JPH04366788A - 打方装置付き時計 - Google Patents

打方装置付き時計

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Publication number
JPH04366788A
JPH04366788A JP16920891A JP16920891A JPH04366788A JP H04366788 A JPH04366788 A JP H04366788A JP 16920891 A JP16920891 A JP 16920891A JP 16920891 A JP16920891 A JP 16920891A JP H04366788 A JPH04366788 A JP H04366788A
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JP
Japan
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stroke
hitting sound
control means
signal
sound generating
Prior art date
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Pending
Application number
JP16920891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sase
正弘 佐瀬
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は打方装置を備えた時計に
関し、更に詳しくは、からくり時計における打方動作を
実現する為の打方装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年掛け時計を中心にからくり時計が商
品化されており、その様なからくり時計では人形が鐘を
打ち鳴らす打方動作をからくり動作として取り入れてい
るものが多い。この様な打方動作を行う為の打方装置に
関する技術として、実開平2−71295号公報がある
。実開平2−71295号公報において、駆動モータ等
による1方向に回転する打方駆動機構と打方カムとの組
み合わせにより打方動作を実現している。その他に、マ
グネット、プランジャーを用いたものもあり、また、古
くはスイスにおいてゼンマイに蓄えられたパワーに基づ
き打方動作を実現しているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがからくり動作
の打方動作を更に腕時計や懐中時計等の小型サイズの時
計に導入しようとした場合に、従来の打方装置の方式で
は小さなスペースの中では実現不可能である事と、小型
サイズの時計に搭載可能な電池ではパワー不足の為に従
来方式では動かなく、打方動作を小型サイズの時計に導
入する上で問題であった。本発明は以上のような問題点
を解消させ、小型サイズの時計に導入可能な打方装置と
して有効な方式を供給することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有する。正逆回転するモータ
と、該モータに連動する回転打ち物と、時計の上方より
見て回転打ち物に接する様に文字板上に描かれた固定打
たれ物と、前記回転打ち物を時計の上方より見て前記固
定打たれ物から離れる第1の方向に回転制御する第1駆
動制御手段と、前記回転打ち物を時計の上方より見て回
転打ち物に近づく第2の方向に回転制御する第2駆動制
御手段と、前記第1駆動制御手段及び第2駆動制御手段
からの出力信号をカウントし前記回転打ち物の位置を管
理するカウント手段と、該カウント手段からの出力信号
に基づき第1の方向の回転送り終わり位置を検出し前記
回転打ち物の動作制御を第1駆動制御手段から第2駆動
制御手段に切り換えて回転打ち物の往復ストローク範囲
を管理するストローク管理手段と、前記カウント手段か
らの出力信号に基づき第2の方向の回転送り終わり位置
