JPH04364799A - 電子機器用移動式筺体の据付け構造 - Google Patents

電子機器用移動式筺体の据付け構造

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JPH04364799A
JPH04364799A JP14024291A JP14024291A JPH04364799A JP H04364799 A JPH04364799 A JP H04364799A JP 14024291 A JP14024291 A JP 14024291A JP 14024291 A JP14024291 A JP 14024291A JP H04364799 A JPH04364799 A JP H04364799A
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JP
Japan
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housing
pedestal
floor
height
casters
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Withdrawn
Application number
JP14024291A
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English (en)
Inventor
Shinji Kajiwara
梶原 心二
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型交換機等を収納す
るための筺体に関し、特に、底面にキャスターを具え、
床上を所定箇所までキャスターによって移動し、そこの
床面に位置決め・固定される方式の移動式筺体の据付け
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこのタイプの筺体の据付けに際し
ては、例えば第6図に示すように、キャスター2によっ
て所定位置まで床上を移動し、そこでキャスター2に隣
接して筺体1の底面に設けられた台足3を調整すること
によって筺体1を持ち上げてキャスター2を床から浮か
し、次に台足の基部を止め板4で押さえて床に固定して
いる。
【0003】又、別のやり方としては、第7図に示すよ
うに、所定の位置で台足3の調整によってキャスター2
を床から浮かした後、筺体1の両側面と床との間をL型
金具5で連結・固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした方式
の場合、筺体の底面は床面から浮き上がり、その重量は
特定箇所に個々に設けられた止め板やL型金具によって
専ら担持されている。従って、地震等によって筺体に外
力が加わった場合、これに対抗するものとしては止め板
やL型金具の剛性のみが頼りであり、固定の信頼性は充
分とは言えなかった。
【0005】更に、筺体底面の四箇所に設けられている
台足をそれぞれ回転・調整して筺体を持ち上げてレベル
を出しているが、荷重が均等に配分されるように正確な
レベル出しを行うのは相当の熟練と手間を要する作業を
必要とした。本発明は、このような従来の技術の問題点
に鑑み、簡単な機構によって、確実な信頼性の高い筺体
の据付け構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、筺体の底面
形状に適合する長方形の平面形状を有し床上に接して設
置・固定される底板とその左右両側から垂直に立ち上が
った所定高さの側壁とからなる第1部材と、該第1部材
の前記側壁の外面に嵌合可能な左右両側壁を具え前記第
1部材に対して上から蓋をするように装着される第2部
材とからなる台座を具え、床上から前記第2部材の上面
までの高さは、前記台座の四隅に設けられた高さ調節機
構によって調節可能であり、キャスターを具えた電子機
器用筺体を前記台座上に位置決めし、前記高さ調節機構
の操作によって前記筺体のキャスターを床から浮かせ、
その状態で前記筺体を台座上に固定することを特徴とす
る電子機器用移動式筺体の据付け構造によって達成され
る。
【0007】
【作用】筺体の設置される床上には、予め前記構成の台
座が、その第1部材をアンカーボルト等によって固定さ
れて設置されている。筺体は、自らのキャスターによっ
て床上を移動し、その軸線を置き台の軸線に一致させて
台座の前面に位置決めされ、そのまま更に前進させられ
る。
【0008】前記台座の高さは筺体の底面よりも低く設
定してあるので、筺体はそのまま台座上に進入すること
ができる。筺体が所定位置まで進入すると、台座の高さ
調節機構が操作され、第2部材の上面の高さが上昇せし
められる。これによって、筺体の底面は押し上げられ、
キャスターは床から浮き上がって、筺体の重量は台座に
支持される。
【0009】この状態で、筺体の底板と台座の第2部材
とを適宜な手段によって締結・固定してその位置を確定
