JPH04352777A - 抗アテローム性動脈硬化症フロクロモン製造用中間体 - Google Patents

抗アテローム性動脈硬化症フロクロモン製造用中間体

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JPH04352777A
JPH04352777A JP3210796A JP21079691A JPH04352777A JP H04352777 A JPH04352777 A JP H04352777A JP 3210796 A JP3210796 A JP 3210796A JP 21079691 A JP21079691 A JP 21079691A JP H04352777 A JPH04352777 A JP H04352777A
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    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、抗アテローム性動脈硬化症フ
ロクロモン製造用の新規な中間体に関する。
【0002】ケリンおよびその関連化合物は広範な薬理
効果を発揮することが知られている。最近、ケリンは、
有用な抗アテローム性動脈硬化症活性を示すことが報告
されている。さらに、多くのケリンの類似体もまた同様
に有用な抗アテローム性動脈硬化症活性を発揮すること
が知られている。例えば、7−メチルチオメチル−4,
9−ジメトキシフロクロモンが、このような有用な抗ア
テローム性動脈硬化症物質として米国特許第42845
69号に記載されている。
【0003】ケリンの全合成法は公知である。例えば、
ピロガロールがケリンのようなフロクロモンの合成用の
出発物質として利用されてきた。例えば、クラーク,ジ
ェイ・アールら(Clarke,J.R.,et al
.,J.Chem.Soc.,302(1949))、
バクスター,アール・エイら(Baxter,R.A.
,et al.,J.Chem.Soc.,S30(1
949))、シューンベルグ,エイら(Schonbe
rg,A.,et al.,J.Am.Chem.So
c.,73:2960(1951))、ムルチ,ブイ・
ブイ・エスら(Murti,V.V.S.,et al
.,Proc.of the Indian Acad
.of Sci.,30A:107(1949))およ
びガイスマン,テイ・エイら(Geissman,T.
A.,et al.,J.Am.Chem.Soc.,
73:1280(1951))により記載されている。 また、スパス,イーら(Spath,E.,et al
.,Chem.Ber.,71:106(1938))
、ダン,オーら(Dann,O.,et al.,Ch
em.Ber.,93:2829(1960))、ダン
,オーら(Dann,O.,et al.,Ann.C
hem.605:146(1957))およびムルチ,
ブイ・ブイ・エスら(J.Sci.Ind.Res.(
India),8B:112(1949))もケリンの
合成を記載している。米国特許第2,680,119号
もケリンおよびその関連化合物の合成を記載している。
【0004】さらに、類似体も含め、ケリンの製造にお
ける有用な中間体の合成について、アネージャー,アー
ルら(Aneja,R.,et al.,Chem.B
er.,93:297(1960))、アネージャー,
アールら(Aneja,R.,et al.,J.Sc
i.Ind.Res.(India),17B:382
(1958))、ガードナー,テイ・エスら(Gard
ner,T.S.,et al.,J.Org.Che
m.,15:841(1950))およびローベ,エル
・アールら(Rowe,L.R.,et al.,In
dian J.Chem.,5:105(1967))
により記載されている。したがって、これらの参考文献
は1−(6−ヒドロキシ−4,7−ジメトキシ−5−ベ
ンゾフラニル)−エタノンの製造について記載している
。また、関連化合物の6−ヒドロキシ−4,7−ジメト
キシ−5−ベンゾフランカルボン酸のメチルエステルも
ムサンテ,シィー・ガズ(Musante,C.,Ga
zz.Chim.Ital.,88:910(1958
)により記載されている。
【0005】
【先行技術】ケリンの全合成法が知られており、その合
成に有用なある種の化学的中間体も同様である。ケリン
の中間体の合成においては、ピロガロールの利用が知ら
れている。例えば、ピロガロールの、ケリン中間体、1
−(2,3−ジヒドロ−6,7−ジヒドロキシ−5−ベ
ンゾフラニル)エタノンへの変換が知られている。該中
間体のパラヒドロキシ化もまた知られている。例えば、
該変換およびその後のジメチル化により、公知のケリン
中間体を得る方法がロウ,エル・アールら(Row,L
.R.,et al.,Indian J.Chem.
