JPH04364236A - 光学ヘッド及び光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光学ヘッド及び光ディスク記録再生装置Info
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- JPH04364236A JPH04364236A JP3140041A JP14004191A JPH04364236A JP H04364236 A JPH04364236 A JP H04364236A JP 3140041 A JP3140041 A JP 3140041A JP 14004191 A JP14004191 A JP 14004191A JP H04364236 A JPH04364236 A JP H04364236A
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- optical head
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 26
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 3
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000001028 reflection method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク(光磁気デ
ィスクを含む)に対して記録再生を行うための光学ヘッ
ド及びその光学ヘッドを用いた光ディスク記録再生装置
に関するものである。
ィスクを含む)に対して記録再生を行うための光学ヘッ
ド及びその光学ヘッドを用いた光ディスク記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、追記型用或いは書き換え型用の光
ディスクに情報を記録再生させるための光学ヘッドとし
て、光学ヘッド全体が光ディスクに対して半径方向に移
動するように構成されたもの(例えば、特開平2−44
532号、特開平2−252137号、特開平2−23
5226号公報参照)と、光学ヘッドが光学ヘッド固定
部と光学ヘッド可動部とからなりその光学ヘッド可動部
のみが光ディスクに対して半径方向に移動するように構
成されたものがある。
ディスクに情報を記録再生させるための光学ヘッドとし
て、光学ヘッド全体が光ディスクに対して半径方向に移
動するように構成されたもの(例えば、特開平2−44
532号、特開平2−252137号、特開平2−23
5226号公報参照)と、光学ヘッドが光学ヘッド固定
部と光学ヘッド可動部とからなりその光学ヘッド可動部
のみが光ディスクに対して半径方向に移動するように構
成されたものがある。
【0003】図7は、後者の光学ヘッドを備えた従来の
光ディスク記録再生装置を示すものであり、この光ディ
スク記録再生装置は、光ディスク1を所定速度で回転駆
動する駆動モータ2と、光ディスク1に対して情報を記
録再生させるための光学ヘッドを構成する光学ヘッド固
定部3及び光学ヘッド可動部4と、光ディスク1の半径
方向に光学ヘッド可動部4を移動させるための移送ユニ
ット5と、装置本体6等を備えている。光学ヘッド固定
部3は装置本体6上の所定位置に固定されるものであり
、レーザ光を照射する半導体レーザ10と、その半導体
レーザ10からのレーザ光を平行光に変えるコリメータ
レンズ11と、コリメータレンズ11を出たレーザ光は
通過させるが、光ディスクから戻ってきた反射光は反射
して方向変換するビームスプリッタ12と、ビームスプ
リッタ12からの反射光を光路変更するプリズム13と
、検出レンズ14と、検光子15と、ビームスプリッタ
16と、フォーカス信号検出器17と、再生信号検出器
18と、これらの部品を取付ける固定部本体19等を有
している。また、光学ヘッド可動部4は、光学ヘッド固
定部3から出射された平行光20を光ディスク1に向け
るよう光路変更するプリズム21と、そのプリズム21
で光路変更された平行光を集光して光ディスク1上に光
スポットを形成する対物レンズ22と、その対物レンズ
22をフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動する
磁気回路を構成したアクチュエータ23と、光学ヘッド
可動部の位置検出を行うための発光素子24と、これら
の部品を取付ける可動部本体25等を有している。更に
装置本体6には、光学ヘッド可動部4の走行位置に沿っ
て受光素子列からなる位置センサ26が配置されている
。
光ディスク記録再生装置を示すものであり、この光ディ
スク記録再生装置は、光ディスク1を所定速度で回転駆
動する駆動モータ2と、光ディスク1に対して情報を記
録再生させるための光学ヘッドを構成する光学ヘッド固
定部3及び光学ヘッド可動部4と、光ディスク1の半径
方向に光学ヘッド可動部4を移動させるための移送ユニ
ット5と、装置本体6等を備えている。光学ヘッド固定
部3は装置本体6上の所定位置に固定されるものであり
、レーザ光を照射する半導体レーザ10と、その半導体
レーザ10からのレーザ光を平行光に変えるコリメータ
レンズ11と、コリメータレンズ11を出たレーザ光は
通過させるが、光ディスクから戻ってきた反射光は反射
して方向変換するビームスプリッタ12と、ビームスプ
リッタ12からの反射光を光路変更するプリズム13と
、検出レンズ14と、検光子15と、ビームスプリッタ
16と、フォーカス信号検出器17と、再生信号検出器
