JPH04364323A - 配電線路の保護装置 - Google Patents

配電線路の保護装置

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JPH04364323A
JPH04364323A JP16640491A JP16640491A JPH04364323A JP H04364323 A JPH04364323 A JP H04364323A JP 16640491 A JP16640491 A JP 16640491A JP 16640491 A JP16640491 A JP 16640491A JP H04364323 A JPH04364323 A JP H04364323A
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thyristor
line
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Kazuaki Kato
和明 加藤
Akemichi Okimoto
沖本 明道
Toshihiko Nakamura
敏彦 中村
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は系統内に発生したアーク
放電を消弧して線路を保護するための配電線路の保護装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、変電所Hでは遮断器
1を施設した三相の配電線路2へ電力を供給している。 前記遮断器1の二次側には変流器3や接地変圧器4等の
探知ユニットを設け、その検出信号により線路事故を探
知する保護リレー5によって遮断器1を制御している。 また前記配電線路2は、常閉の線路開閉器SW1〜SW
Nを施設して区分され、線路の前方は図示しない近隣の
配電線路と接続可能に構成されている。
【0003】ところが上記のような従来の配電線路2で
短絡事故が発生した場合、線路事故の発生から遮断器1
の開放までに商用周波数において約12サイクル(60
Hz系では約0.2 秒間) を要している。このため
、雷サージ等による事故によって線路にアーク電流が発
生すると、遮断器1の開放までの間に線路機材に相当な
損傷を受けることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、配電線路に
発生するアーク放電を消弧して線路の損傷を軽減し、か
つ、遮断器の開放を制止して停電回数を減少させるとと
もに、保護開閉器により適宜に線路から切り離して保守
を容易にした配電線路の保護装置を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は配電線路に第1の電流検出手段を設け、
この配電線路の分岐線に常閉の保護開閉器とオフ状態の
サイリスタ式スイッチとを順次設けてサイリスタ式スイ
ッチの末端を短絡し、保護開閉器とサイリスタ式スイッ
チとの間に第2の電流検出手段を設け、前記第1の電流
検出手段からの信号レベルが設定値を越えたことを判定
してサイリスタ式スイッチを制御し、また第2の電流検
出手段からの信号によって保護開閉器を開路する請求項
1の手段を取る。また、保護開閉器は、短絡電流が設定
時間以上流れ、かつ変電所の遮断器が開放されて系統が
無電圧であることを探知して開放するようにした請求項
2の手段を取る。
【0006】
【作用】第1の電流検出手段が配電線路の過電流を検出
すると、線路の分岐箇所においてオフ状態のサイリスタ
式スイッチが起動して配電線路を短絡し、これにより線
路に流れる過電流を減少させる。またオフ状態のサイリ
スタ式スイッチに漏れ電流が発生すると、第2の電流検
出手段がこの漏れ電流を検出し、その信号によって保護
開閉器が開路して配電線路との間の電路を切り離す。ま
た請求項2の手段によりサイリスタ式スイッチが設定時
間を過ぎてもオン状態である場合には、遮断器の開放に
よる系統の無電圧を探知して保護開閉器を開路するので
、配電線路への障害の波及を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によって詳細
に説明する。図1に示すように、前記配電線路2の各相
に第1の電流検出手段6を設け、その信号線6aをサイ
リスタ装置7内に設けた判定回路8に接続する。第1の
電流検出手段6としては変流器や磁界検出用光センサ等
が用いられる。また光センサを使用する場合には、前記
信号線6aとして光ファイバケーブルを使用し、さらに
発光ダイオード(LED)やフォトダイオード(PD)
等の電気/光信号間の相互変換手段を判定回路8に設け
る。
【0008】判定回路8は、前記配電線路2からの分岐
線11に末端を短絡して設置したオフ状態のサイリスタ
式スイッチ10にサイリスタ制御回路9を介して接続さ
れている。また判定回路8は、前記電流検出手段6から
の信号を受信し、その強度レベルによって配電線路2に
おける過電流の大きさを判定し、その信号が設定レベル
を越えるとサイリスタ制御回路9に対してサイリスタの
起動信号を送信するように構成されている。
【0009】サイリスタ制御回路9は判定回路8からの
信号により動作し、系統周波数の所定サイクルの間、サ
イリスタ式スイッチ10へ制御信号を入力することがで
きるように構成されている。従って、サイリスタ式スイ
ッチ10は制御信号を入力される間にオフ状態からオン
状態に移行し、制御信号が停止すると再びオフ状態に復
帰し、系統は通常運転を再開する。
【0010】さらに図1の実施例では、サイリスタ式ス
イッチ10の一次側の分岐線11に常閉の保護開閉器1
2を設け、その制御のために別体に構成した制御装置1
4を設置している。保護開閉器12は投入コイル(CC
)13aとトリップコイル(TC)13bとからなるロ
ック機構13を備え、前記制御装置14からの制御信号
によって投入及び開放するように構成されている。
【0011】さらに保護開閉器12の二次側には、変流
器等よりなる第2の電流検出手段15を設け、その信号
線15aを前記制御装置14に接続している。従って第
2の電流検出手段15からの信号によりロック機構13
の励磁を解除して保護開閉器12を開放することによっ
