JPH04351171A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH04351171A
JPH04351171A JP3153939A JP15393991A JPH04351171A JP H04351171 A JPH04351171 A JP H04351171A JP 3153939 A JP3153939 A JP 3153939A JP 15393991 A JP15393991 A JP 15393991A JP H04351171 A JPH04351171 A JP H04351171A
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JP
Japan
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graphic pattern
color
image
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image processing
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Pending
Application number
JP3153939A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sakai
坂井 雅紀
Mitsuo Nimura
光夫 仁村
Kunio Yoshihara
吉原 邦男
Masatoshi Tanabe
雅俊 田辺
Hirohiko Kishimoto
浩彦 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to EP98200211A priority patent/EP0860988B1/en
Priority to EP92301333A priority patent/EP0500327B1/en
Priority to DE69232653T priority patent/DE69232653D1/de
Priority to DE69227136T priority patent/DE69227136T2/de
Publication of JPH04351171A publication Critical patent/JPH04351171A/ja
Priority to US08/425,161 priority patent/US5726781A/en
Priority to US08/528,595 priority patent/US5557430A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル複写機、イ
メージスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、ディスプレ
イ等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばディジタル複写機では、原
稿をハロゲンランプ等の光源で照射し、その原稿からの
反射光をCCD(電荷結合素子)等の固体撮像素子を用
いて光電変換した後、ディジタル信号に変換し、所定の
補正処理等を行なった後、その信号でレーザビームプリ
ンタ、液晶プリンタ、サーマルプリンタ、インクジェッ
トプリンタ等の記録装置を用いて記録画像を形成してい
る。
【0003】また、このようなディジタル複写機におい
て、複写する原稿のカラー化等に伴い、情報量の多いア
ウトプットが求められており、原稿の画像の色に対応し
た部分を、予め設定された特定の図形パターンに変換し
て、記録媒体上に白黒(モノトーン)画像を形成するよ
うにした複写装置が提案されている(特公昭63−59
303号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置にあっては、原稿の画像の色情報に対応する図形
パターンの種類は、予め装置に設定されていると共に、
その種類も少ないため、ユーザが、色情報に対応して所
望の図形パターンを任意に設定することができないとい
う問題点があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、ユーザが色情報に対応して所望の図形パターンを任意
に設定することができるようにした画像処理装置を提供
することを第1の目的としている。
【0006】また、図形パターンの設定に際して、その
図形パターンのイメージを正確に認識できるようにした
画像処理装置を提供することを第2の目的としている。
【0007】また、設定した図形パターンを任意の倍率
に変倍して出力できるようにした画像処理装置を提供す
ることを第3の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的を達
成するため本発明の第1は、オリジナルの画像情報とカ
ラー情報とを発生する情報発生手段と、この情報発生手
段が発生したカラー情報を単色情報に変換する変換手段
と、この変換手段により変換された単色情報を基に記録
媒体上に単色で画像を形成する画像形成手段と、前記カ
ラー情報を基に前記オリジナルの画像の各画素の色を検
出する色検出手段と、この色検出手段が検出した色検出
信号を基にその色に対応した図形パターンを発生する図
形パターン発生手段と、この図形パターン発生手段が発
生した図形パターン情報と前記変換手段により変換され
た単色情報とを合成して前記画像形成手段に出力する合
成手段と、前記図形パターン発生手段が発生する図形パ
ターンを所望の図形パターンに設定する図形パターン設
定手段とからなるものである。
【0009】また、第2の目的を達成するため本発明の
第2は、前記図形パターン設定手段により設定された図
形パターンを表示する図形パターン表示部を設けたもの
である。
【0010】また、第3の目的を達成するため本発明の
第3は、前記図形パターン設定手段により設定された図
形パターンを変倍して出力する変倍手段を設けたもので
ある。
【0011】更に、上記目的を達成する上で、前記図形
パターン設定手段により設定された図形パターンに対応
する前記色検出手段により検出された色の色相を選択し
て指定する色相指定手段を設けたり、パターン設定手段
を、画像処理装置の操作部の各種の操作信号を入力する
キーの操作により図形パターンの設定を行なうようにし
たり、画像処理装置の原稿載置台上に所望の図形パター
ンの原稿を載置し、この原稿の図形パターンを原稿読取
手段が読み取ることにより図形パターンの設定を行なう
ようにしたり、画像処理装置の外部に設けられたコンピ
ュータにより所望の図形パターンを作成して画像処理装
置に伝送して図形パターンの設定を行なうようにしたり
、図形パターンの画素情報を各々の画素毎に指定して設
定するようにすることが望ましい。
