JPH04361024A - ポリウレタン、ポリウレア分散樹脂シートの製造方法 - Google Patents

ポリウレタン、ポリウレア分散樹脂シートの製造方法

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JPH04361024A
JPH04361024A JP3136275A JP13627591A JPH04361024A JP H04361024 A JPH04361024 A JP H04361024A JP 3136275 A JP3136275 A JP 3136275A JP 13627591 A JP13627591 A JP 13627591A JP H04361024 A JPH04361024 A JP H04361024A
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JP
Japan
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polyurethane
polyol
diisocyanate
foam
manufacture
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JP3136275A
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Kaoru Ueno
上 野   薫
Seijiro Sakai
境   誠二郎
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリウレタンウレアフォ
ームを加熱圧縮してポリウレタンウレア樹脂シートを製
造する方法に関するものであり、ポリウレタンウレアフ
ォームの再生処理に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】当業者間で公知のポリウレタンウレアフ
ォームは、ポリオール、有機ポリイソシアネート、水を
含む発泡剤、触媒、シリコーン整泡剤、及びその他の助
剤を反応させて得られる。この時、ポリオールと有機ポ
リイソシアネートの反応によりポリウレタンが、また水
と有機ポリイソシアネートとの反応によりポリウレアが
生成する。このように両反応が競争反応的に進むことに
より得られたポリウレタンウレアフォームは、ポリウレ
タンとポリウレアが分散した発泡体樹脂と言うことが出
来る(以下、ポリウレタンウレアフォームを単にポリウ
レタンフォームと略す)。
【0003】ポリウレタンフォームの加熱圧縮方法に関
しては、ポリウレタンフォームを温度200℃前後、圧
力20Kg/cm2 以下の比較的低圧下に、熱プレス
機械により熱圧縮する、いわゆる熱プレス法が公知であ
る(「ポリウレタン樹脂ハンドブック」日刊工業新聞社
編、173ページ)。この方法では密度0.03〜0.
1g/cm3 の低発泡体シートが得られ、車両用シー
ト、寝具、事務機械用部材等に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリウレタ
ンフォームの高圧下の加熱圧縮方法により、産業上有用
な高強度シートを製造し、特にポリウレタンフォーム廃
材の再利用法として新たな有用な方法を提供するもので
ある。従来ポリウレタンフォームの廃材は、機械的にチ
ップ化して利用する方法、化学的処理法、焼却法等によ
り処理されているが、いずれも実用上問題が多く、有効
な利用方法の開発が待望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題の
解決を目的として、ポリウレタンフォームの高圧下の加
熱圧縮により高密度化シートを製造する方法について鋭
意検討した結果、圧力50〜500Kg/cm2 、温
度180〜250℃の条件下で加熱圧縮した場合密度0
.4〜1.3g/cm3で寸法安定性が良好であり、か
つ引張、引裂強度が圧縮前のポリウレタンフォームに比
べて著しく向上した強靱な機械強度を有する樹脂シート
が得られることを発見し、本発明に到達した。
【0006】圧力は50〜500Kg/cm2 、より
好ましくは100〜300Kg/cm2 が適当である
。圧力が50Kg/cm2 未満では、得られたシート
が十分な強度を示さず、また圧縮後徐々に厚さが増加し
、不安定な物性を有する製品となる。圧力が500Kg
/cm2 より高い場合には、それ以下の場合に比べて
機械物性が向上しないばかりか、フォームによっては2
00℃前後の温度においても熱分解が発生するものもあ
り、好ましくない結果となる。
【0007】温度は180〜250℃が適当である。1
80℃未満ではポリウレタンフォームの溶融、又は焼結
が十分に発生せず、十分な強度を有するシートが得られ
ず、250℃より高いとポリウレタンフォームの熱分解
が急速に発生し、十分な強度のシートが得られないと共
に、はなはだしい場合には発煙、発火の危険性があるた
め好ましくない。
【0008】本発明で使用されるポリウレタンフォーム
