JPH04362525A - 光ディスクの記録再生装置 - Google Patents
光ディスクの記録再生装置Info
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- JPH04362525A JPH04362525A JP3164007A JP16400791A JPH04362525A JP H04362525 A JPH04362525 A JP H04362525A JP 3164007 A JP3164007 A JP 3164007A JP 16400791 A JP16400791 A JP 16400791A JP H04362525 A JPH04362525 A JP H04362525A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サンプルド・サーボ
方式の光ディスクの記録再生装置に係り、特に、光ディ
スク上のサーボ領域に形成された情報ピットに欠陥等が
生じた場合でも、過大なパワーのレーザ光が照射されな
いようにして、サーボ領域における記録媒体の変質や、
データ領域におけるデータの破壊、消失等を防止すると
共に、光源である半導体レーザの破損も生じないように
して、信頼性を向上させた光ディスクの記録再生装置に
関する。
方式の光ディスクの記録再生装置に係り、特に、光ディ
スク上のサーボ領域に形成された情報ピットに欠陥等が
生じた場合でも、過大なパワーのレーザ光が照射されな
いようにして、サーボ領域における記録媒体の変質や、
データ領域におけるデータの破壊、消失等を防止すると
共に、光源である半導体レーザの破損も生じないように
して、信頼性を向上させた光ディスクの記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サンプルド・サーボ方式の光
ディスクの記録再生装置は公知である(例えば、特開平
2−162539号公報)。この光ディスクの記録再生
装置においては、光ディスク上に、データ記録領域と、
トラッキング情報ピットを形成したサーボ領域とを分離
して設けた記録トラックを、レーザ光により走査して記
録トラックに対する情報の記録再生を行うようにしてい
る。
ディスクの記録再生装置は公知である(例えば、特開平
2−162539号公報)。この光ディスクの記録再生
装置においては、光ディスク上に、データ記録領域と、
トラッキング情報ピットを形成したサーボ領域とを分離
して設けた記録トラックを、レーザ光により走査して記
録トラックに対する情報の記録再生を行うようにしてい
る。
【0003】図3は、サンプルド・サーボ方式の光ディ
スクについて、そのトラックフォーマットの一例を示す
図で、(1) はトラッキング情報ピットとクロック情
報ピットとが正常の状態で形成されている場合、(2)
は欠陥によってピットがつぶれた場合、(3) は製
造時のスタンパの欠陥等によってピットが正しく形成さ
れていない場合を示す。図において、TKは記録トラッ
ク、SAはサーボ領域、QaとQbはトラッキング情報
ピット、Qcはクロック情報ピット、a〜cは各情報ピ
ットQa〜Qcに対応する再生RF信号の振幅を示す。
スクについて、そのトラックフォーマットの一例を示す
図で、(1) はトラッキング情報ピットとクロック情
報ピットとが正常の状態で形成されている場合、(2)
は欠陥によってピットがつぶれた場合、(3) は製
造時のスタンパの欠陥等によってピットが正しく形成さ
れていない場合を示す。図において、TKは記録トラッ
ク、SAはサーボ領域、QaとQbはトラッキング情報
ピット、Qcはクロック情報ピット、a〜cは各情報ピ
ットQa〜Qcに対応する再生RF信号の振幅を示す。
【0004】まず、光ディスク上にピットが正常に形成
されている場合について説明する。この図3(1) に
示すように、サーボ領域SAには、トラック中心線を挾
んで径方向の内側と外側にズラされた位置に、トラッキ
ング情報ピットQa,Qbが、また、トラック中心線上
に位置されたクロック情報ピットQcが、それぞれトラ
ック中心線に沿って所定の相互間隔だけ離間して配置形
成されている。そして、トラッキング情報ピットQbと
クロック情報ピットQcとの間には、ピットの無い領域
(無ピット領域)が形成されている。
されている場合について説明する。この図3(1) に
示すように、サーボ領域SAには、トラック中心線を挾
んで径方向の内側と外側にズラされた位置に、トラッキ
ング情報ピットQa,Qbが、また、トラック中心線上
に位置されたクロック情報ピットQcが、それぞれトラ
ック中心線に沿って所定の相互間隔だけ離間して配置形
成されている。そして、トラッキング情報ピットQbと
クロック情報ピットQcとの間には、ピットの無い領域
(無ピット領域)が形成されている。
【0005】従来のサンプルド・サーボ方式の光ディス
クでは、このサーボ領域のトラッキング情報ピットQa
,Qbに対する再生出力レベルと、無ピット部分(トラ
ッキング情報ピットQbとクロック情報ピットQcとの
間の領域)に対する再生出力レベルとの差が、目標値と
なるように、レーザ光出力を制御している。ここで、サ
ーボ領域に対するレーザ光出力の制御データをDsvと
し、目標値として設定された基準データをDref と
する。
クでは、このサーボ領域のトラッキング情報ピットQa
,Qbに対する再生出力レベルと、無ピット部分(トラ
ッキング情報ピットQbとクロック情報ピットQcとの
間の領域)に対する再生出力レベルとの差が、目標値と
なるように、レーザ光出力を制御している。ここで、サ
ーボ領域に対するレーザ光出力の制御データをDsvと
し、目標値として設定された基準データをDref と
する。
【0006】具体的には、トラッキング情報ピットQa
,Qbに対する再生信号の振幅a,bと、無ピット部に
対する再生信号の振幅cから、(a+b−2c)を演算
し、基準データDref と比較する。すなわち、各ピ
ットが正常の場合で、かつ、レーザ光出力の光量制御が
正しく行われているときは、Dsv =(a+b−2c
)−Dref ≒ 0
……(1)の式(1) が成立するように制御す
る。このように、サンプルド・サーボ方式の光ディスク
では、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御データD
svが、Dsv ≒ 0となるように制御している。
,Qbに対する再生信号の振幅a,bと、無ピット部に
対する再生信号の振幅cから、(a+b−2c)を演算
し、基準データDref と比較する。すなわち、各ピ
ットが正常の場合で、かつ、レーザ光出力の光量制御が
正しく行われているときは、Dsv =(a+b−2c
)−Dref ≒ 0
……(1)の式(1) が成立するように制御す
る。このように、サンプルド・サーボ方式の光ディスク
では、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御データD
svが、Dsv ≒ 0となるように制御している。
【0007】ところが、例えば、図3(2) に斜線で
囲んで示すように、欠陥等によってピットの一部がつぶ
れていると、サーボ領域のトラッキング情報ピットQa
,Qbに対する再生出力レベルが変化し、サーボ領域に
対するレーザ光出力の制御データDsvが異常に大きく
なってしまう。すなわち、この図3(2) の場合には
、Dsv =(a+b−2c)−Dref ≫ 0
…… (2) となる。
囲んで示すように、欠陥等によってピットの一部がつぶ
れていると、サーボ領域のトラッキング情報ピットQa
,Qbに対する再生出力レベルが変化し、サーボ領域に
対するレーザ光出力の制御データDsvが異常に大きく
