JPH04362905A - 光機能性ファイバ - Google Patents

光機能性ファイバ

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JPH04362905A
JPH04362905A JP3209604A JP20960491A JPH04362905A JP H04362905 A JPH04362905 A JP H04362905A JP 3209604 A JP3209604 A JP 3209604A JP 20960491 A JP20960491 A JP 20960491A JP H04362905 A JPH04362905 A JP H04362905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
core
fiber
dopant
matrix material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3209604A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kogo
隆司 向後
Yoichi Ishiguro
洋一 石黒
Masayuki Shigematsu
昌行 重松
Yoshiaki Miyajima
宮島 義昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH04362905A publication Critical patent/JPH04362905A/ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波長1.3μm帯、波
長1.55μm帯又はその他の波長帯の光増幅装置、光
発振装置等に用いられる光機能性ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】第3図は、従来の波長1.55μm帯の
光増幅用ファイバの構造を示したものである。光増幅用
ファイバのコア及びクラッドの材料としては、一般に石
英系のガラスが使用される。また、コア全体には活性物
質としてEr3+が添加されている。クラッドとコアと
の比屈折率差はクラッドに弗素(F)を添加すること、
或いはコアにゲルマニウム(Ge)を添加することで生
じ、その値は一般に1.0%を超えない。例えば、すで
に報告された光増幅用ファイバのなかには、比屈折率差
が1.0%を超えるものも存在するが、3.0%を超え
るものは存在しない。しかもこのように比屈折率差が1
.0%を超える場合、コアのみに高屈折率化ドーパント
を添加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な光増
幅用ファイバで、コア内で光エネルギーの分布は、その
光の波長域でファイバがシングルモードの条件をみたす
時、点線の様になる。このため、コア周辺の領域では、
添加されたEr3+による光損失の方が増大し、十分な
光増幅利得が得られていなかった。
【0004】そこで、上述の事情に鑑み、本発明は、希
土類元素若しくは遷移金属を活性物質としてコアに添加
した光機能性ファイバであって、活性物質等による損失
が少なく、光増幅効率の高い光機能性ファイバを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による第1の光機能性ファイバは、活性物質
として希土類元素若しくは遷移金属を添加したコアと、
コアを取り囲みコアよりも低い屈折率を有するクラッド
とを備える。ここに、クラッドは低屈折率化用のドーパ
ントをマトリックス材料に添加したものである。更に、
低屈折率化用のドーパントを添加したクラッドのうち最
も屈折率の低い部分と、マトリックス材料との比屈折率
差は少なくとも1.0%以上である。
【0006】また、本発明による第2の光機能性ファイ
バも、活性物質として希土類元素若しくは遷移金属を添
加したコアと、コアを取り囲みコアよりも低い屈折率を
有するクラッドとを備える。ここに、コアは高屈折率化
用のドーパントをマトリックス材料に添加したものであ
る。更に、高屈折率化用のドーパントを添加したコアの
うち最も屈折率の高い部分と、マトリックス材料との比
屈折率差は少なくとも3.0%以上である。
【0007】また、本発明による第3の光機能性ファイ
バも、活性物質として希土類元素若しくは遷移金属を添
加したコアと、コアを取り囲みコアよりも低い屈折率を
有するクラッドとを備える。ここに、コアは高屈折率化
用のドーパントをマトリックス材料に添加したものであ
り、クラッドは低屈折率化用のドーパントをマトリック
ス材料に添加したものである。更に、高屈折率化用のド
ーパントを添加したコアのうち最も屈折率の高い部分と
、低屈折率化用のドーパントを添加したクラッドのうち
最も屈折率の低い部分との比屈折率差は少なくとも2.
