JPH04358513A - スクラバ装置 - Google Patents
スクラバ装置Info
- Publication number
- JPH04358513A JPH04358513A JP3160988A JP16098891A JPH04358513A JP H04358513 A JPH04358513 A JP H04358513A JP 3160988 A JP3160988 A JP 3160988A JP 16098891 A JP16098891 A JP 16098891A JP H04358513 A JPH04358513 A JP H04358513A
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- scrubber device
- air
- diluted
- water
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000002360 explosive Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 11
- 238000007865 diluting Methods 0.000 claims description 3
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 16
- MROCJMGDEKINLD-UHFFFAOYSA-N dichlorosilane Chemical compound Cl[SiH2]Cl MROCJMGDEKINLD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 13
- 238000012856 packing Methods 0.000 abstract 4
- 230000003301 hydrolyzing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 65
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクラバ装置に係り、特
にクリーンルームで使用された爆発性、可燃性の排気ガ
スを導入して空気によって希釈し、希釈した排気ガスを
大気に放出するスクラバ装置に関する。
にクリーンルームで使用された爆発性、可燃性の排気ガ
スを導入して空気によって希釈し、希釈した排気ガスを
大気に放出するスクラバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームで製造される半導体製品
の製造工程のなかで化学的気相成長(Chemical
Vapor Deposit)では、モノシラン
、ジクロールシラン及び有機性シラン等の爆発性、可燃
性の特殊ガスが多量に使用される。これらの特殊ガスは
、排気ガスとして他の塩素化合物、フッ素化合物等の酸
性物質と混合され、このままの状態で大気に放出するこ
とができない。
の製造工程のなかで化学的気相成長(Chemical
Vapor Deposit)では、モノシラン
、ジクロールシラン及び有機性シラン等の爆発性、可燃
性の特殊ガスが多量に使用される。これらの特殊ガスは
、排気ガスとして他の塩素化合物、フッ素化合物等の酸
性物質と混合され、このままの状態で大気に放出するこ
とができない。
【0003】従来、このような特殊ガスを除害する装置
として、図2に示すスクラバ装置1がある。このスクラ
バ装置1は、前記排気ガスを排気ガス導入口2から導入
すると共に、この排気ガスに対して空気供給口3からN
2 ガス又は空気を供給して、排気ガスを爆発限界以下
及び燃焼限界以下に希釈する。特に空気を供給する場合
、希釈時に排気ガスが空気と反応して発火する危険性が
あるので、この発火がスクラバ装置1内や排気ダクト4
内で延焼するのを阻止する為に、発火を水で消化するス
プレーノズル5、5が設置されている。
として、図2に示すスクラバ装置1がある。このスクラ
バ装置1は、前記排気ガスを排気ガス導入口2から導入
すると共に、この排気ガスに対して空気供給口3からN
2 ガス又は空気を供給して、排気ガスを爆発限界以下
及び燃焼限界以下に希釈する。特に空気を供給する場合
、希釈時に排気ガスが空気と反応して発火する危険性が
あるので、この発火がスクラバ装置1内や排気ダクト4
内で延焼するのを阻止する為に、発火を水で消化するス
プレーノズル5、5が設置されている。
【0004】発火が消化された排気ガスは、ミストセパ
レータ6を介してファン7に吸引された後、前記排気ダ
クト4を介して大気に放出される。ところで、前記スプ
レーノズル5で噴霧される水は、スクラバ装置1の下部
のドレン8に貯留された水をポンプ9で吸水することに
