JPH043516B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH043516B2 JPH043516B2 JP57221929A JP22192982A JPH043516B2 JP H043516 B2 JPH043516 B2 JP H043516B2 JP 57221929 A JP57221929 A JP 57221929A JP 22192982 A JP22192982 A JP 22192982A JP H043516 B2 JPH043516 B2 JP H043516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- control
- withdrawal
- axial position
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 42
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 23
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
[発明の技術分野]
本発明は、沸騰水型原子炉の制御棒制御システ
ムに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 沸騰水型原子炉には、出力運転時の制御棒引抜
によつて生じる出力上昇を監視するために、制御
棒引抜監視装置が設けられている。この装置は、
出力を上昇させるために、ある制御棒が選択され
ると、その選択された引抜制御棒のまわりに配置
されている複数個の固定型炉内中性子検出器(以
後これをLPRMと呼ぶ)を選択する。さらにこ
の選択されたLPRMからの信号の平均値をとり、
その値が引抜前の平均値よりも所定の値だけ上回
つた時、制御棒の引抜を阻止する制御棒引抜阻止
信号を送出し、制御棒引抜を阻止することによ
り、出力の上昇を所定のレベル以下に押える機能
を備えている。 第1図は従来の装置におけるLPRMの配置例
を示した図である。この図から明らかなように、
上記のように選択された引抜制御棒1(同図中1
Aは完全に引抜かれた制御棒のスクラム時の状態
を示す。)のまわりには円2と三角3で標示した
LPRMすなわり固定型炉内中性子検出器が16個
格子状に配置されている。(炉心の周辺部を除い
て、この様に配置されている。)このLPRMは、
2つの系とたとえばA系、B系に分かれており、
それぞれの系には8個のLPRMが割当てられて
いる。そして、A系、B系は第2図a,bの特性
図にそれぞれ示されるようにし、異なつた信号強
度−制御棒引抜位置特性を有している、なお第2
図の縦軸はLPRMの信号強度を示し、横軸は制
御棒引抜位置(選択された引抜制御棒の引抜き距
離で0点は全挿入位置を示し右に移動するにつれ
て引抜き距離が増加する)を示す。すべての
LPRMが正常で、A系、B系ともに作動してい
る場合の特性は第2図a,bの実線A1,B1で
示されているように両系の応答は早い。(後述す
る点線A2,B2の場合に比較して信号強度が高
い。)この実線A1,B1の特性曲線と、あらか
じめ設定されている引抜阻止レベル線L(二点鎖
線で示す)との交差点から垂線を下すと制御棒引
抜阻止位置a1,b1が得られる。したがつてA
系、B系のうち早く上述した交差点に達した方の
系から、前述した制御棒引抜阻止信号が送出され
る。 ところで、制御棒引抜にともなうLPRMの出
力にはバラツキがある。このバラツキの中には、
制御棒引抜阻止という点から見ると好ましくない
ものも含まれている。たとえば故障等により、そ
の平均値より極端に大きな出力とか逆に小さい出
力は、制御棒を誤つて引抜き操作する原因にな
る。そこで、制御棒引抜阻止の観点から好ましく
ないLPRMをバイパスすなわち機能を停止させ、
好ましいLPRMからの出力信号のみにもとづい
て制御棒引抜阻止信号を出力するようにしてい
る。そのため、ある場合には、A系、B系の一方
を全面的にバイパスすることがある。第1表に記
述されているA系バイパスあるいはB系バイパス
はこれを意味する。
ムに関する。 [発明の技術的背景とその問題点] 沸騰水型原子炉には、出力運転時の制御棒引抜
によつて生じる出力上昇を監視するために、制御
棒引抜監視装置が設けられている。この装置は、
出力を上昇させるために、ある制御棒が選択され
