JPH04364996A - シャープペンシル用チャック構造 - Google Patents
シャープペンシル用チャック構造Info
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- JPH04364996A JPH04364996A JP16758991A JP16758991A JPH04364996A JP H04364996 A JPH04364996 A JP H04364996A JP 16758991 A JP16758991 A JP 16758991A JP 16758991 A JP16758991 A JP 16758991A JP H04364996 A JPH04364996 A JP H04364996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- chuck
- inner face
- lead holding
- mechanical pencil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、芯の保持を確実に行う
ために芯保持部内面に凹凸部を形成したシャープペンシ
ル用チャック構造に関する。
ために芯保持部内面に凹凸部を形成したシャープペンシ
ル用チャック構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、シャープペンシル用チャックの芯
保持部内面は、芯を確実に保持するために凹凸部を形成
したものが知られている。特にチャックの芯保持部外側
にボールを設けたボールチャックの場合は、芯の引き出
しが数グラム程度の弱い力で可能となりかつ筆圧に対し
ては充分な固定力を発揮するような特性が要求され、そ
の特性を確実に発揮させるにはチャックの締め付け用ス
プリングのバネ力を弱く設定する方が効果的なため、凹
凸部がタップ加工あるいはダイキャスト成形により行わ
れていた。
保持部内面は、芯を確実に保持するために凹凸部を形成
したものが知られている。特にチャックの芯保持部外側
にボールを設けたボールチャックの場合は、芯の引き出
しが数グラム程度の弱い力で可能となりかつ筆圧に対し
ては充分な固定力を発揮するような特性が要求され、そ
の特性を確実に発揮させるにはチャックの締め付け用ス
プリングのバネ力を弱く設定する方が効果的なため、凹
凸部がタップ加工あるいはダイキャスト成形により行わ
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のものは
、凹凸部の頂部が鋭角的に尖って形成されていたために
初期の芯保持力は充分に達成されていたが、使用してい
くに従って頂部が徐々に摩耗して丸くなってしまい、芯
保持力が低下してしまうものであった。特に、数日間で
１０万打点程度の筆記を行うプロッタに装着して使用し
た場合には、短期間に芯保持力が低下してしまい頻繁に
シャープペンシルユニットを交換しなければならなかっ
た。従って、プロッタ使用者に多大の経済的負担をしい
るものであった。
、凹凸部の頂部が鋭角的に尖って形成されていたために
初期の芯保持力は充分に達成されていたが、使用してい
くに従って頂部が徐々に摩耗して丸くなってしまい、芯
保持力が低下してしまうものであった。特に、数日間で
１０万打点程度の筆記を行うプロッタに装着して使用し
た場合には、短期間に芯保持力が低下してしまい頻繁に
シャープペンシルユニットを交換しなければならなかっ
た。従って、プロッタ使用者に多大の経済的負担をしい
るものであった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャープペン
シル用チャックの芯保持部内面に凹凸部を形成し、かつ
該凹凸部の頂部に長手方向に伸びた０．０１から０．０
５ｍｍの平坦部を形成するものである。このことにより
、長期間使用しても芯保持力が低下することなく確実に
芯を保持して使用できるものである。
シル用チャックの芯保持部内面に凹凸部を形成し、かつ
該凹凸部の頂部に長手方向に伸びた０．０１から０．０
５ｍｍの平坦部を形成するものである。このことにより
、長期間使用しても芯保持力が低下することなく確実に
芯を保持して使用できるものである。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の実施例を示すもので、シャー
プペンシル用チャック１の芯保持部１Ａに複数のスリ割
りを設けて数分割し、長手方向に２．５ｍｍ程度伸びた
芯保持部１Ａ内面にピッチ０．１から０．２ｍｍ程度、
好ましくはピッチ０．１２５ｍｍのネジ山を形成し、該
ネジ山の頂部１Ｂに図２に示したように０．０１から０
．０５ｍｍの平坦部１Ｃを形成する。
プペンシル用チャック１の芯保持部１Ａに複数のスリ割
りを設けて数分割し、長手方向に２．５ｍｍ程度伸びた
芯保持部１Ａ内面にピッチ０．１から０．２ｍｍ程度、
好ましくはピッチ０．１２５ｍｍのネジ山を形成し、該
