JPH0436451Y2 - - Google Patents
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- JPH0436451Y2 JPH0436451Y2 JP5289786U JP5289786U JPH0436451Y2 JP H0436451 Y2 JPH0436451 Y2 JP H0436451Y2 JP 5289786 U JP5289786 U JP 5289786U JP 5289786 U JP5289786 U JP 5289786U JP H0436451 Y2 JPH0436451 Y2 JP H0436451Y2
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- gas
- reference gas
- gas flow
- pipe
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- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 118
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 claims description 29
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 20
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ガスクロマトグラフ用の熱伝導度検
出器(TCD)に関し、更に詳述すると、ガスク
ロマトグラフの分離カラムとしてキヤピラリカラ
ム及びパツクドカラムを用いた場合のいずれにも
好適に使用し得る熱伝導度検出器に関する。
出器(TCD)に関し、更に詳述すると、ガスク
ロマトグラフの分離カラムとしてキヤピラリカラ
ム及びパツクドカラムを用いた場合のいずれにも
好適に使用し得る熱伝導度検出器に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点
従来、ガスクロマトグラフ用の熱伝導度検出器
(TCD)として、例えば第2図に示すものが知ら
れている。
(TCD)として、例えば第2図に示すものが知ら
れている。
即ち、第2図に示す熱伝導度検出器1において
2は測定セル、3はセル2内に穿設されたメジヤ
ーガス通路、4は同様にセル2内に穿設されたリ
フアレンスガス通路、5はメジヤーガス通路3内
に配設されたフイラメント或いはサーミスタ等の
温度変化によつて電気抵抗が変化する感温素子、
6はリフアレンスガス通路4内に配設された上記
と同様の感温素子、7は一端がメジヤーガス通路
3入口部に連結されたメジヤーガス流入管、8は
一端がメジヤーガス通路3出口部に連結されたメ
ジヤーガス流出管、9は一端がリフアレンスガス
通路4入口部に連結されたリフアレンスガス流入
管、10は一端がリフアレンスガス通路5出口部
に連結されたリフアレンスガス流出管である。
2は測定セル、3はセル2内に穿設されたメジヤ
ーガス通路、4は同様にセル2内に穿設されたリ
フアレンスガス通路、5はメジヤーガス通路3内
に配設されたフイラメント或いはサーミスタ等の
温度変化によつて電気抵抗が変化する感温素子、
6はリフアレンスガス通路4内に配設された上記
と同様の感温素子、7は一端がメジヤーガス通路
3入口部に連結されたメジヤーガス流入管、8は
一端がメジヤーガス通路3出口部に連結されたメ
ジヤーガス流出管、9は一端がリフアレンスガス
通路4入口部に連結されたリフアレンスガス流入
管、10は一端がリフアレンスガス通路5出口部
に連結されたリフアレンスガス流出管である。
上記検出器1は、分離カラムから流出したキヤ
リヤガスをメジヤーガス流入管7、メジヤーガス
通路3及びメジヤーガス流出管8からなるメジヤ
ーガス流通路に流して排出すると共に、カラムを
通らない純キヤリヤガスをリフアレンスガスとし
てリフアレンスガス流入管9、リフアレンスガス
通路4及びリフアレンスガス流出管10からなる
リフアレンスガス流通路に流して排出し、カラム
から溶出したキヤリヤガスと異なる熱伝導度を有
する試料成分がメジヤー側の感温素子5に到達し
た時にこの感温素子5に生じる温度変化に基づい
て成分の検出を行なうものである。
リヤガスをメジヤーガス流入管7、メジヤーガス
通路3及びメジヤーガス流出管8からなるメジヤ
ーガス流通路に流して排出すると共に、カラムを
通らない純キヤリヤガスをリフアレンスガスとし
てリフアレンスガス流入管9、リフアレンスガス
通路4及びリフアレンスガス流出管10からなる
リフアレンスガス流通路に流して排出し、カラム