である時計の上方より見て回転打ち物と文字板上に描か
れた固定打たれ物とが接する位置を検出し前記第2駆動
制御手段に対して動作停止制御を行う復帰検出信号を出
力する復帰検出手段と、該復帰検出手段からの復帰検出
信号の検出タイミングに基づき打音を発生する打音発生
手段とを有する事を特徴とする。
【0005】
【実施例】図1は本発明による打方装置付き時計の第1
実施例を示すものである。本実施例の打方装置付き時計
は、1秒運針する時刻表示機能(時、分、秒針による3
針表示)のほかに、1秒運針に同期して1秒に1回文字
板上に描かれた吊り鐘の絵を正逆回転するモータに連動
して回転される木槌によって打音を発するからくり動作
を備えた携帯サイズのものである。以下、図1について
説明する。19は表示装置であり、時刻表示用の時針1
7、分針16、秒針15が中心に取り付けてあり、文字
板18の左下部の位置には固定打たれ物である吊り鐘の
絵3が描かれており、該吊り鐘の絵3に回転半径が届く
位置に回転打ち物である木槌をデザインした木槌針2が
取り付けてある。
【0006】11は基準信号発生回路であり、1秒運針
のタイミングを規定する為の1ヘルツ信号P111、回
転される木槌の回転スピードを32ヘルツに規定する為
の32ヘルツ信号P112および所定の周波数の基準信
号群P11を出力する。12は時刻表示パルス発生回路
であり、基準信号発生回路11からの1ヘルツ信号P1
11のタイミングに従い所定の基準信号群P11を用い
て時刻表示パルスP12を成形し出力する。
【0007】13は第1駆動回路であり、前記時刻表示
パルスP12に基づき時刻表示用の時刻表示駆動パルス
P13を出力する。該時刻表示駆動パルスP13は第1
のモータ14に供給される事により、第1のモータ14
に連動する前記秒針15を駆動して、秒針15と輪列機
構によりメカ的に連動する前記分針16および時針17
と合せて時刻表示を行う。4は前記木槌針2を時計の上
方より見て前記吊り鐘の絵3から離れる第1の方向であ
る正転方向に回転制御する第1駆動制御手段であり、前
記基準信号発生回路11からの1ヘルツ信号P111、
32ヘルツ信号P112、基準信号群P11と後述する
ストローク管理手段7からのストローク管理信号P7を
入力としており、1ヘルツ信号P111の出力タイミン
グから前記32ヘルツ信号P112の規定周期である3
2ヘルツ周期で木槌針2の正転制御用の正転パルスP4
と正転カウント用の正転カウント信号P41を出力し前
記ストローク管理信号P7の出力タイミングにより停止
制御されるまでの間出力される。
【0008】5は前記木槌針2を時計の上方より見て前
記吊り鐘の絵3に近づく第2の方向である逆転方向に回
転制御する第2駆動制御手段であり、前記基準信号発生
回路11からの32ヘルツ信号P112、基準信号群P
11と後述するストローク管理手段7からのストローク
管理信号P7と後述する復帰検出手段8からの復帰検出
信号P8を入力としており、ストローク管理信号P7の
出力タイミングから前記32ヘルツ信号P112の規定
周期である32ヘルツ周期で木槌針2の逆転制御用の逆
転パルスP5と逆転カウント用の逆転カウント信号P5
1を出力し前記復帰検出信号P8の出力タイミングによ
り停止制御されるまでの間出力される。6はカウント手
段であり、入力端子UPには前記第1駆動制御手段4か
らの正転カウント信号P41が、入力端子DOWNには
前記第2駆動制御手段5からの逆転カウント信号P51
が入力されている。正転カウント信号P41に従いアッ
プカウントし、逆転カウント信号P51に従いダウンカ
ウントし、アップ・ダウンカウントに基づく前記木槌針
2の指針位置を知らせる位置情報信号群P6を出力する
【0009】7はストローク管理手段であり前記カウン
ト手段6からの位置情報信号群P6を入力とし、ストロ
ーク幅の仕様として予め規定されている信号、すなわち
前記木槌針2を時計の上方より見て前記吊り鐘の絵3か
ら離れる第1の方向である正転方向から第2の方向であ
る逆転方向に回転方向を切り換える位置を管理するスト
ローク管理信号P7を出力する。8は復帰検出手段であ