ネジ山の頂部１Ｂに図２に示したように０．０１から０
．０５ｍｍの平坦部１Ｃを形成する。
【０００６】ここで、従来のシャープペンシル用チャッ
クである頂部が鋭角状に尖ったものと、本発明のシャー
プペンシル用チャック１である頂部１Ｂに０．０２ｍｍ
の平坦部１Ｃを形成したものを比較すると、プロッタに
より「議」という文字を繰り返し筆記させ耐久性を測定
した所、従来のものは１０万打点程度、少ないものは１
万打点で芯保持力がなくなったのに対し、本発明のもの
は１００万打点の筆記に充分耐えられるという結果が得
られた。この理由としては、従来のシャープペンシル用
チャックにおいては、芯保持部内面の頂部が鋭角状に尖
っているために、頂部が徐々に丸くなり、丸くなった頂
部が芯の表面を滑ってしまい保持できなくなるのに対し
、本発明のシャープペンシル用チャック１は、平坦部１
Ｃとそのエッジにより芯を保持するために芯保持部１Ａ
内面の頂部１Ｂがほとんど摩耗せず、平坦部１Ｃとエッ
ジで長期に渡って確実に芯を保持するためである。
クである頂部が鋭角状に尖ったものと、本発明のシャー
プペンシル用チャック１である頂部１Ｂに０．０２ｍｍ
の平坦部１Ｃを形成したものを比較すると、プロッタに
より「議」という文字を繰り返し筆記させ耐久性を測定
した所、従来のものは１０万打点程度、少ないものは１
万打点で芯保持力がなくなったのに対し、本発明のもの
は１００万打点の筆記に充分耐えられるという結果が得
られた。この理由としては、従来のシャープペンシル用
チャックにおいては、芯保持部内面の頂部が鋭角状に尖
っているために、頂部が徐々に丸くなり、丸くなった頂
部が芯の表面を滑ってしまい保持できなくなるのに対し
、本発明のシャープペンシル用チャック１は、平坦部１
Ｃとそのエッジにより芯を保持するために芯保持部１Ａ
内面の頂部１Ｂがほとんど摩耗せず、平坦部１Ｃとエッ
ジで長期に渡って確実に芯を保持するためである。
【０００７】上記実施例における芯保持部１Ａ内面のネ
ジ山は２０山程度形成されているが、芯を保持するため
に必要なネジ山の数は５から１０山程度あればよい。
ジ山は２０山程度形成されているが、芯を保持するため
に必要なネジ山の数は５から１０山程度あればよい。
【０００８】又、図示してないが芯保持部内面の凹凸形
状としては、ネジ山に限定されるものではなく、内方に
隆起した突条を円周方向に伸ばして複数形成し、該突条
の頂部に長手方向に伸ばして０．０１から０．０５ｍｍ
程度の平坦部を形成してもよい。
状としては、ネジ山に限定されるものではなく、内方に
隆起した突条を円周方向に伸ばして複数形成し、該突条
の頂部に長手方向に伸ばして０．０１から０．０５ｍｍ
程度の平坦部を形成してもよい。
【０００９】尚、本発明のシャープペンシル用チャック
１の製造方法としては、先ずチャック１の前部に芯保持
部１Ａ内面を形成するために、保持する芯の外径と同等
の孔をキリにより形成し、その後に芯の外径よりやや大
きい最大径のタップでネジ切りを行う。更にチャック１
の先端より長手方向に伸びた適宜長さの切り溝を等間隔
に複数形成し、芯保持部１Ａを数分割する。その後必要
によりクロム等のメッキを行った後、チャック１の広が
りを防ぐために芯保持部１Ａ外側にリングを仮装着して
再びタップによりネジ切りを行う。この時のタップの最
大径は初期タップよりわずか太径のものを使用し、しか
もタップの谷部に０．０１ｍｍから０．０５ｍｍの平地
部を有した特殊なものを使用する。このようにすれば本
発明のシャープペンシル用チャック１が精度よく製造で
きるものである。
１の製造方法としては、先ずチャック１の前部に芯保持
部１Ａ内面を形成するために、保持する芯の外径と同等
の孔をキリにより形成し、その後に芯の外径よりやや大
きい最大径のタップでネジ切りを行う。更にチャック１
の先端より長手方向に伸びた適宜長さの切り溝を等間隔
に複数形成し、芯保持部１Ａを数分割する。その後必要
によりクロム等のメッキを行った後、チャック１の広が
りを防ぐために芯保持部１Ａ外側にリングを仮装着して
再びタップによりネジ切りを行う。この時のタップの最
大径は初期タップよりわずか太径のものを使用し、しか
もタップの谷部に０．０１ｍｍから０．０５ｍｍの平地
部を有した特殊なものを使用する。このようにすれば本
発明のシャープペンシル用チャック１が精度よく製造で
きるものである。
【００１０】更にシャープペンシル用チャックの構造と
しては、複数に分割された片を合わせて筒状に構成し、
該チャックの芯保持部内面に前記同様の凹凸部を形成し
てもよい。
しては、複数に分割された片を合わせて筒状に構成し、
該チャックの芯保持部内面に前記同様の凹凸部を形成し
てもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明した本発明のシャープペンシル
用チャック構造は、芯保持部内面に凹凸部を形成し、該
凹凸部の頂部に長手方向に伸びた０．０１から０．０５
ｍｍの平坦部を形成した点に特長がある。このことによ
