JPH0436526A - ウインド型空気調和機 - Google Patents

ウインド型空気調和機

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JPH0436526A
JPH0436526A JP2141992A JP14199290A JPH0436526A JP H0436526 A JPH0436526 A JP H0436526A JP 2141992 A JP2141992 A JP 2141992A JP 14199290 A JP14199290 A JP 14199290A JP H0436526 A JPH0436526 A JP H0436526A
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JP
Japan
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air
air conditioner
air filter
filter
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Application number
JP2141992A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tamagawa
玉川 勉
Hitoshi Wakatsuki
若月 仁
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/02Self-contained room units for air-conditioning, i.e. with all apparatus for treatment installed in a common casing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、全ての冷凍サイクル機器を収容しその両端部
を被空調室内と室外とに突出して被空調室壁を貫通した
状態で設けられるウィンド型空気調和機に係り、特に、
被空調室内空気を空気調和機本体内に導入案内する吸込
口構造の改良に関する。
(従来の技術) 空気調和機本体内に全ての冷凍サイクル機器を収容し、
上記空気調和機本体の一端部を被空調室内に突出し、他
端部を室外に突出して、被空調室壁を貫通した状態で設
けられるウィンド型空気調和機が多用される。
この種の空気調和機は、被空調室の居住空間スペースお
よび室外周辺部における空間スペースに余裕があり、か
つより強力な空調容量が望まれる地域での需要が相変わ
らす根強いものである。
ところで、上記空気調和機本体の被空調室側への突出端
部には、前面パネルが設けられる。この前面パネルには
、被空調室内空気を空気調和機本体内に導入案内する吸
込口と、空気調和機本体内で熱交換した空気を再び被空
調室内に導出案内する吹出口および操作盤などが設けら
れる。
また、上記吸込口および吹出口ともに単なる開口部であ
るから、それぞれに吸込グリル、吐出グリルを嵌め込ん
で、たとえば針金などの異物の侵入を阻止しなければな
らない。当然、これらグリルは前面パネルの装飾を兼用
する。
なお、上記被空調室内に塵埃が浮遊していると、これが
室内空気とともに空気調和機本体内に吸込まれる恐れが
ある。塵埃は冷凍サイクル機器を構成する熱交換器や送
風機に付着してそのまま固形化したり、あるいは熱交換
後の空気中に混在して再び被空調室に吹出されて室内空
気を汚染する。
そのため、空気調和機本体の熱交換空気流通路中にエア
ーフィルタを設けて、熱交換空気に混在する塵埃を濾過
することが行われている。上記エアーフィルタの配設位
置は、塵埃の空気調和機本体内への侵入を阻止するため
、および送風抵抗の低減を目的として、普通、上記吸込
グリルに沿って装着される。そして、上記エアーフィル
タが濾過した塵埃がそのまま残っていると、いわゆる目
詰まりとなって濾過精度が低下するので、適宜期間毎に
上記エアーフィルタに付着した塵埃を除去しなければな
らない。
このような塵埃の除去作業は、エアーフィルタを上記吸
込グリルに沿って装着した状態で行うことはできず、−
旦空気調和機本体から取外してから行う。すなわち、従