は、いかなる形状のものでも良く、チップ状に粉砕、又
は裁断したものでも良い。樹脂シートの密度は、圧力、
又はフィラーの添加により任意に変えることが出来る。 熱圧縮時間は任意に選択できるが、通常10〜60秒で
十分である。熱圧縮の形式は通常の熱プレス機を使用す
ることも出来るし、連続的に熱ロールにより押し出すこ
とも可能である。
【0009】ポリウレタンフォームは公知の方法で得ら
れるものがすべて本発明の対象となる。以下にポリウレ
タンフォームの製造について述べる。
【0010】ポリオールの例としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ト
リメチレングリコール、1,3−及び1,4−ブタンジ
オール等の単量体ポリオール、トリエタノールアミン、
ジエタノールアミン等のアルカノールアミン類、又、開
始剤として、水やエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール
、1,3−及び1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、1,1
0−デカンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール
、2−ブテン−1,4−ジオール、3−シクロヘキサン
−1,1−ジメタノール、4−メチル−3−シクロヘキ
サン−1,1−ジメタノール、3−メチレン−1,5−
ペンタンジオール、(2−ヒドロキシエトキシ)−1−
プロパノール−4−(2−ヒドロキシエトキシ)−1−
ブタノール、5−(2−ヒドロキシプロポキシ)−1−
ペンタノール、1−(2−ヒドロキシプロポキシ)−2
−オクタノール、3−アリロキシ−1,5−ペンタンジ
オール、2−アリロキシメチル−2−メチル−1,3−
ペンタンジオール、〔(4,4−ペンチロキシ)−メチ
ル〕−1,3−プロパンジオール、3−(o−プロペニ
ルフェノキシ)−1,2−プロパンジオール、2,2’
−ジイソプロピリデンビス(p−フェニレンオキシ)ジ
エタノール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオ
ール、1,1,1−トリメチロールエタン、1,1,1
−トリメチロールプロパン、3−(2−ヒドロキシエト
キシ)−1,2−プロパンジオール、3−(2−ヒドロ
キシプロピル)−1,2−プロパンジオール、2,4−
ジメチル−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−メチルペ
ンタンジオール−1,5,1,1,1−トリス〔(2−
ヒドロキシ)メチル〕エタン、1,1,1−トリス〔(
2−ヒドロキシプロピル)−メチル〕プロパン、ペンタ
エリスリット、ソルビット、ショ糖、乳糖、α−メチル
グリコシド、α−ヒドロキシアルキルグリコシド、ノボ
ラック樹脂、フェノール−アニリン−ホルムアルデヒド
三次元縮合生成物、アニリン−ホルムアルデヒド縮合生
成物、カプロラクトン類、エチレンジアミン、ジエチレ
ントレアミン、トリエチレンテトラミン等の脂肪族ポリ
アミン、メチレンオルソクロルアニリン、4,4’−ジ
フェニルメタンジアミン、アニリン、2,4−トリレン
ジアミン、2,6−トリレンジアミン等の芳香族ポリア
ミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン等の
アルカノールアミン類などにエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、テトラヒドロ
フラン、スチレンオキサイド等の1種又は2種以上を付
加せしめて得られるポリエーテルポリオール類、又はポ
リテトラメチレンエーテルグリコール、又、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、トリメチレングリコール、1,3−及び1,4−ブタ
ンジオール、テトラメチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレン
グリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリット、ソルビット等の少なくとも2個のヒ
ドロキシル基を有する化合物の1種又は2種以上と、マ
ロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、
ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フタル酸、テレフ
タル酸、トリメリット酸、ヘミメリット酸等の少なくと
も2個のカルボキシル基を有する化合物の1種又は2種
以上とからのポリエステルポリオール、又はポリカプロ
ラクトン等の環状エステルの開環重合体類、さらに特公
昭39−24734号、特公昭41−3473号、特公
昭43−22108号、特公昭44−8230号、特公
昭47−47597号、特公昭47−47999号、特
開昭48−34991号、特開昭51−50398号、