【0012】
【作用】請求項1の画像処理装置は、図形パターン設定
手段により、オリジナルの画像の各画素の色に対応して
任意に設定した図形パターンが色情報として付加された
状態の単色画像が形成される。
【0013】また、請求項2の画像処理装置は、図形パ
ターン設定手段により設定された図形パターンが表示部
に表示される。
【0014】また、請求項3の画像処理装置は、請求項
1の作用に加えて、図形パターン設定手段により設定さ
れた図形パターンが変倍手段により任意の大きさに変倍
されて出力される。
【0015】更に、請求項4の画像処理装置は、請求項
1または2の作用に加えて、図形パターン設定手段によ
り設定された図形パターンに対応する色検出手段により
検出された色の色相が色相指定手段により選択されて指
定される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0017】まず、図1乃至図4を基に本発明の第1実
施例を説明する。
【0018】図1は本発明に係る画像処理装置の内部構
成を示す側面図であり、同図中、1は原稿給送装置で、
その上に積載された原稿は、1枚づつ順次ガラス製の原
稿載置台2上に搬送される。原稿が搬送されると、スキ
ャナユニット3のスキャナ部4のランプが点灯した後、
スキャナユニット3が移動して原稿を照射する。
【0019】原稿からの反射光は、ミラー5,6,7を
介してレンズ8を通過後、リーダー(原稿読取手段)9
内のカラーCCDイメージセンサ9aに入力される。こ
のカラーCCDイメージセンサ9aに入力された画像信
号、即ち、図2に示すリーダー9からの入力信号は、C
PU10により制御される画像信号制御回路11によっ
て処理されてプリンタ(画像形成手段)12に入力され
る。
【0020】プリンタ12に入力された信号は、図1の
露光制御部13にて光信号に変換されて、画像信号に従
い感光体14を照射する。この照射光によって感光体1
4上に作られた潜像は、第1現像器15、もしくは、第
2現像器16によって現像される。
【0021】前記潜像とタイミングを併せて第1被転写
紙積載部17、もしくは、第2被転写紙積載部18より
被転写紙(記録媒体)が搬送され、転写部19において
、前記現像された像が被転写紙に転写される。
【0022】転写された像は定着部20にて被転写紙に
定着された後、排紙部21より本装置外部に排出される
。なお、図2中、22は操作部(図形パターン設定手段
)、23はROMとRAM等の記憶素子である。 〔ノーマルコピーモード〕次に、図3を基に本発明の画
像処理装置のノーマルコピーモード動作を説明する。
【0023】リーダー9内のカラーCCDイメージセン
サ9aにより光電変換された原稿からの画像情報のR(
レッド),G(グリーン),B(ブルー)信号は、次の
各色に対応する増幅器24,25,26に入力される。 これらの増幅器24,25,26は、画像信号制御回路
11内のA/D変換器27,28,29の入力レベルに
合うようにR,G,B信号を増幅し、その増幅されたR
,G,B信号1010,1020,1030はA/D変
換器27,28,29に入力される。これらのA/D変
換器27,28,29は、アナログの画像情報のR,G
,B信号1010,1020,1030をディジタル信
号1040,1050,1060に変換する。A/D変
換器27,28,29からの出力信号(ディジタル信号
)1040,1050,1060は、次のY信号生成回
路30に入力されて、下記式に基づく輝度信号Yを生成
する。
【0024】Y=0.30R+0.59G+0.11B
ここで、R=信号1040 G=信号1050 B=信号1060 この多値の輝度信号Yは次段の二値化回路(変換手段)
31に入力されて二値の輝度信号1085に変換される
。二値の輝度信号1085はセレクタ(削除手段)32
に入力されて二値化信号1090となって、次段の合成
回路(合成手段)33に入力される。セレクタ32はC
PU10により二値の輝度信号1085が選択されるよ
うに設定されている。合成回路33は、CPU10から
の設定により機能が変わり、ノーマルコピー時において
は、信号1090のみを選択して出力する。
【0025】合成回路33からの出力信号1130は次
段の濃度変換回路34に入力される。濃度変換回路34
は、これに入力される合成回路33からの合成信号11
30を反転してなる信号1140をプリンタ12へ出力
する機能を有する。濃度変換回路34からの出力信号1
140は、次段のプリンタ12へ入力されて単色、即ち
、モノトーンによる画像形成が行なわれる。 〔パターン登録モード〕次に、図1乃至図5を基に、本
発明の画像処理装置のパターン登録モード動作を説明す
る。
【0026】パターン登録モードとは、後述する〔色検
出パターン化モード〕に先だち、所望する色に対する所
望のパターンを本画像処理装置に登録するモードである
【0027】まず、操作部22により、パターン登録モ
ードを設定するが、この操作部22は、図4に示す如く
原稿載置台2の手前側に配設されている。この操作部2
2は、表示部35と、入力部36とを有している。
【0028】表示部35はLCDよりなるもので、例え
ば、第1〜第9の色に対応して設定する各種の図形パタ
ーン、例えば、横縞模様371、左下がりの傾斜線模様
372、右下がりの傾斜線模様373、縦縞模様374
、縦波形線模様375、横波形線模様376、多数の点
模様377、多数の小さな三角形よりなる鋸歯模様37
8、多数の小さな円よりなる水玉模様379が表示され
る。入力部36は、「0」〜「9」の数字キー(テンキ
ー)360,361,362,363,364,365
,366,367,368,369と、「パターン登録
キー」3610と、「スタートキー」3611と、色検
出パターン化モードを設定する「色検出パターン化キー
」3612とを有している。
【0029】そして、「パターン登録キー」3610を
押すことにより、パターン登録モードを設定する。
【0030】次に、例えば、図5に示す原稿41を、デ
ジタイザ(図示せず)上に置く。この原稿41は、A,
B,Cの各研究室の特許出願件数を比較表示した棒グラ
フであり、A研究室の棒グラフA1は赤色で、B研究室
の棒グラフB1は青色で、C研究室の棒グラフC1は緑
色で、それぞれ着色されている。
【0031】そして、ポインティングペン(図示せず)
でパターン化したい原稿41上の各棒グラフA1〜C1
の色を順次ポイントしていくことにより、登録したい色
を指定する。この色の指定が終了したら原稿41を原稿
載置台2の上に置き、「スタートキー」3611を押す
。この「スタートキー」3611が押されると、上述の
ノーマルコピーモード動作と同様に、図1のスキャナユ
ニット3のスキャナ部4のランプが点灯した後、スキャ
ナユニット3が移動して原稿41を照射し、この原稿4
1からの反射光がリーダ9内のカラーCCDイメージセ
ンサ9aに入力されて、この原稿41の画像を順次読み
