JPH04363604A - 斜入射干渉計 - Google Patents

斜入射干渉計

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JPH04363604A
JPH04363604A JP41726690A JP41726690A JPH04363604A JP H04363604 A JPH04363604 A JP H04363604A JP 41726690 A JP41726690 A JP 41726690A JP 41726690 A JP41726690 A JP 41726690A JP H04363604 A JPH04363604 A JP H04363604A
Authority
JP
Japan
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light
laser beam
inspected
laser
reflected
Prior art date
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Pending
Application number
JP41726690A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kobayashi
富美男 小林
Kenichi Noguchi
憲一 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP41726690A priority Critical patent/JPH04363604A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検査・測定しようと
する物体に対して斜方向から光を入射させ、干渉作用に
より形成される干渉縞を利用して平坦度等の面状態を測
定することができる斜入射干渉計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば薄膜状物体の形状等を観測したり
測定したりする手段として、その測定しようとする物体
(以下これを被検物とよぶ)に向けて斜上方向から可干
渉光(コヒーレント光)を出射させ、その光の干渉作用
によって形成される干渉縞の模様から被検物の状態を測
定する斜入射干渉計が知られている。そしてこの斜入射
干渉計には、例えば所定波長の光を出射するレーザと、
このレーザから出射する光を平行光とするコリメータレ
ンズと、このコリメータレンズを透過後平行状態で被検
物に斜入射し、光路差に応じて干渉をおこして形成され
る干渉縞を投影するスクリーンとを備えた構成のものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の斜入
射干渉計は、測定できる被検物の測定対象として例えば
膜厚の変化等、より具体的には被検物の平行平面度をさ
ぐることが一般的であり、またこのための有効な手段と
なっているものである。ところで、このような構成の斜
入射干渉計にあっては、被検物が彎曲した形状のものや
、筐体等の奥部に配置されているもの等について測定す
ることができず、測定しようとする被検物の適応範囲が
狭められている。そこで、この発明は、上記した事情に
鑑み、被検物の面に対する平坦度を高感度に測定するこ
とができるとともにその被検物が凹状に彎曲していたり
、奥部に配置されていても被測定面全体をもれなく、し
かも高感度に測定することができる斜入射干渉計を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の斜入射
干渉計は、コヒーレントな光を出射する光源と、この光
源から出射する光を平行光にする平行光形成手段と、前
記平行光を所定方向に回動可能に偏向する偏向手段と、
この偏向手段で反射・偏向した光を入射導光して被検物
の面上に投射する反射手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】この発明の斜入射干渉計は、反射手段の被検物
と対向する面にて反射し、屈折・透過せずに戻っていく
光と、その面を屈折・透過して被検物の表面にて反射し
たのち戻っていく光との位相の差にもとづく干渉作用に
よって形成される干渉縞を被投影手段上に投影し、この
干渉縞の模様から被検物の表面の平坦度、つまり凹凸状
態等の面状態が測定できる。さらに、またこの発明の斜
入射干渉計は、例えば筐体等の奥部に配置されている被
検物についても、その筐体内に挿入され被検物と対向配
置されるような形状の反射手段を使用することによって
奥部の被検物の測定も行うことができる。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る斜入射干
渉計を示すものであり、この斜入射干渉計は、光源1と
、平行光形成手段2と、偏向手段3と、反射手段4と、
被投影手段5と、TVカメラ6とから構成されている。
【0007】なお、図中符号7,8は反射ミラー、9は