特開昭51−70286号、特開昭52−11249号
、特開昭53−4092号、特開昭53−13700号
、特開昭54−64264号、特開昭53−78297
号、特開昭54−133599号、特開昭55−598
8号に記載のポリエーテルポリオール及び/又はポリエ
ステルポリオール中でエチレン性不飽和化合物をグラフ
ト重合させて得られる、いわゆるポリマーポリオール組
成物があり、かかる組成物を調製するのに適当なエチレ
ン性不飽和化合物にはアクリロニトリル、スチレン等が
ある。さらに、1,2−ポリブタジエンポリオール、1
,4−ポリブタジエンポリオールが用いられる。上に述
べた各種のポリオールの、ヒドロキシル基価の好ましい
範囲は、10〜150mgKOH/gであって、これら
のポリオールは、単独でまたは混合して用いられる。
【0011】有機ポリイソシアネートの例としては、2
,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジ
イソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネートと
2,6−トリレンジイソシアネートの異性体比が80/
20(TDI−80)、65/35(TDI−65)の
混合物、粗トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート、ポリフェニルメチレ
ンポリイソシアネート(粗MDI)、カルボジイミド基
などで変性した種々の公知の変性ジフェニルメタン−4
,4’−ジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネ
ート、トリジンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート
、ビス(2−イソシアナトエチル)カルボネート、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−テトラ
メチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレンジ
イソシアネート、クメン−2,4−ジイソシアネート、
4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、
4−ブロム−1,3−フェニレンジイソシアネート、4
−エトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、2
,4’−ジイソシアナトジフェニルエーテル、5,6−
ジメチル−1,3−フェニレンジイソシアネート、2,
4−ジメチル−1,3−フェニレンジイソシアネート、
ビス−5,6−(2−イソシアナトエチル)ビシクロ〔
2,2,1〕ヘプト−2−エン、ベンジジンジイソシア
ネート、4,6−ジメチル−1,3−フェニレンジイソ
シアネート、9,10−アントラセンジイソシアネート
、4,4’−ジイソシアナトジベンジル、3,3’−ジ
メチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、
2,6−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニ
ル、2,4−ジイソシアナトスチルベン、3,3’−ジ
メチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニル、1,4
−アントラセンジイソシアネート、2,5−フルオレン
ジイソシアネート、1,8−ナフタレンジイソシアネー
ト、2,6−ジイソシアナトベンゾフラン、2,4,6
−トリエントリイソシアネート、また、これらイソシア
ネートの2量体、3量体、これら有機イソシアネート化
合物と、前述の活性水素を持つ化合物からのNCO基末
端のプレポリマーで、これらは単独で、又は混合して用
いる。イソシアネート成分の使用量(ウレタンプレポリ
マーの調製に用いる分を含む)は、特に制限はないが前
記ポリオール成分の他、ウレタン発泡体において架橋剤
として適宜に用いられるアミン化合物を含む活性水素化
合物に対するイソシアネート基の当量比(NCO/H当
量比)が、0.70〜1.40、好ましくは0.8〜1
.1となる範囲が適当である。
【0012】触媒の例としては、アミン系ウレタン化触
媒(トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリイソ
プロパノールアミン、トリオクチルアミン、トリブチル
アミン、ヘキサデシルジメチルアミン、N−メチルモル
ホリン、N−エチルモルホリン、N−オクタデシルモル
ホリン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン
、N,N−ジメチルジエタノールアミン、ジエチレント
リアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルプロピレ
ンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルブタン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3
−ブタンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル
ヘキサメチレンジアミン、ビス〔2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)エチル〕エーテル、N,N−ジメチルベンジ
ルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N
,N,N’,N’,N’−ペンタメチルジエチレントリ
アミン、トリエチレンジアミン、トリエチレンジアミン
のギ酸塩及びその他の塩、1級及び2級アミンのオキシ
アルキレン付加物、N,N−ジアルキルピペラジンのよ
うなアザ化合物、種々のN,N’,N’−トリアルキル
アミノアルキルヘキサヒドロキシトリアジン類、特公昭
52−43517号のβ−アミノカルボニル触媒、特公
昭53−14279号のβ−アミノニトリル触媒、特開
昭59−191743号の1級アミンの炭酸塩等)、有
機金属系ウレタン化触媒(酢酸錫、オクチル酸錫、オレ
イン酸錫、ラウリル酸錫、ジブチル錫ジラウレート、ジ
ブチル錫ジクロライド、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、
ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸コバルト等)等がある
【0013】発泡剤は水、トリクロロモノフロオロメタ
ン、ジクロロジフルオロメタン、メチレンクロライド、
トリクロロトリフルオロエタン、ジブロモテトラオロエ
タン、トリクロロエタン、ペンタン、n−ヘキサン、ジ
クロロトリフルオロエタン、ジクロロフルオロエタン、
1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、2,2−ジク
ロロ−1,1,1−トリフルオロエタン等公知のものが
用いられる。
【0014】整泡剤の例としては、日本ユニカー社製の
L−520、L−532、L−540、L−544、L
−550、L−355、L−5305、L−5307、
L−5309、L−5710、L−5720、L−57
40M、L−6202等であり、トーレ・シリコーン社
製のSH−190、SH−192、SH−194、SH
−200、SRX−253、SRX−274c、SF−
2961、SF−2962、SRX−280A、SRX
−294A等であり、信越シリコーン社製のF−114
、F−121、F−122、F−220、F−230、
F−258、F−260B等であり、ゴールドシュミッ
ト社製ではB−4113等がある。これら整泡剤の使用
量は、ポリオール成分100部に対して、0.1〜10
.0部、好ましくは0.1〜5.0部である。その他必
要により、塗料、着色剤、難燃剤、フィラーなどを含有
せしめることができる。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき、詳細に説明す
る。例中に使用されている略語の意味は次の通りである
。 ポリオールA:グリセリンにプロピレンオキサイド及び
エチレンオキサイドを付加重合して得た、ヒドロキシル
基価54mgKOH/gのポリエーテルポリオール。 ポリオールB:ペンタエリスリトールにプロピレンオキ
サイド及びエチレンオキサイドを付加重合して得た、ヒ
ドロキシル基価34mgKOH/gのポリエーテルポリ
オール。 ポリオールC:グリセリンにプロピレンオキサイドとエ
チレンオキサイドを付加重合して得た、ヒドロキシル基
価27mgKOH/gのポリエーテルポリオール。 ポリオールD:グリセリンにプロピレンオキサイドとエ
チレンオキサイドを付加重合して得た、ヒドロキシル基
価34mgKOH/gのポリエーテルポリオールにポリ
アクリロニトリルを重合して得たヒドロキシル基価28
mgKOH/gのポリマー。 ポリオールE:グリセリンにプロピレンオキサイドを付
加重合して得た、ヒドロキシル基価56mgKOH/g
のポリエーテルポリオール。 イソシアネートA:2,4−トリレンジイソシアネート
80重量%と、2,6−トリレンジイソシアネート20
重量%の混合物。 イソシアネートB:イソシアネートA80重量%と粗製
ジフェニルメタンジイソシアネート20重量%の混合物
(NCO基含有率45重量%)。 イソシアネートC:純ジフェニルメタンジイソシアネー
ト63重量%、粗製ジフェニルメタンジイソシアネート
30重量%、イソシアネートA7重量%の混合物(NC
O基含有率34重量%)。 TEDA:トリエチレンジアミン。 DMEA:N,N、ジメチルエタノールアミン。 DEA:ジエタノールアミン。 NiAx  A−1:ユニオンカーバイト社製アミン触
媒。 Dabco  X−DM:サンアプロ社製アミン触媒。 L−5740s:日本ユニカー社製シリコーン整泡剤。 L−5309:日本ユニカー社製シリコーン整泡剤。 SRX−2740:トーレ・シリコーン社製整泡剤。 L−580:日本ユニカー社製シリコーン整泡剤。 ポリウレタンフォームの製造方法及びそのフォーム物性