0%以上である。
【0008】本発明による第1〜第3の光機能性ファイ
バにおいては、活性物質の濃度をコアの中心軸の近傍で
最も高くすることが望ましい。
【0009】また、本発明による第1〜第3の光機能性
ファイバにおいては、活性物質の濃度をコアの中心軸の
近傍で最も高くすることに加え、活性物質をコアの断面
の一部の領域にのみ添加することが望ましい。ここに、
活性物質が添加されている領域の断面積はコア断面積の
0.05乃至0.25%とする。
【0010】尚、上記第1〜第3の光機能性ファイバは
、シングルモードファイバとして用いることが望ましい
【0011】
【作用】本発明による第1の光機能性ファイバによれば
、クラッドのうち最も屈折率の低い部分とマトリックス
材料との比屈折率差は少なくとも1.0%以上である。 このため、例えば光増幅のための励起光と光増幅の対象
となる信号光とを従来以上にコアに閉じ込めることがで
き、或いはコアを小径化することができ、活性物質、低
屈折率化用のドーパント、曲げ等による光損失を減少さ
せることができる。また、高屈折率化用のドーパントを
コアに添加して更に比屈折率差を増大させた場合を含め
、コア内の屈折率調整用ドーパントの濃度を比較的低く
維持できるので、高屈折率化用のドーパントによるコア
内での光損失も減少させることができる。
【0012】本発明による第2の光機能性ファイバによ
れば、コアのうち最も屈折率の高い部分とマトリックス
材料との比屈折率差は少なくとも3.0%以上である。 このため、例えば光増幅のための励起光と光増幅の対象
となる信号光とを従来以上にコアに閉じ込めることがで
き、或いはコアを小径化することができ、活性物質等に
よる光損失を低下させることができる。
【0013】本発明による第3の光機能性ファイバによ
れば、コアのうち最も屈折率の高い部分とクラッドのう
ち最も屈折率の低い部分との比屈折率差は少なくとも2
.0%以上である。このため、例えば光増幅のための励
起光と光増幅の対象となる信号光とを従来以上にコアに
閉じ込めることができ、或いはコアを小径化することが
でき、高屈折率化用ドーパント、活性物質等による光損
失を低下させることができる。
【0014】また、第1〜第3の光機能性ファイバにお
いては、活性物質の濃度をコアの中心軸の近傍で最も高
くすることで、活性物質等による光損失を更に低下させ
ることができる。励起光及び信号光の波長域で、ファイ
バが例えばシングルモード条件をみたすとき、これらの
光は、コアの中心軸の近傍で最もエネルギー密度が高く
なるからである。
【0015】また、第1〜第3の光機能性ファイバにお
いては、活性物質の濃度をコアの中心軸の近傍で最も高
くすることに加え、活性物質をコアの断面の一部の領域
(コア断面積の0.05乃至0.25%の断面積を有す
る領域)にのみ添加することすることで、活性物質等に
よる光損失をなお更に低下させることができる。
【0016】更に、シングルモードファイバとして使用
するならば、同一波長の信号光に対してよりコアを小径
化できるので、活性物質自体による損失が少なくなる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0018】図1は、実施例に係る光増幅用ファイバの
構造を示したものである。
【0019】まず、図1(a)の光増幅用ファイバにつ
いて説明する。図の上側の屈折率分布に示すように、コ
ア及びクラッドの一方又はその双方には、屈折率調整用
のドーパントが添加されている。また、図1(a)の下
側に示すように、活性物質であるEr3+は、コア全体
に亙って一様に分布する。
【0020】具体的な値は以下に示すが、高屈折率化用
のドーパントを添加したコアとマトリックス材料との比
屈折率差をΔ+ で示し、低屈折率化用のドーパントを
添加したクラッドとマトリックス材料との比屈折率差を
Δ− で示した。ここで、マトリックス材料としては石
英ガラスを使用した。また、高屈折率化用のドーパント
としてはゲルマニウムを使用し、低屈折率化用のドーパ
ントとしては弗素を使用した。
【0021】図1(a)の光増幅用ファイバに対応する
試料として、4つのファイバ試料A、B、C、Dを準備
した。
【0022】試料Aの場合、比屈折率差Δ+ を0%と
し、比屈折率差Δ− を1.0%とした。また、Er3
+の濃度は200ppmとした。ファイバ試料Aの長さ
は30mであり、そのコア径は5μmであり、そのクラ
ッド径は125μmである。
【0023】試料Bの場合、比屈折率差Δ+ を3.0
%とし、比屈折率差Δ− を0%とした。また、コア径