18と、これらの部品を取付ける固定部本体19等を有
している。また、光学ヘッド可動部4は、光学ヘッド固
定部3から出射された平行光20を光ディスク1に向け
るよう光路変更するプリズム21と、そのプリズム21
で光路変更された平行光を集光して光ディスク1上に光
スポットを形成する対物レンズ22と、その対物レンズ
22をフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動する
磁気回路を構成したアクチュエータ23と、光学ヘッド
可動部の位置検出を行うための発光素子24と、これら
の部品を取付ける可動部本体25等を有している。更に
装置本体6には、光学ヘッド可動部4の走行位置に沿っ
て受光素子列からなる位置センサ26が配置されている
。
【0004】上記構成の光ディスク記録再生装置におい
ては、光学ヘッド可動部4のみが移送ユニット5によっ
て光ディスク1に対して移動し、光学ヘッド固定部3か
らのレーザ光を光ディスク1の所望位置にスポット光と
して照射し、光ディスクの記録再生を行っていた。この
時、光学ヘッド可動部4に設けている発光素子24から
の検出光を位置センサ26が検出することによって、光
学ヘッド可動部4の位置が検出されており、その検出信
号は光学ヘッド可動部4の高速アクセスに使用されてい
た。
ては、光学ヘッド可動部4のみが移送ユニット5によっ
て光ディスク1に対して移動し、光学ヘッド固定部3か
らのレーザ光を光ディスク1の所望位置にスポット光と
して照射し、光ディスクの記録再生を行っていた。この
時、光学ヘッド可動部4に設けている発光素子24から
の検出光を位置センサ26が検出することによって、光
学ヘッド可動部4の位置が検出されており、その検出信
号は光学ヘッド可動部4の高速アクセスに使用されてい
た。
【0005】ところで、追記型或いは書き換え型用の光
ディスクに情報を書き込む際、光ディスク上のスポット
サイズをより小さくすることが高密度記録には必須条件
となる。対物レンズ22によって集光されるビーム径d
(図4参照)は、レーザ光の波長λ、対物レンズの開口
数NAに依存し、 d=K・λ/NA(K:定数)と
表される。従って、dを小さくするには、レーザ光の波
長をより短くするか、対物レンズのNAを大きくするか
であるが、どちらもそれ自体の開発が困難となっている
。 そこで、改善方法の一つとして、非球面モールドレンズ
の中心部に、ある半径範囲で遮蔽するマスクを設けるこ
とにより、収束ビーム径の小径化を図ったものが提案さ
れている(例えば、特開平2−306440号公報参照
)。
ディスクに情報を書き込む際、光ディスク上のスポット
サイズをより小さくすることが高密度記録には必須条件
となる。対物レンズ22によって集光されるビーム径d
(図4参照)は、レーザ光の波長λ、対物レンズの開口
数NAに依存し、 d=K・λ/NA(K:定数)と
表される。従って、dを小さくするには、レーザ光の波
長をより短くするか、対物レンズのNAを大きくするか
であるが、どちらもそれ自体の開発が困難となっている
。 そこで、改善方法の一つとして、非球面モールドレンズ
の中心部に、ある半径範囲で遮蔽するマスクを設けるこ
とにより、収束ビーム径の小径化を図ったものが提案さ
れている(例えば、特開平2−306440号公報参照
)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように非
球面モールドレンズの中心部に正確に円形の遮蔽マスク
を設けることは極めて困難であり、対物レンズが極めて
高価となるという問題があった。また、対物レンズはト
ラッキングのため横方向に変位をしており、このため中
心の遮蔽マスクも変位するが、対物レンズに入射する平
行光の光量は、中心部が大きくかつその変化率(光量の
勾配)も大きくなっており、その中心部を遮蔽マスクが
移動することよりビームスポットの光量変動が大きく、
スポット品質が悪いという問題もあった。
球面モールドレンズの中心部に正確に円形の遮蔽マスク
を設けることは極めて困難であり、対物レンズが極めて
高価となるという問題があった。また、対物レンズはト
ラッキングのため横方向に変位をしており、このため中
心の遮蔽マスクも変位するが、対物レンズに入射する平
行光の光量は、中心部が大きくかつその変化率(光量の
勾配)も大きくなっており、その中心部を遮蔽マスクが
移動することよりビームスポットの光量変動が大きく、
スポット品質が悪いという問題もあった。
【0007】更に、遮蔽マスクを設けてビームスポット
径を小さくした対物レンズを、図7に示す光学ヘッドの
対物レンズ22として使用することができるが、その場
合には、入射する平行光の中央の部分を単に遮蔽マスク
で遮るのみとなるので、その部分の光を有効利用できず
、無駄になるという問題が生じる。
径を小さくした対物レンズを、図7に示す光学ヘッドの
対物レンズ22として使用することができるが、その場
合には、入射する平行光の中央の部分を単に遮蔽マスク
で遮るのみとなるので、その部分の光を有効利用できず
、無駄になるという問題が生じる。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、ビームスポットの径を小さく且つその光量変動
を少なくすることができ、しかも製造の容易な光学ヘッ
ドを提供することを目的とする。
もので、ビームスポットの径を小さく且つその光量変動
を少なくすることができ、しかも製造の容易な光学ヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、上記した光学ヘッドを使
