JPH04361108A - 接触検出装置 - Google Patents
接触検出装置Info
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- JPH04361108A JPH04361108A JP13631291A JP13631291A JPH04361108A JP H04361108 A JPH04361108 A JP H04361108A JP 13631291 A JP13631291 A JP 13631291A JP 13631291 A JP13631291 A JP 13631291A JP H04361108 A JPH04361108 A JP H04361108A
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の自動芯出し
及び自動計測のために使用されて、被測定物との接触に
より電気的信号を発生する接触検出装置に関する。
及び自動計測のために使用されて、被測定物との接触に
より電気的信号を発生する接触検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の自動芯出し及び自動計
測のために用いられる接触検出装置としては、種々の方
式のものが案出され利用されている。ところが、従来の
装置にあってはいずれの方式においても被測定物の被測
定面に切削油や切屑或いは塵埃等の付着物が存在した場
合、その測定誤差が著しく増大するという問題があった
。
測のために用いられる接触検出装置としては、種々の方
式のものが案出され利用されている。ところが、従来の
装置にあってはいずれの方式においても被測定物の被測
定面に切削油や切屑或いは塵埃等の付着物が存在した場
合、その測定誤差が著しく増大するという問題があった
。
【0003】そこで、被測定物に吹き付ける空気等の流
通路を、被測定物に接触せしめられる接触体に設けると
ともに、被測定物との接触により生じた接触体の変位を
、装置内部に設けられた接点により移動体を介して検知
する構造の接触検出装置が例えば、特開平2−1096
59号公報に示すように知られている。この接触検出装
置では、筐体の外側面に形成された空気導入口は、筐体
内に形成された空気経路に接続しており、筐体内の接触
体の構成部分であるロケータを取り巻く部分には、接触
体に設けられた流通孔と前記空気経路とを接続するよう
に、ベローズが設けられている。なお、ベローズは、接
触体の回動変位に対応するため、可撓性に構成されてい
る。
通路を、被測定物に接触せしめられる接触体に設けると
ともに、被測定物との接触により生じた接触体の変位を
、装置内部に設けられた接点により移動体を介して検知
する構造の接触検出装置が例えば、特開平2−1096
59号公報に示すように知られている。この接触検出装
置では、筐体の外側面に形成された空気導入口は、筐体
内に形成された空気経路に接続しており、筐体内の接触
体の構成部分であるロケータを取り巻く部分には、接触
体に設けられた流通孔と前記空気経路とを接続するよう
に、ベローズが設けられている。なお、ベローズは、接
触体の回動変位に対応するため、可撓性に構成されてい
る。
【0004】そして、空気導入口からの空気等は、空気
経路からベローズを経由して、接触体の流通路を通り、
接触体の絞り部より流出し、エアガイドにより方向を決
められて、接触子の球状部に向かう。これにより、被測
定物に空気等が吹き付けられ、接触子の球状部に付着し
た切粉,切削油等の異物が、空気等により適時吹き飛ば
されて除去され、高精度の接触信号が発生される。
経路からベローズを経由して、接触体の流通路を通り、
接触体の絞り部より流出し、エアガイドにより方向を決
められて、接触子の球状部に向かう。これにより、被測
定物に空気等が吹き付けられ、接触子の球状部に付着し
た切粉,切削油等の異物が、空気等により適時吹き飛ば
されて除去され、高精度の接触信号が発生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の接触検出装置に
あっては、筐体の空気導入口からベローズに案内されて
ロケータへ空気等を供給する方式を採用しており、ロケ
ータへの位置復元機構の付勢力は、被測定物が接触した
時の損傷を防ぐ意味からも平衡位置へ復元できる範囲で
小さい程良い。
あっては、筐体の空気導入口からベローズに案内されて
ロケータへ空気等を供給する方式を採用しており、ロケ
ータへの位置復元機構の付勢力は、被測定物が接触した
時の損傷を防ぐ意味からも平衡位置へ復元できる範囲で
小さい程良い。
【0006】このような条件下で、所定の値以上の空気
等をベローズを介して接触体の流通路を通り、接触体の
絞り部より流出させようとすると、空気等の圧力を所定
の値以上に確保して接触子の球状部に付着した切粉,切
削油等の異物を除去するため、ベローズもある程度の強
度が必要となり、この強度は、位置復元機構の付勢力に
比して無視出来ない程度の大きさで、ベローズ自体の弾
性力が、ロケータへ力を及ぼすことになる。そのため、
ロケータの位置決めが不安定になり、精度低下を招く虞
があった。
等をベローズを介して接触体の流通路を通り、接触体の
絞り部より流出させようとすると、空気等の圧力を所定
の値以上に確保して接触子の球状部に付着した切粉,切
削油等の異物を除去するため、ベローズもある程度の強
度が必要となり、この強度は、位置復元機構の付勢力に
比して無視出来ない程度の大きさで、ベローズ自体の弾
性力が、ロケータへ力を及ぼすことになる。そのため、