より、スクラバ装置1内で循環して使用されている。
レータ6を介してファン7に吸引された後、前記排気ダ
クト4を介して大気に放出される。ところで、前記スプ
レーノズル5で噴霧される水は、スクラバ装置1の下部
のドレン8に貯留された水をポンプ9で吸水することに
より、スクラバ装置1内で循環して使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スクラバ装置では、化学的気相成長で生成される排気ガ
ス中の固形分や、真空ポンプから飛散したオイルミスト
は充分に除去することはできるが、モノシラン、ジクロ
ールシラン及び有機性シラン等の爆発性、可燃性の特殊
ガスは、空気希釈されて危険性は薄らぐものの充分に除
去することができないという欠点がある。
スクラバ装置では、化学的気相成長で生成される排気ガ
ス中の固形分や、真空ポンプから飛散したオイルミスト
は充分に除去することはできるが、モノシラン、ジクロ
ールシラン及び有機性シラン等の爆発性、可燃性の特殊
ガスは、空気希釈されて危険性は薄らぐものの充分に除
去することができないという欠点がある。
【0006】また、前記特殊ガスを充分に希釈する為に
、空気を多量に供給する方法があるが、この方法では排
気ガスを希釈する容積を確保する為にスクラバ装置が大
型化し、大気に放出する排気ガス量が増大するという欠
点がある。現在、前記特殊ガスに関する排出規制があり
、この排出規制によればモノシランの場合では5ppm
、ジクロールシランの場合では0.5ppmにまで希釈
しなければならないので、特殊ガスを効率的に希釈処理
するスクラバ装置が望まれている。
、空気を多量に供給する方法があるが、この方法では排
気ガスを希釈する容積を確保する為にスクラバ装置が大
型化し、大気に放出する排気ガス量が増大するという欠
点がある。現在、前記特殊ガスに関する排出規制があり
、この排出規制によればモノシランの場合では5ppm
、ジクロールシランの場合では0.5ppmにまで希釈
しなければならないので、特殊ガスを効率的に希釈処理
するスクラバ装置が望まれている。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、特殊ガスを効率的に希釈処理することができる
スクラバ装置を提供することを目的とする。
もので、特殊ガスを効率的に希釈処理することができる
スクラバ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、クリーンルームで使用された爆発性、可燃性
の排気ガスを排気ガス導入口から導入し、導入した前記
排気ガスを空気供給口から供給された空気によって希釈
し、希釈した排気ガスに水を噴霧して排気ガスの発火を
消化した後、排気ガス中のミストを除去して大気に放出
するスクラバ装置に於いて、前記排気ガス導入口と前記
空気供給口との間に設けられ、空気で希釈される前の排
気ガスを通過させるフイルタ部材と、フイルタ部材に向
けて水を噴霧するスプレー装置と、を備えたことを特徴
とする。
する為に、クリーンルームで使用された爆発性、可燃性
の排気ガスを排気ガス導入口から導入し、導入した前記
排気ガスを空気供給口から供給された空気によって希釈
し、希釈した排気ガスに水を噴霧して排気ガスの発火を
消化した後、排気ガス中のミストを除去して大気に放出
するスクラバ装置に於いて、前記排気ガス導入口と前記
空気供給口との間に設けられ、空気で希釈される前の排
気ガスを通過させるフイルタ部材と、フイルタ部材に向
けて水を噴霧するスプレー装置と、を備えたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、排気ガス中のモノシラン、ジ
クロールシラン等に充分な滞留時間を与えると、水と反
応して加水分解することに着目し、排気ガスをフイルタ
部材を通過させることにより滞留時間を長引かせ、そし
てこの排気ガスにスプレー装置から水を噴霧して、モノ
シラン、ジクロールシラン等を水と反応させて加水分解
させる。そして、この希釈処理された排気ガスを空気で
希釈することにより、排気ガスを効率的に希釈処理する
ことができる。
クロールシラン等に充分な滞留時間を与えると、水と反
応して加水分解することに着目し、排気ガスをフイルタ
部材を通過させることにより滞留時間を長引かせ、そし
てこの排気ガスにスプレー装置から水を噴霧して、モノ
シラン、ジクロールシラン等を水と反応させて加水分解
させる。そして、この希釈処理された排気ガスを空気で
希釈することにより、排気ガスを効率的に希釈処理する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るスクラバ
装置の好ましい実施例について詳説する。図1には本発
