。
【0014】カウンターシンク2は倒立切頭円錐体面の
形状をしており、チャックウオールラジアス部3はこの
倒立切頭円錐体面の下側に滑らかに接続されている。チ
ャックウオールラジアス部3は径方向断面が下向きに凸
の曲面となっており、その曲率半径(Rc)は、耐圧性
や巻締性の点で、一般に0.3乃至3.0mm、特に0
.5乃至1.0mmの範囲にある。カウンターシンク2
の高さ(H)は、缶蓋の径等にも依存するが、一般に2
乃至10mm、特に3.5乃至8mmの範囲にあるのが
よい。また、そのテーパ角度(θ)は、耐圧性や巻締性
の点で、一般に0乃至20度、特に5乃至16度の範囲
にあるのがよい。更に、チャックウオールラジアス部3
とパネル部4とは、正立切頭円錐面からなる接続部9を
介して接続するのが耐圧性の点で望ましい。
【0015】本発明によれば、図1Bに示す通り、この
チャックウオールラジアス部3乃至その近傍に、部分厚
盛り樹脂補強層10を設ける。この部分厚盛り樹脂補強
層10は50μm以上の厚みで設けられていることが耐
圧性の点で重要であり、上記厚みよりも少ない場合には
所望の耐変形性及び耐圧性の向上は望めない。この樹脂
層は、一般に100kg/mm2 以上、特に150k
g/mm2 以上のヤング率と2kg/mm2 以上、
特に4kg/mm2 以上の引張り強度を有するべきで
あり、この条件を満足する範囲で熱硬化性樹脂でも、熱
可塑性樹脂でも使用し得る。部分厚盛り樹脂補強層10
のヤング率及び引張り強度を増加する上で好ましい一つ
の手段は、樹脂中に繊維補強材を含有せしめることであ
る。
【0016】缶蓋の内、缶内圧により最も膨出変形を生
じ易いところは、チャックウオールラジアス部3であり
、この意味でチャックウオールラジアス部3乃至その近
傍に部分厚盛り樹脂補強層10を設けることは前記部分
の変形を防止する上で顕著な効果をもたらす。しかしな
がら、チャックウオールラジアス部3とカウンターシン
ク2の少なくとも下方部を被覆するように部分厚盛り樹
脂補強層を設けることは補強効果が最も顕著であり、耐
圧性、落下強度及び耐食性の点で最も顕著な利点をもた
らすことが判明した。部分厚盛り樹脂補強層は缶蓋外面
に設けても或いは缶蓋内面に設けてもよいが、一般には
缶内面に設けた方が総合的に利点がある。
【0017】本発明による缶蓋の他の例(イージイオー
プン蓋)の構造を示す図2において、Aは上面図及びB
は側面断面図である。このイージイオープン蓋1は、図
1と同様のカウンターシンク及びチャックウオールラジ
アス部の構造を有するが、パネル部4には開口すべき部
分12を区画するスコア11が設けられている。この開
口すべき部分12には蓋材を缶蓋外面側に突出させて形
成したリベット13が形成され、開封用プルタブ14が
、このリベット13のリベット打ちにより固定されてい
る。この具体例において、開封用プルタブ14は、一端
に開封用剛体部15及び他端に把持用リング16を有し
、開封用剛体部15に近接してリベット13で固定され
る支点部分17が存在する。開封用プルタブ14は、そ
の開封用剛体部15がスコアの開封開始部8と近接する
ように設けられている。
【0018】開封に際しては、開封用タブ14のリング
16を把持して、これを上方に持ち上げる。これにより
開封用タブ14の開封用剛体部15が回転し、スコア1
1の一部が剪断開始される。次いで、リング16を把持
してこれを上方に引張ることにより、スコア11の残留
部が破断されて開封が容易に行なわれる。
【0019】缶蓋素材 本発明に用いる缶蓋素材は、金属素材或いは金属素材と
各種樹脂素材との被覆構造体からなる。金属素材として
は、例えば各種表面処理鋼板や、アルミニウム等の軽金
属板が挙げられ、缶蓋に内圧による膨出変形を生じ易い
金属素材、特に厚みが0.07乃至0.35mm、好適