を示す例を参考例(1〜4)として表1に示す。次に実
施例2〜15を表2に示す。以下、各例について説明す
る。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】実施例1 参考例1で得られたポリウレタンフォームAを10cm
×10cm×4cmに切断し、熱プレス機により圧力1
20Kgf/cm2 、温度200℃にて30秒圧縮し
た。熱圧縮後のシートは半透明状であり、密度1.1g
/cm3 、硬度:ショアーA(ASTM)85、引張
強度120Kg/cm2 、引裂強度46Kg/cm、
伸び215%を示した。また圧縮一週間後のシートの厚
み変化は、まったく見られなかった。
【0020】実施例2〜15 ポリウレタンフォームA〜Dを表−2に示す条件で熱圧
縮を行った。得られたシートの物性を表2に示す。また
圧縮一週間後のシートの厚み変化は、実施例2〜15と
もにまったく見られなかった。
【0021】比較例1 参考例1で得られたポリウレタンフォームA(10cm
×10cm×4cm)を熱プレス機により、圧力200
Kgf/cm2 、温度260℃にて圧縮した。圧縮後
5秒後に発煙が発生した。ただちに取り出したところ、
成型シート表面は黒かっ色に酸化されていた。
【0022】比較例2 参考例1で得られたポリウレタンフォームA(10cm
×10cm×4cm)を熱プレス機により、圧力200
Kgf/cm2 、温度160℃にて1分間圧縮した。 圧縮直後のシートは厚さ0.2cm、密度0.60g/
cm3 であったが、一週間後に厚さ0.5cm、密度
0.23g/cm3 まで回復してしまった。
【0023】比較例3 参考例1で得られたポリウレタンフォームA(10cm
×10cm×4cm)を熱プレス機により、圧力30K
gf/cm2 、温度200℃にて1分間圧縮した。圧
縮直後のシートは厚さ1.2cm、密度0.10g/c
m3 であったが、一週間後に厚さ1.75cm、密度
0.07g/cm3 まで回復してしまった。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法によれば、従来その再生利
用方法が課題であったポリウレタンフォームを一定の条
件下で熱圧縮するという非常に簡便な方法で、寸法安定
性が良く、強靱な機械物性を有するポリウレタン、及び
ポリウレア分散シートを容易に製造することが出来るの
で、その産業上の利用価値は非常に大きい。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリオール、有機ポリイソシアネート
    、触媒、整泡剤、発泡剤及びその他の助剤を反応させて
    得られるポリウレタンウレアフォームを、圧力50〜5
    00Kg/cm2f、温度180〜250℃の条件下で
    熱圧縮を行い、ポリウレタン、ポリウレア分散樹脂シー
    トを製造する方法。
  2. 【請求項2】  ポリオールがポリエーテルポリオール
    類、ポリマーポリオール類、ポリエステルポリオール類
    、環状エステルの開環重合体及びそれらの混合物からな
    る群から選ばれたものである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  ポリオールが10〜150mgKOH
    /gのヒドロキシル基価を有するものである請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】  有機ポリイソシアネートのイソシアナ
    ト基とポリオールの活性水素との当量比が0.7:1.
    0〜1.4:1.0である請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  触媒としてアミン系触媒及び有機金属
    系ウレタン化触媒からなる群から選ばれるものを用いる
    請求項1記載の方法。
JP3136275A 1991-06-07 1991-06-07 ポリウレタン、ポリウレア分散樹脂シートの製造方法 Pending JPH04361024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516622A (ja) * 2008-02-26 2011-05-26 エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド 一体化層状ウレタン製品を作製するためのプロセス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011516622A (ja) * 2008-02-26 2011-05-26 エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド 一体化層状ウレタン製品を作製するためのプロセス

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