JPH04352116A - 位相差顕微鏡 - Google Patents
位相差顕微鏡Info
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- JPH04352116A JPH04352116A JP12764191A JP12764191A JPH04352116A JP H04352116 A JPH04352116 A JP H04352116A JP 12764191 A JP12764191 A JP 12764191A JP 12764191 A JP12764191 A JP 12764191A JP H04352116 A JPH04352116 A JP H04352116A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 4
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- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪帯状照明手段とゾー
ンプレートから成る対物レンズとを備えていて、位相物
体の観察や計測等に用いられる位相差顕微鏡に関する。
ンプレートから成る対物レンズとを備えていて、位相物
体の観察や計測等に用いられる位相差顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の位相差顕微鏡では、輪帯照明手段
と、その輪帯に対応する部分の位相が四分の一波長ずれ
るような位相膜を施した瞳を有する対物レンズとが用い
られている。図4は従来の位相差顕微鏡の基本構成を示
しているが、図4及び5において、11は光源、12は
コレクターレンズ、13は輪帯照明を行うためのリング
状開口13aを有するリングスリット、14はコンデン
サーレンズ、15は物体、16は対物レンズ、17は対
物レンズ16の瞳位置又はその近傍に配置されていてリ
ングスリット13の開口13aに対応するリング状部分
にそこを透過する投影光の位相を他の部分に対して四分
の一波長ずれるようにするための位相膜17aを施して
成る位相板、18は像面である。
と、その輪帯に対応する部分の位相が四分の一波長ずれ
るような位相膜を施した瞳を有する対物レンズとが用い
られている。図4は従来の位相差顕微鏡の基本構成を示
しているが、図4及び5において、11は光源、12は
コレクターレンズ、13は輪帯照明を行うためのリング
状開口13aを有するリングスリット、14はコンデン
サーレンズ、15は物体、16は対物レンズ、17は対
物レンズ16の瞳位置又はその近傍に配置されていてリ
ングスリット13の開口13aに対応するリング状部分
にそこを透過する投影光の位相を他の部分に対して四分
の一波長ずれるようにするための位相膜17aを施して
成る位相板、18は像面である。
【0003】近年、軟X線領域の波長(数Å〜数百Å)
を用いた顕微鏡が注目されている(例えば、レーザー研
究第18巻,No10,P1〜109,社団法人レーザ
ー学会)。この領域の光は波長が短いために高分解能が
期待でき、又光のエネルギーが高いため被検物体との間
の相互作用により新しい情報が得られる等の利点がある
が、この領域の光に対する物質の屈折率は殆ど1で、可
視光領域では顕著に現われる光の反射や屈折等の現象が
起きず、又物質による光の吸収も大きいため、可視光領
域で通常使われる屈折型のレンズは使われず、レンズ(
結像素子)としては全反射を利用する斜入型の反射鏡や
多層膜を用いて反射率を向上させる直入型の多層反射鏡
や回折現象を利用するゾーンプレート等が用いられる。
を用いた顕微鏡が注目されている(例えば、レーザー研
究第18巻,No10,P1〜109,社団法人レーザ
ー学会)。この領域の光は波長が短いために高分解能が
期待でき、又光のエネルギーが高いため被検物体との間
の相互作用により新しい情報が得られる等の利点がある
が、この領域の光に対する物質の屈折率は殆ど1で、可
視光領域では顕著に現われる光の反射や屈折等の現象が
起きず、又物質による光の吸収も大きいため、可視光領
域で通常使われる屈折型のレンズは使われず、レンズ(
結像素子)としては全反射を利用する斜入型の反射鏡や
多層膜を用いて反射率を向上させる直入型の多層反射鏡
や回折現象を利用するゾーンプレート等が用いられる。
【0004】図6はゾーンプレートを用いた従来の顕微
鏡の基本構成を示しているが、図6及び7において、2