なってしまう。すなわち、この図3(2) の場合には
、Dsv =(a+b−2c)−Dref ≫ 0
…… (2) となる。
【0008】また、図3(3) に破線で示すように、
製造時のスタンパの欠陥等によってトラッキング情報ピ
ットQa,Qbが正しく形成されていない場合には、D
sv =(a+b−2c)−Dref ≪ 0
…… (3) の式(3) が成立する結果となる。したがって、この
図3(3) の場合には、逆に、サーボ領域に対するレ
ーザ光出力の制御データDsvが著しく小さくなってし
まう。
製造時のスタンパの欠陥等によってトラッキング情報ピ
ットQa,Qbが正しく形成されていない場合には、D
sv =(a+b−2c)−Dref ≪ 0
…… (3) の式(3) が成立する結果となる。したがって、この
図3(3) の場合には、逆に、サーボ領域に対するレ
ーザ光出力の制御データDsvが著しく小さくなってし
まう。
【0009】このように、従来のサンプルド・サーボ方
式の光ディスクでは、サーボ領域に対するレーザ光出力
の制御データDsvの値によって、サーボ領域における
レーザ光の強度を決定している。その結果、図3(2)
や(3) のように、欠陥等によってトラッキング情
報ピットQa,Qbがつぶれたり、製造時のスタンパの
欠陥等によってピットが正しく形成されていない場合に
は、サーボ領域におけるレーザ光の強度が異常に大きく
なったり、異常に小さくなったりする。
式の光ディスクでは、サーボ領域に対するレーザ光出力
の制御データDsvの値によって、サーボ領域における
レーザ光の強度を決定している。その結果、図3(2)
や(3) のように、欠陥等によってトラッキング情
報ピットQa,Qbがつぶれたり、製造時のスタンパの
欠陥等によってピットが正しく形成されていない場合に
は、サーボ領域におけるレーザ光の強度が異常に大きく
なったり、異常に小さくなったりする。
【0010】そして、特に、光ディスク等の記録媒体に
過大なレーザ光が照射されると、記録媒体が変質してし
まい、記録媒体からの正常な反射光が得られなくなる。 また、光源である半導体レーザが過大出力によって破損
される恐れも生じる。さらに、従来の光ディスクの記録
再生装置では、このサーボ領域のピットあるいは無ピッ
ト部に対する再生出力レベルに基づき、記録/再生/消
去の各動作モードに対応して、データ領域に照射するレ
ーザ光の光量を設定するように制御している。
過大なレーザ光が照射されると、記録媒体が変質してし
まい、記録媒体からの正常な反射光が得られなくなる。 また、光源である半導体レーザが過大出力によって破損
される恐れも生じる。さらに、従来の光ディスクの記録
再生装置では、このサーボ領域のピットあるいは無ピッ
ト部に対する再生出力レベルに基づき、記録/再生/消
去の各動作モードに対応して、データ領域に照射するレ
ーザ光の光量を設定するように制御している。
【0011】したがって、記録媒体に過大なレーザ光が
照射されると、単にサーボ領域だけでなく、データ領域
においても、記録した貴重なデータの破壊、消失等が発
生する恐れがある。以上のように、従来のサンプルド・
サーボ方式の光ディスクでは、サーボ領域のトラッキン
グ情報ピットQa,Qbが欠陥等によって正しく形成さ
れていない場合には、レーザ光の出力レベルが変動する
結果となり、特に、記録媒体である光ディスクに過大な
レーザ光が照射されると、サーボ領域だけでなく、記録
領域についても、データの破壊、消失等が発生される恐
れがあり、この点は、光ディスク装置にとって致命的と
もいえる重要な問題である。
照射されると、単にサーボ領域だけでなく、データ領域
においても、記録した貴重なデータの破壊、消失等が発
生する恐れがある。以上のように、従来のサンプルド・
サーボ方式の光ディスクでは、サーボ領域のトラッキン
グ情報ピットQa,Qbが欠陥等によって正しく形成さ
れていない場合には、レーザ光の出力レベルが変動する
結果となり、特に、記録媒体である光ディスクに過大な
レーザ光が照射されると、サーボ領域だけでなく、記録
領域についても、データの破壊、消失等が発生される恐
れがあり、この点は、光ディスク装置にとって致命的と
もいえる重要な問題である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
サンプルド・サーボ方式を採用した光ディスクの記録再
生装置で生じるこのような不都合、すなわち、サーボ領
域のトラッキング情報ピットが欠陥等によって正しく形
成されていない場合には、レーザ光の出力レベルが過大
となり、貴重なデータの破壊、消失等が生じたり、光源
である半導体レーザが破壊される、等の不都合を解決し
、サーボ領域のトラッキング情報ピットが欠陥等によっ
て正しく形成されていないときでも、過大なレーザ光が
照射されないようにして、データの破壊、消失等を防止
すると共に、光源である半導体レーザの破壊を防止する
ことにより、信頼性の高い光ディスクの記録再生装置を
提供することを目的とする。
サンプルド・サーボ方式を採用した光ディスクの記録再
生装置で生じるこのような不都合、すなわち、サーボ領
域のトラッキング情報ピットが欠陥等によって正しく形
成されていない場合には、レーザ光の出力レベルが過大
となり、貴重なデータの破壊、消失等が生じたり、光源
である半導体レーザが破壊される、等の不都合を解決し
、サーボ領域のトラッキング情報ピットが欠陥等によっ
て正しく形成されていないときでも、過大なレーザ光が
照射されないようにして、データの破壊、消失等を防止
すると共に、光源である半導体レーザの破壊を防止する
ことにより、信頼性の高い光ディスクの記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
データ記録領域とトラッキング情報ピットを形成したサ
ーボ領域とを分離して設けた記録トラックをレーザ光に
より走査して、前記記録トラックに対して情報の記録再
生を行う光ディスクの記録再生装置であり、かつ、前記
記録トラックを走査するレーザ光の該記録トラックによ
る反射光を検出する反射光検出手段と、該反射光検出手
段の出力をサンプルホールドして、前記トラッキング情
報ピットに対する再生出力レベルと無ピット部分の再生
出力レベルとのレベル差を検出し、該レベル差が目標値
となるように前記レーザ光を出力するレーザ光源の駆動
回路を制御するレーザ出力制御手段とを有する記録再生
装置において、予めその再生条件を表す情報が記録され
ている光ディスクと、前記再生条件を表す情報を検出す
る再生条件情報検出手段、とを備え、該再生条件情報検
出手段によって検出された再生条件を表す情報により、
前記レーザ出力制御手段の出力を制限するようにしてい
る。
データ記録領域とトラッキング情報ピットを形成したサ
ーボ領域とを分離して設けた記録トラックをレーザ光に
より走査して、前記記録トラックに対して情報の記録再
生を行う光ディスクの記録再生装置であり、かつ、前記
記録トラックを走査するレーザ光の該記録トラックによ
る反射光を検出する反射光検出手段と、該反射光検出手
段の出力をサンプルホールドして、前記トラッキング情
報ピットに対する再生出力レベルと無ピット部分の再生
出力レベルとのレベル差を検出し、該レベル差が目標値
となるように前記レーザ光を出力するレーザ光源の駆動
回路を制御するレーザ出力制御手段とを有する記録再生
装置において、予めその再生条件を表す情報が記録され
ている光ディスクと、前記再生条件を表す情報を検出す
る再生条件情報検出手段、とを備え、該再生条件情報検
出手段によって検出された再生条件を表す情報により、
前記レーザ出力制御手段の出力を制限するようにしてい
る。
【0014】第2に、データ記録領域とトラッキング情
