JPH0435715Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435715Y2 JPH0435715Y2 JP11367386U JP11367386U JPH0435715Y2 JP H0435715 Y2 JPH0435715 Y2 JP H0435715Y2 JP 11367386 U JP11367386 U JP 11367386U JP 11367386 U JP11367386 U JP 11367386U JP H0435715 Y2 JPH0435715 Y2 JP H0435715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- voltage
- section
- temperature
- voltage comparator
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 10
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 9
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 claims description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008676 import Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は燃料油を気化部で気化して燃焼する石
油燃焼器の気化部温度制御装置（以下、装置）に
関するものである。
油燃焼器の気化部温度制御装置（以下、装置）に
関するものである。
従来の技術
従来、この種の装置は燃料油の気化を燃焼に適
する如く行なわせるため、気化部の温度を気化に
適する適温に保持しており、この気化部の温度検
知はサーミスタによつて行なつていたが、サーミ
スタ自身の故障を検知するまでには至らなかつ
た。
する如く行なわせるため、気化部の温度を気化に
適する適温に保持しており、この気化部の温度検
知はサーミスタによつて行なつていたが、サーミ
スタ自身の故障を検知するまでには至らなかつ
た。
考案が解決しようとする問題点
従つて、従来の装置では予熱開始時のサーミス
タがシヨートしている時には気化部の温度が低い
にも拘らず高温と誤認し、一方、予熱完了時のサ
ーミスタがオープンの時には気化部の温度が高い
にも拘らず低温と誤認してしまうので、正確な気
化部の温度検知が行なわれず、石油燃焼器の最適
燃焼が出来ない欠点があつた。
タがシヨートしている時には気化部の温度が低い
にも拘らず高温と誤認し、一方、予熱完了時のサ
ーミスタがオープンの時には気化部の温度が高い
にも拘らず低温と誤認してしまうので、正確な気
化部の温度検知が行なわれず、石油燃焼器の最適
燃焼が出来ない欠点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の欠点を除くためになされたもの
であり、気化部の温度を検知するサーミスタと、
電圧比較器と、この電圧比較器の両入力端への印
加電圧によつて変化する出力信号を入力するマイ
クロコンピユータを備え、電圧比較器の出力信号
と、両入力端への印加電圧とからサーミスタのシ
ヨート及びオープン状態を夫々検知するシヨート
検知部及びオープン検知部をマイクロコンピユー
タに設け、更に、両検知部からの出力信号を入力
して石油燃焼器の燃焼を制御する制御部をマイク
ロコンピユータに設けたものである。
であり、気化部の温度を検知するサーミスタと、
電圧比較器と、この電圧比較器の両入力端への印
加電圧によつて変化する出力信号を入力するマイ
クロコンピユータを備え、電圧比較器の出力信号
と、両入力端への印加電圧とからサーミスタのシ
ヨート及びオープン状態を夫々検知するシヨート
検知部及びオープン検知部をマイクロコンピユー
タに設け、更に、両検知部からの出力信号を入力
して石油燃焼器の燃焼を制御する制御部をマイク
ロコンピユータに設けたものである。
作 用
このようにすることによつて、気化部の温度が
低い予熱開始時のサーミスタの抵抗が低いと判断
した時にシヨート検知部を介してサーミスタのシ
ヨート故障を検知するとともに、気化部の温度が
気化適温に達する予熱完了時のサーミスタの抵抗
が高いと判断した時にオープン検知部を介してサ
ーミスタのオープン故障を検知するので、両検知
部から制御部へ夫々の故障信号を出力して石油燃
焼器の燃焼への移行を停止する。
低い予熱開始時のサーミスタの抵抗が低いと判断
した時にシヨート検知部を介してサーミスタのシ
ヨート故障を検知するとともに、気化部の温度が
気化適温に達する予熱完了時のサーミスタの抵抗
が高いと判断した時にオープン検知部を介してサ
ーミスタのオープン故障を検知するので、両検知
部から制御部へ夫々の故障信号を出力して石油燃
焼器の燃焼への移行を停止する。
実施例
以下、本考案の位置実施例を図面に従つて説明
する。
する。
第１図は本実施例の回路図であり、図において
１２はマイクロコンピユータ（以下、マイコン）
で端子Ａ，Ｂに夫々正電源、GNDが接続されて