ロケータの位置決めが不安定になり、精度低下を招く虞
があった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、接触体の接触子に空気等
を供給する経路途中にベローズを設けることなく、他の
空気経路を介して接触体の接触子に空気等を供給するこ
とにより、ロケータの位置決めを安定にし、精度を高く
することができる接触検出装置を提供することである。
なされたもので、その目的は、接触体の接触子に空気等
を供給する経路途中にベローズを設けることなく、他の
空気経路を介して接触体の接触子に空気等を供給するこ
とにより、ロケータの位置決めを安定にし、精度を高く
することができる接触検出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端側に、中
央に開口部が形成された端壁部材が設けられ、この端壁
部材の内端面から内側面が軸方向に沿って形成されたガ
イドとを有する筒状ハウジングと、先端が筒状ハウジン
グの一端側の端壁部材から突出するように配置された棒
状の接触子と、この接触子にその軸線に直交して張り出
すようにガイド内に配置され内部に側面の吸入口から中
心軸の排気口に至るラジアル排気通路が形成された張出
部とを有し、張出部の中心を中心として回動する接触体
と、筒状ハウジング内に接触体の回動変位を受けてその
軸線方向に移動自在に設けられ、筒状ハウジングの一端
側の方向に押圧される圧力を受けるための空気受け部が
外周面に形成された摺動部を一端側に有する移動体と、
筒状ハウジングの周側壁に軸方向に沿って形成され、一
端開口がガイド内における接触体の張出部の接触子側の
空間に連通するとともに他端開口が加圧空気等の供給源
に連通する第1空気経路と、筒状ハウジングの周側壁に
軸方向に沿って形成され一端開口がガイド内における接
触体の張出部の接触子側の空間に連通するとともに他端
開口が移動体の摺動部の空気受け部に連通する第2空気
経路と、筒状ハウジング内に設けられ、移動体を接触体
側に押すことにより接触体の張出部の端面をガイドの内
端面に押し付ける付勢部材と、接触体の回動変位に伴な
う移動体の直線移動を検知するスイッチとを備えている
ことを特徴とする。
央に開口部が形成された端壁部材が設けられ、この端壁
部材の内端面から内側面が軸方向に沿って形成されたガ
イドとを有する筒状ハウジングと、先端が筒状ハウジン
グの一端側の端壁部材から突出するように配置された棒
状の接触子と、この接触子にその軸線に直交して張り出
すようにガイド内に配置され内部に側面の吸入口から中
心軸の排気口に至るラジアル排気通路が形成された張出
部とを有し、張出部の中心を中心として回動する接触体
と、筒状ハウジング内に接触体の回動変位を受けてその
軸線方向に移動自在に設けられ、筒状ハウジングの一端
側の方向に押圧される圧力を受けるための空気受け部が
外周面に形成された摺動部を一端側に有する移動体と、
筒状ハウジングの周側壁に軸方向に沿って形成され、一
端開口がガイド内における接触体の張出部の接触子側の
空間に連通するとともに他端開口が加圧空気等の供給源
に連通する第1空気経路と、筒状ハウジングの周側壁に
軸方向に沿って形成され一端開口がガイド内における接
触体の張出部の接触子側の空間に連通するとともに他端
開口が移動体の摺動部の空気受け部に連通する第2空気
経路と、筒状ハウジング内に設けられ、移動体を接触体
側に押すことにより接触体の張出部の端面をガイドの内
端面に押し付ける付勢部材と、接触体の回動変位に伴な
う移動体の直線移動を検知するスイッチとを備えている
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、被測定物が接触子に接触す
ることにより、接触体が張出部の中心を中心として回動
し、この接触体の回動に伴い、接触体の接触子の反対側
の部分が円運動をする。これにより、移動体が筒状ハウ
ジングの他端側の方向に直線的に押圧・移動され、この
移動体の移動がスイッチにより検出される。
ることにより、接触体が張出部の中心を中心として回動
し、この接触体の回動に伴い、接触体の接触子の反対側
の部分が円運動をする。これにより、移動体が筒状ハウ
ジングの他端側の方向に直線的に押圧・移動され、この
移動体の移動がスイッチにより検出される。
【0010】そして、加圧空気等が、筒状ハウジングの
第1空気経路から接触体のラジアル排気通路を介して排
気口に導かれ、外部に噴出し、接触子に付着した切粉,
切削油等の異物が除去される。また、加圧空気等が、筒
状ハウジングのガイドの、張出部の接触子側の隅部空間
に流入すると、接触体の張出部が圧力を受け、接触子と
反対側(筒状ハウジングの他端側)に移動しようとする
。これにより、移動体が筒状ハウジングの他端側の方向
に直線的に押圧・移動されるが、その際、空気の一部は
第2空気経路から移動体の空気受け部に流れ込み、空気
受け部を介して移動体が筒状ハウジングの他端側に移動
する圧力を打ち消す。従って、全体として、移動体を筒
状ハウジングの他端側へ変位させる力は、発生せず、接
触子は正しい姿勢を保って被測定面に接触される。
第1空気経路から接触体のラジアル排気通路を介して排
気口に導かれ、外部に噴出し、接触子に付着した切粉,
切削油等の異物が除去される。また、加圧空気等が、筒
状ハウジングのガイドの、張出部の接触子側の隅部空間
に流入すると、接触体の張出部が圧力を受け、接触子と
反対側(筒状ハウジングの他端側)に移動しようとする
。これにより、移動体が筒状ハウジングの他端側の方向
