JPH04361144A - 表面磁性観察方法および装置 - Google Patents

表面磁性観察方法および装置

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JPH04361144A
JPH04361144A JP3163642A JP16364291A JPH04361144A JP H04361144 A JPH04361144 A JP H04361144A JP 3163642 A JP3163642 A JP 3163642A JP 16364291 A JP16364291 A JP 16364291A JP H04361144 A JPH04361144 A JP H04361144A
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JP
Japan
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electron beam
polarized
polarized electron
electrons
spin
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JP3163642A
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English (en)
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Toshihiro Kato
加藤 俊宏
Takashi Saka
坂 貴
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Priority to DE69201095T priority patent/DE69201095T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性体表面の磁気的性質
を観察する方法および装置に係り、特に、偏極電子線を
照射して表面磁性を観察する方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】磁性体の磁壁位置や磁区の磁化方向など
を観察する装置として、スピン偏極走査型電子顕微鏡(
スピンSEM)と称するものが提案されている。これは
、磁性体の表面に電子線を照射すると、その磁性体内部
で磁化の要因となっている電子がスピンの方向を保った
まま2次電子として放出されるため、その2次電子のス
ピン状態をモット検出器などのスピン検出器により検出
して磁区の磁化方向などを観察するもので、例えば「日
本応用磁気学会誌」(Vol. 13,No.1,19
89  社団法人  日本応用磁気学会発行)などに記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のスピン偏極走査型電子顕微鏡においては、スピン
検出器による検出効率が悪いため、高いS/N(信号対
雑音比)の像を得ようとすると、通常の走査型電子顕微
鏡に比べて約1万倍多い2次電子を必要とし、電子線を
照射する際のプローブ電流を2〜3桁大きくする必要が
あるとともに、1桁以上長い時間をかけて像を作る必要
があるなどの問題があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、小さなプローブ電流
でS/Nの高い像が短時間で得られるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、スピン方向が偏極している電子群から
成る偏極電子線を磁性体の表面に照射することによりそ
の表面から反射,放出または回折された電子を検出して
その表面の磁気的性質を観察するようにしたことを特徴
とする。
【0006】また、かかる表面磁性観察方法を好適に実
施できる表面磁性観察装置は、(a)格子歪みを有する
GaAs半導体に円偏光レーザ光を照射して、スピン方
向が偏極している電子群から成る偏極電子線を発生させ
る偏極電子線発生装置と、(b)その偏極電子線発生装
置によって発生させられた偏極電子線を磁性体の表面に
照射する偏極電子線照射装置と、(c)前記偏極電子線
が照射されることにより前記磁性体の表面から反射,放
出または回折された電子を検出する検出器とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用および発明の効果】すなわち、従来はスピン方向
が異なる2種類の電子が略同じ割合で混在している電子
線を磁性体の表面に照射していたのに対し、本発明では
、スピン方向が2種類のうちの一方に偏在している電子
群から成る偏極電子線を磁性体の表面に照射するように
したのであり、このようにすれば、比較的小さなプロー
ブ電流で高いS/Nの像が短時間で得られるようになる
のである。また、電子線回折のパターンを観測すること
により、通常の電子線回折では観測できない反強磁性体
の観察も可能となる。
【0008】一方、格子歪みを有するGaAs半導体に
円偏光レーザ光を照射して偏極電子線を発生させる偏極
電子線発生装置を備え、その偏極電子線発生装置によっ
て発生させられた偏極電子線を偏極電子線照射装置によ
り磁性体の表面に照射するとともに、偏極電子線が照射
されることにより磁性体の表面から反射,放出または回
折された電子を検出器によって検出する表面磁性観察装