には0.10乃至0.30mmのものに有用である。
【0020】表面処理鋼板としては、冷間圧延鋼板を焼
鈍後、二次冷間圧延し、亜鉛メッキ、錫メッキ、ニッケ
ルメッキ、電解クロム酸処理、クロム酸処理等の表面処
理鋼板の一種または二種以上行ったものを用いることが
できる。好適な表面処理鋼板の一例は、電解クロム酸処
理鋼板であり、特に10乃至200mg/m2 の金属
クロム層と1乃至50mg/m2 (金属クロム換算)
のクロム酸化物層とを備えたものであり、このものは塗
膜密着性と耐腐食性との組合せに優れている。表面処理
鋼板の他の例は、0.5乃至11.2g/m2 の錫メ
ッキ量を有する硬質ブリキ板である。
【0021】更に、アルミニウムメッキ、アルミニウム
圧接等を施したアルミニウム被覆鋼板が使用できる。軽
金属としては、所謂純アルミニウム板の他にアルミニウ
ム合金板が使用される。耐腐食性と加工性との点で優れ
たアルミニウム合金板は、Mn :0.2乃至1.5重
量%、Mg :0.8乃至5重量%、Zn :0.25
乃至0.3重量%及びCu :0.15乃至0.25重
量%、残部がAlの組成を有するものである。
【0022】本発明で用いる金属素材には成形に先立っ
て予め保護塗膜を形成させておくこともできるし、また
成形後に保護塗膜を設けることもできる。保護塗料とし
ては、熱硬化性及び熱可塑性樹脂から成る任意の保護塗
料:例えばフェノール−エポキシ塗料、アミノ−エポキ
シ塗料等の変性エポキシ塗料;例えば塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体部分
ケン化物、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共
重合体、エポキシ変性−、エポキシアミノ変性−、或い
はエポキシフェノール変性−ビニル樹脂塗料等のビニル
または変性ビニル塗料;アクリル樹脂系塗料;スチレン
−ブタジエン系共重合体等の合成ゴム系塗料等の単独ま
たは2種以上の組合せが使用される。
【0023】これらの塗料は、エナメル或いはラッカー
等の有機溶媒溶液の形で、或いは水性分散液または水溶
液の形で、ローラ塗装、スプレー塗装、浸漬塗装、静電
塗装、電気泳動塗装等の形で金属素材に施す。勿論、前
記樹脂塗料が熱硬化性の場合には、必要により塗料を焼
付ける。また絞り−しごき加工を行う場合には、加工後
のカップにスプレー塗布等の手段で、前記塗料を缶胴に
施す。勿論、加工前と加工後との二段階で塗料を施すこ
ともできる。これら有機塗膜は腐食防止及び加工性向上
の見地から、一般に2乃至30μm,特に3乃至20μ
mの厚み(乾燥状態)を有することが望ましい。
【0024】金属素材に塗料を施す代わりに、熱可塑性
樹脂フィルムをラミネートしたものを用いることもでき
る。ラミネートに用いる熱可塑性樹脂フィルムとしては
、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリルエステル共重合体、アイオノマー、酸乃至酸
無水物変性オレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂フィル
ム:ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、エチレンテレフタレート/イソフタレート共
重合体等のポリエステルフィルム:ナイロン6、ナイロ
ン6,6、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド
フィルム:ポリ塩化ビニルフィルム:ポリ塩化ビニリデ
ンフィルム等を挙げることができる。
【0025】これらのフィルムは未延伸のものでも、二
軸延伸のものでもよい。その厚みは、一般に3乃至50