て、分岐線11の電路を配電線路2から切り離すことが
できる。
【0012】17は配電線路2から変圧器18を介して
給電される低圧線であって、前記サイリスタ装置7及び
制御装置14へ制御用電力を供給している。なお制御装
置14は図示しない蓄電装置を内蔵して低圧線17から
充電を受け、保護開閉器12のの開閉状態をランプ等に
よって表示するように構成できる。また分岐線11には
避雷器19が設置されている。
【0013】図2に本発明の装置の装柱例を示す。配電
線路2は電柱21のアーム21aに立設した碍子22に
支持され施設されている。分岐線11はコネクタ23に
よって配電線路2に接続し、同じく前記アーム21aか
ら吊り下げた保護開閉器12に一方のブッシング24よ
り引き込まれ、他方のブッシング25から引き出されて
下方のアーム21bから吊り下げたサイリスタ装置7へ
ブッシング26より引き込まれている。
【0014】保護開閉器12のケース12a内には、前
記ロック機構13及び避雷器19が収納されている。さ
らに保護開閉器12内には、前記した引出し側のブッシ
ング25の周囲に第2の電流検出手段15を設けて信号
線15aを制御装置14に接続している。サイリスタ装
置7の下方には、保護開閉器2の制御装置14が下方の
アーム21cに吊り下げて設置され、下方から低圧分岐
線17aが引き込まれるとともにその接続線16が電柱
に沿って引き上げられ、上方の保護開閉器12に接続さ
れている。
【0015】以上のように構成された実施例の作用は次
のとおりである。まず配電線路2に発生した過電流を電
流検出手段6が探知すると、サイリスタ装置7の判定回
路8がその検出信号の強度レベルが設定値を越えたこと
により線路事故と判定してサイリスタ制御回路9を動作
させる。
【0016】サイリスタ制御回路9は少なくとも系統周
波数の1.5 サイクルの間、サイリスタ式スイッチ1
0へ制御信号を入力し、サイリスタ式スイッチ10はそ
の間にオフ状態からオン状態に移行して配電線路2を流
れる事故電流を減少させ、制御信号の遮断によって再び
オン状態に復帰する。従って配電線路2における事故電
流は、サイリスタ式スイッチ10がオン状態の間に分岐
線11の電路へ移行し、サイリスタ式スイッチ10がオ
フ状態に復帰するまでに配電線路2ではアーク放電が消
弧する。
【0017】配電線路2においてアーク放電が消弧する
場合には、事故の発生時に変電所Hの探知ユニット3、
4が事故電流を検出しても保護リレー5が設定時間まで
遮断器1の開放を制止するので、配電線路2の停電が回
避される。
【0018】また、サイリスタ式スイッチ10が起動し
ても配電線路2のアーク放電が消弧しない場合には、変
電所Hの遮断器1が開放して線路を停電する。
【0019】さらに実施例では、サイリスタ式スイッチ
10の一次側の分岐線11に常閉の保護開閉器12を設
置し、その二次側に設けた第2の電流検出手段15から
の信号によってこの保護開閉器12を開放可能としてい
るので、サイリスタ式スイッチ10が劣化した場合は、
末端を短絡したサイリスタ式スイッチ10の漏れ電流に
よって制御装置14がロック機構13を制御して保護開
閉器12を開放する。また、サイリスタ式スイッチ10
が設定時間を過ぎてもオン状態である場合には、変電所
Hの遮断器1が開放するため、前記制御装置14では第
2の電流検出手段15の信号によって設定時間以上(例
えば10サイクル)の短絡電流が流れたことを探知し、
かつ当該線路から給電を受ける前記低圧線17によって
系統の無電圧を探知して直ちに保護開閉器12を制御し
て開放するので、配電線路2に対して障害が波及しない
。 このようにしてサイリスタ装置7が配電線路2から切り
離されるので、系統の電力供給が妨げられることはなく
、かつサイリスタ装置7の点検や修理を随時に実施でき
る利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は分岐箇
所のサイリスタ式スイッチを起動し、線路からアーク電
流を排除して線路の損傷や停電を防止するとともに、電
力供給を妨げることなくサイリスタ装置を線路から切り
離すことができるので、施設の保全に優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の装置の装柱例を示す正面図である。
【符号の説明】
1  変電所の遮断器 2  配電線路 6  第1の電流検出手段 7  サイリスタ装置 10  サイリスタ式スイッチ 11  分岐線 12  保護開閉器 15  第2の電流検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配電線路に第1の電流検出手段を設け
    、この配電線路の分岐線に常閉の保護開閉器とオフ状態
    のサイリスタ式スイッチとを順次設けてサイリスタ式ス
    イッチの末端を短絡し、保護開閉器とサイリスタ式スイ
    ッチとの間に第2の電流検出手段を設け、前記第1の電
    流検出手段からの信号レベルが設定値を越えたことを判
    定してサイリスタ式スイッチを制御し、また第2の電流
    検出手段からの信号によって保護開閉器を開路すること
    を特徴とする配電線路の保護装置。
  2. 【請求項2】  前記保護開閉器は、短絡電流が設定時
    間以上流れ、かつ変電所の遮断器が開放されて系統が無
    電圧であることを探知して開放するようにした請求項1
    記載の配電線路の保護装置。
JP3166404A 1991-02-01 1991-06-11 配電線路の保護装置 Expired - Lifetime JP2993768B2 (ja)

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TW81100697A TW199231B (ja) 1991-02-01 1992-01-30
AU10582/92A AU648864B2 (en) 1991-02-01 1992-01-31 Apparatus for protecting power distribution line from accidental failure

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