込む。 このとき、先に指示したポイント点の画像情報を順次読
み込み、図3の増幅器24〜26、A/D変換器27〜
29を介して色検出回路(色検出手段)39内の図示し
ないメモリ部へ、R信号1040、G信号1050、B
信号1060の値をそれぞれ記憶させる。
【0032】色検出回路39は上記のR信号1040、
G信号1050、B信号1060の値に一定の幅をもた
せて、色検出用の色検出テーブルを作成する。これは、
例えば、ポインティングペンで最初に指示された色が入
力されたとき、この色検出用のテーブルの出力が「1」
となるように、次にポインティングされた色が入力され
たとき、「2」が出力されるようにポインティングの順
番に対応して出力が出るように色検出テーブルを作成す
る。
【0033】次に、先に指定した色に対する図形パター
ンを選択して設定する方法について、図4を基に説明す
る。図形パターンの選択設定は操作部22の表示部35
及び入力部36にて行なう。
【0034】本実施例においては、第1にポインティン
グペンで指示された色を「赤」、第2の指示された色を
「青」、第3に指示された色を「緑」とする。パターン
選択時、図4に示す表示部35の画面に、第1〜第9の
色に対する図形パターン371〜379が表示される。 第1の色に対する図形パターン371を、テンキーの数
字「1」により選択する。本実施例では第1の色(赤)
に対しては、1の図形パターン371を、第2の色(青
)に対しては、2の図形パターン372を、第3の色(
緑)に対しては、3の図形パターン373をそれぞれ指
示する。以上の操作により指定された色に対する図形パ
ターン371〜373を図3の図形パターンジェネレー
タ(パターン発生手段)40のパターンメモリに設定す
る。 〔色検出パターン化モード〕次に、色検出パターン化モ
ード動作について、図3及び図4を基に説明する。色検
出パターン化モードの設定は、操作部22の入力部36
の「色検出パターン化キー」3612を押すことにより
行ない、「スタートキー」3611を押すことにより、
そのモードの動作が開始する。図3のリーダー9内のカ
ラーCCDイメージセンサ9aにより読み込まれた原稿
のカラー情報を含む画像情報のR,G,B信号1010
,1020,1030は、上述のノーマルコピーモード
で説明したように、A/D変換器27〜29によりディ
ジタル信号1040,1050,1060に変換された
後、Y信号生成回路30で輝度信号Yとなり、次段の二
値化回路31で二値の輝度信号1085となり、更に、
次のセレクタ32を介して二値化信号1090となる。
【0035】一方、A/D変換器27,28,29から
出力されたR,G,B信号1040,1050,106
0は、Y信号生成回路30に入力されると同時に、色検
出回路39にも入力され、これらR,G,B信号104
0,1050,1060のレベル比の組み合わせを、予
め設定された色検出テーブルと比較することにより、入
力信号の色を検出する。また、これと同時に色検出回路
39は同一色の領域を判定して、その判定信号(色検出
信号)1080を図形パターンジェネレータ40に送る
。図形パターンジェネレータ40は、色検出回路39か
らの判定信号1080を基に、その色に対応する図形パ
ターンをパターンメモリから読み出し、その図形パター
ン信号(情報)1110は合成回路33に入力される。
【0036】合成回路33は先に述べた二値化回路31
からの二値化信号1090と図形パターンジェネレータ
40からの図形パターン信号1110を合成して、次段
の濃度変換回路34に入力する。また、色検出回路39
からの判定信号1080により二値化回路31からの二
値の輝度信号1085をセレクタ32で色情報の部分を
白情報に変換してなる二値化信号1090を、合成回路
33に出力する。濃度変換回路34は二値化信号109
0と図形パターン信号1110とが合成された合成信号
1130を反転してなる信号1140を出力する。濃度
変換回路34からの出力信号1140は、次段のプリン
タ12へ出力されて、色に対応した図形パターンを付加
した状態の単色、即ち、モノトーンによる画像形成が行
なわれる。
【0037】本発明による画像形成状態を図5及び図6
に示す。
【0038】図5中、41はカラー原稿であり、図6中
、42はこの原稿41を元に本発明により形成された形
成画像である。原稿41の各棒グラフA1,B1,C1
の各色に対応して、図形パターン、即ち、第1の図形パ
ターンである「横縞模様」371、第2の図形パターン
である「左下がりの傾斜線模様」372、第3の図形パ
ターンである「右下がりの傾斜線模様」373が図6の
棒グラフA1’,B1’,C1’にそれぞれ表示されて
、その原稿41のカラー画像の画素の色が何色であるか
を認識し得る白黒(モノトーン)の形成画像42を得る
ことができるものである。
【0039】次に、本発明の第2実施例を説明する。
【0040】上述した第1実施例においては、図形パタ
ーンの登録(設定)を、操作部22のLCD等よりなる
表示部35とテンキー等よりなる入力部36とにより行
なっているが、この第2実施例では、所望の図形パター
ンをリーダー9から読み込ませることにより、この図形
パターンを登録するようにしたものである。
【0041】この第2実施例のパターン登録モード動作
を、図3及び図4を流用して説明する。
【0042】まず、上述した第1実施例と同様にして原
稿41の登録したい色の指定を行なう。
【0043】そして、第1の色(例えば赤)に対応する
所望の図形パターンを書いた用紙を原稿載置台2上に載
置する。
【0044】次いで、「スタートキー」3611を押す
ことにより、上記原稿載置台2上に載置された用紙に書
かれた図形パターン情報を読み取り、その読み取り信号
はリーダー9により光電変換される。
【0045】この光電変換された信号は、増幅器24〜
26により増幅された後、A/D変換器27〜29でデ
ィジタル信号に変換される。
【0046】このA/D変換器27〜29から出力され
る各色(R,G,B)のディジタル信号は、次のY信号
生成回路30によりY信号、即ち、輝度信号になった後
、次の二値化回路により二値化信号1085となり、更
に、次のセレクタ32により2値の輝度信号1090と
なって、図形パターンジェネレータ40のパターンメモ
リに記憶される。
【0047】第2の色(例えば青)、第3の色(例えば
緑)に対しても、上記第1の色と同様の動作が行なわれ
て、各色に対する図形パターンが図形パターンジェネレ
ータ40に記憶されるものである。
【0048】なお、この第2実施例における「色検出パ
ターン化モード」の動作は、上述した第1実施例と同一
であるから、その説明を省略する。
【0049】次に、本発明の第3実施例を図7及び図8
に基づき説明する。
【0050】なお、この実施例において、上述した第1
実施例と同一部分については、図面に同一符号を付して
説明する。
【0051】この第3実施例は、図形パターンの登録を