,5:105(1967))により記載されている。米
国特許第4284569号にも、種々の新規な抗アテロ
ーム性動脈硬化症フロクロモンが開示されている。
【0006】
【発明概要】本発明は、ことに、式III(後記構造式
一覧表参照、以下同様)(式中、R2は炭素数1〜4を
有するアルキルである)のベンゾフランを提供するもの
である。
【0007】また、以下の(a)から(f)に示す新規
中間体、その製造方法および新規な抗アテローム性動脈
硬化症フロクロモンを開示する。(a)式II(式中、
R2は炭素数1〜4のアルキルである)のモノアルコキ
シベンゾフランを、式R3OH(式中、R3は炭素数1
〜4を有するアルキルである)で示される炭素数1〜4
のアルカノール溶媒中で、(i)硝酸タリウム(III
)、(ii)硝酸第二セリウムアンモニウムおよび(i
ii)四酢酸鉛から成る群より選ばれる酸化剤でパラア
ルコキシ化させることからなる式I(式中、R2および
R3は前記と同じで、同一でも、異なっていてよい)で
示されるジアルコキシベンゾフランの製造方法、(b)
式IV(式中、R5は炭素数2〜4を有するアルキルで
ある)のベンゾフラン、(c)式V(式中、R6および
R7の一方は炭素数1〜4のアルキルで、他方が炭素数
2〜4のアルキル、ただし、R6およびR7は異なる)
のベンゾフラン、
【0008】(d)式VIの抗アテローム性動脈硬化症
フロクロモン[式中、R6およびR7は前記と同じ、R
12は、(1)水素、(2)炭素数1〜8を有するアル
キル、(3)炭素数2〜8を有するアルコキシメチル、
(4)炭素数2〜8を有するアルキルチオアルキル、(
5)トリフルオロメチル、(6)所望により、塩素、フ
ッ素、トリフルオロメチル、炭素数1〜3を有するアル
キルまたは炭素数1〜3を有するアルコキシで置換され
たフェノキシメチル、(7)所望により、塩素、フッ素
、トリフルオロメチル、炭素数1〜3を有するアルキル
または炭素数1〜3を有するアルコキシで置換されたフ
ェニルチオメチル、(8)−CH2−S(O)n−R2
0(式中、nは0、1または2、R20は炭素数1〜5
を有するアルキルである)、または、(9)−CH2N
R8R9(式中、R8およびR9は、水素、炭素数1〜
12のアルキルまたはR8およびR9は窒素原子と一緒
になって2〜7個の炭素原子と、さらに、0、1または
2個のヘテロ原子を含む飽和また不飽和の複数環式アミ
ン環を形成する。ただし、該複素環式アミン環は4〜8
個の環原子を有し、ヘテロ原子は酸素、窒素および硫黄
からなる群より選ばれ、また、複素環式アミン環は所望
により、炭素数1〜4を有するアルキル、炭素数2〜8
を有するアルキルチオメチルまたはアルコキシメチル、
炭素数1〜4を有するヒドロキシアルキル、またはフェ
ニルで置換されていてもよい)、および、R13は、(
1)水素、(2)塩素、フッ素またはヨウ素、または、
(3)−CH2−S(O)n−R20(式中、nおよび
R20は前記と同じ)、ただし、R12がメチルである
場合のみR13は−CH2−S(O)n−R20である
](e)4−エトキシ−9−メトキシ−7−メチルチオ
メチルフロクロモン、および、(f)4−メトキシ−9
−エトキシ−7−メチルチオメチルフロクロモン。
【0009】前記の方法に従って、式IIのアルコキシ
ベンゾフランを製造する。R2がメチルである式IIの
アルコキシベンゾフランは、ケリンおよびその種々の類
似体を含めて広範な種々の抗アテローム性動脈硬化性物
質の製造に有用であることが知られている。例えば、米
国特許第4284569号参照。同様にして、R2が炭
素数2〜4を有するアルコキシであるとき、新規な式I
Iのベンゾフランが製造される。これらの中間体は、対
応する4,9−ジメトキシフロクロモンの製造に関して
米国特許第4284569号に記載された方法により、
式VIの新規な抗アテローム性動脈硬化症4,9−ジ−
(炭素数2〜4)アルコキシ−フロクロモンの製造に有
用である。 さらに、アテローム性動脈硬化症の治療および予防にお
ける式VIの新規な4,9−ジ−(炭素数2〜4)アル
コキシ−フロクロモンの利用法は、米国特許第4284
569号に記載されている対応する4,9−ジメトキシ