明に係るスクラバ装置10の実施例が示され、このスク
ラバ装置10は箱体に形成される。前記スクラバ装置1
0の図中左側の側面下部には、クリーンルームで使用さ
れた排気ガスを導入する排気ガス導入口12が設けられ
、また図中右側の側面上部には排気ガスを大気に放出す
る案内管としての排気ダクト14が取付けられている。 これにより、前記排気ガスは、スクラバ装置10内を図
中矢印方向に流れる。更に、空気供給口16が、スクラ
バ装置10の前記排気ガス導入口12に対向する図中右
側の側面に形成されている。
装置の好ましい実施例について詳説する。図1には本発
明に係るスクラバ装置10の実施例が示され、このスク
ラバ装置10は箱体に形成される。前記スクラバ装置1
0の図中左側の側面下部には、クリーンルームで使用さ
れた排気ガスを導入する排気ガス導入口12が設けられ
、また図中右側の側面上部には排気ガスを大気に放出す
る案内管としての排気ダクト14が取付けられている。 これにより、前記排気ガスは、スクラバ装置10内を図
中矢印方向に流れる。更に、空気供給口16が、スクラ
バ装置10の前記排気ガス導入口12に対向する図中右
側の側面に形成されている。
【0011】尚、ここで排気ガスとは、クリーンルーム
で使用される塩素化合物、フッ素化合物等の酸性物質や
モノシラン、ジクロールシラン、有機性シラン等の爆発
性、可燃性の特殊ガスを含有したものである。前記空気
供給口16には、ダンパ18と逆止ダンパ20とが設け
られる。前記ダンパ18は、空気供給口16からスクラ
バ装置10内に供給される空気量を調節する為にその開
閉が制御される。また、前記逆止ダンパ20は、スクラ
バ装置10内に供給された空気が空気供給口16から逆
流するのを阻止することができる。
で使用される塩素化合物、フッ素化合物等の酸性物質や
モノシラン、ジクロールシラン、有機性シラン等の爆発
性、可燃性の特殊ガスを含有したものである。前記空気
供給口16には、ダンパ18と逆止ダンパ20とが設け
られる。前記ダンパ18は、空気供給口16からスクラ
バ装置10内に供給される空気量を調節する為にその開
閉が制御される。また、前記逆止ダンパ20は、スクラ
バ装置10内に供給された空気が空気供給口16から逆
流するのを阻止することができる。
【0012】前記空気供給口16から導入された排気ガ
ス流れの後流側で、且つ前記空気供給口16の上流側に
は、充填材22が設置されている。この充填材22は排
気ガス中に含有するモノシラン、ジクロールシラン等を
除去することができる。この充填材22の後流側には一
対のスプレーノズル24、24が配置される。前記スプ
レーノズル24、24…はその噴射口を前記充填材22
に向けて取付けられると共に、パイプ25、26を介し
て給水ポンプ28に連結される。給水ポンプ28にはパ
イプ30が連結され、このパイプ30の吸水口32はス
クラバ装置10の下部のドレン34に貯留されている水
36内に浸漬する位置に取付けられている。
ス流れの後流側で、且つ前記空気供給口16の上流側に
は、充填材22が設置されている。この充填材22は排
気ガス中に含有するモノシラン、ジクロールシラン等を
除去することができる。この充填材22の後流側には一
対のスプレーノズル24、24が配置される。前記スプ
レーノズル24、24…はその噴射口を前記充填材22
に向けて取付けられると共に、パイプ25、26を介し
て給水ポンプ28に連結される。給水ポンプ28にはパ
イプ30が連結され、このパイプ30の吸水口32はス
クラバ装置10の下部のドレン34に貯留されている水
36内に浸漬する位置に取付けられている。
【0013】また、前述したスプレーノズル24、24
…の後流側には、充填材38が設けられる。この充填材
38の後流側には一対のスプレーノズル40、40が配
置される。このスプレーノズル40、40はその噴射口
を前記充填材38に向けて取付けられると共に、パイプ
41、26を介して前記給水ポンプ28に連結されてい
る。
…の後流側には、充填材38が設けられる。この充填材
38の後流側には一対のスプレーノズル40、40が配
置される。このスプレーノズル40、40はその噴射口
を前記充填材38に向けて取付けられると共に、パイプ
41、26を介して前記給水ポンプ28に連結されてい
る。
【0014】前記スプレーノズル40、40の後流側に
は、ミストセパセータ42が設けられ、このミストセパ
セータ42の後流側には吸気ファン44が設置される。 また、前記吸気ファン44の後流側には、前述した排気
ダクト14が連結されている。次に、前記の如く構成さ
れたスクラバ装置10の作用について説明する。
は、ミストセパセータ42が設けられ、このミストセパ
セータ42の後流側には吸気ファン44が設置される。 また、前記吸気ファン44の後流側には、前述した排気