に直線的に押圧・移動されるが、その際、空気の一部は
第2空気経路から移動体の空気受け部に流れ込み、空気
受け部を介して移動体が筒状ハウジングの他端側に移動
する圧力を打ち消す。従って、全体として、移動体を筒
状ハウジングの他端側へ変位させる力は、発生せず、接
触子は正しい姿勢を保って被測定面に接触される。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図4により本発明の実施例
に係わる接触検出装置ついて説明する。図において、1
は本実施例に係わる接触検出装置で、この接触検出装置
1は、筒状ハウジング2を有し、この筒状ハウジング2
には、被測定物Wと接触せしめられて平衡位置から変位
する接触体3と、この接触体3の回動変位により軸方向
に移動せしめられるロッド32を有してなる移動体4と
、この移動体4の移動を検知して接触信号を発するスイ
ッチ5と、上記接触体3が被測定物Wから離間した状態
において接触体3を元の平衡位置に復元する付勢部材6
とが主構成部品として内設されている。
に係わる接触検出装置ついて説明する。図において、1
は本実施例に係わる接触検出装置で、この接触検出装置
1は、筒状ハウジング2を有し、この筒状ハウジング2
には、被測定物Wと接触せしめられて平衡位置から変位
する接触体3と、この接触体3の回動変位により軸方向
に移動せしめられるロッド32を有してなる移動体4と
、この移動体4の移動を検知して接触信号を発するスイ
ッチ5と、上記接触体3が被測定物Wから離間した状態
において接触体3を元の平衡位置に復元する付勢部材6
とが主構成部品として内設されている。
【0012】以下、詳しく説明する。上記の筒状ハウジ
ング2は、前部円筒状ハウジング7と、ブロック体8と
、後部円筒状ハウジング9とから構成されている。後部
円筒状ハウジング9の軸方向後端側にはテーパシャンク
9aが形成され、また、複数のボルト10によりブロッ
ク体8が後部円筒状ハウジング9の軸方向前端面に固定
して取り付けられている。さらに、前部円筒状ハウジン
グ7の後端に形成した環状フランジ部11を複数のボル
ト12が貫通して、ブロック体8の軸方向前端面に前部
円筒状ハウジング7が固定して取り付けられている。
ング2は、前部円筒状ハウジング7と、ブロック体8と
、後部円筒状ハウジング9とから構成されている。後部
円筒状ハウジング9の軸方向後端側にはテーパシャンク
9aが形成され、また、複数のボルト10によりブロッ
ク体8が後部円筒状ハウジング9の軸方向前端面に固定
して取り付けられている。さらに、前部円筒状ハウジン
グ7の後端に形成した環状フランジ部11を複数のボル
ト12が貫通して、ブロック体8の軸方向前端面に前部
円筒状ハウジング7が固定して取り付けられている。
【0013】前部円筒状ハウジング7の一端側にボルト
により取り付けられた端壁部材13の中央には開口部1
4が形成され、端壁部材13はこの開口部14からこれ
と大気側とを連通する4本のラジアル排気孔15を有し
ている。各ラジアル排気孔15の排出口付近には外部よ
り切削粉やゴミ等が内部に侵入しないようにフィルタ作
用をする焼結金属エレメント16がそれぞれ設けられて
いる。
により取り付けられた端壁部材13の中央には開口部1
4が形成され、端壁部材13はこの開口部14からこれ
と大気側とを連通する4本のラジアル排気孔15を有し
ている。各ラジアル排気孔15の排出口付近には外部よ
り切削粉やゴミ等が内部に侵入しないようにフィルタ作
用をする焼結金属エレメント16がそれぞれ設けられて
いる。
【0014】そして、接触体3は、先端が前部円筒状ハ
ウジング7の端壁部材13から突出するように配置され
た接触子17と、この接触子17の基端側部分が挿入さ
れて取り付けられ、途中に張出部18を有するロケータ
19とから構成されている。ロケータ19の接触子17
の反対側の端部には、接触子17の軸を中心とする円錐
状の凹状端面19Aを有する玉受け部19Bが形成され
ている。
ウジング7の端壁部材13から突出するように配置され
た接触子17と、この接触子17の基端側部分が挿入さ
れて取り付けられ、途中に張出部18を有するロケータ
19とから構成されている。ロケータ19の接触子17
の反対側の端部には、接触子17の軸を中心とする円錐
状の凹状端面19Aを有する玉受け部19Bが形成され
ている。
【0015】接触子17の内部に空気供給通路17Aが
軸方向に沿って形成され、この空気供給通路17Aの先
端に連通する複数の空気噴出孔17Bが接触子17の先
端に設けられている。空気噴出孔17Bの方向は、空気
供給通路17Aに対して軸方向,上下方向,左右方向と
なっている。張出部18は、円板状に構成され、接触子
17にその中心軸線に直交して張り出すようにガイド2
3内に配置され、その外周は、接触子17の中心軸線上
にその中心Xを有し、その直径dが後述するガイド23
の内径よりも僅かに小さい球面とされている。このため
、張出部18の外周面18Aは、ガイド23の内側面2
3Aに微少な隙間をもって全周に亘って対向している。 しかも、この状態は、張出部18がガイド23の軸に直
角な方向に対して傾いても変わらない。
軸方向に沿って形成され、この空気供給通路17Aの先
端に連通する複数の空気噴出孔17Bが接触子17の先
端に設けられている。空気噴出孔17Bの方向は、空気
供給通路17Aに対して軸方向,上下方向,左右方向と
なっている。張出部18は、円板状に構成され、接触子
17にその中心軸線に直交して張り出すようにガイド2
