JPH0435235A - ワイヤレス受信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ワイヤレス受信器、特にワイヤレス発信器
から発信された信号を受信するためのワイヤレス受信器
に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は従来のワイヤレス送受信装置の一例を示す斜視
図である。

図において、符号（１）は光信号を発光するワイヤレス
発信器、（２）は天井（３）に複数個埋めこまれている
ワイヤレス受信器であり、このワイヤレス受信器（２）
は、それぞれ室内照明器具（図示せず）を制御するため
の制御装置に接続されており、ワイヤレス発信器（１）
からの信号を受光することにより、対応する室内照明器
具の○Ｎ／○ＦＦを行う。

第４図は第３図のワイヤレス受信器（２）を側面から見
た構成図であり、（４）はケース、（５）はケース（４
）の下端部に室内に臨んで設けられている受信部として
の受光部、（６）はケース（４）内に設けられ、光信号
を電気信号に変換する電子回路部である。

このような従来のワイヤレス送受信装置では、ワイヤレ
ス発信器（１）Ｐワイヤレス受信器（２）に向けて操作
することにより、ワイヤレス発信器（１）から光信号が
発信され、これが受光部（５）で受光される。そして、
電子回路部（６）で光信号が電気信号に変換され、光信
号を受光したワイヤレス受信器（２）に対応する室内照
明器具が点灯又は消灯される。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように構成された従来のワイヤレス送受信装置で
は、第３図の破線に示すように、ワイヤレス発信器（１
）から光信号が分散発光されるとともに、それぞれのワ
イヤレス受信器（２）が指向性を有していないため、複
数のワイヤレス受信器（２）を同一の室内に設けた場合
、所望のワイヤレス受信器（２）以外のワイヤレス受信
器（２）でも光信号が受光されてしまい、これにより誤
動作が生じることがあるという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、ワイヤレス発信器からの信
号の受信に指向性を持たせることができ、誤動作を防止
することができるワイヤレス受信器を得ることを目的と
する。

［課題を解決するための手段〕 この発明に係るワイヤレス受信器は、受信範囲外からの
信号を遮蔽する遮蔽体を受信部のまわりに位置調整可能
に設けたものである。

［作用］ この発明においては、遮蔽体の位置を調整することによ
り、受信部の受信範囲を調整する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の第１の実施例によるワイヤレス受信
器を側面から見た構成図であり、第４図と同−又は相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。

図において、符号（１１）はケース（４）の下端部に受
光部（５）を囲繞するように螺着されている遮蔽体とし
ての円筒状の遮光フードであり、この遮光フード（１１
）は、ワイヤレス発信器（１）（第３図）からの光信号
を遮光する材料からなっており、所定の方向外、即ち図
中θで示す受信範囲外からの光信号を遮光するようにな
っている。

また、この遮光フード（１１）は、全体を回転させるこ
とにより上下方向に往復動可能になっており、これによ
りケース（４）からの突出量を調整できるようになって
いる。

上記のように構成されたワイヤレス受信器においては、
遮光フード（１１）のケース（４）からの出し量を変え
ることにより受信範囲θを変えることができる。即ち、
遮光フード（１１）を下動させることにより受信範囲θ
は挟まり、上動させることにより受信範囲θは広くなる
。このようにして、受信範囲θを調整することにより、
ワイヤレス発信器（１）からの光信号に対して指向性を
持たせることができる。

ここで、上記のようなワイヤレス受信器を複数用いる場
合には、各受信器の指向性、即ち受信範囲θを予め調整
しておく、そして、所望のワイヤレス受信器に向けてそ
の受信範囲θ内でワイヤレス発信器（１）を操作すれば
、分散発光により他のワイヤレス受信器に向かった光信
号は遮光フード（１１）により遮光されるため、所望の
ワイヤレス受信器の受光部（５）のみで光信号が受光さ
れ、誤動作は防止される。

なお、上記実施例では遮蔽体として円筒状の遮光フード
（１１）を示したが、遮蔽体の形状は例えば多角形筒状
のものなどであってもよく、円筒状に限定されるもので
はない。

また、上記実施例では遮光フード（１１）をケース（４
）に螺着したが、遮蔽体のケース（４）への取付方法も
これに限定されるものではなく、例えばクランパにより
クランプするなど、遮蔽体の受光部（５）に対する位置
を連続的又は不連続的に調整できれば他の方法でもよい
。

さらに、上記実施例では遮蔽体として一体物の遮光フー
ド（１１）を示したが、受光部（５）のまわりに複数分
割された遮蔽体を設け、この遮蔽体の各部分の受光部（
５）に対する位置を別々に調整できるようにしてもよく
、これにより受信範囲を方向別に変えることができる。

さらにまた、上記実施例では遮蔽体として上下動する遮
光フード（１１）を示したが、例えば第２図に示すよう
に、ケース（４）の斜面に沿って斜めにスライドする遮
光板（３１）などを遮蔽体として用いてもよい。

また、上記各実施例では信号として光信号を示したが、
他の電磁波の信号でもよい。

［発明の効果コ 以上説明したように、この発明のワイヤレス受信器は、
受信範囲外からの信号を遮蔽する遮蔽体を受信部のまわ
りに位置調整可能に設けたので、遮蔽体の位置を移動さ
せることにより受信範囲を調整することができ、これに
よりワイヤレス発信器からの信号の受信に指向性を持た
せることができ、誤動作を防止することができるという
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例を示す構成図、第２図
はこの発明の第２の実施例を示す構成図、第３図は従来
のワイヤレス送受信装置の一例を示す斜視図、第４図は
第３図のワイヤレス受信器を示す構成図である。 図において、（１）はワイヤレス発信器、（５）は受光
部（受信部）、（１１〉は遮光フード（遮蔽体）、（３
１）は遮光板（遮蔽体）である。 なお、各国中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 ５１１龍（・？伴詳） ｉ庶ｍフート（Ωビ志乞材→

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ワイヤレス発信器からの信号を受信する受信部と、この
   受信部のまわりに位置調整可能に設けられ、受信範囲外
   から前記受信部に向かう信号を遮蔽する遮蔽体とを備え
   、前記遮蔽体を移動させることにより前記受信範囲が変
   化するようになっていることを特徴とするワイヤレス受
   信器。