JPH04362522A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH04362522A
JPH04362522A JP16385691A JP16385691A JPH04362522A JP H04362522 A JPH04362522 A JP H04362522A JP 16385691 A JP16385691 A JP 16385691A JP 16385691 A JP16385691 A JP 16385691A JP H04362522 A JPH04362522 A JP H04362522A
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JP
Japan
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recording
recording medium
recorded
liquid crystal
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Pending
Application number
JP16385691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shiyoji
正幸 所司
Akio Kojima
小島 明夫
Masahiro Yanai
將浩 谷内
Masakatsu Shimoda
下田 昌克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報の記録、再生、消去
を可逆的に行うことができる情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年OAの普及等により、各種の情報デ
ータの量は増大の一途をたどっている。それに伴ない、
それらに使用されている情報記録媒体にはより一層の高
速化、高密度化が要求されてきた。また一方では、各個
人の情報が記録されていて、その場で現金支払をせずに
物品を購入できるクレジットカード、医療施設において
患者のカルテの代わりをする病院管理カード等個人向け
情報記録媒体を広く利用されている。
【0003】このような個人向け情報記録媒体としては
、磁気記録媒体に磁気ヘッドにより記録する磁気メモリ
ー、ICチップを埋め込んで電気的に記録するICメモ
リー、光学記録媒体を設けてレーザビーム等で光学的に
記録する光メモリー等があるが、これら主として無機材
料を用いた記録媒体は記録層の環境安定性に問題がある
上、その製造に蒸着などの操作が必要でコストが高くな
るという欠点がある。
【0004】そうした問題点、欠点を解決するものとし
て、可逆的に相転移を行う高分子を情報記録媒体として
用いることが検討されてきている。例えば、特開昭58
−125247号公報には高分子液晶の透明な配向状態
と不透明状態とを熱或いは熱及び電界によって可逆的に
変化させることを特徴とする記録材料が開示されている
。ここで、熱は光を光吸収剤に照射することにより発生
させることができ、すなわち、書き込み手段として、レ
ーザー光を用いるものである。しかし、レーザー光を記
録(書き込み)に用いる場合、トラッキング用のグルー
ブ形成を行うことが必要で、記録媒体のコストが高くな
るという欠点があり、現在のところ実用化できるものは
見出させていないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれら欠点を
解消するものであり、特に比較的安価な材料を用い簡便
な方法で製造可能であり、熱を局部的に供給することに
より、その熱により秩序を選択的に変えて、情報の記録
を行うものであって、その情報を簡便な装置を用いて読
みだすことのできる新規な情報記録装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は支持体とその支
持体上に高分子液晶からなる記録層被膜が設けられてい
る記録媒体、その記録媒体を局部的に加熱する手段、及
びその加熱手段によって記録された光学的変位情報を光
電変換素子により読みだす手段を具備してなることを特
徴とする情報記録媒体である。
【0007】以下に、本発明を添付の図面に基づきなが
らさらに詳細に説明する。
【0008】そこで先ず、本発明装置を配向層からの制
御力を利用した場合の記録方法から説明を進めることに
する。図1において、1は支持体、2は配向層、3は高
分子液晶からなる記録層被膜である。このように作成さ
れた記録媒体をアニール処理することで液晶層に均一な
説向状態が得られ、この記録媒体は例えばサーマルヘッ
ド4のごとき熱源を用いて情報を記録することができる
【0009】図2は、本発明の情報を読みだす手段とし
て光電変換素子が使用されることを表わしたものである
。すなわち、情報記録時に、記録媒体に光散乱、光学活
性、複屈折、又は吸収の変異が起こり、記録点に形成さ
れる。これらの状態の変化を光源5を用いて光電変換素
子6により情報を読み取ることができる。記録された情
報は局部的又は全面的に加熱することにより再びこれを
消去することができる。図中、7はレンズである。