り前記カウント手段6からの位置情報信号群P6を入力
とし、前記木槌針2を時計の上方より見て前記吊り鐘の
絵3に第2の方向である逆転方向で近づいていって初期
位置に復帰した事を検出する復帰検出信号P8を出力す
る。9は打音発生手段であり前記復帰検出手段8からの
復帰検出信号P8と前記基準信号発生回路11からの基
準信号群P11を入力とし、復帰検出信号P8の出力タ
イミングに従い打音信号P9を出力する。  10はブ
ザーであり、前記打音発生手段9からの打音信号P9に
基づき打音を発する。
【0010】30は第2駆動回路であり、前記正転パル
スP4および逆転パルスP5に基づき木槌針2を回転す
る為の木槌回転駆動パルスP30を出力する。該木槌回
転駆動パルスP30は第2のモータ1に供給される事に
より、第2のモータ1に連動する前記木槌針2を駆動し
て、文字板18に描かれた吊り鐘の絵3と合せて木槌が
吊り鐘を打つからくり動作表示を行う。以上の説明から
解かる様に、既知の1秒運針の3針アナログ式クオーツ
時計と同様の動作原理で秒針15、分針16、時針17
により時刻表示を行っていると共に、1秒運針に同期し
て木槌針2を駆動させ文字板18に描かれた吊り鐘の絵
3に対して往復ストローク動作する事で木槌が吊り鐘を
打つからくり動作表示を行っている。次にその木槌が吊
り鐘を打つからくり動作を具体的に説明する。
【0011】1秒運針のタイミングを規定している前記
1ヘルツ信号P111に基づき前記第1駆動制御手段4
から正転パルスP4の出力が開始されると木槌針2は吊
り鐘の絵3に接する初期位置から時計の上方より見て前
記吊り鐘の絵3から離れる正転方向に32ヘルツの早送
りで正転回転してからくり動作の中で木槌が振り上げら
れた動作となる。そしてカウント手段6がアップカウン
トされストローク管理手段7が木槌を振り上げる最終位
置を検出してストローク管理信号P7が出力されると、
第1駆動制御手段4は停止制御され正転パルスP4は出
力されなくなる。この時前記第2駆動制御手段5から逆
転パルスP5の出力が開始され木槌針2は木槌を振り上
げる最終位置から吊り鐘の絵3に接する初期位置へ時計
の上方より見て前記吊り鐘の絵3へ近づく方向に32ヘ
ルツの早送りで逆転回転してからくり動作の中で木槌が
吊り鐘を打つ動作に移行する。そしてカウント手段6が
ダウンカウントされることにより前記復帰検出手段8が
前記木槌が吊り鐘を打つ状態、すなわち木槌針2が吊り
鐘の絵3に接する初期位置に復帰した事を検出して復帰
検出信号P8を出力すると、前記第2駆動制御手段5は
停止制御され、逆転パルスP5は出力されなくなり木槌
針2は回転停止すると同時に、打音発生手段9から打音
信号P9が出力されブザー10より打音が鳴る。
【0012】図2は本発明による打方装置付き時計の第
2実施例を示すものである。本実施例の打方装置付き時
計は図1の第1実施例と同様に、1秒運針する時刻表示
機能(時、分、秒針による3針表示)のほかに、1秒運
針に同期して1秒に1回文字板上に描かれた吊り鐘の絵
を正逆回転するモータに連動して回転される木槌によっ
て打たれることにより打音を発するからくり動作を備え
た携帯サイズのものであるが、第1実施例と異なる点は
木槌が吊り鐘を打つからくり動作において、木槌針2の
1回目の往復ストローク動作よりも2回目の往復ストロ
ーク動作の方が小さい往復ストローク動作として2つ往
復ストロークの大きさが異なる動作を1つの吊り鐘を打
つからくり動作として、あたかも木槌が吊り鐘を打った
時にバウンドする様な動作をする点と、更に上記1回目
の往復ストローク動作での打音よりも2回目の往復スト
ローク動作での打音の方が小さい打音とする事で上記バ
ウンドする様子をよりリアルにした点である。以下、図
2について説明する。図1と同一要素には同一記号を付
し、説明を省略する。
【0013】20はバウンド制御手段であり、トグルタ
イプ・フリップフロップ201(以下TタイプFF20
1)とデータタイプ・フリップフロップ202(以下D
タイプFF202)とにより構成される。  Tタイプ