すれば、据付けが完成する。以下、図面に示す好適実施
例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。
【0010】
【実施例】第1図は、本発明の基本構成を説明するため
の斜視図である。本発明の筺体据付け構造は、筺体1を
別に準備された特殊構造の台座10に載せた状態で床上
に設置・固定することに特徴を有する。この台座10は
、筺体1の底面形状に適合する長方形の平面形状を有す
る底板11とその左右両側から直立した所定高さの側壁
12とからなる第1部材13とこれに上から蓋をするよ
うに装着される第2部材14とから構成されている。
【0011】第1部材13は、アンカーボルト15等に
よって、筺体が設置されるべき床上の位置に予め設置さ
れる。前記第2部材14は、実質的にL字型断面を有す
るアングル材で作られた左右両側壁16とこれの後端同
士を連結する横梁17とから構成され、前記第1部材1
3の両側壁12の外面に対して嵌合可能な寸法に作られ
ている。第2部材の両側壁16と横梁17の上縁は、そ
れぞれ内側に水平に張り出して上面18を形成し、ここ
に筺体1の底板が載るように構成されている。
【0012】第2部材14の四隅の部分には、それぞれ
図2に詳細に示すように内側に突出した係止部19が設
けられており、第1部材13に装着された場合に、その
側壁12の端面と係合して第2部材14の水平方向にお
けるY方向の位置決めを可能にしている。なお、第2部
材14のX方向の位置決めは両側壁12,16同士の接
触によって行われることは明らかである。
【0013】このようにして第1部材13上に水平方向
に正確に位置決めされた第2部材14は、次に四隅に設
けられた高さ調節機構20によって、第1部材13に対
してその高さ方向の位置を設定される。図3に高さ調節
機構20の一例を示すと、第2部材14の裏面側の四隅
は水平壁21に袋状に構成され、これに設けられた孔2
2を貫通して調節ボルト23の先端が突出している。該
調節ボルト23の基部は第1部材13の底板11上に溶
接・固定されている。このボルト23には前記水平壁2
1を挟んで2枚のナット24が螺合しており、図4に示
すように、台座3の外から両部材13,14の間の隙間
からスパナ25を挿入してナット24を回転させ、該ナ
ット24によって水平壁21を昇降させることによって
、その高さを変化させることができる。これによって、
床上から第2部材14の上面18までの高さを任意に調
整可能である。
【0014】このような構成の本発明の筺体据付け構造
による据付け作業の手順について説明する。先ず、筺体
1の設置されるべき床上の所定箇所に、台座10の第1
部材13をアンカーボルト15によって固定する。そし
て、第2部材14をその上に装着し、高さ調節機構20
の操作によって床上からその上面18までの高さを床上
から筺体1の底板までの高さよりも低く設定しておく。
【0015】この状態で筺体1をキャスター走行させて
台座10の正面に位置させ、そのまま台座10上に乗り
入れてその真上に停止させる。次に、スパナ25によっ
て高さ調節機構20を操作して、第2部材14を上昇さ
せ、その上面18を筺体1の底面に接触させ、更にこれ
を持ち上げると筺体1のキャスター2が床から浮き上が
らり、筺体の重量は台座10上に支持される。四隅の各
高さ調節機構について同じように調節を行い、筺体全体
として水平レベルが維持されるように高さを設定する。
【0016】そして、前記第2部材14の上面18の取
付け孔26(図1)とこれに対応する筺体側の取付け孔
と一致させてボルト等によって両者を固定し、据付けを
完了する。次に、高さ調節機構の別の例について、図5
を参照して説明する。この高さ調節機構20Aも台座1
0の四隅に設けられている。この手段は第1部材13の
底板11上に溶接固定された傾斜面27aを具えた第1
ブロック27と、該第1ブロックの傾斜面27a上を摺
動可能な傾斜面28aを具えた第2ブロック28とから
なる。
【0017】第2ブロック28の天面は第2部材14の
裏面に接触し、且つ胴部の中央には水平方向のねじ孔2
9が設けられている。該ねじ孔29には、第2部材14
の側壁16を貫通し、頭部30aが台座10の外に出て
いる調節ボルト30の先端が螺合し、且つ前記側壁16
の裏面に対面して前記調節ボルト30にはナット31が
装着されている。
【0018】この高さ調節機構20Aによる操作を説明
すると、先ず、第2部材14を下降させるには、調節ボ
ルト30を第2ブロック28のねじ孔29に対してねじ
込む方向に回転させる。するとボルト30はその頭部3
0aが側壁16に接触するまでは図5において右方に進
行してねじ孔29にねじ込まれるが、その後はねじ込ま
れるにつれて第2ブロック28を左方に牽引し、これを
第1ブロック27の傾斜面27aに沿って摺動させる。 これによって、第2ブロック28の天面は下に移動し、
第2部材14の上面は下降する。所定の高さまで下降し
た時点でナット31の操作してボルトの頭部30aとの
