JPH04353748A - スモーク検出器 - Google Patents

スモーク検出器

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Publication number
JPH04353748A
JPH04353748A JP15565291A JP15565291A JPH04353748A JP H04353748 A JPH04353748 A JP H04353748A JP 15565291 A JP15565291 A JP 15565291A JP 15565291 A JP15565291 A JP 15565291A JP H04353748 A JPH04353748 A JP H04353748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
smoke
laser
plates
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15565291A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Igarashi
修 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP15565291A priority Critical patent/JPH04353748A/ja
Publication of JPH04353748A publication Critical patent/JPH04353748A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスモーク検出器に関し、
特に車両走行時に排気されるスモークをレーザセンサに
より検出(計測)する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ディーゼル車両等においては、排
気ガスの規制が厳しくなって来ており、始動時に排気ガ
ス中に発生するスモークや高地スモーク等の車両走行時
のスモークを検出してその対策を講ずる必要がある。
【0003】従来のスモーク検出器としては、吸入負圧
式により濾紙にスモークの粒子を吸着させ、光の反射率
によりスモークの濃度を計測する方式(BOSCH式)
と、光の透過率により濃度を計測する方式(ハートリッ
ジ式、PHSメータ式)とがあった。
【0004】しかしながら、前者の方式ではリアルタイ
ムに計測できないため、燃料噴射量が増大する車両の過
渡的な走行時(始動時、追越し時、登坂時、高地走行時
)に多く発生するスモークの計測は出来ず、また後者の
方式では光の透過によって計測しているためリアルタイ
ムに計測が可能であるが、装置を車載するとなると電源
や計測器作動用のエアコンプレッサが必要になるという
難しさがある。
【0005】そこで、スモークの検出をリアルタイムに
実現し、電源やコンプレッサ等の付属装置を不要にする
ものとして、実開昭61−92859号公報に示すよう
にレーザ発光部及びレーザ受光部を備え、レーザ光の透
過率によってスモーク濃度を計測するスモーク検出器が
提案されるに至り、レーザ光のために太陽光等の光線に
全く影響されず安価で取扱が簡単なスモーク検出器が実
現されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開昭59−100840 号公報に示された従来
のスモーク検出器は、検出器自体が車両の排気管内に露
出しているため、排気ガスに絶えず晒されており、スモ
ークが発光部や受光部に付着してしまいレーザ光の透過
率が劣化して計測器として不適格なものになってしまい
うという問題があった。
【0007】また、このようなスモーク粒子の付着に対
しては、実開昭61−92859号公報に示すようにヒ
ータを設けて通電しその熱によりスモーク粒子を燃焼さ
せて除去する技術が提案されているが、この場合には構
造が複雑でコストが高くなるという問題がある。
【0008】従って、本発明は、スモークの付着による
レーザ光の劣化が無く構造が簡単で安価なスモーク検出
器を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るスモーク検出器では、車両の排気管の
直径方向の両側に設けたプレート対と、該プレート対上
にそれぞれ設けられたレーザ発光部及び受光部と、該プ
レート上においてレーザ発光部及びレーザ受光部と排気
管との間にそれぞれ設けられた遮蔽板とを備え、該レー
ザ発光部からの出力光が各遮蔽板に設けた開孔部と該排
気管に設けた開孔部とを介して該レーザ受光部に達する
ようにしている。
【0010】また、本発明では、上記の各遮蔽板を設け
る代わりに、該排気管内部において該排気管の開孔部の
排気上流側に整流板を設けることもできる。
【0011】
【作用】本発明においては、プレート対の一方に設けた
レーザ発光部から出力されたレーザ光は遮蔽板の開孔部
を通って排気管に設けた開孔部から排気管中の排気ガス
に対して照射される。そして、レーザ光はこの排気ガス
中のスモークを透過して排気管の直径方向の反対側の開
孔部から出てやはり反対側のプレート上に設けた遮蔽板
の開孔部を通ってレーザ受光部に与えられる。
【0012】そして、通常の如く、レーザ発光部の出力
光と受光部の入力光との比率を計測することにより排気
ガス中のスモークの量を計測することができるが、この
場合、排気ガス中のスモーク粒子は遮蔽板によってレー
ザ発光部及び受光部に到着し難くなり、簡単な構造によ
りスモークの付着を防止することができる。
【0013】また、本発明では、プレート対上にそれぞ
れ設けた遮蔽板の代わりに、該排気管内部において該排
気管の開孔部の排気上流側に整流板を設けることにより
、排気ガスはこの整流板で排気管の内側に偏向されるの
で排気管に設けた開孔部からはスモークが飛び出し難く
なる。従って、遮蔽板を除いた分だけスモーク検出器を
小型化することができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係るスモーク検出器の実施
例を示した図であり、この実施例では、1は車両の排気
ガスが図示の矢印方向に流れる排気管であり直径方向に
6mm径程度の開孔部10A及び10Bを有するもの、
2A及び2Bはそれぞれ排気管1の開孔部10A及び1
0B付近に設けたプレート対、3A及び3Bはそれぞれ
プレート2A及び2B上にそれぞれ設けられたレーザ発
光部及び受光部、4A及び4Bはそれぞれプレート2A
及び2B上においてレーザ発光部3A及び受光部3Bと
排気管1との間に設けられた遮蔽板であり、遮蔽板4A
