JPH0436430Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436430Y2 JPH0436430Y2 JP18178386U JP18178386U JPH0436430Y2 JP H0436430 Y2 JPH0436430 Y2 JP H0436430Y2 JP 18178386 U JP18178386 U JP 18178386U JP 18178386 U JP18178386 U JP 18178386U JP H0436430 Y2 JPH0436430 Y2 JP H0436430Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- electromagnetic switching
- hydraulic
- energized
- bearing
- Prior art date
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- Expired
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
この考案は、停電時等に回転軸を速やかに停止
することのできる試験機の油圧ブレーキ装置に関
する。
することのできる試験機の油圧ブレーキ装置に関
する。
B 従来の技術
この種従来の油圧ブレーキ装置を示す第4図に
おいて、油圧源1の圧油は減圧弁2および非通電
時の電磁切換弁3からブレーキシリンダ4aに達
する。ブレーキシリンダ4aが作動するとブレー
キシユー4bによつて回転軸5と一体に回転する
デイスク6が挟圧されて回転軸5が制動される。
電磁切換弁3のソレノイド部3aに通電すると電
磁切換弁3が切り換わりブレーキシリンダ4aと
油圧源1とが遮断されブレーキシリンダ4aがタ
ンク7と接続されてブレーキが解除される。
おいて、油圧源1の圧油は減圧弁2および非通電
時の電磁切換弁3からブレーキシリンダ4aに達
する。ブレーキシリンダ4aが作動するとブレー
キシユー4bによつて回転軸5と一体に回転する
デイスク6が挟圧されて回転軸5が制動される。
電磁切換弁3のソレノイド部3aに通電すると電
磁切換弁3が切り換わりブレーキシリンダ4aと
油圧源1とが遮断されブレーキシリンダ4aがタ
ンク7と接続されてブレーキが解除される。
C 考案が解決しようとする問題点
しかし、油圧源1が電動機により駆動される油
圧ポンプであると停電時には油圧ポンプが停止し
圧油が供給されずブレーキが働かない。ところ
で、供試すべり軸受で回転軸を軸支し軸受に強制
給油を行ないつつラジアル負荷をかけてすべり軸
受を試験する装置が知られている。この種の装置
では、回転軸の回転数を安定させる目的でGDス
ケールの大きいフライホイールを用いているた
め、停電時に回転軸が直ちに停止しない。したが
つて停電によつて強制給油が行なわれないとすべ
り軸受が焼き付くため停電時速やかに回転を停止
する必要があるが、従来の装置では停電時にブレ
ーキが働かず、すべり軸受の焼き付けを生じてい
た。
圧ポンプであると停電時には油圧ポンプが停止し
圧油が供給されずブレーキが働かない。ところ
で、供試すべり軸受で回転軸を軸支し軸受に強制
給油を行ないつつラジアル負荷をかけてすべり軸
受を試験する装置が知られている。この種の装置
では、回転軸の回転数を安定させる目的でGDス
ケールの大きいフライホイールを用いているた
め、停電時に回転軸が直ちに停止しない。したが
つて停電によつて強制給油が行なわれないとすべ
り軸受が焼き付くため停電時速やかに回転を停止
する必要があるが、従来の装置では停電時にブレ
ーキが働かず、すべり軸受の焼き付けを生じてい
た。
この考案は、このような問題点を解決した試験
機の油圧ブレーキ装置を提供することを目的とし
ている。
機の油圧ブレーキ装置を提供することを目的とし
ている。
D 問題点を解決するための手段
本考案に係わるブレーキ装置は、強制給油しつ
つ供試体を負荷する試験機に用いられ、通電時に
油圧源と油圧ブレーキシリンダとを遮断し非通電
時に両者を接続する電磁切換弁を有し、電磁切換
弁への通電時に回転軸の回転を許容し、非通電時
にブレーキを作動する。そして、上記問題点は、
電磁切換弁と油圧源との間に逆止弁を介設すると
ともにこの逆止弁と電磁切換弁間に蓄圧器を接続
し、通電時に蓄圧器に圧油を蓄圧するように構成
して解決される。
つ供試体を負荷する試験機に用いられ、通電時に
油圧源と油圧ブレーキシリンダとを遮断し非通電
時に両者を接続する電磁切換弁を有し、電磁切換
弁への通電時に回転軸の回転を許容し、非通電時
にブレーキを作動する。そして、上記問題点は、
電磁切換弁と油圧源との間に逆止弁を介設すると
ともにこの逆止弁と電磁切換弁間に蓄圧器を接続
し、通電時に蓄圧器に圧油を蓄圧するように構成
して解決される。
E 作用
電磁切換弁へ通電されている時に蓄圧器に圧油
が蓄圧される。このため、停電時に電磁切換弁が
切り換わると蓄圧器に蓄圧された圧油がブレーキ
シリンダに供給されてブレーキが働く。
が蓄圧される。このため、停電時に電磁切換弁が
切り換わると蓄圧器に蓄圧された圧油がブレーキ