3内に配置され、その外周は、接触子17の中心軸線上
にその中心Xを有し、その直径dが後述するガイド23
の内径よりも僅かに小さい球面とされている。このため
、張出部18の外周面18Aは、ガイド23の内側面2
3Aに微少な隙間をもって全周に亘って対向している。 しかも、この状態は、張出部18がガイド23の軸に直
角な方向に対して傾いても変わらない。
【0016】さらに、張出部18の接触子17の側の端
面外周部には断面円弧状の環状突出部18Bが形成され
、該環状突出部18Bは端壁部材13の内端面13Aに
付勢部材6の付勢力により接触されている。また、張出
部18においては、内部にその側面の吸入口20,20
から半径方向に向けて、ロケータ19の左側部分に形成
された中心軸線上の排気口21に至るラジアル排気通路
22,22が形成されている。
面外周部には断面円弧状の環状突出部18Bが形成され
、該環状突出部18Bは端壁部材13の内端面13Aに
付勢部材6の付勢力により接触されている。また、張出
部18においては、内部にその側面の吸入口20,20
から半径方向に向けて、ロケータ19の左側部分に形成
された中心軸線上の排気口21に至るラジアル排気通路
22,22が形成されている。
【0017】そして、前部円筒状ハウジング7は、端壁
部材13の内端面13Aから内側面23Aが軸方向に沿
って形成されたガイド23を有している。ガイド23の
内側面23Aには環状突部23Bが形成されている。前
部円筒状ハウジング7の周側壁24内に軸方向に沿って
2つの第1空気経路25,25が形成され、また、第1
空気経路25の一端開口25Aがガイド23内における
張出部18の接触子17側の空間に連通し、第1空気経
路25の他端開口25Bが、後述の円筒ブロック30の
他端側(前部円筒状ハウジング7の他端側)に形成した
環状溝26を介して、前部円筒状ハウジング7の環状フ
ランジ部11に形成された空気通路28に連通している
。前部円筒状ハウジング7の周側壁24には、前記環状
突部23Bの位置にフィルタの作用をする焼結金属エレ
メント25Cが内装された排気孔25Dが設けられ、こ
の排気孔25Dを介して第1空気経路25内は、大気と
連通している。
部材13の内端面13Aから内側面23Aが軸方向に沿
って形成されたガイド23を有している。ガイド23の
内側面23Aには環状突部23Bが形成されている。前
部円筒状ハウジング7の周側壁24内に軸方向に沿って
2つの第1空気経路25,25が形成され、また、第1
空気経路25の一端開口25Aがガイド23内における
張出部18の接触子17側の空間に連通し、第1空気経
路25の他端開口25Bが、後述の円筒ブロック30の
他端側(前部円筒状ハウジング7の他端側)に形成した
環状溝26を介して、前部円筒状ハウジング7の環状フ
ランジ部11に形成された空気通路28に連通している
。前部円筒状ハウジング7の周側壁24には、前記環状
突部23Bの位置にフィルタの作用をする焼結金属エレ
メント25Cが内装された排気孔25Dが設けられ、こ
の排気孔25Dを介して第1空気経路25内は、大気と
連通している。
【0018】前部円筒状ハウジング7の周側壁24に軸
方向に沿って第2空気経路29が形成され、その一端開
口29Aがガイド23内における張出部18の接触子1
7側の空間に連通し、その他端開口29Bが後述する移
動体4の一端側に設けた摺動部33の空気受け部34に
連通している。前部円筒状ハウジング7内には円筒ブロ
ック30が固定して設けられ、この円筒ブロック30内
に、前記移動体4のロッド部32が、円筒状のボールブ
ッシュ31を介して軸方向に摺動自在に設けられている
。円筒ブロック30の一端側にはシリンダ部30Aが形
成され、このシリンダ部30A内を、移動体4の一部と
してその一端に形成されてロッド部32に連続する摺動
部33の第1摺動部33Aが摺動するようになっている
。摺動部33は、先端側端面に円錐状凹部33Bを有す
る円柱ブロック体に構成されており、その先端に、第1
摺動面33Aより大径の第2摺動面33Cが形成され、
第2摺動面33Cは前記ガイド23内を軸方向に摺動す
るようになっている。
方向に沿って第2空気経路29が形成され、その一端開
口29Aがガイド23内における張出部18の接触子1
7側の空間に連通し、その他端開口29Bが後述する移
動体4の一端側に設けた摺動部33の空気受け部34に
連通している。前部円筒状ハウジング7内には円筒ブロ
ック30が固定して設けられ、この円筒ブロック30内
に、前記移動体4のロッド部32が、円筒状のボールブ
ッシュ31を介して軸方向に摺動自在に設けられている
。円筒ブロック30の一端側にはシリンダ部30Aが形
成され、このシリンダ部30A内を、移動体4の一部と
してその一端に形成されてロッド部32に連続する摺動
部33の第1摺動部33Aが摺動するようになっている
。摺動部33は、先端側端面に円錐状凹部33Bを有す
る円柱ブロック体に構成されており、その先端に、第1
摺動面33Aより大径の第2摺動面33Cが形成され、
第2摺動面33Cは前記ガイド23内を軸方向に摺動す
るようになっている。
【0019】そして、ガイド23の内側面23Aと移動
体4の摺動部33の第1摺動部33Aの外周面との間に
環状空間からなる空気受け部34が形成され、この空気
受け部34は、前記第2空気経路29,29の他端開口
29B,29Bに連通している。摺動部33の円錐状凹
部33Bの底部と、ロケータ19の玉受け部19Bの間
には球体35が挟持された状態で介装されている。
体4の摺動部33の第1摺動部33Aの外周面との間に