FF201のCL入力端子には後述するストローク管理
手段70からのストローク管理信号P70が入力され各
々の往復ストローク動作での木槌針2は吊り鐘の絵3に
接する初期位置から時計の上方より見て前記吊り鐘の絵
3から離れる正転方向に32ヘルツの早送りで正転回転
させるからくり動作から木槌針2を吊り鐘の絵3に接す
る初期位置へ逆転方向に32ヘルツの早送りで逆転回転
させるからくり動作に移行するごとに出力信号が反転し
、Q出力端子から第1打音選択信号P201を出力し、
QB出力端子から第2打音選択信号P21を出力する。 DタイプFF202のD入力端子は前記TタイプFF2
01のQ出力端子に接続されており、CL入力端子への
前記復帰検出手段8からの復帰検出信号P8のタイミン
グに従いデータを読み込む。そして復帰検出手段8が木
槌針2が吊り鐘の絵3に接する初期位置に復帰した事を
検出して復帰検出信号P8を出力し、前記木槌針2が回
転停止して打音が鳴るごとに出力信号が反転する。この
結果Q出力端子から第2ストローク選択信号P202を
出力し、QB出力端子から第1ストローク選択信号P2
2を出力する。
【0014】70はストローク管理手段であり、第1ス
トローク管理回路71と第2ストローク管理回路72と
OR回路73とにより構成されている。第1ストローク
管理回路71は、前記バウンド制御手段20からの第1
ストローク選択信号P22が出力されている時に動作し
前記カウント手段6からの位置情報信号群P6に基づき
木槌が吊り鐘を打ちに行く時の1回目の往復ストローク
動作でのストローク幅の仕様として予め規定されている
信号、すなわち前記木槌針2が前記吊り鐘の絵3から離
れる正転方向から逆転方向に切り換わる位置を管理する
第1ストローク管理信号P71を出力する。第2ストロ
ーク管理回路72は、前記バウンド制御手段20からの
第2ストローク選択信号P202が出力されている時に
動作し前記カウント手段6からの位置情報信号群P6に
基づき木槌が吊り鐘を打たれた後に反動でバウンド動作
する時の2回目の往復ストローク動作でのストローク幅
の仕様として予め規定されている信号、すなわち前記バ
ウンド動作において木槌針2が吊り鐘の絵3から離れる
正転方向から逆転方向に切り換わる位置を管理する第2
ストローク管理信号P72を出力する。OR回路73に
は、前記第1ストローク管理信号P71と第2ストロー
ク管理信号P72とが入力されており2つの信号の論理
和信号として、1回目、2回目の往復ストローク動作の
両方の木槌針2が吊り鐘の絵3から離れる正転方向から
逆転方向に切り換わる位置を管理するストローク管理信
号P70を出力する。
【0015】90は打音発生手段であり、第1打音発生
回路91と第2打音発生回路92とOR回路93とによ
り構成されている。第1打音発生回路91は、前記バウ
ンド制御手段20からの第1打音選択信号P201が出
力されている時に動作し前記復帰検出信号P8の出力タ
イミングに従い前記基準信号発生回路11からの所定の
基準信号群P11を用いて木槌が吊り鐘を打ちに行く時
の1回目の往復ストローク動作での打音を発する為の第
1打音信号P91を出力する。第2打音発生回路92は
、前記バウンド制御手段20からの第2打音選択信号P
21が出力されている時に動作し前記復帰検出信号P8
の出力タイミングに従い前記基準信号発生回路11から
の所定の基準信号群P11を用いて木槌が吊り鐘を打た
れた後に反動でバウンド動作する時の1回目の往復スト
ローク動作での打音より小さい2回目の往復ストローク
動作での打音を発する為の第2打音信号P92を出力す
る。OR回路93には、前記第1打音信号P91と第2
打音信号P92とが入力されており2つの信号の論理和
信号として、打音信号P90を出力する。ブザー10で
は、前記打音発生手段90からの打音信号P90に基づ
き打音を発する。
【0016】40は前記木槌針2を時計の上方より見て
前記吊り鐘の絵3から離れる第1の方向である正転方向
に回転制御する第1駆動制御手段であり、前記バウンド
制御手段20からの第2ストローク選択信号P202と
前記基準信号発生回路11からの1ヘルツ信号P111