シリンダに供給されてブレーキが働く。
F 実施例
この考案に係る油圧ブレーキ装置を備えるすべ
り軸受試験装置は、第3図に示すように、軸受箱
11内に収容された供試すべり軸受10(第2図
示)により回転軸12を支持し、回転軸12に同
期して電気油圧サーボ式のアクチユエータ25に
より供試すべり軸受10にラジアル荷重を負荷し
てすべり軸受10を試験する。回転軸12は自在
継手13によつて回転軸14と連結される。回転
軸14は、電動機と減速機等からなる駆動装置1
5の出力軸16にトルクレリーサ17を介して接
続されている。出力軸16は軸受18で、回転軸
14は軸受19で支持されている。出力軸16に
はデイスク21が設けられたフライホイール20
が取付けられ、デイスク21がブレーキ装置22
で制動される。なお、フライホイール20のGD
スケールは例えば780Kgm2程度である。また、ト
ルクレリーサ17と軸受19との間に回転数やト
ルク等を検出する検出装置23が設けられてい
る。これら軸受箱11、駆動装置15、軸受1
8、軸受19および検出装置23はベツド24上
に設置されている。
り軸受試験装置は、第3図に示すように、軸受箱
11内に収容された供試すべり軸受10(第2図
示)により回転軸12を支持し、回転軸12に同
期して電気油圧サーボ式のアクチユエータ25に
より供試すべり軸受10にラジアル荷重を負荷し
てすべり軸受10を試験する。回転軸12は自在
継手13によつて回転軸14と連結される。回転
軸14は、電動機と減速機等からなる駆動装置1
5の出力軸16にトルクレリーサ17を介して接
続されている。出力軸16は軸受18で、回転軸
14は軸受19で支持されている。出力軸16に
はデイスク21が設けられたフライホイール20
が取付けられ、デイスク21がブレーキ装置22
で制動される。なお、フライホイール20のGD
スケールは例えば780Kgm2程度である。また、ト
ルクレリーサ17と軸受19との間に回転数やト
ルク等を検出する検出装置23が設けられてい
る。これら軸受箱11、駆動装置15、軸受1
8、軸受19および検出装置23はベツド24上
に設置されている。
第2図に示すように、供試すべり軸受10は二
つ割の軸受で、一方の内周面に油溝10aが形成
され、上部箱11aと下部箱11bとにより保持
される。上部箱11aには潤滑油孔11cが穿設
され、ここから油溝10aを介して供試すべり軸
受10が強制潤滑される。また、下部箱11bの
下部には雌ねじ部11dが形成されこの雌ねじ部
11dにアクチユエータ25が連結される。
つ割の軸受で、一方の内周面に油溝10aが形成
され、上部箱11aと下部箱11bとにより保持
される。上部箱11aには潤滑油孔11cが穿設
され、ここから油溝10aを介して供試すべり軸
受10が強制潤滑される。また、下部箱11bの
下部には雌ねじ部11dが形成されこの雌ねじ部
11dにアクチユエータ25が連結される。
第1図に示すように、デイスクブレーキ装置2
2のブレーキシリンダ22aは、管路30によつ
て電磁切換弁31の出口ポートと接続され、電磁
切換弁31の入口ポートと逆止弁32とは管路3
3で接続され、この管路33にアキユームレータ
(蓄圧器)34が並列に設けられている。逆止弁
32は減圧弁35を介して油圧ポンプ(油圧源)
36と接続される。なお、37はストツプ弁、3
8はタンク39と接続された管路、40は圧力計
である。
2のブレーキシリンダ22aは、管路30によつ
て電磁切換弁31の出口ポートと接続され、電磁
切換弁31の入口ポートと逆止弁32とは管路3
3で接続され、この管路33にアキユームレータ
(蓄圧器)34が並列に設けられている。逆止弁
32は減圧弁35を介して油圧ポンプ(油圧源)
36と接続される。なお、37はストツプ弁、3
8はタンク39と接続された管路、40は圧力計
である。
試験に際し電磁切換弁31のソレノイド部31
aを励磁して管路33とブレーキシリンダ21a
とを遮断すると共に、管路33をタンク39と連
通し、更に図示しない潤滑油ポンプにより供試す
べり軸受10に潤滑油を強制給油する。駆動装置
15によりフライホイール20および出力軸16
が回転し、その回転がトルクレリーサ17および
自在継手13を介して回転軸12に伝達される。
回転軸12の回転に同期してアクチユエータ25
が作動し軸受箱11を介して供試すべり軸受10
に負荷を与えて試験が行なわれる。この間アキユ
ムレータ34に圧油が蓄圧される。
aを励磁して管路33とブレーキシリンダ21a
とを遮断すると共に、管路33をタンク39と連
通し、更に図示しない潤滑油ポンプにより供試す
べり軸受10に潤滑油を強制給油する。駆動装置
15によりフライホイール20および出力軸16
が回転し、その回転がトルクレリーサ17および
自在継手13を介して回転軸12に伝達される。
回転軸12の回転に同期してアクチユエータ25
が作動し軸受箱11を介して供試すべり軸受10
に負荷を与えて試験が行なわれる。この間アキユ
ムレータ34に圧油が蓄圧される。
試験中に停電すると、駆動装置15、強制潤滑
用ポンプおよびブレーキ用ポンプ36が停止する
とともに電磁切換弁31のソレノイド部31aが
消磁されて管路33をブレーキシリンダ22aと
