JPH04353390A - 直流ア−ク炉の炉底構造 - Google Patents
直流ア−ク炉の炉底構造Info
- Publication number
- JPH04353390A JPH04353390A JP3155428A JP15542891A JPH04353390A JP H04353390 A JPH04353390 A JP H04353390A JP 3155428 A JP3155428 A JP 3155428A JP 15542891 A JP15542891 A JP 15542891A JP H04353390 A JPH04353390 A JP H04353390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- hearth
- holding plate
- fixed
- arc furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 20
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 20
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 239000002360 explosive Substances 0.000 claims 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 abstract description 4
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011823 monolithic refractory Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Heating (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は直流ア−ク炉の炉底部
の構造に関する。
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に直流ア−ク炉の炉底部には、炉底
耐火物を貫通する多数本の炉底電極を設け、これらの炉
底電極の下部を一枚の保持板に固着して、炉底電極を保
持するとともにこの保持板を介して各炉底電極へ給電を
おこなつている。そしてこの保持板は、導電性の点から
銅板が望ましいのであるが、高温下で使用するため強度
が不足するので、従来は鋼板が用いられている。
耐火物を貫通する多数本の炉底電極を設け、これらの炉
底電極の下部を一枚の保持板に固着して、炉底電極を保
持するとともにこの保持板を介して各炉底電極へ給電を
おこなつている。そしてこの保持板は、導電性の点から
銅板が望ましいのであるが、高温下で使用するため強度
が不足するので、従来は鋼板が用いられている。
【０００３】ところが保持板として鋼板を用いる場合、
鋼製の炉底電極と保持板との接触部の接触抵抗が大きく
、通電により熱ひずみを生じスパ−ク事故を発生すると
いう問題がある。そこで発明者らは、炉底電極と保持板
の間の電気的導通を良好ならしめる構造として、特開平
２−２８７０９０号公報において、保持板と炉底電極の
間に軟質のつば付きテ−パ筒状の通電部材を介在させる
構造、および保持板の電極取付穴と炉底電極の細径部と
の間にソルダ−を流し込んで隙間を埋めた構造を提案し
ている。しかしこれらの構造によれば、電気的導通は良
好となるが、構造が複雑で加工や組立に手間がかかり、
コストがかさむという問題がある。
鋼製の炉底電極と保持板との接触部の接触抵抗が大きく
、通電により熱ひずみを生じスパ−ク事故を発生すると
いう問題がある。そこで発明者らは、炉底電極と保持板
の間の電気的導通を良好ならしめる構造として、特開平
２−２８７０９０号公報において、保持板と炉底電極の
間に軟質のつば付きテ−パ筒状の通電部材を介在させる
構造、および保持板の電極取付穴と炉底電極の細径部と
の間にソルダ−を流し込んで隙間を埋めた構造を提案し
ている。しかしこれらの構造によれば、電気的導通は良
好となるが、構造が複雑で加工や組立に手間がかかり、
コストがかさむという問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決するもので、炉底電極と保持板の接続部に
おける接触抵抗が小さく長期の使用に耐える構造簡潔な
直流ア−ク炉の炉底構造を提供しようとするものである
。
問題点を解決するもので、炉底電極と保持板の接続部に
おける接触抵抗が小さく長期の使用に耐える構造簡潔な
直流ア−ク炉の炉底構造を提供しようとするものである
。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の直流ア−ク炉
の炉底構造は、保持板と、この保持板上に積層した炉底
耐火物と、この炉底耐火物を貫通している複数本の炉底
電極とから成る直流ア−ク炉の炉底構造において、前記
保持板を、鋼板の下面に銅板を被着した爆着クラツド板
で構成し、つば板を下部に固着した炉底電極を、前記つ
ば板を前記銅板部に当接させて前記保持板に固着すると
ともに、電源に接続される接続体を前記銅板部に固着し
たことを特徴とする。
の炉底構造は、保持板と、この保持板上に積層した炉底
耐火物と、この炉底耐火物を貫通している複数本の炉底
電極とから成る直流ア−ク炉の炉底構造において、前記
保持板を、鋼板の下面に銅板を被着した爆着クラツド板
で構成し、つば板を下部に固着した炉底電極を、前記つ
ば板を前記銅板部に当接させて前記保持板に固着すると
ともに、電源に接続される接続体を前記銅板部に固着し
たことを特徴とする。
【０００６】この発明において爆着クラツド板とは、爆
着クラツド法によつて得られるクラツド板を称する。
着クラツド法によつて得られるクラツド板を称する。
【０００７】
【作用】この発明の炉底構造においては、保持板を形成
する爆着クラツド板の鋼板部が、主として炉底電極を保
持する強度部材として機能し、銅板部が、主として導電
部材として機能し、接続体と各炉底電極との間の導電路
を形成する。保持板と各炉底電極との電気的導通は、銅
板面と炉底電極のつば板との接触面を介しておこなわれ
るので、抵抗の小さい良好な導通作用が得られる。
する爆着クラツド板の鋼板部が、主として炉底電極を保