から溶出したキヤリヤガスと異なる熱伝導度を有
する試料成分がメジヤー側の感温素子5に到達し
た時にこの感温素子5に生じる温度変化に基づい
て成分の検出を行なうものである。
一方、ガスクロマトグラフの分離カラムとして
は、従来主としてパツクドカラム(充填カラム)
が使用されており、TCD等の検出器も殆どパツ
クドカラムに合わせて作られているが、キヤピラ
リカラムを用いることも行なわれている。
は、従来主としてパツクドカラム(充填カラム)
が使用されており、TCD等の検出器も殆どパツ
クドカラムに合わせて作られているが、キヤピラ
リカラムを用いることも行なわれている。
キヤピラリカラムは、キヤリヤガス流量が通常
数百μ〜数ml/分であり、パツクドカラムのキ
ヤリヤガス流量が通常20〜50ml/分であるのに比
べてキヤリヤガス流量が非常に少ない。このた
め、分離カラムとしてキヤピラリカラムを用い、
通常のパツクドカラム用TCDによつて分析を行
なう場合、パツクドカラムTCDは感温素子部分
のデツドボリユームが大きく、キヤピラリカラム
の微小なキヤリヤガス流量では対応時間が低下す
るので、これを防ぐ目的で第2図に示すように検
出器の上流側でキヤリヤガスにメークアツプガス
を混合し、キヤリヤガス流量を増加させることが
通常行なわれている。
数百μ〜数ml/分であり、パツクドカラムのキ
ヤリヤガス流量が通常20〜50ml/分であるのに比
べてキヤリヤガス流量が非常に少ない。このた
め、分離カラムとしてキヤピラリカラムを用い、
通常のパツクドカラム用TCDによつて分析を行
なう場合、パツクドカラムTCDは感温素子部分
のデツドボリユームが大きく、キヤピラリカラム
の微小なキヤリヤガス流量では対応時間が低下す
るので、これを防ぐ目的で第2図に示すように検
出器の上流側でキヤリヤガスにメークアツプガス
を混合し、キヤリヤガス流量を増加させることが
通常行なわれている。
即ち、第2図において11はキヤピラリカラム
で、このキヤピラリカラム11のキヤリヤガス流
出端は連結管12を介して上記メジヤーガス流入
管7他端に連結され、カラム11から流出したキ
ヤリヤガスが連結管12を通つてメジヤーガス流
入管7に流入するようになつている。また、13
は上記連結管12にその一端が連結されたメーク
アツプガス流入管で、このメークアツプガス流入
管13を流れるメークアツプガスが連結管12内
に流入し、ここでカラム11から流入したキヤリ
ヤガスとメークアツプガスとが混合されるように
なつている。
で、このキヤピラリカラム11のキヤリヤガス流
出端は連結管12を介して上記メジヤーガス流入
管7他端に連結され、カラム11から流出したキ
ヤリヤガスが連結管12を通つてメジヤーガス流
入管7に流入するようになつている。また、13
は上記連結管12にその一端が連結されたメーク
アツプガス流入管で、このメークアツプガス流入
管13を流れるメークアツプガスが連結管12内
に流入し、ここでカラム11から流入したキヤリ
ヤガスとメークアツプガスとが混合されるように
なつている。
上記機構においては、メークアツプガス流入管
13に純キヤリヤガスを流し、この純キヤリヤガ
スをメークアツプガスとしてカラム11からのキ
ヤリヤガスに追加するもので、これによりキヤリ
ヤガス流量をパツクドカラム用TCDに等しくす
ることができ、従つて検出器の最適感度が得ら
れ、かつピークの広がりを防止できるものであ
る。なお、パツクドカラム用TCDは感温素子部
分のデツドボリユームが通常数百μ〜数ml/分
であるため、この場合メークアツプガスの追加量
は数十ml/分程度となる。
13に純キヤリヤガスを流し、この純キヤリヤガ
スをメークアツプガスとしてカラム11からのキ
ヤリヤガスに追加するもので、これによりキヤリ
ヤガス流量をパツクドカラム用TCDに等しくす
ることができ、従つて検出器の最適感度が得ら
れ、かつピークの広がりを防止できるものであ
る。なお、パツクドカラム用TCDは感温素子部
分のデツドボリユームが通常数百μ〜数ml/分
であるため、この場合メークアツプガスの追加量
は数十ml/分程度となる。
しかしながら、上記機構においては、メークア
ツプガスをカラムからのキヤリヤガスに混合する
ための配管を検出器とは別に設ける必要があるた
め、装置が複雑になるという問題がある。
ツプガスをカラムからのキヤリヤガスに混合する
ための配管を検出器とは別に設ける必要があるた
め、装置が複雑になるという問題がある。
これに対し、キヤピラリカラム用のTCDとし
て、感温素子部分のデツドボリユームを減らし、
これにより応答時間の遅れを解消したものが提案
されている。しかしながら、このキヤピラリカラ
ム用TCDはパツクドカラム用には使用し難いと
いう欠点がある。