1はレーザープラズマ光源や放射光等の高輝度光源、2
2は分光器の働きも兼ねるコンデンサーゾーンプレート
、23は直接光が物体に当らないようにするための遮光
板、24はゾーンプレート22により分散せしめられる
光の中から使用する波長の光を選択するためのピンホー
ル、25は観察物体、26は対物ゾーンプレート、27
は像面である。コンデンサーゾーンプレート22及び対
物ゾーンプレート26は図7に示した如く多くの同心状
の回折格子パターンを有する板部材である。
鏡の基本構成を示しているが、図6及び7において、2
1はレーザープラズマ光源や放射光等の高輝度光源、2
2は分光器の働きも兼ねるコンデンサーゾーンプレート
、23は直接光が物体に当らないようにするための遮光
板、24はゾーンプレート22により分散せしめられる
光の中から使用する波長の光を選択するためのピンホー
ル、25は観察物体、26は対物ゾーンプレート、27
は像面である。コンデンサーゾーンプレート22及び対
物ゾーンプレート26は図7に示した如く多くの同心状
の回折格子パターンを有する板部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゾーンプレートでは、
結像に寄与する光量は入射光量の10%であり、コンデ
ンサーゾーンプレート22の効率をも考慮すると1%に
減ってしまう。このため、回折効率の良い位相型のゾー
ンプレートも提案されていて、これによれば回折効率は
40%程度ではあるが、物質による光の吸収があるため
、実際にはこの値は得られない。
結像に寄与する光量は入射光量の10%であり、コンデ
ンサーゾーンプレート22の効率をも考慮すると1%に
減ってしまう。このため、回折効率の良い位相型のゾー
ンプレートも提案されていて、これによれば回折効率は
40%程度ではあるが、物質による光の吸収があるため
、実際にはこの値は得られない。
【0006】一方、このタイプの顕微鏡では位相差観察
を行うために、直接光と物体による回折光との間に位相
差を与える透過型の位相板を用いると光量は著しく低下
してしまう。今、物質の複素屈折率
を行うために、直接光と物体による回折光との間に位相
差を与える透過型の位相板を用いると光量は著しく低下
してしまう。今、物質の複素屈折率
【数1】
をn+iδ(実数部nは位相を、iは虚数単位を、δは
吸収を夫々表わす)とすると、物質の厚さをdとしたと
き、物質を透過した光と真空中を通過した光との間の光
路差は(n−1)dであり、透過率tはexp(−4π
δd/λ)となる。従って、位相膜用の物質としては、
屈折率の実数部はできるだけ1より離れており且つ虚数
部は小さい方が望ましく、四分の一波長の位相差を作る
のに必要な物質の厚さdはλ/(4|n−1|)、透過
率tはe×p(−πδ/|n−1|)である。以下に幾
つかの具体例を示す。
吸収を夫々表わす)とすると、物質の厚さをdとしたと
き、物質を透過した光と真空中を通過した光との間の光
路差は(n−1)dであり、透過率tはexp(−4π
δd/λ)となる。従って、位相膜用の物質としては、
屈折率の実数部はできるだけ1より離れており且つ虚数
部は小さい方が望ましく、四分の一波長の位相差を作る
のに必要な物質の厚さdはλ/(4|n−1|)、透過
率tはe×p(−πδ/|n−1|)である。以下に幾
つかの具体例を示す。
【数2】
【0007】このように、四分の一波長の透過型の位相
膜を用いると透過率が半減してしまう。上記の具体例は
、真空中での値を示しているが、実際には位相膜を支え
る基盤(薄膜)が必要になり、その基板の吸収も加味さ
れるので透過率の低下は更に大きくなる。
膜を用いると透過率が半減してしまう。上記の具体例は
、真空中での値を示しているが、実際には位相膜を支え
る基盤(薄膜)が必要になり、その基板の吸収も加味さ
れるので透過率の低下は更に大きくなる。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の問題点
に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは
、吸収型の位相膜を用いることなく位相観察を行うこと
のできる位相差顕微鏡を提供することにある。
に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは
、吸収型の位相膜を用いることなく位相観察を行うこと
