JPH04360748A - スピンドル台冷却装置 - Google Patents

スピンドル台冷却装置

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Publication number
JPH04360748A
JPH04360748A JP16362091A JP16362091A JPH04360748A JP H04360748 A JPH04360748 A JP H04360748A JP 16362091 A JP16362091 A JP 16362091A JP 16362091 A JP16362091 A JP 16362091A JP H04360748 A JPH04360748 A JP H04360748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
spindle
coolant
temperature
cooling liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP16362091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Fukami
靖彦 深見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マシニングセンタや
旋盤等の工作機械において、ビルトインモータ形式とし
たスピンドル台の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マシニングセンタや旋盤等の工作
機械において、スピンドル回転速度の高速化に対応すべ
く、モータとスピンドルとを一体化したビルトインモー
タ形式のスピンドル台が採用されている。しかし、この
方式を採用すると、軸受部の発熱とモータ部の発熱とが
加わるため、熱変位対策が重要な課題となる。
【0003】そのため従来、図4に示すように、スピン
ドル台51のモータ部52と軸受部53とに冷却液のジ
ャケット54,55を設けたものが提案されている。こ
れらジャケット54,55は、各々別個の冷却液冷却装
置56,57から冷却液を循環させるようにしてある。
【0004】各冷却液冷却装置56,57は、各々温度
センサ58,59の検出温度や、戻り液の温度センサ6
0による検出温度に応じて、冷却液温度が設定温度範囲
に維持されるように温度制御を行う。温度センサ58,
59は、機体の比較的安定した場所に設ける場合と、室
温を検出する位置に設ける場合とがある。制御方式は、
一般には制御の容易なオンオフ制御が採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の従来例では、モ
ータ部52と軸受部53とに、各々別個の冷却液冷却装
置56,57を用いているため、運転条件や周囲温度等
によって変化する各部52,53の温度状態に応じて、
適切な冷却が行える。しかし、2台の独立した冷却液冷
却装置56,57が必要であるため、構造が複雑でコス
ト高になるという問題点がある。
【0006】この発明の目的は、構造の簡易化が図れ、
かつスピンドル台各部の適切な冷却が図れるスピンドル
台冷却装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。このスピンドル台冷却
装置は、モータ(5)のロータ(6)とスピンドル(2
)とを一体化して組込んだスピンドル台(1)に適用す
る。このスピンドル台(1)のモータ部(1a)および
軸受部(1b)に冷却液のジャケット(8),(9)を
各々設け、両ジャケット(8),(9)に直列に冷却液
を循環させる冷却液路(14)を設ける。この液路(1
4)内の冷却液は冷却装置(15)で冷却するようにす
る。前記冷却液路(14)に、一方のジャケット(9)
と並列にバイパス路(17)を設け、このバイパス路(
17)と前記一方のジャケット(9)側とに、温度状態
に応じて流れ経路を切り換える液路切換装置(27)を
設ける。
【0008】
【作用】この構成によると、液路切換装置(27)で流
れ経路を切り換えることにより、冷却液が両ジャケット
(8),(9)を直列に流れる流れパターンと、片方の
ジャケット(8)のみを流れる流れパターンとの2種類
のパターンが選択できる。そのため、温度条件によって
これらの流れパターンを使い分けることにより、モータ
部(1a)と軸受部(1b)との適切な冷却が図れる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図2はスピンドル台の断面図である。ス
ピンドル台1は、マシニングセンタの主軸頭となるもの
であり、コラム(図示せず)に昇降可能に設置される。 スピンドル台1には、先端に工具取付孔2aを有するス
ピンドル2が複数個の前部軸受3および後部軸受4で支
持され、かつビルトイン形式のモータ5が組み込まれて
いる。モータ5は、スピンドル2と一体に設けられたロ
ータ6と、スピンドル台1に直接に設置されたステータ
7とで構成される。
【0010】スピンドル1のモータ5を設置したモータ
部1a、および前部軸受3を配置した軸受部1bに、各
々冷却液のジャケット8,9が設けられている。これら
ジャケット8,9は、各々螺旋状流路8a,9aを設け
たものであり、その流路両端に入口10,11および出
口12,13が設けてある。
【0011】図1に示すように、両ジャケット8,9は
、液路部分14a〜14cからなる冷却液路14で直列
に配管接続され、冷却液路14の両端は冷却液冷却装置
15に接続されている。冷却液冷却装置15は、冷却液
を冷却する冷却部およびポンプを備えたものであり、冷
却部の温度制御等を行う制御回路16が付設してある。 冷却液路14の冷却液にはオイル等が使用される。
【0012】冷却液路14には、軸受部1b側のジャケ
ット9と並列にバイパス路17が分岐して設けてあり、
分岐部14dの下手側部分とバイパス路17とに、開閉
弁からなる電磁弁18,19が設けてある。また、バイ
パス路17には逆止弁20が設けてある。
【0013】制御回路16は、液温制御手段21と流路
切換指令手段22とで構成される。液温制御手段21は
、各部の温度センサ23〜25の温度検出値を設定基準
で総合判断し、吐出冷却液の温度が設定範囲に維持され
るように、冷却液冷却装置15の冷却部をオンオフ制御
するものである。前記温度センサ23,24はスピンド
ル台1のモータ部1aおよび軸受部1bに各々設けられ
、温度センサ25は冷却液路14の戻り部に液温センサ
として設けられている。
【0014】流路切換指令手段22は、冷却液冷却装置
15の吐出部の冷却液温度を検出する温度センサ26の
検出値に応答して、各電磁弁18,19に制御信号を出
力する手段である。これら電磁弁18,19と、吐出部