て、感温素子部分のデツドボリユームを減らし、
これにより応答時間の遅れを解消したものが提案
されている。しかしながら、このキヤピラリカラ
ム用TCDはパツクドカラム用には使用し難いと
いう欠点がある。
本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、メ
ークアツプガスをキヤピラリカラムからのキヤリ
ヤガスに追加するための配管を別に設ける必要が
なく、かつ構造が簡単であり、しかもキヤピラリ
カラム用及びパツクドカラム用のいずれにも使用
し得る熱伝導度検出器を提供することを目的とす
る。
ークアツプガスをキヤピラリカラムからのキヤリ
ヤガスに追加するための配管を別に設ける必要が
なく、かつ構造が簡単であり、しかもキヤピラリ
カラム用及びパツクドカラム用のいずれにも使用
し得る熱伝導度検出器を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段及び作用
即ち、本考案は上記目的を達成するため、温度
変化によつて電気抵抗が変化する感温素子をそれ
ぞれ配設したメジヤーガス流通路とリフアレンス
ガス流通路とを具備し、上記メジヤーガス流通路
にガスクロマトグラフのカラムから流出するキヤ
リヤガスを流すと共に、上記リフアレンスガス流
通路にリフアレンスガスを流し、キヤリヤガスと
異なる熱伝導度を有する試料成分により上記感温
素子に生じる温度変化に基づいてキヤリヤガス中
の成分検出を行なうようにした熱伝導度検出器に
おいて、上記リフアレンスガス流通路のリフアレ
ンスガス流出端にリフアレンスガス排出路の流入
端と連絡端の流入端とをそれぞれ切替え可能に連
通すると共に、上記連絡路の流出端をメジヤーガ
ス流通路に連通させて、上記リフアレンスガス流
通路と連絡路と連通することにより、リフアレン
スガス流通路から流出したリフアレンスガスが連
絡路を通つてメークアツプガスとしてメジヤーガ
ス流通路に流入するよう構成したものである。
変化によつて電気抵抗が変化する感温素子をそれ
ぞれ配設したメジヤーガス流通路とリフアレンス
ガス流通路とを具備し、上記メジヤーガス流通路
にガスクロマトグラフのカラムから流出するキヤ
リヤガスを流すと共に、上記リフアレンスガス流
通路にリフアレンスガスを流し、キヤリヤガスと
異なる熱伝導度を有する試料成分により上記感温
素子に生じる温度変化に基づいてキヤリヤガス中
の成分検出を行なうようにした熱伝導度検出器に
おいて、上記リフアレンスガス流通路のリフアレ
ンスガス流出端にリフアレンスガス排出路の流入
端と連絡端の流入端とをそれぞれ切替え可能に連
通すると共に、上記連絡路の流出端をメジヤーガ
ス流通路に連通させて、上記リフアレンスガス流
通路と連絡路と連通することにより、リフアレン
スガス流通路から流出したリフアレンスガスが連
絡路を通つてメークアツプガスとしてメジヤーガ
ス流通路に流入するよう構成したものである。
本考案検出器は、リフアレンスガス流通路と連
絡路とを連通した場合、リフアレンスガス流通路
を流出したリフアレンスガスがメークアツプガス
としてカラムからのキヤリヤガスに追加されるた
め、キヤピラリカラム用検出器として使用でき
る。また、リフアレンスガス流通路とリフアレン
スガス排出路とを連通した場合、リフアレンスガ
ス流通路を流出したリフアレンスガスは上記排出
路を通つて系外に排出されるため、パツクドカラ
ム用検出器として使用できるものである。
絡路とを連通した場合、リフアレンスガス流通路
を流出したリフアレンスガスがメークアツプガス
としてカラムからのキヤリヤガスに追加されるた
め、キヤピラリカラム用検出器として使用でき
る。また、リフアレンスガス流通路とリフアレン
スガス排出路とを連通した場合、リフアレンスガ
ス流通路を流出したリフアレンスガスは上記排出
路を通つて系外に排出されるため、パツクドカラ
ム用検出器として使用できるものである。
次に実施例を示し、本考案を更に具体的に説明
するが、本考案は下記の実施例に限定されるもの
ではない。
するが、本考案は下記の実施例に限定されるもの
ではない。
実施例
第1図は本考案の一実施例に係る熱伝導度検出
器(TCD)を示すものである。なお、第1図に
おいて第2図と同一構成の部分には同一参照符号
を付してその説明を省略する。
器(TCD)を示すものである。なお、第1図に
おいて第2図と同一構成の部分には同一参照符号
を付してその説明を省略する。
本実施例においては、リフアレンスガス流出管
10の他端に切替弁14を介してリフアレンスガ
ス排出管(リフアレンスガス排出路)15及び連
絡管(連絡路)16の一端がそれぞれ切替え可能
に連結されていると共に、上記連結管16の他端
は上記メジヤーガス流入管7に連結されており、