拡散レンズ、10は被検物であるフィルム(図略)を納
めたカメラ、11はシャッタ、12はこれらの光学部品
や光学機器を搭載した基台を示すものである。
【0008】光源1は、コヒーレント光(可干渉光)を
出射するレーザが使用されており、この実施例では波長
0.6328μmのレーザ光を出射するヘリウム・ネオ
ン(He−Ne)レーザが使用されている。
【0009】平行光形成手段2は、反射手段4に向けて
レーザ光を平行状態にして入射させるためのものであり
、コリメートレンズが使用されている。
【0010】偏向手段3は、反射手段4にレーザ光を入
射させるときの入射角度を変更し、被検物の測定感度を
変更調整するためのものであり、平面鏡が用いられてい
る。即ち、この偏向手段3は、次に説明する反射手段4
の入射面に対し一定の角度範囲で回動可能な状態で回転
ステージ13上に設置されており、特にその反射手段4
の入射面でのフレネル反射を極力抑えるため、通常その
反射面に対し垂直若しくは垂直に近い状態に配置されて
いる。なお、この偏向手段としては、凹面鏡やプリズム
等であってもよい。即ち、例えば凹面鏡を用いる場合に
は、先の平行光形成手段2として使用したコリメートレ
ンズと機能を兼用させてもよい。
【0011】反射手段4は、偏向手段3で反射偏向した
レーザ光を入射導光して被検物の面上に投射させるもの
であり、この実例では図2に示すように五角柱状を有す
る屋根型(ダハ)プリズムが使用されている。即ち、こ
の反射手段4は、入射面4aにて偏向手段3からのレー
ザ光を入射するとともに、そのレーザ光の一部αを被検
物であるフィルム14の表面14aと対向する基準面4
bから屈折・透過させてその表面14aに斜入射させる
ようになっている。また、その反射手段4は、この内部
を進行するレーザ光のうち基準面4bで透過せずに反射
する一部のものβを先のレーザ光αと干渉させて、その
光路差に応じて明暗の縞、つまり干渉縞を形成させるよ
うになっている。また、このようにして互いに干渉をお
こしているレーザ光は、出射面4cから略垂直方向に出
射して被投影手段5上に進行するようになっている。そ
して、この実施例の反射手段4である屋根型プリズムは
、基準面4bが僅かなスペースを保持して被検物の表面
と対峙するような状態までカメラ筐体内奥部へ一部挿入
させてある。
【0012】なお、この実施例では反射手段として五角
柱状を有する屋根型プリズムを用いたが特にこれに限定
されるものではない。例えば、四角柱状のプリズムを用
いたり、四角筒状の筐体内壁面にミラーを形成するとと
もに、筐体底部の被検物に対峙する面に一部透光性を有
する薄いシート状の基準体を取付けたものであってもよ
い。また、この反射部材は、その底部の被検物に対峙す
る基準面若しくは基準体が、被検物の測定する面形状に
形成したものを使用することによって、より一層正確な
面の凹凸等の測定を行うことができ、都合が良いもので
ある。
【0013】被投影手段5は、反射手段4において光学
距離差に基づく干渉作用により形成される干渉縞を投影
させるためのものであり、スクリーンで構成されており
、この実施例では図2に示すように出射面4cから出射
されてくるレーザ光を斜めに入射して干渉縞を投影させ
るようになっている。なお、この被投影手段5は特に必
要なものではなく、例えば直接観察したり、結像系を用
いても良い。
【0014】TVカメラ6は、被投影手段5であるスク
リーン上に投影された干渉縞を撮影するとともに、モニ
タ用の画面上に表示し、VTRに撮影像を記録するよう
になっている。
【0015】次に、この反射手段4の基準面4bの内外
を進行するレーザ光L1 〜L3 による干渉作用及び
測定感度について図3を参照しながら説明する。なお、
この実施例では反射手段4の入射面4aにおいてA点で
入射屈折したレーザ光(L1 )のうち反射手段4内を
透過して基準面4bにおいてC点で出射し、フィルムの
表面14aにて正反射して再度反射手段4にE点から入
射するレーザ光(α1 )と、同様に反射手段4の入射
面4aにおいてG点で入射屈折したレーザ光(L2 )
のうち反射手段4内を戻るレーザ光(β2 )とについ
て説明する。
【0016】(I)まずレーザ光(α1 )とレーザ光
(β2 )とが点Eに到達する迄の光学距離の差につい
て調べてみる。レーザ光(L1 )とレーザ光(L2 
)とは点A,Hまでは同一位相同一波面であるので、こ
れら双方のレーザ光の点Eまでの光学距離差ΔLはΔL
=│ΔL1 −ΔL2 │・・・・(イ)である。 (ただしここで、ΔL1 =AB+CD+DE,ΔL2
 =HG+FE)・・(ロ)従って、(ロ)を(イ)へ
代入すると、    ΔL=│(AB−HG)+(CD
+DE−EF)│・・・(イ)′
【0017】なお、こ
こで光学距離ABはAB=nAG sini′1  =AG sini1 (∵スネルの法則より)また、光
学距離CD+DEは、     CD+DE=〔h1 /cos i2 〕+〔
h1 /cos(i2+2θ) 〕         
                         