持する強度部材として機能し、銅板部が、主として導電
部材として機能し、接続体と各炉底電極との間の導電路
を形成する。保持板と各炉底電極との電気的導通は、銅
板面と炉底電極のつば板との接触面を介しておこなわれ
るので、抵抗の小さい良好な導通作用が得られる。
【０００８】また爆着クラツド板における鋼板と銅板は
、微小な凹凸面状の接合面を介して強固に固着している
ので、炉操業に伴う保持板の加熱・冷却に対しても相互
に剥離しにくく、長期にわたつて支障なく使用でき、炉
底電極と炉底耐火物の損耗時には、これらを交換するこ
とにより、保持板および接続体部は繰返し使用すること
ができる。
、微小な凹凸面状の接合面を介して強固に固着している
ので、炉操業に伴う保持板の加熱・冷却に対しても相互
に剥離しにくく、長期にわたつて支障なく使用でき、炉
底電極と炉底耐火物の損耗時には、これらを交換するこ
とにより、保持板および接続体部は繰返し使用すること
ができる。
【０００９】
【実施例】以下図１および図２によりこの発明の一実施
例を説明する。図中、１は直流ア−ク炉の炉底で、炉殻
２の上に炉床耐火物３を積層して成る。炉底中央部にお
いて炉殻２に設けた透孔４を塞ぐ形で、円板状の保持板
５が絶縁物６を介して積重ねられ、この保持板５上に積
層した炉底耐火物７と周囲の炉床耐火物３との間には、
不定形耐火物８が充填してある。
例を説明する。図中、１は直流ア−ク炉の炉底で、炉殻
２の上に炉床耐火物３を積層して成る。炉底中央部にお
いて炉殻２に設けた透孔４を塞ぐ形で、円板状の保持板
５が絶縁物６を介して積重ねられ、この保持板５上に積
層した炉底耐火物７と周囲の炉床耐火物３との間には、
不定形耐火物８が充填してある。
【００１０】保持板５は、鋼板１１の下面に銅板１２を
爆着クラツド法により被着した爆着クラツド板から成り
、中心部の銅板１２の下面には、銅製の接続体１３が溶
接により固着してある。１４は接続体１３の下部に突設
した端子板で、図示しない直流電源に接続されるもので
ある。
爆着クラツド法により被着した爆着クラツド板から成り
、中心部の銅板１２の下面には、銅製の接続体１３が溶
接により固着してある。１４は接続体１３の下部に突設
した端子板で、図示しない直流電源に接続されるもので
ある。
【００１１】一方１５は鋼製の炉底電極で、接続体１３
の軸線を中心線として放射状に多数本の炉底電極１５が
配置され、炉底耐火物７を貫通して、その下部は保持板
５に固着されている。図２はその固着構造を示し、炉底
電極１５の下部に溶接により固着した円板状の鋼板製の
つば板１６を、ボルト１７により保持板５に締付けてあ
る。これによりつば板１６の上面は、保持板５の銅板１
２の下面に圧着される。なお炉底電極１５のつば板１６
より下方に突出した部分は、図示しない風冷ボツクス等
により風冷され過度の昇温を防止されるようになつてい
る。
の軸線を中心線として放射状に多数本の炉底電極１５が
配置され、炉底耐火物７を貫通して、その下部は保持板
５に固着されている。図２はその固着構造を示し、炉底
電極１５の下部に溶接により固着した円板状の鋼板製の
つば板１６を、ボルト１７により保持板５に締付けてあ
る。これによりつば板１６の上面は、保持板５の銅板１
２の下面に圧着される。なお炉底電極１５のつば板１６
より下方に突出した部分は、図示しない風冷ボツクス等
により風冷され過度の昇温を防止されるようになつてい
る。
【００１２】上記構成の炉底構造においては、接続体１
３と炉底電極１５との間の電気的導通は、主として電気
抵抗の小さい銅板１２部を介しておこなわれ、炉底電極
１５のつば板１６は銅板１２と当接しているため、この
当接部の接触抵抗は小さく過度の昇温やスパ−ク事故を
発生するおそれはない。またつば板１６付きの炉底電極
１５およびその保持板５への取付構造は簡潔で、製作お
よび組立が容易である。
３と炉底電極１５との間の電気的導通は、主として電気
抵抗の小さい銅板１２部を介しておこなわれ、炉底電極
１５のつば板１６は銅板１２と当接しているため、この
当接部の接触抵抗は小さく過度の昇温やスパ−ク事故を
発生するおそれはない。またつば板１６付きの炉底電極
１５およびその保持板５への取付構造は簡潔で、製作お
よび組立が容易である。
【００１３】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえば接続体１３は、炉底電極１５と同様に
ボルト締めによつて保持板５に固着してもよい。また炉
底電極１５は鋼以外の材質のものとしてもよい。
はなく、たとえば接続体１３は、炉底電極１５と同様に
ボルト締めによつて保持板５に固着してもよい。また炉
底電極１５は鋼以外の材質のものとしてもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
炉底電極と保持板の接続部における接触抵抗が小さく、
スパ−ク事故をおこすことなく長期の使用に耐える、構
造簡潔で製作容易な直流ア−ク炉の炉底構造が得られる
。
炉底電極と保持板の接続部における接触抵抗が小さく、
スパ−ク事故をおこすことなく長期の使用に耐える、構
造簡潔で製作容易な直流ア−ク炉の炉底構造が得られる
。
【図１】この発明の一実施例を示す直流ア−ク炉の炉底
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図２】図１における炉底電極と保持板の接続部の詳細
を示す要部拡大縦断面図である。
を示す要部拡大縦断面図である。
５ 保持板
７ 炉底耐火物
１１ 鋼板
１２ 銅板
１３ 接続体
１４ 端子板
１５ 炉底電極
１６ つば板
１７ ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 保持板と、この保持板上に積層した炉
底耐火物と、この炉底耐火物を貫通している複数本の炉
底電極とから成る直流ア−ク炉の炉底構造において、前
記保持板を、鋼板の下面に銅板を被着した爆着クラツド
板で構成し、つば板を下部に固着した炉底電極を、前記
つば板を前記銅板部に当接させて前記保持板に固着する
とともに、電源に接続される接続体を前記銅板部に固着
したことを特徴とする直流ア−ク炉の炉底構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03155428A JP3109139B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 直流ア−ク炉の炉底構造 |