環状空間からなる空気受け部34が形成され、この空気
受け部34は、前記第2空気経路29,29の他端開口
29B,29Bに連通している。摺動部33の円錐状凹
部33Bの底部と、ロケータ19の玉受け部19Bの間
には球体35が挟持された状態で介装されている。
【0020】円筒ブロック30の他端側の端面30Bに
は、リング部材36の一端に形成された環状フランジ部
36Aが複数のボルト37を介して固定して取り付けら
れ、このリング部材36の内側面にスイッチ保持部材3
8が固定して取り付けられている。スイッチ保持部材3
8の一端側外周には、段部38Aが円周状に形成され、
この段部38Aと、移動体4のロッド部32に設けた円
板32Aとの間に前記付勢部材6が介装され、この付勢
部材6は移動体4を接触体3の方向に押圧している。
は、リング部材36の一端に形成された環状フランジ部
36Aが複数のボルト37を介して固定して取り付けら
れ、このリング部材36の内側面にスイッチ保持部材3
8が固定して取り付けられている。スイッチ保持部材3
8の一端側外周には、段部38Aが円周状に形成され、
この段部38Aと、移動体4のロッド部32に設けた円
板32Aとの間に前記付勢部材6が介装され、この付勢
部材6は移動体4を接触体3の方向に押圧している。
【0021】スイッチ保持部材38は、スイッチ支持金
具38Gがその他端側のフランジ38Hとスイッチ保持
部材38の他端側に取り付けた内周フランジ部38Bと
の間に設けたバネ材38Eを介して先端側に向けて押圧
された状態で軸方向に移動可能に設けられ、また、スイ
ッチ保持部材38の内周とスイッチ支持金具38Gの外
周との間には、オイルレスメタル38Dが介設されてい
る。
具38Gがその他端側のフランジ38Hとスイッチ保持
部材38の他端側に取り付けた内周フランジ部38Bと
の間に設けたバネ材38Eを介して先端側に向けて押圧
された状態で軸方向に移動可能に設けられ、また、スイ
ッチ保持部材38の内周とスイッチ支持金具38Gの外
周との間には、オイルレスメタル38Dが介設されてい
る。
【0022】スイッチ支持金具38Gのフランジ38H
には、ピン38Fが固定されており、該ピン38Fが、
スイッチ保持部材38にその軸に平行にあけた孔に挿通
され、スイッチ支持金具38Gがその周方向に廻らない
ようになっている。スイッチ保持部材38の貫通孔38
C内には、前記スイッチ5が挿入固定して設けられ、こ
のスイッチ5の先端に、移動体4のロッド部32の押圧
端32Bが当接するようになっている。スイッチ5に、
これと接続して導通する1対のリード線を内蔵する被覆
管39が接続されている。
には、ピン38Fが固定されており、該ピン38Fが、
スイッチ保持部材38にその軸に平行にあけた孔に挿通
され、スイッチ支持金具38Gがその周方向に廻らない
ようになっている。スイッチ保持部材38の貫通孔38
C内には、前記スイッチ5が挿入固定して設けられ、こ
のスイッチ5の先端に、移動体4のロッド部32の押圧
端32Bが当接するようになっている。スイッチ5に、
これと接続して導通する1対のリード線を内蔵する被覆
管39が接続されている。
【0023】ブロック体8には、開口孔40が筒状ハウ
ジング2の軸と平行な方向に貫通して形成され、ブロッ
ク体8の一側の端面には開口孔40の一方を塞ぐキャッ
プ部材41が設けられている。開口孔40の他端側内に
は、幅が広い環状溝42が形成されており、この環状溝
42内にOリング43を介してカラー44が、環状溝4
2内の端部と押え金具44Bとにより押圧された状態で
挟持されている。
ジング2の軸と平行な方向に貫通して形成され、ブロッ
ク体8の一側の端面には開口孔40の一方を塞ぐキャッ
プ部材41が設けられている。開口孔40の他端側内に
は、幅が広い環状溝42が形成されており、この環状溝
42内にOリング43を介してカラー44が、環状溝4
2内の端部と押え金具44Bとにより押圧された状態で
挟持されている。
【0024】カラー44内には共振体45が固定される
とともに、カラー44の本体に、共振体45の周りに、
フィルタの作用をする焼結金属エレメント46Aが内装
された4つの給気孔46が設けられ、この給気孔46の
一方は、開口孔40内に連通し、他方は外部に連通して
いる。また開口孔40は前記空気通路28と通路40A
を介して連通している。
とともに、カラー44の本体に、共振体45の周りに、
フィルタの作用をする焼結金属エレメント46Aが内装
された4つの給気孔46が設けられ、この給気孔46の
一方は、開口孔40内に連通し、他方は外部に連通して
いる。また開口孔40は前記空気通路28と通路40A
を介して連通している。
【0025】また、ブロック体8には、一端が開口孔4
0と連通し他端が後部円筒状ハウジング9の内部空間に
連通する貫通孔47が形成され、この貫通孔47内を、
これに塗布したシール材48に支持されて、前記被覆管
39が通り、さらに、被覆管39は開口孔40内で折り
曲げられ、共振体45に接続されている。被覆管39の
共振体と接続する部分の周りには、モールド材49が充
填されている。
0と連通し他端が後部円筒状ハウジング9の内部空間に
連通する貫通孔47が形成され、この貫通孔47内を、
これに塗布したシール材48に支持されて、前記被覆管
39が通り、さらに、被覆管39は開口孔40内で折り
曲げられ、共振体45に接続されている。被覆管39の
共振体と接続する部分の周りには、モールド材49が充
填されている。
【0026】ブロック体8のカラー44の端面44Aは
、共振体45から信号を受ける近接スイッチからなる受