用し、且つレーザ光を有効に利用可能な光ディスク記録
再生装置を提供することを目的とする。
用し、且つレーザ光を有効に利用可能な光ディスク記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は上記問題点を解決するため、コリメータレンズに
よって平行光とされたレーザ光の光路に、その平行光の
光路を変更する反射手段を設け、その反射手段の中心位
置に円形の非反射部を設けるという構成をそなえたもの
である。ここで、非反射部としては、光を透過させるよ
うにしたものでも、光を吸収するようにしたものでもよ
い。
発明は上記問題点を解決するため、コリメータレンズに
よって平行光とされたレーザ光の光路に、その平行光の
光路を変更する反射手段を設け、その反射手段の中心位
置に円形の非反射部を設けるという構成をそなえたもの
である。ここで、非反射部としては、光を透過させるよ
うにしたものでも、光を吸収するようにしたものでもよ
い。
【0011】本願の請求項2に記載の発明は、光学ヘッ
ド固定部と光学ヘッド可動部からなる光学ヘッドを備え
た光ディスク記録再生装置において、この光学ヘッド可
動部に設けられ、光学ヘッド固定部からの平行光を光デ
ィスクに向けるよう光路変更する反射手段の中心位置に
円形のレーザ光透過部を設け、更に、その光学ヘッド可
動部に、レーザ光透過部を透過したレーザ光を位置検出
用レーザ光として、光学ヘッド可動部の走行位置に沿っ
て配置されている位置センサに向ける光路変更部材を設
けるという構成を備えたものである。
ド固定部と光学ヘッド可動部からなる光学ヘッドを備え
た光ディスク記録再生装置において、この光学ヘッド可
動部に設けられ、光学ヘッド固定部からの平行光を光デ
ィスクに向けるよう光路変更する反射手段の中心位置に
円形のレーザ光透過部を設け、更に、その光学ヘッド可
動部に、レーザ光透過部を透過したレーザ光を位置検出
用レーザ光として、光学ヘッド可動部の走行位置に沿っ
て配置されている位置センサに向ける光路変更部材を設
けるという構成を備えたものである。
【0012】更に、本願の請求項3に記載の発明は、光
学ヘッド固定部と光学ヘッド可動部からなる光学ヘッド
と、光ディスクの書込み位置に外部磁界を印加する外部
磁界印加装置とを備えた光ディスク記録再生装置におい
て、光学ヘッド可動部と外部磁界印加装置との走行位置
に沿って、光学ヘッド可動部からの位置検出用レーザ光
を外部磁界印加装置に向ける固定ミラーを設け、且つ、
前記光学ヘッド可動部に設けられ、光学ヘッド固定部か
らの平行光を光ディスクに向けるよう光路変更する反射
手段の中心位置に円形のレーザ光透過部を設け、更に、
その光学ヘッド可動部には前記レーザ光透過部を透過し
たレーザ光を位置検出用レーザ光として前記固定ミラー
に向ける光路変更部材を設けると共に前記外部磁界印加
装置には前記光学ヘッド可動部から固定ミラーを介して
照射されて来る位置検出用レーザ光を受ける位置に位置
検出器を設けるという構成を備えたものである。
学ヘッド固定部と光学ヘッド可動部からなる光学ヘッド
と、光ディスクの書込み位置に外部磁界を印加する外部
磁界印加装置とを備えた光ディスク記録再生装置におい
て、光学ヘッド可動部と外部磁界印加装置との走行位置
に沿って、光学ヘッド可動部からの位置検出用レーザ光
を外部磁界印加装置に向ける固定ミラーを設け、且つ、
前記光学ヘッド可動部に設けられ、光学ヘッド固定部か
らの平行光を光ディスクに向けるよう光路変更する反射
手段の中心位置に円形のレーザ光透過部を設け、更に、
その光学ヘッド可動部には前記レーザ光透過部を透過し
たレーザ光を位置検出用レーザ光として前記固定ミラー
に向ける光路変更部材を設けると共に前記外部磁界印加
装置には前記光学ヘッド可動部から固定ミラーを介して
照射されて来る位置検出用レーザ光を受ける位置に位置
検出器を設けるという構成を備えたものである。
【0013】
【作用】上記したように本願の請求項1に記載の光学ヘ
ッドは、対物レンズに向かう平行光の光路内に配置され
た反射手段の中心位置に円形の非反射部を有しているの
で、この反射手段で反射した平行光は中心部の光がカッ
トされており、従って対物レンズは、中心部の光がカッ
トされた平行光を集光することとなり、換言すれば対物
レンズの中心部は光が通過せず、このため、より絞られ
たビームスポットを得ることができる。また、前記した
反射手段は平坦な表面を有するものであるので、その中
心に容易に且つ正確に非反射部を形成でき、対物レンズ
に遮蔽マスクを形成する場合よりも容易である。更に、
対物レンズに入射する平行光は既に中心部の光をカット
された光であり、その光量は一定であるので、トラッキ
ングのために対物レンズが横に移動してもその対物レン
ズによるビームスポットの光量変化は少なく、高品質の
ビームスポットが得られる。
ッドは、対物レンズに向かう平行光の光路内に配置され
た反射手段の中心位置に円形の非反射部を有しているの
で、この反射手段で反射した平行光は中心部の光がカッ
トされており、従って対物レンズは、中心部の光がカッ
トされた平行光を集光することとなり、換言すれば対物
レンズの中心部は光が通過せず、このため、より絞られ
たビームスポットを得ることができる。また、前記した
反射手段は平坦な表面を有するものであるので、その中
心に容易に且つ正確に非反射部を形成でき、対物レンズ
に遮蔽マスクを形成する場合よりも容易である。更に、
対物レンズに入射する平行光は既に中心部の光をカット
された光であり、その光量は一定であるので、トラッキ
ングのために対物レンズが横に移動してもその対物レン
