JPH04357385A - 配管のクランプ装置 - Google Patents
配管のクランプ装置Info
- Publication number
- JPH04357385A JPH04357385A JP3156070A JP15607091A JPH04357385A JP H04357385 A JPH04357385 A JP H04357385A JP 3156070 A JP3156070 A JP 3156070A JP 15607091 A JP15607091 A JP 15607091A JP H04357385 A JPH04357385 A JP H04357385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piping
- support seat
- hydraulic
- clamp body
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば油圧ショベ
ルのブームの背面部に並置させる油圧配管を固定するの
に適するクランプ装置に関する。
ルのブームの背面部に並置させる油圧配管を固定するの
に適するクランプ装置に関する。
【0002】まず、従来の油圧ショベルのブームにおけ
る油圧配管のクランプ装置を図3および図4を参照して
説明する。
る油圧配管のクランプ装置を図3および図4を参照して
説明する。
【0003】ブームの上板部1には後記するボルトをね
じばめさせるねじ穴を設けた支持座31が溶接により取
付けられており、支持座31の上端面に、複数たとえば
3本の油圧配管2、3、4が並置されている。各油圧配
管2、3、4は、断面が円弧状の挟持凹面を形成したク
ランプ体32と支持座31とで挟持されており、クラン
プ体32はクランプ体32に設けたボルト穴に挿入し、
支持座31のねじ穴にねじばめさせた2本のボルト33
により支持座31に締結されている。
じばめさせるねじ穴を設けた支持座31が溶接により取
付けられており、支持座31の上端面に、複数たとえば
3本の油圧配管2、3、4が並置されている。各油圧配
管2、3、4は、断面が円弧状の挟持凹面を形成したク
ランプ体32と支持座31とで挟持されており、クラン
プ体32はクランプ体32に設けたボルト穴に挿入し、
支持座31のねじ穴にねじばめさせた2本のボルト33
により支持座31に締結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなクランプ装
置では、油圧配管3の両側にはボルト33が取付けられ
るので、ボルトを締める際に油圧配管3には矢印L、R
方向にずれる力は働かないが、油圧配管2には矢印L方
向への、油圧配管4には矢印R方向への力が加わり、油
圧配管2、3はそれぞれ外側に押し出された状態で固定
されることになる。また、図4に示すように、クランプ
装置に至る油圧配管2、4の途中が外側に湾曲している
場合には、配管内の油圧力が矢印r、l方向へ作用し、
ボルト33との締付けによって外側に押し出された油圧
配管2、4は、逆に油圧力によって内側に戻される状態
となり油圧配管2、4が動いて支持座31との当たり面
がへたったり、さらには摩擦によって管壁が摩耗し、肉
圧が薄くなって油漏れを招くことがある。さらに、油圧
配管2、3、4と支持座31との接触部は、油圧配管2
、3、4とクランンプ体32との接触部にくらべて非常
に少ないゆえ、剛性の低い管側が変形するおそれが高い
。
置では、油圧配管3の両側にはボルト33が取付けられ
るので、ボルトを締める際に油圧配管3には矢印L、R
方向にずれる力は働かないが、油圧配管2には矢印L方
向への、油圧配管4には矢印R方向への力が加わり、油
圧配管2、3はそれぞれ外側に押し出された状態で固定
されることになる。また、図4に示すように、クランプ
装置に至る油圧配管2、4の途中が外側に湾曲している
場合には、配管内の油圧力が矢印r、l方向へ作用し、
ボルト33との締付けによって外側に押し出された油圧
配管2、4は、逆に油圧力によって内側に戻される状態
となり油圧配管2、4が動いて支持座31との当たり面
がへたったり、さらには摩擦によって管壁が摩耗し、肉
圧が薄くなって油漏れを招くことがある。さらに、油圧
配管2、3、4と支持座31との接触部は、油圧配管2
、3、4とクランンプ体32との接触部にくらべて非常
に少ないゆえ、剛性の低い管側が変形するおそれが高い
。
【0005】このような油圧配管2、4のずれを防ぐに
は、油圧配管2、4の外側にさらにボルト33を設けれ
ばよいが、それには支持座31の幅を大きくしなければ
ならない。
は、油圧配管2、4の外側にさらにボルト33を設けれ
ばよいが、それには支持座31の幅を大きくしなければ
ならない。
【0006】この発明は、前記にかんがみてなされたも
ので、各配管の外周をクランプ体で挟持し、配管一本用
の支持座、およびボルトを介して複数の配管を一様に固
定し得るクランプ装置を提供することを目的とする。
ので、各配管の外周をクランプ体で挟持し、配管一本用
の支持座、およびボルトを介して複数の配管を一様に固
定し得るクランプ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、断面が円弧状の挟持凹面を形成した下
側クランプ体と上側クランプ体とにより、並置させる複
数の配管を挟持し、前記両クランプ体を配管一本用の支