| KR1019920002211A KR100245481B1 (ko) | 1991-03-05 | 1992-02-14 | 직류 아크로의 로바닥의 구조 |
| US07/846,120 US5268924A (en) | 1991-03-05 | 1992-03-05 | Bottom structure for a DC electric arc furnace |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03155428A JP3109139B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 直流ア−ク炉の炉底構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04353390A true JPH04353390A (ja) | 1992-12-08 |
| JP3109139B2 JP3109139B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=15605801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03155428A Expired - Lifetime JP3109139B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-05-30 | 直流ア−ク炉の炉底構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109139B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8701967B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-04-22 | Outotec Oyj | Method for manufacturing a cooling element and a cooling element |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP03155428A patent/JP3109139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8701967B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-04-22 | Outotec Oyj | Method for manufacturing a cooling element and a cooling element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3109139B2 (ja) | 2000-11-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10790483B2 (en) | Power battery top cap structure | |
| JPH03101086A (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
| JPS6128914B2 (ja) | ||
| US5326655A (en) | Battery terminal | |
| US6039238A (en) | Electrical connection method | |
| US5530313A (en) | Spark plug with copper cored ground electrode and a process of welding the electrode to a spark plug shell | |
| JPH04353390A (ja) | 直流ア−ク炉の炉底構造 | |
| KR100245481B1 (ko) | 직류 아크로의 로바닥의 구조 | |
| US4064328A (en) | Auxiliary dual battery terminal | |
| JP2946621B2 (ja) | 電気炉の炉底構造 | |
| US4021770A (en) | Electrical resistance element | |
| US2798932A (en) | Solder pot | |
| WO1995027084A1 (de) | Bodenelektrode eines mit gleichstrom beheizten metallurgischen gefässes | |
| JP2537272B2 (ja) | セラミックヒ―タ | |
| CN218135634U (zh) | 一种引出焊治具 | |
| US4701933A (en) | Method of supplying heat energy to a metal melt or the like and a heating element for use with said method | |
| JP2941889B2 (ja) | シーズ型グロープラグの製造方法 | |
| JPH046762A (ja) | 耐熱接続電極 | |
| JPS6320036Y2 (ja) | ||
| JPS5598835A (en) | Pressure-welded semiconductor device | |
| JP2555322Y2 (ja) | 核融合炉第１壁保護タイルの支持構造 | |
| US3832476A (en) | Electroslag melting of ingots | |
| JP2607762B2 (ja) | 直流式電気炉陽極ブロックの耐火物構造 | |
| EP0096938A1 (en) | Electrodes for glass furnaces | |
| RU2112187C1 (ru) | Подовый электрод электропечи |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 11 |