化合物の場合と同様である。したがって、これらの新規
な式VIの化合物の製造および薬理学的利用の方法につ
いては、米国特許第4284569号に記載された抗ア
テローム性動脈硬化症4,9−ジメトキシフロクロモン
の製造および利用法を参照することができる。これらの
新規な式VIの化合物の中では、4,9−ジエトキシフ
ロクロモンが好ましい。
【0010】前記製造方法は、後記のチャートを参考に
することによってよりよく理解できる。これらのチャー
トにおいて、R1は水素または炭素数1〜4を有するア
ルコキシである。また、R2、R3、R12およびR1
3は前記と同じである。R11は、(a)水素、(b)
炭素数1〜8を有するアルキル、(c)炭素数2〜8を
有するアルコキシメチル、(d)炭素数2〜8を有する
アルキルチオアルキル、(e)トリフルオロメチル、(
f)フェノキシメチル、(g)フェニルチオメチル、(
h)フェノキシメチルまたはフェニルチオメチル、(い
ずれも、所望により、1つの塩素、フッ素、トリフルオ
ロメチル、炭素数1〜3を有するアルキルまたは炭素数
1〜3を有するアルコキシで置換されていてもよい)、
または、(i)炭素数3〜10を有するシクロアルキル
、である。
【0011】本明細書において、炭化水素基に付した「
炭素数i〜j」なる語はその炭化水素基が最小i個から
最大j個までの炭素原子を有していることを示しており
、それらの範囲の炭素数のもの全てを含む意味であり、
例えば、炭素数1〜3のアルキルはメチル、エチル、プ
ロピルおよびイソプロピルを含める意味である。
【0012】チャートに関して、チャートAは、公知の
式XXIの化合物を新規な式XXVの2,3−ジヒドロ
−ベンゾフランに変換する方法を示しており、これを、
ついで還元し、デスメトキシケリンおよびその他のケリ
ン類似体の製造に用いる公知の式XXVIのベンゾフラ
ン中間体を得る。さらにチャートAに関して、ピロガロ
ールを、まず、ガイスマン,ティ・エイら(Geiss
mann,T.A.,et al.,J.Amer.C
hem.Soc.,73:57〜65(1951))に
より記載された方法によってクロロアセトニトリルで処
理し、式XXIIのトリアセテートに変換する。ついで
、水素雰囲気下で金属触媒を用い、式XXIIの化合物
より式XXIIIの化合物を得る。例えば、パラジウム
−炭素触媒のような通常の金属触媒が用いられる。該変
換は、ダン,オーら(Dann,O.and Zell
er,H.G.,Ber.93:28〜29(1960
))により記載されている。
【0013】その後、式XXIIIの化合物にフリース
転位を行ない、式XXIVのジヒドロキシケトンを得る
。この方法においては、式XXIIIの化合物を三塩化
アルミニウムおよびニトロベンゼンの混合液で処理する
。ついで、式XXIVの化合物をヨウ化アルキルで処理
することにより、選択的に炭素数1〜4を有するアルキ
ル化を行ない、式XXVの化合物を得る。この反応中に
伴う脱アルコキシル化はいずれも、臭化水素酸で処理す
ることによって逆転できる。ついで、この新規な式XX
Vの化合物を2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベン
ゾキノン(DDQ)を用いて脱水素化する。リン・ワイ
・ワイら(Linn,Y.Y.,et al.,J.H
eterocyclic Chem.,799(197
9))を参照。このようにして製造された式XXVIの
化合物は、ケリンの類似体、とりわけ4−デスメトキシ
ケリンの合成において非常に有用な中間体である。例え
ば、R2がメチルである式XXVIの化合物からのかか
る類似体の合成については米国特許第4284569号
に記載されている。
【0014】チャートBはチャートAにおいて式XXV
Iの化合物として製造された式XXXIの化合物のパラ
−アルコキシル化の方法を示している。このメトキシル
化は、4位の炭素に導入されるアルコキシ基に相当する
炭素数1〜4を有するアルカノール溶媒中で酸化剤の使
用により進行する。Ce(NH4)2(NO3)6また
はPb(OAc)4を酸化剤として用いることができる
。ブラザー,エイ・イーら(Brother,A.E.