切替弁14の作動によりリフアレンスガス流出管
10とリフアレンスガス排出管15とを連結し、
リフアレンスガス流出管10から流出するリフア
レンスガスをリフアレンスガス排出管15に流入
させた場合にはリフアレンスガスはこの排出管1
5を通つて系外に排出されるが、切替弁14を切
替えてリフアレンスガス流出管10と連絡管16
とを連結し、リフアレンスガス流出管10から流
出するリフアレンスガスを連絡管16に流入させ
た場合にはリフアレンスガスはこの連絡管16を
通つてメジヤーガス流入管7内に流入し、このメ
ジヤーガス流入管7内でカラム11からのキヤリ
ヤガスに混合されるようになつている。
10の他端に切替弁14を介してリフアレンスガ
ス排出管(リフアレンスガス排出路)15及び連
絡管(連絡路)16の一端がそれぞれ切替え可能
に連結されていると共に、上記連結管16の他端
は上記メジヤーガス流入管7に連結されており、
切替弁14の作動によりリフアレンスガス流出管
10とリフアレンスガス排出管15とを連結し、
リフアレンスガス流出管10から流出するリフア
レンスガスをリフアレンスガス排出管15に流入
させた場合にはリフアレンスガスはこの排出管1
5を通つて系外に排出されるが、切替弁14を切
替えてリフアレンスガス流出管10と連絡管16
とを連結し、リフアレンスガス流出管10から流
出するリフアレンスガスを連絡管16に流入させ
た場合にはリフアレンスガスはこの連絡管16を
通つてメジヤーガス流入管7内に流入し、このメ
ジヤーガス流入管7内でカラム11からのキヤリ
ヤガスに混合されるようになつている。
上記実施例の検出器1をキヤピラリカラム用と
して使用する場合、切替弁14の作動によつてリ
フアレンスガス流出管10と連絡管16とを連結
する。これにより、リフアレンスガス流出管10
から流出したリフアレンスガスが連絡管16を通
つてメークアツプガスとしてメジヤーガス流入管
7内のキヤリヤガスに追加され、良好な検出が行
なわれるものである。
して使用する場合、切替弁14の作動によつてリ
フアレンスガス流出管10と連絡管16とを連結
する。これにより、リフアレンスガス流出管10
から流出したリフアレンスガスが連絡管16を通
つてメークアツプガスとしてメジヤーガス流入管
7内のキヤリヤガスに追加され、良好な検出が行
なわれるものである。
また、検出器1をパツクドカラム用として用い
る場合、切替弁14の作動によつてリフアレンス
ガス流出管10とリフアレンスガス排出管15と
を連結する。これにより、リフアレンスガス流出
管10から流出したリフアレンスガスは排出管1
5を通つて排出されるので、第2図に示した従来
のものと同様の検出器として使用できる。
る場合、切替弁14の作動によつてリフアレンス
ガス流出管10とリフアレンスガス排出管15と
を連結する。これにより、リフアレンスガス流出
管10から流出したリフアレンスガスは排出管1
5を通つて排出されるので、第2図に示した従来
のものと同様の検出器として使用できる。
従つて、上記検出器1は、他からの特別の配管
を設けることなくカラムからのキヤリヤガスにメ
ークアツプガスを追加することができ、キヤピラ
リカラム用検出器として好適に使用できる。ま
た、構造が簡単である上、キヤピラリカラム用と
パツクドカラム用とに容易に切替えることがで
き、非常に便利なものである。
を設けることなくカラムからのキヤリヤガスにメ
ークアツプガスを追加することができ、キヤピラ
リカラム用検出器として好適に使用できる。ま
た、構造が簡単である上、キヤピラリカラム用と
パツクドカラム用とに容易に切替えることがで
き、非常に便利なものである。
なお、上記実施例においては、リフアレンスガ
ス排出管10に連絡管16を切替え可能に連結
し、この連絡管16の流出端をメジヤーガス流入
管7に連結するようにしたが、セル2内に連絡路
を形成し、この連絡路の流入端を上記リフアレン
スガス通路4の感温素子6下流側に切替え可能に
連通すると共に、流出端をメジヤーガス通路3の
感温素子5上流側に連通するようにしてもよく、
その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更しても差支えない。
ス排出管10に連絡管16を切替え可能に連結
し、この連絡管16の流出端をメジヤーガス流入
管7に連結するようにしたが、セル2内に連絡路
を形成し、この連絡路の流入端を上記リフアレン
スガス通路4の感温素子6下流側に切替え可能に
連通すると共に、流出端をメジヤーガス通路3の
感温素子5上流側に連通するようにしてもよく、
その他の構成についても本考案の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更しても差支えない。