持座に、その支持座に対向する配管の両外側に取付ける
ボルトにより締結し、支持座に対向しない他の配管を挟
持する上側クランプ体と下側クランプ体との外側部をボ
ルトによりたがいに締結したことを特徴とする。
め、この発明は、断面が円弧状の挟持凹面を形成した下
側クランプ体と上側クランプ体とにより、並置させる複
数の配管を挟持し、前記両クランプ体を配管一本用の支
持座に、その支持座に対向する配管の両外側に取付ける
ボルトにより締結し、支持座に対向しない他の配管を挟
持する上側クランプ体と下側クランプ体との外側部をボ
ルトによりたがいに締結したことを特徴とする。
【0008】
【作用】下側クランプ体と上側クランプ体とで複数の配
管を挟持し、一本の配管用支持座およびボルトを介して
各配管を一様に、確実に被取付け部材に固定することが
できる。
管を挟持し、一本の配管用支持座およびボルトを介して
各配管を一様に、確実に被取付け部材に固定することが
できる。
【0009】
【実施例】つぎに、3本の油圧配管を固定するこの発明
の一実施例を図1により説明する。
の一実施例を図1により説明する。
【0010】ブームの上板部1に配管1本用の支持座5
が溶接により取付けられている。油圧配管2、3、4は
下側クランプ体6と上側クランプ体7とに形成した断面
が円弧状の挟持凹面6aと7aとにより挟持されている
。両クランプ体6、7は、支持座5に対向する油圧配管
3の両外側に取付けたボルト8により支持座5に締結さ
れている。すなわち、ボルト8は、上側クランプ体7、
下側クランプ体6に設けられたボルト穴に通され、支持
座5に設けられたねじ穴5aにねじばめされている。支
持座5に対向しない油圧配管2、3の外側における両ク
ランプ体6、7の外側部は、それぞれボルト9によりた
がいに締結されている。すなわち、ボルト9は、上側ク
ランプ体7の外側部に設けられたボルト穴に通され、下
側クランプ体6の外側部に設けられたねじ穴6bにねじ
ばめされている。3本の油圧配管2、3、4は、両クラ
ンプ体6、7により挟持され、ボルト8、ボルト9によ
ってそれぞれの両側を締付けられる。これにより、各油
圧配管2、3、4には左右にずらそうとする力は働かな
い。支持座5に対向する下側クランプ体6の下端面部に
は、ボルト8の締付けによって下側クランプ体6が変形
しても、支持座5との接触面が平らに保たれるように逃
げ溝6cが設けられている。なお、この逃げ溝6cを設
ける代りに、支持座5とそれに対向する下側クランプ体
6の下端面部との間に、逃げ用の介在物を挿入してもよ
い。
が溶接により取付けられている。油圧配管2、3、4は
下側クランプ体6と上側クランプ体7とに形成した断面
が円弧状の挟持凹面6aと7aとにより挟持されている
。両クランプ体6、7は、支持座5に対向する油圧配管
3の両外側に取付けたボルト8により支持座5に締結さ
れている。すなわち、ボルト8は、上側クランプ体7、
下側クランプ体6に設けられたボルト穴に通され、支持
座5に設けられたねじ穴5aにねじばめされている。支
持座5に対向しない油圧配管2、3の外側における両ク
ランプ体6、7の外側部は、それぞれボルト9によりた
がいに締結されている。すなわち、ボルト9は、上側ク
ランプ体7の外側部に設けられたボルト穴に通され、下
側クランプ体6の外側部に設けられたねじ穴6bにねじ
ばめされている。3本の油圧配管2、3、4は、両クラ
ンプ体6、7により挟持され、ボルト8、ボルト9によ
ってそれぞれの両側を締付けられる。これにより、各油
圧配管2、3、4には左右にずらそうとする力は働かな
い。支持座5に対向する下側クランプ体6の下端面部に
は、ボルト8の締付けによって下側クランプ体6が変形
しても、支持座5との接触面が平らに保たれるように逃
げ溝6cが設けられている。なお、この逃げ溝6cを設
ける代りに、支持座5とそれに対向する下側クランプ体
6の下端面部との間に、逃げ用の介在物を挿入してもよ
い。
【0011】図2は、2本の油圧配管2、3を固定する
この発明の他の実施例を示し、同図中、図1と同じ符号
をつけたものは、同じもの、もしくは相当するものを表
す。
この発明の他の実施例を示し、同図中、図1と同じ符号
をつけたものは、同じもの、もしくは相当するものを表
す。
【0012】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、配管1
本用の小幅の支持座を介して複数の配管を固定すること
ができ、各配管の両側をボルトで締付けるゆえ、複数の
配管を上下一対のクランプ体で締付けても配管がずれな
い。また、各配管を上下一対のクランプ体に設けた断面
が円弧状の挟持凹面で包持するので、各配管に部分的な
へたりが生じなくなる。かつ、ボルトの締付けにより下
側クランプ体に変形が生じても、逃げ溝の作用により支
持座にたいする下側クランプ体の接触面を平らに保つこ
とができる。
本用の小幅の支持座を介して複数の配管を固定すること
ができ、各配管の両側をボルトで締付けるゆえ、複数の
配管を上下一対のクランプ体で締付けても配管がずれな
い。また、各配管を上下一対のクランプ体に設けた断面
が円弧状の挟持凹面で包持するので、各配管に部分的な
へたりが生じなくなる。かつ、ボルトの締付けにより下
側クランプ体に変形が生じても、逃げ溝の作用により支
持座にたいする下側クランプ体の接触面を平らに保つこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例を示す断面正面図、