報ピットを形成したサーボ領域とを分離して設けた記録
トラックをレーザ光により走査して、前記記録トラック
に対して情報の記録再生を行う光ディスクの記録再生装
置であり、かつ、前記記録トラックを走査するレーザ光
の該記録トラックによる反射光を検出する反射光検出手
段と、該反射光検出手段の出力をサンプルホールドして
、前記トラッキング情報ピットに対する再生出力レベル
と無ピット部分の再生出力レベルとのレベル差を検出し
、該レベル差が目標値となるように前記レーザ光を出力
するレーザ光源の駆動回路を制御するレーザ出力制御手
段とを有する記録再生装置において、前記サーボ領域に
照射するレーザ光出力は、前記レーザ出力制御手段の出
力によって制御し、前記データ記録領域に照射するレー
ザ光出力は、前記レーザ出力制御手段の出力とは無関係
に設定するようにしている。
報ピットを形成したサーボ領域とを分離して設けた記録
トラックをレーザ光により走査して、前記記録トラック
に対して情報の記録再生を行う光ディスクの記録再生装
置であり、かつ、前記記録トラックを走査するレーザ光
の該記録トラックによる反射光を検出する反射光検出手
段と、該反射光検出手段の出力をサンプルホールドして
、前記トラッキング情報ピットに対する再生出力レベル
と無ピット部分の再生出力レベルとのレベル差を検出し
、該レベル差が目標値となるように前記レーザ光を出力
するレーザ光源の駆動回路を制御するレーザ出力制御手
段とを有する記録再生装置において、前記サーボ領域に
照射するレーザ光出力は、前記レーザ出力制御手段の出
力によって制御し、前記データ記録領域に照射するレー
ザ光出力は、前記レーザ出力制御手段の出力とは無関係
に設定するようにしている。
【0015】第3に、上記第2の光ディスクの記録再生
装置において、予めその再生/記録条件を表す情報が記
録されている光ディスクと、前記再生/記録条件を表す
情報を検出する再生条件情報検出手段、とを備え、該再
生/記録条件情報検出手段によって検出された再生/記
録条件を表す情報により、データ記録領域に照射するレ
ーザ光出力を設定するようにしている。
装置において、予めその再生/記録条件を表す情報が記
録されている光ディスクと、前記再生/記録条件を表す
情報を検出する再生条件情報検出手段、とを備え、該再
生/記録条件情報検出手段によって検出された再生/記
録条件を表す情報により、データ記録領域に照射するレ
ーザ光出力を設定するようにしている。
【0016】
【作用】この発明では、記録媒体である光ディスク上の
予め決められた場所(エリア)に、その記録媒体の特性
として、最適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去
レーザパワー(BDer)、最適再生レーザパワー(B
Dre)の値を表すデータを記録しておき、これらの各
最適レーザパワーの情報によってレーザから出力される
パワーレベルを制御することにより、各動作モードにお
いて、常に最適なレーザパワーが得られるようにしてい
る。
予め決められた場所(エリア)に、その記録媒体の特性
として、最適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去
レーザパワー(BDer)、最適再生レーザパワー(B
Dre)の値を表すデータを記録しておき、これらの各
最適レーザパワーの情報によってレーザから出力される
パワーレベルを制御することにより、各動作モードにお
いて、常に最適なレーザパワーが得られるようにしてい
る。
【0017】
【実施例】次に、この発明の光ディスクの記録再生装置
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。
【0018】図1は、この発明の光ディスクの記録再生
装置について、その要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は光ディスク、2はスピ
ンドルモータ、3は光ヘッドで、3aはそのレーザダイ
オード、3bはフォトディテクタ、4は前置増幅器、5
はヘッドサーボ回路、6はデコーダ、7はクロック再生
回路、8はタイミング信号発生回路、9はサンプル・ホ
ールド回路、10はマイクロコンピュータで、10aは
A/D変換器、10bは第1の演算処理部、10cは第
2の演算処理部、11a〜11dは第1から第4のラッ
チ回路、12a〜12dは第1から第4のD/A変換器
、13はループ切り換えスイッチ、14はAPC(自動
出力制御)回路、15はLD(レーザダイオード)駆動
回路、16はエンコーダ、17は光パワー条件再生回路
を示し、また、Dsv′はサーボ領域におけるレーザ光
の基準パワーに対する誤差データ(制御データ)、Dr
eはデータ領域におけるレーザ光の再生モードにおける
基準パワーに対する誤差データ(制御データ)、Dwr
はレーザ光の記録モードにおける基準パワーに対する誤
差データ(制御データ)、Derはレーザ光の消去モー
ドにおける基準パワーに対する誤差データ(制御データ
)、SVはサーボ領域におけるレーザ光の基準パワーの
制御信号、Dinは記録データ、Dout は再生デー
タを示す。
装置について、その要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1は光ディスク、2はスピ
ンドルモータ、3は光ヘッドで、3aはそのレーザダイ
オード、3bはフォトディテクタ、4は前置増幅器、5
はヘッドサーボ回路、6はデコーダ、7はクロック再生
回路、8はタイミング信号発生回路、9はサンプル・ホ
ールド回路、10はマイクロコンピュータで、10aは
A/D変換器、10bは第1の演算処理部、10cは第
2の演算処理部、11a〜11dは第1から第4のラッ
チ回路、12a〜12dは第1から第4のD/A変換器
、13はループ切り換えスイッチ、14はAPC(自動
出力制御)回路、15はLD(レーザダイオード)駆動
回路、16はエンコーダ、17は光パワー条件再生回路
を示し、また、Dsv′はサーボ領域におけるレーザ光
の基準パワーに対する誤差データ(制御データ)、Dr
eはデータ領域におけるレーザ光の再生モードにおける
基準パワーに対する誤差データ(制御データ)、Dwr
はレーザ光の記録モードにおける基準パワーに対する誤
差データ(制御データ)、Derはレーザ光の消去モー
ドにおける基準パワーに対する誤差データ(制御データ
)、SVはサーボ領域におけるレーザ光の基準パワーの
制御信号、Dinは記録データ、Dout は再生デー
タを示す。
【0019】この図1に示したこの発明の光ディスクの
記録再生装置では、マイクロコンピュータ10内に、第
2の演算処理部10cが新たに付加され、また、光パワ
ー条件再生回路17が設けられている点で、従来の装置
と異なっている。
記録再生装置では、マイクロコンピュータ10内に、第
2の演算処理部10cが新たに付加され、また、光パワ
ー条件再生回路17が設けられている点で、従来の装置
と異なっている。
【0020】この図1の再生記録装置について、まず、
従来と共通する動作から説明する。光ディスク1は、消
去・再記録可能や光磁気記録媒体等で形成されており、
スピンドルモータ2によって角速度一定で回転駆動され
る。この光ディスク1上の記録トラックを、光ヘッド3
がレーザ光で走査することによって、CD規格によるデ
ータフォーマットでデジタルデータが、光学的に記録再
生される。
従来と共通する動作から説明する。光ディスク1は、消
去・再記録可能や光磁気記録媒体等で形成されており、
スピンドルモータ2によって角速度一定で回転駆動され
る。この光ディスク1上の記録トラックを、光ヘッド3
がレーザ光で走査することによって、CD規格によるデ