,et al.,Helv.Chim.Acta.,3
5:9〜10(1952))の記載を参照。別法として
、硝酸タリウム(III)を酸化剤として用いることが
できる。テイラー,イー・シー(Taylor,E.C
.,J.Organic Chem.,41:282(
1970))の記載を参照。後者の場合、反応混合液を
約−25℃で30分間保持しながら、酸化剤を15分を
要して加え、ついで、1〜2分加熱することにより、最
大の収率が得られる。
【0015】チャートCは、チャートAの式XXVIの
化合物またはチャートBの式XXXIIの化合物として
得られる式XLIの化合物をケリン、4−デスメトキシ
ケリンまたはそれらの類似体に変換させる方法を示した
ものである。例えば、チャートCの方法は米国特許第4
284569号により公知であり、該特許のチャートA
は種々の式XLIIおよびXLIIIの化合物の式XL
Iの出発物質からの合成を記載している。したがって、
本明細書におけるチャートは前記の新規方法および化合
物の製法および使用を示している。
【0016】
【実施例】つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。 例1 3,6,7−ベンゾフラントリオール三酢酸塩(式XX
II)チャートAを参照。乾燥塩化亜鉛38gをピロガ
ロール(式XXI)35gを加える。これらの固形物に
窒素雰囲気下でジエチルエーテルおよびクロロアセトニ
トリル18mlを加える。ついで、得られた混合液を撹
拌し、0℃まで冷却させる。ついで、塩化水素ガスを該
反応混合液に30分間吹き込み、該混合液を撹拌しなが
ら12時間かけて徐々に室温まで昇温させる。その後、
二層の該混合液を0℃まで冷却し、該エーテル層をデカ
ントする。さらにジエチルエーテル100mlを加えて
撹拌し、デカントする。得られた残留液に水250ml
を加え、ついで該混合水溶液を30分間還流して均一な
溶液を得る。ついで、該溶液を4℃まで冷却し、濾過し
、赤褐色固体のα−クロロガロアセトフェノン24.5
gを得る。該固体はそれ以上は精製をせずに、酢酸ナト
リウム24.5gを含有するエタノール300ml中に
溶解する。5時間還流したのち、得られた混合液を乾燥
し、無水酢酸150mlおよびピリジン75mlで処理
する。ついで、得られた混合液を室温にて12時間撹拌
し、氷水700ml中にデカントし、ついで1時間撹拌
する。ついで得られた沈澱を濾取し、水洗し、ついで風
乾する。その後、濾液を濃塩酸で酸性とし、酢酸エチル
で抽出する。ついで、該有機層を炭酸水素ナトリウムの
飽和食塩水でよく洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、
濃縮させて残渣を得る。シリカゲル1.3kg上でクロ
マトグラフィーに付し、40%酢酸エチル−スケリソル
ブ(SkellysolveB)酢酸エチルで溶出させ
、精製した白色固体の生成物27.75gを得る。融点
99〜110℃。
【0017】例2 2,3−ジヒドロ−6,7−ベンゾフラジオール二酢酸
塩(式XXIII) 酢酸エチル250ml中、例1の標記生成物50gの混
合液を乾燥酢酸カリウム7.5gおよび10%パラジウ
ム−炭素触媒7.5gで処理する。ついで、該反応混合
液を65℃にて2時間水素添加し、室温まで冷却し、ケ
イソウ土に通して濾過する。ついで、得られた濾液を減
圧下で濃縮し、固体を得る。酢酸エチル−スケリソルブ
B(1:1)250mlより再結晶させ、精製した標記
化合物33.65gを白色固体として得る。融点114
〜115℃。 ヘキサン中25%酢酸エチルを溶媒としたシリカゲル薄
層クロマトグラフィーにおけるRf値:0.31。IR
吸収:1765、1625、1610、1490、14
65、1375、1225、1210、1180および
1035cm−1。NMR吸収:7.05、6.62、
4.64、3.21、2.25および2.23δ。
【0018】例3 1−(2,3−ジヒドロ−6,7−ジヒドロキシ−5−
ベンゾフラニル)エタノン (式XXIV) チャートAを参照。例2の標記生成物9.50g、ニト
ロベンゼン100mlおよび三塩化アルミニウム6.3
6gの混合液を60℃にて90分間加熱する。室温まで
冷却させたのち、該反応混合液を氷上に注ぎ、2N塩酸
100mlを加え、さらに水300mlを加える。3時
間撹拌したのちに、酢酸エチルで抽出する。ついで、該
有機層を分離して5%水酸化ナトリウム溶液で洗滌し、
ついで該水層を2N塩酸500ml中に注ぎ、沈澱を得
る。ついで、酢酸エチルを加え、沈澱を水層より分離す
る。該有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃
縮して標記化合物6.35gを褐色固体として得る。酢
酸エチルより再結晶させ、精製した結晶生成物を得る。 融点190〜190.5℃。トリクロロメタン中5%酢
酸エチルを溶媒としたシリカゲル薄層クロマトグラフィ
ーにおけるRf値:0.25。IR吸収:3460、3
200、1645、1605、1490、1445、1
365、1320、1255および1055cm−1。 NMR吸収:7.15、4.70、3.18および2.