いる。この両端子Ａ，Ｂ間には夫々抵抗７，８及
び負特性サーミスタ９、抵抗１０の直列回路が互
いに並列接続されている。また、サーミスタ９、
抵抗１０及び両抵抗７，８の夫々接続点は電圧比
較器１１の入力端１１ａ及び他方の入力端１１ｂ
に夫々接続され、電圧比較器１１の出力はマイコ
ン１２のインポートに接続されている。マイコ
ン１２のアウトポートO1，O2，O3には夫々イン
バータ１と抵抗４、インバータ２と抵抗５、イン
バータ３と抵抗６の夫々の直列回路が接続される
とともに、それら直列回路の抵抗は前述正電源及
びGND間に取り付けられた抵抗７，８の直列接
続の接続点に接続し、マイコン１２のアウトポー
トO1〜O3の出力状態に応じて、つまりマイコン
１２の指示に従つて電圧比較器１１の入力端１１
ｂへの印加電圧を変化させる基準電圧発生回路を
形成している。また温度によつてもサーミスタ９
の抵抗値が変化するので、入力端１１ａへの印加
電圧も変化するようになつている。従つて、両入
力端１１ａ，１１ｂへの印加電圧が変化したとき
の電圧比較器１１の出力信号をマイコン１２のイ
ンポート１２の端子に入れてあるので、電圧比
較器１１の出力信号と入力端１１ａ，１１ｂへの
印加電圧との関係により、夫々シヨート検知部１
２ａ及びオープン検知部１２ｂは前記サーミスタ
９のシヨート及びオープン故障を検知する機能を
有している。１３は制御部でマイコン１２からの
信号によつて石油燃焼器の燃焼制御を行なうとと
もに、両検知部１２ａ，１２ｂからの信号によつ
て予熱状態から燃焼への移行を停止する機能をも
有するものである。
１２はマイクロコンピユータ（以下、マイコン）
で端子Ａ，Ｂに夫々正電源、GNDが接続されて
いる。この両端子Ａ，Ｂ間には夫々抵抗７，８及
び負特性サーミスタ９、抵抗１０の直列回路が互
いに並列接続されている。また、サーミスタ９、
抵抗１０及び両抵抗７，８の夫々接続点は電圧比
較器１１の入力端１１ａ及び他方の入力端１１ｂ
に夫々接続され、電圧比較器１１の出力はマイコ
ン１２のインポートに接続されている。マイコ
ン１２のアウトポートO1，O2，O3には夫々イン
バータ１と抵抗４、インバータ２と抵抗５、イン
バータ３と抵抗６の夫々の直列回路が接続される
とともに、それら直列回路の抵抗は前述正電源及
びGND間に取り付けられた抵抗７，８の直列接
続の接続点に接続し、マイコン１２のアウトポー
トO1〜O3の出力状態に応じて、つまりマイコン
１２の指示に従つて電圧比較器１１の入力端１１
ｂへの印加電圧を変化させる基準電圧発生回路を
形成している。また温度によつてもサーミスタ９
の抵抗値が変化するので、入力端１１ａへの印加
電圧も変化するようになつている。従つて、両入
力端１１ａ，１１ｂへの印加電圧が変化したとき
の電圧比較器１１の出力信号をマイコン１２のイ
ンポート１２の端子に入れてあるので、電圧比
較器１１の出力信号と入力端１１ａ，１１ｂへの
印加電圧との関係により、夫々シヨート検知部１
２ａ及びオープン検知部１２ｂは前記サーミスタ
９のシヨート及びオープン故障を検知する機能を
有している。１３は制御部でマイコン１２からの
信号によつて石油燃焼器の燃焼制御を行なうとと
もに、両検知部１２ａ，１２ｂからの信号によつ
て予熱状態から燃焼への移行を停止する機能をも
有するものである。
次に、本実施例の動作について述べる。
いま、予熱開始時において、マイコン１２のア
ウトポートO1〜O3の出力が全てLowとすると、
インバータ１，２，３の出力は全てHighになる
ので、抵抗４，５，６及び７の合成抵抗と抵抗８
とによる分圧電圧は最も大きくなつて電圧比較器
１１の他方の入力端１１ｂに印加される。また、
サーミスタ９と抵抗１０との分圧電圧は電圧比較
器１１の入力端１１ａに印加されるも予熱開始時
は気化部（図示せず）の温度が低いためサーミス
タ９の抵抗９も高くなつて電圧比較器１１の出力
はLowになつている。ここで、サーミスタ９が
シヨート故障をおこしていると気化部の温度が低
いに拘らずサーミスタ９の抵抗が低くなるため電
圧比較器１１の出力は反転してHighとなる。こ
のHigh出力とインバータ１，２，３へのLow入
力とからシヨート検知部１入力ａがサーミスタ９
をシヨート故障と判断する。
ウトポートO1〜O3の出力が全てLowとすると、
インバータ１，２，３の出力は全てHighになる
ので、抵抗４，５，６及び７の合成抵抗と抵抗８
とによる分圧電圧は最も大きくなつて電圧比較器
１１の他方の入力端１１ｂに印加される。また、
サーミスタ９と抵抗１０との分圧電圧は電圧比較
器１１の入力端１１ａに印加されるも予熱開始時
は気化部（図示せず）の温度が低いためサーミス
タ９の抵抗９も高くなつて電圧比較器１１の出力
はLowになつている。ここで、サーミスタ９が
シヨート故障をおこしていると気化部の温度が低
いに拘らずサーミスタ９の抵抗が低くなるため電
圧比較器１１の出力は反転してHighとなる。こ
のHigh出力とインバータ１，２，３へのLow入
力とからシヨート検知部１入力ａがサーミスタ９
をシヨート故障と判断する。
従つて、シヨート検知部１２ａは制御部１３へ
サーミスタ９シヨート故障の信号を送り、以降の
燃焼への移行を停止する。