ータフォーマットでデジタルデータが、光学的に記録再
生される。
【0021】この光ディスク1には、サンプルド・サー
ボ方式が採用されており、その記録トラックが所定の回
転角度毎に分割されて、データ記録領域とサーボ領域と
に空間的に分離したトラックフォーマットが形成されて
いる。図1の光ヘッド3は、LD(レーザダイオード)
駆動回路15によって駆動されて情報の記録再生用のレ
ーザ光を出力するレーザダイオード3aや、そのレーザ
光の光ディスク1からの反射光を検出するフォトディテ
クタ3b等を内蔵している。
ボ方式が採用されており、その記録トラックが所定の回
転角度毎に分割されて、データ記録領域とサーボ領域と
に空間的に分離したトラックフォーマットが形成されて
いる。図1の光ヘッド3は、LD(レーザダイオード)
駆動回路15によって駆動されて情報の記録再生用のレ
ーザ光を出力するレーザダイオード3aや、そのレーザ
光の光ディスク1からの反射光を検出するフォトディテ
クタ3b等を内蔵している。
【0022】このレーザダイオード3aからのレーザ光
によって、光ディスク1の記録トラックを走査すること
により、記録トラックに対する情報の記録再生が行われ
る。また、レーザ光で記録トラックを走査することによ
って、フォトディテクタ3bで検出される信号、すなわ
ち、再生RF信号は、前置増幅器4からクロック再生回
路7やヘッドサーボ回路5、サンプル・ホールド回路9
等に供給されると共に、再生処理用のデコーダ6へも供
給される。
によって、光ディスク1の記録トラックを走査すること
により、記録トラックに対する情報の記録再生が行われ
る。また、レーザ光で記録トラックを走査することによ
って、フォトディテクタ3bで検出される信号、すなわ
ち、再生RF信号は、前置増幅器4からクロック再生回
路7やヘッドサーボ回路5、サンプル・ホールド回路9
等に供給されると共に、再生処理用のデコーダ6へも供
給される。
【0023】クロック再生回路7は、光ヘッド3から供
給される再生RF信号中のクロック情報ピット(Qc)
の再生出力に基いてPLLによるクロック再生を行い、
ピットクロックを生成する。このピットクロックは、ヘ
ッドサーボ回路5、サンプル・ホールド回路9に供給さ
れると共に、タイミング信号発生回路8と、機構制御用
のマイクロコンピュータ10等に供給される。
給される再生RF信号中のクロック情報ピット(Qc)
の再生出力に基いてPLLによるクロック再生を行い、
ピットクロックを生成する。このピットクロックは、ヘ
ッドサーボ回路5、サンプル・ホールド回路9に供給さ
れると共に、タイミング信号発生回路8と、機構制御用
のマイクロコンピュータ10等に供給される。
【0024】タイミング信号発生回路8は、ピットクロ
ックに基いて、システム全体の同期をとるシステムクロ
ックや、ラッチタイミングクロック等を生成する。また
、ヘッドサーボ回路5は、光ヘッド3から供給される再
生RF信号に基いて、光ヘッド3の対物レンズを駆動す
る図示しない二軸アクチュエータを制御してトラッキン
グサーボやフォーカスサーボを行う。
ックに基いて、システム全体の同期をとるシステムクロ
ックや、ラッチタイミングクロック等を生成する。また
、ヘッドサーボ回路5は、光ヘッド3から供給される再
生RF信号に基いて、光ヘッド3の対物レンズを駆動す
る図示しない二軸アクチュエータを制御してトラッキン
グサーボやフォーカスサーボを行う。
【0025】すなわち、トラッキング情報ピット(Qa
),(Qb)の再生出力に基いて、トラッキングエラー
を検出してトラッキング制御を行い、また、トラッキン
グ情報ピット(Qb)とクロック情報ピット(Qc)と
の間の無ピット領域の再生出力に基いて、フォーカスエ
ラーを検出してフォーカス制御を行う。
),(Qb)の再生出力に基いて、トラッキングエラー
を検出してトラッキング制御を行い、また、トラッキン
グ情報ピット(Qb)とクロック情報ピット(Qc)と
の間の無ピット領域の再生出力に基いて、フォーカスエ
ラーを検出してフォーカス制御を行う。
【0026】マイクロコンピュータ10は、内蔵された
A/D変換器10aによって、光ヘッド3からサンプル
・ホールド回路9を介して供給される再生RF信号を、
デジタル化し、第1の演算処理部10bにより、デジタ
ル化された再生RFデータについて、サーボ領域(SA
)に対するレーザ光の制御データ(Dsv′)と、デー
タ領域に対する消去モード,記録モードおよび再生モー
ドにおけるレーザ光の各誤差データ(制御データDer
,Dwr,Dre)を生成する。
A/D変換器10aによって、光ヘッド3からサンプル
・ホールド回路9を介して供給される再生RF信号を、
デジタル化し、第1の演算処理部10bにより、デジタ
ル化された再生RFデータについて、サーボ領域(SA
)に対するレーザ光の制御データ(Dsv′)と、デー
タ領域に対する消去モード,記録モードおよび再生モー
ドにおけるレーザ光の各誤差データ(制御データDer
,Dwr,Dre)を生成する。
【0027】ここで、このマイクロコンピュータ10に
よって従来から行われているサーボ領域(SA)に対す
るレーザ光の誤差データ(制御データDer,Dwr,
Dre)の生成動作について説明する。
よって従来から行われているサーボ領域(SA)に対す
るレーザ光の誤差データ(制御データDer,Dwr,
Dre)の生成動作について説明する。
【0028】図2は、図1のマイクロコンピュータ10
のA/D変換器10aと第2の演算処理部10cによる
動作を等価的に表す図である。図において、10aは図
1と同様のA/D変換器、また、31a〜31cは第1
から第3のラッチ回路、32は加算器、33は乗算器、
34は第1の減算器、35は第4のラッチ回路、36は
第2の減算器、37はリミッタを示し、Dsv′はサー
ボ領域に対するレーザ光出力の制御データを示す。
のA/D変換器10aと第2の演算処理部10cによる
動作を等価的に表す図である。図において、10aは図
1と同様のA/D変換器、また、31a〜31cは第1
から第3のラッチ回路、32は加算器、33は乗算器、
34は第1の減算器、35は第4のラッチ回路、36は
第2の減算器、37はリミッタを示し、Dsv′はサー
ボ領域に対するレーザ光出力の制御データを示す。
【0029】すでに述べたように、図1に示したマイク
ロコンピュータ10には、第2の演算処理部10cが付
加されており、この図2でも、第2の演算処理部10c
によって演算が実行される。しかし、理解を容易にする
ために、この図2の等価回路を使用して、従来のマイク
ロコンピュータ10(第2の演算処理部10cが付加さ
れていない)による演算処理を説明する。従来の演算処
理では、先の式(1) 〜(3) によって、サーボ領
域に対するレーザ光出力の制御データ(Dsv)を生成
する。
ロコンピュータ10には、第2の演算処理部10cが付
加されており、この図2でも、第2の演算処理部10c
によって演算が実行される。しかし、理解を容易にする
ために、この図2の等価回路を使用して、従来のマイク
ロコンピュータ10(第2の演算処理部10cが付加さ
れていない)による演算処理を説明する。従来の演算処
理では、先の式(1) 〜(3) によって、サーボ領
域に対するレーザ光出力の制御データ(Dsv)を生成
する。
【0030】図1のA/D変換器10aにおいてデジタ
ル化した再生RFデータについて、サーボ領域(SA)
のトラッキング情報ピット(Qa),(Qb)の再生出
力レベルを、それぞれ第1と第2のラッチ回路31a,
31bへラッチすると共に、サーボ領域(SA)におけ
るトラッキング情報ピット(Qb)とクロック情報ピッ
ト(Qc)との間の無ピット領域の再生出力レベルを、