来、上記エアーフィルタは吸込グリルに対して着脱自在
になっていて、吸込グリルは空気調和機本体の前面パネ
ルに取付固定される。
上記エアーフィルタの着脱構造としては、前面パネルの
吸込グリル背面側下部あるいは側部に沿ってエアーフィ
ルタ装着用口を設け、空気調和機本体の下方あるいは側
方からエアーフィルタを挿脱するようになっている。な
お、エアーフィルタの下部あるいは側部には把手部が一
体に設けられていて、ここを把ってエアーフィルタの着
脱操作を行う。所定位置にエアーフィルタを装着した状
態で、エアーフィルタの把手部は前面パネルから突出す
る。すなわち、再び取外す際に把手部か見つけ易くなっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、空気調和機本体の据付は場所によっては
、上記エアーフィルタの着脱方向に家具や壁等の障害物
かある場合か考えられる。この障害物があれば、エアー
フィルタの着脱か不可能になるから、目詰まりか生じて
もそのまま放置しなければならない。このときは、熱交
換効率の低下および塵埃の室内吹出し等の不具合が生じ
る。
あるいは、障害物の有無を確認してから、エアーフィル
タの着脱に支障のない着脱方向のものを選択する。この
ときは、据付は場所の選択範囲が限定されるとともに、
最適構造のものを選択しなければならないから、据付け
に手間がかかる。また、いずれにしても、エアーフィル
タの上記把手部は突出した状態にあり、美観を損なう。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、エアーフィルタの着脱作業の操作
性を理由に空気調和機本体の据付は場所を選択する必要
がなく、エアーフィルタの濾過精度を保持でき、かつエ
アーフィルタの把手部を外部に突出することなく設けら
れ、美観向上を図れるウィンド型空気調和機を提供しよ
うとするものである。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、ウィンド型の空気調和機本体内に全
ての冷凍サイクル機器を収容し、この空気調和機本体の
一端部を被空調室内に突出し、かつ他端部を室外に突出
して被空調室壁を貫通した状態で設け、この空気調和機
本体の被空調室側端部に被空調室内空気を空気調和機本
体内に導入案内する吸込口および空気調和機本体内て熱
交換した空気を再び被空調室内に導出案内する吹出口を
備えた前面パネルを設け、この前面パネルの吸込口に吸
込グリルを回動自在に枢着し、この吸込グリルの裏面側
に被空調室内空気を濾過するエアーフィルタを着脱自在
に装着したことを特徴とするウィンド型空気調和機であ
る。
(作用) この種ウィンド型空気調和機によれば、エアーフィルタ
は吸込グリルを流通して吸込口から空気調和機本体内に
導かれる被空調室内空気を濾過する機能を保持する。目
詰まり防止のため、空気調和機本体の前面パネルからエ
アーフィルタを取外す場合には、吸込グリルを回動して
保持し、その状態で吸込グリルからエアーフィルタを取
外す。
上記吸込口の対向部位には何らの障害物もないので、エ
アーフィルタの着脱作業を容易に行うことができる。据
付けた空気調和機本体の周囲に家具等が配置されていて
も、エアーフィルタの着脱作業の障害物にならずにすみ
、据付場所の選択範囲が拡大する。また、上記吸込グリ
ルを回動ずれば、エアーフィルタの把手部が露出し、通
常の運転状態では上記把手部は露出しない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
第1図に、空気調和機本体1を示す。この空気調和機本
体1は矩形箱状をなし、図における前後方向の略中間部
が、ここでは図示しない被空調室壁を貫通した状態で据
付けられる。空気調和機本体1の手前側端部には、前面
パネル2が一体に設けられる。この前面パネル2に仲、
吸込グリル3と吹出グリル4および操作盤5が設けられ
る。上記吸込グリル3は、後述するように、前面ノくネ
ル2に対してその上端部が図示しないヒンジ具を介して
回動自在に枢着される。上記吹出グリル4は、前面パネ
ル2に固定的に取付けられる。上記操作盤5には、運転
開始−停止の切換スイッチ、空調運転の種類選択スイッ
チ、室温設定用銅あるいはリモコンスイッチの受光素子
部などが設けられる。