【0010】本発明の情報記録装置において、記録媒体
に使用される支持体1としてはガラス、ポリエステル等
の合成樹脂フィルムなどがあげられる。また、支持体1
と記録層被膜3との間には情報の再生時のS/N比向上
、記録時の感度向上等の目的でAl,Cr,Ni,Ag
等からなる反射層を設けても良い。
【0011】本発明の別の態様では、支持体1と記録層
被膜3との間に、無機酸化物膜あるいは有機高分子膜よ
りなる配向層が設けられても良い。これら有機高分子層
または無機酸化物膜の材料としては、ポリイミド、ポリ
ビニールアルコール(PVA)、ポリアミド、ポリ弗化
ビニリデン(PVDF)などの有機高分子材料やシラン
カップリング剤、あるいはSiO等の酸化物等があげら
れ、これらはスピンコーティング、ディッピングあるい
は蒸着等により成膜することができる。
【0012】本発明の情報記録装置では、記録層被膜の
上に保護層が設けられても良い。この保護層としては、
ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂等のフィルムが使用できる。
【0013】本発明の情報記録装置で使用される光源と
しては、レーザー光、キセノンランプ、ハロゲンランプ
等の他、EL、LED等の面状発光体があげられる。な
お、必要により偏向板等も使用される。
【0014】本発明におけり光電変換素子としては、ア
モルファスシリコン、ポリシリコン、CdS、Se、S
e−Te合金、AS2Se3、酸化亜鉛、ガリウム−砒
素合金等の無機半導確、PVK、ピラゾリン化合物、ヒ
ドラゾン化合物、TNF、TCNQ、フタロシアニン化
合物、メロシアニン化合物、ペリレン化合物、キナクリ
ドン化合物、アゾ化合物等の有機半導体より構成するこ
とが出来る。
【0015】本発明において用いられる高分子液晶は公
知のものが利用でき、メソゲン基を主鎖ないし側鎖に有
するもので、これらの化合物に関する綜説は、例えばニ
ューヨーク・アカデミック出版社  1982年発行の
チフエリ・クリークバウム及びマイヤー著「ポリマー、
リキッド・クリスタルズ」に記載されている。また、高
分子液晶は架橋されているものであっても良い。これら
架橋は光架橋によったものが好ましい。以下に用いる高
分子液晶の具体例を表1から表9までに挙げる。なお、
具体例中の*は不斉炭素原子であることを示す。
【0016】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【0017】このような高分子液晶は通常単独ないしは
混合して使用され、更に他の低分子液晶を加えて使用す
ることもできる。この低分子液晶は高分子液晶の粘度、
相転移温度等をコントロールして記録特性及び消去特性
の改善を目的とするものでネマチックやスメクチック或
いはコレステリック液晶で公知のものが利用できる。こ
れら高分子液晶中にはサーマルヘッドの滑り向上の目的
で、シリカゲル、ガラスビーズ、或いは炭酸カルシュー
ム等の無機物が含有されても良い。
【0018】このような高分子液晶を使用して、例えば
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸ブチル、酢酸エチル
、カルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテ
ート等のエステル系溶剤、メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブ、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤、ト
ルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、ジクロロエタン等
のハロゲン化アルキル系溶剤、その他N,N−ジメチル
ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、アルコ
ール系溶剤などに溶解して、例えばスピナーコート、デ
ィップ等のコーティングにより記録媒体を作成するか、
あるいはセル構造を有する記録媒体には直接充填するこ
とも可能である。なお、記録層被膜の厚さは0.01〜
100μm好ましくは0.1〜10μm程度が適当であ
る。
【0019】更に、記録層被膜中には光吸収物質の1種
以上が含有されていてもよい。光吸収性物質は例えばレ
ーザーのような光で制御する場合使用され、場合によっ
ては多色性色素も使用される。これらの光吸収性物質の
光吸収は使用されるレーザーの波長に適応すべきである
。種々のレーザーの波長を用いて記録の読みとり、消去
を行う場合には使用されるレーザーの波長範囲で高い吸
収を示す光吸収性物質の混合物を用いることが好ましい
【0020】光吸収性物質は別層として支持体上に接し
て設けても良い。その場合、光吸収性物質をエポキシ樹
脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等の樹
脂溶液に溶解又は分散させ塗布するか、蒸着することに
より光吸収性物質層を作成する。用いられる光吸収性物
質は公知のものが使用でき、具体的には表10から表1
2に記載したものを挙げることができる。