ると、その選択された引抜制御棒のまわりに配置
されている複数個の固定型炉内中性子検出器(以
後これをLPRMと呼ぶ)を選択する。さらにこ
の選択されたLPRMからの信号の平均値をとり、
その値が引抜前の平均値よりも所定の値だけ上回
つた時、制御棒の引抜を阻止する制御棒引抜阻止
信号を送出し、制御棒引抜を阻止することによ
り、出力の上昇を所定のレベル以下に押える機能
を備えている。 第1図は従来の装置におけるLPRMの配置例
を示した図である。この図から明らかなように、
上記のように選択された引抜制御棒1(同図中1
Aは完全に引抜かれた制御棒のスクラム時の状態
を示す。)のまわりには円2と三角3で標示した
LPRMすなわり固定型炉内中性子検出器が16個
格子状に配置されている。(炉心の周辺部を除い
て、この様に配置されている。)このLPRMは、
2つの系とたとえばA系、B系に分かれており、
それぞれの系には8個のLPRMが割当てられて
いる。そして、A系、B系は第2図a,bの特性
図にそれぞれ示されるようにし、異なつた信号強
度−制御棒引抜位置特性を有している、なお第2
図の縦軸はLPRMの信号強度を示し、横軸は制
御棒引抜位置(選択された引抜制御棒の引抜き距
離で0点は全挿入位置を示し右に移動するにつれ
て引抜き距離が増加する)を示す。すべての
LPRMが正常で、A系、B系ともに作動してい
る場合の特性は第2図a,bの実線A1,B1で
示されているように両系の応答は早い。(後述す
る点線A2,B2の場合に比較して信号強度が高
い。)この実線A1,B1の特性曲線と、あらか
じめ設定されている引抜阻止レベル線L(二点鎖
線で示す)との交差点から垂線を下すと制御棒引
抜阻止位置a1,b1が得られる。したがつてA
系、B系のうち早く上述した交差点に達した方の
系から、前述した制御棒引抜阻止信号が送出され
る。 ところで、制御棒引抜にともなうLPRMの出
力にはバラツキがある。このバラツキの中には、
制御棒引抜阻止という点から見ると好ましくない
ものも含まれている。たとえば故障等により、そ
の平均値より極端に大きな出力とか逆に小さい出
力は、制御棒を誤つて引抜き操作する原因にな
る。そこで、制御棒引抜阻止の観点から好ましく
ないLPRMをバイパスすなわち機能を停止させ、
好ましいLPRMからの出力信号のみにもとづい
て制御棒引抜阻止信号を出力するようにしてい
る。そのため、ある場合には、A系、B系の一方
を全面的にバイパスすることがある。第1表に記
述されているA系バイパスあるいはB系バイパス
はこれを意味する。
【表】
系がバイパスされた場合は、正常の場合、すな
わちバイパスが行なわれていない場合に比べて、
系の応答は一般に悪くなる。また、系内の
LPRMのうち、第1図において、引抜制御棒1
に近い、良い応答を示すLPRM2あるいは3が
バイパスされている場合も応答が悪くなる。この
場合を最悪バイパスと言う。第1表には、様々な
場合の引抜阻止位置が示されているが、この表に
おいて、min(a1,b1)あるいはmin(a2,b2)は
a1,b1のうち小さい方の値、あるいはa2,b2のう
ち小さい方の値をとることを意味する。 第2図a,bの点線A2,B2で示された特性
曲線は、各系の最悪バイパス時の特性を示してい
る。第2図からもわかるように、最悪バイパス時
には制御棒引抜位置がA系の場合はa2、B系の場
合はb2に移動し、正常時に比べてかなり悪い応答
状態となる。 このように、従来の装置では各系ならびに特定
のLPRMがバイパスされた場合、応答が悪くな
り、その改善が望まれていた。また、高い安全性
が要求される原子炉において、以上のようなバイ
パスによる応答性の劣化は安全性の余裕をせばめ
る点で好ましくない。 また、同時に複数の制御棒を操作する運転の場
合、検出対象となるLPRMの個数は増加する。
例えば同時に4本の制御棒を操作する場合、16×
4=64個のLPRMの検出が制御棒引抜監視のた
めの必要となり、監視装置の構成が複雑となる。 [発明の目的] 本発明は、従来の制御棒引抜監視装置の短所で
ある以下の(イ)(ロ)を改善することを目的とする。 (イ) 各系ならびに特定のLPRMがバイパスされ
た場合、 応答が悪化し、出力上昇量が増加する、 (ロ) 複数の制御棒を同時に操作(引抜)する場
合、炉心状態の変化の検出回路が複雑化する。
よつて監視系が複雑化する。 すなわち、制御棒引抜阻止位置(許容引抜長
さ)の設定に、炉心状態(局所的な出力)変化の