また、空気調和機本体1の背面側には外気吹出口6が開
口している。
第2図に、空気調和機本体2の内部構成を示す。
上記空気調和機本体1内の一側端には室内側熱交換器7
が配置され、他側端には室外側熱交換器8が配置される
。上記室内側熱交換器7は、前面パネル2に設けられる
吸込口9に対向して配置され、この吸込口9に上記吸込
グリル3か開閉自在に嵌め込まれている。そして、吸込
グリル3の裏面側にはエアーフィルタ10か後述するよ
うに装着される。上記吹出グリル4は、吸込口9の側方
に設けられる吹出口11に嵌め込まれる。
一方、上記室外側熱交換器8に対向する空気調和機本体
1の背面側端面には、外気吸込口12が開口している。
空気調和機本体1の略中央部には、圧縮機13および二
輪のファンモータ14が配設される。このファンモータ
14の一方の回転軸にはシロッコファン型の室内ファン
15が嵌着され、他方の回転軸にはプロペラファン型の
室外ファン16が嵌着される。上記室内ファン15は室
内側熱交換器に対向し、室外ファン16は室外側熱交換
器8に対向している。上記室内ファン15を囲繞するよ
うエアーダクト17が設けられている。
このエアーダクト17は、室内ファン15と室内側熱交
換器7との対向面か開口するとともに、上記吹出口11
の対向面が開口する。また、上記室外ファン16の周端
部と室外側熱交換器8とに亘ってファンガイド18か設
けられる。
このような機器類を収容する空気調和機本体1は、被空
調室壁Kにその略中間部か貫通した状態に据付けられる
。したかって、空気調和機本体1の一端部は被空調室内
Rに突出し、他端部は室外に突出する。上記吸込口9な
とを備えた前面パネル2は、被空調室内Rに突出する。
第3図に、空気調和機本体1内に収容される構成部品を
分解して示す。上記室内側熱交換器7や室外側熱交換器
8、エアーダクト17およびファンガイド18などは、
全て空気調和機本体1の底面を構成する底面パネルla
上に配設される。上記室内側熱交換器7に対向して設け
られるエアーダクト17内には、ファンケーシング19
か設けられ、上記室内ファン15を囲繞する。エアーダ
クト17の上端部は押え板17aによって閉塞されると
ともに、この押え板17aによって上記室内側熱交換器
7の上端部か倒れないよう保持される。また、上記室内
側熱交換器7の下端部にはドレンパン20が設けられ、
この熱交換器7の熱交換作用にともなって生成されるド
レン水を集溜するようになっている。上記ドレンパン2
0には、図示しないホースが接続されていて、ドレン水
を所定の容器あるいは直接室外に排出するよう延出され
る。図中21は電気部品箱であり、上記圧縮813およ
びファンモータ14の運転制御をなす電気部品が収容さ
れる。この前面側は、ここでは図示しない上記操作盤5
になっていて、上記吹出グリル4は、上記電気部品箱2
1の上面部に載設される。一方、室内ファン15と室外
ファン16とを回転軸に嵌着させたファンモータ14は
、底面パネル1a上に配設されるモータ支持具22に取
付けられる。
このようにして構成されるウィンド型空気調和機には、
第4図に示すような冷凍サイクルが構成される。すなわ
ち、圧縮機13の吐出側には冷媒管Pを介して室外側熱
交換器8、膨張弁23および室内側熱交換器7が順に接
続され、この室内側熱交換器7から上記圧縮機13の吸
込側に接続されてなる。
しかして、操作盤5のスイッチ類を操作して空調運転を
開始する。上記圧縮機13か駆動して室内側熱交換器7
て蒸発した冷媒ガスを吸込み、圧縮する。高圧高温化し
た冷媒ガスは、圧縮機13から吐出されて室外側熱交換
器8に導かれ、ここで外気と熱交換する。熱交換するこ
とにより冷媒は液化し、膨張弁23に導かれて減圧化す
る。そしてさらに室内側熱交換器7に導かれ、被空調室
内R空気と熱交換する。室内空気は冷媒の蒸発潜熱を奪
われ、低温になる。再び被空調室内Rに吹出される状態
で熱交換した空気は低温になっているので、被空調室内
Rの冷房作用をなすことになる。上記室内側熱交換器7
て熱交換した蒸発冷媒ガスは圧縮機13に吸込まれ、再
び上述の冷凍サイクルを繰り返えす。
上記圧縮機13の運転とともに上記ファンモータ14に
通電され、室内ファン15および室外ファン16は同時
に回転駆動される。上記室内ファン15の回転作用によ
って、被空調室内R空気か吸込口9である吸込グリル3