が3.0μmであることを除き、Er3+の濃度その他
の諸元は、ファイバ試料Aと同様である。
【0024】試料Cの場合、比屈折率差Δ+ を1.0
%とし、比屈折率差Δ− を1.0%とした。また、コ
ア径が3.7μmであることを除き、Er3+の濃度そ
の他の諸元は、ファイバ試料Aと同様である。
【0025】試料Dの場合、比屈折率差Δ+ を3.0
%とし、比屈折率差Δ− を1.0%とした。また、コ
ア径が2.5μmであることを除き、Er3+の濃度そ
の他の諸元は、ファイバ試料Aと同様である。
【0026】尚、比較試料として、比屈折率差Δ+ が
0.7%で、比屈折率差Δ− が0%のファイバ試料を
準備した。Er3+の濃度その他の諸元は、ファイバ試
料Aと同様である。
【0027】図1(b)の光増幅用ファイバについて説
明する。図の上側の屈折率分布に示すように、コアのみ
に高屈折率化用のドーパントが添加されている。また、
図1(b)の下側に示すように、活性物質として添加さ
れたEr3+は、コアの中心軸の近傍で最も濃度が高く
なる放物線状の分布を示す。
【0028】図1(b)に対応する試料として、ファイ
バ試料Eを準備した。試料Eの場合、比屈折率差Δ+ 
を3.0%とし、比屈折率差Δ− を0%とした。また
、Er3+の濃度はコア全体の平均値で200ppmと
した。 ファイバ試料Eの長さその他の諸元は、ファイバ試料A
と同様である。
【0029】図1(c)の光増幅用ファイバについて説
明する。図の上側の屈折率分布に示すように、クラッド
のみに低屈折率化用のドーパントが添加されている。ま
た、図1(c)の下側に示すように、活性物質として添
加されたEr3+は、コアの中心軸の近傍の限られた領
域に存在する。
【0030】図1(c)に対応する試料として、ファイ
バ試料Fを準備した。試料Fの場合、比屈折率差Δ− 
を1.0%とした。また、Er3+の濃度はコアの中心
軸の近傍のEr3+が存在する領域で200ppmであ
る。ここに、活性物質が添加されている領域の断面はコ
ア断面の約0.10%とした。ファイバ試料Fの長さそ
の他の諸元は、ファイバ試料Aと同様である。
【0031】図2は、信号光増幅度の測定系であり、図
1のファイバ試料A〜Fの特性を評価するためのもので
ある。信号光源11の右側には、光ファイバ18aの一
端が接続されており、この光ファイバ18aの他端はカ
プラの入力側に接続されている。また、励起光源である
レーザ光源12の右側には、光ファイバ19の一端が接
続されており、この光ファイバ19の他端はカプラ13
の入力側に接続されている。カプラ13の右の出力側か
らは光ファイバ18bが延び、その終端はコネクタ等を
介してファイバ試料10の一端に接続されている。この
ファイバ試料10の他端の出力側には光スペクトラムア
ナライザ15が設けられており、これらの間にはフィル
タ16が介在されている。
【0032】レーザ光源12は、波長1.48μm帯の
励起光を出力する。この励起光は、光ファイバ19を介
してカプラ13に入射し、更に光ファイバ18bを介し
てファイバ試料10内に入射する。ここで、ファイバ試
料10内に入射する励起光のエネルギーは10mWとし
た。ファイバ試料10のコアには活性物質としてEr3
+が添加されているため、この励起光によって所定の状
態に励起されたEr3+は、波長1.5μm帯の発光が
可能な状態になる。
【0033】信号光源11から出力された波長1.53
5μmの信号光は、光ファイバ18aを介してファイバ
カプラ13に入射する。カプラ13に入射した信号光は
、レーザ光源12からの励起光と結合されてファイバ試
料10内に入射する。ここで、ファイバ試料10内に入
射する信号光のエネルギーは1μWとした。ファイバ試
料10に入射した信号光は、発光可能に励起されたEr
3+を誘導して波長1.535μmの誘導放出光を生じ
させる。
【0034】ファイバ試料10の出力側からは、励起光
と増幅された信号光とが出力されるが、これらのうち励
起光については,フィルタ16にカットされる。このた
め、光スペクトラムアナライザ15には増幅された信号
光のみが入射することとなり、Er3+を添加した各種
光ファイバによる光増幅の利得が測定できる。
【0035】以下に図1のファイバ試料の光増幅利得の
測定結果について説明する。図1(a)に示すファイバ
試料A〜Dで得られた光増幅利得は、それぞれ13dB
、17dB、17dB及び23dBであった。また、比
較試料で得られた光増幅利得は10dBであった。この
結果から、コア及びクラッドの比屈折率差を増大させる