52δ。
【0019】例4 1−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−7−メトキ
シ−5−ベンゾフラニル)−エタノン(式XXV:R2
はメチル)チャートAを参照。例3の標記生成物5.9
g、炭酸カリウム12gおよびヨウ化メチル25mlの
混合液を還流下、アセトンの存在下で18時間加熱する
。室温まで冷却させ、炭酸カリウムを濾去したのち、得
られた混合液を減圧下で濃縮させて黄色油状物を得る。 ついで、該油状物をトリクロロメタンに溶解し、臭化水
素酸で処理し、2時間還流する。室温まで冷却し、減圧
下で濃縮させたのちに、トリクロロメタン中5%酢酸エ
チルを溶出液としてクロマトグラフィーに付し、精製し
た標記生成物6.0gを得る。融点95〜97℃。トリ
クロロメタン中5%酢酸エチルを溶媒としたシリカゲル
薄層クロマトグラフィーにおけるRf値:0.5。IR
吸収:2700、1630、1615、1430、14
05、1365、1330、1290および1060c
m−1。NMR吸収:7.3、6.48、3.9および
3.15δ。
【0020】例5 1−(6−ヒドロキシ−7−メトキシ−5−ベンゾフラ
ニル)−エタノン(式XXVI:R2はメチル)チャー
トAを参照。ジオキサン中、例4の標記生成物12.1
gの溶液に2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾ
キノン(DDQ)17.8gを加える。ついで、得られ
た黒色溶液を還流下で2時間撹拌する。室温まで冷却さ
せると、沈澱が生成する。ついで、該反応混合液を濾過
し、フィルターケーキをジクロロメタンで洗滌する。つ
いで、濾液を濃縮して残渣を得、該残渣をシリカゲル7
00g上でクロマトグラフィーに付し、ジクロロメタン
で溶出させる。精製した標記生成物が油状物5.5gと
して得られ、これは自然に結晶化する。酢酸エチル−ヘ
キサン(1:5)より再結晶させて標記精製生成物を得
る。 融点61.2〜63.5℃。ヘキサン中25%酢酸エチ
ルを溶媒としたシリカゲル薄層クロマトグラフィーにお
けるRf値:0.31。IR吸収:3140、3110
、2720、1635、1025、1545、1320
、1300、1275および1050cm−1。NMR
吸収:7.78、7.65、4.21および2.71δ
【0021】例6 1−(6−ヒドロキシ−4,7−ジメトキシ−5−ベン
ゾフラニル)−エタノン(式XXXII:R2およびR
3はいずれもメチル) チャートBを参照。A.例5の標記生成物100mgを
メタノール4mlに加え、−25℃に冷却する。得られ
た不均質混合液に、硝酸タリウム(III)三水和物(
Tl(ONO2)3・3H2O)250mgのメタノー
ル7ml溶液を約15分かけて滴下する。ついで、得ら
れた混合液を−25℃にて30分間撹拌し、ついで1〜
2分間加熱還流させる。その後、該反応液を炭酸水素ナ
トリウムの飽和水溶液中に注ぎ、ジエチルエーテルで抽
出する。該エーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下で濃縮して黄色油状物を得る。ヘキサン中1%酢酸
エチルに該油状物を溶解し、12時間0℃で冷却させて
結晶化させる。得られた結晶を濾取して標記の精製生成
物70mgを得る。融点98〜99℃。ヘキサン−酢酸
エチル(1:1)を溶媒としたシリカゲル薄層クロマト
グラフィーにおけるRf値:0.6。IR吸収:295
5、2930、2926、2868、1629、161
9、1587、1471、1452、1444、142
5、1382、1364、1303、1267、115
1、1079、1061および755cm−1。NMR
吸収:7.5、6.9、4.15、4.05および2.