から空気調和機本体l内に吸込まれ、途中、エアーフィ
ルタ10て濾過される。そして、室内側熱交換器7を通
過して冷媒の蒸発潜熱を奪われ、低温化する。さらにエ
アーダクト17内に導かれ、ファンケーシング19によ
って案内されて、吹出口11である吹出グリル4から再
び被空調室内Rに吹田される。
一方、室外ファン16の回転作用によって、外気が外気
吸込口12から空気調和機本体1内に吸込まれ、室外側
熱交換器8を通過する。ここで冷媒と熱交換し、凝縮熱
を吸収して温度上昇する。そして空気調和機本体1内に
おいて、ファンモータ14および圧縮機13に沿って流
通し、これらの冷却をなす。最終的に、外気吹出口6か
ら再び室外に吹出される。
第5図に、上記吸込グリル3の概略構造を示す。
上記吸込グリル3は断面略逆り字状に形成され、その上
端部は図示しないヒンジ具を介して吸込口9の上端部に
回動自在に枢着される。また、吸込グリル3の裏面側に
沿ってフィルタガイド25か設けられる。このフィルタ
ガイド25は、下端面に沿って開口する略薄箱状をなす
。すなわち、フィルタガイド25の前面と上面および図
示しない側面部位は上記吸込グリル3裏面側にに接着さ
れ、下端開口部25aと背面側は開放されている。下端
開口部25aは、背面側のろ突出するよう折曲形成され
、開口幅か大になっている。上端部近傍の内面側で、か
つ相対向する前後面部位は、互いに内側に水平方向に沿
って突出する突条部2626が一体に設けられる。背面
側の突条部26に沿う部分は切欠加工された孔部26a
となっていて、この突条部26は容易に弾性変形可能で
ある。
このようなフィルタガイド25に、上記エアーフィルタ
10か着脱自在に装着される。すなわち、エアーフィル
タ10の上端部断面はある程度尖鋭状に形成され、上端
部からフィルタガイド25の下端開口部25Bに挿入し
易いようになっている。
上端部近傍の前後面には、水平方向に沿って掛止用溝2
7.27が設けられる。これら掛止用溝27.27が上
記フィルタガイド25の突条部26.26に指腕自在に
掛止され、エアーフィルタ10はフィルタガイド25か
ら脱落しないで保持される。
したがって、長期間の使用によって空気調和機本体1の
前面パネル2が経時変化しても、フィルタガイド25自
体の変形がなく、エアーフィルタ10に対する掛止保持
力が低下しない。エアーフィルタ10は確実に保持され
、容易に脱落しない。
上記エアーフィルタ10の下端部は、背面側に一体に折
曲される把手部28となっている。この把手部28は、
エアーフィルタ10がフィルタガイド25内に装着され
た状態でフィルタガイド25の下端開口部25gから突
出する。上記エアーフィルタ10をフィルタガイド25
内に挿入する際は2把手部28を押し上げればよく、引
き出す際には把手部28に容易に指を引っ掛けることが
でき、作業し易い構成となっている。
なお、フィルタガイド25にエアーフィルタ10を装着
した状態で吸込グリル3を吸込口9に嵌め込んでも、把
手部28か前面パネル2に接触することがなく、吸込グ
リル3の背面側に突出したまま収容されるようになって
いる。
したがって、吸込グリル3が吸込口9に嵌め込まれる通
常の状態で、上記把手部28は吸込グリル3から突出せ
ず、被空調室内R側から目視できない。換言すれば、把
手部28か見えないから、美観の向上を図れる。
しかして、エアーフィルタ10の掃除のため、空気調和
機本体1から取外すには、吸込グリル3の下端部を手前
側に引いて、その上端部を支点として回動付勢する。吸
込グリル3の下端部は吸込口9から離間し、吸込口9は
開放される。この状態で上記フィルタガイド25の下端
部からエアーフィルタ10の把手部28が露出すること
になり、ここに指を掛けて引き下ろす。エアーフィルタ
10に設けられる掛止用凹溝27,27は、フィルタガ
イド10の突条部26.26から離脱する。
すなわち、エアーフィルタ10の取出しができる。
第6図は、吸込グリル3からエアーフィルタ10を取出
し、あるいは装着する途中の状態を示す。エアーフィル
タ10の着脱いずれにしても、吸込グリル3の回動状態
を保持する必要がある。
第7図(A)は、吸込グリル3を前面パネル2から回動
操作する状態、あるいは吸込グリル3を正規位置に戻す
操作状態を示す。すなわち、作業者は両手それぞれの指