、画像処理装置の外部に設けたコンピュータで行なうよ
うにしたものである。即ち、図7及び図8に示す如くC
PU10にコンピュータインタフェース43を介してコ
ンピュータ(図形パターン設定手段)44を接続したも
のである。
【0052】この実施例のパターン登録モード動作を説
明する。
【0053】まず、上述した第1実施例と同様にして原
稿41の登録したい色の指定を行なう。
【0054】そして、コンピュータ44は、コンピュー
タインタフェース43を介してCPU10と、何番目の
色に対応する図形パターンを送るかを通信する。これが
決定すると、コンピュータ44は、このコンピュータ4
4上で作成した図形パターン信号をコンピュータインタ
フェース43を介してCPU10に送る。
【0055】このCPU10は、CPUバス上に、コン
ピュータ44からの図形パターン信号をのせて、図形パ
ターンジェネレータ40に送り、この図形パターンジェ
ネレータ40のパターンメモリに、コンピュータ44が
作成した各色に対応する図形パターンが登録される。
【0056】なお、この第3実施例における「色検出パ
ターン化モード」動作は、上述した第1実施例と同一で
あるから、その説明を省略する。
【0057】次に、本発明の第4実施例を図9乃至図2
6に基づき説明する。
【0058】図9は本発明の第4実施例を示す画像処理
装置のブロック構成図で、フルカラーの原稿を図示しな
い露光ランプにより露光し、反射カラー像をカラーCC
Dイメージセンサで撮像し、得られたアナログ画像信号
をA/D変換器等でディジタル化し、ディジタル化され
たフルカラー画像信号を処理、加工し、図示しない熱転
写型プリンタ,インクジェットプリンタ,レーザビーム
プリンタ等に出力し、画像を得るようになっている。
【0059】原稿は、まず図示しない露光ランプにより
照射され、反射光はリーダー45内のカラーCCDイメ
ージセンサ45aにより画像ごとに色分解されて読み取
られ、増幅器46−1,46−2,46−3,46−4
,46−5で所定レベルに増幅される。ここで、カラー
CCDイメージセンサ45aはCCDドライバ47によ
り駆動される。
【0060】図10は、図9に示すカラーCCDイメー
ジセンサ45aの構成図である。
【0061】本実施例で使用されるカラーCCDイメー
ジセンサ45aは、主走査方向を5分割して読み取るべ
く、63.5μmを1画素として、400dpi(do
t/inch)、1024画素、即ち、図10に示すよ
うに1画素を主走査方向に各色G,B,Rに対応して3
分割しているので、合計3072(=1024×3)個
の有効画素を有する。
【0062】一方、カラーCCDイメージセンサ45a
の各チップ48a,49a,50a,51a,52aは
同一セラミック基板上に形成され、1,3,5番目のチ
ップ48a,50a,52aは同一ラインLA上に、2
,4番目のチップ49a,51aはラインLAと4ライ
ン分、即ち、254μm(=63.5μm×4)だけ離
れたラインLB上に配置され、原稿読み取り時は、矢印
AL方向に走査する。
【0063】図11は、図10に示す駆動パルスのタイ
ミングの一例を示すタイミングチャートである。
【0064】5つのカラーCCDイメージセンサ45a
の各チップ48a〜52aのうち1,3,5番目のチッ
プ48a,50a,52aは、センサ駆動パルスODR
V118aにより、2,4番目のチップ49a,51a
は、EDRV119aにより、それぞれ独立に、且つ、
同期して駆動される。ODRV118aに含まれる00
1A,002A,ORSと、EDRV119aに含まれ
るE01A,E02A,ERSは、それぞれ、各チップ
内での電荷転送クロックと電荷リセットパルスであり、
1,3,5番目のチップ48a,50a,52aと、2
,4番目のチップ49a,51aとの相互干渉やノイズ
制限のため、お互いにジッタにならないように全く同期
して生成される。このため、これらパルスは1つの基準
発振源OSC53(図12参照)により生成される。
【0065】図12は、図9に示すCCDドライバー4
7のブロック構成図であり、図13は図12に示す各部
のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
【0066】図12において、単一の基準発振源OSC
53より発生される原クロックCLKO138を第1の
分周器54で分周したクロックKO135aは、ODR
V118aとEDRV119aの発生タイミングを決め
る基準信号SYNC2,SYNC3を生成するクロック
であり、基準信号SYNC2,SYNC3はCPUバス
に接続された信号線55により設定されるプリセッタブ
ルカウンタ56,56aの設定値に応じて出力タイミン
グが決定され、基準信号SYNC2,SYNC3は第2
、第3の分周器57a,57b及び駆動パルス生成部5
8,58aを初期化する。
【0067】即ち、入力される走査基準信号HSYNC
118を基準とし、1つの基準発振源OSC53より出
力される原クロックCLKO138及び全て同期して発
生している分周クロックKO135aにより生成されて
いるので、センサ駆動パルスODRV118aとEDR
V119aのそれぞれは、全くジッタのない同期した信
号として得られ、チップ間の干渉による信号の乱れを防
止できる。
【0068】ここで、お互いに同期して得られた一方の
センサ駆動パルスODRV118aは、図10の1,3
,5番目のチップ48a,50a,52aに供給され、
他方のセンサ駆動パルスEDRV119aは、2,4番
目のチップ49a,51aに供給され、各チップ48a
,49a,50a,51a,52aからは、駆動パルス
に同期して画像信号V1,V2,V3,V4,V5が独
立して出力され、図9に示す各チャンネルCH1,CH
2,CH3,CH4,CH5ごとに独立の増幅器46−
1〜46−5で所定の電圧値に増幅され、同軸ケーブル
59を通して図11に示す00S129のタイミングで
画像信号V1,V3,V5が送出され、EOS134の
タイミングで画像信号V2,V4が送出され、画像信号
処理回路に入力される。
【0069】画像信号処理回路に入力された原稿の画像
情報を5分割に分けて読み取って得られたカラー画像信
号は、図9のサンプルホールド回路(以下、S/H回路
という)60により各色に対応するG,B,R信号に分
離される。従って、サンプルホールドされた後は、15
(=3×5)系統の信号が処理される。
【0070】S/H回路60により各色R,G,Bごと
にサンプルホールドされたアナログカラー画像信号は、
A/D変換回路61により各1〜5チャンネルCH1〜
CH5ごとにディジタル化され、各1〜5チャンネルC
H1〜CH5が独立して並列で、ズレ補正回路62に出
力される。
【0071】さて、本実施例では、前述したように(図
10参照)、リーダー45のカラーCCDイメージセン
サ45aは、4ライン分、即ち、245μm(=63.