ズによるビームスポットの光量変化は少なく、高品質の
ビームスポットが得られる。
【0014】本願の請求項2及び請求項3に記載の光デ
ィスク記録再生装置は、光学ヘッド可動部の反射手段の
中心位置に円形のレーザ光透過部を形成しているので、
この部分が非反射部となり、請求項1記載の光学ヘッド
と同様に、より絞られた且つ光品質のビームスポットを
得ることができる。更に、請求項2の光ディスク記録再
生装置では、この反射手段のレーザ光透過部を透過した
レーザ光を光路変更部材によって位置センサに向け、こ
のレーザ光を位置検出用レーザ光として使用できる。こ
のため、従来のように光学ヘッド可動部に発光素子を設
ける必要がなく、装置を簡略化できる。
ィスク記録再生装置は、光学ヘッド可動部の反射手段の
中心位置に円形のレーザ光透過部を形成しているので、
この部分が非反射部となり、請求項1記載の光学ヘッド
と同様に、より絞られた且つ光品質のビームスポットを
得ることができる。更に、請求項2の光ディスク記録再
生装置では、この反射手段のレーザ光透過部を透過した
レーザ光を光路変更部材によって位置センサに向け、こ
のレーザ光を位置検出用レーザ光として使用できる。こ
のため、従来のように光学ヘッド可動部に発光素子を設
ける必要がなく、装置を簡略化できる。
【0015】また、請求項3に記載の光ディスク記録再
生装置では、反射手段のレーザ光透過部を透過したレー
ザ光を光路変更部材によって反射させこれを位置検出用
レーザ光として使用し、この位置検出用レーザ光を固定
ミラーで反射させて、外部磁界印加装置に設けている位
置検出器に入射させ、光学ヘッド可動部に対する外部磁
界印加装置の位置決めに使用することができる。このた
め、光学ヘッド可動部に、位置決め用の発光素子を設け
る必要がなく、装置を簡略化できる。
生装置では、反射手段のレーザ光透過部を透過したレー
ザ光を光路変更部材によって反射させこれを位置検出用
レーザ光として使用し、この位置検出用レーザ光を固定
ミラーで反射させて、外部磁界印加装置に設けている位
置検出器に入射させ、光学ヘッド可動部に対する外部磁
界印加装置の位置決めに使用することができる。このた
め、光学ヘッド可動部に、位置決め用の発光素子を設け
る必要がなく、装置を簡略化できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例による光ディスク記
録再生装置の概略構成を示す断面図、図2はその概略斜
視図であり、図7に示す従来例と同一又は相当する部分
には同一符号を付して示している。図1、図2において
、1は光ディスク、2は光ディスク1を所定速度で回転
駆動する駆動モータ、3は光ディスク1に対して情報を
記録再生させるための光学ヘッドの一部を構成する光学
ヘッド固定部、4は光学ヘッド固定部3と共に光学ヘッ
ドを構成する光学ヘッド可動部、5は光学ヘッド可動部
4を光ディスク1の半径方向に移動させるためのリニア
モータ等の移送ユニット、6は装置本体である。
録再生装置の概略構成を示す断面図、図2はその概略斜
視図であり、図7に示す従来例と同一又は相当する部分
には同一符号を付して示している。図1、図2において
、1は光ディスク、2は光ディスク1を所定速度で回転
駆動する駆動モータ、3は光ディスク1に対して情報を
記録再生させるための光学ヘッドの一部を構成する光学
ヘッド固定部、4は光学ヘッド固定部3と共に光学ヘッ
ドを構成する光学ヘッド可動部、5は光学ヘッド可動部
4を光ディスク1の半径方向に移動させるためのリニア
モータ等の移送ユニット、6は装置本体である。
【0017】光学ヘッド固定部3は装置本体6上の所定
位置に固定されるものであり、レーザ光を照射する半導
体レーザ10と、その半導体レーザ10からのレーザ光
を平行光に変えるコリメータレンズ11と、コリメータ
レンズ11を出たレーザ光は通過させるが、光ディスク
から戻ってきた反射光は反射して方向変換するビームス
プリッタ12と、ビームスプリッタ12からの反射光を
光路変更するプリズム13と、検出レンズ14と、検光
子15と、ビームスプリッタ16と、フォーカス信号検
出器17と、再生信号検出器18と、これらの部品を取
付ける固定部本体19等を有している。また、光学ヘッ
ド可動部4は、光学ヘッド固定部3から出射された平行
光20を光ディスク1に向けるよう光路変更する反射手
段を構成するプリズム27と、そのプリズム27で光路
変更された平行光を集光して光ディスク1上に光スポッ
トを形成する対物レンズ22と、その対物レンズ22を
フォーカス方向及びトラッキング方向に駆動する磁気回
路を構成したアクチュエータ23と、これらの部品を取
付ける可動部本体25等を有している。
位置に固定されるものであり、レーザ光を照射する半導
体レーザ10と、その半導体レーザ10からのレーザ光
を平行光に変えるコリメータレンズ11と、コリメータ
レンズ11を出たレーザ光は通過させるが、光ディスク
から戻ってきた反射光は反射して方向変換するビームス
プリッタ12と、ビームスプリッタ12からの反射光を
光路変更するプリズム13と、検出レンズ14と、検光
子15と、ビームスプリッタ16と、フォーカス信号検
出器17と、再生信号検出器18と、これらの部品を取
付ける固定部本体19等を有している。また、光学ヘッ
ド可動部4は、光学ヘッド固定部3から出射された平行
光20を光ディスク1に向けるよう光路変更する反射手
段を構成するプリズム27と、そのプリズム27で光路
変更された平行光を集光して光ディスク1上に光スポッ
トを形成する対物レンズ22と、その対物レンズ22を
フォーカス方向及びトラッキング方向に駆動する磁気回