検出を使用しないことにより、安定でかつ確実な
引抜阻止機能を確保する事にある。 具体的には、あらかじめ、安全上および運転上
から適切に決定された、許容制御棒引抜長さによ
り、制御棒の引抜を阻止する事を目的とした制御
棒引抜監視装置である。 そして、その引抜長さは、局所的な出力上昇量
を安定に制限するため、引抜開始前の制御棒位置
の関数として、許容引抜長さを定めるものであ
る。 [発明の概要] 本発明は原子炉の炉心と、この炉心内に引抜挿
入される制御棒と、この制御棒の制御棒駆動機構
と、この制御棒駆動機構を制御する制御棒制御装
置と、上記制御棒の制御棒軸方向位置検出装置
と、この制御棒軸方向位置検出装置と上記制御棒
制御装置からの信号を受け制御棒引抜阻止位置信
号を上記制御棒制御装置に入力する制御棒引抜監
視装置とを具備する制御棒制御システムにおい
て、制御棒引抜監視装置は、制御棒軸方向位置検
出装置からの制御棒軸方向位置信号と制御棒制御
装置からの制御棒選択信号とが入力される対象制
御棒選択回路と、この対象制御棒選択回路からの
引抜制御棒軸方向位置信号により許容引抜長と制
御棒引抜阻止位置を、引抜制御棒初期軸方向位置
が炉心中央部である場合は許容引抜長を小さく炉
心上下部にある場合は許容引抜長を大きくするあ
らかじめ入力されている特性曲線により決定され
た制御棒引抜阻止位置信号を制御棒制御装置に出
力する制御棒引抜阻止位置設定回路とからなるこ
とを特徴とする制御棒制御システムにある。 [発明の実施例] 以下図面を参照しながら、本発明の一実施例を
説明する。 第3図に本発明にかかる制御棒引抜監視装置4
を用いた沸騰水型原子炉の制御駆動系が示されて
いる。 第3図に示す炉心5の内部には、第1図に示さ
れたような引抜制御棒1が多数本格納されてい
る。同図では、引抜かれない制御棒は省略し、示
されていない、上記引抜制御棒1は炉心5の下方
に設けられた制御棒駆動機構6によつて引抜・挿
入がなされる。この制御棒駆動機構6は制御棒制
御装置7によつて制御される。この制御棒制御装
置7は制御棒操作信号S1と制御棒引抜阻止位置
信号S2とを入力し、制御棒駆動信号S3と制御
棒選択信号S4とを出力する。制御棒駆動信号S
3は上記制御駆動機構6に送られ、制御棒選択信
号S4は制御棒引抜監視装置4に送出される。こ
の制御棒引抜監視装置4は制御棒軸方向位置検出
装置10から送出される制御棒軸方向位置信号S
5を入力し、前記制御棒引抜阻止位置信号S2を
制御棒制御装置7に出力する。 第3図に示された本発明にかかる制御棒引抜監
視装置4の構成を詳細に図示したものが第4図で
ある。 この第4図において、対象制御棒選択回路8は
制御棒選択信号S4に応じて引抜制御棒1を選択
し、選択された引抜制御棒軸方向位置信号S5A
を制御棒引抜阻止位置設定回路9に送出する。こ
の制御棒引抜阻止位置設定回路9には、制御棒初
期軸方向位置PIと許容引抜長△Lの関係が組み込
まれており、この関係を用いて、引抜制御棒初期
軸方向位置信号S5Aを用いて許容引抜長△Lを
求める。引抜制御棒初期軸方向位置信号S5Aと
この許容引抜長△Lから、引抜阻止位置が設定さ
れ、これが、引抜阻止位置信号S2として、制御
棒制御装置7に送出される。 制御棒引抜阻止位置設定回路9における、制御
棒初期軸方向位置と許容引抜長の関係は、第5図
に示す。第5図の縦軸は引抜制御棒1の許容引抜
長△Lを示し、横軸は引抜制御棒1の制御棒初期
軸方向位置PIを示す。制御棒初期軸方向位置PIが
炉心上部および下部にある時は許容引抜長が大き
く、制御棒初期軸方向位置PIが炉心中央部にある
時は許容引抜長△Lが小さくなるように設定され
ている。 引抜阻止位置は上述の制御棒初期軸方向位置PI
と許容引抜長△Lの関係から求められた特許引抜
長を、初期軸方向位置から差し引いた値として設
定される。すなわち、制御棒初期軸方向位置を
PI、このPIに対する許容引抜長を△Lとすると、
引抜阻止位置PBは PB=PI−△L になるように設定される。 以上のように構成された本発明のシステムは、
出力運転時に引抜制御棒1が選択され、制御棒制
御装置7に制御棒操作信号S1が入力されると、
制御棒引抜監視装置4の対象制御棒選択回路8に
制御棒選択信号S4が送られる。対象制御棒選択回
路8ではこの制御棒選択信号S4にもとづき、必要
な引抜制御棒1を選択し、その引抜制御棒1の初
期軸方向位置信号S5を制御棒引抜阻止位置設定回
路9に送る。 この制御棒引抜阻止位置設定回路9では、初期