μm、特に5乃至40μmの範囲にあることが望ましい
。フィルムの金属板乃至箔への積層は、熱融着法、ドラ
イラミネーション、押出コート法等により行われ、フィ
ルムと金属板との間に接着性(熱融着性)が乏しい場合
には、例えばウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤、酸
変性オレフィン樹脂系接着剤、コポリアミド系接着剤、
コポリエステル系接着剤を介在させることができる。
【0026】上記ラミネートに用いる外面用のフィルム
には、金属素材を隠蔽し、また絞り成形時に金属板への
しわ押え力の伝達を助ける目的で無機フィラー(顔料)
を含有させることができる。無機フィラーとしては、ル
チル型またはアナターゼ型の二酸化チタン、亜鉛華、グ
ロスホワイト等の無機白色顔料;バライト、沈降性硫酸
バライト、炭酸カルシウム、石膏、沈降性シリカ、エア
ロジル、タルク、焼成或いは未焼成クレイ、炭酸バリウ
ム、アルミナホワイト、合成乃至天然のマイカ、合成ケ
イ酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の白色体質顔料;
カーボンブラック、マグネタイト等の黒色顔料;ベンガ
ラ等の赤色顔料;シエナ等の黄色顔料;群青、コバルト
青等の青色顔料を挙げることができる。これらの無機フ
ィラーは、樹脂当り10乃至500重量%、特に10乃
至300重量%の量で配合させることができる。
【0027】缶蓋の成形 素材からの缶蓋への成形は、それ自体公知の手段で行わ
れる。この工程を説明すると、先ずプレス成形工程で、
前記素材を円板の形に打抜くと共に、所望の蓋形状に成
形する。次いで、ライニング工程において、蓋の密封用
溝にノズルを通して、密封用コンパウンドをライニング
に塗布し、乾燥して密封材層を形成させる。
【0028】イージイオープン蓋の場合には、上記プレ
ス工程に次いで、スコア刻接工程で、スコアダイスを用
いて、蓋の外面側からスコア11が素材の途中に達する
ようにスコアの刻接を行う。スコアにおける素材の残留
厚み(t2 )は、素材の元厚み(t1 )に対して、
t2 /t1 ×100が20乃至50%で、t2 が
50乃至120μmとなるようにするのがよい。また、
スコアの底部幅(d) は、75μm以下、特に50μ
m以下とすることがフィルム層への傷の発生を防止する
上で望ましい。
【0029】リベット形成工程において、リベット形成
ダイスを用いてスコアで区画された開口用部に外面側に
突出したリベットを形成させ、タブ取付工程で、リベッ
トに開封タブを嵌合させ、リベットの突出部を鋲打ちし
てタブを固定させる。
【0030】部分厚盛り樹脂補強層 本発明における部分厚盛り樹脂補強層は、樹脂の種類等
に応じて、溶融押し出し或いは射出によるコート法や、
塗装法により施すことができる。塗装法としては、エナ
メル或いはラッカー等の有機溶媒溶液の形で、水性分散
液または水溶液の形で、或いは粉体の形で、ローラ塗装
、スプレー塗装、浸漬塗装、静電塗装、電気泳動塗装、
流動浸漬法等の形で缶蓋のチャックウオールラジアス部
乃至その近傍に施す。この場合、通常の保護塗膜の場合
、その厚みが高々10μmのオーダーであるのに対して
、部分厚盛り樹脂補強層ではその厚みが50μm以上で
なければならないことに注意する必要がある。
【0031】樹脂コート法の一例を示す図3において、
Aは缶蓋成形ステーション、Bは塗布ステーション、C
は部分厚盛り樹脂補強缶蓋を示す。また、Dは塗布ノズ
ルの上面図を、Eはその要部の拡大断面図である。塗布
ノズル20は軸方向に延びる樹脂通路21とその下方先
端部に環状のオリフィス22とを備えており、樹脂通路
21とオリフィス22とは、放射状通路23及び環状通
路24で接続されている。ノズル先端の外周面25はカ