置においては、偏極率の高い偏極電子線を安定して発生
させることができるため、上記効果が一層顕著になると
ともに偏極率のばらつきに起因する表面磁性の検出精度
の低下等が回避される。
【0009】なお、上記検出器としては、例えばMot
t散乱に基づいて電子のスピン状態を検出するスピン検
出器が好適に採用されるが、電子線の強度または回折パ
ターンを検出するのみで、スピン状態を検出する機能を
備えていない検出器を採用することもできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例である表面磁性観
察装置の概要を示す図で、スピン方向が2種類のうちの
一方に偏在している電子群から成る偏極電子線を発生さ
せる偏極電子線発生装置(電子銃)20と、その発生さ
せられた偏極電子線を案内して磁性体96の表面に照射
する偏極電子線照射装置24と、偏極電子線が照射され
ることにより磁性体96の表面から反射または放出され
た電子のスピン状態を検出するスピン検出器22とを備
えている。
【0012】偏極電子線発生装置20は、高真空室を形
成するための真空ハウジング30と、真空ハウジング3
0を10−9torr程度の高真空とするためのターボ
分子ポンプ32およびイオンポンプ34と、偏極電子線
発生素子10を真空ハウジング30内に保持し且つ液体
窒素により冷却するための容器状ホルダ36およびその
容器状ホルダ36を取り囲んで残留ガスを吸着させるた
めの液体窒素容器38と、偏極電子線発生素子10の表
面から電子を引き出すための複数の電極40と、偏極電
子線発生素子10の表面に向かってセシウムおよび酸素
を放出するセシウム放出器42および酸素放出器44と
、上記偏極電子線発生素子10の表面にレーザ光を照射
するためのレーザ光照射装置46とを備えている。レー
ザ光照射装置46は、700〜900nmの波長のレー
ザ光を選択的に出力するチューナブルレーザ光源50と
、直線偏光だけを通過させる偏光子52と、直線偏光を
円偏光に変換する1/4波長素子54と、円偏光のレー
ザ光を前記偏極電子線発生素子10の表面に向かって照
射するミラー56とを備えている。
【0013】上記偏極電子線発生素子10は、図2に示
されているように、半導体基板12の上においてよく知
られたMOCVD結晶成長法により順次成長させられた
第1化合物半導体層14および第2化合物半導体層16
を備えている。半導体基板12は、350μm程度の厚
みであって、たとえば亜鉛Znが不純物としてドープさ
れることによりキャリア濃度が5×1018(cm−3
)程度とされたガリウム−砒素p型半導体単結晶板(p
−GaAs)であり、表面は(100)面である。また
、第1化合物半導体層14は、2.0μm程度の厚みで
あって、たとえば亜鉛Znが不純物としてドープされる
ことによりキャリア濃度が5×1018(cm−3)程
度とされたガリウム−砒素−燐p型半導体単結晶層(p
−GaAs0.83P0.17)である。また、第2化
合物半導体層16は、0.08μm程度の厚みであって
、たとえば亜鉛Znが不純物としてドープされることに
よりキャリア濃度が5×1018(cm−3)程度とさ
れたガリウム−砒素p型半導体単結晶層(p−GaAs
)である。なお、上記第2化合物半導体層16の表面に
は、酸化処理膜などは何等設けられていない。
【0014】上記第2化合物半導体層16の厚さは0.
08μm程度でコヒーレント成長を行う臨界膜厚を超え
ているが、第1化合物半導体層14および第2化合物半
導体層16は、その格子定数が0.6%程度相違してい
るため、その第2化合物半導体層16は格子歪を有する
状態で第1化合物半導体層14上にヘテロ結合させられ
ることとなり、かかる格子歪により、第2化合物半導体
層16の価電子帯におけるヘビーホールおよびライトホ
ールのサブバンドのエネルギー準位に差が生じる。この
エネルギー準位差は、偏極電子線発生素子10を使用す
る際に生じる熱雑音によるエネルギーよりも大きい。熱
雑音によるエネルギーEは次式(1)で与えられ、温度
によって相違するが、本実施例では上記エネルギー準位
差が約40meVで、常温(25℃程度)における熱雑
音のエネルギーE≒26meVよりも充分に大きい。
【0015】 E=kT                     
     ・・・(1)但し、k:ボルツマン定数  
T:絶対温度
【0016】図1に戻って、前記スピン検
出器22は、フロンガスが充填されたタンク60内に配
置され且つ高圧碍子62により支持されるとともにアノ
ード63から100kVが印加される高圧槽(Mott
散乱槽)64と、高圧槽64に接続されてその中を10
−9torr程度の高真空とするためのターボ分子ポン
プ66と、磁性体96から反射または放出された電子を
加速する加速電極68と、図示しない円板により支持さ
れ且つ偏極電子線が衝突させられる金箔70と、金箔7
0内の金原子核に衝突することによりθ=120゜に散
乱された電子を検出する4個の表面障壁型検出器72a
,72b,72c,72dと、図示しないプリアンプに
より信号増幅された表面障壁型検出器72a,72b,
72c,72dからの信号をそれぞれ光に変換するLE
D74a,74b,74c,74dと、それ等のLED
74a,74b,74c,74dの光出力を受けて電気
信号Na,Nb,Nc,Ndを出力する受光器76a,
76b,76c,76dとを備えている。電気信号Na
