JPH04367370A - 蒸気タービンの仕切板の製作方法 - Google Patents

蒸気タービンの仕切板の製作方法

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Publication number
JPH04367370A
JPH04367370A JP16895891A JP16895891A JPH04367370A JP H04367370 A JPH04367370 A JP H04367370A JP 16895891 A JP16895891 A JP 16895891A JP 16895891 A JP16895891 A JP 16895891A JP H04367370 A JPH04367370 A JP H04367370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition plate
nozzle
welding
inner ring
steam turbine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16895891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sakamoto
正樹 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04367370A publication Critical patent/JPH04367370A/ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気タービンの仕切板の
製作方法に関し、製作工数の低減と品質の向上をはかっ
た製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な蒸気タービンの仕切板の
2つの構造例を示す要部断面図である。図中、(a)は
ユニットノズル型と呼ばれる構造で、符号1は内輪、2
は内輪1の外周に配置された蒸気通路となるノズルを示
している。3はノズル2の外周に配置された外輪であり
、ノズル2の内周および外周は、前記内輪1の外周およ
び外輪3の内周と接する溶接部4にて固定されている。
【0003】(b)の構造はシュラウドバンド型と呼ば
れるもので、内輪1と外輪3の間に2つのシュラウドバ
ンド5を設け、その2つのシュラウドバンド5の間にノ
ズル2を配置した例を示すもので、シュラウドバンド5
と内輪1および外輪3との接する溶接部4にて固定され
ている。
【0004】次に、この様な蒸気タービンの従来の製作
工程をシュラウドバンド型を例にとって図4を参照しな
がら説明する。図4は半円ずつ製作される仕切板の半円
部分のみを示している。仕切板は、このような半円のも
のが1段につき2つ必要であり、それぞれ別個に製作さ
れる。
【0005】まず、半円状の内輪1、外輪3を回転テー
ブル(図示せず)上に配置する。この場合、内輪1、外
輪3の端部は仕上代を考慮して180度以上に形成され
、内輪1の両端には溶接時の熱変形を防止する変形防止
リブ6が一体に形成されている。次に、内輪1と外輪3
との間に、シュラウドバンド5付きのノズル2を配置し
て、回転しながら内輪1および外輪3とシュラウドバン
ド5とを溶接する。これを焼鈍した後、同じく回転させ
ながら、外輪3の外周および側面の旋削加工を行う。 そして、変型防止リブ6をガスカットにより切り離すと
共に、端面の仕上代を機械加工により仕上加工する。こ
れで、仕切板の半円部分が形成される。同様にして、も
う1組の半円仕切板についても、組立、溶接、機械加工
が繰返される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製作方法においては次のような問題があった。すな
わち、半円ずつで製作しているので、溶接、機械加工共
に連続的でなく、能率が上がらない。つまり、内輪1お
よび外輪3とシュラウドバンド5との溶接、外輪3の外
周や側面の加工に際しては半円部分しか適用されないの
で、回転テーブルの回転時間の1/2が無駄となり、さ
らに、断続加工になるため切削工具(カッタ)の欠けを
考慮して削り代を少なくしなければならず、加工速度が
どうしても遅くなってしまう。
【0007】半円で製作したものを最終的に上下組み合
わせると、図5に示すように加工誤差や、溶接時に生じ
る変形等により結合面7におけるノズル2の継ぎ部に段
差8が生じることがある。
【0008】また、溶接による変形防止のために内輪1
に変形防止リブ6を設けているが、形状が半円形という
ことで熱変形を浮け易い形状であり、製作工程にて、変
形防止リブ6の除去作業の工程が必要である。
【0009】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、連続加工を可能とし、作業の能率
化と溶接による変型の防止をはかった蒸気タービンの仕
切板の製作方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、全輪型内輪と全輪型外輪との間にノズ
ルを配置し、前記内輪および外輪と前記ノズルとを溶接
して全輪型仕切板を形成し、これを焼鈍した後、仕上前
の機械加工を行い、機械加工した仕切板を半円に割り、
これらを仕上加工することから成る工程を含むものであ
る。
【0011】
【作用】全輪型の内輪、外輪を用いて溶接および機械加
工を全周で連続して行うことが可能となり、全輪型で加
工したものを最後に半円に割っているので、これらを組
合せたときの結合面に段差が生じない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳述する。図1は本発明の蒸気タービンの仕切板の製
作方法の一実施例を示す部分断面図である。なお、図1
において、図3に示したものと同一部分には同一の符号
を付してある。
【0013】仕切板の製作方法を手順を追って説明する
と、まず、全輪型の内輪1を回転テーブル上に置き、そ
の内輪1の外周にノズル2を当てておいて、全輪型の外
輪3を上からはめる。この状態で、ノズル2と内輪1お
よび外輪3とを溶接し、仕切板を形成する。これを熱処
理により焼鈍し、その外周および側面を機械加工する。 この仕上前加工の後、ワイヤカットにより仕切板を2分
割し、その後、内径、外径、端面の仕上加工を行う。
【0014】図2は、全輪型のものを溶接した場合に発
生する応力の状態を示す説明図である。図2によれば、
内輪1が全円のため、溶接時には内輪1の径をつぶす力
(矢印A)とノズル2が周方向に縮む力(矢印B)とが
全周均一となる。したがって、溶接による変形は少なく
均一となる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の製作方法に
よれば、円形状態で溶接作業および機械加工を行えるの
で、作業が中断することなく全周にわたって連続的に行
えるようになり、大幅な工数の低減をはかることができ
る。また、途中までは本質的に溶接変形が発生しにくい
形状にて製作することができ、焼鈍後、全周のものを2
分割することにより、これらの接合時にノズルの継ぎ部
に段差がほとんど発生することがなくなり、品質の向上
をはかることができる。しかも、従来必要であった内輪
における溶接後の変形防止リブのガスカットが不要とな
るので、この部分の工数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気タービンの仕切板の製作方法の一
実施例を示す作業工程の部分断面図である。
【図2】全輪型で溶接した場合の応力発生の状態を示す
説明図である。
【図3】一般的な蒸気タービンの仕切板の構造を示す要
部断面図で、(a)にノズルユニット型、(b)にはシ
ュラウドバンド型仕切板を例示している。
【図4】シュラウドバンド型の半円型仕切板の斜視図で
ある。
【図5】半円で製作したものを最終的に上下組み合わせ
た場合に生じるノズルの継ぎ部の段差の説明図である。
【符号の説明】
1  内輪 2  ノズル 3  外輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全輪型内輪と全輪型外輪との間にノズルを
    配置し、前記内輪および外輪と前記ノズルとを溶接して
    全輪型仕切板を形成し、これを焼鈍した後、仕上前の機
    械加工を行い、機械加工した仕切板を半円に割り、これ
    らを仕上加工することから成る蒸気タービンの仕切板の
    製作方法。
JP16895891A 1991-06-14 1991-06-14 蒸気タービンの仕切板の製作方法 Withdrawn JPH04367370A (ja)

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