り、長期間に渡って使用しても頂部が摩耗したり丸くな
ったりする恐れがなく、確実に芯を保持できるものであ
る。従って特にプロッタに装着して使用するシャープペ
ンシル用チャックにおいては、長期に渡って使用でき非
常に経済的な効果が奏せられるものである。
用チャック構造は、芯保持部内面に凹凸部を形成し、該
凹凸部の頂部に長手方向に伸びた０．０１から０．０５
ｍｍの平坦部を形成した点に特長がある。このことによ
り、長期間に渡って使用しても頂部が摩耗したり丸くな
ったりする恐れがなく、確実に芯を保持できるものであ
る。従って特にプロッタに装着して使用するシャープペ
ンシル用チャックにおいては、長期に渡って使用でき非
常に経済的な効果が奏せられるものである。
【図１】本発明のシャープペンシル用チャック構造を示
す主要部断面図である。
す主要部断面図である。
【図２】本発明のチャック構造の芯保持部を示す拡大断
面図である。
面図である。
１ チャック
１Ａ チャック１の芯保持部
１Ｂ チャック１の頂部
１Ｃ チャック１の平坦部
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも芯保持部が数分割され楔作
用により芯を保持するシャープペンシル用チャック構造
において、芯保持部の内面に凹凸部を形成し、かつ該凹
凸部の頂部に長手方向に伸びた０．０１から０．０５ｍ
ｍの平坦部を形成することを特徴とするシャープペンシ
ル用チャック構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167589A JP3007446B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | シャープペンシル用チャック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167589A JP3007446B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | シャープペンシル用チャック構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364996A true JPH04364996A (ja) | 1992-12-17 |
| JP3007446B2 JP3007446B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=15852563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167589A Expired - Lifetime JP3007446B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | シャープペンシル用チャック構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3007446B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019103119A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 三菱鉛筆株式会社 | シャープペンシル用チャック及びシャープペンシル |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1165697C (zh) | 1996-12-16 | 2004-09-08 | 株式会社理光 | 密封垫的唇部翻卷复原方法 |
| US7452148B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-11-18 | Mitsubishi Pencil Co., Ltd. | Lead holding structure of mechanical pencil |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3167589A patent/JP3007446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019103119A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 三菱鉛筆株式会社 | シャープペンシル用チャック及びシャープペンシル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3007446B2 (ja) | 2000-02-07 |
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Legal Events
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