ウンターシンク2の内周面とぴったり嵌まる大きさであ
り、ノズル先端の内周面26は缶蓋の円錐台状接続部9
の内周面と空気の抜けが可能となる程度の微小間隔をお
いて接している。
【0032】塗布ステーションには、缶蓋を支持する支
持部材27が配置され、この支持部材27は、外周部が
切りかかれた支持座28を備えており、缶蓋1はその上
面が上向きの状態で、支持部材27により支持されてい
る。この状態で塗布ノズルが、上方の待機位置から下降
し、オリフィス22がチャックウオールラジアス部3の
近傍に挿入される。樹脂29が各通路21、23、24
を経て、オリフィス22からチャックウオールラジアス
部3上に押し出し或いは射出され、樹脂補強層10の形
成が行われる。
【0033】樹脂コート法の他の例を示す図4において
、全体として30で示すダイスヘッドが設けられる。 このダイスヘッド30は、横方向に延びる樹脂溜部31
と樹脂溜部から垂直下方に延びるノズル32とを備えて
いる。樹脂溜部31の一端部は押し出し機33に接続さ
れており、その内部には水平方向に移動可能なピストン
34が設けられている。ノズル32の垂直樹脂通路35
には垂直方向に移動可能な弁部材36が設けられている
【0034】缶蓋を支持する支持部材37が回転可能に
設けられ、この支持部材37は上部に、缶蓋1のチャッ
クウオールラジアス部3を受け入れる凹部(環状溝)3
8と缶蓋1を吸引固定するための減圧用通路39を有し
ている。樹脂溜部31に、押し出し機33から樹脂29
が供給され、ピストン34は図において右方向に移動す
る。樹脂溜部31に樹脂29が一杯になった時点で、缶
蓋1のチャックウオールラジアス部3は上記凹部38に
しっかり吸引固定され、ノズル32の直下に位置してお
り、この状態において回転している。ピストン34が左
方向に移動し、弁部材36が上方向に移動して、弁が開
となり、ノズルを通してチャックウオールラジアス部3
に樹脂がスピンコートされ、これにより缶蓋のチャック
ウオールラジアス部3乃至その近傍に向けて部分厚盛り
樹脂補強層10の形成が行われる。
【0035】樹脂コート法の更に他の例を示す図5にお
いて、この例は缶蓋の内面側に部分厚盛り樹脂補強層を
設ける例を示す。この例では、缶蓋を支持する支持部材
27が配置され、この支持部材27は、外周部が径が増
大した支持座28を備えており、缶蓋1はその上面が上
向きの状態で、支持座28に嵌合されて支持されている
。この缶蓋の下方には、スプレーガン40が回転可能に
設けられており、このスプレーガン40にはノズル41
が缶蓋1のチャックウオールラジアス部3の内面に向け
てスプレー可能な配置関係で設けられている。スプレー
ガン40が回転している状態で、缶蓋1のチャックウオ
ールラジアス部3内面にノズル41から、樹脂液を吹き
付けることにより、これらの部分に部分厚盛り樹脂補強
層を形成させる。
【0036】補強用樹脂としては、ヤング率が100k
g/mm2 以上である限り、熱硬化性樹脂(硬化反応
型樹脂)、熱可塑性樹脂或いはこれらの混合物のいかな
るものも使用される。例えば、熱硬化性樹脂としては、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、シアン酸エステ
ル樹脂、熱硬化アクリル樹脂等の単独または2種以上の
組合せが使用される。また、ラジカル開始剤を含むポリ
ブタジエン樹脂も用いられる。
【0037】熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリルエステル
共重合体、アイオノマー、酸乃至酸無水物変性オレフィ
ン樹脂等のオレフィン系樹脂:ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、エチレンテレフタ