、32ヘルツ信号P112、基準信号群P11と前記ス
トローク管理手段70からのストローク管理信号P70
を入力としており、前記32ヘルツ信号P112の規定
周期である32ヘルツ周期で木槌針2の正転制御用の正
転パルスP4と正転カウント用の正転カウント信号P4
1を作成し、1ヘルツ信号P111の出力タイミングか
ら第1ストローク管理信号P71の出力タイミングによ
り停止制御されるまでの間と、第2ストローク選択信号
P202の出力タイミングから第2ストローク管理信号
P72の出力タイミングにより停止制御されるまでの間
出力する。
【0017】5は前記木槌針2を時計の上方より見て前
記吊り鐘の絵3に近づく第2の方向である逆転方向に回
転制御する第2駆動制御手段であり、前記基準信号発生
回路11からの32ヘルツ信号P112、基準信号群P
11と前記ストローク管理手段70からのストローク管
理信号P70と前記復帰検出手段8からの復帰検出信号
P8を入力としており、ストローク管理信号P70の出
力タイミングから前記32ヘルツ信号P112の規定周
期である32ヘルツ周期で木槌針2の逆転制御用の逆転
パルスP5と逆転カウント用の逆転カウント信号P51
を作成し、復帰検出信号P8の出力タイミングにより停
止制御されるまでの間出力する。
【0018】図2の第2実施例の動作は図1の第1実施
例と同様に秒針15、分針16、時針17により時刻表
示を行っていると共に1秒運針に同期して木槌針2を駆
動させ文字板18に描かれた吊り鐘の絵3に対して木槌
が吊り鐘を打つからくり動作表示を行っているが、異な
る点は木槌が吊り鐘を打つからくり動作において、木槌
針2の1回目の往復ストローク動作よりも2回目の往復
ストローク動作の方が小さい往復ストローク動作として
2つ往復ストロークの大きさが異なる動作を1つの吊り
鐘を打つからくり動作として、あたかも木槌が吊り鐘を
打った時にバウンドする様な動作をする点と、更に上記
1回目の往復ストローク動作での打音よりも2回目の往
復ストローク動作での打音の方が小さい打音とする事で
上記バウンドする様子がよりリアルにした点である。
【0019】次に、そのバウンド動作を伴った木槌が吊
り鐘を打つからくり動作を具体的に説明する。1秒運針
のタイミングを規定している前記1ヘルツ信号P111
に基づき前記第1駆動制御手段40から正転パルスP4
の出力が開始され1回目の往復ストローク動作である木
槌が吊り鐘を打ちに行く時のからくり動作のうち木槌針
2が前記吊り鐘の絵3に接する初期位置から時計の上方
より見て前記吊り鐘の絵3から離れる正転方向に32ヘ
ルツの早送りで正転回転してからくり動作の中で木槌が
振り上げられた動作となる。そして1回目の往復ストロ
ーク動作ではバウンド制御手段20より第1ストローク
選択信号P22が出力されているのでストローク管理手
段70では第1ストローク管理回路71が動作しおり、
カウント手段6がアップカウントされ第1ストローク管
理手段71が木槌を振り上げる最終位置を検出して第1
ストローク管理信号P71が出力されると、第1駆動制
御手段40は停止制御され正転パルスP4は出力されな
くなり、第2駆動制御手段5から逆転パルスP5の出力
が開始される事で木槌針2は木槌を振り上げる最終位置
から吊り鐘の絵3に接する初期位置へ時計の上方より見
て前記吊り鐘の絵3へ近づく逆転方向に32ヘルツの早
送りで逆転回転してからくり動作の中で木槌が吊り鐘を
打つ動作に移行する。
【0020】そしてカウント手段6がダウンカウントさ
れ復帰検出手段8が木槌針2が吊り鐘の絵3に接する初
期位置に復帰した事を検出して復帰検出信号P8が出力
されると、第2駆動制御手段5は停止制御され逆転パル
スP5は出力停止され木槌針2は回転停止する。この時
前記打音発生手段90ではバウンド制御手段20からの
第1打音選択信号P201に基づき第1打音発生回路9
1が動作しおり、前記復帰検出手段8からの復帰検出信
号P8のタイミングに従い第1打音信号P91が出力さ
れブザー10より1回目の往復ストローク動作での打音
が鳴る。そして前記復帰検出信号P8に基づきバウンド