考案の効果
以上説明したように、本考案の熱伝導度検出器
は下記〜の利点を有するものである。
は下記〜の利点を有するものである。
他からのメークアツプガス追加用配管を設け
ることなくメークアツプガスをカラムからのキ
ヤリヤガスに追加でき、従つて応答時間の遅れ
が生じることなく良好な検出が行なわれると共
に、分析装置を簡単化できる。
ることなくメークアツプガスをカラムからのキ
ヤリヤガスに追加でき、従つて応答時間の遅れ
が生じることなく良好な検出が行なわれると共
に、分析装置を簡単化できる。
リフアレンスガスをメークアツプガスとして
用いるので経済的である。
用いるので経済的である。
キヤピラリカラム用及びパツクドカラム用の
いずれにも使用でき、有用性が高い。
いずれにも使用でき、有用性が高い。
第1図は本考案の一実施例に係る熱伝導度検出
器を示す概略断面図、第2図は従来の熱伝導度検
出器の一例を示す概略断面図である。 1……熱伝導度検出器、2……測定セル、3…
…メジヤーガス通路、4……リフアレンスガス通
路、5……感温素子、6……感温素子、7……メ
ジヤーガス流入管、8……メジヤーガス流出管、
9……リフアレンスガス流入管、10……リフア
レンスガス流出管、11……キヤピラリカラム、
14……切替弁、15……リフアレンスガス排出
管、16……連絡管。
器を示す概略断面図、第2図は従来の熱伝導度検
出器の一例を示す概略断面図である。 1……熱伝導度検出器、2……測定セル、3…
…メジヤーガス通路、4……リフアレンスガス通
路、5……感温素子、6……感温素子、7……メ
ジヤーガス流入管、8……メジヤーガス流出管、
9……リフアレンスガス流入管、10……リフア
レンスガス流出管、11……キヤピラリカラム、
14……切替弁、15……リフアレンスガス排出
管、16……連絡管。
Claims (1)
- 温度変化によつて電気抵抗が変化する感温素子
をそれぞれ配設したメジヤーガス流通路とリフア
レンスガス流通路とを具備し、上記メジヤーガス
流通路にガスクロマトグラフのカラムから流出す
るキヤリヤガスを流すと共に、上記リフアレンス
ガス流通路にリフアレンスガスを流し、キヤリヤ
ガスと異なる熱伝導度を有する試料成分により上
記感温素子に生じる温度変化に基づいてキヤリヤ
ガス中の成分検出を行なうようにした熱伝導度検
出器において、上記リフアレンスガス流通路のリ
フアレンスガス流出端にリフアレンスガス排出路
の流入端と連絡路の流入端とをそれぞれ切替え可
能に連通させて、上記連絡路の流出端をメジヤー
ガス流通路に連通してなり、上記リフアレンスガ
ス流通路と連絡路とを連通することにより、リフ
アレンスガス流通路から流出したリフアレンスガ
スが連絡路を通つてメークアツプガスとしてメジ
ヤーガス流通路に流入するよう構成したことを特
徴とする熱伝導度検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289786U JPH0436451Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289786U JPH0436451Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165564U JPS62165564U (ja) | 1987-10-21 |
JPH0436451Y2 true JPH0436451Y2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=30878482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5289786U Expired JPH0436451Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436451Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2658146B2 (ja) * | 1988-03-28 | 1997-09-30 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフ分光分析装置接続装置 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP5289786U patent/JPH0436451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165564U (ja) | 1987-10-21 |
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