,Nb,Nc,Ndは、図3に示されている信号処理回
路78に供給され、対称方向への散乱強度の非対称性か
らスピン偏極ベクトルの2成分Px ,Py が求めら
れるとともに、それ等のPx ,Py に基づいてP(
Φ)が演算され、表示器80に磁化像が映し出されるよ
うになっている。
【0017】前記偏極電子線照射装置24は、前記真空
ハウジング30と高圧層64とを接続する管路に設けら
れたコンダクタンスの低い一対の細管90と、その一対
の細管90に挟まれた位置に設けられたイオンポンプ9
2と、偏極電子線発生素子10から引き出された偏極電
子線を静電的に直角に曲げるための球形コンデンサ装置
94とを備えている。また、かかる偏極電子線照射装置
24は、偏極電子線の照射位置が磁性体96の表面上を
移動するように走査する図示しない走査手段を備えてい
る。
【0018】このような表面磁性観察装置において偏極
電子線を発生させる際には、偏極電子線発生素子10の
第2化合物半導体層16の表面には何等酸化処理膜が設
けられていないため、成長直後から真空デシケータに保
管した偏極電子線発生素子10を用いる。そして、先ず
その偏極電子線発生素子10を容器状ホルダ36の下端
に固定した後に真空ハウジング30内を10−9tor
r程度の高真空とし、図示しないヒータにより420℃
程度の温度に15分程度加熱することにより、偏極電子
線発生素子10の表面を清浄化する。次いで、セシウム
放出器42および酸素放出器44から偏極電子線発生素
子10の表面に向かってセシウムおよび酸素を交互に放
出してセシウムおよび酸素を微量だけ吸着させる。これ
により、偏極電子線発生素子10の表面において、エレ
クトロンアフィニティ(伝導帯の底にある電子のエネル
ギーレベルと真空レベルの差に相当するエネルギーギャ
ップ)を負とする。そして、液体窒素による偏極電子線
発生素子10の冷却を行うことなく、常温においてレー
ザ光照射装置46から円偏光レーザ光を照射する。この
円偏光レーザ光のエネルギーが注入されると、偏極電子
線発生素子10の表面からスピン方向が一方に偏在して
いる電子群が発生させられ、この電子群が偏極電子線と
して電極40により引き出される。この偏極電子線の偏
極率は、励起レーザの波長が855〜870nmにおい
て約85%以上となる。
【0019】上記のようにして得られた偏極電子線が、
偏極電子線照射装置24によって前記磁性体96の表面
に照射されると、その表面から電子が反射または放出さ
れるととも、それ等の電子は加速電極68により加速さ
れて高圧槽64内の金箔70に照射される。金箔70に
照射された電子は、そのスピン方向により非対称に散乱
させられて検出器72a〜72dによって検出され、上
記偏極電子線照射装置24によって偏極電子線の照射位
置が磁性体96の表面上を走査されることにより、表示
器80に磁化像が映し出される。上記磁性体96の表面
は、予め図示しない表面浄化用イオン銃などにより浄化
されている。
【0020】このような本実施例の表面磁性観察装置に
おいては、スピン方向が2種類のうちの一方に偏在して
いる電子群から成る偏極電子線を磁性体96の表面に照
射するようになっているため、比較的小さなプローブ電
流(照射電子線電流)で高いS/Nの像が短時間で得ら
れる。
【0021】また、格子歪みを有するGaAs半導体か
ら成る偏極電子線発生素子10に円偏光レーザ光を照射
して偏極電子線を発生させる偏極電子線発生装置20が
用いられているため、偏極率の高い偏極電子線を安定し
て発生させることができ、上記効果が一層顕著になると
ともに偏極率のばらつきに起因するスピン状態の検出精
度低下等が回避される。特に、本実施例の偏極電子線発
生素子10は、ヘビーホールのサブバンドとライトホー
ルのサブバンドとのエネルギー準位差が熱雑音によるエ
ネルギーよりも大きくなるように格子歪みが設定されて
いるため、85%以上の偏極率が安定して得られるので
ある。
【0022】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0023】例えば、偏極電子線を発生させるための偏
極電子線発生素子10としては、本願出願人が先に出願
した特願平2−182939号や平成3年5月2日付の
整理番号H032100の特許願に記載されているもの
など、他の種々の素子を採用できる。なお、他の原理に
よって偏極電子線を発生する偏極電子線発生装置を用い
ることも可能である。
【0024】また、本発明の表面磁性観察方法や装置は
、磁壁位置や磁区の大きさ,磁区の磁化方向などを観察
する場合は勿論、原子配列或いは原子のオーダーの微視
的な磁気的性質を観察する場合にも適用され得る。
【0025】また、前記実施例ではMott散乱に基づ
いて電子のスピン状態を検出するスピン検出器22が用
いられていたが、ミュラー散乱を利用したものなど他の
スピン検出器を採用することもできる。
【0026】また、偏極電子線源を用いているため、必
ずしも電子のスピン状態まで検出できる必要はない。す
なわち、偏極電子線を発生させる際に、励起円偏光レー
ザの偏光の向きを反転させる事により、偏極電子線のス
ピンの向きを逆転させる事が可能であり、このように互
いに反転している2種類の偏極電子を切り換えて出力で
きる電子線源を用いる事により、スピン検出器を用いる
ことなく通常の電子線検出器のみでも好適に表面の磁気
的性質を観察することができるのである。