ことでコア径を減少させることができ、活性物質等によ
る損失が少なくすることができ、ファイバ試料の光増幅
利得を増大させることができることがわかる。また、ク
ラッドのみに低屈折率化ドーパントを加えたファイバ試
料Aでは、コアにGeを加えた石英系ファイバに生ずる
H2 特性の劣化等が生じない。また、コア及びクラッ
ドに屈折率調整用のドーパントを加えたファイバ試料D
では、比屈折率差を4%程度に設定することができるた
め、光ファイバを高NA化することも可能である。また
、試料B及び試料Cの利得特性は一致するが、試料Cの
方がGeO2 の量を少なくしている分、H2 による
劣化が少い。
【0036】図1(b)に示すファイバ試料Eで得られ
た光増幅利得は21dBであった。この結果をファイバ
試料Bの光増幅利得と比較すると、活性物質であるEr
3+の濃度をコアの中心軸の近傍で最も高くすることで
、活性物質等による損失を少なくすることができ、ファ
イバ試料の光増幅利得を増大させることができることが
わかる。
【0037】図1(c)に示すファイバ試料Fで得られ
た光増幅利得は20dBであった。この結果をファイバ
試料Aの光増幅利得と比較すると、活性物質であるEr
3+の濃度をコアの中心軸の近傍で最も高くしかつコア
の断面の一部の領域にのみ添加することで、活性物質等
による損失を少なくすることができ、ファイバ試料の光
増幅利得を増大させることができることがわかる。
【0038】上記実施例では、光増幅用ファイバである
ファイバ試料のコア及びクラッドのマトリックス材料と
して、石英ガラスを使用したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば珪酸塩系ガラス、燐酸塩系ガラ
ス、弗化物系ガラス等の使用が可能である。
【0039】また、上記実施例では屈折率調整用のドー
パントとしてGe、Fを使用したが、例えばP2 O5
 、B2 O3 、Al2 O3 等のドーパントの使
用が可能である。
【0040】更に、上記実施例では活性物質としてEr
3+を使用したが、他に可能なものとしてNd3+、P
r3+等のイオンが存在する。この場合、増幅すべき信
号光の波長及び励起光の波長は、一般に1.5μm帯と
はならない。
【0041】更に、上記実施例ではSMファイバを作製
したが、マルチモードの光ファイバを作成しても良い。 信号光及び励起光をより狭い領域に閉じ込めることがで
きることには変わりないからである。
【0042】以下に、本発明の光機能性ファイバを用い
たファイバレーザの実施例について説明する。具体的な
構成は、Erをドープした公知のファイバレーザと同様
である(「Erドープファイバー」、  plus  
E.1990年1月、pp.112〜118等参照。)
。ただし本実施例の場合、励起光源として、波長1.4
8μm帯の励起光を発生するレーザダイオードを使用す
る。
【0043】レーザダイオードからの波長1.48μm
帯の励起光は、レンズ等の適当な光学手段によって上記
実施例に示した光ファイバ内に導入される。光ファイバ
内のEr3+は所定の状態に励起され、波長1.55μ
m帯の発光が可能になる。ここで、ファイバの出力端を
鏡面に仕上げているため、この出力端とレーザダイオー
ドの鏡面とは共振器を構成する。この結果、励起光の出
力が所定値を超えると波長1.55μm帯で効率のよい
レーザ発振が生じる。なお、共振器は、誘電体ミラー等
を使用するタイプのものであってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の光機能性ファイバによれば、活性物質、低屈折率化用
のドーパント等による光損失を減少させることができる
。なおかつ、高屈折率化用のドーパントによるコア内で
の光損失も減少させることができる。この結果、光増幅
利得、レーザ発振効率等が増大する。
【0045】本発明による第2の光機能性ファイバによ
れば、活性物質等による光損失を低下させることができ
る。この結果、光増幅利得、レーザ発振効率等が増大す
る。
【0046】本発明による第3の光機能性ファイバによ
れば、高屈折率化用ドーパント、活性物質等による光損
失を低下させることができる。この結果、光増幅利得、
レーザ発振効率等が増大する。
【0047】また、第1乃至第3の光機能性ファイバに
おいては、活性物質の濃度をコアの中心軸の近傍で最も
高くすることで、活性物質等による光損失を更に低下さ
せることができる。この結果、更に光増幅利得、レーザ
発振効率等が増大する。
【0048】また、第1乃至第3の光機能性ファイバに