連通し、アキユムレータ34に蓄圧された圧油に
よりブレーキが働く。したがつて、フライホイー
ル20の慣性により回転しようとする出力軸16
が制動される。この結果、回転軸12も回転を停
止するから、供試すべり軸受10の焼き付きが防
止される。
用ポンプおよびブレーキ用ポンプ36が停止する
とともに電磁切換弁31のソレノイド部31aが
消磁されて管路33をブレーキシリンダ22aと
連通し、アキユムレータ34に蓄圧された圧油に
よりブレーキが働く。したがつて、フライホイー
ル20の慣性により回転しようとする出力軸16
が制動される。この結果、回転軸12も回転を停
止するから、供試すべり軸受10の焼き付きが防
止される。
なお、万が一供試すべり軸受10が焼付き回転
軸12が円滑に回転しなくなると、トルクレリー
サ17により回転軸14と出力軸16とが切り離
されるから駆動装置15が空転して過負荷が防止
される。
軸12が円滑に回転しなくなると、トルクレリー
サ17により回転軸14と出力軸16とが切り離
されるから駆動装置15が空転して過負荷が防止
される。
なお、本実施例は、停電時について説明した
が、例えば安全装置の作動により駆動装置等への
電力供給が停止した場合についても同様に作動す
る。
が、例えば安全装置の作動により駆動装置等への
電力供給が停止した場合についても同様に作動す
る。
また、本実施例ではすべり軸受の試験装置につ
いて説明したが、駆動装置が停止しても大きな慣
性力により回転軸が直ちには停止しない他の試験
装置にも使用できる。
いて説明したが、駆動装置が停止しても大きな慣
性力により回転軸が直ちには停止しない他の試験
装置にも使用できる。
A 考案の効果
本考案は以上の構成であるから、停電時にも確
実にブレーキを作動させることができ強制給油さ
れる軸受等の供試体の焼き付けが防止される。
実にブレーキを作動させることができ強制給油さ
れる軸受等の供試体の焼き付けが防止される。
第1図はこの考案に係る油圧ブレーキ装置の要
部回路図、第2図は強制潤滑される軸受と軸受箱
とを示す断面図、第3図はこの考案に係る油圧ブ
レーキ装置を用いたすべり軸受試験装置の概略構
成図、第4図は従来の油圧ブレーキ回路を示す回
路図である。 10……供試すべり軸受、11……軸受箱、1
2,14……回転軸、15……駆動装置、16…
…出力軸、20……フライホイール、21……デ
イスク、22a……ブレーキシリンダ、25……
アクチユエータ、31……電磁切換弁、34……
アキユームレータ、35……減圧弁。
部回路図、第2図は強制潤滑される軸受と軸受箱
とを示す断面図、第3図はこの考案に係る油圧ブ
レーキ装置を用いたすべり軸受試験装置の概略構
成図、第4図は従来の油圧ブレーキ回路を示す回
路図である。 10……供試すべり軸受、11……軸受箱、1
2,14……回転軸、15……駆動装置、16…
…出力軸、20……フライホイール、21……デ
イスク、22a……ブレーキシリンダ、25……
アクチユエータ、31……電磁切換弁、34……
アキユームレータ、35……減圧弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 通電時に油圧源と油圧ブレーキシリンダとの系
を遮断し非通電時に両者を接続する電磁切換弁を
有し、その電磁切換弁への通電時に回転軸の回転
を許容して強制給油しながら供試体を負荷する試
験機の油圧ブレーキ装置において、 前記電磁切換弁と油圧源との間に逆止弁を介設
するとともに電磁切換弁と逆止弁との間に蓄圧器
を接続し、電磁切換弁への通電時に前記蓄圧器に
圧油を蓄圧するように構成したことを特徴とする
試験機の油圧ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18178386U JPH0436430Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18178386U JPH0436430Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6387542U JPS6387542U (ja) | 1988-06-07 |
JPH0436430Y2 true JPH0436430Y2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=31126975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18178386U Expired JPH0436430Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436430Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP18178386U patent/JPH0436430Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6387542U (ja) | 1988-06-07 |
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