のできる位相差顕微鏡を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における位相差顕
微鏡は、物体を照明する輪帯状の照明光束を発生する照
明手段と、物体像を形成するゾーンプレートから成る対
物レンズとを備えた顕微鏡において、前記ゾーンプレー
トの前記輪帯状照明光束の直接光が照射される部分の回
折格子が他の部分の回折格子に対して、回折光の波面が
四分の一波長ずれるようにゾーンプレートの面内で偏位
していることを特徴とするものである。
微鏡は、物体を照明する輪帯状の照明光束を発生する照
明手段と、物体像を形成するゾーンプレートから成る対
物レンズとを備えた顕微鏡において、前記ゾーンプレー
トの前記輪帯状照明光束の直接光が照射される部分の回
折格子が他の部分の回折格子に対して、回折光の波面が
四分の一波長ずれるようにゾーンプレートの面内で偏位
していることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】以下、図1及び図2に基づいて本発明の原理を
説明する。図1はゾーンプレートによる結像の様子を示
す図である。ゾーンプレートは図7にも示したように、
同心円状の透明・不透明パターン即ち回折格子を形成し
、透明部分を透過した光の波面同志を重ね合わせて干渉
させることにより結像作用をもたせたものである。図1
ではゾーンプレートの一つの断面を描いてあるが、ここ
では一つの輪帯の両端での位相差がλ/2になるように
同心状パターンを形成したもの、即ちλ/2毎に干渉に
より結像作用を示すものを例示してある。一般には、ゾ
ーンプレートはλ/m毎の干渉により結像作用を持つも
のを得ることができる。
説明する。図1はゾーンプレートによる結像の様子を示
す図である。ゾーンプレートは図7にも示したように、
同心円状の透明・不透明パターン即ち回折格子を形成し
、透明部分を透過した光の波面同志を重ね合わせて干渉
させることにより結像作用をもたせたものである。図1
ではゾーンプレートの一つの断面を描いてあるが、ここ
では一つの輪帯の両端での位相差がλ/2になるように
同心状パターンを形成したもの、即ちλ/2毎に干渉に
より結像作用を示すものを例示してある。一般には、ゾ
ーンプレートはλ/m毎の干渉により結像作用を持つも
のを得ることができる。
【0011】ここで各同心円のn番目の境界線の半径を
γn とし、その大きさを求める。ゾーンプレートに平
面波が入射し、それが球面波に変換される場合、光軸を
z軸とし、ゾーンプレートが原点にあるとすると、波面
(z−f)2 +γn 2 =(f+nλ/2
)2
(1)と、z=0との交点が同心円の境界の半径γn
を与える。但し、fはゾーンプレートの焦点距離である
。式(1)より、 γn 2 =fnλ(1+nλ/4f)
(2)通常nλ≪4fの関係が成立するので、式(
2)の括弧内の第二項を省略でき、
γn とし、その大きさを求める。ゾーンプレートに平
面波が入射し、それが球面波に変換される場合、光軸を
z軸とし、ゾーンプレートが原点にあるとすると、波面
(z−f)2 +γn 2 =(f+nλ/2
)2
(1)と、z=0との交点が同心円の境界の半径γn
を与える。但し、fはゾーンプレートの焦点距離である
。式(1)より、 γn 2 =fnλ(1+nλ/4f)
(2)通常nλ≪4fの関係が成立するので、式(
2)の括弧内の第二項を省略でき、
【数3】
となる。図1においてゾーンプレートの遮光部6aは、
位相差λ/2を持つ透明体でもよい(位相型ゾーンプレ
ート)。以上のようなゾーンプレートの性質を利用する
と、ゾーンプレート自身に位相差観察のための位相をず
らす作用を持たせることができる。
位相差λ/2を持つ透明体でもよい(位相型ゾーンプレ
ート)。以上のようなゾーンプレートの性質を利用する
と、ゾーンプレート自身に位相差観察のための位相をず
らす作用を持たせることができる。
【0012】図2はゾーンプレートの一部を拡大したも
のである。この図において、黒く示したのは図1即ち通
常のゾーンプレートの遮光部の位置である。本発明では
、斜線で示したように、位相膜に相当する作用を持たせ
たい部分において、遮光部と透明部の同心円の境界線を
、透明部と遮光部とを一組みとしたパターンのピッチの
1/4ずつ内側へずらしてある。このような構成のゾー
ンプレートに平面波を入射させると、出てくる球面波の
波面が四分の一波長だけずれる。
のである。この図において、黒く示したのは図1即ち通
常のゾーンプレートの遮光部の位置である。本発明では