路を構成したアクチュエータ23と、これらの部品を取
付ける可動部本体25等を有している。
【0018】光学ヘッド可動部4に設けられているプリ
ズム27には、その中心位置に、光学ヘッド固定部3か
らの平行光20の光路と平行に延びるレーザ光透過部を
形成する貫通孔27aが形成されている。この貫通孔2
7aのうしろには、貫通孔27aを通過したレーザ光2
0aを位置検出用レーザ光として、光学ヘッド可動部4
の走行位置に沿って配置されている受光素子列からなる
位置センサ26に向ける光路変更部材を構成するプリズ
ム28が配置されている。なお、図1では位置センサ2
6が光学ヘッド可動部4の下に配置され、図2では側方
に配置されていて矛盾しているが、これは図面を分かり
易くするためであって、位置センサ26は光学ヘッド可
動部の横又は下のいずれか一方に配置されるものである
。
ズム27には、その中心位置に、光学ヘッド固定部3か
らの平行光20の光路と平行に延びるレーザ光透過部を
形成する貫通孔27aが形成されている。この貫通孔2
7aのうしろには、貫通孔27aを通過したレーザ光2
0aを位置検出用レーザ光として、光学ヘッド可動部4
の走行位置に沿って配置されている受光素子列からなる
位置センサ26に向ける光路変更部材を構成するプリズ
ム28が配置されている。なお、図1では位置センサ2
6が光学ヘッド可動部4の下に配置され、図2では側方
に配置されていて矛盾しているが、これは図面を分かり
易くするためであって、位置センサ26は光学ヘッド可
動部の横又は下のいずれか一方に配置されるものである
。
【0019】以上のように構成された光ディスク記録再
生装置について、以下その動作を説明する。
生装置について、以下その動作を説明する。
【0020】光学ヘッド固定部3において、半導体レー
ザ10からのレーザ光はコリメータレンズ11によって
平行光20に変換され、出射される。一方、光学ヘッド
可動部4は移送ユニット5によって光ディスク1に対す
る所定位置に移動し、光学ヘッド固定部3からの平行光
20を入射し、それをプリズム27で方向変換して対物
レンズ22に向け、対物レンズ22は光ディスク1上に
ビームスポットを形成する。これにより、光ディスク1
に対する所定の書込みが行われる。また、再生を行う場
合には、光ディスク1からの反射光が対物レンズ22、
プリズム27を経て光学ヘッド固定部3に戻り、ビーム
スプリッタ12によって方向変換し、プリズム13、検
出レンズ14等を経て、フォーカス誤差信号検出器17
、再生信号検出器18に送られ、処理される。
ザ10からのレーザ光はコリメータレンズ11によって
平行光20に変換され、出射される。一方、光学ヘッド
可動部4は移送ユニット5によって光ディスク1に対す
る所定位置に移動し、光学ヘッド固定部3からの平行光
20を入射し、それをプリズム27で方向変換して対物
レンズ22に向け、対物レンズ22は光ディスク1上に
ビームスポットを形成する。これにより、光ディスク1
に対する所定の書込みが行われる。また、再生を行う場
合には、光ディスク1からの反射光が対物レンズ22、
プリズム27を経て光学ヘッド固定部3に戻り、ビーム
スプリッタ12によって方向変換し、プリズム13、検
出レンズ14等を経て、フォーカス誤差信号検出器17
、再生信号検出器18に送られ、処理される。
【0021】以上の動作において、図3(a)に示すよ
うに、プリズム27に向かう平行光20は、プリズム2
7によって対物レンズ22に向けて反射するが、その際
プリズム27の中央に貫通孔27aがあるため、その部
分の光20aはプリズム27を通り抜ける。従って、プ
リズム27で反射した平行光20bは中央の光をカット
されており、これが対物レンズ22によってビームスポ
ットに収束される。対物レンズ22は、中心部を通過す
る光に対する収束性が悪いが、上記したように平行光2
0bはその中心部を通過する光をカットしているので、
平行光20bは小さい径のビームスポットに収束される
。図5は同じ対物レンズ22に対して、従来の全反射プ
リズムで平行光20を反射させて入射させた場合の焦点
位置における光量分布(破線)と、本実施例による貫通
孔付プリズム27で反射させた平行光20bを入射させ
た場合の焦点位置における光量分布(実線)を示すもの
であり、中心部をカットした平行光20bの場合には光
量分布が狭くなっている。このように、貫通孔付プリズ
ム27を使用することにより、通常の対物レンズ22を
使用しながら、ビームスポットサイズd(図4参照)が
小さくなっており、高密度の記録が可能となる。また、
対物レンズ22がトラッキングのため横方向に移動して
も、ビームスポットの光量変化はあまり生じないので、
ビームスポットを品質が安定しており、良好な記録、再
生が行われる。
うに、プリズム27に向かう平行光20は、プリズム2
7によって対物レンズ22に向けて反射するが、その際
プリズム27の中央に貫通孔27aがあるため、その部
分の光20aはプリズム27を通り抜ける。従って、プ
リズム27で反射した平行光20bは中央の光をカット
されており、これが対物レンズ22によってビームスポ
ットに収束される。対物レンズ22は、中心部を通過す
る光に対する収束性が悪いが、上記したように平行光2
0bはその中心部を通過する光をカットしているので、
平行光20bは小さい径のビームスポットに収束される
。図5は同じ対物レンズ22に対して、従来の全反射プ
リズムで平行光20を反射させて入射させた場合の焦点
位置における光量分布(破線)と、本実施例による貫通
孔付プリズム27で反射させた平行光20bを入射させ
た場合の焦点位置における光量分布(実線)を示すもの