軸方向位置信号S5にもとづき、その初期軸方向
位置PIに対応する許容引抜長△Lを設定し、初期
軸方向位置と、許容引抜長から制御棒の引抜阻止
位置PBを設定する。この位置を制御棒引抜阻止
位置信号S2として、制御棒制御装置7へ送出す
る。 たとえば、選択された制御棒の初期軸方向位置
が炉心上部より0.6mであり、この位置に対応す
る許容引抜長は0.4mであるとすると、制御棒引
抜阻止位置は炉心上部より1.0mと設定され、こ
れが制御棒引抜阻止位置信号S2となる。また選択
された制御棒の初期軸方向位置が炉心高さの約半
分(炉心上部より約2m)である場合、この位置
に対する許容引抜長は、初期位置が炉心中央部で
あるため前例の0.4mより短かい例えば0.3とする
と、制御棒引抜阻止位置は、炉心上部より2.3m
の位置と設定される。 制御棒制御装置7では、制御棒操作信号S1が制
御棒引抜阻止位置信号S2により入力された引抜阻
止位置を超えた引抜を指示した場合には引抜阻止
位置信号S2の阻止位置で制御棒の引抜を阻止する
制御が行なわれる。 第6図は本発明の装置を用いた場合の出力上昇
特性を従来の装置の場合と比較して示す。同図
中、PIは引抜制御棒と初期軸方向位置を示す、P1
は本発明の装置を用いた場合、または従来の装置
で全LPRMが正常の場合の引抜阻止位置を示し、
その時の出力上昇量が△P1である。またP2は従
来の装置においてある系ならびに特定のLPRM
がバイパスされた場合の引抜阻止位置を示し、そ
の時の出力上昇量が△P2である。 従つて、本発明の装置を用いた場合の出力上昇
量は、検出器のバイパス状態に関係なく、従来装
置の全LPRMが正常の場合と同様、確実に十分
低い量に抑えられる。 本発明の特徴の一つである初期軸方向位置によ
つて許容引抜長を変化させる事の効果について以
下に説明する。(第5図の特性図) 沸騰水型原子炉に炉心において、軸方向の出力
分布は、炉心の上部および下部で小さく、炉心の
中央部で大きくなつている。このため、制御棒を
同一長さだけ引抜いた時、縦軸に出力上昇量△
P、横軸に引抜制御棒の制御棒初期軸方向位置を
定め第7図に示すように、出力の大きい炉心中央
部で、その局所的な出力上昇量は大きく、これに
対して出力の小さい炉心上下部では、その出力上
昇量は小さい特性となる。従つて、本発明のシス
テムを用いた場合、第5図に示すような炉心中央
部で許容引抜長さを小さく、炉心上下部で許容引
抜長さを大きくなるように引抜制御棒の制御棒引
抜が阻止されるため、第8図に示すように制御棒
初期軸方向位置によらず、一定の出力上昇量に抑
えることが出来る。 また本発明のシステムの採用により、複数本の
制御棒を同時に引抜する場合、出力運転中に制御
棒誤引抜が行なわれても、炉心の検出系を使用し
ないため、常にある位置で、簡単に制御棒引抜阻
止がかかり、過度の出力上昇を未然に防止でき
る。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明のシステムにおい
て具備されている初期制御棒位置と許容引抜長さ
の関係を用いて、制御棒引抜阻止を行なうので、
LPRMのバイパス状態、引抜制御棒の本数およ
び初期制御棒位置に依らずに、出力運転時に制御
棒誤引抜が行なわれても、常に確実な制御棒引抜
阻止により、局所的な出力上昇量を適切な一定量
に制限する事ができ、燃料の熱的余裕を保つこと
ができ、沸騰水型原子炉の信頼性、安全性を高め
ることができる。
わちバイパスが行なわれていない場合に比べて、
系の応答は一般に悪くなる。また、系内の
LPRMのうち、第1図において、引抜制御棒1
に近い、良い応答を示すLPRM2あるいは3が
バイパスされている場合も応答が悪くなる。この
場合を最悪バイパスと言う。第1表には、様々な
場合の引抜阻止位置が示されているが、この表に
おいて、min(a1,b1)あるいはmin(a2,b2)は
a1,b1のうち小さい方の値、あるいはa2,b2のう
ち小さい方の値をとることを意味する。 第2図a,bの点線A2,B2で示された特性
曲線は、各系の最悪バイパス時の特性を示してい
る。第2図からもわかるように、最悪バイパス時
には制御棒引抜位置がA系の場合はa2、B系の場
合はb2に移動し、正常時に比べてかなり悪い応答
状態となる。 このように、従来の装置では各系ならびに特定
のLPRMがバイパスされた場合、応答が悪くな
り、その改善が望まれていた。また、高い安全性
が要求される原子炉において、以上のようなバイ