  (ただし0<2θ/i2 <<1)       
       =2・h1 /cos i2     
            (但し、h1 は点Dと反射
手段4の基準面4bとの間の距離)
【0018】一方、
光学距離HGは、 HG=AG sini1  また、光学距離EFは、     EF=n・CE sini′2       
  =2CD sini2 ・(n sini′2 )
        =2・(h1 /cos i2)・ 
sin2 i2 (∵スネルの法則より)であるから、
これを(イ)′へ代入すると、レーザ光(L1 ,L2
 )の光学距離差ΔLは、  ΔL=〔2h1 /co
s i2 〕〔1− sin2 i2 〕      
=2h1 cos i2 (ただし0≦i2 ≦π/2
)・・・(ハ)となり、入射角度には依存しないことが
わかる。
【0019】(II)次に、周知の如く光学距離差ΔL
がレーザ光の波長(λ)についてその半波長の奇数倍の
とき暗線が形成されるので、これらレーザ光(α1 )
とレーザ光(β2 )とにより第k番目の暗線ができる
とすると、次式が成立する。   ΔL=(2k−1)λ/2=2h1 cos i2
 (k:整数)・・・(ニ)(III)同様に、レーザ
光(L2 )のうちフィルムの表面14aにおいて点J
に入射して戻るレーザ光(α1 )と、レーザ光(L3
 )のうち基準面4bにおいて点Iで反射して戻るレー
ザ光(β3)とにより、第k+1番目の暗線ができると
すると、次式が成立する。   ΔL=(2k+1)λ/2=2h2 cos i2
   (但し、h2 は点Jと反射手段4の基準面4b
との間の距離)・・・(ホ)
【0020】従って、(ニ
),(ホ)から測定可能な最も細かいフィルム面14a
における凸凹の差S(但しS=│h1 −h2 │)、
つまり最大感度Sが次式のように一義的に決定される。 S=│h1 −h2 │=λ/2cos i2 ・・・
(へ)この(ヘ)式から、感度Sがプリズム4の出射角
との間で反比例の関係にあり、かつレーザ光の波長に比
例することがわかる。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る斜入射干渉計によれば、反射面の被検物と対向する面
にて反射し戻る光と、その面を屈折・透過して被検物の
表面にて反射したのち戻る光とが位相差にもとづく干渉
作用によって被検物の表面の平坦度等、つまり面状態が
測定できる。また、この発明に係る斜入射干渉件によれ
ば、反射手段によって被検物の面上まで確実にコヒーレ
ント光を導光し、その面上に斜入射させることができる
ので、例えば凹面鏡の鏡面のような被検物であっても、
また奥の深い筐体内部にある被検物についても、確実に
その面を測定することができ、測定対象が大きく広がり
汎用性が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る斜入射干渉計におけるレーザ光
の進路を示す光路図である。
【図2】この発明に係る反射手段の一例であるプリズム
におけるレーザ光の進行状態を示す説明図である。
【図3】この発明に係る反射手段となるプリズムの基準
面近傍におけるレーザ光の進路を示す光路図である。
【符号の説明】
1  レーザ(光源) 2  コリメータ(平行光形成手段) 3  偏向手段、 4  プリズム(反射手段) 5  被投影手段、 14  フィルム(被検物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コヒーレントな光を出射する光源と、
    この光源から出射する光を平行光にする平行光形成手段
    と、前記平行光を所定方向に回動可能に偏向する偏向手
    段と、この偏向手段で反射・偏向した光を入射導光して
    被検物の面上に投射する反射手段とを備えたことを特徴
    とする斜入射干渉計。
JP41726690A 1990-12-29 1990-12-29 斜入射干渉計 Pending JPH04363604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41726690A JPH04363604A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 斜入射干渉計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41726690A JPH04363604A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 斜入射干渉計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04363604A true JPH04363604A (ja) 1992-12-16

Family

ID=18525390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41726690A Pending JPH04363604A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 斜入射干渉計

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JP (1) JPH04363604A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160085822A (ko) 2013-11-12 2016-07-18 덴카 주식회사 열가소성 엘라스토머 수지 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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