信器に当接するようになっており、この受信器は、工作
機械の主軸頭側の受継ぎブラケットに取り付けられてい
る。次に、本実施例の作用を説明する。接触検出装置1
の使用時には、工作機械の制御軸を駆動して被測定物W
と接触検出装置1とを相対移動させて測定動作を行なう
が、接触検出装置1は、工作機械の工具貯蔵マガジン等
に収納されており、所要時に工具交換装置により該工具
貯蔵マガジン等により取り出されて工作機械の主軸頭の
主軸にシャンク9aが挿入されて取り付けられて使用さ
れる。このとき、主軸頭の受継ぎブラケットにブロック
体8のカラー44が挿入されて、工作機械の本体を経ず
に、受継ぎブラケットの受信器と共振体45とが微量の
隙間を介して対峙されるとともに、加圧空気等の洗浄流
体の供給源にカラー44の給気孔46が連通される。
、共振体45から信号を受ける近接スイッチからなる受
信器に当接するようになっており、この受信器は、工作
機械の主軸頭側の受継ぎブラケットに取り付けられてい
る。次に、本実施例の作用を説明する。接触検出装置1
の使用時には、工作機械の制御軸を駆動して被測定物W
と接触検出装置1とを相対移動させて測定動作を行なう
が、接触検出装置1は、工作機械の工具貯蔵マガジン等
に収納されており、所要時に工具交換装置により該工具
貯蔵マガジン等により取り出されて工作機械の主軸頭の
主軸にシャンク9aが挿入されて取り付けられて使用さ
れる。このとき、主軸頭の受継ぎブラケットにブロック
体8のカラー44が挿入されて、工作機械の本体を経ず
に、受継ぎブラケットの受信器と共振体45とが微量の
隙間を介して対峙されるとともに、加圧空気等の洗浄流
体の供給源にカラー44の給気孔46が連通される。
【0027】被測定物Wが、接触子17に接触していな
い時には、付勢部材6の付勢力により、ロケータ19の
張出部18の外周の環状突出部18Bは、端壁部材13
(ガイド23)の内端面13Aに円環状に接している。 そして、接触子17の軸線に直角な方向から、被測定物
Wが接近し、接触子17の先端に接触すると、ロケータ
19は、張出部18の中心Xを中心として回動する。こ
れにより、移動体4は、球体35を介して押圧力を受け
、図1,図2において右側に移動させられる。
い時には、付勢部材6の付勢力により、ロケータ19の
張出部18の外周の環状突出部18Bは、端壁部材13
(ガイド23)の内端面13Aに円環状に接している。 そして、接触子17の軸線に直角な方向から、被測定物
Wが接近し、接触子17の先端に接触すると、ロケータ
19は、張出部18の中心Xを中心として回動する。こ
れにより、移動体4は、球体35を介して押圧力を受け
、図1,図2において右側に移動させられる。
【0028】移動体4の移動により、その押圧端32B
がスイッチ5の先端を押圧すると、スイッチ5がオンに
なり、被覆管39内のリード線が導通し、共振体45か
ら送信信号が発っせられ、この送信信号を近接スイッチ
が受信することにより、被測定物Wの接触子17への接
触が検知される。そして、上記の動作において、空気通
路28から環状溝26を介して、空気等(通常の空気や
液体微粒子を含んだ空気)の洗浄流体が筒状ハウジング
2の第1空気経路25,25に導かれる。次いで、空気
等が、筒状ハウジング2の第1空気経路25,25から
張出部18のラジアル排気通路22,22を介して排気
口21に流れ、さらに、接触子17の空気供給通路17
Aを介して空気噴出孔17Bに至り、空気噴出孔17B
から接触子17の軸方向,上下方向,左右方向に噴出し
、接触子17の先端や被測定物Wに付着した切粉,切削
油等の異物は、空気等により適時吹き飛ばされ、除去さ
れる。
がスイッチ5の先端を押圧すると、スイッチ5がオンに
なり、被覆管39内のリード線が導通し、共振体45か
ら送信信号が発っせられ、この送信信号を近接スイッチ
が受信することにより、被測定物Wの接触子17への接
触が検知される。そして、上記の動作において、空気通
路28から環状溝26を介して、空気等(通常の空気や
液体微粒子を含んだ空気)の洗浄流体が筒状ハウジング
2の第1空気経路25,25に導かれる。次いで、空気
等が、筒状ハウジング2の第1空気経路25,25から
張出部18のラジアル排気通路22,22を介して排気
口21に流れ、さらに、接触子17の空気供給通路17
Aを介して空気噴出孔17Bに至り、空気噴出孔17B
から接触子17の軸方向,上下方向,左右方向に噴出し
、接触子17の先端や被測定物Wに付着した切粉,切削
油等の異物は、空気等により適時吹き飛ばされ、除去さ
れる。
【0029】一方、接触体17が被測定物Wに接触する
までの間においては、空気等が、筒状ハウジング2のガ
イド23における張出部18の接触子17側の環状の隅
部空間18Cに流入すると、その空気等の圧力により張
出部18は、接触子17と反対側に移動しようとする。 これにより、移動体4が筒状ハウジング2の他端側の方
向に直線的に押圧・移動されるが、その際、その空気等
の他の一部は、第2空気経路29,29を通って、移動
体4の摺動部33における空気受け部34内に流れ込む
。
までの間においては、空気等が、筒状ハウジング2のガ
イド23における張出部18の接触子17側の環状の隅
部空間18Cに流入すると、その空気等の圧力により張
出部18は、接触子17と反対側に移動しようとする。 これにより、移動体4が筒状ハウジング2の他端側の方
向に直線的に押圧・移動されるが、その際、その空気等
の他の一部は、第2空気経路29,29を通って、移動
体4の摺動部33における空気受け部34内に流れ込む