パスによる応答性の劣化は安全性の余裕をせばめ
る点で好ましくない。 また、同時に複数の制御棒を操作する運転の場
合、検出対象となるLPRMの個数は増加する。
例えば同時に4本の制御棒を操作する場合、16×
4=64個のLPRMの検出が制御棒引抜監視のた
めの必要となり、監視装置の構成が複雑となる。 [発明の目的] 本発明は、従来の制御棒引抜監視装置の短所で
ある以下の(イ)(ロ)を改善することを目的とする。 (イ) 各系ならびに特定のLPRMがバイパスされ
た場合、 応答が悪化し、出力上昇量が増加する、 (ロ) 複数の制御棒を同時に操作(引抜)する場
合、炉心状態の変化の検出回路が複雑化する。
よつて監視系が複雑化する。 すなわち、制御棒引抜阻止位置(許容引抜長
さ)の設定に、炉心状態(局所的な出力)変化の
検出を使用しないことにより、安定でかつ確実な
引抜阻止機能を確保する事にある。 具体的には、あらかじめ、安全上および運転上
から適切に決定された、許容制御棒引抜長さによ
り、制御棒の引抜を阻止する事を目的とした制御
棒引抜監視装置である。 そして、その引抜長さは、局所的な出力上昇量
を安定に制限するため、引抜開始前の制御棒位置
の関数として、許容引抜長さを定めるものであ
る。 [発明の概要] 本発明は原子炉の炉心と、この炉心内に引抜挿
入される制御棒と、この制御棒の制御棒駆動機構
と、この制御棒駆動機構を制御する制御棒制御装
置と、上記制御棒の制御棒軸方向位置検出装置
と、この制御棒軸方向位置検出装置と上記制御棒
制御装置からの信号を受け制御棒引抜阻止位置信
号を上記制御棒制御装置に入力する制御棒引抜監
視装置とを具備する制御棒制御システムにおい
て、制御棒引抜監視装置は、制御棒軸方向位置検
出装置からの制御棒軸方向位置信号と制御棒制御
装置からの制御棒選択信号とが入力される対象制
御棒選択回路と、この対象制御棒選択回路からの
引抜制御棒軸方向位置信号により許容引抜長と制
御棒引抜阻止位置を、引抜制御棒初期軸方向位置
が炉心中央部である場合は許容引抜長を小さく炉
心上下部にある場合は許容引抜長を大きくするあ
らかじめ入力されている特性曲線により決定され
た制御棒引抜阻止位置信号を制御棒制御装置に出
力する制御棒引抜阻止位置設定回路とからなるこ
とを特徴とする制御棒制御システムにある。 [発明の実施例] 以下図面を参照しながら、本発明の一実施例を
説明する。 第3図に本発明にかかる制御棒引抜監視装置4
を用いた沸騰水型原子炉の制御駆動系が示されて
いる。 第3図に示す炉心5の内部には、第1図に示さ
れたような引抜制御棒1が多数本格納されてい
る。同図では、引抜かれない制御棒は省略し、示
されていない、上記引抜制御棒1は炉心5の下方
に設けられた制御棒駆動機構6によつて引抜・挿
入がなされる。この制御棒駆動機構6は制御棒制
御装置7によつて制御される。この制御棒制御装
置7は制御棒操作信号S1と制御棒引抜阻止位置
信号S2とを入力し、制御棒駆動信号S3と制御
棒選択信号S4とを出力する。制御棒駆動信号S
3は上記制御駆動機構6に送られ、制御棒選択信
号S4は制御棒引抜監視装置4に送出される。こ
の制御棒引抜監視装置4は制御棒軸方向位置検出
装置10から送出される制御棒軸方向位置信号S
5を入力し、前記制御棒引抜阻止位置信号S2を
制御棒制御装置7に出力する。 第3図に示された本発明にかかる制御棒引抜監
視装置4の構成を詳細に図示したものが第4図で
ある。 この第4図において、対象制御棒選択回路8は
制御棒選択信号S4に応じて引抜制御棒1を選択
し、選択された引抜制御棒軸方向位置信号S5A
を制御棒引抜阻止位置設定回路9に送出する。こ
の制御棒引抜阻止位置設定回路9には、制御棒初
期軸方向位置PIと許容引抜長△Lの関係が組み込
まれており、この関係を用いて、引抜制御棒初期
軸方向位置信号S5Aを用いて許容引抜長△Lを
求める。引抜制御棒初期軸方向位置信号S5Aと
この許容引抜長△Lから、引抜阻止位置が設定さ
れ、これが、引抜阻止位置信号S2として、制御
棒制御装置7に送出される。 制御棒引抜阻止位置設定回路9における、制御
棒初期軸方向位置と許容引抜長の関係は、第5図
に示す。第5図の縦軸は引抜制御棒1の許容引抜
長△Lを示し、横軸は引抜制御棒1の制御棒初期
軸方向位置PIを示す。制御棒初期軸方向位置PIが
炉心上部および下部にある時は許容引抜長が大き
く、制御棒初期軸方向位置PIが炉心中央部にある
時は許容引抜長△Lが小さくなるように設定され