であり、中心部をカットした平行光20bの場合には光
量分布が狭くなっている。このように、貫通孔付プリズ
ム27を使用することにより、通常の対物レンズ22を
使用しながら、ビームスポットサイズd(図4参照)が
小さくなっており、高密度の記録が可能となる。また、
対物レンズ22がトラッキングのため横方向に移動して
も、ビームスポットの光量変化はあまり生じないので、
ビームスポットを品質が安定しており、良好な記録、再
生が行われる。
【0022】一方、プリズム27を透過したレーザ光2
0aはプリズム28によって、位置センサ26に向けら
れ、位置センサ26はそのレーザ光20aの入射位置を
検出することで、光学ヘッド可動部4の位置を検出する
。かくして、光学ヘッド可動部4に従来のように発光素
子を設けることなく位置検出が可能となり、装置が簡単
となる。
0aはプリズム28によって、位置センサ26に向けら
れ、位置センサ26はそのレーザ光20aの入射位置を
検出することで、光学ヘッド可動部4の位置を検出する
。かくして、光学ヘッド可動部4に従来のように発光素
子を設けることなく位置検出が可能となり、装置が簡単
となる。
【0023】図6は本発明の他の実施例による光ディス
ク記録再生装置を示す概略斜視図である。この光ディス
ク記録再生装置は光磁気ディスクに対する記録再生を行
うためのものであるが、図1、図2に示す実施例と同一
部分には同一符号を付けて示している。図6に示す実施
例でも、光学ヘッド可動部4は、図1に示す光学ヘッド
可動部4と同一構造となっており、図1に示すように、
プリズム27が中心部に貫通孔27aを有し、かつその
貫通孔27aを透過したレーザ光20aを位置検出用レ
ーザ光としてプリズム28によって横方向に向けるよう
になっている。更に、図6の実施例では、光ディスク1
の上側に、外部磁界印加装置30と、それを光学ヘッド
可動部4と同方向に移送させるためのリニアモータ等の
移送ユニット31が設けられており、その外部磁界印加
装置30には、位置検出用レーザ光を受光し且つその入
射位置に応じた信号を出力する位置検出器即ち2分割デ
ィテクタ32が取付けられている。光学ヘッド可動部4
と外部磁界印加装置30の側方には、両者の走行位置に
沿って一対の固定ミラー33、34が定位置に固定して
設けられている。この固定ミラー33、34は、光学ヘ
ッド可動部4と外部磁界印加装置30とが所定の相対的
位置関係を保っている限り、光ディスク1の半径方向の
どの位置にあっても、光学ヘッド可動部4からの位置検
出用レーザ光20aを2分割ディテクタ32の中央(分
割位置)に入射させることができるように配置されてい
る。2分割ディテクタ32には、2分割された各検出部
からの信号の差を検出する検出回路(図示せず)が接続
され、外部磁界印加装置30を移送する移送装置31の
制御に使用されるようになっている。
ク記録再生装置を示す概略斜視図である。この光ディス
ク記録再生装置は光磁気ディスクに対する記録再生を行
うためのものであるが、図1、図2に示す実施例と同一
部分には同一符号を付けて示している。図6に示す実施
例でも、光学ヘッド可動部4は、図1に示す光学ヘッド
可動部4と同一構造となっており、図1に示すように、
プリズム27が中心部に貫通孔27aを有し、かつその
貫通孔27aを透過したレーザ光20aを位置検出用レ
ーザ光としてプリズム28によって横方向に向けるよう
になっている。更に、図6の実施例では、光ディスク1
の上側に、外部磁界印加装置30と、それを光学ヘッド
可動部4と同方向に移送させるためのリニアモータ等の
移送ユニット31が設けられており、その外部磁界印加
装置30には、位置検出用レーザ光を受光し且つその入
射位置に応じた信号を出力する位置検出器即ち2分割デ
ィテクタ32が取付けられている。光学ヘッド可動部4
と外部磁界印加装置30の側方には、両者の走行位置に
沿って一対の固定ミラー33、34が定位置に固定して
設けられている。この固定ミラー33、34は、光学ヘ
ッド可動部4と外部磁界印加装置30とが所定の相対的
位置関係を保っている限り、光ディスク1の半径方向の
どの位置にあっても、光学ヘッド可動部4からの位置検
出用レーザ光20aを2分割ディテクタ32の中央(分
割位置)に入射させることができるように配置されてい
る。2分割ディテクタ32には、2分割された各検出部
からの信号の差を検出する検出回路(図示せず)が接続
され、外部磁界印加装置30を移送する移送装置31の
制御に使用されるようになっている。
【0024】図6に示す実施例においても、光学ヘッド
固定部3からの平行光20が光学ヘッド可動部4のプリ
ズムによって中心部の光をカットして対物レンズ22に
送られ、対物レンズ22によって、小さいビームスポッ
トに絞られ、光ディスク1に対する記録、再生に使用さ
れる。また、プリズムを透過したレーザ光20aは、プ
リズム28で方向変換し、固定ミラー33、34を介し
て外部磁界印加装置30に設けられた2分割ディテクタ
32に導かれ、移送装置31はその2分割ディテクタ3
2からの検出信号によって外部磁界印加装置30を光学
ヘッド可動部4に同期して移動させる。このように、プ
リズムを透過したレーザ光20aが位置制御に有効に利
用される。
固定部3からの平行光20が光学ヘッド可動部4のプリ
ズムによって中心部の光をカットして対物レンズ22に
送られ、対物レンズ22によって、小さいビームスポッ
トに絞られ、光ディスク1に対する記録、再生に使用さ
れる。また、プリズムを透過したレーザ光20aは、プ
リズム28で方向変換し、固定ミラー33、34を介し