第3のラッチ回路31cにラッチする。
ル化した再生RFデータについて、サーボ領域(SA)
のトラッキング情報ピット(Qa),(Qb)の再生出
力レベルを、それぞれ第1と第2のラッチ回路31a,
31bへラッチすると共に、サーボ領域(SA)におけ
るトラッキング情報ピット(Qb)とクロック情報ピッ
ト(Qc)との間の無ピット領域の再生出力レベルを、
第3のラッチ回路31cにラッチする。
【0031】そして、第1と第2のラッチ回路31a,
31bの各再生出力レベル、すなわち、トラッキング情
報ピット(Qa),(Qb)の各再生出力レベルを、加
算器32により加算して、第1の減算器34へ供給する
。他方、第3のラッチ回路31cの再生出力レベル、す
なわち、トラッキング情報ピット(Qb)とクロック情
報ピット(Qc)との間の無ピット領域の再生出力レベ
ルを、乗算器33により2倍にして、第1の減算器34
へ供給する。
31bの各再生出力レベル、すなわち、トラッキング情
報ピット(Qa),(Qb)の各再生出力レベルを、加
算器32により加算して、第1の減算器34へ供給する
。他方、第3のラッチ回路31cの再生出力レベル、す
なわち、トラッキング情報ピット(Qb)とクロック情
報ピット(Qc)との間の無ピット領域の再生出力レベ
ルを、乗算器33により2倍にして、第1の減算器34
へ供給する。
【0032】したがって、第1の減算器34からの出力
は、加算器32で得られるトラッキング情報ピット(Q
a),(Qb)の各再生出力レベルの和から、乗算器3
3で得られる無ピット領域の再生出力レベルの2倍の信
号レベルの減算値となり、トラッキング情報ピット(Q
a),(Qb)によるレーザ光の変調度が算出されるこ
とになる。
は、加算器32で得られるトラッキング情報ピット(Q
a),(Qb)の各再生出力レベルの和から、乗算器3
3で得られる無ピット領域の再生出力レベルの2倍の信
号レベルの減算値となり、トラッキング情報ピット(Q
a),(Qb)によるレーザ光の変調度が算出されるこ
とになる。
【0033】このようにして算出された減算出力データ
、すなわち、変調度データは、第4のラッチ回路35を
介して、第2の減算器36へ供給される。この第2の減
算器36には、サーボ領域(SA)についての基準の変
調度データDref が与えられており、第4のラッチ
回路35にラッチされる実測された変調度データから、
基準の変調度データDref を減算することによって
、変調度誤差データが算出される。
、すなわち、変調度データは、第4のラッチ回路35を
介して、第2の減算器36へ供給される。この第2の減
算器36には、サーボ領域(SA)についての基準の変
調度データDref が与えられており、第4のラッチ
回路35にラッチされる実測された変調度データから、
基準の変調度データDref を減算することによって
、変調度誤差データが算出される。
【0034】この変調度誤差データが、サーボ領域(S
A)に対するレーザ光の制御データ(この発明では、第
2の演算処理部10cがリミッタ37として機能し、従
来のDsvをDsv′に変換する)として、図1の第1
のラッチ回路11aへ出力され、第1のD/A変換器1
2aによりアナログ化されて、サーボ領域(SA)に対
する基準パワーの制御信号SVが生成される。この生成
されたサーボ領域(SA)に対する基準パワーの制御信
号SVが、ループ切り換えスイッチ13を介して、AP
C(自動出力制御)回路14へ供給される。
A)に対するレーザ光の制御データ(この発明では、第
2の演算処理部10cがリミッタ37として機能し、従
来のDsvをDsv′に変換する)として、図1の第1
のラッチ回路11aへ出力され、第1のD/A変換器1
2aによりアナログ化されて、サーボ領域(SA)に対
する基準パワーの制御信号SVが生成される。この生成
されたサーボ領域(SA)に対する基準パワーの制御信
号SVが、ループ切り換えスイッチ13を介して、AP
C(自動出力制御)回路14へ供給される。
【0035】そして、制御信号SVに基いたAPC回路
14の動作により、光ヘッド3のレーザダイオード3a
から光ディスク1のサーボ領域(SA)に照射されるレ
ーザ光のパワーが、予め設定された一定値に制御される
。マイクロコンピュータ10は、このようにサーボ領域
(SA)に対するレーザ光のパワーを一定値に制御した
状態で、サーボ領域(SA)の無ピット領域の再生出力
レベルに基いて、光ディスク1のデータ領域に照射され
るレーザ光の消去モード,記録モードおよび再生モード
における各基準のパワーに対する各誤差データ(制御デ
ータDer,Dre,Dwr)を個別に演算する。
14の動作により、光ヘッド3のレーザダイオード3a
から光ディスク1のサーボ領域(SA)に照射されるレ
ーザ光のパワーが、予め設定された一定値に制御される
。マイクロコンピュータ10は、このようにサーボ領域
(SA)に対するレーザ光のパワーを一定値に制御した
状態で、サーボ領域(SA)の無ピット領域の再生出力
レベルに基いて、光ディスク1のデータ領域に照射され
るレーザ光の消去モード,記録モードおよび再生モード
における各基準のパワーに対する各誤差データ(制御デ
ータDer,Dre,Dwr)を個別に演算する。
【0036】演算された各誤差データ(制御データDe
r,Dre,Dwr)は、それぞれ第2から第4のラッ
チ回路11b〜11dへ出力され、第2から第4のD/
A変換器12b〜12dによりアナログ化されてから、
各動作モードに応じて、ループ切り換えスイッチ13を
介してAPC回路14へ供給される。
r,Dre,Dwr)は、それぞれ第2から第4のラッ
チ回路11b〜11dへ出力され、第2から第4のD/
A変換器12b〜12dによりアナログ化されてから、
各動作モードに応じて、ループ切り換えスイッチ13を
介してAPC回路14へ供給される。
【0037】なお、LD(レーザダイオード)駆動回路
15には、記録モード時に、記録データDinが入力端
子からエンコーダ16を介して記録タイミングパルスと
して供給され、この記録データDinに応じて光ヘッド
3のレーザダイオード3aをパルス駆動することによっ
て、光ディスク1の記録領域の記録トラック(TK)に
対する記録を行う。また、デコーダ6は、光ヘッド3か
らの再生出力について、エンコーダ16に対応するデコ
ード処理を行うことにより、再生データDout を生
成する。
15には、記録モード時に、記録データDinが入力端
子からエンコーダ16を介して記録タイミングパルスと
して供給され、この記録データDinに応じて光ヘッド
3のレーザダイオード3aをパルス駆動することによっ
て、光ディスク1の記録領域の記録トラック(TK)に
対する記録を行う。また、デコーダ6は、光ヘッド3か
らの再生出力について、エンコーダ16に対応するデコ
ード処理を行うことにより、再生データDout を生
成する。
【0038】以上のような動作により、サンプルド・サ
ーボ方式の従来の光ディスクについて、記録トラック(
TK)を空間的に分割したサーボ領域(SA)とデータ
領域に照射する光ビームのパワーを独立に制御し、サー
ボ領域(SA)から常に所定レベルのサーボ信号が再生
されるようにAPC回路14を動作させることによって
、サーボ系にAGC処理回路を不要にした簡易な回路が
得られる。
ーボ方式の従来の光ディスクについて、記録トラック(
TK)を空間的に分割したサーボ領域(SA)とデータ
領域に照射する光ビームのパワーを独立に制御し、サー
ボ領域(SA)から常に所定レベルのサーボ信号が再生
されるようにAPC回路14を動作させることによって
、サーボ系にAGC処理回路を不要にした簡易な回路が
得られる。
【0039】ところが、図3(2) と(3) に関連