。
【0030】従って、空気受け部34内に流れ込んだ空
気等の圧力により、移動体4が筒状ハウジング2の一端
側に移動する圧力を受ける。空気受け部34の環状の断
面積は、張出部18の外周の円環状の面積とほぼ等しく
なっているので、移動体4を筒状ハウジング2の他端側
へ変位させる力が打ち消され、接触子17は正しい姿勢
を保持して被測定物Wに接触するに至る。
気等の圧力により、移動体4が筒状ハウジング2の一端
側に移動する圧力を受ける。空気受け部34の環状の断
面積は、張出部18の外周の円環状の面積とほぼ等しく
なっているので、移動体4を筒状ハウジング2の他端側
へ変位させる力が打ち消され、接触子17は正しい姿勢
を保持して被測定物Wに接触するに至る。
【0031】接触子17が被測定物Wに接触して張出部
18が傾斜すると、上記環状の隅部空間18Cの一部が
端壁部材13の開口部14に連通するので、一端開口2
5Aに供給された空気等の一部は、端壁部材13のラジ
アル排気孔15を介して焼結金属エレメント16から大
気に流出する。以上の如き構成によれば、筒状ハウジン
グ2の周側壁24の第1空気経路25,25から接触体
3のラジアル排気通路22,22を介して空気等を接触
子17に供給する空気流通経路が構成されているので、
空気流通経路として従来例のように接触体3の周りに位
置してその回動動作に影響を及ぼすベローズを採用する
必要がない。従って、かかる空気流通経路は接触体3の
回動動作に対して独立しており、接触体3の移動位置決
めを円滑且つ安定にし、精度を高くすることができる。
18が傾斜すると、上記環状の隅部空間18Cの一部が
端壁部材13の開口部14に連通するので、一端開口2
5Aに供給された空気等の一部は、端壁部材13のラジ
アル排気孔15を介して焼結金属エレメント16から大
気に流出する。以上の如き構成によれば、筒状ハウジン
グ2の周側壁24の第1空気経路25,25から接触体
3のラジアル排気通路22,22を介して空気等を接触
子17に供給する空気流通経路が構成されているので、
空気流通経路として従来例のように接触体3の周りに位
置してその回動動作に影響を及ぼすベローズを採用する
必要がない。従って、かかる空気流通経路は接触体3の
回動動作に対して独立しており、接触体3の移動位置決
めを円滑且つ安定にし、精度を高くすることができる。
【0032】また、空気等の一部が、第2空気経路29
,29から移動体4の空気受け部34に流れ込み、空気
受け部34を介して移動体4が筒状ハウジング2の他端
側に移動する圧力を打ち消す。従って、接触子17へ供
給する空気等の圧力の影響が移動体4に及ぶことがなく
、そのため、移動体4は接触子17の変位に応動して円
滑に軸方向に移動し、移動体4の押圧端32Bがスイッ
チ5に対して適格に接触し、スイッチ5を確実に作動さ
せることができる。
,29から移動体4の空気受け部34に流れ込み、空気
受け部34を介して移動体4が筒状ハウジング2の他端
側に移動する圧力を打ち消す。従って、接触子17へ供
給する空気等の圧力の影響が移動体4に及ぶことがなく
、そのため、移動体4は接触子17の変位に応動して円
滑に軸方向に移動し、移動体4の押圧端32Bがスイッ
チ5に対して適格に接触し、スイッチ5を確実に作動さ
せることができる。
【0033】また、接触検出装置1と工作機械の主軸頭
に設置された受信器との信号伝達を近接スイッチと共振
体とで行なうため、接触検出装置1を支持する主軸とこ
れを支える主軸頭や工作機械本体との間の電気導通を介
して接触検出の電気回路を構成する必要がなく、従って
、機械の摺動面等に介在する潤滑油膜等による電気導通
の妨げを受けることなく信号伝達が行なわれて、接触検
出動作が確実に行なえる。
に設置された受信器との信号伝達を近接スイッチと共振
体とで行なうため、接触検出装置1を支持する主軸とこ
れを支える主軸頭や工作機械本体との間の電気導通を介
して接触検出の電気回路を構成する必要がなく、従って
、機械の摺動面等に介在する潤滑油膜等による電気導通
の妨げを受けることなく信号伝達が行なわれて、接触検
出動作が確実に行なえる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筒状ハウジングの周側壁の第1空気経路から接触体のラ
ジアル排気通路を介して空気等を接触子に供給する空気
流通経路が構成されているので、空気流通経路として従
来例のように接触体の周りに位置してその回動動作に影
響を及ぼすベローズを採用する必要がない。従って、か
かる空気流通経路は接触体の回動動作に対して独立して
おり、接触体の変位を安定に行なわせ、接触の検出精度
を高くすることができる。
筒状ハウジングの周側壁の第1空気経路から接触体のラ
ジアル排気通路を介して空気等を接触子に供給する空気
流通経路が構成されているので、空気流通経路として従
来例のように接触体の周りに位置してその回動動作に影
響を及ぼすベローズを採用する必要がない。従って、か
かる空気流通経路は接触体の回動動作に対して独立して
おり、接触体の変位を安定に行なわせ、接触の検出精度
を高くすることができる。
【0035】また、空気等の一部が、第2空気経路から
移動体の空気受け部に流れ込み、空気受け部を介して移
動体は筒状ハウジングの他端側に移動する圧力を打ち消
す。従って、接触子へ供給する空気等の圧力の影響が移
動体に及ぶことがなく、そのため、移動体は円滑に接触
子の変位に応動して移動してその先端がスイッチに対し
て適格に接触し、スイッチを確実に作動させて接触検出