て外部磁界印加装置30に設けられた2分割ディテクタ
32に導かれ、移送装置31はその2分割ディテクタ3
2からの検出信号によって外部磁界印加装置30を光学
ヘッド可動部4に同期して移動させる。このように、プ
リズムを透過したレーザ光20aが位置制御に有効に利
用される。
【0025】なお、図6の実施例において、固定ミラー
33をハーフミラーとし、その後ろに受光素子列からな
る位置センサを設けてもよい。このような構成とすると
、光学ヘッド可動部4からの位置検出用レーザ光20a
の一部が固定ミラー33を透過してその後ろの位置セン
サに入射し、光学ヘッド可動部4の位置検出を行うこと
もできる。
33をハーフミラーとし、その後ろに受光素子列からな
る位置センサを設けてもよい。このような構成とすると
、光学ヘッド可動部4からの位置検出用レーザ光20a
の一部が固定ミラー33を透過してその後ろの位置セン
サに入射し、光学ヘッド可動部4の位置検出を行うこと
もできる。
【0026】また、上記実施例では、図3(a)に示す
ように、プリズム27に貫通孔27aを形成してレーザ
光透過部としているが、本発明はこれに限らず、図3(
b)に示すように、プリズム27の中央に反射膜のない
部分(透過膜はコートされている)27bを形成し、そ
れによってレーザ光透過部を形成してもよい。更に、上
記実施例では、光学ヘッド固定部3からの平行光20を
対物レンズ22に向けるための反射手段としてプリズム
27を用いたが、これはプリズムに限らず、ミラーを用
いてもよい。
ように、プリズム27に貫通孔27aを形成してレーザ
光透過部としているが、本発明はこれに限らず、図3(
b)に示すように、プリズム27の中央に反射膜のない
部分(透過膜はコートされている)27bを形成し、そ
れによってレーザ光透過部を形成してもよい。更に、上
記実施例では、光学ヘッド固定部3からの平行光20を
対物レンズ22に向けるための反射手段としてプリズム
27を用いたが、これはプリズムに限らず、ミラーを用
いてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願の
請求項1記載の光学ヘッドは、対物レンズに向かう平行
光の光路に配置される反射手段の中心位置に円形の非反
射部を設けることによって、対物レンズに入射する平行
光の中央部の光をカットすることができ、より小径に絞
られたかつ光量の安定したビームスポットを形成でき、
しかも、対物レンズには何ら加工を施す必要がないので
、製造が容易となるという効果を有している。
請求項1記載の光学ヘッドは、対物レンズに向かう平行
光の光路に配置される反射手段の中心位置に円形の非反
射部を設けることによって、対物レンズに入射する平行
光の中央部の光をカットすることができ、より小径に絞
られたかつ光量の安定したビームスポットを形成でき、
しかも、対物レンズには何ら加工を施す必要がないので
、製造が容易となるという効果を有している。
【0028】また、本願の請求項2記載の光ディスク記
録再生装置は、光学ヘッド可動部に設ける反射手段の中
心位置に円形のレーザ光透過部を形成し、そのレーザ光
透過部を透過したレーザ光を位置検出用レーザ光として
位置センサに向けるように構成しているので、そのレー
ザ光を用いて光学ヘッド可動部の位置検出を行うことが
でき、光学ヘッド可動部に位置検出用の発光素子を設け
る必要がなくなり、光学ヘッド可動部に対する配線の負
担軽減及び発光素子用の制御回路を無くすことができる
等の効果を有している。
録再生装置は、光学ヘッド可動部に設ける反射手段の中
心位置に円形のレーザ光透過部を形成し、そのレーザ光
透過部を透過したレーザ光を位置検出用レーザ光として
位置センサに向けるように構成しているので、そのレー
ザ光を用いて光学ヘッド可動部の位置検出を行うことが
でき、光学ヘッド可動部に位置検出用の発光素子を設け
る必要がなくなり、光学ヘッド可動部に対する配線の負
担軽減及び発光素子用の制御回路を無くすことができる
等の効果を有している。
【0029】更に、本願の請求項3記載の光ディスク記
録再生装置は、光学ヘッド可動部に設ける反射手段の中
心位置に円形のレーザ光透過部を形成し、そのレーザ光
透過部を透過したレーザ光を位置検出用レーザ光として
、外部磁界印加装置に設けている位置検出器に向けるよ
うに構成しているので、そのレーザ光を用いて光学ヘッ
ド可動部に対する外部磁界印加装置の同期移動を行うこ
とができ、光学ヘッド可動部に同期位置検出用の発光素
子を設ける必要がなくなり、光学ヘッド可動部に対する
配線の負担軽減及び発光素子用の制御回路を無くすこと
ができる等の効果を有している。
録再生装置は、光学ヘッド可動部に設ける反射手段の中
心位置に円形のレーザ光透過部を形成し、そのレーザ光
透過部を透過したレーザ光を位置検出用レーザ光として
、外部磁界印加装置に設けている位置検出器に向けるよ
うに構成しているので、そのレーザ光を用いて光学ヘッ
ド可動部に対する外部磁界印加装置の同期移動を行うこ
とができ、光学ヘッド可動部に同期位置検出用の発光素
子を設ける必要がなくなり、光学ヘッド可動部に対する
配線の負担軽減及び発光素子用の制御回路を無くすこと
ができる等の効果を有している。
【図1】本発明の一実施例による光ディスク記録再生装
置の概略構成を示す断面図
置の概略構成を示す断面図
【図2】上記実施例の概略斜視図
【図3】(a)上記実施例に用いるプリズム及び対物レ
ンズの概略断面図 (b)他の実施例によるプリズム及び対物レンズの概略
断面図
ンズの概略断面図 (b)他の実施例によるプリズム及び対物レンズの概略
断面図
【図4】対物レンズによるレーザ光収束状態を説明する