して、すでに詳しく説明したように、従来の光ディスク
では、トラッキング情報ピット(Qa),(Qb)やク
ロック情報ピット(Qc)に欠陥等が生じていると、マ
イクロコンピュータ10で演算されるサーボ領域(SA
)に対するレーザ光出力の制御データDsvが過大にな
り、データの破壊や消失等が生じる恐れがある。
して、すでに詳しく説明したように、従来の光ディスク
では、トラッキング情報ピット(Qa),(Qb)やク
ロック情報ピット(Qc)に欠陥等が生じていると、マ
イクロコンピュータ10で演算されるサーボ領域(SA
)に対するレーザ光出力の制御データDsvが過大にな
り、データの破壊や消失等が生じる恐れがある。
【0040】この発明では、このような不都合を回避す
るために、光ディスク1のサーボ領域内の予め決められ
た場所(エリア)に、そのディスク(記録媒体)の特性
である最適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レ
ーザパワー(BDer)、最適再生レーザパワー(BD
re)の値を表すデータを記録しておく。
るために、光ディスク1のサーボ領域内の予め決められ
た場所(エリア)に、そのディスク(記録媒体)の特性
である最適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レ
ーザパワー(BDer)、最適再生レーザパワー(BD
re)の値を表すデータを記録しておく。
【0041】光ディスク装置では、再生信号のS/N比
を良くするためには、一般に再生パワーは大きい方が反
射光量が大きくなり、結果的に、再生信号振幅が大きく
なるので有利である。しかしながら、過大なパワーで再
生動作を続行すると、初期には変化がなくても、徐々に
光ディスク(記録媒体)が劣化し、記録した情報が消失
してしまう。
を良くするためには、一般に再生パワーは大きい方が反
射光量が大きくなり、結果的に、再生信号振幅が大きく
なるので有利である。しかしながら、過大なパワーで再
生動作を続行すると、初期には変化がなくても、徐々に
光ディスク(記録媒体)が劣化し、記録した情報が消失
してしまう。
【0042】したがって、最適再生レーザパワーとして
は、「連続再生をしても媒体が劣化しない、許容しうる
最大のレーザパワー」ということになる。こらの最適パ
ワーデータ(BDwr,BDer,BDre)は、図1
の回路では、光ヘッド3によって検出され、前置増幅器
4を介して、光パワー条件再生回路17により再生され
る。
は、「連続再生をしても媒体が劣化しない、許容しうる
最大のレーザパワー」ということになる。こらの最適パ
ワーデータ(BDwr,BDer,BDre)は、図1
の回路では、光ヘッド3によって検出され、前置増幅器
4を介して、光パワー条件再生回路17により再生され
る。
【0043】この光パワー条件再生回路17によって再
生された最適パワーデータ、すなわち、最適再生レーザ
パワー(BDre),最適記録レーザパワー(BDwr
),最適再生レーザパワー(BDre)は、光パワー条
件再生回路17からマイクロコンピュータ10へ入力さ
れる。 この図1のマイクロコンピュータ10は、従来と同様の
A/D変換器10aと第1の演算処理部10b、および
、新たに付加された第2の演算処理部10cによって構
成されている。
生された最適パワーデータ、すなわち、最適再生レーザ
パワー(BDre),最適記録レーザパワー(BDwr
),最適再生レーザパワー(BDre)は、光パワー条
件再生回路17からマイクロコンピュータ10へ入力さ
れる。 この図1のマイクロコンピュータ10は、従来と同様の
A/D変換器10aと第1の演算処理部10b、および
、新たに付加された第2の演算処理部10cによって構
成されている。
【0044】その等価回路は、図2に示したとおりであ
り、リミッタ37には、光パワー条件再生回路17の出
力である最適再生レーザパワーの制御データ(BDre
)も入力され、先のサーボ領域に対するレーザ光出力の
制御データDsvと比較した後、次のような出力データ
Dsv′を出力する。
り、リミッタ37には、光パワー条件再生回路17の出
力である最適再生レーザパワーの制御データ(BDre
)も入力され、先のサーボ領域に対するレーザ光出力の
制御データDsvと比較した後、次のような出力データ
Dsv′を出力する。
【0045】Dsv<BDre ならば、Dsv′=
DsvDsv≧BDre ならば、Dsv′=BDr
eすなわち、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御デ
ータDsvは、最適再生レーザパワーデータBDreに
よって、その上限値を制限されることになる。
DsvDsv≧BDre ならば、Dsv′=BDr
eすなわち、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御デ
ータDsvは、最適再生レーザパワーデータBDreに
よって、その上限値を制限されることになる。
【0046】以上のように、この発明では、サーボ領域
内の予め決められた場所(エリア)に、そのディスク(
記録媒体)の特性である最適記録レーザパワー(BDw
r)、最適消去レーザパワー(BDer)、最適再生レ
ーザパワー(BDre)の値を表すデータを記録してお
き、従来と同様の演算処理によって得られるレーザ光出
力の制御データDsvと、上記の各最適レーザパワーの
制御データとを比較することにより、その上限値を所定
値に抑制するようにしている。
内の予め決められた場所(エリア)に、そのディスク(
記録媒体)の特性である最適記録レーザパワー(BDw
r)、最適消去レーザパワー(BDer)、最適再生レ
ーザパワー(BDre)の値を表すデータを記録してお
き、従来と同様の演算処理によって得られるレーザ光出
力の制御データDsvと、上記の各最適レーザパワーの
制御データとを比較することにより、その上限値を所定
値に抑制するようにしている。
【0047】また、図1に示した回路では、データ領域
における再生,記録,消去レーザパワーを与える制御デ
ータ(Dre,Dwr,Der)が、従来と同様の演算
処理を行うマイクロコンピュータ10内の第1の演算処
理部10bと第2の演算処理部10cにより、それぞれ
独立に演算され、光パワー条件再生回路17によって再
生された最適再生レーザパワーの制御データ(BDre
),最適記録レーザパワー(BDwr),最適消去レー
ザパワー(BDer)によって、その上限値を抑制され
て第2から第4のラッチ回路11b〜11dへ出力され
る。
における再生,記録,消去レーザパワーを与える制御デ
ータ(Dre,Dwr,Der)が、従来と同様の演算
処理を行うマイクロコンピュータ10内の第1の演算処
理部10bと第2の演算処理部10cにより、それぞれ
独立に演算され、光パワー条件再生回路17によって再
生された最適再生レーザパワーの制御データ(BDre
),最適記録レーザパワー(BDwr),最適消去レー
ザパワー(BDer)によって、その上限値を抑制され
て第2から第4のラッチ回路11b〜11dへ出力され
る。
【0048】なお、第2の演算処理部10cで実行され
る演算処理は、従来と同様の演算で得られる制御データ
、すなわち、再生,記録,消去レーザパワーを与える制
御データ(Dre,Dwr,Der)と、光パワー条件
再生回路17によって再生された各最適レーザパワーの
制御データとの比較および比較結果によって上限値が抑
制されたデータであり、実質的には単に、第2から第4
のD/A変換器12b〜12dへ出力するのに適した形
に変換するだけであるから、ディスク上のサーボ領域内
に各最適パワーデータが、予めD/A変換に適した形式