制御手段20のDタイプFF202は反転し今度は第2
ストローク選択信号P202が出力される。更に第2ス
トローク選択信号P202の出力タイミングに基づき前
記第1駆動制御手段40から正転パルスP4の出力が再
び開始され木槌が吊り鐘を打った後の反動のバウンド動
作のうち木槌針2が吊り鐘の絵3に接する初期位置から
から離れる正転方向に32ヘルツの早送りで正転回転し
てからくり動作となる。
【0021】そしてカウント手段6がアップカウントさ
れストローク管理手段70が木槌がバウンドする最終位
置を検出してストローク管理信号P72が出力されると
、第1駆動制御手段40は停止制御され正転パルスP4
は出力されなくなる。この時前記第2駆動制御手段5か
ら逆転パルスP5の出力が開始されると木槌針2は木槌
がバウンドする最終位置から吊り鐘の絵3に接する初期
位置へ時計の吊り鐘の絵3へ近づく逆転方向に32ヘル
ツの早送りで逆転回転してバウンド動作のうち木槌が吊
り鐘の方へ戻る動作に移行すると共に、バウンド制御手
段20のTタイプFF201は反転し今度は第2打音選
択信号P21が出力される。そしてカウント手段6がダ
ウンカウントされ復帰検出手段8が木槌針2が吊り鐘の
絵3に接する初期位置に復帰した事を検出して復帰検出
信号P8が出力されると、第2駆動制御手段5は停止制
御され逆転パルスP5は出力停止され木槌針2は回転停
止すると同時に、打音発生手段90ではバウンド制御手
段20からの第2打音選択信号P21に基づき第2打音
発生回路91が動作しており、前記復帰検出手段8から
の復帰検出信号P8のタイミングに従い第2打音信号P
92が出力されブザー10より1回目の往復ストローク
動作での打音より小さい2回目の往復ストローク動作で
のバウンド動作における打音が鳴る。
【0022】以上の説明で明らかな様に、正逆回転する
第2のモータ1に輪列を介して連動する回転打ち物であ
る木槌針2を、文字板18に描かれた固定打たれ物であ
る吊り鐘の絵3に対する正逆回転制御を工夫する事で木
槌が吊り鐘を打ちに行く時のからくり動作としていろい
ろなバリエーションが実現できる。
【0023】
【発明の効果】本発明による打方装置は、からくり動作
の打方動作を更に携帯型の小型サイズの時計に導入する
上でスペース的にも実現可能であると共に、小型サイズ
の時計に搭載可能な電池のパワーでも十分駆動可能であ
り、打方動作を小型サイズの時計に導入する上で非常に
効果がある。そして本発明による打方装置の方式では、
からくり時計における容易な制御にて打方動作を繊細な
動作も含め自由に表現する事ができ、小型サイズの時計
に導入できる打方装置として有効な方式を供給する事が
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による打方装置付き時計の第1実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明による打方装置付き時計の第2実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1  第2のモータ 2  木槌針 3  吊り鐘の絵 4  第1駆動制御手段 5  第2駆動制御手段 6  カウント手段 7  ストローク管理手段 8  復帰検出手段 9  打音発生手段 20  バウンド制御手段 70  ストローク管理手段 71  第1ストローク管理回路 72  第2ストローク管理回路 90  打音発生手段 91  第1打音発生回路 92  第2打音発生回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  正逆回転するモータと、該モータに連
    動する回転打ち物と、時計の上方より見て回転打ち物に
    接する様に文字板上に描かれた固定打たれ物と、前記回
    転打ち物を時計の上方より見て前記固定打たれ物から離
    れる第1の方向に回転制御する第1駆動制御手段と、前
    記回転打ち物を時計の上方より見て回転打たれ物に近づ
    く第2の方向に回転制御する第2駆動制御手段と、前記