の温度センサ26と、流路切換指令手段22とにより、
液路切換装置27が構成される。
【0015】上記構成の動作を説明する。図3は図1の
冷却液冷却装置15から吐出される冷却液の温度を示す
。制御回路16の温度制御手段21は、図3の温度範囲
Ta内に冷却液温度が維持されるように温度制御を行う
。温度曲線aは、一般には同図に示すように揺らぎが生
じる。
【0016】吐出冷却液の温度が、前記温度範囲Taの
うちの低温範囲Tbにあるときは、流路切換指令手段2
2の指令により、バイパス路17の電磁弁19が閉、他
方の電磁弁18が開になる。そのため、冷却液冷却装置
15から吐出された冷却液は、スピンドル台1の軸受部
1bのジャケット9、およびモータ部1aのジャケット
8を順次通って冷却液冷却装置15に戻る。
【0017】吐出冷却液の温度が、低温範囲Tbよりも
高温であるときは、バイパス路17の電磁弁19が開、
他方の電磁弁18が閉になる。そのため、冷却液はバイ
パス路17を通ってモータ部1a側のジャケット8のみ
を流れ、冷却液冷却装置15に戻る。
【0018】このように、冷却液冷却装置15から吐出
される冷却液温度が高い場合は、モータ部1aのジャケ
ット8のみに冷却液を流すので、冷却液温度が高くても
、発熱量の多いモータ部1aを充分に冷却することがで
きる。軸受部1bはモータ部1aに比べて発熱量が少な
いため、前記のように冷却液温度が低い場合のみ冷却液
をジャケット9に循環させるようにしても、必要な冷却
が充分に行える。また、温度の低い冷却液のみをジャケ
ット9に循環させるので、温度の高い冷却液によって軸
受部1bを逆に昇温させるような不都合もなくなる。 例えば、負荷 5.5kw、回転数1,200rpm.
 の連続回転の条件下では、軸受部1bの発熱量は 1
00kcal/h、モータ部1aの発熱量は2.000
 kcal/hとなる。そのため、低温範囲Tbよりも
高温の冷却液をジャケット9に循環させると、軸受部1
bを昇温させる可能性も十分に考えられるが、前記のよ
うに低温範囲Tbの冷却液のみをジャケット9に循環さ
せることにより、このような支障がなくなる。
【0019】このスピンドル台冷却装置は、このように
冷却液の流れパターンを冷却液温度によって使い分ける
ことにより、スピンドル台1の全体を適切に冷却するこ
とができる。また、冷却液冷却装置15は1台で済むた
め、構造が簡単で安価に製造できる。
【0020】なお、前記実施例ではモータ部1aのジャ
ケット8に常時冷却液を流し、軸受部9のジャケット9
には低温時のみ流すようにしたが、スピンドル台1の構
成の違いや発熱条件によっては、前記と逆に軸受部1b
のジャケット9に常時冷却液を流すようにしても良い。 また、冷却液の流れ方向を前記と逆にし、モータ部1a
側のジャケット8から軸受部1b側のジャケット9に流
れるように構成しても良い。
【0021】また、前記2個の電磁弁18,19は、1
個の方向切換弁からなる電磁弁に変えることもできる。 液温制御手段21による温度制御は、室温同調形式とし
ても良い。さらに、前記実施例はマシニングセンタのス
ピンドル台に適用した場合につき説明したが、この発明
は旋盤の主軸台となるスピンドル台に適用することもで
きる。
【0022】
【発明の効果】この発明のスピンドル台冷却装置は、軸
受部およびモータ部のジャケットに直列に冷却液を流す
ようにしたため、1台の冷却装置で冷却液の冷却が行え
、構成が簡略化される。また、冷却液路にバイパス路を
設けると共に液路切換装置を設け、冷却液が両ジャケッ
トを直列に流れる流れパターンと、片方のみを流れる流
れパターンとに切り換えられるようにしたため、温度条
件によってこれら2種類の流れパターンを使い分けるこ
とにより、冷却装置が1台でありながら、モータ部と軸
受部とを適切に冷却することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示す説明図で
ある。
【図2】そのスピンドル台の断面図である。
【図3】同じくその冷却液の温度曲線の説明図である。
【図4】従来例の構成説明図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータのロータとスピンドルとを一体
    化して組込んだスピンドル台において、前記スピンドル
    台のモータ部および軸受部に冷却液のジャケットを各々
    設け、前記両ジャケットに直列に冷却液を循環させる冷
    却液路およびこの液路内の冷却液の冷却装置を設け、前
    記冷却液路に、一方のジャケットと並列にバイパス路を
    設け、このバイパス路と前記一方のジャケット側とに、
    温度状態に応じて流れ経路を切り換える液路切換装置を
    設けたことを特徴とするスピンドル台冷却装置。
JP16362091A 1991-06-07 1991-06-07 スピンドル台冷却装置 Pending JPH04360748A (ja)

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JP16362091A JPH04360748A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 スピンドル台冷却装置

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JP16362091A JPH04360748A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 スピンドル台冷却装置

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JPH04360748A true JPH04360748A (ja) 1992-12-14

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JP (1) JPH04360748A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819937A (ja) * 1994-07-04 1996-01-23 Niigata Eng Co Ltd 工作機械の主軸装置
CN102416579A (zh) * 2011-12-07 2012-04-18 常州市新特力工具有限公司 一种镗床
JP2014223705A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社ジェイテクト 回転軸装置
CN111421383A (zh) * 2020-04-27 2020-07-17 西安理工大学 一种基于层板结构的冷却水套和电主轴

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