サーミスタ９シヨート故障の信号を送り、以降の
燃焼への移行を停止する。
次に、マイコン１２のアウトポートO1〜O3の
出力を全てHighとすると、インバータ１，２，
３の出力は全てLowになるので、抵抗４，５，
６及び７の合成抵抗と抵抗８とによる分圧電圧は
最も小さくなつて電圧比較器１１の入力端１１ｂ
に印加される。もし、この時点が予熱完了時の時
間帯であり、しかもサーミスタ９がオープン故障
の場合には、気化部の温度が高くなつているに拘
らずサーミスタ９の抵抗が高くなるためサーミス
タ９の正常時とは逆に電圧比較器１１の出力は
Lowになる。このLow出力とインバータ１，２，
３へのHigh入力と予熱完了時の条件からオープ
ン検知部１２ｂがサーミスタ９をオープン故障と
判断する。
出力を全てHighとすると、インバータ１，２，
３の出力は全てLowになるので、抵抗４，５，
６及び７の合成抵抗と抵抗８とによる分圧電圧は
最も小さくなつて電圧比較器１１の入力端１１ｂ
に印加される。もし、この時点が予熱完了時の時
間帯であり、しかもサーミスタ９がオープン故障
の場合には、気化部の温度が高くなつているに拘
らずサーミスタ９の抵抗が高くなるためサーミス
タ９の正常時とは逆に電圧比較器１１の出力は
Lowになる。このLow出力とインバータ１，２，
３へのHigh入力と予熱完了時の条件からオープ
ン検知部１２ｂがサーミスタ９をオープン故障と
判断する。
従つてオープン検知部１２ｂは制御部１３へサ
ーミスタ９オープン故障の信号を送り、以降の燃
焼への移行を停止する。
ーミスタ９オープン故障の信号を送り、以降の燃
焼への移行を停止する。
考案の効果
以上の如く本考案によれば予熱開始及び完了時
点でサーミスタのシヨート及びオープン故障を検
知するようにしたので気化部の温度を確実に検知
しない限り石油燃焼器は燃焼を行なわなくなり、
安全性の向上した石油燃焼器の気化部温度制御装
置を提供出来る。
点でサーミスタのシヨート及びオープン故障を検
知するようにしたので気化部の温度を確実に検知
しない限り石油燃焼器は燃焼を行なわなくなり、
安全性の向上した石油燃焼器の気化部温度制御装
置を提供出来る。
第１図は本考案の一実施例による石油燃焼器の
気化部温度制御装置に係わる回路図である。 ７，８，１０……抵抗、９……サーミスタ、１
１……電圧比較器、１１ａ……入力端、１１ｂ…
…入力端、１２……マイクロコンピユータ、１２
ａ……シヨート検知部、１２ｂ……オープン検知
部、１３……制御部。
気化部温度制御装置に係わる回路図である。 ７，８，１０……抵抗、９……サーミスタ、１
１……電圧比較器、１１ａ……入力端、１１ｂ…
…入力端、１２……マイクロコンピユータ、１２
ａ……シヨート検知部、１２ｂ……オープン検知
部、１３……制御部。
Claims (1)
- 燃料油を気化部で気化して燃焼する石油燃焼器
の気化部温度制御装置において、複数の入力の組
合せの夫々に応じた電圧を出力する基準電圧発生
回路１〜８と、前記気化部の温度を検知するサー
ミスタ９と、このサーミスタ９に直列接続した抵
抗１０と、この直列回路を形成する前記サーミス
タと抵抗の接続点に生じる電圧を一方１１ａの入
力とするほか前記基準電圧発生回路で発生した電
圧を他方１１ｂの入力として比較しその結果を出
力する電圧比較器１１と、前記基準電圧発生回路
に対して複数の電圧の組合せを出力するほかそれ
ら複数の電圧の組合せの夫々と前記電圧比較器の
出力の夫々とを観察して前記サーミスタのシヨー
ト状態及びオープン状態を夫々検知するシヨート
検知部１２ａおよびオープン検知器１２ｂを備え
たマイコンとで構成されたことを特徴とする石油
燃焼器の気化部温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11367386U JPH0435715Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11367386U JPH0435715Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6323544U JPS6323544U (ja) | 1988-02-16 |
| JPH0435715Y2 true JPH0435715Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=30995701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11367386U Expired JPH0435715Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0435715Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP11367386U patent/JPH0435715Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6323544U (ja) | 1988-02-16 |
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