【0027】また、磁性体96の表面に照射される一次
電子すなわち偏極電子線は、その磁性体96の結晶構造
によって定まる回折条件で回折させられるが、その回折
パターンは照射位置の磁気的性質によって影響を受ける
ため、回折電子線の強度から回折パターンを測定して磁
気的性質を観察することもできる。回折パターンを検出
する場合には、例えば磁性体96の結晶構造などを考慮
して予め定められた位置に電子線検出器を設置し、その
位置における電子線の強度を検出するだけでも差し支え
ない。この場合も、互いに反転している2種類の偏極電
子を切り換えて出力できる電子線源を用いる事により、
より好適に磁気的性質を観察することが可能である。
【0028】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表面磁性観察装置の概
要を説明する図である。
【図2】図1の表面磁性観察装置に備えられている偏極
電子線発生素子の構成を説明する図である。
【図3】図1の表面磁性観察装置に備えられている信号
処理回路を説明するブロック線図である。
【符号の説明】
20:偏極電子線発生装置 22:スピン検出器(検出器) 24:偏極電子線照射装置 96:磁性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピン方向が偏極している電子群から成る
    偏極電子線を磁性体の表面に照射することにより該表面
    から反射,放出または回折された電子を検出して該表面
    の磁気的性質を観察する表面磁性観察方法。
  2. 【請求項2】格子歪みを有するGaAs半導体に円偏光
    レーザ光を照射して、スピン方向が偏極している電子群
    から成る偏極電子線を発生させる偏極電子線発生装置と
    、該偏極電子線発生装置によって発生させられた偏極電
    子線を磁性体の表面に照射する偏極電子線照射装置と、
    前記偏極電子線が照射されることにより前記磁性体の表
    面から反射,放出または回折された電子を検出する検出
    器とを有することを特徴とする表面磁性観察装置。
JP3163642A 1991-05-02 1991-06-07 表面磁性観察方法および装置 Pending JPH04361144A (ja)

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US07/876,579 US5315127A (en) 1991-05-02 1992-04-30 Semiconductor device for emitting highly spin-polarized electron beam
EP92107431A EP0512429B1 (en) 1991-05-02 1992-04-30 Semiconductor device for emitting highly spin-polarized electron beam
DE69201095T DE69201095T2 (de) 1991-05-02 1992-04-30 Halbleitereinrichtung für hohen spinpolarisierten Elektronenstrahl.
CA002067843A CA2067843C (en) 1991-05-02 1992-05-01 Semiconductor device for emitting highly spin-polarized electron beam
US08/214,319 US5723871A (en) 1991-05-02 1994-03-17 Process of emitting highly spin-polarized electron beam and semiconductor device therefor
US08/410,760 US5523572A (en) 1991-05-02 1995-03-27 Process of emitting highly spin-polarized electron beam and semiconductor device therefor
US08/960,592 US5834791A (en) 1991-05-02 1997-10-30 Process of emitting highly spin-polarized electron beam and semiconductor device therefor

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066080A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 National Institutes Of Natural Sciences 磁気円二色性測定方法、磁気円二色性光電子放出顕微鏡、及び磁気円二色性光電子放出顕微鏡システム
JP2010003450A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Hitachi Ltd 走査電子顕微鏡
JP2017004774A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 国立大学法人名古屋大学 反射電子を検出する走査電子顕微鏡

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