、斜線で示したように、位相膜に相当する作用を持たせ
たい部分において、遮光部と透明部の同心円の境界線を
、透明部と遮光部とを一組みとしたパターンのピッチの
1/4ずつ内側へずらしてある。このような構成のゾー
ンプレートに平面波を入射させると、出てくる球面波の
波面が四分の一波長だけずれる。
【0013】一般に波面の位相がmλずれると、波面の
式は式(1)の代わりに (z−f)2 +γn 2 =(f+nλ/2
+mλ)2 (4)
となるz=0の交点がリングの境界の半径γn である
から式(4)は、 γn 2 =fnλ(1+2m/n+nλ/4f+m2
λ/fn+mλ/f)(5)式(5)において、nλ
≪4f,m2 λ≪fn,mλ≪fより、
式は式(1)の代わりに (z−f)2 +γn 2 =(f+nλ/2
+mλ)2 (4)
となるz=0の交点がリングの境界の半径γn である
から式(4)は、 γn 2 =fnλ(1+2m/n+nλ/4f+m2
λ/fn+mλ/f)(5)式(5)において、nλ
≪4f,m2 λ≪fn,mλ≪fより、
【数4】
となる。m=1/4の場合
【数5】
が得られる。
【0014】以上のように、光の波面を四分の一波長分
ずらすためには式(7)で示された位置に同心回折格子
の境界線をずらせばよい。従って、従来の位相差顕微鏡
に設けられた位相膜の代わりに、対物レンズのゾーンプ
レートの中の輪帯照明光の直接光が入射する部分の同心
円の境界線の位置を変位させれば、位相膜と同等の作用
を持たせることができる。なお、波面のずれる向きが逆
の場合は、m=−1/4となり、このときには
ずらすためには式(7)で示された位置に同心回折格子
の境界線をずらせばよい。従って、従来の位相差顕微鏡
に設けられた位相膜の代わりに、対物レンズのゾーンプ
レートの中の輪帯照明光の直接光が入射する部分の同心
円の境界線の位置を変位させれば、位相膜と同等の作用
を持たせることができる。なお、波面のずれる向きが逆
の場合は、m=−1/4となり、このときには
【数6】
となる。又、位相は相対的なものであるから、基本とな
るゾーンプレートの構成が式(7)又は(8)で表わさ
れるもので、位相膜に相当する部分が式(3)で表わさ
れるようなゾーンプレートでも同様の効果を得ることが
できる。要は、位相膜に相当する部分とそうでない部分
との間に、式(3)と式(7)又は(8)との差に相当
する同心パターンのずれが存在すればよいのである。
るゾーンプレートの構成が式(7)又は(8)で表わさ
れるもので、位相膜に相当する部分が式(3)で表わさ
れるようなゾーンプレートでも同様の効果を得ることが
できる。要は、位相膜に相当する部分とそうでない部分
との間に、式(3)と式(7)又は(8)との差に相当
する同心パターンのずれが存在すればよいのである。
【0015】
【実施例】図3は本発明に係る位相差顕微鏡の光学系の
一実施例を示している。図中、1はレーザープラズマ光
源や放射光等の高輝度光源、2は光を物体上に集光させ
るためのコンデンサーゾーンプレート、3は輪帯照明用
の遮光板、4は分散した光の中から観察に使用する波長
の光を取り出すためのピンホール、5は観察物体、6は
位相膜に相当する部分の回折格子が四分の一波長ずれる
ように、即ちその上に投影された遮光板3の開口3aの
像の部分6aの回折格子が他の部分の回折格子に対して
回折する波面が四分の一波長ずれるように作られた対物
ゾーンプレート、7はMCP(マイクロチャンネルプレ
ート)やCCD等の画像検出器が置かれる像面である。 なお、コンデンサーゾーンプレートは遮光板3に対応す
る部分にのみ回折格子を設けられたものでもよい。なお
、ゾーンプレートは位相型でもよい。
一実施例を示している。図中、1はレーザープラズマ光
源や放射光等の高輝度光源、2は光を物体上に集光させ
るためのコンデンサーゾーンプレート、3は輪帯照明用
の遮光板、4は分散した光の中から観察に使用する波長
の光を取り出すためのピンホール、5は観察物体、6は
位相膜に相当する部分の回折格子が四分の一波長ずれる
ように、即ちその上に投影された遮光板3の開口3aの
像の部分6aの回折格子が他の部分の回折格子に対して
回折する波面が四分の一波長ずれるように作られた対物
ゾーンプレート、7はMCP(マイクロチャンネルプレ
ート)やCCD等の画像検出器が置かれる像面である。 なお、コンデンサーゾーンプレートは遮光板3に対応す
る部分にのみ回折格子を設けられたものでもよい。なお
、ゾーンプレートは位相型でもよい。