ている。 引抜阻止位置は上述の制御棒初期軸方向位置PI
と許容引抜長△Lの関係から求められた特許引抜
長を、初期軸方向位置から差し引いた値として設
定される。すなわち、制御棒初期軸方向位置を
PI、このPIに対する許容引抜長を△Lとすると、
引抜阻止位置PBは PB=PI−△L になるように設定される。 以上のように構成された本発明のシステムは、
出力運転時に引抜制御棒1が選択され、制御棒制
御装置7に制御棒操作信号S1が入力されると、
制御棒引抜監視装置4の対象制御棒選択回路8に
制御棒選択信号S4が送られる。対象制御棒選択回
路8ではこの制御棒選択信号S4にもとづき、必要
な引抜制御棒1を選択し、その引抜制御棒1の初
期軸方向位置信号S5を制御棒引抜阻止位置設定回
路9に送る。 この制御棒引抜阻止位置設定回路9では、初期
軸方向位置信号S5にもとづき、その初期軸方向
位置PIに対応する許容引抜長△Lを設定し、初期
軸方向位置と、許容引抜長から制御棒の引抜阻止
位置PBを設定する。この位置を制御棒引抜阻止
位置信号S2として、制御棒制御装置7へ送出す
る。 たとえば、選択された制御棒の初期軸方向位置
が炉心上部より0.6mであり、この位置に対応す
る許容引抜長は0.4mであるとすると、制御棒引
抜阻止位置は炉心上部より1.0mと設定され、こ
れが制御棒引抜阻止位置信号S2となる。また選択
された制御棒の初期軸方向位置が炉心高さの約半
分(炉心上部より約2m)である場合、この位置
に対する許容引抜長は、初期位置が炉心中央部で
あるため前例の0.4mより短かい例えば0.3とする
と、制御棒引抜阻止位置は、炉心上部より2.3m
の位置と設定される。 制御棒制御装置7では、制御棒操作信号S1が制
御棒引抜阻止位置信号S2により入力された引抜阻
止位置を超えた引抜を指示した場合には引抜阻止
位置信号S2の阻止位置で制御棒の引抜を阻止する
制御が行なわれる。 第6図は本発明の装置を用いた場合の出力上昇
特性を従来の装置の場合と比較して示す。同図
中、PIは引抜制御棒と初期軸方向位置を示す、P1
は本発明の装置を用いた場合、または従来の装置
で全LPRMが正常の場合の引抜阻止位置を示し、
その時の出力上昇量が△P1である。またP2は従
来の装置においてある系ならびに特定のLPRM
がバイパスされた場合の引抜阻止位置を示し、そ
の時の出力上昇量が△P2である。 従つて、本発明の装置を用いた場合の出力上昇
量は、検出器のバイパス状態に関係なく、従来装
置の全LPRMが正常の場合と同様、確実に十分
低い量に抑えられる。 本発明の特徴の一つである初期軸方向位置によ
つて許容引抜長を変化させる事の効果について以
下に説明する。(第5図の特性図) 沸騰水型原子炉に炉心において、軸方向の出力
分布は、炉心の上部および下部で小さく、炉心の
中央部で大きくなつている。このため、制御棒を
同一長さだけ引抜いた時、縦軸に出力上昇量△
P、横軸に引抜制御棒の制御棒初期軸方向位置を
定め第7図に示すように、出力の大きい炉心中央
部で、その局所的な出力上昇量は大きく、これに
対して出力の小さい炉心上下部では、その出力上
昇量は小さい特性となる。従つて、本発明のシス
テムを用いた場合、第5図に示すような炉心中央
部で許容引抜長さを小さく、炉心上下部で許容引
抜長さを大きくなるように引抜制御棒の制御棒引
抜が阻止されるため、第8図に示すように制御棒
初期軸方向位置によらず、一定の出力上昇量に抑
えることが出来る。 また本発明のシステムの採用により、複数本の
制御棒を同時に引抜する場合、出力運転中に制御
棒誤引抜が行なわれても、炉心の検出系を使用し
ないため、常にある位置で、簡単に制御棒引抜阻
止がかかり、過度の出力上昇を未然に防止でき
る。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明のシステムにおい
て具備されている初期制御棒位置と許容引抜長さ
の関係を用いて、制御棒引抜阻止を行なうので、
LPRMのバイパス状態、引抜制御棒の本数およ
び初期制御棒位置に依らずに、出力運転時に制御
棒誤引抜が行なわれても、常に確実な制御棒引抜
阻止により、局所的な出力上昇量を適切な一定量
に制限する事ができ、燃料の熱的余裕を保つこと
ができ、沸騰水型原子炉の信頼性、安全性を高め
ることができる。
第1図は引抜制御棒と固定型炉内中性子検出器
の配置図、第2図は従来装置の信号強度−制御棒
引抜位置特性図、第3図は本発明にかかる沸騰水