7δ。
【0022】B.別法として、メタノール6mlに加え
、0℃に冷却した四酢酸鉛200mgを用いることによ
っても標記生成物が製造される。得られた溶液に、メタ
ノール5ml中、例5の標記生成物100mgを滴下す
る。ついで、得られた混合液を0℃にて80分間撹拌し
、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液中に注ぐ。エーテル
で抽出したのちに、該エーテル溶液を硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下で濃縮して黄色油状物を得る。ついで
、該粗製固体をメタノールに溶解し、還流下で1時間加
熱する。室温まで冷却させたのちに、該溶媒を減圧除去
し、ヘキサン中1%酢酸エチルより晶出させて標記の精
製生成物70mgを得る。融点98〜100℃。
【0023】例7 7−メチルチオメチル−7−メトキシ−9−エトキシ−
フロクロモン(式XLIII:R1はメチル、R2はエ
チル、R12はメチルチオメチルおよびR13は水素)
チャートA、チャートBおよびチャートCを参照。 A.例3の標記生成物5.9g、炭酸カリウム12gお
よびヨウ化メチル28mlの混合液を、還流下、アセト
ンの存在下で加熱する。室温まで冷却させ、炭酸カリウ
ムを濾去したのち、得られた混合液を減圧下で濃縮する
。ついで、残渣をトリクロロメタンに溶解し、臭化水素
酸で処理し、2時間還流させる。室温まで冷却し、減圧
下にて濃縮させたのちに、クロマトグラフィーに付し、
トリクロロメタン中5%酢酸エチルで溶出させて式XX
Vの生成物6.0gを得る。 B.ジオキサン中前記A項の生成物12gの溶液に、2
,3−ジクロロ−5,6−ジシアノベンゾキノン(DD
Q)17.8gを加える。ついで、得られた黒色溶液を
還流下で2時間撹拌する。室温まで冷却させると、沈澱
が生成する。該反応混合液を濾過し、フィルターケーキ
をジクロロメタンで洗滌する。ついで、該濾液を濃縮さ
せて残渣を得、該残渣をシリカゲル700g上でクロマ
トグラフィーに付してジクロロメタンで溶出させ、式X
XVIの生成物、1−(6−ヒドロキシ−7−エトキシ
−5−ベンゾフラニル)−エタノンを得る。
【0024】C.前記B項の式XXVIの生成物100
mgをメタノール4mlに加え、−25℃まで冷却させ
る。得られた混合液に、硝酸タリウム(III)三水和
物(Tl(ONO2)3・3H2O)250mgのメタ
ノール7ml溶液を約15分間かけて滴下する。ついで
、得られた混合液を−25℃にて30分間撹拌し、1〜
2分間加熱還流させる。ついで、該反応液を炭酸水素ナ
トリウムの飽和水溶液中に注ぎ、ジエチルエーテルで抽
出する。エーテル層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で濃縮させて、式XXXIIの生成物、1−(6−ヒ
ドロキシ−4−メトキシ−7−エトキシ−5−ベンゾフ
ラニル)−エタノンを得る。 D.水素化ナトリウム(50%油中分散)20.1gお
よびテトラヒドロフラン(水素化アルミニウムリチウム
より新たに蒸留されたもの)20mlを窒素雰囲気下で
合してスラリー状とし、これに前記C項の生成物56g
、2−(メチルチオ)−酢酸エチル26.4gおよび乾
燥テトラヒドロフラン50mlの混合液を滴下する。滴
下が完了したのち(1.5時間)、該反応混合液を蒸気
浴上にて15分間加熱し、その後、室温まで冷却させる
。そこで氷水300mlを注意して加えることにより、
過剰の水素化ナトリウムを分解する。ジエチルエーテル
600mlで洗滌して水層を得、これをメタノール10
0mlおよび濃塩酸75mlで希釈する。ついで、該混
合液を45分間還流させ、室温まで冷却させる。塩化メ
チレン600mlで抽出し、該有機抽出液を乾燥し、減
圧下で濃縮して標記の精製生成物を得る。
【0025】例8 7−メチルチオメチル−4−エトキシ−9−メトキシ−
フロクロモン(式XLIII:R1はエチル、R2はメ
チル、R12はメチルチオメチルおよびR13は水素)