【0016】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、ゾーンプレ
ートの境界をずらすだけであるから、光量の減少は伴わ
ず、軟X線領域においても好適に使用し得る位相差顕微
鏡を提供することができる。
ートの境界をずらすだけであるから、光量の減少は伴わ
ず、軟X線領域においても好適に使用し得る位相差顕微
鏡を提供することができる。
【図1】ゾーンプレートによるY−Z平面上における結
像作用を説明するための図である。
像作用を説明するための図である。
【図2】図1の一部を拡大して示した図である。
【図3】本発明による位相差顕微鏡の光学系の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】従来の位相差顕微鏡の光学系の一例を示す図で
ある。
ある。
【図5】図4に示された光学系に用いられているリング
スリットの正面図である。
スリットの正面図である。
【図6】従来の位相差顕微鏡の光学系の他の例を示す図
である。
である。
【図7】図6に示された光学系に用いられている対物ゾ
ーンプレートの正面図である。
ーンプレートの正面図である。
1,11,21 光源
2,22 コンデンサーゾーンプレ
ート3,23 輪帯照明用の遮光板
4,24 ピンホール5,15,2
5 観察物体 6,26 対物ゾーンプレート7,
27 像面
ート3,23 輪帯照明用の遮光板
4,24 ピンホール5,15,2
5 観察物体 6,26 対物ゾーンプレート7,
27 像面
Claims (1)
- 【請求項1】 物体を照明する輪帯状の照明光束を発
生する照明手段と、物体像を形成するゾーンプレートか
ら成る対物レンズとを備えた位相差顕微鏡において、前
記ゾーンプレートの前記輪帯状照明光束の直接光が照射
される部分の回折格子が他の部分の回折格子に対して、
回折光の波面が四分の一波長ずれるように、ゾーンプレ
ートの面内で偏位していることを特徴とする位相差顕微
鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12764191A JPH04352116A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 位相差顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12764191A JPH04352116A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 位相差顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352116A true JPH04352116A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14965122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12764191A Withdrawn JPH04352116A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 位相差顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04352116A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777658A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-03-20 | Carl Zeiss:Fa | 立体顕微鏡 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP12764191A patent/JPH04352116A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777658A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-03-20 | Carl Zeiss:Fa | 立体顕微鏡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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