5μm×4)の間隔を副走査方向に持ち、且つ主走査方
向に5領域に分割した5つの千鳥状センサであり、これ
で原稿読み取りを行なっているため、先行走査している
2,4チャンネルCH2,CH4と、残りの1,3,5
チャンネルCH1,CH3,CH5では読み取る位置が
ズレている。そこで、これを正しく接続するために、複
数ライン分のメモリを備えたズレ補正回路62によって
、そのズレ補正を行なっている。
【0072】図14は、図9に示す黒補正/白補正回路
63の黒補正回路のブロック構成図である。
【0073】1〜5チャンネルCH1〜CH5の黒レベ
ル出力は、図15に示すように、カラーCCDイメージ
センサ45aに入力される光量が微少のとき、各チップ
48a〜52a間、画素間のバラツキが大きい。これを
そのまま出力して画像を出力すると、画像のデータ部に
スジやムラが生じる。
【0074】そこで、この黒部の出力バラツキを補正す
る必要があり、図14に示すような回路で補正を行なう
【0075】原稿読み取り動作に先立ち、原稿走査ユニ
ットを、原稿台の先端部の非画像領域に配置された均一
濃度を有する黒色板の位置に移動し、露光ランプを点灯
し、黒レベル画像信号を黒補正/白補正回路63の黒補
正回路に入力する。
【0076】B信号Binに関しては、この画像データ
の1ライン分を黒レベルRAM64に格納すべく、第1
のセレクタ65でAを選択し(制御線d)、一方のゲー
ト66を閉じ(制御線a)、他方のゲート67を開く(
制御線b)。即ち、各信号線68,69,70は68→
69→70と順次接続され、一方、黒レベルRAM64
のアドレス入力信号71には走査基準信号HSYNCで
初期化され、画素クロックVCLKをカウントするアド
レスカウンタ72の出力信号73が入力されるべく第2
のセレクタ74に対する信号が制御線cから出力され、
1ライン分の黒レベル信号が黒レベルRAM64の中に
格納される(以上、黒基準値取り込みモードと呼ぶ)。
【0077】画像読み取り時には、黒レベルRAM64
はデータ読み出しモードとなり、信号線70→75の経
路で減算器76のB入力へ各ラインごとに、1画素ごと
に読み出され入力される。即ち、このとき、他方のゲー
ト67は閉じ(制御線b)、一方のゲート66は開く(
制御線a)。また、第3のセレクタ77はA出力となる
【0078】従って、減算器76から出力される黒補正
回路出力信号157は、黒レベルデータDK(i)に対
し、例えば、ブルー信号Binの場合、信号78Bによ
り制御されてBin(i)−DK(i)=BOUT(i
)として得られる(黒補正モードと呼ぶ)。
【0079】同様に、G信号Gin、R信号Rinの場
合も、信号78G,78Rにより制御が行なわれる。ま
た、本制御のための各セレクタ65,74,77とゲー
ト66,67の制御線a,b,c,d,eは、CPU7
9(図20参照)のI/Oとして割り当てられたラッチ
80によりCPU制御で行なわれる。
【0080】なお、各セレクタ65,74,77により
Bを選択すれば、CPU79により黒レベルRAM64
をアクセス可能となる。
【0081】図16は、図9に示す黒補正/白補正回路
63の白補正回路のブロック構成図である。
【0082】白レベル補正(シェーディング補正)は、
原稿走査ユニットを均一な白色板の位置を移動して照射
したときの白色データに基づき、照明系、光学系やセン
サの感度バラツキの補正を行なう。
【0083】白補正回路の基本的な回路構成は図14に
示す回路と同一であるが、黒補正では減算器76にて補
正を行なっていたのに対し、白補正では乗算器81を用
いる点のみが異なるので、同一部分については図面に同
一符号を付して、その説明を省略する。
【0084】色補正時に、原稿を読み取るためのカラー
CCDイメージセンサ45aが均一白色板の読み取り位
置(ホームポジション)にあるとき、即ち、複写動作、
または、読み取り動作に先立ち、図示しない露光ランプ
を点灯させ、均一白レベルの画像データを1ライン分の
補正RAM82に格納する。
【0085】例えば、主走査方向にA4長手方向の幅を
有するとすれば、400dpiで4677(=297m
m÷0.0635mm)画素、即ち、少なくとも補正R
AM82の容量は4677バイトであり、図17に示す
ように、i画素目の白色板データをWi(i=1〜46
77)とすると、補正RAM82には図18に示すよう
に、各画素ごとに白色板に対するデータが格納される。
【0086】一方、白色板データWiに対し、i番目の
画素の通常画像の読み取り値Diに対し、補正後のデー
タDoは、Do=Di×FFH/Wiとなるべきである
。そこで、CPU79より、ラッチ80の制御線a,b
,c,d,eに対し、ゲート66,67を開き、更に、
第1〜第3のセレクタ65,74,77によりBが選択
されるように出力し、補正RAM82をCPU79によ
りアクセス可能とする。
【0087】次に、図19に示すフローチャートの制御
手順で、CPU79は先頭画素Woに対しFFH/Wo
,Wiに対しFFH/W1…を順次演算してデータの置
換を行なう。即ち、iが0であると(ステップ1)、W
iが読み込まれると共に(ステップ2)、Wiが演算さ
れ(ステップ3)、そのWiが書き込まれて(ステップ
4)、iに「1」が加算され、このiが4678になる
と(ステップ6)、ステップ2に戻る。
【0088】このようにして、色成分画像のブルー成分
Bに対する処理動作が終了したら、これと同様にしてグ
リーン成分G、レッド成分Rに対する処理を順次行ない
、以後、入力される原画像データDiに対してDo(=
Di×FFH/Wi)が出力されるように図16の一方
のゲート66を開き(制御線a)、他方のゲート67を
閉じる(制御線b)。これにより第2、第3のセレクタ
74,77によりAが選択され、補正RAM82から読
み出された係数データFFH/Wiは、信号線70→7
5を通り、信号線68から入力された原画像データとの
乗算がとられて出力される。
【0089】以上のごとく、画像入力系の黒レベル感度
のバラツキ、カラーCCDイメージセンサ45aの暗電
流バラツキ、各チップ48a〜52a間の感度のバラツ
キ、光学系光量のバラツキ、白レベル感度のバラツキ等
の種々の要因に基づく、黒レベル、白レベルの補正を行
ない、主走査方向に亘って、白、黒とも各色ごとに均一
に補正された画像データBOUT121,GOUT12
2,ROUT123が得られる。
【0090】このように白補正、黒補正された各色R,
G,Bの各8bitの画像データは、図9の輝度(Y)