【0021】
【表10】
【表11】
【表12】
【0022】これら光吸収性物質は記録層被膜中に溶解
又は分散して使用され、更に記録層被膜中には分子分散
された適当な添加物、例えばUV安定剤、酸化防止剤、
または軟化剤等を含有することができる。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、本
発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
【0024】実施例1 支持体…ガラス板(ガラス板厚さ  1.2mm)配向
層…ポリイミド(セミコファインLP64;(株)東レ
製)を使用して、スピンコーティングにより成膜し、2
70℃にて1時間熱処理後(ポリイミド膜厚さ約100
0Å)、100g/cm2の圧力で5回のラビング処理
を施した。高分子液晶膜…前記化合物No.33をテト
ラヒドロフランに溶解し(10重量%)スピンコートに
より約2μmの厚さの膜を作成した。これらの材料によ
り図1のごとく記録媒体を作成した。この記録媒体を1
50℃で熱処理をすることにより非常に配向性の良い記
録媒体を得た。この記録媒体にサーマルヘッドによって
2.5J/cm2程度のパルス的な記録を行い、記録部
と非記録部のコントラスト比を光源としてハロゲンラン
プ(ビーム径約10μm)を用い、光電変換素子として
CCDで測定すると5:1であった。更に、この記録媒
体をサーマルヘッドによって2J/cm2程度のパルス
的な消去を行うと、もとの配向状態にもどり繰返し使用
が可能であった。
【0025】実施例2 実施例1と同様の記録媒体に、ライン状に集積したサー
マルヘッドによって2.5J/cm2程度のパルス的な
記録を行い、記録部と非記録部のコントラスト比を、光
源としてハロゲンランプを用い、さらに記録媒体と光源
の間に偏光子を組み込んだライン状スリット(スリット
幅約5μm)を設け、光電変換素子として偏先板付きの
CCDで複屈折モードによる測定をすると10:1であ
り、ライン読み出しをすることができた。更にこの記録
媒体を150℃でアニールすると記録が消去され元の配
向状態に戻り繰り返しの使用が可能であった。
【0026】
【発明の効果】本発明の情報記録装置は、情報を読みだ
す手段として光電変換素子を使用することにより、情報
を簡単な装置で高コントラストに読みだすことができ、
しかもライン読み出しが可能であり、情報記録テープな
どに応用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体及び記録がなされる状態
の図である。
【図2】情報の読みだしを説明するための図である。
【符号の説明】
1  支持体                   
       2  配向層3  高分子液晶からなる
記録層被膜    4  サーマルヘッド 5  光源                    
        6  光電変換素子 7  レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体とその支持体上に高分子液晶か
    らなる記録層被膜が設けられた記録媒体、その記録媒体
    を局所的に加熱する手段、及びその加熱手段によって記
    録された光学的変位情報を光電変換素子により読みだす
    手段を具備してなることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】  前記局部的に加熱する手段がサーマル
    ヘッドである請求項1記載の情報記録装置。
JP16385691A 1991-06-07 1991-06-07 情報記録装置 Pending JPH04362522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385691A JPH04362522A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 情報記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385691A JPH04362522A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 情報記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04362522A true JPH04362522A (ja) 1992-12-15

Family

ID=15782057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16385691A Pending JPH04362522A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 情報記録装置

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JP (1) JPH04362522A (ja)

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