概略側面図
概略側面図
【図5】対物レンズの焦点位置における光量分布を示す
グラフ
グラフ
【図6】本発明の他の実施例による光ディスク記録再生
装置の概略斜視図
装置の概略斜視図
【図7】従来の光ディスク記録再生装置の概略断面図
1 光ディスク
3 光学ヘッド固定部
4 光学ヘッド可動部
5 移送ユニット
6 装置本体
10 半導体レーザ
11 コリメータレンズ
20、20a、20b レーザ光
22 対物レンズ
26 位置センサ
27 プリズム
27a 貫通孔(レーザ光透過部)
28 プリズム
30 外部磁界印加装置
31 移送ユニット
32 位置検出器
33、34 固定ミラー
Claims (3)
- 【請求項1】 レーザ光を照射する手段と、そのレー
ザ光を平行光に変換するコリメータレンズと、平行光を
光路変更する反射手段と、その反射手段で光路変更され
た平行光を集光してディスク上に光スポットを形成する
対物レンズと、ディスクからの反射光を処理する手段と
を有し、前記反射手段が、その中心位置に円形の非反射
部を有することを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項2】 光ディスクを回転駆動する手段と、こ
の光ディスクに対してレーザ光により情報を記録再生さ
せるための光学ヘッドであって、レーザ光を照射する手
段、レーザ光を平行光に変換するコリメータレンズ及び
光ディスクからの反射光を処理する手段を有し、定位置
に固定して設けられた光学ヘッド固定部と、この光学ヘ
ッド固定部からの平行光を光ディスクに向けるよう光路
変更する反射手段及びその反射手段で光路変更された平
行光を集光してディスク上に光スポットを形成する対物
レンズとを有し、光ディスクに沿って移動可能な光学ヘ
ッド可動部とを備えた光学ヘッドと、その光学ヘッド可
動部を光ディスクの半径方向に移送する移送装置と、前
記光学ヘッド可動部の走行位置に沿って配置された受光
素子列からなる位置センサとを有し、前記光学ヘッド可
動部に設けられている反射手段はその中心位置に円形の
レーザ光透過部を有しており、更に前記光学ヘッド可動
部は、前記レーザ光透過部を透過したレーザ光を位置検
出用レーザ光として前記位置センサに向ける光路変更部
材を有していることを特徴とする光ディスク記録再生装
置。 - 【請求項3】 光ディスクを回転駆動する手段と、こ
の光ディスクに対してレーザ光により情報を記録再生さ
せるための光学ヘッドであって、レーザ光を照射する手
段、レーザ光を平行光に変換するコリメータレンズ及び
光ディスクからの反射光を処理する手段を有し、定位置
に固定して設けられた光学ヘッド固定部と、この光学ヘ
ッド固定部からの平行光を光ディスクに向けるよう光路
変更する反射手段及びその反射手段で光路変更された平
行光を集光してディスク上に光スポットを形成する対物
レンズとを有し、光ディスクに沿って移動可能な光学ヘ
ッド可動部とを備えた光学ヘッドと、その光学ヘッド可
動部を光ディスクの半径方向に移送する移送装置と、光
ディスクの書込み位置に外部磁界を印加する外部磁界印
加装置と、その外部磁界印加装置を光ディスクの半径方
向に移送する移送装置と、前記光学ヘッド可動部と外部
磁界印加装置の走行位置に沿って配置され、光学ヘッド
可動部からの位置検出用レーザ光を光路変更して前記外
部磁界印加装置に向ける固定ミラーとを具備し、前記光
学ヘッド可動部に設けられている反射手段はその中心位
置に円形のレーザ光透過部を有しており、更に前記光学
ヘッド可動部は、前記レーザ光透過部を透過したレーザ
光を位置検出用レーザ光として前記固定ミラーに向ける
ように方向変換する光路変更部材を有し、前記外部磁界
印加装置は、前記光学ヘッド可動部から固定ミラーを介
して照射されてくる位置検出用レーザ光を受ける位置に
位置検出器を有していることを特徴とする光ディスク記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3140041A JPH04364236A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 光学ヘッド及び光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3140041A JPH04364236A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 光学ヘッド及び光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04364236A true JPH04364236A (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=15259599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3140041A Pending JPH04364236A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 光学ヘッド及び光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04364236A (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3140041A patent/JPH04364236A/ja active Pending
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