レート/イソフタレート共重合体等のポリエステル:ナ
イロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン1
2等のポリアミド:ポリ塩化ビニル:ポリ塩化ビニリデ
ン等を挙げることができる。これらは、樹脂の重合度等
に応じて、ホットメルト、射出、押し出し、フイルム、
モノフィラメント等のあらゆる形態にて施用することが
できる。
【0038】本発明において樹脂補強層に用いる繊維状
補強材としては、径が0.1μm〜15μm程度、長さ
が5μm〜10mm程度のものが好ましく、具体例とし
ては、ガラス繊維(チョップドストランド、ロービング
、ミルドガラス繊維、ガラスフレーク等)、ウォラスト
ナイト、カットファイバー、ロックファイバー、ミクロ
ファイバー、プロセスドミネラルファイバー、炭素繊維
、石膏繊維、芳香族ポリアミド繊維、チタン酸カリウム
繊維等を挙げることができる。これらの中でもミルドガ
ラス繊維、ガラスフレーク、チタン酸カリウム繊維が好
ましい。又、繊維状フィラーはマトリックスとなる樹脂
との濡れをよくするために、シラン系、クロム系、チタ
ン系等の各種カップリング剤で処理されたものがより好
ましい。上記繊維補強材は、樹脂100重量部当たり5
乃至30重量部、特に10乃至20重量部の量で用いる
のがよい。
【0039】本発明で用いる部分厚盛り樹脂補強層は、
当然のことながら、缶蓋を構成する素材に強固に接着す
るべきである。これは、缶蓋を構成する素材の保護樹脂
層を樹脂補強層と接着性のあるプライマーとするか、或
いは樹脂補強層に接着性の成分をブレンド或いはグラフ
ト等の化学処理を行って予め変性しておくか、或いは両
者の間に格別の接着剤層を介在させる。オレフィン樹脂
と多くの塗料との間に接着性を付与する成分は、酸乃至
酸無水物変性オレフィン樹脂であり、ポリエステル樹脂
と接着性を示す成分はエポキシ及び/またはフェノール
変性の塩化ビニル系樹脂であり、ナイロン系樹脂に対し
て接着性を示す成分はエポキシ/フェノール系樹脂であ
る。また、エポキシ系樹脂やアクリル系樹脂はほとんど
の樹脂に対して良好な接着性を示す。
【0040】巻締缶 缶胴との二重巻締工程を説明すると、缶胴部材のフラン
ジと缶蓋の密封用溝部とを嵌合させると共に、一次巻締
用ダイスを用いてフランジの周囲に溝部を一次巻締させ
る。次いで、二次巻締工程において、このフランジ部を
更に、缶胴側壁部に沿って、更に90°巻締して、本発
明の缶体とする。
【0041】本発明において、缶胴部材としては、側面
に接着剤(ナイロン系接着剤)による継目や溶接による
継目を備え、上下に巻締用フランジを備えたティン・フ
リー・スチール(TFS、電解クロム酸処理鋼板)製の
スリーピース缶用缶胴部材や、絞り成形或は深絞り成形
で形成された所謂ツーピース缶用のTFS製缶胴が好適
に使用される。その他、本発明は、錫メッキ鋼板(ブリ
キ)から形成されてもよく、ハンダ付或は溶接による継
目を備えたスリーピース缶用缶胴や、絞りしごき加工、
深絞り加工、衝撃押出加工等により形成された所謂ブリ
キ製、或いはアルミニウム製ののシームレス缶胴にも等
しく適用できる。
【0042】本発明を次の例で説明する。
【実施例】
実施例1 板厚0.24mmのアルミ(引張り強さ約38kg/m
m2 :5182材)に予め両面に熱硬化性樹脂塗料を
塗装焼付けした素材を直径76mmの円板に打ち抜き、
常法に従い図1に示すカール径65mmの蓋を成形した
。 以上の条件下で成形した蓋の形状は、チャックウオール
ラジアス部の曲率半径(r0 )0.7mm、チャック
ウオールラジアスの深さ(D0 )5.0mm、チャッ
クウオール 部の中心軸からの傾きが13度と一般に高
い内圧強度を示す断面形状に成形した。この蓋を缶に巻