で記録されている場合には、特別な演算は不要である。
る演算処理は、従来と同様の演算で得られる制御データ
、すなわち、再生,記録,消去レーザパワーを与える制
御データ(Dre,Dwr,Der)と、光パワー条件
再生回路17によって再生された各最適レーザパワーの
制御データとの比較および比較結果によって上限値が抑
制されたデータであり、実質的には単に、第2から第4
のD/A変換器12b〜12dへ出力するのに適した形
に変換するだけであるから、ディスク上のサーボ領域内
に各最適パワーデータが、予めD/A変換に適した形式
で記録されている場合には、特別な演算は不要である。
【0049】以上のように、この発明の光ディスクの記
録再生装置では、サーボ領域内の予め決められた場所(
エリア)に、そのディスク(記録媒体)の特性である最
適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レーザパワ
ー(BDer)、最適再生レーザパワー(BDre)の
値を表すデータを記録しておき、従来と同様のサーボ領
域に対するレーザ光出力の制御データ(Dsv)が、情
報ピットの欠陥等で過大になったときには、その上限値
を制限するようにしている。
録再生装置では、サーボ領域内の予め決められた場所(
エリア)に、そのディスク(記録媒体)の特性である最
適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レーザパワ
ー(BDer)、最適再生レーザパワー(BDre)の
値を表すデータを記録しておき、従来と同様のサーボ領
域に対するレーザ光出力の制御データ(Dsv)が、情
報ピットの欠陥等で過大になったときには、その上限値
を制限するようにしている。
【0050】しかし、データ領域に照射するレーザ光出
力は、情報ピットに欠陥等がなく正常な状態でも、必ず
しも、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御データに
よって制御する必要はない。すなわち、データ領域に照
射するレーザ光出力は、サーボ領域に対するレーザ光出
力の制御と無関係に行うこともできる。例えば、マイク
ロコンピュータ10内に、最適記録レーザパワー(BD
wr)、最適消去レーザパワー(BDer)、最適再生
レーザパワー(BDre)の値を表すデータを記憶する
メモリ手段を設けておき、これらのデータによって最適
レーザパワーが得られるように制御する(請求項2の発
明)。
力は、情報ピットに欠陥等がなく正常な状態でも、必ず
しも、サーボ領域に対するレーザ光出力の制御データに
よって制御する必要はない。すなわち、データ領域に照
射するレーザ光出力は、サーボ領域に対するレーザ光出
力の制御と無関係に行うこともできる。例えば、マイク
ロコンピュータ10内に、最適記録レーザパワー(BD
wr)、最適消去レーザパワー(BDer)、最適再生
レーザパワー(BDre)の値を表すデータを記憶する
メモリ手段を設けておき、これらのデータによって最適
レーザパワーが得られるように制御する(請求項2の発
明)。
【0051】また、この発明の光ディスク装置の記録再
生装置では、サーボ領域内の予め決められた場所に、最
適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レーザパワ
ー(BDer)、最適再生レーザパワー(BDre)の
値を表すデータを記録させているので、これらのデータ
により最適レーザパワーが得られるように制御すれば、
最適条件による記録,消去,再生動作が可能になる。(
請求項3の発明)。
生装置では、サーボ領域内の予め決められた場所に、最
適記録レーザパワー(BDwr)、最適消去レーザパワ
ー(BDer)、最適再生レーザパワー(BDre)の
値を表すデータを記録させているので、これらのデータ
により最適レーザパワーが得られるように制御すれば、
最適条件による記録,消去,再生動作が可能になる。(
請求項3の発明)。
【0052】
【発明の効果】この発明では、光ディスク装置の記録再
生装置において、光ディスクに予め記録されたそのディ
スクの最適(最大許容)の再生レーザパワーのデータに
より、サーボ領域に対するレーザ光出力の上限値を制限
しているので、サーボ領域のトラッキング情報ピットQ
a,Qbやクロック情報ピットQcが欠陥等によって正
しく形成されていない場合でも、記録媒体である光ディ
スクに過大なレーザ光が照射されることが回避され、サ
ーボ領域における記録媒体の変質や、記録領域における
データの破壊、消失等の発生、半導体レーザの破損が防
止されて、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請
求項1の発明に対応する効果)。
生装置において、光ディスクに予め記録されたそのディ
スクの最適(最大許容)の再生レーザパワーのデータに
より、サーボ領域に対するレーザ光出力の上限値を制限
しているので、サーボ領域のトラッキング情報ピットQ
a,Qbやクロック情報ピットQcが欠陥等によって正
しく形成されていない場合でも、記録媒体である光ディ
スクに過大なレーザ光が照射されることが回避され、サ
ーボ領域における記録媒体の変質や、記録領域における
データの破壊、消失等の発生、半導体レーザの破損が防
止されて、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請
求項1の発明に対応する効果)。
【0053】また、データ領域におけるレーザ光の強度
を、サーボ領域のピット、あるいは無ピット部に対する
再生出力レベルと無関係に設定しているので、同様に、
光ディスク上の欠陥によってピットがつぶれていたり、
光ディスク作成時のスタンパの欠陥等によってピットが
正しく形成されていなかった場合でも、データ領域の記
録媒体に過大なレーザ光が照射されることがないので、
同様に、記録したデータの破壊、消失といった光ディス
ク装置において致命的な問題を未然に防止することが可
能となり、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請
求項2の発明に対応する効果)。
を、サーボ領域のピット、あるいは無ピット部に対する
再生出力レベルと無関係に設定しているので、同様に、
光ディスク上の欠陥によってピットがつぶれていたり、
光ディスク作成時のスタンパの欠陥等によってピットが
正しく形成されていなかった場合でも、データ領域の記
録媒体に過大なレーザ光が照射されることがないので、
同様に、記録したデータの破壊、消失といった光ディス
ク装置において致命的な問題を未然に防止することが可
能となり、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請
求項2の発明に対応する効果)。
【0054】さらに、光ディスクに予め記録されたその
ディスクの最適条件によって、データ領域におけるレー
ザ光の強度を設定しているので、光ディスク上の欠陥等
によって、ピットがつぶれていたり、光ディスク作成時
のスタンパの欠陥等によってピットが正しく形成されて
いなかったりした場合でも、データ領域の記録媒体に過
大なレーザ光が照射されることがなくなる。したがって
、記録したデータの破壊、消失といった光ディスク装置
において致命的な問題を未然に防止することが可能とな
り、しかも、最適な条件で記録,再生,消去動作が行え
るので、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請求
項3の発明に対応する効果)、等の多くの優れた効果が
奏せられる。
ディスクの最適条件によって、データ領域におけるレー