の動作を確実に行なうことができる効果を奏する。
移動体の空気受け部に流れ込み、空気受け部を介して移
動体は筒状ハウジングの他端側に移動する圧力を打ち消
す。従って、接触子へ供給する空気等の圧力の影響が移
動体に及ぶことがなく、そのため、移動体は円滑に接触
子の変位に応動して移動してその先端がスイッチに対し
て適格に接触し、スイッチを確実に作動させて接触検出
の動作を確実に行なうことができる効果を奏する。
【図1】本発明の実施例に係わる接触検出装置の左半分
の部分の縦断面図である。
の部分の縦断面図である。
【図2】同接触検出装置の右半分の部分の縦断面図であ
る。
る。
【図3】同接触検出装置の正面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
1 接触検出装置
2 筒状ハウジング
3 接触体
4 移動体
5 スイッチ
6 付勢部材
13 端壁部材
13A 内端面
14 開口部
17 接触子
18 張出部
21 排気口
22 ラジアル排気通路
23 ガイド
23A 内側面
24 周側壁
25 第1空気経路
25A 一端開口
25B 他端開口
29 第2空気経路
29A 一端開口
29B 他端開口
33 摺動部
34 空気受け部
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側に、中央に開口部が形成された
端壁部材が設けられ、この端壁部材の内端面から内側面
が軸方向に沿って形成されたガイドとを有する筒状ハウ
ジングと、先端が筒状ハウジングの一端側の端壁部材か
ら突出するように配置された棒状の接触子と、この接触
子にその軸線に直交して張り出すようにガイド内に配置
され内部に側面の吸入口から中心軸の排気口に至るラジ
アル排気通路が形成された張出部とを有し、張出部の中
心を中心として回動する接触体と、筒状ハウジング内に
接触体の回動変位を受けてその軸線方向に移動自在に設
けられ、筒状ハウジングの一端側の方向に押圧される圧
力を受けるための空気受け部が外周面に形成された摺動
部を一端側に有する移動体と、筒状ハウジングの周側壁
に軸方向に沿って形成され、一端開口がガイド内におけ
る接触体の張出部の接触子側の空間に連通するとともに
他端開口が加圧空気等の供給源に連通する第1空気経路
と、筒状ハウジングの周側壁に軸方向に沿って形成され
一端開口がガイド内における接触体の張出部の接触子側
の空間に連通するとともに他端開口が移動体の摺動部の
空気受け部に連通する第2空気経路と、筒状ハウジング
内に設けられ、移動体を接触体側に押すことにより接触
体の張出部の端面をガイドの内端面に押し付ける付勢部
材と、接触体の回動変位に伴なう移動体の直線移動を検
知するスイッチとを備えていることを特徴とする接触検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13631291A JPH07113537B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 接触検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13631291A JPH07113537B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 接触検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361108A true JPH04361108A (ja) | 1992-12-14 |
JPH07113537B2 JPH07113537B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=15172261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13631291A Expired - Lifetime JPH07113537B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 接触検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113537B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009526979A (ja) * | 2006-02-16 | 2009-07-23 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 機械部品の径方向寸法をチェックするためのゲージ |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP13631291A patent/JPH07113537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009526979A (ja) * | 2006-02-16 | 2009-07-23 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 機械部品の径方向寸法をチェックするためのゲージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113537B2 (ja) | 1995-12-06 |
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