信号生成回路83、及び色検出回路(色検出手段)84
に入力される。
【0091】まず、輝度信号生成回路83について説明
する。
【0092】輝度信号生成回路83では、カラーCCD
イメージセンサ45aで読み取られた色分解された画像
イメージから、色分解されてない全波長領域に亘るイメ
ージ、即ち、白黒のイメージを作り出している。これは
、本実施例の画像形成手段であるプリンタが単色、即ち
、モノトーンの画像形成機能しか有していないためであ
る。この輝度信号生成回路83では、次式の演算が行な
われる。
【0093】Dataout=(R+G+B)/3即ち
、入力される各色R,G,Bのデータに対し、その平均
値を算出している。本実施例では、加算器及び乗算器を
用いた。算出された輝度信号Yは後述するセレクタ(削
除手段)92に出力される。
【0094】図20は、図9に示す色検出回路84のブ
ロック構成図である。
【0095】輝度信号生成回路83への入力データは、
色検出回路84にも入力される。本実施例では、色検出
方法として、色相信号を用いた。これは同一色でも、そ
の鮮やかさ及び明るさが異なる場合においても正確な判
定が行なえるようにするためである。
【0096】まず、初めに、色検出方法の概略について
説明する。
【0097】入力される各色R,G,Bのデータは、各
々8ビットづつあり、計224色の色情報を有している
。 そのため、このような莫大な情報をそのまま用いること
は、その回路規模からも高価なものとなってしまう。
【0098】そこで、本実施例では、前述した色相を用
いている。これは、正確には、通常表わされる色相とは
異なるが、ここでは色相という。色空間はマンセルの立
体等で知られているように、彩度、明度、色相で表わさ
れることが知られている。
【0099】まず、各色R,G,Bのデータを平面、即
ち、2次元のデータに変換する必要がある。各色R,G
,Bの共通部、即ち、各色R,G,Bの最小値min(
R,G,B)は無彩色成分であることから、min(R
,G,B)を各色R,G,Bのデータより減算し、残っ
た情報を有彩色成分として用いることにより、3次元の
入力色空間を2次元の色空間に変換した。
【0100】変換された平面は、図21に示すように、
0°〜360°までを6つに分け、入力される各色R,
G,Bの信号の大きさの順番、つまり、R>G>B,R
>B>G,G>B>R,G>R>B,B>G>R,B>
R>Gの情報と、入力されるR,G,B信号の内の最大
値、中間値とにより、ルックアップテーブル(LUT)
等を用いて色相値を求めている。
【0101】次に、色検出回路84の動作を図9と図2
0を用いて説明する。
【0102】まず、入力される各色R,G,Bのデータ
は、その大小判別を行なう図20のmax・mid・m
in検出回路85に入力される。これは各入力データを
コンパレータを用いて比較し、比較結果に応じてmax
値、mid値、min値を出力する。また、コンパレー
タの出力値を順位信号として出力している。
【0103】出力されたmax,mid,min値は前
述したように、max値、mid値から無彩色成分を減
ずるため、減算器86,87によりmax値及びmid
値より最小値であるmin値を減算し、色相検出回路8
8に順位信号と共に入力される。
【0104】色相検出回路88はRAM或はROM等の
ランダムアクセスの可能な記憶素子であり、本実施例で
は、ROMを用いてルックアップテーブルを構成してい
る。ROMには、予め図21に示すような平面の角度に
対応する値が記憶されており、入力される順位信号(m
ax−min)値、(mid−min)値により、色相
値が出力される。
【0105】出力された色相値は、次にウインドコンパ
レータ89,90に入力される。これらウインドコンパ
レータ89,90には、図示しないデータ入力手段によ
り本来パターン化したい色の色相値を入力し、その色に
合った色相値がCPU(色相指定手段)79によって所
望のオフセットを持たせウインドコンパレータ89,9
0にセットされる。一方のウインドコンパレータ89で
は、設定された値をa1とすると、入力される色相値に
対し、色相値<a1で「1」」が出力され、他方のウイ
ンドコンパレータ90では、設定された値をa2とする
と、色相値>a2で「1」が出力されるように構成され
ている。
【0106】よって、後段のANDゲート91により、
a1<色相値<a2 のとき、図9の色検出回路84から「1」が出力される
【0107】なお、ウインドコンパレータを複数組用い
た場合は、検出色も複数色になることはいうまでもない
【0108】次に、図9の色検出回路84により判定(
検出)された結果、出力される判定信号は、ANDゲー
ト91及びセレクタ92に入力される。ANDゲート9
1は、後述する図形パターン発生回路(図形パターン発
生手段)93から発生される各色に対応する図形パター
ン信号に対し、ゲート処理を行なっている。セレクタ9
2については後述する。
【0109】次に、図形パターン発生回路93及びアド
レス制御回路94について図22を参照して説明する。
【0110】図形パターン発生回路93は図形パターン
用ドットデータが記憶された図形パターン用RAM95
で構成されている。図形パターン用RAM95には、図
23に示すように上位、下位アドレスに対応するアドレ
スに、「1」,「0」のデータが書き込まれている。こ
のデータにより形成される図形パターンを図24に示す
【0111】図22に示すように、画素クロックVCL
K及び走査基準信号HSYNCに同期した主走査カウン
タ96、副走査カウンタ97で図形パターン用RAM9
5のアドレス信号を生成している。このアドレス信号は
図形パターン用RAM95に入力される。基準信号であ
るITOP,HSYNC,VCLKは図25に示すよう
なタイミング信号である。信号ITOPは画先を示す信
号であり、カラーCCDイメージセンサ45aが画像を
読み取る間、ローレベルとなる。
【0112】主走査カウンタ96は走査基準信号HSY
NCに同期し、画素クロックVCLKをカウントする。 また、副走査カウンタ97は、画先信号ITOPに同期
して走査基準信号HSYNCをカウントすることにより
、図形パターン用RAM95のアドレスを生成している
【0113】図9の色検出回路84による判定結果によ
り、図9のANDゲート91でゲート処理が行なわれた
図形パターン信号は、次に、乗算器98でmin(R,
G,B)の画像信号との乗算が行なわれる。min(R
,G,B)の画像信号は、色検出回路84で生成される