型原子炉の制御棒駆動系を示す図、第4図は本発
明にかかる制御棒引抜監視装置の構成を示すブロ
ツク図、第5図は本発明にかかる制御棒引抜監視
装置内に組み込まれている許容引抜長−制御棒軸
方向位置特性図、第6図は本発明の装置を用いた
場合の出力上昇量−制御棒軸方向位置特性図、第
7図は同一長さだけ制御棒を引抜いた場合の出力
上昇量−制御棒初期位置特性図、第8図は本発明
の装置を用いた場合の出力上昇量−制御棒初期位
置特性図である。 1……引抜制御棒、2,3……固定型炉内中性
子検出器(LPRM)、4……制御棒引抜監視装
置、5……炉心、6……制御棒駆動機構、7……
制御棒制御装置、8……対象制御棒選択回路、9
……制御棒引抜阻止位置設定回路、10……制御
棒軸方向位置検出装置、S1……制御棒操作信
号、S2……制御棒引抜阻止位置信号、S3……
制御棒駆動信号、S4……制御棒選択信号、S5
……制御棒軸方向位置信号、S5A……引抜制御
棒軸方向位置信号。
の配置図、第2図は従来装置の信号強度−制御棒
引抜位置特性図、第3図は本発明にかかる沸騰水
型原子炉の制御棒駆動系を示す図、第4図は本発
明にかかる制御棒引抜監視装置の構成を示すブロ
ツク図、第5図は本発明にかかる制御棒引抜監視
装置内に組み込まれている許容引抜長−制御棒軸
方向位置特性図、第6図は本発明の装置を用いた
場合の出力上昇量−制御棒軸方向位置特性図、第
7図は同一長さだけ制御棒を引抜いた場合の出力
上昇量−制御棒初期位置特性図、第8図は本発明
の装置を用いた場合の出力上昇量−制御棒初期位
置特性図である。 1……引抜制御棒、2,3……固定型炉内中性
子検出器(LPRM)、4……制御棒引抜監視装
置、5……炉心、6……制御棒駆動機構、7……
制御棒制御装置、8……対象制御棒選択回路、9
……制御棒引抜阻止位置設定回路、10……制御
棒軸方向位置検出装置、S1……制御棒操作信
号、S2……制御棒引抜阻止位置信号、S3……
制御棒駆動信号、S4……制御棒選択信号、S5
……制御棒軸方向位置信号、S5A……引抜制御
棒軸方向位置信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子炉の炉心と、この炉心内に引抜挿入され
制御棒と、この制御棒の制御棒駆動機構と、この
制御棒駆動機構を制御する制御棒制御装置と、上
記制御棒の制御棒軸方向位置検出装置と、この制
御棒軸方向位置検出装置と上記制御棒制御装置か
らの信号を受け制御棒引抜阻止位置信号を上記制
御棒制御装置に入力する制御棒引抜監視装置とを
具備する制御棒制御システムにおいて、制御棒引
抜監視装置は、制御棒軸方向位置検出装置からの
制御棒軸方向位置信号と制御棒制御装置からの制
御棒選択信号とが入力される対象制御棒選択回路
と、この対象制御棒選択回路からの引抜制御棒軸
方向位置信号により制御棒引抜阻止位置を、引抜
制御棒初期軸方向位置が炉心中央部である場合は
許容引抜長を小さく炉心上下部にある場合は許容
引抜長を大きくするあらかじめ入力されている特
性曲線を基に決定し、制御棒引抜阻止位置信号を
制御棒制御装置に出力する制御棒引抜阻止位置設
定回路とからなることを特徴とする制御棒制御シ
ステム。 2 上記特性曲線は炉心中央部での許容引抜長は
30cm、炉心上下部での許容引抜長は60cmであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項の制御棒制
御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221929A JPS59112281A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 制御棒制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57221929A JPS59112281A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 制御棒制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112281A JPS59112281A (ja) | 1984-06-28 |