及び4Bにそれぞれ設けた開孔部40A及び40Bと排
気管1に設けた開孔部10A及び10Bとによりレーザ
発光部3Aからの出力光がレーザ受光部3Bに達するよ
うに設定されている。
【0015】また、5及び6はそれぞれ、レーザ発光部
3Aからの出力光をモニタした電気信号及びレーザ受光
部3Bでの受光信号から変換された電気信号を増幅する
増幅器、そして、7はこれらの増幅器5及び6からの出
力信号をディジタル信号に変換して通常通りのスモーク
の計測値を演算するデータ演算部である。尚、30A及
び30Bはそれぞれ排気管1からプレート2A及び2B
を経由して到達する熱をレーザ発光部3A及び受光部3
Bから遠ざけるための浮台であり、ここのプレート部分
にも開孔部31A及び31Bが設けられている。更に、
20及び20Bもプレート2A及び2Bと排気管1との
熱伝達を防ぐための切欠部である。
【0016】このような実施例において、プレート2A
に設けたレーザ発光部3Aから出力されたレーザ光は図
示のように遮蔽板4Aの開孔部40Aを通って排気管1
に設けた開孔部10Aから排気管1中の排気ガスに対し
て照射される。そして、レーザ光はこの排気ガス中のス
モークを透過して排気管1の反対側の開孔部10Bから
出てやはり反対側のプレート2B上に設けた遮蔽板4B
の開孔部40Bを通ってレーザ受光部3Bに与えられる
【0017】そして、通常の如く、レーザ発光部3Aの
出力光と受光部3Bの入力光との比率を電気信号の形で
増幅器5及び6から得たデータ演算部7が計測すること
により排気ガス中のスモークの量を計測することができ
る。
【0018】この場合、排気ガス中のスモークSMKは
開孔部10A,10Bから排出されても遮蔽板4A,4
Bで大部分が遮蔽されてしまうので、レーザ発光部3A
及び受光部3Bにスモークが到達せずに済み、スモーク
の付着によるスモーク計測の良好な精度を維持すること
ができる。
【0019】また、排気管1は高温(600〜700°
C)になるため、このような熱をレーザ発光部3A及び
受光部3Bが直に受けると安定したスモーク濃度の計測
ができないか或いは内部故障を生じさせることとなる。 従って、これら発光部3A及び3Bを熱からも保護する
必要が生じるが、これら発光部3A及び受光部3Bを浮
台30A及び30Bにより浮かし、且つプレート2A及
び2Bを開孔部31A,31Bや切欠部20A,20B
を設けているため、排気管1からの熱を放熱して熱が伝
わり難いようにしている。
【0020】図2は、本発明の変形例を示したもので、
この例では、図1のような遮蔽板4A,4Bは用いずに
、排気管1内部において該排気管1の開孔部10A,1
0Bの排気上流側に整流板8を設けることにより、排気
ガスはこの整流板8で排気管1の内側に偏向されること
となり、排気管1に設けた開孔部10A,10Bからは
スモークが飛び出し難くなる。従って、遮蔽板4A,4
Bを除いた分だけスモーク検出器を小型化することがで
きる。
【0021】尚、上記の実施例では、車両の排気管にス
モーク検出器を直接取り付けたが、図3に示すように、
補助排気管1Aを設け、この補助排気管1Aをジョイン
トラバーホール9により排気管1に開孔部を設ける工事
を行うことなく排気管1と結合させてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るスモーク検
出器では、車両の排気管の直径方向の両側に設けたプレ
ート対上にそれぞれ設けられたレーザ発光部及びレーザ
受光部と排気管との間にそれぞれ遮蔽板を設け、該レー
ザ発光部からの出力光が該遮蔽板に設けた開孔部と該排
気管に設けた開孔部とを介して該レーザ受光部に達する
ように構成したので、簡単な構造で検出部本体が排気ガ
スに晒されることがなくまた排気管からのスモークが遮
蔽板で遮断されるのでレーザ発光部及びレーザ受光部に
対するスモークの付着は極めて少なくなる。このため、
常に安定したスモーク量の計測データが得られることと
なる。
【0023】また、各遮蔽板を設ける代わりに、該排気
管内部において該排気管の開孔部の排気上流側に整流板
を設けても同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスモーク検出器の実施例を示した
斜視図である。
【図2】本発明に係るスモーク検出器の変形例を示した
断面図である。
【図3】本発明に係るスモーク検出器の更に別の変形例
を示した断面図である。
【符号の説明】
1  排気管 2A,2B  プレート 3A  レーザ発光部 3B  レーザ受光部 4A,4B  遮蔽板 10A,10B,40A,40B  開孔部8  整流
板 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両の排気管の直径方向の両側に設け
    たプレート対と、該プレート対上にそれぞれ設けられた
    レーザ発光部及び受光部と、該プレート上においてレー
    ザ発光部及びレーザ受光部と排気管との間にそれぞれ設
    けられた遮蔽板とを備え、該レーザ発光部からの出力光
    が各遮蔽板に設けた開孔部と該排気管に設けた開孔部と
    を介して該レーザ受光部に達するようにしたことを特徴
    とするスモーク検出器。
  2. 【請求項2】  該遮蔽板を設ける代わりに、該排気管
    内部において該排気管の開孔部の排気上流側に整流板を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のスモーク検出
    器。
JP15565291A 1991-05-30 1991-05-30 スモーク検出器 Pending JPH04353748A (ja)

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JP15565291A JPH04353748A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 スモーク検出器

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JPH04353748A true JPH04353748A (ja) 1992-12-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020533592A (ja) * 2017-09-14 2020-11-19 センシリオン アーゲーSensirion AG 粒子状物質センサーデバイス

Cited By (3)

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 20000613