【図2
】この発明の他の実施例を示す断面正面図、
】この発明の他の実施例を示す断面正面図、
【図3】従
来の油圧配管のクランプ装置の一例を示す断面正面図、
来の油圧配管のクランプ装置の一例を示す断面正面図、
【図4】図3の平面図である。
1 ブームの上板部
2 油圧配管
3 油圧配管
4 油圧配管
5 配管1本用の支持座
5a ねじ穴
6 下側クランプ体
6a 挟持凹面
6b ねじ穴
6c 逃げ溝
7 上側クランプ体
7a 挟持凹面
8 ボルト
9 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 断面が円弧状の挟持凹面を形成した下
側クランプ体と上側クランプ体とにより、並置させる複
数の配管を挟持し、前記両クランプ体を配管1本用の支
持座に、その支持座に対向する配管の両外側に取付ける
ボルトにより締結し、支持座に対向しない他の配管を挟
持する上側クランプ体と下側クランプ体との外側部をボ
ルトによりたがいに締結したことを特徴とする配管のク
ランプ装置。 - 【請求項2】 支持座に対向する下側クランプ体の下
端面部に逃げ溝を設けた請求項1記載の配管のクランプ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156070A JPH04357385A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 配管のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156070A JPH04357385A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 配管のクランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357385A true JPH04357385A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15619649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156070A Pending JPH04357385A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 配管のクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04357385A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120033782A1 (en) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | Defilippis Michael S | Method and apparatus for a bwr jet pump inlet mixer support |
JP2012037517A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Bwrジェットポンプ支持システムのための方法および装置 |
US8731127B2 (en) * | 2010-08-04 | 2014-05-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | Method and apparatus for a BWR inlet mixer clamp assembly |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3156070A patent/JPH04357385A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037517A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Bwrジェットポンプ支持システムのための方法および装置 |
US8731127B2 (en) * | 2010-08-04 | 2014-05-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas, Llc | Method and apparatus for a BWR inlet mixer clamp assembly |
US20120033782A1 (en) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | Defilippis Michael S | Method and apparatus for a bwr jet pump inlet mixer support |
US8731134B2 (en) | 2010-08-06 | 2014-05-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Method and apparatus for a BWR jet pump inlet mixer support |
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