ダクト14が連結されている。次に、前記の如く構成さ
れたスクラバ装置10の作用について説明する。
【0015】先ず、クリーンルームで使用された排気ガ
スを排気ガス導入口12から50l/minの割合でス
プレー式除害装置10内に導入し、この排気ガスを前述
した充填材22に通過させる。この時、例えば充填材2
2のガス通過断面が400mm×400mmで充填層厚
さが200mmであると、排気ガスの充填材22に於け
る滞留(通過)時間が約40秒になる。このように、排
気ガスの滞留時間が長引くと、排気ガス中のモノシラン
は充填材22に90%が除去され、ジクロールシランで
は98%が除去される。前記充填材22に除去されたモ
ノシラン、ジクロールシランは、スプレー装置から噴霧
された水と加水分解される。
スを排気ガス導入口12から50l/minの割合でス
プレー式除害装置10内に導入し、この排気ガスを前述
した充填材22に通過させる。この時、例えば充填材2
2のガス通過断面が400mm×400mmで充填層厚
さが200mmであると、排気ガスの充填材22に於け
る滞留(通過)時間が約40秒になる。このように、排
気ガスの滞留時間が長引くと、排気ガス中のモノシラン
は充填材22に90%が除去され、ジクロールシランで
は98%が除去される。前記充填材22に除去されたモ
ノシラン、ジクロールシランは、スプレー装置から噴霧
された水と加水分解される。
【0016】次に、前記充填材22を通過した排気ガス
は、空気供給口16から導入された空気によって希釈さ
れた後、充填材38を通過して排気ガス中の酸性成分が
除去されると共に、スプレーノズル40、40から噴霧
された水によって排気ガスの発火が消化される。スプレ
ーノズル40、40から噴霧されたミストは、充填材3
8から水滴となって落下してドレン34に貯留され、そ
して前記給水ポンプ28に吸水されてスプレーノズル4
0、40から再び噴霧される。
は、空気供給口16から導入された空気によって希釈さ
れた後、充填材38を通過して排気ガス中の酸性成分が
除去されると共に、スプレーノズル40、40から噴霧
された水によって排気ガスの発火が消化される。スプレ
ーノズル40、40から噴霧されたミストは、充填材3
8から水滴となって落下してドレン34に貯留され、そ
して前記給水ポンプ28に吸水されてスプレーノズル4
0、40から再び噴霧される。
【0017】発火が消化されたミストを含む前記排気ガ
スは、吸気ファン44に吸引されてスクラバ装置10内
を上昇し、ミストセパレータ42を介してミストが除去
された後、排気ダクト14に送り込まれて大気に放出さ
れる。このように、本実施例では、充填材22で排気ガ
ス中のモノシラン、ジクロールシラン等を除去し、更に
排気ガスを空気で希釈した後、大気に放出するようにし
たので、従来のスクラバ装置と比較して希釈用空気量を
10%に低下することができ、その分スクラバ装置10
の小型化、及び希釈後の排気ガス量を減少させることが
できる。
スは、吸気ファン44に吸引されてスクラバ装置10内
を上昇し、ミストセパレータ42を介してミストが除去
された後、排気ダクト14に送り込まれて大気に放出さ
れる。このように、本実施例では、充填材22で排気ガ
ス中のモノシラン、ジクロールシラン等を除去し、更に
排気ガスを空気で希釈した後、大気に放出するようにし
たので、従来のスクラバ装置と比較して希釈用空気量を
10%に低下することができ、その分スクラバ装置10
の小型化、及び希釈後の排気ガス量を減少させることが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
ラバ装置によれば、スクラバ装置の排気ガス導入口と空
気供給口との間にフイルタ部材と、フイルタ部材に向け
て水を噴霧するスプレー装置と、を設けて、空気で希釈
される前の排気ガスをフイルタ部材を通過させる際に、
排気ガス中のモノシラン、ジクロールシラン等をフイル
タ部材で除去すると共にスプレー装置から噴霧された水
と反応させて加水分解させるようにしたので、排気ガス
を効率的に希釈処理することができる。
ラバ装置によれば、スクラバ装置の排気ガス導入口と空
気供給口との間にフイルタ部材と、フイルタ部材に向け
て水を噴霧するスプレー装置と、を設けて、空気で希釈
される前の排気ガスをフイルタ部材を通過させる際に、
排気ガス中のモノシラン、ジクロールシラン等をフイル
タ部材で除去すると共にスプレー装置から噴霧された水
と反応させて加水分解させるようにしたので、排気ガス
を効率的に希釈処理することができる。
【図1】本発明に係るスクラバ装置の実施例を示す断面
図
図
【図2】従来のスクラバ装置の実施例を示す断面図
10…スクラバ装置
12…排気ガス導入口
14…排気ダクト
16…空気導入口
22、38…充填材