で吸込グリル3の下端両側部を押圧付勢する。この裏面
側には、ここでは図示しないラッチ構造が設けられてい
て、吸込グリル3の前面パネル2に対する掛合が外れる
。あるいは、開放状態にある吸込グリル3を押圧付勢す
ると、吸込グリル3は上記吸込口9に嵌め込まれる。
第7図(B)は、開放した吸込グリル3からエアーフィ
ルタ10を引き出す途中の状態を示す。
作業者は、図示しない片方の手で吸込グリル3の開放状
態を保持し、もう片方の手でエアーフィルタ10を引き
出す。すなわち、吸込グリル3の上端部背面側に突出す
るエアーフィルタ10の把手部28に指を掛け、そのま
ま引き下ろす。先に説明したエアーフィルタ10の掛止
用溝27か、フィルタガイド25の突条部26から離間
する。
第7図(C)は、エアーフィルタ10か吸込グリル3か
ら完全に引き出される寸前の状態を示す。
すなわち、把手部28から指を外しでても、エアーフィ
ルタ10はその自重で落下し、吸込グリル3から取外し
される。
したかって、エアーフィルタ10に付着する塵埃の除去
ができる。必要な作業か終了したら、再びエアーフィル
タ10を吸込グリル3に装着する。
その装着作業は、先に説明した取外し作業の逆の操作を
すればよい。いずれにしても、極めて容易に、かつ迅速
に行える。
また、このようなエアーフィルタ1Gの着脱作業は、空
気調和機本体1の前面側から行うことになる。空気調和
機本体1の前面側である前面パネル2には、吸込口9や
吹出口11か設けられるところから、このパネル2に対
向して家具などを配置することはない。すなわち、何ら
の障害物もない方向からエアーフィルタ10の着脱作業
を行い、かつ全て同一方向で処理でき、作業性が極めて
よい。従来のようにエアーフィルタ10を直下方や側方
に沿って田し入れ操作しないですみ、据付けられた空気
調和機本体1の直下方や側方に家具などの障害物があっ
ても何ら支障がない。このように、空気調和機本体1の
据付は場所がエアーフィルタ10の着脱作業を理由とし
て限定されなくなり、据付は場所の選択範囲が拡大する
第8図に、空気調和機本体1への上記電気部品箱21の
取付は状態を示す。すなわち電気部品箱21は、PC基
板に電子部品を取付は水平方向にして空気調和機本体1
内に挿入される基板部21aと、この基板部21aの前
端部に垂直方向に連結され上記スイッチ類を取付けるス
イッチ基板21bとからなる。上記基板部21aには、
取付金具29を介して切換えスイッチからなる試運転ス
イッチ30が設けられ、基板部21aと電気的に接続さ
れる。この試運転スイッチ30は、上記操作盤5のスイ
ッチ類をワイヤレスリモコン操作式とした場合に、リモ
コンの電池切れかあっても一時的に運転継続可能とする
スイッチである。
第9図に示すように、電気部品箱21を正規の位置に取
付けてから、上記スイッチ基板21bの前面側に操作盤
5が対向するよう、空気調和機本体1に前面パネル2を
取付ける。この状態で上記試運転スイッチ30は、その
摘み部30aを前面パネル2に設けられる上記吸込グリ
ル3側に対向する。
第10図に示すように、吸込グリル3を開放することに
より、試運転スイッチ30の摘み部30aが吸込口9の
側面に露出する。すなわち、試運転スイッチ30の切換
操作か可能となる。通常、吸込グリル3は閉成されてい
るので、試運転スイッチ30が目立たなくてすむ。操作
盤5に試運転スイッチ専用の小窓を設ける必要もなく、
外観がシンプルなデザインとなるとともに、吸込グリル
3を回動して吸込口9を開放しないと操作できないので
、誤操作の発生が全くない。
また同図にのみ示すように、試運転スイッチ30の下部
にはラッチ31か設けられる。このラッチ31は、吸込
口9のここでは図示しない反対側端部にも設けられる。
それぞれのラッチ31には、上記吸込グリル3の裏面側
最下端部に設けられる図示しない掛止具が指腕自在であ
る。先に第7図(A)において説明したように、掛止具
がラッチ31に掛合した状態で吸込グリル3は吸込口9
を閉塞し、掛止具のある位置を指で押圧することにより
、掛止具はラッチ31から離脱するようになっている。
また同図のみ示すように、吸込口9の側縁を構成し、か
つ吸込グリル3の側部を受ける桟部32の表面側に植毛
処理33を施す。このような植毛処理33を施した理由
を以下に述べる。すなわち、冷凍サイクル運転にともな