信号であり、入力される各色R,G,Bの色分解された
画像信号の中の最小値(最も暗い)を示す信号である。 これは輝度信号生成回路83で生成される輝度信号が色
によってその信号レベルが異なり、例えば、イエローの
色に対しては、その信号レベルが白に近づき、原稿の画
像データが欠落してしまうためである。
【0114】乗算器98で乗算された信号はセレクタ9
2へ入力される。このセレクタ92では、前述した輝度
信号Yが入力され、色検出回路84からの検出結果に基
づき、切り換えが行なわれる。
【0115】次いで、輝度信号を濃度信号に変換するL
OG(濃度)変換回路113へ入力された後プリンタ1
14へ出力される。
【0116】次に図形パターンの選択設定を行なうため
の操作部の構成を図26に示す。同図中、99は操作部
(図形パターン設定部)で、図形パターンの入力部10
0と、図形パターンの表示部101とからなる。図形パ
ターンの入力部100は、図形パターンの位置を指定す
る上、下、左、右位置指定キー100a,100b,1
00c,100d、図形パターンの有無を選択する選択
キー102、入力した図形パターンを所望の倍率で変倍
することにより図形パターンの大きさを変化させるため
の縮少、拡大変倍キー103a,103b、図形パター
ンを登録するためのパターン登録キー104、図形パタ
ーンに対応する色相を選択する色相キー105で構成さ
れている。
【0117】表示部101は、多数のドットで構成され
たLCD表示であり、入力図形パターン信号に基づき、
図形パターンを8×8の64ブロックに分割して作成表
示する第1表示部101aと、入力した図形パターンを
変倍する際に、変倍キー103a,103bにより設定
された倍率を表示する第2表示部101bと、入力して
いる図形パターンに対応する色相を表示する第3表示部
101cとを有している。
【0118】そして、図形パターンを入力する際は、色
相キー105と第3表示部101cにより入力する図形
パターンに対応する色相を選択し、第1表示部101a
に表示されている64ブロックのX0からX7を横方向
として、順番に縦方向のY0〜Y1までの各ブロックを
、上、下、左、右位置指定キー100a〜100dで選
択し、更に選択キー102により図形パターンの有無を
指定する。例えば、本実施例においては、図26の第1
表示部101aに表示されたように図形パターンの指定
を行なうと、同図に示すような斜線が交差する網目状の
図形パターンが入力されることになる。
【0119】上述のようにして、64ブロックの図形パ
ターンの有無の指定が終了すると、パターン登録キー1
04を操作することにより、指定した図形パターンは、
図9のROMとRAMとからなる入力パターンメモリ1
06に記憶され、更に、変倍キー103a,103bに
より設定した倍率に応じた係数を、図9のCPU107
により演算しながら図形パターン発生回路93の図22
に示す図形パターン用のRAM95に書き込まれる。こ
の際、RAM95に対するアドレスは、アドレスコント
ロール109に入力されるコントロール信号により、C
PUアドレス側に切り換えられ、入力した図形パターン
信号が図形パターン用RAM95に書き込まれる。この
RAM95への図形パターン信号の書き込みが終了する
と、アドレスはコントロール信号により図9のアドレス
制御回路110側に戻される。
【0120】このようにして、入力された図形パターン
信号は、上述したように画像上の色信号に対応した部分
に出力され、入力された任意の図形パターンが、設定し
た倍率に応じた大きさで付加された白黒画像としてプリ
ンタ113から出力されて、原稿の画像の色に対応する
図形パターンを付加した状態の白黒の形成画像が得られ
るものである。
【0121】この第4実施例においては、操作部99の
表示部101と入力部100のキー操作により図形パタ
ーンを入力するようにした例を示したが、これに限られ
ることなく、図27に示すようにエディター111と入
力ペン112により図形パターン設定手段を構成して、
図形パターンを入力することが可能である。エディター
111は、X−Y方向の位置を入力ペン112により操
作することにって、入力を行なうもので、この場合にお
いては、上述の第4実施例にも示したように、例えば、
64ブロックの図形パターンを入力ペン112により指
定し、指定した図形パターンに対応する色相を、下側の
色相を示すエリアより選択すれば、任意の図形パターン
を入力することが可能となる。
【0122】尚、情報発生手段としてリーダーを用いた
が、VTRのビデオ出力、或はコンピュータ出力をプリ
ントするための画像処理装置にも適用可能である。プリ
ンタとしても電子写真プリンタに限らずインクジェット
プリンタ、サーマルプリンタ等の種々のプリンタに適用
できる。又、プリンタに限らず他の出力装置としてCR
T、液晶等のモノクロモニタにも適用可能である。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の画像処理装置によれば、情報発生手段が発生したカラ
ー情報を基にオリジナルのカラー画像の色を検出し、そ
の色検出信号を基に、その色に対応する任意の図形パタ
ーンをパターン設定手段により設定することができるの
で、廉価な単色のプリンタを用いても、オリジナルのカ
ラー画像の画素の色の識別を容易且つ確実に行なえるモ
ノトーンの形成画像を得ることが可能である。
【0124】また、請求項2の画像処理装置によれば、
上述した請求項1と同様の効果に加えて、常に設定され
る図形パターンが表示部に表示されるので、図形パター
ンの設定に際して、その図形パターンのイメージを正確
に認識できる。
【0125】また、請求項3の画像処理装置によれば、
設定された図形パターンを弊倍手段により変倍して出力
できるので、上述した請求項1と同様の効果に加えて図
形パターンの大きさを状況に応じて任意に変えられて、
画像上の色信号の範囲に適切な図形パターン形状として
出力することが可能となり、所望の形成画像を得ること
ができる。
【0126】また、請求項4の画像処理装置によれば、
設定された図形パターンに対応する色の色相を選択指定
できるので、請求項1と同様の効果に加えて、原稿の色
が正確に認識し易い。
【0127】また、請求項5〜7の画像処理装置によれ
ば、請求項1と同様の効果に加えて図形パターンの設定
が容易である。
【0128】更に、請求項8の画像処理装置によれば、
請求項1と同様の効果に加えて、図形パターンの設定を