24、40…スプレーノズル
42…ミストセパレータ
44…吸気ファン
Claims (1)
- 【請求項1】 クリーンルームで使用された爆発性、
可燃性の排気ガスを排気ガス導入口から導入し、導入し
た前記排気ガスを空気供給口から供給された空気によっ
て希釈し、希釈した排気ガスに水を噴霧して排気ガスの
発火を消化した後、排気ガス中のミストを除去して大気
に放出するスクラバ装置に於いて、前記排気ガス導入口
と前記空気供給口との間に設けられ、空気で希釈される
前の排気ガスを通過させるフイルタ部材と、フイルタ部
材に向けて水を噴霧するスプレー装置と、を備えたこと
を特徴とするスクラバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160988A JPH04358513A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクラバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3160988A JPH04358513A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクラバ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358513A true JPH04358513A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15726440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3160988A Pending JPH04358513A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクラバ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358513A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586995A (en) * | 1994-03-30 | 1996-12-24 | Man Gutehoffnungshutte Aktiengesellschaft | Filter for separating pollutants from flue gases |
JP2000046400A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Taisei Corp | クリーンルーム用外気処理装置 |
KR100480416B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2005-04-06 | 지현기술주식회사 | 다단의 집진층을 갖는 습식 분진제거장치 |
CN104325408A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-04 | 中国一冶集团有限公司 | 耐火砖加工机械施工环境喷雾除尘器 |
CN104353314A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-18 | 中国一冶集团有限公司 | 耐火砖切割打磨机械除尘设备 |
CN104369275A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-25 | 中国一冶集团有限公司 | 耐火砖切割打磨机械除尘装置 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3160988A patent/JPH04358513A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5586995A (en) * | 1994-03-30 | 1996-12-24 | Man Gutehoffnungshutte Aktiengesellschaft | Filter for separating pollutants from flue gases |
JP2000046400A (ja) * | 1998-07-29 | 2000-02-18 | Taisei Corp | クリーンルーム用外気処理装置 |
KR100480416B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2005-04-06 | 지현기술주식회사 | 다단의 집진층을 갖는 습식 분진제거장치 |
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