    第1駆動制御手段及び第2駆動制御手段からの出力信号
    をカウントし前記回転打ち物の位置を管理するカウント
    手段と、該カウント手段からの出力信号に基づき第1の
    方向の回転送り終わり位置を検出し前記回転打ち物の動
    作制御を第1駆動制御手段から第2駆動制御手段に切り
    換えて回転打ち物の往復ストローク範囲を管理するスト
    ローク管理手段と、前記カウント手段からの出力信号に
    基づき第2の方向の回転送り終わり位置である時計の上
    方より見て回転打ち物と文字板上に描かれた固定打たれ
    物とが接する位置を検出し前記第2駆動制御手段に対し
    て動作停止制御を行う復帰検出信号を出力する復帰検出
    手段と、該復帰検出手段からの復帰検出信号の検出タイ
    ミングに基づき打音を発生する打音発生手段とを有する
    事を特徴とする打方装置付き時計。
  2. 【請求項2】  上記ストローク管理手段が、第1の往
    復ストローク範囲を規定する第1ストローク管理回路と
    、前記第1の往復ストローク範囲より小さい第2の往復
    ストローク範囲を規定する第2ストローク管理回路とに
    より構成される事を特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の打方装置付き時計。
  3. 【請求項3】  上記ストローク管理手段に対して、回
    転打ち物の1回目の往復ストローク動作においては第1
    ストローク管理回路が動作し、回転打ち物の2回目の往
    復ストローク動作においては第1の往復ストローク範囲
    より小さい第2の往復ストローク範囲を規定する第2ス
    トローク管理回路が動作する様に制御を行ない、時計の
    上方より見て回転打ち物の回転動作が文字板上に描かれ
    た固定打たれ物の位置でバウンドする様に制御するバウ
    ンド制御手段を設けた事を特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の打方装置付き時計。
  4. 【請求項4】  上記打音発生手段が、第1の打音を発
    生する第1打音発生回路と、前記第1の打音と異なる第
    2の打音を発生する第2打音発生回路とにより構成され
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の打方装置
    付き時計。
  5. 【請求項5】  上記打音発生手段は第1打音発生回路
    と前記第1の打音より小さい打音である第2の打音を発
    生する第2打音発生回路とにより構成され、第1の往復
    ストローク範囲を規定する第1ストローク管理回路に基
    づき回転打ち物が往復ストローク動作した場合には第1
    打音発生回路が動作し、第1の往復ストローク範囲より
    小さい第2の往復ストローク範囲を規定する第2ストロ
    ーク管理回路に基づき回転打ち物が往復ストローク動作
    した場合には第2打音発生回路が動作する様に構成した
    事を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の打方装置付
    き時計。
  6. 【請求項6】  上記打音発生手段は第1打音発生回路
    と前記第1の打音より小さい打音である第2の打音を発
    生する第2打音発生回路とにより構成され、第1ストロ
    ーク管理回路に基づき回転打ち物が1回目の往復ストロ
    ーク動作をした場合には第1打音発生回路が動作し、第
    2ストローク管理回路に基づき回転打ち物が2回目の往
    復ストローク動作をした場合には第2打音発生回路が動
    作する様にバウンド制御手段により制御した事を特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の打方装置付き時計。
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