チャートA、チャートBおよびチャートCを参照。 A.例5の標記生成物100mgをエタノール4.5m
lに加え、−25℃まで冷却させる。得られた溶液に、
硝酸タリウム(III)三水和物(Tl(ONO2)3
・3H2O)250mgのエタノール8ml溶液を、約
15分間かけて滴下する。ついで、得られた混合液を−
25℃にて30分間撹拌し、1〜2分間加熱還流する。 ついで、該反応液を炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液中
に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出する。該エーテル層を
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮して式XXX
IIの生成物、1−(6−ヒドロキシ−4−エトキシ−
7−メトキシ−5−ベンゾフラニル)−エタノンを得る
。 B.水素化ナトリウム(50%油中分散)20.1gお
よびテトラヒドロフラン(水素化アルミニウムリチウム
より新たに蒸留されたもの)20mlを窒素雰囲気下で
合してスラリー状を形成させ、これに、前記A項の生成
物56g、2−(メチルチオ)−酢酸エチル26.4g
および乾燥テトラヒドロフラン50mlの混合液を滴下
する。滴下が完了したのちに(1.5時間)、反応混合
液を蒸気浴上にて15分間加熱し、室温まで冷却させる
。氷水300mlを注意して加えることにより、過剰の
水素化ナトリウムを分解する。ジエチルエーテル600
mlで洗滌して水層を得、これをメタノール100ml
および濃塩酸75mlで希釈する。ついで、該混合液を
45分間還流させ、室温まで冷却させる。塩化メチレン
600mlで抽出し、該有機抽出液を乾燥して減圧下で
濃縮し、標記の精製生成物を得る。
【0026】C.別法として、標記生成物は以下のよう
に製造される。 (1)4,7−ジメトキシ−7−[(メチルチオ)メチ
ル]−フロクロモン15gをトリクロロメタン250m
lに加える。ついで、得られた混合液に乾燥臭化水素を
暗赤色になるまで吹き込む。ついで、該反応液を45分
間加熱還流し、室温まで冷却し、その後、水200ml
で希釈する。ついで、該有機層を分離し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧下で濃縮して4−ヒドロキシ−7−
[(メチルチオ)メチル]−9−メトキシ−フロクロモ
ン13.36gを得る。融点134〜135℃。 (2)前記C(1)項の生成物4.0gをアセトン10
0ml、ヨウ化エチル15mlおよび炭酸カリウム9g
に加える。 ついで、得られた混合液を18時間加熱還流させ、室温
まで冷却し、その後、減圧下で濃縮する。得られた固体
をトリクロロメタンで洗滌し、濾過により分離する。減
圧下で濃縮して黒色油状物を得、これをシリカゲル30
0g上で高圧液体クロマトグラフィーに付す。トリクロ
ロメタン中10%酢酸エチルで溶出させ、標記生成物3
.0gを得る。融点112〜114℃。酢酸エチル中1
%メチノールを溶媒としたシリカゲル薄層クロマトグラ
フィーにおけるRf値:0.78。IR吸収:3120
、1650、1610、1380、1340、1210
、1170および1065cm−1。NMR吸収:7.
62、6.97、6.15、4.21、4.20、4.
57および2.21δ。
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式: 【化1】 [式中、R2は炭素数1〜4のアルキルを意味する]で
    示されるベンゾフラン。
JP3210796A 1982-05-17 1991-08-22 抗アテローム性動脈硬化症フロクロモン製造用中間体 Granted JPH04352777A (ja)

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US4459420A (en) 1984-07-10
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