間で側壁16を挟んで位置を固定する。
【0019】第2部材14を上昇させるには、ボルト3
0をねじ孔29に対して図で左方に移動するように回転
させ、その頭部30aと側壁16との間に所望の隙間s
を設ける。そしてボルトの頭部30aを回転しないよう
にスパナ等で押さえた状態で、ナット31を回転させて
前記間隙sを解消させるようにボルト29を右方に移動
させる。これによって、第2ブロック28は第1ブロッ
ク27上を右方に摺動して、第2部材14を押し上げる
【0020】このようにして第2部材の高さが決められ
た後、第2部材の上面18と第2ブロック28を貫通す
る孔を通じてボルト(図示しない)を挿通し、その先端
を第1ブロック27に設けたねじ孔(図示しない)に螺
合させて第1部材13と第2部材14を固定する。以上
の操作を台座の四隅の高さ調節機構20Aについて行う
ことにより、第1実施例と同じに筺体1を台座10上に
正確に水平を出して載せて固定することができる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
予め床上に設置された台座を介して筺体を床上に据付け
る構成とし、キャスター走行によって筺体を台座上に乗
り入れ、台座の高さを上昇させて筺体のキャスターを床
から浮かせるようにしたので、据付け後はキャスターに
対する筺体の荷重は皆無となる。又、独特な構成の高さ
調節機構を四隅に設けたので、筺体底面と台座の上面と
の完全接触が可能となり、安定した据付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筺体据付け構造の基本構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明の第1部材と第2部材とのY方向の位置
決めのための手段を示す拡大斜視図である。
【図3】本発明の高さ調節機構の第1実施例の構成を示
す側断面図である。
【図4】図3の高さ調節機構を使用した本発明の筺体据
付け構造の台座の平面図である。
【図5】本発明の高さ調節機構の第2実施例の構成を示
す側断面図である。
【図6】従来の筺体据付け構造の例を示す側面図てある
【図7】従来の筺体据付け構造の他の例を示す側面図て
ある。
【符号の説明】
1…筺体 2…キャスター 3…台足 4…止め板 5…L型金具 10…台座 11…底板 12…第1部材の側壁 13…第1部材 14…第2部材 16…第2部材の側壁 17…横梁 18…上面 19…係止部 20…高さ調節機構 21…水平壁 23…調節ボルト 24…ナット 27…第1ブロック 28…第2ブロック 29…ねじ孔 30…調節ボルト 31…ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  筺体(1)の底面形状に適合する長方
    形の平面形状を有し床上に接して設置・固定される底板
    (11)とその左右両側から垂直に立ち上がった所定高
    さの側壁(12)とからなる第1部材(13)と、該第
    1部材の前記側壁(12)の外面に嵌合可能な左右両側
    壁(16)を具え前記第1部材(13)に対して上から
    蓋をするように装着される第2部材(14)とからなる
    台座(10)を具え、床上から前記第2部材(14)の
    上面(18)までの高さは、前記台座(10)の四隅に
    設けられた高さ調節機構(20,20A)によって調節
    可能であり、キャスター(2)を具えた電子機器用筺体
    を前記台座(10)上に位置決めし、前記高さ調節機構
    (20,20A)の操作によって前記筺体のキャスター
    (2)を床から浮かせ、その状態で前記筺体(1)を台
    座(10)上に固定することを特徴とする電子機器用移
    動式筺体の据付け構造。
  2. 【請求項2】  前記高さ調節機構(20)が、前記第
    1部材(13)の底板(11)上に基部を固定されたボ
    ルト(23)と、該ボルト(23)に螺合すると共に前
    記第2部材(14)に係合するナット(24)とによっ
    て構成されている請求項1に記載の据付け構造。
  3. 【請求項3】  前記高さ調節機構(20A)が、傾斜
    面(27a)を有し前記第1部材の底板(11)上に固
    定された第1ブロック(27)と、該第1ブロックの傾
    斜面(27a)上を摺動可能な傾斜面(28a)を有す
    ると共に前記第2部材(14)の裏面に接触している第
    2ブロック(28)とからなり、該第2ブロック(28
    )はこれに螺合する水平方向の調節ボルト(30)によ
    って、前記第1ブロック(27)に対して摺動可能に構
    成されている請求項1に記載の据付け構造。
JP14024291A 1991-06-12 1991-06-12 電子機器用移動式筺体の据付け構造 Withdrawn JPH04364799A (ja)

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