おいては、活性物質の濃度をコアの中心軸の近傍で最も
高くすることに加え、活性物質をコアの断面の一部の領
域にのみ添加することすることで、活性物質等による光
損失をなお更に低下させることができる。この結果、な
お更に光増幅利得、レーザ発振効率等が増大する。
【0049】更に、シングルモードファイバとして使用
するならば、シングルモードの条件を満たしたままでコ
ア径を減少させることができ、光増幅利得、レーザ発振
効率等の増大を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明による光増幅用ファイバの実施
例を示した図。
【図2】第2図は第1図の光増幅用ファイバの光増幅利
得を測定する装置の図である。
【図3】第3図は従来の光増幅用ファイバを示した図で
ある。
【符号の説明】
10…光増幅用ファイバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  活性物質として希土類元素若しくは遷
    移金属を添加したコアと、該コアを取り囲み該コアより
    も低い屈折率を有するクラッドと、を備える光機能性フ
    ァイバであって、前記クラッドは、低屈折率化用のドー
    パントをマトリックス材料に添加したものであり、低屈
    折率化用のドーパントを添加したクラッドのうち最も屈
    折率の低い部分と、マトリックス材料との比屈折率差が
    少なくとも1.0%以上であることを特徴とする光機能
    性ファイバ。
  2. 【請求項2】  活性物質として希土類元素若しくは遷
    移金属を添加したコアと、該コアを取り囲み該コアより
    も低い屈折率を有するクラッドと、を備える光機能性フ
    ァイバであって、前記コアは、高屈折率化用のドーパン
    トをマトリックス材料に添加したものであり、高屈折率
    化用のドーパントを添加したコアのうち最も屈折率の高
    い部分と、マトリックス材料との比屈折率差が少なくと
    も3.0%以上であることを特徴とする光機能性ファイ
    バ。
  3. 【請求項3】  活性物質として希土類元素若しくは遷
    移金属を添加したコアと、該コアを取り囲み該コアより
    も低い屈折率を有するクラッドと、を備える光機能性フ
    ァイバであって、前記コアは、高屈折率化用のドーパン
    トをマトリックス材料に添加したものであり、前記クラ
    ッドは、低屈折率化用のドーパントをマトリックス材料
    に添加したものであり、高屈折率化用のドーパントを添
    加したコアのうち最も屈折率の高い部分と、低屈折率化
    用のドーパントを添加したクラッドのうち最も屈折率の
    低い部分と、の比屈折率差が少なくとも2.0%以上で
    あることを特徴とする光機能性ファイバ。
  4. 【請求項4】  請求項1乃至請求項3のいずれか一項
    に記載の光機能性ファイバであって、前記活性物質の濃
    度が、前記コアの中心軸の近傍で最も高くなっているこ
    とを特徴とする光機能性ファイバ。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の光機能性ファイバで
    あって、前記活性物質が、前記コアの断面の一部の領域
    にのみ添加されており、前記活性物質が添加されている
    該領域の断面積が、前記コア断面積の0.05乃至0.
    25%であることを特徴とする光機能性ファイバ。
  6. 【請求項6】  シングルモードファイバであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載
    の光機能性ファイバ。
JP3209604A 1990-08-22 1991-08-21 光機能性ファイバ Pending JPH04362905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158384A (ja) * 2000-09-07 2002-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158384A (ja) * 2000-09-07 2002-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 増幅用光ファイバ、光ファイバ増幅器、光送信器及び光通信システム

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