ザ光の強度を設定しているので、光ディスク上の欠陥等
によって、ピットがつぶれていたり、光ディスク作成時
のスタンパの欠陥等によってピットが正しく形成されて
いなかったりした場合でも、データ領域の記録媒体に過
大なレーザ光が照射されることがなくなる。したがって
、記録したデータの破壊、消失といった光ディスク装置
において致命的な問題を未然に防止することが可能とな
り、しかも、最適な条件で記録,再生,消去動作が行え
るので、信頼性の高い光ディスク装置が得られる(請求
項3の発明に対応する効果)、等の多くの優れた効果が
奏せられる。
【図1】この発明の光ディスクの記録再生装置について
、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である
。
、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である
。
【図2】図1のマイクロコンピュータ10のA/D変換
器10aと第2の演算処理部10cによる動作を等価的
に表す図である。
器10aと第2の演算処理部10cによる動作を等価的
に表す図である。
【図3】サンプルド・サーボ方式の光ディスクについて
、そのトラックフォーマットの一例を示す図である。
、そのトラックフォーマットの一例を示す図である。
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 光ヘッド
3a レーザダイオード
3b フォトディテクタ
4 前置増幅器
5 ヘッドサーボ回路
6 デコーダ
7 クロック再生回路
8 タイミング信号発生回路
9 サンプル・ホールド回路
10 マイクロコンピュータ
10a A/D変換器
10b 第1の演算処理部
10c 第2の演算処理部
11a〜11d ラッチ回路
12a〜12d D/A変換器
13 ループ切り換えスイッチ
14 APC回路
15 LD駆動回路
16 エンコーダ
17 光パワー条件再生回路
Claims (3)
- 【請求項1】 データ記録領域とトラッキング情報ピ
ットを形成したサーボ領域とを分離して設けた記録トラ
ックをレーザ光により走査して、前記記録トラックに対
して情報の記録再生を行う光ディスクの記録再生装置で
あり、かつ、前記記録トラックを走査するレーザ光の該
記録トラックによる反射光を検出する反射光検出手段と
、該反射光検出手段の出力をサンプルホールドして、前
記トラッキング情報ピットに対する再生出力レベルと無
ピット部分の再生出力レベルとのレベル差を検出し、該
レベル差が目標値となるように前記レーザ光を出力する
レーザ光源の駆動回路を制御するレーザ出力制御手段と
を有する記録再生装置において、予めその再生条件を表
す情報が記録されている光ディスクと、前記再生条件を
表す情報を検出する再生条件情報検出手段、とを備え、
該再生条件情報検出手段によって検出された再生条件を
表す情報により、前記レーザ出力制御手段の出力を制限
することを特徴とする光ディスクの記録再生装置。 - 【請求項2】 データ記録領域とトラッキング情報ピ
ットを形成したサーボ領域とを分離して設けた記録トラ
ックをレーザ光により走査して、前記記録トラックに対
して情報の記録再生を行う光ディスクの記録再生装置で
あり、かつ、前記記録トラックを走査するレーザ光の該
記録トラックによる反射光を検出する反射光検出手段と
、該反射光検出手段の出力をサンプルホールドして、前
記トラッキング情報ピットに対する再生出力レベルと無
ピット部分の再生出力レベルとのレベル差を検出し、該
レベル差が目標値となるように前記レーザ光を出力する
レーザ光源の駆動回路を制御するレーザ出力制御手段と
を有する記録再生装置において、前記サーボ領域に照射
するレーザ光出力は、前記レーザ出力制御手段の出力に
よって制御し、前記データ記録領域に照射するレーザ光
出力は、前記レーザ出力制御手段の出力とは無関係に設
定することを特徴とする光ディスクの記録再生装置。 - 【請求項3】 請求項2の光ディスクの記録再生装置
において、予めその再生/記録条件を表す情報が記録さ
れている光ディスクと、前記再生/記録条件を表す情報
を検出する再生条件情報検出手段、とを備え、該再生/
記録条件情報検出手段によって検出された再生/記録条
件を表す情報により、データ記録領域に照射するレーザ
光出力を設定することを特徴とする光ディスクの記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164007A JPH04362525A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 光ディスクの記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164007A JPH04362525A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 光ディスクの記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362525A true JPH04362525A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15784997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3164007A Pending JPH04362525A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 光ディスクの記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04362525A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6556535B1 (en) | 1999-03-10 | 2003-04-29 | Nec Corporation | Optical recording/reproducing apparatus |
JP2008071414A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | 再生パワー学習方法 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP3164007A patent/JPH04362525A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6556535B1 (en) | 1999-03-10 | 2003-04-29 | Nec Corporation | Optical recording/reproducing apparatus |
JP2008071414A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | 再生パワー学習方法 |
JP4500792B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2010-07-14 | 株式会社日立製作所 | 再生パワー学習方法 |
US8121014B2 (en) | 2006-09-14 | 2012-02-21 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for determining the reading power of an optical reproducing device |
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