って吹出口11から吹出される冷気が前面パネル2を冷
却し、吸込口9の桟部32も冷却される。ところが、吸
込口9には熱交換前の温度の高い被空調室内R空気が導
通し、桟部32に接触して凝縮作用が生じる。植毛がな
いと、桟部32表面に結露が生し、これか滴下して床面
を濡らすこととなる。しかしながら、桟部32の表面に
植毛処理33を施したので表面積が大幅に増加し、上記
吹出口11からの冷気伝導で桟部32か冷やされても、
植毛処理33によって上記桟部32は吸込空気で暖めら
れて露点以上になる。二の二とにより桟部32の結露が
なくなり、前面パネル2からの滴下がない。同時に、植
毛処理33を施したことにより、冷凍サイクル運転にと
もなって空気調和機本体1が振動しても、いわゆるビビ
リ音の発生を阻止する。
〔発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、ウィンド型空気調
和機本体の被空調室側端部を構成する前面パネルに吸込
口および吹出口を備え、上記吸込口に吸込グリルを回動
自在に枢着し、この吸込グリルの裏面側にエアーフィル
タを着脱自在に装着したから、エアーフィルタの着脱作
業の操作性を理由に空気調和機本体の据付は場所を選択
する必要かなくなって選択範囲が拡大するとともに、工
アーフィルタの濾過精度を保持でき、かつエアーフィル
タの把手部を外部に突出せずにすんで美観の向上化を図
れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はウィンド型空
気調和機の外観の斜視図、第2図はウィンド型空気調和
機の概略の横断平面図、第3図は空気調和機本体内に収
容される冷凍サイクル機器ほか要部の分解した斜視図、
第4図は空気調和機の冷凍サイクル構成図、第5図は吸
込グリルの概略縦断面図、第6図は吸込グリルからエア
ーフィルタを引き出した状態の側面図、第7図(A)な
いしくC)はエアーフィルタの着脱操作を順に説明する
図、第8図は空気調和機本体に対する電気部品箱および
試運転スイッチの分解した斜視図、第9図は前面パネル
の一部斜視図、第10図は吸込グリルを開放した状態の
一部斜視図である。 1・・・圧縮機、8・・・室外側熱交換器、7・・・室
内側熱交換器、R・・・被空調室内、K・・・被空調室
壁、1・・・空気調和機本体、9・・・吸込口、11・
・・吹出口、2・・・前面パネル、3・・・吸込グリル
、10・・・エアーフィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 全ての冷凍サイクル機器を収容しその一端部を被空調室
    内に突出し他端部を室外に突出して被空調室壁を貫通し
    た状態で設けられるウインド型の空気調和機本体と、こ
    の空気調和機本体の被空調室側端部に設けられ被空調室
    内空気を空気調和機本体内に導入案内する吸込口および
    空気調和機本体内で熱交換した空気を再び被空調室内に
    導出案内する吹出口を備えた前面パネルと、この前面パ
    ネルの吸込口に回動自在に枢着される吸込グリルと、こ
    の吸込グリルの裏面側に着脱自在に装着され被空調室内
    空気を濾過するエアーフィルタとを具備したことを特徴
    とするウインド型空気調和機。
JP2141992A 1990-05-31 1990-05-31 ウインド型空気調和機 Pending JPH0436526A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040026076A (ko) * 2002-09-17 2004-03-27 삼성전자주식회사 공기조화기 실내기
JP2010078311A (ja) * 2008-08-29 2010-04-08 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室内機

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KR20040026076A (ko) * 2002-09-17 2004-03-27 삼성전자주식회사 공기조화기 실내기
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