きめ細かく行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像処理装置の内部
構成を示す側面図である。
【図2】同装置の概略ブロック構成図である。
【図3】同装置の詳細ブロック構成図である。
【図4】同装置の操作部の平面図である。
【図5】同装置により画像形成される原稿の説明図であ
る。
【図6】図5の原稿を基に形成された形成画像の説明図
である。
【図7】本発明の第3実施例に係る画像処理装置の概略
ブロック構成図である。
【図8】同装置の詳細ブロック構成図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る画像処理装置の詳細
ブロック構成図である。
【図10】同装置のカラーCCDイメージセンサの構成
図である。
【図11】図9に示すCCD駆動パルスのタイミングの
一例を示すタイミングチャートである。
【図12】図9に示すCCDドライバーのブロック構成
図である。
【図13】図11に示す各部のタイミングの一例を示す
タイミングチャートである。
【図14】図9に示す黒補正/白補正回路における黒補
正回路のブロック構成図である。
【図15】同黒補正回路による黒補正の概念を示す図で
ある。
【図16】図9に示す黒補正/白補正回路における白補
正回路のブロック構成図である。
【図17】同白補正回路による白補正の概念を示す図で
ある。
【図18】白色板に対するデータの一例を示す図である
【図19】図9に示す黒補正/白補正回路における白補
正回路による白補正の手順を示すフローチャートである
【図20】図9に示す色検出回路のブロック構成図であ
る。
【図21】色認識を説明するための色相面を示す図であ
る。
【図22】図9に示すパターン発生回路とアドレス制御
回路のブロック構成図である。
【図23】図22に示すRAMに格納されるデータの一
例を示す図である。
【図24】図形パターンを示す図である。
【図25】基準信号のタイミングを示す図である。
【図26】図9に示す操作部の説明図である。
【図27】本発明の第5実施例を示すエディターの説明
図である。
【符号の説明】
9  リーダー(情報発生手段) 12  プリンタ(画像形成手段) 22  操作部(図形パターン設定手段)31  二値
化回路(変換手段) 33  合成回路(合成手段) 35  表示部 38  原稿 39  色検出回路 40  図形パターンジェネレータ(パターン発生手段
)44  コンピュータ(図形パターン設定手段)45
  リーダー(情報発生手段) 79  CPU(色相指定手段) 84  色検出回路(色検出手段) 93  図形パターン発生回路(図形パターン発生手段
)99  操作部(図形パターン設定手段)101  
表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オリジナルの画像情報とカラー情報と
    を発生する情報発生手段と、この情報発生手段が発生し
    たカラー情報を単色情報に変換する変換手段と、この変
    換手段により変換された単色情報を基に記録媒体上に単
    色で画像を形成する画像形成手段と、前記カラー情報を
    基に前記オリジナルの画像の各画素の色を検出する色検
    出手段と、この色検出手段が検出した色検出信号を基に
    その色に対応した図形パターンを発生する図形パターン
    発生手段と、この図形パターン発生手段が発生した図形
    パターン情報と前記変換手段により変換された単色情報
    とを合成して前記画像形成手段に出力する合成手段と、
    前記図形パターン発生手段が発生する図形パターンを所
    望の図形パターンに設定する図形パターン設定手段とか
    らなることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】  前記図形パターン設定手段により設定
    された図形パターンを表示する図形パターン表示部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】  前記図形パターン設定手段により設定
    された図形パターンを変倍して出力する変倍手段を設け
    たことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】  前記図形パターン設定手段により設定
    された図形パターンに対応する前記色検出手段により検
    出された色の色相を選択して指定する色相指定手段を設
    けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】  前記図形パターン設定手段は、画像処
    理装置の操作部の各種の操作信号を入力するキーの操作
    により図形パターンの設定を行なうことを特徴とする請
    求項1乃至3または4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】  前記図形パターン設定手段は、画像処
    理装置の原稿載置台上に所望の図形パターンの原稿を載
    置し、この原稿の図形パターンを原稿読取手段が読み取
    ることにより図形パターンの設定を行なうことを特徴と
    する請求項1乃至4または5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】  前記図形パターン設定手段は、画像処
    理装置の外部に設けられたコンピュータにより所望の図
    形パターンを作成して画像処理装置に伝送して図形パタ
    ーンの設定を行なうことを特徴とする請求項1乃至5ま
    たは6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】  前記図形パターン設定手段は、図形パ
    ターンの画素情報を各々の画素毎に指定して設定するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6または7記載の画像処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009065529A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Sharp Corp 画像形成装置、情報処理装置、及び画像形成方法

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