締めて内部に水圧を負荷する耐圧試験を実施したところ
5.8kg/cm2 の強度を示し、炭酸飲料用に使用
する場合の要求耐圧強度6.3kg/cm2 を下回っ
た。この強度不足の原因は蓋材の厚みが一般に使用され
る厚み0.28mmよりもさらに薄い為である。そこで
この蓋に対し、図3に示す樹脂塗布装置を用いて、チャ
ックウオールラジアス部外面に溶融したポリエチレンテ
レフタレート樹脂を塗布した。ノズル20の温度を29
0℃に設定して、溶融したポリエチレンテレフタレート
樹脂を押しだして、チャックウオールラジアス部外面の
底に位置する部分に0.5g塗布した。この樹脂のヤン
グ率は420kg/mm2 、引張り強度は4.2kg
/mm2、最大厚みは1.1mmであった。この様にし
て部分的に樹脂補強した缶体の耐圧強度を測定したとこ
ろ、6.4kg/cm2 と十分な要求性能を示した。
【0043】実施例2 実施例1の全く同じ蓋を図4に示した樹脂コート法を用
いて、チャックウオールラジアス部外面に溶融したグラ
スフアイバー30%充填のポリエチレンテレフタレート
樹脂を塗布した。ノズル32の温度を290℃に設定し
て、この溶融した複合樹脂をピストン34及び弁部材3
6を連動して開閉し、一定量の樹脂を押しだし、チャッ
クウオールラジアス部外面の底に位置する部分に0.5
g塗布した。この際、蓋を支持部材37に減圧吸引して
固定し、支持部材37を回転させて塗布した。この樹脂
のヤング率は610kg/mm2 、引張り強度は9.
1kg/mm2 、最大厚みは1.0mmであった。こ
の様にして部分的に樹脂補強した缶体の耐圧強度を測定
したところ、6.5kg/cm2 と十分な要求性能を
示した。
【0044】実施例3 実施例1と全く同じの蓋を成形した。図5に示すように
支持部材27にこの蓋を保持し、チャックウオールラジ
アス部外面にエポキシポリアミド系塗料をランス方式と
一般に呼ばれるスプレーガンを用いて0.5g塗布した
。この蓋を乾燥装置(160℃)に約2分間入れて硬化
させた。この塗膜のヤング率は264kg/mm2 、
引張り強度は6.2kg/mm2 、最大厚みは1.1
mmであった。この様にして部分的に樹脂補強した蓋の
耐圧強度を測定したところ、6.4kg/cm2 と要
求性能を示した。
【0045】比較例1 実施例1の全く同じ蓋を用いて、チャックウオールラジ
アス部外面に塩ビプラスチゾル樹脂をノズルより吐出後
、190℃で4分間焼付を行い、チャックウオールラジ
アス部外面の底に位置する部分に0.5g塗布した。 この樹脂のヤング率は80kg/mm2 、引張り強度
は 0.9kg/mm2 、最大厚みは1.1mmであ
った。この様にして部分的に樹脂補強した缶体の耐圧強
度を測定したところ、6.1kg/cm2 と十分な効
果が得られなかった。この原因は樹脂の強度不足が原因
である。
【0046】比較例2 実施例3と全く同じの蓋を成形し、全く同じ方法でエポ
キシアミド系塗料を同じ部分に0.5g塗布し、乾燥装
置(160℃)に約2分間入れて硬化させた。この塗膜
のヤング率は264kg/mm2 、引っ張り強度は6
.2kg/mm2、最大厚みは0.1mmであった。こ
の様にして部分的に樹脂補強した蓋の耐圧強度を測定し
たところ、5.9kg/cm2と十分な効果が得られな
かった。この原因は塗膜の厚みが0.1mmと薄すぎる
為である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも一方の端部
に卷締用フランジを備えた缶胴と、周辺に卷締用溝、中
央にパネル部及び卷締用溝とパネル部との間に形成され
たカウンターシンク部を備えた缶蓋と、缶胴と缶蓋との
間に形成された卷締部とから成る蓋卷締缶において、前
記缶蓋カウンターシンク部のチャックウオールラジアス