JPH043516B2 true JPH043516B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=16774367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57221929A Granted JPS59112281A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 制御棒制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112281A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4922679B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2012-04-25 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒引抜監視装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152190A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-06 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP57221929A patent/JPS59112281A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152190A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112281A (ja) | 1984-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH043516B2 (ja) | ||
JPH0640143B2 (ja) | 原子力発電プラントの制御方法及び装置 | |
JPH0410595B2 (ja) | ||
JP2005061951A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
US4282061A (en) | System for preventing erroneous operation of control rods | |
JPS5933866B2 (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JP2006010705A (ja) | 制御棒引抜き監視装置及び制御棒制御装置 | |
JPS58182589A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JP3757648B2 (ja) | 制御棒引抜き監視装置及び制御棒制御装置 | |
JPWO2018131106A1 (ja) | 制御棒動作監視システム及び制御棒動作監視方法 | |
JPS61105494A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JP2005003402A (ja) | 制御棒引抜監視装置および制御棒操作システムならびに制御棒引抜阻止方法 | |
JPS6093997A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JPS63256892A (ja) | 再循環流量制御装置 | |
JPS59230194A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JPS58106498A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JPH05113488A (ja) | 制御棒引抜阻止モニタ装置 | |
JPH04118591A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JPS62229098A (ja) | 制御棒引抜監視装置 | |
JP3258473B2 (ja) | 高速増殖炉の制御装置 | |
JPS5931033B2 (ja) | 制御棒引抜き監視装置 | |
JPH0152718B2 (ja) | ||
JPH0198995A (ja) | 制御棒引抜監視方法、及び同監視装置 | |
JPH07253495A (ja) | デジタル式制御棒引抜監視システム | |
JPH08262185A (ja) | 原子炉出力制御装置 |