部乃至その近傍に、厚みが50μm以上の部分厚盛り樹
脂補強層を設けるという簡単な手段より、金属素材が薄
肉化されている場合にもチャックウオールラジアス部の
膨らみ変形が防止され、落下強度、耐圧強度、耐腐食性
及び外観特性の組合せに優れた補強巻締缶が提供された
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の缶蓋の一例(通常の缶蓋)の構造
を示す図で、Aは上面図及びBは側面断面図である。
【図2】  本発明による缶蓋の他の例(イージイオー
プン蓋)の構造を示す図で、Aは上面図及びBは側面断
面図である。
【図3】  樹脂コート法の一例を示す図で、Aは缶蓋
成形ステーション、Bは塗布ステーション、Cは部分厚
盛り樹脂補強缶蓋の各側面図、Dは塗布ノズルの上面図
、Eはその要部の拡大断面図である。
【図4】  樹脂コート法の他の例を示す側面断面図で
ある。
【図5】  樹脂コート法の更に他の例を示す側面配置
図である。
【符号の説明】
1    缶蓋、 2    カウンターシンク、 3    チャックウオールラジアス部、4    パ
ネル部、 5    密封用溝、 7    密封用ゴム組成物(シーラント)、9   
 接続部、 10  部分厚盛り樹脂補強層、 11  スコア、 12  開口すべき部分12、 13  リベット、 14  開封用プルタブ、 15  開封用先端、 16  把持用リング、 17  支点部分、 20  塗布ノズル、 21  樹脂通路、 22  オリフィス、 23  放射状通路、 24  環状通路、 25  ノズル先端の外周面、 26  ノズル先端の内周面、 27  支持部材、 28  支持座、 29  樹脂、 30  ダイスヘッド、 31  樹脂溜部、 32  ノズル、 33  押し出し機、 34  ピストン、 35  垂直樹脂通路、 36  弁部材、 37  支持部材、 38  凹部(環状溝)、 39  減圧用通路、 40  スプレーガン、 41  ノズル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも一方の端部に卷締用フラン
    ジを備えた缶胴と、周辺に卷締用溝、中央にパネル部及
    び卷締用溝とパネル部との間に形成されたカウンターシ
    ンク部を備えた缶蓋と、缶胴と缶蓋との間に形成された
    卷締部とから成る蓋卷締缶において、前記缶蓋カウンタ
    ーシンク部のチャックウオールラジアス部乃至その近傍
    に、厚みが50μm以上の部分厚盛り樹脂補強層を設け
    て成ることを特徴とする蓋卷締缶。
  2. 【請求項2】  樹脂補強層が100kg/mm2 以
    上のヤング率及び2kg/mm2 以上の引張り強度を
    有する樹脂から成る請求項1記載の蓋卷締缶。
  3. 【請求項3】  樹脂補強層が熱可塑性樹脂を含有する
    ものである請求項1記載の蓋卷締缶。
  4. 【請求項4】  樹脂補強層が熱硬化性樹脂を含有する
    ものである請求項1記載の蓋卷締缶。
  5. 【請求項5】  樹脂補強層が繊維補強材を含有する樹
    脂組成物から成る請求項1記載の蓋卷締缶。
  6. 【請求項6】  部分厚盛樹脂補強層が蓋の外面側に設
    けられている請求項1記載の蓋卷締缶。
  7. 【請求項7】  部分厚盛樹脂補強層が蓋の内面に設け
    られている請求項1記載の蓋卷締蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014196142A (ja) * 2014-01-06 2014-10-16 誠 尾形 現在と同じ

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